JP2014073814A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Tomoki Hashizume
智樹 橋爪
Masanori Kato
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Abstract

【課題】取付ブラケットによるエアバッグの損傷を抑制しつつ、取付ブラケットを補強する。
【解決手段】エアバッグ装置は、エアバッグ10と、インフレータと、取付ブラケット20Aを備えている。エアバッグ10は、取付ブラケット20Aにより、車両部材92に取り付けられる。取付ブラケット20Aは、エアバッグ10に接触する縁部に折り返し部30、31を有する。インフレータがエアバッグ10にガスを供給して、エアバッグ10がガスにより膨張展開する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、取付ブラケットにより車両部材に取り付けられるエアバッグを備えたエアバッグ装置に関する。
エアバッグ装置は、一般に、車両部材に設置されて、膨張展開したエアバッグにより車両の乗員を保護する。また、エアバッグ装置の設置には取付ブラケットが用いられており、エアバッグの一部が取付ブラケットにより車両部材に取り付けられる。この取付ブラケットは、エアバッグを保持するための重要な部品であり、エアバッグは、取付ブラケットにより車両部材に確実に取り付ける必要がある。そこで、従来、結合部材(取付ブラケット)と拘束部材を組み合わせることで、エアバッグの取り付けミスを回避するエアバッグモジュールが知られている(特許文献1参照)。
ところが、特許文献1に記載されたエアバッグモジュールでは、エアバッグに固定される結合部材が薄板により形成されるため、エアバッグが結合部材の縁部により損傷する虞がある。特に、エアバッグの膨張展開時には、結合部材の周りのエアバッグに大きな力が加わるため、エアバッグに損傷が生じ易くなる。これに対し、例えば、保護布(又は補強布)をエアバッグに追加し、或いは、結合部材の縁部を面押し加工により丸くすることで、エアバッグの損傷が抑制される。ただし、この場合には、部品数とエアバッグの製造の手間が増加し、或いは、面倒な加工が必要になる。
また、エアバッグの膨張展開時には、取付ブラケットに大きな力が加わるため、取付ブラケットには高い強度が要求されることがある。しかしながら、上記した薄板からなる結合部材では、充分な強度を確保するのは難しく、結合部材を補強する必要がある。このように取付ブラケットを補強するときには、コストや手間の増加を抑制するため、簡便に取付ブラケットを補強するのが望ましい。
特表2008−505019号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、簡便に、取付ブラケットによるエアバッグの損傷を抑制しつつ、取付ブラケットを補強することである。
本発明は、ガスにより膨張展開するエアバッグと、エアバッグにガスを供給するインフレータと、エアバッグを車両部材に取り付ける取付ブラケットと、を備えたエアバッグ装置であって、取付ブラケットが、エアバッグに接触する縁部に折り返し部を有するエアバッグ装置である。
本発明によれば、簡便に、取付ブラケットによるエアバッグの損傷を抑制しつつ、取付ブラケットを補強することができる。
本実施形態のエアバッグ装置を搭載した車両を示す図である。 展開したエアバッグの正面図である。 本実施形態の取付ブラケットを示す図である。 エアバッグの取付部に取り付けられた取付ブラケットを示す斜視図である。 エアバッグと取付ブラケットの側面図である。 他の実施形態の取付ブラケットを示す図である。 エアバッグの取付部に取り付けられた取付ブラケットを示す斜視図である。 エアバッグと取付ブラケットの側面図である。
本発明のエアバッグ装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態のエアバッグ装置は、エアバッグにより車両の乗員を保護する保護装置であり、車両に設けられた車両部材に取り付けられる。車両部材は、エアバッグ装置とエアバッグが取り付けられる車両の被取付部材であり、エアバッグ装置とエアバッグを保持する。以下では、エアバッグ装置について、車両の側壁の上部に沿って配置されるエアバッグ装置(カーテンエアバッグ装置)を例に採り説明する。
図1は、本実施形態のエアバッグ装置1を搭載した車両90を示す図であり、車両90の側壁91とエアバッグ装置1を車両内側からみて示している。また、図1では、車両90に取り付けられたエアバッグ装置1を、車両90を透視して示している。
なお、本実施形態では、前、後、上、下とは、車両90における前、後、上、下のことをいう。
図示のように、エアバッグ装置1は、膨張展開可能なエアバッグ(カーテンエアバッグ)10と、筒状のインフレータ2と、エアバッグ10の取付ブラケット20Aと、インフレータ2の固定手段3を備えている。エアバッグ10は、細長く折り畳まれた状態で、車両90の前後方向に沿って配置され、複数の取付ブラケット20Aにより車両部材92に取り付けられる。ここでは、車両部材92は、側壁91(例えば、ルーフサイドレール)であり、エアバッグ装置1は、側壁91に搭載される。エアバッグ10は、側壁91の上部に取り付けられた状態で、車両90の収容部(図示せず)に収容される。
また、エアバッグ10は、複数の取付部11と、ベルト状の連結部材12と、筒状のガス供給部13を有する。取付部11は、エアバッグ10の上縁部に形成された取付片であり、取付ブラケット20Aにより車両部材92に取り付けられる。その際、取付ブラケット20Aは、取付部11に取り付けられた状態で、固定部材(図示せず)により車両部材92に固定される。連結部材12は、エアバッグ10の前端部と車両90のフロントピラー93に固定され、エアバッグ10とフロントピラー93を連結する。ガス供給部13は、エアバッグ10の上縁部に形成され、エアバッグ10の長手方向の中間部から上方に突出する。
インフレータ2は、シリンダタイプのガス発生装置であり、エアバッグ10のガス供給部13に挿入される。ガス供給部13にはインフレータ2の一端部(ガス噴出し部)が配置されて、ガス供給部13が固定手段3のバンド(図示せず)により締め付けられる。その状態で、インフレータ2とガス供給部13が、固定手段3により車両部材92に固定される。
車両90の緊急時等には、車両90の指示装置(図示せず)から受信した作動指示信号に応じて、インフレータ2が作動する。インフレータ2は、ガス供給部13内でガスを発生して、ガスを折り畳まれたエアバッグ10内に供給する。このガスにより、エアバッグ10が、側壁91を覆うように側壁91に沿ってカーテン状に膨張展開する。エアバッグ10は、車両90内で下方に向かって展開して、側壁91において、乗員(ここでは、主に頭部)を受け止めて保護する。
図2は、展開したエアバッグ10の正面図であり、エアバッグ10の全体形状を模式的に示している。
図示のように、エアバッグ10は、袋状をなし、側壁91の形状に対応して横長な形状に形成されている。エアバッグ10の形成時には、同じ形状の基布14、15を重ね合わせ、対向する基布14、15を外縁接合部16で縫製(又は、縫製と接着)により接合する。これにより、ガス供給部13とガスにより膨張する膨張部17がエアバッグ10に形成される。ガス供給部13は、基布14、15の突出部を縁部に沿って接合することで形成され、膨張部17に繋がる。インフレータ2から供給されるガスは、ガス供給部13から膨張部17内に供給される。
エアバッグ10の取付部11は、基布14、15の上縁部に形成された矩形状の突片であり、膨張部17の外部において上方に突出する。エアバッグ10は、複数の取付部11のそれぞれにスリット18を有し、スリット18を含む取付部11により、車両部材92に取り付けられる。スリット18は、取付部11に形成された貫通部であり、取付ブラケット20Aは、スリット18に挿入されて、取付部11に取り付けられる。その状態で、取付部11が、取付ブラケット20Aにより車両部材92に取り付けられる。
図3は、本実施形態の取付ブラケット20Aを示す図である。図3Aは、車両内側からみた取付ブラケット20Aの斜視図、図3Bは、図3AのX1−X1線に沿う取付ブラケット20Aの断面図である。
図4は、エアバッグ10の取付部11に取り付けられた取付ブラケット20Aを示す斜視図であり、折り畳まれたエアバッグ10の一部と車両部材92(側壁91)の一部も模式的に示している。
図5は、図4のY1方向からみたエアバッグ10と取付ブラケット20Aを示す側面図である。
図示のように、取付ブラケット20Aは、エアバッグ10(取付部11)を車両部材92に取り付ける取付部材であり、金属製の板状部材からなる。所定形状の板状部材を複数箇所で折り曲げることで、複数の曲げ部21〜23を有する取付ブラケット20Aが形成される。また、取付ブラケット20Aは、車両部材92に固定される固定部24と、エアバッグ10の展開方向を規制する規制部25と、エアバッグ10を保持する保持部26を有する。複数の曲げ部21〜23は、取付ブラケット20Aの上端と下端の間に順に形成された第1〜第3曲げ部21〜23からなる。取付ブラケット20Aは、第1〜第3曲げ部21〜23において、交互に反対側に屈曲する。
固定部24は、取付ブラケット20Aの上方に突出する矩形状の部分であり、取付ブラケット20Aは、固定部24に固定用孔27と係止部28を有する。固定部24の中央部に固定用孔27が形成され、固定用孔27に対応する貫通孔94(図4参照)が車両部材92に形成されている。係止部28は、鉤状部材からなり、固定部24から車両部材92に向かって突出する。固定部24の縁部に少なくとも1つ(ここでは2つ)の係止部28が形成され、矩形状の挿入孔95(図4参照)が車両部材92に形成されている。係止部28が、それぞれ挿入孔95に挿入されて、車両部材92に係止される。これにより、固定用孔27と貫通孔94が重なる状態で、取付ブラケット20Aが車両部材92に係止される。
規制部25は、取付ブラケット20Aの下方に突出する部分であり、第3曲げ部23において、車両部材92の反対側(車両内側)に屈曲する。また、規制部25の幅は、固定部24及び保持部26よりも広くなっている。折り畳まれたエアバッグ10は、規制部25の車両内側に配置され、規制部25は、エアバッグ10の外面に沿って配置される。エアバッグ10の展開時に、エアバッグ10の展開方向が規制部25に沿う方向(図4、図5のZ1)に規制されて、エアバッグ10が安定して所定方向Z1に展開する。保持部26は、固定部24と規制部25の間に位置し、第2曲げ部22で屈曲する形状に形成されている。固定部24の下端部は、屈曲する保持部26により、規制部25の上端部に繋がる。
エアバッグ10を車両部材92に取り付けるときには(図4、図5参照)、固定部24及び保持部26を取付部11のスリット18に挿入する。その際、規制部25を折り畳まれたエアバッグ10に接触するように配置するとともに、取付部11を保持部26の周りに配置する。取付部11は、第2曲げ部22と規制部25の間において、保持部26により保持される。
次に、係止部28を車両部材92の挿入孔95に挿入して、取付ブラケット20Aを車両部材92に係止する。その状態で、ボルト(図示せず)を固定用孔27及び貫通孔94に挿入し、ボルト及びナット(図示せず)により、取付ブラケット20Aの固定部24を車両部材92に固定する。エアバッグ10の取付部11は、取付ブラケット20Aにより車両部材92に取り付けられ、エアバッグ10の展開時にも取付ブラケット20Aに保持される。
以上に加えて、本実施形態では、取付ブラケット20Aの切断端がエアバッグ10に接触するのを防止するため、取付ブラケット20Aの縁部の少なくとも一部に、帯状の折り返し部30、31が形成されている。取付ブラケット20Aの所定の縁部に形成された折り返し部30、31により、取付ブラケット20Aの縁部によるエアバッグ10の損傷を抑制している。同時に、折り返し部30、31により、取付ブラケット20Aを補強して、取付ブラケット20Aの強度を高くしている。ここでは、取付ブラケット20Aが、エアバッグ10に接触する縁部(接触縁部)に折り返し部30、31を有するとともに、複数の折り返し部30、31が、複数の接触縁部に形成されている。
取付ブラケット20Aの形成時に、取付ブラケット20Aの縁部に形成された帯状部(折り代)を折り返すことで、折り返し部30、31が取付ブラケット20Aの縁部に一体に形成される。即ち、折り返し部30、31は、取付ブラケット20Aの縁部で折り返されて当該縁部に沿って形成される。その際、折り返し部30、31(図3B参照)は、曲げ加工(例えば、ヘミング曲げ)により180°曲げられて、取付ブラケット20Aの折り返し部30、31に対向する部分(対向部)に密着するように形成される。これにより、取付ブラケット20A内で、折り返し部30、31が形成された部分の厚さが、他の部分の厚さの2倍になる。また、取付ブラケット20Aの縁部は、折り返し部30、31の折り返しにより、滑らかな湾曲面に形成される。
折り返し部30、31を形成した後、取付ブラケット20Aを曲げ部21〜23で曲げて、取付ブラケット20Aを形成する。折り返し部30、31は、第2曲げ部22と第3曲げ部23に形成されており、第2曲げ部22と第3曲げ部23は、折り返し部30、31とともに曲げられる。
複数の折り返し部30、31は、エアバッグ10の取付部11に接触する第1折り返し部30と、エアバッグ10の折り畳まれた部分に接触する第2折り返し部31からなる。第1折り返し部30は、スリット18の周りの取付部11(スリット周辺部)に接触する取付ブラケット20Aの縁部に形成される。ここでは、第1折り返し部30は、保持部26の両側縁部(第2曲げ部22を含む)から規制部25の上縁部まで、取付部11に接触する取付ブラケット20Aの縁部の全体に形成される。スリット18に挿入された取付ブラケット20Aにより取付部11を車両部材92に取り付けた状態で、取付部11は、一対の第1折り返し部30が形成された取付ブラケット20Aの縁部に接触する。第1折り返し部30により、取付部11の損傷が抑制される。
第2折り返し部31は、規制部25の両側縁部(第3曲げ部23を含む)に形成されており、展開時のエアバッグ10は、一対の第2折り返し部31が形成された取付ブラケット20Aの縁部に接触する。第2折り返し部31により、展開時のエアバッグ10の損傷が抑制される。
以上説明したように、本実施形態のエアバッグ装置1では、折り返し部30、31により、簡便に、取付ブラケット20Aによるエアバッグ10の損傷を抑制しつつ、取付ブラケット20Aを補強することができる。エアバッグ10の展開により取付ブラケット20Aの周りのエアバッグ10に力が加わるときでも、エアバッグ10の損傷を抑制することができる。そのため、エアバッグ10が、乗員を保護する状態に確実に膨張展開する。取付ブラケット20Aの補強により、取付ブラケット20Aの強度を高くすることもできる。保護布又は補強布をエアバッグ10から省くこともできるため、部品数とエアバッグ10の製造の手間が増加するのを防止することができる。また、折り返し部30、31は取付ブラケット20Aに簡単に形成することができる。
第1折り返し部30により、エアバッグ10の取付部11の損傷を抑制できるため、エアバッグ10を車両部材92に取り付けられた状態に確実に維持することができる。また、曲げ部22、23が折り返し部30、31により補強されるため、曲げ部22、23の強度を高くすることができる。その結果、曲げ部22、23及び取付ブラケット20Aの変形を防止することができる。これにより、例えば、エアバッグ10の展開に伴い、取付ブラケット20Aが取付部11から力を受けた際に、曲げ部22、23及び取付ブラケット20Aの変形が防止される。エアバッグ10の展開方向の規制等に伴い、エアバッグ10が取付ブラケット20Aに接触する際にも、曲げ部22、23及び取付ブラケット20Aの変形が防止される。
折り返し部30、31が取付ブラケット20Aの対向部に密着することで、取付ブラケット20Aの縁部が厚くなるのを抑制することができる。これにより、取付ブラケット20Aの設置箇所による制約を受けずに、折り返し部30、31を形成することができる。また、折り返し部30、31の形成後に、取付ブラケット20Aを容易に曲げることもできる。
なお、取付ブラケット20Aの曲げ部21〜23は、湾曲する形状に形成してもよい。また、折り返し部30、31と取付ブラケット20Aの対向部との間に隙間が形成されていてもよい。この場合には、取付ブラケット20A内で、折り返し部30、31が形成された部分は、他の部分の2倍以上の厚さに形成される。
エアバッグ10の取付部11にスリット18を形成せずに、取付部11を取付ブラケット20Aにより車両部材92に取り付けるようにしてもよい。この場合には、例えば、取付ブラケット20Aの固定用孔27に対応する孔を取付部11に形成し、ボルトを、固定用孔27、取付部11の孔、及び、車両部材92の貫通孔94に挿入する。その状態で、取付ブラケット20Aをボルト及びナットにより車両部材92に固定して、取付部11を取付ブラケット20Aにより車両部材92に取り付ける。このようにしても、取付ブラケット20Aの第2折り返し部31により、本実施形態の上記した効果が得られる。
上記した取付ブラケット20の接触縁部が曲げ部21〜23以外に位置するときには、折り返し部30、31は、取付ブラケット20Aの曲げ部21〜23以外の部分に形成される。また、折り返し部30、31は、接触縁部の全部に形成してもよく、接触縁部の一部に形成してもよい。即ち、折り返し部30、31は、接触縁部の少なくとも一部に形成される。取付ブラケット20Aの形状は上記した形状に限定されず、折り返し部30、31は各種形状の取付ブラケット20Aの接触縁部に形成される。
図6は、他の実施形態の取付ブラケット20Bを示す図である。図6Aは、車両内側からみた取付ブラケット20Bの斜視図、図6Bは、図6AのX2−X2線に沿う取付ブラケット20Bの断面図である。
図7は、エアバッグ10の取付部11に取り付けられた取付ブラケット20Bを示す斜視図である。
図8は、図7のY2方向からみたエアバッグ10と取付ブラケット20Bを示す側面図である。
図示のように、この取付ブラケット20Bは、基本的には、上記した取付ブラケット20Aと同様に構成されている。そのため、以下では、既に説明した事項とは異なる事項を説明し、既に説明した事項と同じ事項の説明は省略する。この取付部ブラケット20Bに関して、上記した取付ブラケット20Aと同じ構成には同じ名称と符号を付す。
ここでは、取付ブラケット20Bが2つの曲げ部21、22を有し、規制部25が曲げ部のない矩形状に形成されている。折り畳まれたエアバッグ10は、規制部25の車両外側に配置され、規制部25は、エアバッグ10の外面に沿って配置される。エアバッグ10の展開時に、エアバッグ10の展開方向が規制部25に沿う方向(図7、図8のZ2)に規制されて、エアバッグ10が安定して所定方向Z2に展開する。保持部26は、第1曲げ部21の固定部24側の部分を含み、第1曲げ部21と第2曲げ部22で屈曲する形状に形成されている。エアバッグ10の取付部11は、折り返された状態で、第1曲げ部21近傍の保持部26の周りに配置されて、保持部26により保持される。
第1折り返し部30は、第1曲げ部21と第2曲げ部22に形成されており、第1曲げ部21と第2曲げ部22は、第1折り返し部30とともに曲げられる。第2折り返し部31は、規制部25の下縁部に形成さており、展開時のエアバッグ10は、1つの第2折り返し部31が形成された取付ブラケット20Bの縁部に接触する。
以上、本発明を適用したカーテンエアバッグ装置について説明したが、本発明は、カーテンエアバッグ装置以外のエアバッグ装置に適用することもできる。即ち、本発明は、取付ブラケットにより車両部材に取り付けられるエアバッグを備えた各種のエアバッグ装置に適用できる。この場合に、各エアバッグの取付部は、各エアバッグが配置される車両部材に取り付けられる。また、エアバッグの取付部は、矩形状以外の形状であってもよく、車両部材に取り付けられる各種の形状に形成される。
ここでは、エアバッグの取付部を車両部材に取り付ける取付ブラケットに折り返し部を設けたが、折り返し部は、取付部用の取付ブラケット以外の部材に設けることができる。例えば、エアバッグの展開方向を規制するための部材や、他の用途の部材において、折り返し部を、展開時のエアバッグが接触する縁部や、曲げ部が形成された縁部に設けてもよい。
1・・・エアバッグ装置、2・・・インフレータ、3・・・固定手段、10・・・エアバッグ、11・・・取付部、12・・・連結部材、13・・・ガス供給部、14・・・基布、15・・・基布、16・・・外縁接合部、17・・・膨張部、18・・・スリット、20A・・・取付ブラケット、20B・・・取付ブラケット、21・・・第1曲げ部、22・・・第2曲げ部、23・・・第3曲げ部、24・・・固定部、25・・・規制部、26・・・保持部、27・・・固定用孔、28・・・係止部、30・・・第1折り返し部、31・・・第2折り返し部、90・・・車両、91・・・側壁、92・・・車両部材、93・・・フロントピラー、94・・・貫通孔、95・・・挿入孔。

Claims (5)

  1. ガスにより膨張展開するエアバッグと、エアバッグにガスを供給するインフレータと、エアバッグを車両部材に取り付ける取付ブラケットと、を備えたエアバッグ装置であって、
    取付ブラケットが、エアバッグに接触する縁部に折り返し部を有するエアバッグ装置。
  2. 請求項1に記載されたエアバッグ装置において、
    折り返し部が、取付ブラケットの縁部で折り返されて縁部に沿って形成されたエアバッグ装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたエアバッグ装置において、
    エアバッグが、取付ブラケットにより車両部材に取り付けられる取付部と、取付部に形成されて取付ブラケットが挿入されるスリットと、を有し、
    折り返し部が、スリットの周りの取付部に接触する取付ブラケットの縁部に形成されたエアバッグ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載されたエアバッグ装置において、
    取付ブラケットが、折り返し部とともに曲げられた曲げ部を有するエアバッグ装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載されたエアバッグ装置において、
    折り返し部が、取付ブラケットの折り返し部に対向する部分に密着するように形成されたエアバッグ装置。
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