JP2017119488A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な構成として、連結タブを取付ブラケットに強固に連結可能な頭部保護エアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】エアバッグ30が、バッグ本体31と、取付ブラケット18と連結されるループ状の連結タブ45と、を備える。取付ブラケット18が、ボディ側に取り付けられる取付片部19と、取付片部19の下端から両側に張り出すように形成されてエアバッグ30と連結される連結片部23と、を備える。連結タブ45が、折返部46に、取付片部19を挿通させる挿通孔50を配設させるとともに、折返部46からバッグ本体31側に延びて連結片部23の表側と裏側とを覆う表側部位47と裏側部位48とを備える。連結タブ45をループ状に形成するループ用結合部51が、取付ブラケット18における取付片部19の挿通孔50からの抜けを防止可能な位置に、配設される。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両の車内側における上縁側に収納されるとともに内部に膨張用ガスを流入させて窓の車内側を覆うように膨張するエアバッグと、エアバッグの上縁側を窓の上縁側のボディ側に取り付ける取付ブラケットと、を備える構成の頭部保護エアバッグ装置に関する。
従来、頭部保護エアバッグ装置としては、エアバッグのバッグ本体の上縁から上方に突設される可撓性を有したループ状の連結タブを、取付ブラケットに連結させて、取付ブラケットをボディ側に取り付けることにより、エアバッグを窓の上縁側のボディ側に取り付ける構成のものがあった。具体的には、従来の頭部保護エアバッグ装置では、取付ブラケットが、ボディ側に取り付けられる取付片部と、取付片部の下側の領域に連結タブを挿通可能に開口して形成される挿通孔と、を備える構成とされており、この挿通孔に連結タブを挿通させることにより、取付ブラケットとエアバッグとを連結させる構成としていた(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の頭部保護エアバッグ装置では、バッグ本体の膨張時には、取付ブラケットにおける挿通孔周縁の部位で、連結タブを係止させる構成であった。
特開2009−292441公報
しかし、この従来の頭部保護エアバッグ装置では、取付片部の下方に配置される挿通孔に、連結タブを挿通させて取り付ける構成であることから、バッグ本体が内部に膨張用ガスを流入させて下方に突出するように展開膨張する際において、連結タブが下方に強く引っ張られる際に、挿通孔周縁において、中央付近の部位に、下方への大きな引張力が作用することとなり、取付ブラケットが、挿通孔を口開きさせるように、大きく変形してしまう場合があった。そして、このように取付ブラケットに大きな変形が生ずる場合、連結タブを介して取付ブラケットと連結されるバッグ本体も、位置ずれが生ずることとなり、膨張するバッグ本体によって窓の車内側を円滑に覆うことができない虞れが生じていた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、簡便な構成として、連結タブを取付ブラケットに強固に連結可能な頭部保護エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、車両の車内側における上縁側に収納されるとともに内部に膨張用ガスを流入させて窓の車内側を覆うように膨張するエアバッグと、エアバッグの上縁側を窓の上縁側のボディ側に取り付ける取付ブラケットと、を備えて構成され、
エアバッグが、バッグ本体と、バッグ本体の上縁から上方に突設されて、取付ブラケットと連結される可撓性を有したループ状の連結タブと、を備えて構成される頭部保護エアバッグ装置であって、
取付ブラケットが、固定手段を用いてボディ側に取り付けられる取付片部と、取付片部の下端から両側に張り出すように、取付片部より幅広に形成されて、エアバッグと連結される連結片部と、を備えて構成され、
連結タブが、
バッグ本体から離れた先端の折返部に、取付ブラケットの取付片部を挿通させる挿通孔を配設させるとともに、
折返部からバッグ本体側に延びて連結片部の表側と裏側とを覆う表側部位と裏側部位とを備えて構成され、
連結タブをループ状に形成する表側部位と裏側部位とのループ用合結合部が、連結タブ内に収納した連結片部を有した取付ブラケットにおける取付片部の挿通孔からの抜けを防止可能な位置に、配設されていることを特徴とする。
本発明の頭部保護エアバッグ装置では、バッグ本体の展開膨張時に、連結タブが、取付片部を挿通させる挿通孔周縁の部位で、取付片部の下端から両側に張り出している連結片部に支持される構成であることから、バッグ本体の展開膨張時に、連結タブが下方に強く引っ張られることとなっても、この引張力を、取付片部を間に挟むようにして、取付片部から両側に張り出している連結片部によって、分散して受けるような態様となり、引張力が一点に集中し難く、引張力を受けて取付ブラケットが変形することを抑制できる。また、この連結タブは、ループ状に形成する表側部位と裏側部位とのループ用結合部を、取付片部の挿通孔からの抜けを防止可能な位置に、配設させる構成とされていることから、連結タブに組み付けられた取付ブラケットは、連結タブから抜けるように外れず、取付ブラケットを円滑にボディ側に固定させたり、所定のケースに組み付けることができ、さらに、バッグ本体の膨張時に下方に強く引っ張られた後、反動で浮き上がることとなっても、連結タブが取付ブラケットから抜けて連結状態を解除されることも、的確に防止することができる。そのため、本発明の頭部保護エアバッグ装置では、取付ブラケットの変形や、連結タブの破損を抑制できて、バッグ本体を、窓の車内側を円滑に覆うように膨張させることができる。
したがって、本発明の頭部保護エアバッグ装置では、簡便な構成として、連結タブを取付ブラケットに強固に連結させることができる。
本発明の頭部保護エアバッグ装置において、連結タブのループ用結合部を、バッグ本体の上縁から離れた領域の表側部位と裏側部位との位置に、配置させる構成とすれば、連結タブにおけるループ用結合部から先端側のループ状の領域の長さ寸法を設定しやすく、取付ブラケットの連結タブからの抜けを確実に防止することができ、また、ループ用結合部を形成することにより、予め、取付ブラケットを連結タブに連結させておくことができて、連結タブを利用してバッグ本体に取付ブラケットを連結させる際の取付作業性が良好であり、好ましい。また、連結タブ自体のバッグ本体からの突出量が小さい場合には、ループ用結合部を、バッグ本体の領域内の表側部位と裏側部位との位置に、配置させる構成としてもよい。
さらに、上記構成の頭部保護エアバッグ装置において、ループ用結合部を、取付ブラケットにおける取付片部からの連結片部の張出方向に沿った線状の縫合部から、形成してもよく、また、連結片部の張出方向と直交する線状の縫合部を並設させて、形成してもよい。
本発明の一実施形態である頭部保護エアバッグ装置を車内側から見た概略正面図である。 図1のII−II部位の断面図である。 実施形態の頭部保護エアバッグ装置において、取付片部のインナパネルへの取付状態を示す前後方向に沿った部分拡大横断面図と、取付片部における係止爪部の部位を示す部分拡大縦断面図である。 実施形態の頭部保護エアバッグ装置で使用するエアバッグを平らに展開した状態を示す正面図である。 図4のエアバッグにおいて、取付ブラケットを連結させた連結タブの部位を示す部分拡大正面図である。 図4のエアバッグにおいて、取付ブラケットを連結させた連結タブの部位を示す部分拡大断面図である。 実施形態の頭部保護エアバッグ装置で使用する取付ブラケットの斜視図である。 図7の取付ブラケットの縦断面図である。 図4のエアバッグにおける連結タブを構成する連結タブ用基材を平らに展開した状態の平面図である。 図9の連結タブ用基材を使用して連結タブを形成する過程を示す概略図である。 実施形態の頭部保護エアバッグ装置で使用するケースの概略部分拡大斜視図である。 図11に示すケースの平面図であり、このケースに取付ブラケットを取り付ける状態を説明する図である。 図12のXIII−XIII部位の断面図である。 図12のXIV−XIV部位の断面図である。 本発明の他の形態である連結タブの部分拡大正面図である。 本発明のさらに他の形態である連結タブの部分拡大正面図である。 本発明の他の形態である取付ブラケットの斜視図である。 図17の取付ブラケットの縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態では、特に断らない限り、上下,前後の方向を、車両搭載時における車両Vの上下,前後の方向と一致させて、説明する。
実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mは、図1に示すように、2つの窓(サイドウィンド)W1,W2を有した二列シートタイプの車両Vに搭載されている。実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mは、図1に示すように、エアバッグ30と、エアバッグ30に膨張用ガスを供給するインフレーター12と、インフレーター12をボディ1側に取り付ける取付ブラケット14と、エアバッグ30をボディ1側に取り付ける取付ブラケット18と、折り畳まれたエアバッグ30を収納するケース60と、を備えて構成されている。エアバッグ30は、図1に示すように、車両Vの車内側における窓W1,W2の上縁側において、フロントピラー部FPの下縁側から、ルーフサイドレール部RRの下縁側を経て、リヤピラー部RPの上方の領域まで、折り畳まれて収納されている。また、折り畳まれたエアバッグ30、インフレーター12、及び、ケース60は、車両Vへの搭載時に、車内側Iをエアバッグカバー9に覆われて収納されている(図1,2参照)。エアバッグカバー9は、実施形態の場合、フロントピラー部FPの車内側を覆うフロントピラーガーニッシュ4の下縁と、ルーフサイドレール部RRの車内側を覆うルーフヘッドライニング5の下縁と、から構成されている。フロントピラーガーニッシュ4とルーフヘッドライニング5とは、合成樹脂製として、フロントピラー部FPとルーフサイドレール部RRとにおいて、それぞれ、ボディ(車体)1側のインナパネル2における車内側Iに、取付固定されている。また、エアバッグカバー9は、折り畳まれて収納されるエアバッグ30の車内側Iを覆って、展開膨張時のエアバッグ30を車内側下方へ突出可能とするために、エアバッグ30に押されて車内側Iに開き可能に、構成されている。
インフレーター12は、エアバッグ30に膨張用ガスを供給するもので、図1に示すように、略円柱状のシリンダタイプとして、先端側に、膨張用ガスを吐出可能な図示しないガス吐出口を、配設させている。インフレーター12は、ガス吐出口付近を含めた先端側を、エアバッグ30の後述する接続口部35に挿入させ、接続口部35の外周側に配置されるクランプ13を用いて、エアバッグ30に対して連結されている。また、インフレーター12は、インフレーター12を保持する取付ブラケット14と、取付ブラケット14をボディ1側のインナパネル2に固定するためのボルト15と、を利用して、インナパネル2においてリヤピラー部RPの上方となる位置に、取り付けられている(図1参照)。
取付ブラケット18は、図1〜3に示すように、エアバッグ30(バッグ本体31)の上縁31a側を窓W1,W2の上縁側のボディ1側に取り付けるための部材であり、図7,8に示すように、板金製の1枚のプレートを曲げ加工して形成されるもので、ボディ1側に取り付けられる取付片部19と、取付片部19の下端19a側に配置される連結片部23と、を備える構成とされている。
取付片部19は、ボディ1側のインナパネル2に取り付けられるもので、図2,3に示すように、インナパネル2に沿うように形成されて、固定手段としてのボルト25を挿通可能な挿通孔20を備える構成とされている。また、取付片部19の前後両縁側には、図3に示すように、取付片部19のインナパネル2への取付時に、インナパネル2に形成される係止孔2bの周縁に係止されて仮止め可能な係止爪部21が、インナパネル2側となる車外側Oに突出しつつ上方に突出するように、形成されている(図7,8参照)。
連結片部23は、取付片部19の下端19aから前後両側に張り出すように、取付片部19より幅広に形成されるもので、実施形態の場合、連結片部23は、図7,8に示すように、取付片部19の下端側から前後両側に張り出しつつ、車内側Iに向かって突出するように、取付片部19に対して略直交して形成されている。この連結片部23は、エアバッグ30の後述する連結タブを連結させるもので、図5に示すように、前後方向側の幅寸法L1を、取付片部19の前後方向側の幅寸法L2の5/2程度に設定されている。また、連結片部23は、図8に示すように、車内外方向側の幅寸法L3を、取付片部19の上下方向側の高さ寸法H1の3/5程度に、設定されている。また、実施形態では、連結片部23において、前後方向の中央から前後に離れた前後両端側の位置に、略楕円形状に開口した2つの開口23a,23aが、形成されている(図7参照)。これらの開口23a,23aは、図12のB及び図14に示すように、折り畳まれたエアバッグ30(折り完了体66)を収納させるケース60に形成される突起部62を挿通させるためのものである。
この取付ブラケット18は、エアバッグ30におけるバッグ本体31の上縁31a側から突出するように形成されるループ状の連結タブ45の折返部46に形成される挿通孔50から取付片部19を突出させ、連結タブ45から連結片部23の前端側部位23bと後端側部位23cとを突出させるようにして、連結タブ45を連結させた状態で、取付片部19を、係止爪部21をインナパネル2に形成される係止孔2b周縁に係止させるようにして、インナパネル2の所定位置に仮固定し、固定手段としてのボルト25を、取付片部19に形成される挿通孔20に挿通させつつ、インナパネル2に固着されているナット2aに締結させて、取付片部19をインナパネル2に取り付けることにより、エアバッグ30(バッグ本体31)の上縁31a側を窓W1,W2の上縁側のボディ1側に取り付けることとなる(図2,3参照)。
エアバッグ30は、図4〜6に示すように、バッグ本体31と、バッグ本体31の上縁31aから上方に突設されて取付ブラケット18と連結される連結タブ45と、を備える構成とされている。
バッグ本体31は、図1の二点鎖線に示すように、インフレーター12からの膨張用ガスを内部に流入させて、折り畳み状態から展開して、窓W1,W2や、センターピラー部CP及びリヤピラー部RPの中間ピラーガーニッシュ7,リヤピラーガーニッシュ8の車内側を覆うように、展開膨張する構成とされている。バッグ本体31は、図4に示すように、膨張用ガスGを流入させて車内側壁部32aと車外側壁部32bとを離すように膨張するガス流入部32と、車内側壁部32a,車外側壁部32b相互を結合させるように形成されて膨張用ガスを流入させない非流入部37と、を備えている。ガス流入部32は、実施形態の場合、保護膨張部33と、保護膨張部33に膨張用ガスを流入させるガス案内流路34と、接続口部35とを備え、非流入部37は、周縁部38、板状部39、及び、閉じ部40を備える構成とされている。
ガス流入部32の保護膨張部33は、図4に示すように、エアバッグ30の膨張完了時に、前席の側方の窓W1を覆う前保護部33aと、後席の側方の窓W2を覆う後保護部33bと、を備えている。ガス案内流路34は、バッグ本体31の上縁31a側において、前後方向に略沿って延びるように配設されるもので、インフレーター12から吐出される膨張用ガスGを、ガス案内流路34の下方に配置される保護膨張部33(前保護部33a,後保護部33b)に、案内するように構成されている。接続口部35は、実施形態の場合、ガス案内流路34の後端側において、バッグ本体31から後方に突出するように形成されるもので、インフレーター12を接続可能に、後端側を開口させて構成されている。前保護部33aと後保護部33bとは、エアバッグ30の膨張完了時に、平らに展開した状態からの前後方向側の幅寸法を狭められ、また、厚さを規制されて前後方向に延びる板形状を維持できるように、内部領域に、閉じ部40を配置させている。
非流入部37における周縁部38は、ガス流入部32の外周縁を、接続口部35の後端側を除いて全域にわたって囲むように形成されている。板状部39は、前保護部33aと後保護部33bとの間に配置されるもので、略長方形板状とされている。
実施形態の場合、バッグ本体31は、ポリアミド糸やポリエステル糸等を使用した袋織りによって形成されており、連結タブ45は、バッグ本体31と別体として、構成されている。また、バッグ本体31は、前端から前方に延びて前端側をボディ1側に取り付けられる連結ベルト42を、備える構成とされており、この連結ベルト42も、実施形態の場合、バッグ本体31と別体として、構成されている。連結ベルト42は、実施形態の場合、バッグ本体31の前端側において、平らに展開した状態の上下の中央よりやや上方となる位置から、前方に延びるように配置されるもので、前端側を、所定の取付部材を利用して、フロントピラー部FPの部位におけるインナパネル2に、取付固定される構成である。
連結タブ45は、バッグ本体31の上縁31a側を車両Vのボディ1側のインナパネル2に取り付けるための部位であり、図4〜6に示すように、バッグ本体31の上縁31aから突設されるようにして、前後方向に沿った複数箇所に、配置されている。実施形態の場合、連結タブ45は、4箇所に配置されている。各連結タブ45は、可撓性を有したループ状として形成されるもので、実施形態の場合、詳細に後述するが、ポリアミド糸やポリエステル糸等の織布からなる基材を多重に折り重ねて、形成されている。なお、図6においては、基材を重ねられた状態を省略して図示している。連結タブ45は、外形形状を略帯状としたシート体の長手方向の両端側を、バッグ本体31に結合させることにより、前後方向側を開口させたループ状とされるもので、バッグ本体31から離れた先端(上端)の折返部46と、折返部46からバッグ本体31側に延びて取付ブラケット18における連結片部23の表側と裏側とを覆う表側部位47と裏側部位48と、を備えている。実施形態では、図5,6に示すように、連結片部23の上側面(車内側面)を覆う部位を、表側部位47とし、連結片部23の下側面(車外側面)を覆う部位を、裏側部位48としている。連結タブ45における折返部46の前後方向の中央には、取付ブラケット18の取付片部19を挿通させる挿通孔50が、配設されている。挿通孔50は、実施形態の場合、前後方向に沿って略長円状の開口を形成して構成されるもので(図10のB参照)、長さ寸法(長手方向側の幅寸法)L4と、短手方向側の幅寸法L8と、を、それぞれ、係止爪部21を含めて取付片部19全体を挿通可能な大きさに、設定されている。連結タブ45は、幅寸法L5(図10のB参照)を、取付ブラケット18における取付片部19の前後方向側の幅寸法L2より大きくして、実施形態の場合、連結片部23の前後方向側の幅寸法L1より小さく設定されている。実施形態の場合、連結タブ45の幅寸法L5は、取付片部19の前後方向側の幅寸法L2の5/3程度として、かつ、連結片部23の前後方向側の幅寸法L1の7/10程度に設定されている。実施形態の場合、連結タブ45は、図7,12に示すように、連結片部23に形成される開口23aを半分程度覆い、半分程度露出させるように、構成されている。
実施形態の場合、連結タブ45は、表側部位47と裏側部位48とを、元部側(下端47a,48a側)でバッグ本体31に結合されるとともに、このバッグ本体31に結合されるバッグ本体側結合部52とは別に、ループ用結合部51の部位で相互に結合させることにより、このループ用結合部51より先端側の部位でループ状とされている。ループ用結合部51は、連結タブ45内に連結片部23を収納させた状態で、取付片部19の挿通孔50からの抜けを防止可能な位置に、配設される構成である。実施形態の場合、ループ用結合部51は、バッグ本体31の上縁31aから離れた領域の表側部位47と裏側部位48との位置であって、詳細には、取付ブラケットを収納させずに連結タブ45を平らに展開した状態で、連結タブ45の上下の略中央より上方となる位置に、形成されている(図10のC参照)。具体的には、平らに展開した状態の連結タブ45において、ループ用結合部51から挿通孔50までの長さ寸法L6(図10のC参照)は、取付ブラケット18における取付片部19の上下方向側の幅寸法H1と連結片部23の車内外方向側の幅寸法L3との和より、小さく設定する必要があり、実施形態では、この長さ寸法L6は、連結片部23の車内外方向側の幅寸法L3より2〜5mm程度大きな寸法に、設定されている。ループ用結合部51は、実施形態の場合、図5に示すように、連結片部23の張出方向(前後方向)に沿った線状として、連結タブ45の前後の略全域にわたって、形成されている。このループ用結合部51は、挿通孔50から取付片部19を突出させるように、連結タブ45内に連結片部23を収納させた状態で、表側部位47と裏側部位48とを、縫合糸を用いて縫着させることにより、形成される。
実施形態の場合、連結タブ45は、図9に示すような連結タブ用基材55を、折り返して、形成される。連結タブ用基材55は、連結タブ構成片56を、長手方向側で2枚並設させ、短手方向側で3枚並設させるようにして、計6枚分並設させた構成とされるもので、短手方向側の中央に配置される2枚を、長手方向側の幅寸法を短くして構成されている。この中央側に配置される連結タブ構成片56Cは、バッグ本体31側に結合される部位(表側部位47,裏側部位48における下端側の部位)を、切り欠かれるようにして、残りの連結タブ構成片56よりも短く構成されるもので、バッグ本体側結合部52の領域が必要以上に厚くなることを抑制するために、切り欠かれている。そして、実施形態では、この連結タブ用基材55を、まず、図10のAに示すように、中央側の連結タブ構成片56Cを間に挟むように、短手方向側で重ねるように三つ折りし、さらに、この三つ折りした基材を、図10のBに示すように、長手方向側で重ねるように二つ折りすれば、6枚重ね状(表側部位47と裏側部位48とにおいてそれぞれ六枚重ね状)の連結タブ45を、形成することができる。
折り畳まれたエアバッグ30(折り完了体66)を収納させるケース60は、図2に示すように、折り完了体66を収納可能な断面略逆U字形状として、前後方向に延びた長尺状に形成されている。実施形態の場合、ケース60としては、図1に示すように、前保護部33aの部位を収納するケース60Fと、後保護部33bの部位を収納するケース60Rと、の二つが使用されている。
各ケース60(60F,60R)は、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から形成されるもので、折り完了体66の車外側Oから上面側にかけてを覆うように構成されている。各ケース60(60F,60R)において、連結タブ45の配置部位には、図11〜13に示すように、折り完了体66から突出している連結タブ45を挿通させるために部分的に車外側の部位を切り欠くようにして、切欠凹部61が、形成されている。この切欠凹部61は、ケース60における車外側下端側から上面側にかけて、形成されるもので、前後方向側の開口幅寸法L7(図12参照)を、連結タブ45を挿通可能として、かつ、取付ブラケット18における連結片部23の前後方向側の幅寸法L1より小さくするように、構成されている。ケース60において、切欠凹部61の前後両縁側における上面側の部位には、折り完了体66を収納させた状態で、連結片部23に形成される開口23a,23aに挿通される突起部62が、上方に突出するように、形成されている(図11〜14参照)。また、ケース60において、突起部62における前後方向の端縁側には、折り完了体66を収納させた状態で連結片部23の前後両端側の部位である前端側部位23bと後端側部位23cとの上面側を押え可能な押え片部63が、配設されている。この押え片部63は、ケース60の上面側との間に、連結片部23を挿入可能な隙間を設けるようにして、配置されるもので、実施形態の場合、前後方向の端縁側と車内側の端縁側とを、ケース60から連ならせるようにして、形成されている。そして、連結片部23の前端側部位23bと後端側部位23cとは、押え片部63とケース60の上面側との間の隙間に、車外側から差し込まれるようにして、挿入されることとなる。折り完了体66のケース60への収納時に、連結タブ45は、取付ブラケット18における取付片部19を上方に突出させるように、切欠凹部61に挿通されて配置されることとなり、このとき、取付ブラケット18における連結片部23が、開口23aに突起部62を挿通させた状態で、前端側部位23bと後端側部位23cとの上面側を、押え片部63に押えらられることとなる。実施形態では、連結片部23の前端側部位23bと後端側部位23cとの上面側を押え片部63によって押えることによって、突起部62の開口23aへの挿入状態を維持させることができ、このようにして、折り完了体66から突出している取付ブラケット18をケース60に仮止めしている。また、実施形態では、ケース60は、図示しない所定箇所を、ボディ1側のインナパネル2に取り付けられる構成とされている。
次に、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載について説明をする。なお、連結タブ45は、取付ブラケット18の取付片部19を挿通孔50から突出させた状態で、表側部位47と裏側部位48とを、ループ用結合部51を形成するように、縫合糸を用いて縫着させておく。まず、バッグ本体31を、車内側壁部32aと車外側壁部32bとを重ねるように平らに展開した状態から、下縁31b側を上縁31a側に接近させるように、折り畳み、前後方向に沿うような長尺状の折り完了体66を、形成する。具体的には、実施形態では、バッグ本体31において、上縁31a側の領域であるガス案内流路34の部位を、前後方向に沿った複数の折目を付けて蛇腹折りするとともに、ガス案内流路34より下方となる保護膨張部33の部位を、下縁31b側を車外側に向かって巻くようにロール折りして、バッグ本体31を折り畳んでいる(図2参照)。折り完了体66の形成後には、破断可能な図示しない折り崩れ防止用のラッピング材により、折り完了体66の周囲の所定箇所をくるんでおく。
次いで、折り完了体66の上面側に露出しているバッグ本体31の上縁31a側に、取付ブラケット18を連結させた状態の連結タブ45を、バッグ本体側結合部52を形成するように、縫合糸を用いて縫着させる。その後、折り完了体66をケース60(60F,60R)に収納させ、取付ブラケット14を取付済みのインフレーター12を、クランプ13を利用して、エアバッグ30の接続口部35と接続させれば、エアバッグ組付体を形成することができる。なお、実施形態では、バッグ本体31の折り畳み完了後に、取付ブラケット18を連結させた連結タブ45を縫着させているが、取付ブラケット18を連結させた連結タブ45は、バッグ本体31の折り畳み前に、バッグ本体31に縫着させ、その後、バッグ本体31を折り畳んでもよい。
次いで、取付ブラケット14,18を、ボディ1側のインナパネル2の所定位置に配置させて、ボルト15,25止めし、所定のインフレーター作動用の制御装置から延びる図示しないリード線を、インフレーター12に結線し、フロントピラーガーニッシュ4やルーフヘッドライニング5をボディ1側のインナパネル2に取り付け、さらに、ピラーガーニッシュ6,7をボディ1側のインナパネル2に取り付ければ、頭部保護エアバッグ装置Mを車両Vに搭載することができる。
頭部保護エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載後、制御装置からの作動信号を受けてインフレーター12が作動されれば、インフレーター12から吐出される膨張用ガスがバッグ本体31内に流入して、膨張するバッグ本体31が、図示しないラッピング材を破断させつつ、エアバッグカバー9を押し開いて、下方へ突出しつつ展開し、図1の二点鎖線に示すように、窓W1,W2やセンターピラー部CP及びリヤピラー部RPの車内側を覆うように、膨張を完了させることとなる。
そして、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、バッグ本体31の展開膨張時に、連結タブ45が、取付ブラケット18の取付片部19を挿通させる挿通孔50周縁の部位で、取付片部19の下端から前後両側に張り出している連結片部23に支持される構成であることから、バッグ本体31の展開膨張時に、連結タブ45が下方に強く引っ張られることとなっても、この引張力を、取付片部19を間に挟むようにして、取付片部19から前方と後方との両側に張り出している連結片部23によって、分散して受けるような態様となり、引張力が一点に集中し難く、引張力を受けて取付ブラケットが変形することを抑制できる。また、この連結タブ34は、ループ状に形成する表側部位47と裏側部位48とのループ用結合部51を、取付片部19の挿通孔50からの抜けを防止可能な位置に、配設させる構成とされていることから、連結タブ45に組み付けられた取付ブラケット18は、連結タブ45から抜けるように外れず、取付ブラケット18を円滑にボディ1側に固定させたり、ケース60に組み付けることができ、さらに、バッグ本体31の膨張時に下方に強く引っ張られた後、反動で浮き上がることとなっても、連結タブ45が取付ブラケット18から抜けて連結状態を解除されることも、的確に防止することができる。そのため、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、取付ブラケット18の変形や、連結タブ45の破損を抑制できて、バッグ本体31を、窓W1,W2の車内側を円滑に覆うように膨張させることができる。
したがって、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、簡便な構成として、連結タブ45を取付ブラケット18に強固に連結させることができる。
また、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、連結タブ45に挿通孔50を形成し、この挿通孔50に取付片部19を挿通させることにより、連結タブ45と取付ブラケット18とを連結させる構成であり、従来の頭部保護エアバッグ装置のごとく、取付ブラケットに形成される挿通孔に連結タブを挿通させる構成ではない。そのため、実施形態のごとく、連結タブ45を、基材を多数重ねるように構成しても、取付ブラケット18と支障なく連結させることができ、また、多数枚重ねて構成することにより、強度を向上させることができて、連結タブ45がバッグ本体31の膨張時に破損することを、的確に防止することができる。
また、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、連結タブ45は、ループ用結合部51を、バッグ本体31の上縁31aから離れた領域の表側部位47と裏側部位48との位置に、配置させている。換言すれば、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、連結タブ45は、表側部位47と裏側部位48との下端47a,48aをバッグ本体31の上縁31a側に連結させるバッグ本体側結合部52とは別に、表側部位47と裏側部位48とを結合させるループ用結合部51を設ける構成としていることから、ループ用結合部51を形成することにより、予め、取付ブラケット18を連結タブ45に連結させておくことができ、連結タブ45を利用してバッグ本体31に取付ブラケット18を連結させる際の取扱作業性が良好である。また、このようにループ用結合部51を、バッグ本体31の上縁31aから離れた領域の表側部位47と裏側部位48との位置に、配置させる構成とすれば、連結タブ45におけるループ用結合部51から先端側のループ状の領域の長さ寸法を設定しやすく、取付ブラケット18の連結タブ45からの抜けを確実に防止することができる。なお、このような点を考慮せず、また、連結タブ自体のバッグ本体からの突出量が小さい場合には、図15に示すように、連結タブ45Aとして、ループ用結合部51Aを、バッグ本体用結合部と共用として、バッグ本体31の領域内の表側部位47Aと裏側部位48Aとの位置に、配置させる構成のものを使用してもよい。この図15に示す連結タブ45Aは、バッグ本体31からの突出量が小さく、換言すれば、長さ寸法が小さいことから、ループ用結合部51Aの部位で、直接バッグ本体31側に結合させる構成としても、取付片部19の挿通孔50Aからの抜けを防止することができる。
さらに、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、ループ用結合部51は、取付ブラケット18における取付片部19からの連結片部23の張出方向(前後方向)に沿った線状の縫合部から、形成されている。なお、ループ用結合部の形状は実施形態に限られるものではなく、図16に示す連結タブ45Bのように、ループ用結合部51B,51Bを、連結片部23の張出方向と直交するように上下方向に略沿った線状の縫合部を前後方向側で並設させて、形成してもよい。
また、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、取付ブラケット18における連結片部23は、取付片部19に対して略直交して、車内側に突出するように配置されているが、取付ブラケットの外形形状は、実施形態に限られるものではない。例えば、図17,18に示す取付ブラケット18Cのように、取付片部19の下端19aから前後両側に張り出すように取付片部19より幅広に形成される連結片部23Cを、取付片部19から車内側にオフセットして下方に延ばすように、配設させてもよい。なお、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mにおいて使用される取付ブラケット18は、車両搭載時おいてに、折り完了体66の上側に連結片部23を配置させる構成であることから、上下方向側に幅広の収納スペースを確保しやすいタイプの車両に搭載しやすく、図17,18に示す取付ブラケット18Cは、車両搭載時において、折り完了体の車外側に連結片部23Cを配置させる構成であることから、車内外方向側に幅広の収納スペースを確保し易いタイプの車両に搭載しやすい。
1…ボディ、2…インナパネル、12…インフレーター、18…取付ブラケット、19…取付片部、19a…下端、20…挿通孔、23…連結片部、25…ボルト(固定手段)、30…エアバッグ、31…バッグ本体、31a…上縁、45,45A,45B…連結タブ、46,46A…折返部、47,47A…表側部位、48,48A…裏側部位、50…挿通孔、51,51A,51B…ループ用結合部、52…バッグ本体用結合部、W1,W2…窓、V…車両、M…頭部保護エアバッグ装置。

Claims (5)

  1. 車両の車内側における上縁側に収納されるとともに内部に膨張用ガスを流入させて窓の車内側を覆うように膨張するエアバッグと、該エアバッグの上縁側を前記窓の上縁側のボディ側に取り付ける取付ブラケットと、を備えて構成され、
    前記エアバッグが、バッグ本体と、該バッグ本体の上縁から上方に突設されて、前記取付ブラケットと連結される可撓性を有したループ状の連結タブと、を備えて構成される頭部保護エアバッグ装置であって、
    前記取付ブラケットが、固定手段を用いて前記ボディ側に取り付けられる取付片部と、該取付片部の下端から両側に張り出すように、前記取付片部より幅広に形成されて、前記エアバッグと連結される連結片部と、を備えて構成され、
    前記連結タブが、
    前記バッグ本体から離れた先端の折返部に、前記取付ブラケットの前記取付片部を挿通させる挿通孔を配設させるとともに、
    前記折返部から前記バッグ本体側に延びて前記連結片部の表側と裏側とを覆う表側部位と裏側部位とを備えて構成され、
    前記連結タブをループ状に形成する前記表側部位と前記裏側部位とのループ用結合部が、前記連結タブ内に収納した前記連結片部を有した前記取付ブラケットにおける前記取付片部の前記挿通孔からの抜けを防止可能な位置に、配設されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  2. 前記連結タブの前記ループ用結合部が、前記バッグ本体の上縁から離れた領域の前記表側部位と前記裏側部位との位置に、配置されていることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  3. 前記連結タブの前記ループ用結合部が、前記表側部位と前記裏側部位とを前記バッグ本体に結合可能な位置として、前記バッグ本体の領域内の前記表側部位と前記表側部位との位置に、配置されていることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  4. 前記連結タブの前記ループ用結合部が、前記取付ブラケットにおける前記取付片部からの前記連結片部の張出方向に沿った線状の縫合部から、形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  5. 前記連結タブの前記ループ用結合部が、前記取付ブラケットにおける前記取付片部からの前記連結片部の張出方向と直交する線状の縫合部を並設させて、形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の頭部保護エアバッグ装置。
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