JP5566855B2 - カーテンエアバッグモジュール、カーテンエアバッグ装置、及びカーテンエアバッグモジュールの組み立て方法 - Google Patents

カーテンエアバッグモジュール、カーテンエアバッグ装置、及びカーテンエアバッグモジュールの組み立て方法 Download PDF

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Description

本発明は、カーテンエアバッグとこのカーテンエアバッグを車体に取り付けるブラケットとを有するカーテンエアバッグモジュール、及び、このカーテンエアバッグモジュールを用いたカーテンエアバッグ装置、並びにカーテンエアバッグモジュールの組み立て方法に関する。
従来より、自動車等の車両の衝突時にガスを導入して膨張展開するエアバッグの1つとして、車体の側方に沿ってカーテン状に展開するいわゆるカーテンエアバッグが知られている。このカーテンエアバッグは、通常時は車体の室内の天井部と側面部との交叉隅部に沿って細長く折り畳んで収納されており、側突等により側方からの衝撃を受けた際には内部にガスが導入され、車体の側方に沿って下方に膨張展開するようになっている。
一般に、このカーテンエアバッグは、車両の車体へ取り付けるために、カーテン状に展開するカーテンエアバッグ本体の縁部(展開時の上端部)に、複数個のタブが所定間隔で設けられている。これらのタブは、カーテンエアバッグ本体を構成する袋体と同一の基布により舌片状に構成されている。元来、このタブを、車体取り付けボルトによって直接車体に取り付けていたが、近年、取り付け作業性の向上等の観点から、上記タブに金属製のブラケットを介在させつつ車体に取り付ける構造が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術では、ブラケット下部の車室側にカーテンエアバッグ本体を密着させるとともに、カーテンエアバッグ本体から突出した上記タブ(取り付け片部)を、ブラケットに設けた貫通孔からブラケットの反対側(すなわち車体側)へと延び出させる。その後、延び出させたタブの先端部をブラケットの上端部から手前側(車室側)に再び乗り越えさせ、当該タブの先端部に設けた貫通孔(引掛孔部)をブラケット上端部に設けた爪部(引掛)に係止させる。この係止状態で、ブラケットと車体との間に上記タブを挟み込み、その挟み込んだ状態で車体取り付けボルトによりブラケットが車体へと固定される。ブラケットと車体との間に挟み込まれる形でタブが車体取り付けボルトにより車体へ固定され、これによってカーテンエアバッグ全体が車体へと取り付けられる。
特開2005−104234号公報
上記従来技術では、カーテンエアバッグのタブが直接車体に固定される。この際、タブはカーテンエアバッグ本体と同じ素材で構成されることから、固定後、時間の経過と共にタブの厚みが薄くなったりする等によって固定が弛む可能性がある。したがって、この弛みが生じないようにするためには、固定時において何らかの工夫を施すか、固定後の品質管理を精密に行う必要があり、煩雑である。
本発明の目的は、エアバッグ本体を十分に高い強度で車体側に固定できる、カーテンエアバッグモジュール、及びこれを用いたエアバッグ装置、並びに上記カーテンエアバッグモジュールの組み立て方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、折り畳まれて展開可能に保持されるカーテンエアバッグ本体、及び、前記折り畳み状態の前記カーテンエアバッグ本体の長手方向と略直交する方向へ当該カーテンエアバッグ本体から突出して設けられる複数の固定用タブ、を備えたカーテンエアバッグと、締結具によって車体に取り付けられるブラケットと、を有するカーテンエアバッグモジュールであって、前記ブラケットは、前記折り畳み状態のカーテンエアバッグ本体を密着し支持する支持面、及び、前記支持面に設けた挿入口、を備えたバッグ支持部と、前記バッグ支持部の支持面に対し交差する向きで前記当該バッグ支持部から突出するように設けられ、前記車体への取り付けに用いられる取り付け部と、を備えており、前記固定用タブは、前記突出方向に沿った基端部に位置する第1係止孔と、前記突出方向に沿った先端部に位置する第2係止孔とを備え、前記固定用タブは、前記第1係止孔に前記取り付け部が通されることにより当該取り付け部に対し一次係止された後、前記先端部が前記挿入口に通されて折り返され、さらに前記第1係止孔を通し済みの前記取り付け部が前記第2係止孔に通されることにより当該取り付け部に対し二次係止されていることを特徴とする。
本願第1発明のカーテンエアバッグモジュールは、カーテンエアバッグ本体と、ブラケットとを有している。カーテンエアバッグ本体には複数の固定用タブが突出して設けられ、各固定用タブは基端部の第1係止孔と先端部の第2係止孔とを備えている。ブラケットは、バッグ支持部と取り付け部とを備え、バッグ支持部の支持面に挿入口が設けられている。そして、このような構成により、固定用タブはブラケットの取り付け部に対し、一次係止及び二次係止の2段階の係止によって係止されている。すなわちまず、固定用タブの第1係止孔にブラケットの取り付け部が通されることにより、当該取り付け部に対し一次係止されている。その後、固定用タブの先端部が挿入口に通され、折り返される。そして、第1係止孔を既に通し済みのブラケットの取り付け部が、固定用タブの基端部の第2係止孔に通され、これによって固定用タブが取り付け部に対し二次係止されている。
このように、固定用タブをボルト等を用いずにブラケットに固定するあたり、一次係止と二次係止との2段階にてブラケットに対し係止を行い、かつその途中で固定用タブの挿入口への挿入及び折り返しによってもブラケットへの係合が図られる。これにより、仮に2つの係止のうちいずれか一方の係止が緩んだり弛んだりしたとしても、残りの係止や上記係合によってこれを十分に補うことができる。したがって、エアバッグ本体がブラケットに対し強固に固定されるので、カーテンエアバッグのタブが直接車体に固定される従来構造と異なり、ブラケットを介しエアバッグ本体を十分に高い強度で車体側に固定することができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記折り畳まれたエアバッグを束ねて展開可能に保持する、破断可能な保持材を有し、前記保持材は、前記バッグ支持部のうち前記挿入口の両側部分において、前記支持面に密着した状態の前記カーテンエアバッグ本体と当該バッグ支持部とをそれぞれ拘束する環状部材であることを特徴とする。
これにより、上記のようにしてブラケット側に固定用タブを高い強度で固定するのみならず、折り畳み状態のカーテンエアバッグ本体も、ブラケット側に堅固に固定することができる。
上記目的を達成するために、第3発明のカーテンエアバッグ装置は、上記第1又は第2発明のカーテンエアバッグモジュールと、前記カーテンエアバッグ本体を膨張展開させるための圧力流体を供給するインフレータと、を有することを特徴とする。
これにより、上記カーテンエアバッグモジュールに組み込まれたカーテンエアバッグ本体に対しインフレータから圧力流体を供給し、膨張展開させることができる。
上記目的を達成するために、第4発明は、折り畳まれたカーテンエアバッグ本体から突出して設けられ基端部に第1係止孔を備え先端部に第2係止孔を備えた固定用タブを、前記折り畳み状態のカーテンエアバッグ本体を支持するバッグ支持部から突出するように設けられた取り付け部を備えたブラケットに一体化させ、カーテンエアバッグモジュールを形成する、カーテンエアバッグモジュールの組み立て方法において、前記固定用タブの前記第1係止孔に前記ブラケットの前記取り付け部を通すことにより、当該取り付け部に対し前記固定用タブを係止する、一次係止手順と、前記固定用タブの前記先端部を、前記バッグ支持部に設けた挿入口に通した後に折り返す、折り返し手順と、前記第1係止孔を通し済みの前記取り付け部を、前記固定用タブの前記第2係止孔に通すことにより、当該取り付け部に対し前記固定用タブを係止する、二次係止手順と、を有することを特徴とする。
本願第4発明のカーテンエアバッグモジュールの組み立て方法においては、固定用タブが、ブラケットの取り付け部に対し、一次係止手順及び二次係止手順の2段階の係止手順によって係止される。すなわちまず、一次係止手順で、固定用タブの第1係止孔にブラケットの取り付け部が通されることにより、当該取り付け部に対し一次的に係止される。その後、折り返し手順で、固定用タブの先端部が挿入口に通され、折り返される。そして、二次係止手順で、第1係止孔を既に通し済みのブラケットの取り付け部が、固定用タブの基端部の第2係止孔に通され、これによって固定用タブが取り付け部に対し二次的に係止される。
このように、固定用タブをボルト等を用いずにブラケットに固定するあたり、一次係止と二次係止との2段階にてブラケットに対し係止を行い、かつその途中で固定用タブの挿入口への挿入及び折り返しによってもブラケットへの係合が図られる。これにより、仮に2つの係止のうちいずれか一方の係止が緩んだり弛んだりしたとしても、残りの係止や上記係合によってこれを十分に補うことができる。したがって、エアバッグ本体がブラケットに対し強固に固定されるので、カーテンエアバッグのタブが直接車体に固定される従来構造と異なり、ブラケットを介しエアバッグ本体を十分に高い強度で車体側に固定することができる。
本発明によれば、ブラケットを介しエアバッグ本体を十分に高い強度で車体側に固定することができる。
本発明の一実施形態に係るカーテンエアバッグ装置を自動車に取付けた状態を示す説明図である カーテンエアバッグモジュールの詳細構造を表す概念的斜視図である。 固定用タブの詳細形状を表す平面図である。 ブラケットの全体構造を表す斜視図である。 カーテンエアバッグモジュールの組み立て方法の各手順を表す説明図である。 カーテンエアバッグ本体の別の構成例を示す斜視図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るカーテンエアバッグ装置を自動車に取付けた状態を示す説明図である。なお、左側が車体101の前方側、右側が後方側である。
図1において、自動車の車体101の室内の天井部と側面部との交叉隅部には、カーテンエアバッグ装置121が設けられている。
カーテンエアバッグ装置121は、カーテンエアバッグ2を備えたカーテンエアバッグモジュール1と、カーテンエアバッグ2にガスを供給するインフレータ110と、を有している。カーテンエアバッグモジュール1は、上記カーテンエアバッグ2と、カーテンエアバッグ2を車体101に取り付けるための複数のブラケット3とを有している。
カーテンエアバッグ2は、車体101の室内の天井部と側面部との交叉隅部に設けられている。すなわちカーテンエアバッグ2は、長手方向に略弓状に湾曲した形状を備え膨張展開可能なカーテンエアバッグ本体2Bと、固定用タブ2A(図2参照)とを備えている。
固定用タブ2Aは、カーテンエアバッグ本体2Bの長手方向に沿って複数個設けられ、それぞれが、カーテンエアバッグ本体2Bの端部にカーテンエアバッグ本体2Bの長手方向に略直交する方向に突出するように設けられている。このとき、Aピラー115(フロントピラー)からBピラー114(センターピラー)の上方を経てCピラー113(リヤーピラー)へ至るルーフサイドレール102に沿う弓形形状の部分に、エアバッグ固定部128が設けられている。そして、カーテンエアバッグ2の固定用タブ2Aは、上記エアバッグ固定部128に対し、ブラケット3を介して固定される。
インフレータ110は、ブラケット111を介し、車体101の後部のCピラー113にボルト112により取り付けられている。
上記構成において、自動車の側面衝突時や横転時等には、インフレータ110に点火信号を送るセンサ(図示せず)が衝突を検知し、インフレータ制御回路(図示せず)からインフレータ110のイニシエータ(図示せず)に起動信号が入力されて上記イニシエータが起動する。そして、作動したインフレータ110よりエアバッグ膨張用のガスが噴出されてカーテンエアバッグ2のカーテンエアバッグ本体2Bが膨張し、図1に2点鎖線2B′で示すように下方向に展開し乗員の頭部を拘束する。
図2は、カーテンエアバッグモジュール1の詳細構造を表す概念的斜視図であり、図3は、固定用タブ2Aの詳細形状を表す平面図である。
これら図2及び図3において、カーテンエアバッグ本体2Bは、断面矩形を呈するようにつづら折り状又は蛇腹状に重ねて折り畳まれた状態で、例えばテープやバンド等からなる破断可能な保持材16によって外周が巻回され保持されている。このカーテンエアバッグ本体2Bは、所定の基布からなる例えば複数枚のパネルを袋状に縫合して形成されている。
固定用タブ2Aは、この例ではカーテンエアバッグ本体2Bと同じ基布を複数枚重ねで用いて細長い短冊状に形成されている。そして、固定用タブ2Aは、上記の突出方向(図3の上下方向)の基端部を、カーテンエアバッグ本体2Bの端縁部に縫合線Lにおいて縫合されることで、カーテンエアバッグ2の上部端縁部から突出している。なお、固定用タブ2Aは、カーテンエアバッグ本体2Bに一体的に形成されていてもよい。このとき、固定用タブ2Aには、第1係止孔12と第2係止孔13とが設けられている。これら第1係止孔12と第2係止孔13は、固定用タブ2Aの幅方向(図3中左右方向)に細長い長方形状の孔として、固定用タブ2Aの突出方向で並ぶようにして設けられている。第1係止孔12は固定用タブ2Aの上記突出方向の基端側(図3中下側)に位置し、第2係止孔13が固定用タブ2Aの先端側(図3中上側)に位置している。
図4は、ブラケット3の詳細構造を表す斜視図である。この図4及び上記図2において、ブラケット3は、例えば金属板を折り曲げ加工して形成されており、バッグ支持部14と取り付け部15とを有している。バッグ支持部14は、略長方形の平板状に形成されており、エアバッグ本体2Bの固定に際しエアバッグ本体2Bを保持する。具体的には、図2に示すように、固定用タブ2Aが取り付け部15に係止した状態(詳細は後述)で上記保持材16を環状に巻き締めることにより、エアバッグ本体2Bの上記つづら折り状又は蛇腹状の側面がバッグ支持部14の下側の支持面14Aに接触し密着した状態で、支持される。なお、エアバッグ本体2Bは、別途被覆材で包んだり、結束テープで折りを結束したりする場合もあるが、各図ではそれらの図示を省略している。
バッグ支持部14には、挿入口17が形成されている。挿入口17は、固定用タブ2Aの幅と同等あるいはそれよりもやや大きい程度の長手方向寸法を備えた、バッグ支持部14の長辺方向に細長い長孔として形成されている。挿入口17の中心は、この例では、バッグ支持部14の略中心に位置している。なお、図2に示すように、上記保持材16は、バッグ支持部14のうち挿入口17の両側部分においてカーテンエアバッグ本体2Bとバッグ支持部14とを合わせて巻回し、カーテンエアバッグ本体2Bを拘束している。
取り付け部15は、バッグ支持部14に対し略直交して交差するように、バッグ支持部14から突出して形成されている。この取り付け部15は、概略長方形の平板状となっており、挿通孔18と係止腕19とを備えている。
挿通孔18は、取り付け部15でブラケット3をボルト止めなどで車体101に取り付ける際、図示しない締結具(例えばボルトなど)を挿通させるための孔である。この挿通孔18は、取り付け部15の略中心部に設けられている。係止腕19は、ブラケット3の車体101への取り付けに際し、車体101側の上記エアバッグ固定部128に設けられている係止受け部(図示せず)に係止される。そのために係止腕19は、取り付け部15の左右各側端から後方に向けて突出するようにして2つ設けられている。
図5に、本実施形態のエアバッグモジュール1の組み立て方法の各手順、つまり、固定用タブ2Aの取り付け部15への係止の過程を示す。まず、図5(a)に示すように、第1係止孔12に取り付け部15を通すことにより、固定用タブ2Aを取り付け部15に一次的に係止する(一次係止手順)。
その後、図5(b)に示すように、上記の一次係止がなされた固定用タブ2Aの先端部を挿入口17に通して前方(図示右側)に引き抜く。
そして、上記のように挿入口17から引き抜いた固定用タブ2Aの先端部を後方(図示左側)に折り返し(折り返し手順)、その後、上記のように既に第1係止孔12が通された状態の取り付け部15を、さらに第2係止孔13に通すことにより、固定用タブ2Aを取り付け部15に対し二次的に係止する(二次係止手順)。
以上説明したように、本実施形態のカーテンエアバッグモジュール1では、固定用タブ2Aをボルト等を用いずにブラケット3に固定するにあたり、一次係止と二次係止との2段階にてブラケット3に対し係止を行い、かつその途中で固定用タブ2Aの挿入口17への挿入及び折り返しによってもブラケット3への係合が図られる。これにより、仮に上記一次係止及び二次係止のうちいずれか一方の係止が緩んだり弛んだりしたとしても、残りの係止や上記係合によってこれを十分に補うことができる。したがって、全体として、カーテンエアバッグ本体2Bとブラケット3とを十分に高い強度で固定することができる。
また、本実施形態では特に、環状部材である保持材16が、バッグ支持部14のうち挿入口17の両側部分において、支持面14Aに密着した状態のカーテンエアバッグ本体2Bとバッグ支持部14とをそれぞれ拘束している。これにより、上記のようにしてブラケット3側に固定用タブ2Aを高い強度で固定するのみならず、折り畳み状態のカーテンエアバッグ本体2Bも、ブラケット3側に堅固に固定することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で様々の変更が可能である。すなわち、上記図2では、バッグ支持部14の支持面14Aの下部に、つづら折り又は蛇腹状のカーテンエアバッグ本体2Bが、その重なり方向が支持面14Aの面に沿った方向(図2中の左上方向〜右下方向)となるように構成された例を示した。これに代えて、例えば図6に示すように、バッグ支持部14の支持面14Aの下部に、つづら折り又は蛇腹状のカーテンエアバッグ本体2Bが、その重なり方向が支持面14Aの面と直交する方向(図2中の上下方向)となるように構成してもよい。この場合も同様の効果を得る。また例えば、カーテンエアバッグ本体2Bの展開方向側(図2中の右手前側)の端部の適宜の箇所に、上記固定用タブ2Aの係止孔12,13と類似の貫通孔を設け、この貫通孔をブラケット3の適宜の箇所(例えば取り付け部15)に係止することで、上記保持材16の代用としてもよい。この場合、上記の貫通孔とブラケット3との係止によって、エアバッグ本体2Bが上記つづら折り状又は蛇腹状となった状態で、バッグ支持部14の下側の支持面14Aに接触し密着した状態で支持される。これにより、上記保持材16を省略することができる。
1 カーテンエアバッグモジュール
2 カーテンエアバッグ
2A 固定用タブ
2B カーテンエアバッグ本体
3 ブラケット
12 第1係止孔
13 第2係止孔
14 バッグ支持部
15 取り付け部
17 挿入口

Claims (4)

  1. 折り畳まれて展開可能に保持されるカーテンエアバッグ本体、及び、前記折り畳み状態の前記カーテンエアバッグ本体の長手方向と略直交する方向へ当該カーテンエアバッグ本体から突出して設けられる複数の固定用タブ、を備えたカーテンエアバッグと、
    締結具によって車体に取り付けられるブラケットと、
    を有するカーテンエアバッグモジュールであって、
    前記ブラケットは、
    前記折り畳み状態のカーテンエアバッグ本体を密着し支持する支持面、及び、前記支持面に設けた挿入口、を備えたバッグ支持部と、
    前記バッグ支持部の支持面に対し交差する向きで前記当該バッグ支持部から突出するように設けられ、前記車体への取り付けに用いられる取り付け部と、
    を備えており、
    前記固定用タブは、
    前記突出方向に沿った基端部に位置する第1係止孔と、
    前記突出方向に沿った先端部に位置する第2係止孔と
    を備え、
    前記固定用タブは、
    前記第1係止孔に前記取り付け部が通されることにより当該取り付け部に対し一次係止された後、前記先端部が前記挿入口に通されて折り返され、さらに前記第1係止孔を通し済みの前記取り付け部が前記第2係止孔に通されることにより当該取り付け部に対し二次係止されている
    ことを特徴とするカーテンエアバッグモジュール。
  2. 請求項1記載のカーテンエアバッグモジュールにおいて、
    前記折り畳まれたエアバッグを束ねて展開可能に保持する、破断可能な保持材を有し、
    前記保持材は、
    前記バッグ支持部のうち前記挿入口の両側部分において、前記支持面に密着した状態の前記カーテンエアバッグ本体と当該バッグ支持部とをそれぞれ拘束する環状部材である
    ことを特徴とするカーテンエアバッグモジュール。
  3. 請求項1又は請求項2記載のカーテンエアバッグモジュールと、
    前記カーテンエアバッグ本体を膨張展開させるための圧力流体を供給するインフレータと、
    を有することを特徴とするカーテンエアバッグ装置。
  4. 折り畳まれたカーテンエアバッグ本体から突出して設けられ基端部に第1係止孔を備え先端部に第2係止孔を備えた固定用タブを、前記折り畳み状態のカーテンエアバッグ本体を支持するバッグ支持部から突出するように設けられた取り付け部を備えたブラケットに一体化させ、カーテンエアバッグモジュールを形成する、カーテンエアバッグモジュールの組み立て方法において、
    前記固定用タブの前記第1係止孔に前記ブラケットの前記取り付け部を通すことにより、当該取り付け部に対し前記固定用タブを係止する、一次係止手順と、
    前記固定用タブの前記先端部を、前記バッグ支持部に設けた挿入口に通した後に折り返す、折り返し手順と、
    前記第1係止孔を通し済みの前記取り付け部を、前記固定用タブの前記第2係止孔に通すことにより、当該取り付け部に対し前記固定用タブを係止する、二次係止手順と、
    を有することを特徴とするカーテンエアバッグモジュールの組み立て方法。
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