JP2005096697A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

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Takanobu Ikeda
貴信 池田
Yasuo Ochiai
康雄 落合
Sunao Yamamoto
直 山本
Masanori Yajima
政典 矢島
Hiroshi Hamamoto
洋志 浜本
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Toyoda Gosei Co Ltd
Matsuo Industries Inc
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MATSUO SEISAKUSHO KK
Toyoda Gosei Co Ltd
Matsuo Industries Inc
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Abstract

【課題】ワンタッチで車体側に取付可能なクリップを、エアバッグの取付強度を確保してエアバッグの固定部に簡単に取り付けることができて、エアバッグの車両への搭載作業が容易となる頭部保護エアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】頭部保護エアバッグ装置のエアバッグ10は、固定部24を、車体1側に固定させる。固定部24は、車内側・車外側壁部26・27を有した袋状とし、車体1側の係止孔2aに係止されるクリップ40を収納するクリップ取付部25としている。クリップ取付部25は、クリップ用の挿入孔28と、車内側・車外側壁部相互を結合させた上縁結合部29と、を備えて、クリップの基板部41の上端41aを、クリップ取付部内の上縁結合部29に当接支持させた状態として、クリップの係止脚部42の係止孔2aへの係止により、車体1側に固定される。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両の車内側のサイドウインドの上方側から、膨張用ガスを流入させて下方に展開膨張し、乗員の頭部を保護可能なエアバッグを備えた頭部保護エアバッグ装置に関する。
従来、頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグが、複数の固定部を車体側に固定させた状態として、折り畳まれてサイドウインドの上方側に収納されて車両に搭載され、膨張用ガスの流入時に、サイドウインドを覆うように、展開膨張していた。
そして、従来、二枚の板金からなるブラケットにより、エアバッグの固定部を挟み、相互にかしめることにより、ブラケットを固定部に固定し、ブラケットごとボルト止めして、エアバッグの固定部を、車両の車体(ボディ)側に固定していた(例えば、特許文献1参照)。
あるいは、このような二枚の板金を使用することなく、袋状としたエアバッグの固定部内に、一枚の板金からなるブラケットを挿入して、ブラケットごとボルト止めして、エアバッグの固定部を、車両のボディ側に固定していた(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−129857号公報 特開2002−37009公報
しかし、従来の頭部保護エアバッグ装置では、ともに、ボルトを利用して、エアバッグを車体側に固定していたことから、エアバッグの車両への搭載作業に手間がかかっていた。
この場合、車体側に対して、ワンタッチでスナップ止めできるようなクリップを利用して、対処することが考えられるが、エアバッグの所定の固定部にクリップを取り付けても、車両への搭載後のエアバッグの展開膨張時、下方への急激な引張力が作用することから、エアバッグの破損を防止できるような安定した取付強度を確保して、クリップをエアバッグの所定の固定部に、簡単に取り付ける必要が生ずる。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、ワンタッチで車体側に取付可能なクリップを、取付強度を確保してエアバッグの固定部に簡単に取り付けることができて、エアバッグの車両への搭載作業が容易となる頭部保護エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、折り畳まれてサイドウインドの上方側に収納されたエアバッグが、固定部を車体側に固定させた状態として、搭載され、膨張用ガスの流入時に、サイドウインドを覆うように、展開膨張する構成の頭部保護エアバッグ装置であって、
固定部が、車内側壁部と車外側壁部とを有した袋状とするとともに、車体側の係止孔に挿入されて係止されるクリップを収納するクリップ取付部として、構成され、
クリップ取付部が、周縁の一部を開口させて形成したクリップ用の挿入孔と、上縁側に配置されて車内側・車外側壁部相互を結合させた上縁結合部と、を備えて構成され、
クリップが、クリップ取付部内に収納される基板部と、クリップ取付部から突出するように基板部から延びて、係止孔に挿入されて係止される係止脚部と、を備えて構成され、
エアバッグの固定部が、クリップにおける基板部の上端を、クリップ取付部内の上縁結合部に当接支持させた状態として、クリップの係止脚部の係止孔への係止により、車体側に固定されていることを特徴とする。
本発明に係る頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグのクリップ取付部が、袋状としており、車体側の係止孔に挿入されて係止される係止脚部を備えたクリップは、挿入孔を利用して、係止脚部を突出させた状態で、エアバッグのクリップ取付部内に、簡単に収納させることができる。
そして、クリップの係止脚部を車体側の係止孔に挿入させて係止させた後、エアバッグが、展開膨張して下方に強く引っ張られても、係止脚部を利用して車体側に取り付けられているクリップは、その基板部の上端を、袋状のクリップ取付部内における上縁結合部に当接支持させており、上縁結合部が、基板部の上端に安定して支持されることから、エアバッグのクリップ取付部は、破損する虞れを生ずることなく、車体側に固定された状態を、維持することとなる。
そして勿論、クリップの係止脚部は、ワンタッチでスナップ止めできるように、係止孔へ挿入させて係止させるだけで、車体側に取り付けられることから、エアバッグの固定部を、簡単に車体側に固定することができる。
したがって、本発明に係る頭部保護エアバッグ装置では、ワンタッチで取付可能なクリップを、エアバッグの取付強度を確保して、エアバッグへ簡単に取り付けることができ、そして、エアバッグの車両への搭載作業が容易となる。
そして、クリップは、クリップ取付部の一部を挟持する挟持部を、備えることが望ましい。
このように構成されていれば、挟持部によって、クリップ取付部への取付後のクリップが、クリップ取付部から外れ難くなって、エアバッグへの取付後からエアバッグの車両搭載までの間のクリップの紛失を、防ぐことができる。
さらに、クリップは、係止脚部の係止孔への係止時に、下方への移動と車内側への移動とを規制可能に、係止孔の車外側周縁に係止される係止爪を、係止脚部とともに、設けることが望ましい。
このように構成されていれば、係止脚部の係止孔への係止後において、係止脚部自体だけでなく、係止爪によっても、クリップの下方への移動と車内側への移動とが規制されることから、係止脚部の係止孔からの抜けが、一層、防止されて、安定して、エアバッグの固定部を、車体側に固定させておくことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1に示すように、第1実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mは、車両Vに搭載されて、エアバッグ10と、クリップ40と、インフレーター35と、取付ブラケット36と、エアバッグカバー8と、を備えて構成されている。そして、エアバッグ10は、車両Vの車内側におけるサイドウインドW1・W2の上方側において、フロントピラー部FPの下縁側から、ルーフサイドレール部RRの下縁側を経て、リヤピラー部RPの上方側までの範囲に、折り畳まれて収納されている。
インフレーター35は、図1・2に示すように、略円柱状のシリンダタイプとして、エアバッグ10における膨張用ガスを流入させるための接続口部13が、外装され、クランプ38を利用して、エアバッグ10と連結されている。そして、インフレーター35は、取付ブラケット36を利用して、センターピラー部CPの上方付近におけるルーフサイドレール部RRのインナパネル2に、ルーフヘッドライニング5の下縁5aに覆われて、取付固定されている。なお、インナパネル2は、車両Vのボディ(車体)1側の部材である。また、取付ブラケット36は、板金製として、インフレーター35を保持し、取付ボルト37を利用して、インナパネル2に固定されている。
エアバッグカバー8は、フロントピラー部FPに配置されるピラーガーニッシュ4とルーフサイドレール部RRに配置されるルーフヘッドライニング5とのそれぞれの下縁4a・5a側から構成されている。なお、フロントピラーガーニッシュ4とルーフヘッドライニング5とは、合成樹脂製とし、フロントピラー部FPとルーフサイドレール部RRとにおいて、それぞれ、ボディ1のインナパネル2における車内側に、取付固定されている。また、ルーフヘッドライニング5は、フロントピラー部FPの上方付近から、センターピラー部CPの上方を経て、リヤピラー部RPの上方付近まで、配設されている。
エアバッグ10は、図1〜3に示すように、ポリアミド糸等を使用した袋織りにより製造された可撓性を有した基布11から形成されており、適宜、シリコンゴム等のガス漏れ防止用のコーティング層が外表面に設けられている。このエアバッグ10は、インフレーター35からの膨張用ガスGを流入させて、折り畳み状態から展開して、サイドウインドW1・W2やセンターピラー部CP・リヤピラー部RPのピラーガーニッシュ7・6の車内側を覆うように、展開膨張する。そして、エアバッグ10は、膨張用ガスGを流入させて車内側壁部12aと車外側壁部12bとを離すように膨らむガス流入部12と、膨張用ガスGを流入させない非流入部19と、を備えて構成されている。
ガス流入部12は、実施形態の場合、接続口部13、ガス供給路部14、及び、保護膨張部15、から構成されている。ガス供給路部14は、エアバッグ10の上縁10a側で車両Vの前後方向に沿って、直線状に配設されている。ガス供給路部14の前後方向の略中間部位には、上方へ延びて、インフレーター35からの膨張用ガスGをガス流入部12内に流入させるための接続口部13が、形成されている。ガス供給路部14では、接続口部13から膨張用ガスGが流入すると、膨張用ガスGは、車両Vの前後方向両側に向かうように、流れることとなる。
保護膨張部15は、車両Vのシートに着座した乗員の頭部を保護するエリアであり、前席用保護部16と後席用保護部17とを備えて構成されている。前席用保護部16は、ガス供給路部14の前部側の下方に配置され、エアバッグ10の展開膨張時、車両Vの前席の側方に配置されて、前席側方のサイドウインドW1を覆うように膨張することとなる。後席用保護部17は、ガス供給路部14の後部側の下方に配置され、エアバッグ10の展開膨張時、車両Vの後席の側方に配置されて、後席側方のサイドウインドW2を覆うこととなる。そして、保護膨張部15は、厚さを規制する区画部22によって区画され、上下方向に棒状に延びるように膨張して、車両Vの前後方向に並設される複数のセル15a、を備えて構成され、前席用保護部16は、三つの縦セル15aを備えて構成され、後席用保護部17は、二つの縦セル15aを備えて構成されている。
非流入部19は、固定部24(クリップ取付部25)を除いて、ガス流入部12の壁部12a・12b相互を結合させたように形成され、周縁部20、区画部21・22、板状部23、及び、固定部24、から構成されている。周縁部20は、エアバッグ10の外周縁の部位に配置されて、ガス流入部12の周囲を囲むように、形成されている。
板状部23は、長方形板状として、前後の前席用保護部16と後席用保護部17との間におけるガス供給路部14の下方に配設されている。この板状部23は、エアバッグ10の全体形状を確保するとともに、ガス流入部12の容積を小さくして、膨張完了までの時間を短くするために、配設されている。
区画部21は、板状部23の上縁側の前後両端から、前後方向の外側に延びるように、二つ形成され、それぞれ、ガス供給路部14と保護部16・17とを区画する部位としている。
区画部22は、それぞれ、各前席用・後席用保護部16・17の領域内に、周縁部20から離れて設けられたり、あるいは、区画部21・21の先端21aから延びるように、設けられて、略上下方向に配設されている。これらの区画部22は、前席用・後席用保護部16・17を複数の縦セル15aに区画して、エアバッグ10の厚さを規制し、エアバッグ10を板状に膨張させることができるように、配設されている。なお、区画部22で区画された各縦セル15aは、膨張時に、エアバッグ10の前後方向の長さを短くして、膨張完了時のエアバッグ10の下縁10b側に、前後方向のテンションを生じさせることとなる。
固定部24は、エアバッグ10の上縁10a側における周縁部20から上方へ突出するように、複数(実施形態では6個)配置されて、インナパネル2に取り付けるためのクリップ40が取り付けられるクリップ取付部25を、構成することとなる(図3〜5参照)。
固定部24としてのクリップ取付部25は、図3〜5に示すように、周縁部20の上縁側から車内側壁部26と車外側壁部27とに分かれるような袋状として、上縁側に、壁部26・27相互を結合させた上縁結合部29を、前後両側に配設させている。この取付部25は、基布11の袋織り時に同時に袋織りで製造し、前後の両縁25a・25bをカットし、前後の開口の両方を、クリップ40の挿入孔28としている。また、このカット時、上縁結合部29の間に、クリップ40の係止脚部42を突出させる突出口30を開口させている。なお、このカット時、後述する開口31も同時に形成する。ちなみに、図例では、開口31を車内側壁部26だけに形成した状態を図示しているが、製造時の手間を考慮すれば、車外側壁部27にも、壁部26と同時に、開口31を形成するようにしてもよい。
クリップ取付部25の前後の上縁結合部29・29は、ともに、高さ位置を等しくして、クリップ40の基板部41の上端41aと均等に当接できるように、設定されている。
また、クリップ取付部25の車内側壁部26には、クリップ40の基板部41から突出する係止突起47を突出させる開口31が形成されている。そして、突出口30から開口31まで付近の車内側壁部26が、クリップ40の挟持部43に挟持されるエリアとなる。
クリップ40は、図2〜8に示すように、クリップ取付部25内に収納される基板部41と、クリップ取付部25の突出口30から上方へ突出するように基板部41から延びて、ボディ1側のインナパネル2に設けられた係止孔2aに挿入されて係止される係止脚部42と、クリップ取付部25の車内側壁部26の一部を挟持する挟持部43と、を備えて構成されている。そして、実施形態のクリップ40は、板金から形成される金属プレート部45と、ばね鋼から形成される金属ばね部52と、の二部材から構成されている。
金属プレート部45は、略長方形形状の平板部46と、平板部46の上縁側の前後方向(車両Vへの取付時には車両Vの前後方向となる)の中央付近から車外側Oに延びる係止爪50と、平板部46の上縁側における係止爪50の前後両縁付近から上方へ延びる二本の支持突起49・49と、を備えて構成されている。平板部46は、クリップ40の基板部41を構成する部位であり、車内側Iの面の中央付近には、係止突起47が形成されるとともに、係止突起47の前後両側には、位置決め突起48・48が突設されている。また、基板部41の上端41aを形成する平板部46の上縁には、上縁結合部29を傷付けないように、曲面を形成するために、折り返し部46aが形成されている。
係止爪50は、略長方形板状の基部50aと、基部50aの中央付近から下方に切り起こされた鉤部50bと、を備えて構成されている。この係止爪50は、係止脚部42が係止孔2aに挿入されて係止される際、基部50aが、係止孔2aの内周面の下面側に当接して、クリップ40の下方への移動を規制して、鉤部50bが、係止孔2aの車外側周縁2bの下縁側に当接して、クリップ40の車内側Iへの移動を規制することとなる。
金属ばね部52は、上下方向に延びる基部53と、基部53の上端から車外側Oに延びる係止頭部56と、を備えて構成されている。基部53は、平板部46とともに、クリップ40の挟持部43を構成するものであり、金属プレート部45の位置決め突起48・48間に配設されて、係止突起47に周縁を係止される係止孔54を備えている。また、基部53には、基部53を平板部46から離れる方向に付勢するためのばね脚55・55が切り起こされている。
係止頭部56は、クリップ40の係止脚部42を構成する部位であり、係止片50の基部50aの上面側に支持されつつ車外側Oに突出するとともに、上部側が、車内側Iに向かうにつれて下方へ凹むように、形成されている。係止頭部56の上部側には、係止頭部56が、インナパネル2における係止孔2aの車外側周縁2bに係止された際、係止孔2aの車内側周縁2cの上縁側に当接されるストッパ片58が、切り起こされている。また、係止頭部56の下部側には、係止頭部56を、金属プレート部45の基部50aの上面側における支持突起49・49間から車外側Oに突出させるように配置させる際に、係止頭部56が位置止めされるように、係止爪50の切り起こし孔50cに係止される係止片57が、形成されている。
なお、金属ばね部52は、基部53が、係止突起47に係止されて位置決め突起48・48間に配置されるとともに、ばね脚55・55によって平板部46から車内側Iに付勢された状態で、係止片57が切り起こし孔50cに係止されることにより、金属プレート部45に対して、車内側Iや車外側Oに移動することなく、組み付けられることとなる。
そして、クリップ40は、まず、金属プレート部45を、挿入孔28から、エアバッグ10のクリップ取付部25内に挿入して、支持突起49・49を突出口30から上方に突出させるとともに、係止突起47を開口31から突出させる。ついで、車内側壁部26を介在させた状態で、金属ばね部52の基部53を位置決め突起48・48間に配置させつつ、係止孔54に係止突起47を係止させるとともに、係止片57を切り起こし孔50cに係止させて、金属ばね部52を金属プレート部45に組み付ければ、クリップ40をクリップ取付部25に取り付けることができる。
エアバッグ装置Mを車両Vに搭載するまでの工程を説明すると、まず、エアバッグ10を平らに展開させて、順次、山折りと谷折りとの折目C(図2の二点鎖線・図3参照)を付けて、エアバッグ10の下縁10b側を上縁10a側に接近させるように、蛇腹折りする。
そして、エアバッグ10を折り畳んだ後には、折り崩れ防止用の破断可能な図示しないテープにより、エアバッグ10の所定箇所をくるむ。また、クリップ40を各クリップ取付部25に取り付けるとともに、クランプ38を利用して、ブラケット36を装着済みのインフレーター35を接続口部13に接続させて、エアバッグ組付体を形成する。
その後、取付ブラケット36を、ボディ1側のインナパネル2の所定位置に配置させ、ボルト37止めするとともに、各クリップ40の係止脚部42を、インナパネル2の係止孔2aに挿入させて、車外側周縁2bに係止させて、インフレーター35とエアバッグ10の各固定部24とをインナパネル2に固定し、エアバッグ組付体をボディ1に取り付ける。
ついで、インフレーター35に、所定のインフレーター作動用の制御装置から延びる図示しないリード線を結線し、フロントピラーガーニッシュ4やルーフヘッドライニング5をボディ1に取り付け、さらに、リヤピラーガーニッシュ6・センターピラーガーニッシュ7をボディ1に取り付ければ、エアバッグ装置Mを、車両Vに搭載することができる。
エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載後、インフレーター35が作動されれば、インフレーター35からの膨張用ガスGが、図2の二点鎖線に示すように、接続口部13からガス供給路部14に流入し、前後方向両側に向かって、ガス供給路部14を流れ、各縦セル15a内に供給されて、エアバッグ10の保護膨張部15が、折りを解消させつつ、膨張し始める。そして、エアバッグ10は、くるんでおいた図示しないテープを破断させ、さらに、フロントピラーガーニッシュ4やルーフヘッドライニング5の下縁4a・5a側のエアバッグカバー8を押し開いて、図1・3の二点鎖線に示すように、下方へ突出しつつ、サイドウインドW1・W2・センターピラー部CP・リヤピラー部RPの車内側Iを覆うように、大きく展開膨張することとなる。
そして、第1実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、エアバッグ10の各クリップ取付部25が、袋状としており、ボディ1側の係止孔2aに挿入されて係止される係止脚部42を備えたクリップ40は、挿入孔28を利用して、係止脚部42を突出させた状態で、エアバッグ10の各クリップ取付部25内に、簡単に収納させることができる。
また、各クリップ40の係止脚部42をボディ1側の係止孔2aに挿入させて係止させた後、エアバッグ10が、展開膨張して下方に強く引っ張られても、係止脚部42を利用してボディ1側に取り付けられているクリップ40は、その基板部41の上端41aを、袋状のクリップ取付部25内における上縁結合部29・29に当接支持させており、これらの上縁結合部29・29が、基板部41の上端41aに、すなわち、略長方形板状の基板部41における係止脚部42の部位を除いた前後方向の全長の部位に、安定して支持されることから、エアバッグ10のクリップ取付部25は、破損する虞れを生ずることなく、ボディ1側に固定された状態を、維持することとなる。
そして勿論、クリップ40の係止脚部42は、ワンタッチでスナップ止めできるように、係止孔2aへ挿入させて係止させるだけで、ボディ1側に取り付けられることから、エアバッグ10の固定部24を、簡単にボディ1側に固定することができる。
したがって、第1実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、ワンタッチで取付可能なクリップ40を、エアバッグ10の取付強度を確保して、エアバッグ10へ簡単に取り付けることができ、そして、エアバッグ10の車両Vへの搭載作業も容易となる。
そして、第1実施形態のクリップ40には、クリップ取付部25の一部、すなわち、車内側壁部26における突出口30から開口31までの付近、を基部53と平板部46とで挟持する挟持部43が、配設されている。そのため、クリップ取付部25への取付後のクリップ40は、挟持部43によって、クリップ取付部25から外れ難くなって、エアバッグ10への取付後からエアバッグ10の車両搭載までの間の紛失を、防ぐことができる。
さらに、第1実施形態のクリップ40は、係止脚部42の係止孔2aへの係止時に、下方への移動と車内側Iへの移動とを規制可能に、係止孔2aの車外側周縁2bの下縁側に係止される係止爪50が、係止脚部42とともに、配設されている。そのため係止脚部42の係止孔2aへの係止後において、係止脚部42自体だけでなく、係止爪50によっても、クリップ40の下方への移動と車内側Iへの移動とが規制されることから、係止脚部42の係止孔2aからの抜けが、一層、防止されて、安定して、エアバッグ10の固定部24を、ボディ1側に固定させておくことができる。
なお、クリップとしては、図9〜14に示す第2実施形態のクリップ40Aを使用してもよい。このクリップ40Aも、板金製の金属プレート部60とばね鋼製の金属ばね部66との二部材から構成されており、そして、クリップ取付部25内に収納されて、上縁結合部29を上端41aで支持する基板部41と、クリップ取付部25の突出口30から上方へ突出するように基板部41から延びて、ボディ1側のインナパネル2に設けられた係止孔2aに挿入されて係止される係止脚部42と、クリップ取付部25の車内側壁部26の一部を挟持する挟持部43と、を備えて構成されている。
金属プレート部60は、基板部41を構成する長方形板状の平板部61と、平板部61の前後方向の中央から上方に延びる保持部62と、を備えて構成されている。保持部62には、長方形の組付孔63が開口され、組付孔63の前後の縁から対向して車外側Oへ延びる長方形板状のガイド部64・64が、突設されている。平板部61の上縁には、上縁結合部29を傷付けないように、曲面を形成するための折り返し部61aが、形成されている。
金属ばね部66は、横向きの断面略U字状として、組付孔63の上下の縁の車外側Oに配置されて、クリップ40Aの係止脚部42を構成する係止脚部67・67と、組付孔63の上下の縁の車内側Iに係止される切り起こし爪68・68と、を上下に備えて、構成されている。挟持部43は、下方側の切り起こし爪68Dと平板部61とで構成されることとなる。
このクリップ40Aは、金属プレート部60を、挿入孔28から、エアバッグ10のクリップ取付部25内に挿入して、保持部62を突出口30から上方に突出させ、金属ばね部66の係止脚部67・67を、車内側Iから組付孔63に挿入して、切り起こし爪68・68を平板部61の車内側Iに当接させるようにして、各係止脚部67・67を、組付孔63の車外側Oに突出されば、金属ばね部66を金属プレート部60に組み付けることができて、クリップ40Aをクリップ取付部25に取り付けることができる。なお、この取付完了時には、挟持部43を構成する切り起こし爪66Dと平板部61とが、クリップ取付部25の開口31付近の車内側壁部26を挟持することとなる。
そして、このクリップ40Aのクリップ取付部25への取り付けは、第1実施形態と同様に、エアバッグ10を折り畳んだ後に行い、エアバッグ10の車両への搭載時には、係止脚部42(係止脚部67・67)を係止孔2aに挿入させて車外側周縁2bに係止させればよい。
この第2実施形態では、クリップ40Aの金属プレート部60が、クリップ40Aの下方への移動を規制するガイド部64・64を備えているものの、クリップ40Aの車内側Iへの移動を規制する部位を備えておらず、この点が相違しているだけで、第1実施形態と同様な作用・効果を得ることができる。
また、図15〜18に示す第3実施形態のクリップ40Bを使用してもよい。このクリップ40Bも、板金製の金属プレート部70とばね鋼製の金属ばね部78との二部材から構成されており、そして、クリップ取付部25内に収納されて、上縁結合部29を上端41aで支持する基板部41と、クリップ取付部25の突出口30から上方へ突出するように基板部41から延びて、ボディ1側のインナパネル2に設けられた係止孔2aに挿入されて係止される係止脚部42と、クリップ取付部25の車内側壁部26の一部を挟持する挟持部43と、を備えて構成されている。
金属プレート部70は、基板部41を構成する長方形板状の平板部71と、平板部71の前後方向の中央から上方に延びる保持部74と、を備えて構成されている。平板部71には、クリップ40の金属プレート部45と同様に、車内側Iの面の下縁中央付近には、係止突起72が形成されるとともに、係止突起72の前後両側には、位置決め突起73・73が突設されている。保持部74には、クリップ40Aの保持部62と同様に、長方形の組付孔75が開口され、組付孔75の前後の縁から対向して車外側Oへ延びる長方形板状のガイド部76・76が、突設されている。平板部71の上縁には、上縁結合部29を傷付けないように、曲面を形成した折り返し部71aが、形成されている。
金属ばね部78は、上下方向に延びる基部79と、基部79の上端から車外側Oに延びる係止頭部81と、を備えて構成されている。基部79は、クリップ40の基部53と同様に、平板部71とともに、クリップ40Bの挟持部43を構成するものであり、金属プレート部70の位置決め突起73・73間に配設されて、係止突起72に周縁を係止される係止孔80を備えている。また、係止頭部81は、クリップ40Bの係止脚部42を構成する部位であり、組付孔75を貫通してガイド部76・76間から車外側Oに、横向き略V字状に突出するように、構成されている。係止頭部81の上端部81aは、組付孔75の車内側Iに戻るように形成されるとともに、組付孔75の上方に屈曲して延びている。そして、係止頭部81には、車外側周縁2bへの係止力を高めるとともに、組付孔75からの抜けを防止するために、切り起こし爪82・82が、係止頭部81の上下に形成されている。
このクリップ40Bのクリップ取付部25への取り付けは、金属プレート部70を、挿入孔28から、エアバッグ10のクリップ取付部25内に挿入して、保持部74を突出口30から上方に突出させるとともに、係止突起72を開口31から突出させる。ついで、車内側壁部26を介在させた状態で、金属ばね部78の基部79を位置決め突起73・73間に配置させつつ、係止孔80に係止突起72に係止させるとともに、係止頭部81を組付孔75に挿入させ、切り起こし爪82・82を組付孔75の車外側Oに突出させれば、金属ばね部78を金属プレート部70に組み付けることができて、クリップ40Bをクリップ取付部25に取り付けることができる。なお、この時、基部79と平板部71とで構成される挟持部43は、開口30・31付近の車内側壁部26を挟持することとなる。
この第3実施形態のクリップ40Bも、クリップ取付部25への取り付けは、第1実施形態と同様に、エアバッグ10を折り畳んだ後に、クリップ取付部25に取り付けて、エアバッグ10の車両への搭載時には、係止脚部42(係止頭部81)を係止孔2aに挿入させて車外側周縁2bに係止させればよい。
そして、この第3実施形態では、クリップ40Bの金属プレート部70が、クリップ40Bの下方への移動を規制するガイド部76・76を備えているものの、クリップ40Bの車内側Iへの移動を規制する部位を備えていない。この点が相違しているだけで、この第3実施形態では、第1実施形態と同様な作用・効果を得ることができる。
さらに、図19〜26に示す第4実施形態のクリップ40Cを使用してもよい。このクリップ40Cは、突出口30を備えていないクリップ取付部25Aに取り付けられるものであり、このクリップ取付部25Aは、突出口30と開口31とを備えていない他、車内側壁部26と車外側壁部27とを貫通する貫通孔32が、取付部25Aの中央に形成されている。そして、取付部25Aの上部には、前後方向の全長にわたって、車内側壁部26と車外側壁部27とを結合させた上縁結合部29が、配設されている。なお、この取付部25Aも、エアバッグ10の袋織り時に同時に形成し、前後両縁25a・25b側を切断して挿入孔28・28を開口させて、形成されている。
クリップ40Cは、ばね鋼からなる一部材から構成されているものの、クリップ取付部25A内に収納されて、上縁結合部29を上端41aで支持する基板部41と、取付部25Aの貫通孔32から突出して、ボディ1側のインナパネル2に設けられた係止孔2aに挿入されて係止される係止脚部42と、クリップ取付部25の車内側壁部26の一部を挟持する挟持部43と、を備えて構成されている。
すなわち、このクリップ40Cは、基板部41を構成する略正方形板状の平板部84と、平板部84の前後方向の一方の縁から延びて、平板部84の車内側Iに位置する腕部86と、を備えて構成されている。平板部84は、中央に略長方形の開口85が設けられて、上縁には、支持する上縁結合部29を傷付けないように、前後方向の全長にわたって、折り返し部84aが形成されている。腕部86は、中央に、開口85を貫通して、係止脚部42を構成する係止頭部87が、配設されている。係止頭部87の上下の縁には、開口85を貫通させた後に開口85からの係止頭部87の抜けを防止するとともに、係止孔2aの車外側周縁2bに係止される切り起こし爪88が形成されている。腕部86は、係止頭部87を除いた部位が、平板部84とともに、車内側壁部26を挟持する挟持部43を、構成する。
このクリップ40Cのクリップ取付部25Aへの取り付けは、係止頭部87を開口に挿入させない状態、すなわち、腕部86を平板部84から車内側Iに離した状態で、平板部84を、挿入孔28から、エアバッグ10のクリップ取付部25A内に挿入して、腕部86の係止頭部87を、貫通孔32や開口85に挿入させて、さらに、車外側壁部27の車外側Oに突出させ、さらに、切り起こし爪88を、開口85の車外側Oの周縁に配置させれば、クリップ40Cをクリップ取付部25Aに取り付けることができる。なお、この時、腕部86と平板部84とで構成される挟持部43は、貫通孔32付近の車内側壁部26を挟持することとなる。
この第4実施形態のクリップ40Cも、クリップ取付部25Aへの取り付けは、第1実施形態と同様に、エアバッグ10を折り畳んだ後に、クリップ取付部25Aに取り付けて、エアバッグ10の車両への搭載時には、係止脚部42(係止頭部87)を係止孔2aに挿入させて、切り起こし爪88を車外側周縁2bに係止させればよい。
そして、この第4実施形態では、係止脚部42を構成する係止頭部87自体が、前後で対向する壁部87aによって、クリップ40Cの下方への移動を規制し、かつ、切り起こし爪88によって、車内側Iへの移動を規制しているものの、係止頭部87以外の部位に、第1実施形態の係止爪50に相当する部位を備えていない。また、基板部41の前後方向の全長にわたる上端41aが、前後に分断されること無く、上縁結合部29を支持することができる。これらの点が相違しているだけで、この第4実施形態でも、第1実施形態と同様な作用・効果を得ることができる。
さらに、クリップとしては、図27〜32に示す第5実施形態のクリップ40Dを使用してもよい。このクリップ40Dは、板金製の金属プレート部90と、第2実施形態と同一のばね鋼製の金属ばね部66との二部材から構成されており、そして、クリップ取付部25A内に収納されて、上縁結合部29を上端41aで支持する基板部41と、クリップ取付部25Aの貫通孔32から突出して、ボディ1側のインナパネル2に設けられた係止孔2aに挿入されて係止される係止脚部42と、クリップ取付部25Aの車内側壁部26の一部を挟持する挟持部43と、を備えて構成されている。
金属プレート部90は、略正方形板状として、金属プレート部90自体で基板部41を構成しており、中央には、長方形の組付孔91が開口され、組付孔91の前後の縁から対向して車外側Oへ延びる長方形板状のガイド部92・92が、突設されている。金属プレート部90の上縁には、上縁結合部29を傷付けないように、曲面を形成するための折り返し部90aが、形成されている。
金属ばね部66は、横向きの断面略U字状として、組付孔91の上下の縁の車外側Oに配置されて、クリップ40Dの係止脚部42を構成する係止脚部67・67と、組付孔91の上下の縁の車内側Iに係止される切り起こし爪68・68と、を上下に備えて、構成されている。挟持部43は、上下の切り起こし爪68・68と金属プレート部90とで構成されることとなる。
このクリップ40Dは、金属プレート部90を、挿入孔28から、エアバッグ10のクリップ取付部25A内に挿入して、金属ばね部66の係止脚部67・67を、車内側Iから組付孔91に挿入して、切り起こし爪68・68を金属プレート部90の車内側Iに当接させるようにして、各係止脚部67・67を、組付孔90の車外側Oに突出されば、金属ばね部66を金属プレート部90に組み付けることができて、クリップ40Dをクリップ取付部25Aに取り付けることができる。なお、この取付完了時には、挟持部43を構成する切り起こし爪68・68と金属プレート部90とが、クリップ取付部25Aの貫通孔32付近の車内側壁部26を挟持することとなる。
そして、このクリップ40Dのクリップ取付部25Aへの取り付けは、第1実施形態と同様に、エアバッグ10を折り畳んだ後に行い、エアバッグ10の車両への搭載時には、係止脚部42(係止脚部67・67)を係止孔2aに挿入させて車外側周縁2bに係止させればよい。
この第5実施形態でも、クリップ40Dの金属プレート部90が、クリップ40Dの下方への移動を規制しているガイド部64・64を備えているものの、クリップ40Dの車内側Iへの移動を規制する部位を備えていない。また、基板部41の前後方向の全長にわたる上端41aが、前後に分断されること無く、上縁結合部29を支持することができる。これらの点が相違しているだけで、この第5実施形態でも、第1実施形態と同様な作用・効果を得ることができる。
なお、各実施形態では、袋状のクリップ取付部25・25Aが、エアバッグ10の基布11の袋織り時に同時に袋織りで製造されており、上縁結合部29の強度自体も向上させることができ、また、クリップ取付部25の製造も容易としている。
この点を考慮しなければ、袋状のクリップ取付部25・25Aを、縫合や接着等(好ましくは縫合)によって製造してもよい。この場合、基布11の周縁部20における車内側若しくは車外側に、可撓性を有した布材を当てて、挿入孔28を残して、上下の縁を基布11側に縫合や接着等して結合すれば、上縁側の結合部位が、基板部41の上端41aに当接支持される上縁結合部となる。あるいは、基布11の周縁部20の上縁側で、前後方向に沿う折目を上方に付けるようにして、所定の布材を二つ折りし、折った下縁相互を基布11に縫合等してもよい。この場合には、布材の折目部位が上縁結合部となり、その下方の前後に挿入孔28が配置されることなる。勿論、これらの場合、突出口30・開口31・貫通孔32も、基布11側、若しくは、基布11に縫合や接着等する布材側に、適宜、開けておけばよい。
本発明の第1実施形態の頭部保護エアバッグ装置における車両搭載状態を示す概略正面図である。 第1実施形態のエアバッグの正面図である。 第1実施形態のエアバッグ装置の車両搭載状態の概略部分縦断面図であり、図1のIII−III部位に対応する。 第1実施形態におけるクリップを取り付けたエアバッグの固定部付近を示す斜視図である。 第1実施形態のクリップとエアバッグの固定部との分解斜視図である。 第1実施形態のクリップの側面図である。 第1実施形態のクリップの底面図である。 第1実施形態のクリップの背面図である。 第2実施形態のクリップの使用状態を示す概略縦断面図である。 第2実施形態のクリップを取り付けたエアバッグの固定部付近を示す斜視図である。 第2実施形態のクリップとエアバッグの固定部との分解斜視図である。 第2実施形態のクリップの側面図である。 第2実施形態のクリップの底面図である。 第2実施形態のクリップの背面図である。 第3実施形態のクリップの使用状態を示す概略縦断面図である。 第3実施形態のクリップの側面図である。 第3実施形態のクリップの底面図である。 第3実施形態のクリップの背面図である。 第4実施形態のクリップの使用状態を示す概略縦断面図である。 第4実施形態のクリップの使用状態を底面側から見た概略横断面図である。 第4実施形態のクリップを取り付けたエアバッグの固定部付近を示す斜視図である。 第4実施形態のクリップとエアバッグの固定部との分解斜視図である。 第4実施形態のクリップの側面図である。 第4実施形態のクリップの底面図である。 第4実施形態のクリップの背面図である。 第4実施形態のクリップの正面図である。 第5実施形態のクリップの使用状態を示す概略縦断面図である。 第5実施形態のクリップを取り付けたエアバッグの固定部付近を示す斜視図である。 第5実施形態のクリップとエアバッグの固定部との分解斜視図である。 第5実施形態のクリップの側面図である。 第5実施形態のクリップの底面図である。 第5実施形態のクリップの背面図である。 第5実施形態のクリップの正面図である。
符号の説明
1…(車体)ボディ、
2…インナパネル、
2a…係止孔、
2b…車外側周縁、
10…エアバッグ、
11…基布、
24…固定部、
25・25A…クリップ取付部、
26…車内側壁部、
27…車外側壁部、
28…挿入孔、
29…上縁結合部、
40・40A・40B・40C・40D…クリップ、
41…基板部、
41a…上端、
42…係止脚部、
43…挟持部、
50…係止爪、
V…車両、
W1・W2…サイドウインド、
G…膨張用ガス、
M…頭部保護エアバッグ装置。

Claims (3)

  1. 折り畳まれてサイドウインドの上方側に収納されたエアバッグが、固定部を車体側に固定させた状態として、搭載され、膨張用ガスの流入時に、前記サイドウインドを覆うように、展開膨張する構成の頭部保護エアバッグ装置であって、
    前記固定部が、車内側壁部と車外側壁部とを有した袋状とするとともに、車体側の係止孔に挿入されて係止されるクリップを収納するクリップ取付部として、構成され、
    該クリップ取付部が、周縁の一部を開口させて形成したクリップ用の挿入孔と、上縁側に配置されて前記車内側・車外側壁部相互を結合させた上縁結合部と、を備えて構成され、
    前記クリップが、前記クリップ取付部内に収納される基板部と、前記クリップ取付部から突出するように前記基板部から延びて、前記係止孔に挿入されて係止される係止脚部と、を備えて構成され、
    前記エアバッグの固定部が、前記クリップにおける前記基板部の上端を、前記クリップ取付部内の上縁結合部に当接支持させた状態として、前記クリップの係止脚部の前記係止孔への係止により、前記車体側に固定されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  2. 前記クリップが、前記クリップ取付部の一部を挟持する挟持部を、備えていることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  3. 前記クリップが、前記係止脚部の前記係止孔への係止時に、下方への移動と車内側への移動とを規制可能に、前記係止孔の車外側周縁に係止される係止爪を、前記係止脚部とともに、備えて構成されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の頭部保護エアバッグ装置。
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