JP2006298334A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車の側方の窓部を覆うカーテンエアバッグ装置について、エアバッグによりフロントピラーを全面的に覆う。
【解決手段】細長く折り畳んだエアバッグ1を車両のルーフサイド部5に配置する。折り畳んだエアバッグ1の中間位置はヘッドライニングで覆う。折り畳んだエアバッグ1の前端部のフロントピラー11に沿った部分は、第1のピラーガーニッシュ21の収納部55に収納し、扉部42で覆う。エアバッグ1の展開時には、エアバッグ1の中間位置は、ヘッドライニングを押し開いて窓部8に沿って下方に展開する。フロントピラー11に沿った部分では、エアバッグ1は、収納部55から乗員側に展開し、さらに、展開する他の部分に引かれて下方に展開する。エアバッグ1により、フロントピラー11の全面を覆い、乗員を保護できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車の側部の窓部に沿って展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置に関する。
従来、ガスを導入して膨張展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置について、自動車の側方の窓部などに沿って展開するいわゆるカーテンエアバッグ装置が知られている。このようなエアバッグ装置は、通常時は、細長く折り畳まれ、天井パネルであるヘッドライニングやピラーに取り付けた装飾部品であるピラーガーニッシュに覆われて、車室側面の窓部の上縁部からピラー部にかかる部分に沿って配置されている。そして、側面衝突などの衝撃を受けた際に、インフレータからガスが供給されたエアバッグが展開し、ヘッドライニングやピラーガーニッシュを押し開きつつ、側部のドアの窓部やセンターピラーなどに沿って下方に展開するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−337643号公報 (図1、図9)
しかしながら、上記従来の構成では、エアバッグは、ピラーガーニッシュとピラーとの間を押し開きつつ展開するため、ピラーガーニッシュすなわちピラー自体は全体的にはエアバッグに覆われない問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、エアバッグが収納位置から所定面に沿って展開するとともに、所望の収納位置も覆って展開できるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のエアバッグ装置は、所定面の一縁部に沿った収納位置に折り畳んで収納され、ガスが導入されて前記収納位置から前記所定面に沿って展開するエアバッグと、前記収納位置で折り畳んで収納された前記エアバッグの一部を収納し、前記所定面に沿った方向と交差する方向に開口する収納部を備えた収納体とを具備したものである。
そして、この構成では、エアバッグは、ガスが導入されると、一部以外の場所では、収納された収納位置から所定面に沿って展開する。また、収納体の収納部に収納された部分では、エアバッグは、所定面に沿った方向と交差する方向に展開するとともに、先端側は他の部分に引かれて所定面に沿って展開する。収納部を設けた部分では、エアバッグは、所定面の一縁部に沿った収納位置を覆うように展開する。
請求項2記載のエアバッグ装置は、請求項1記載のエアバッグ装置において、収納体は、収納部を開閉可能に覆う扉部と、前記収納部の所定面側に臨む案内面部と、閉じた状態の扉部に連続的に収納位置を覆う覆部とを備えたものである。
そして、この構成では、扉部と覆部とにより、エアバッグ及び収納位置が覆われ、外観が向上する。案内面部により、エアバッグが所定面に沿った方向と交差する方向に円滑に展開する。
請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項1または2記載のエアバッグ装置において、所定面は、車両の車室の窓部に沿った面部であり、収納位置は、車両の車室の天井部を支持するピラー部から窓部の上縁部に沿った位置であり、収納体は、前記ピラー部の車室側に配置されたものである。
そして、この構成では、車両の車室の窓部に沿った部分に加え、ピラー部の車室側が、展開したエアバッグにより覆われる。
本発明のエアバッグ装置によれば、所定面に沿った部分に加え、所望の位置で所定面の一縁部に沿った収納位置を展開したエアバッグにより覆うことができる。
以下、本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図5において、1はエアバッグで、このエアバッグ1を備えたエアバッグ装置2は、カーテンエアバッグ装置とも呼ばれるもので、車両である自動車の車体3の車室4の収納位置としてのルーフサイド部5に配置されている。そして、このエアバッグ1は、カーテンエアバッグ、側突用エアバッグ、インフレータブルカーテン、あるいは頭部保護用エアバッグなどとも呼ばれるもので、側面衝突などの衝撃を受けた際に、乗員の側方にほぼ面状に展開し、被保護物である乗員を保護するようになっている。
そして、この自動車の車体3は、車室4内に乗員が着座可能な前席及び後席を備え、これら前席及び後席に対応して、それぞれ上部に開口可能な所定面を構成する窓部(サイドウィンドウ)8を備えた図示しないドア9が設けられ、これら窓部8及びドア9により、車室4の両側部に所定面10が構成されている。また、車室4の両側には、前側から順に、ピラー部としてのAピラーとも呼ばれるフロントピラー11、Bピラーとも呼ばれるセンターピラー12、Cピラーとも呼ばれるリアピラー13が設けられている。そして、これらピラー11,12,13の上側に、ルーフサイドレールなどとも呼ばれる被取付部材を構成する車体パネル15が設けられ、この車体パネル15を介して天井部としての天井パネル16が支持されている。また、両側のフロントピラー11の前側にはフロントガラス(フロントウインドシールド)17が設けられ、両側のリアピラー13の後側にはリアガラス18が設けられている。そして、収納位置としてのルーフサイド部5は、天井パネル16の両側の縁部の部分から、この縁部の部分といわば交差する方向に伸びるフロントピラー11のほぼ全長にかかる部分にまで設定され、これら天井パネル16の縁部の部分とフロントピラー11とで仮想的に構成される内角の側にエアバッグ1が展開する所定面10が設定される。
また、車体パネル15及び天井パネル16の車室4側は、各ピラー11,12,13の一部とともに、軟質すなわち変形可能な天井板であり室内装飾パネルである図示しないヘッドライニング(ルーフライニング)により覆われている。また、各座席には、シートベルトが設けられ、センターピラー12には、これらシートベルトを支持する支持部が設けられている。
さらに、図3などに示すように、車体パネル15の下端部には、軟質の樹脂などにて形成された弾性変形可能なパッキング体19が取り付けられている。このパッキング体19は、ウェルトあるいはボディシールなどとも呼ばれるもので、各ドア9の上部が当接して密着するようになっている。
また、各ピラー11,12,13の全長あるいは一部の車室4側には、それぞれ内装材である第1ないし第3のピラーガーニッシュ21,22,23が取り付けられ、これらピラー11,12,13が覆われている。そして、これらピラーガーニッシュ21,22,23のうち、前側に位置する第1のピラーガーニッシュ(Aピラーガーニッシュ)21が、エアバッグ装置2の収納体を構成する。
そして、エアバッグ装置2は、前後の座席の乗員を保護可能な、いわゆる前後席用エアバッグであり、車体パネル15とヘッドライニングとなどに囲まれたルーフサイド部5に細長く折り畳んで収納されたエアバッグ1と、後席の後方あるいは上方に収納されこのエアバッグ1にガスを供給するガス発生器であるインフレータ25と、エアバッグ1の前端部に取り付けられた第1のピラーガーニッシュ21となどを備えている。また、このエアバッグ装置2は、必要に応じて、エアバッグ1を車体パネル15に取り付ける金属板をプレス加工などして形成された取付ブラケット26や、折り畳んだエアバッグ1の形状を保持する破断可能な筒状あるいはひも状の形状保持部材などが備えられている。
そして、エアバッグ1は、単数あるいは複数の基布を組み合わせて形成され、扁平な袋状に形成されたエアバッグ本体部31と、このエアバッグ本体部31の複数カ所から延設された取付部を構成する取付片部32となどを備え、細長く折り畳んでルーフサイド部5に収納される。
そして、エアバッグ本体部31は、図4及び図5に示すように、車体側である外側に配置される外側基布部と、車室側に配置される内側基布部とを重ね、接合部である所定の縫製部で縫い合わせ、ガスが流入して膨張展開する袋状の膨張部31aと、エアバッグ本体部31の後端上部に位置して膨張部31aを外部に連通するガス導入口31bと、ガスが流入せず膨張展開しないシート状の非膨張部31cとなどが設けられている。さらに、膨張部31aは、中空部である気室であり、エアバッグ本体部31の前後方向である長手方向の中央部の上部に位置する連通部と、この連通部の前側に連通する第1の膨張部としての前席保護部(前席保護エリア)31dと、連通部の後側に連通する第2の膨張部としての後席保護部(後席保護エリア)31eとを備えている。また、縫製部は、膨張部の外周を縫製する外周連結部である外周縫製部と、各保護部の展開時の幅寸法を規制する規制部31fとを備えている。そして、この規制部31fは、膨張部31aの1カ所あるいは複数カ所に位置し、外周縫製部と一体あるいは別体に形成されている。また、例えば、規制部31fの端末部には、円環状の保護部31gが形成されている。さらに、外側基布部と内側基布部との間には、必要に応じて、ガスを案内し、あるいは、展開時の膨張部の幅寸法を規制する手段として、インナパイプ、前側隔壁体、あるいは後側隔壁体などが縫合などして取り付けられている。また、この実施の形態では、エアバッグ本体部31の前後方向の全長にわたり、すなわち、前端部から後端部にかけて、膨張可能な膨張部31aが設定されている。また、エアバッグ本体部31の前端部には、セール固定点31hが設けられている。さらに、エアバッグ本体部31の後端部のガス導入口31bには、インフレータ25の本体部25aから延びる接続管25bが接続され、これら本体部25a及び接続管25bなどには、リアピラー13あるいは車体の構成部品に取り付けられる取付部を構成するインフレータ側取付部25cが設けられている。
また、エアバッグ1の取付片部32は、エアバッグ本体部31の上縁部の所定位置に複数形成されている。そして、各取付片部32は、エアバッグ本体部31を構成する基布と一体に形成され、例えば、外側基布部と内側基布部とを重ね縫着して形成されている。そして、各取付片部32は、エアバッグ本体部31からで舌片状に突設され、円孔状をなす取付孔が形成されている。
そして、図1ないし図3に示すように、第1のピラーガーニッシュ21は、フロントピラー11の車室4を覆う装飾部材であるガーニッシュ本体40を備え、このガーニッシュ本体40は、長手方向に沿って2分割され、下側すなわち窓部8側に位置する一側部である覆部41と、上側すなわちフロントガラス17に位置する他側部である扉部42とを備えている。そして、ガーニッシュ本体40の覆部41は、エアバッグ1の展開時にも外れない強度を確保するように、取付台部44により第1のピラーガーニッシュ21に固定的に取り付けられている。そして、この取付台部44は、覆部41と扉部42との間に沿って配置される取付板部45を備え、この取付板部45の扉部42側の面が、案内面部46となっている。また、この取付板部45の先端部には、フロントピラー11に係合して取り付けられるフック状の係合部47が設けられている。さらに、取付台部44には、取付板部45に交差して補強用のリブ部48が設けられている。また、扉部42は、変形可能に形成され、長手方向に沿った一方の縁部がリベットなどの固定手段51でフロントピラー11に固定されているとともに、覆部41との合わせ部(図3に示す矢印B部)となる長手方向に沿った他方の縁部には、覆部41の縁部の裏面側に当接して係止される当接部53が屈曲して設けられ、ガーニッシュ本体40の形状を保持するようになっている。そして、この扉部42の裏面側、すなわち、扉部42と案内面部46とフロントピラー11とに囲まれた部分が、折り畳まれたエアバッグ1を収納する収納部55となっている。
なお、図2、図4、及び図5において、Aは模式的に示す前席の乗員の頭部、Bは模式的に示す後席の乗員の頭部である。
次に、このエアバッグ装置2の組み立て工程及び車体3への取付工程を説明する。
まず、エアバッグ1は、平面状に広げた状態から、エアバッグ本体部31を所定の細長い形状に折り畳み、スリーブなどを用いて折り畳み形状を保持するとともに、後端部のガス導入口31bにインフレータ25の本体部25aから延びる接続管25bを接続する。そして、なお、エアバッグ本体部31の折畳方法は、種々の方法を採ることができるが、例えば、図3に示すように、下側部をロール状に折り畳んで集積部31iを形成するとともに、上側部はこの集積部31iを両側から包むパラソル状の案内部31jとして折り畳むことができる。
そして、このエアバッグ装置2を車室4内に持ち込み、ヘッドライニングが取り付けられる前に車体3への取付作業を行う。
この取付作業は、まず、エアバッグ1の複数の取付片部32、セール固定点31h、及びインフレータ25及び接続管25bのインフレータ側取付部25cを、それぞれボルトなどの固定具56で固定する。また、インフレータ25から導出されたハーネスを車体3に備えた制御装置に接続する。
次いで、車体3の天井パネル16にヘッドライニングを取り付ける。この状態で、このヘッドライニングの変形可能な縁部により、エアバッグ1の長手方向の中央部分、すなわち、各ピラーガーニッシュ21,23で覆われない部分が覆われる。
次いで、前後のピラー11,13に、ピラーガーニッシュ21,23を取り付け、エアバッグ1の前後の端部を覆う。ここで、第1のピラーガーニッシュ21は、覆部41を係合部47などを用いて取り付けるとともに、扉部42を固定手段51でフロントピラー11に固定する。この状態で、覆部41と扉部42とは車室4側の表面が滑らかに連続している。
この状態で、図2及び図3に示すように、エアバッグ装置2及び第1のピラーガーニッシュ21の車体3への取付作業が完了する。
次に、エアバッグ1の展開動作を説明する。
車体3の側面衝突などの際には、制御装置によりインフレータ25が作動し、このインフレータ25から噴射されるガスが接続管25bを介しガス導入口31bからエアバッグ本体部31内に導入される。すると、エアバッグ本体部31は、先端部から後端部まで展開するが、長手方向の中央部分、すなわち、ヘッドライニングにより覆われた部分、及び、第3のピラーガーニッシュ23に覆われた部分では、これらヘッドライニングの下側部及び第3のピラーガーニッシュ23の下側部を車室4側に押すようにして変形させ、所定面10に沿った所定方向である略下方(図1に示す矢印U方向)に直接的に迅速に展開し、窓部8などを覆う。
一方、エアバッグ本体部31は、先端部の第1のピラーガーニッシュ21に覆われた部分では、図1に示すように、展開の圧力により、当接部53の係止を解除して扉部42を変形させながら押し開いて開口を形成し、案内面部46に案内されつつ、収納部55から所定方向と交差する方向、ここでは略直交する方向である車内4側すなわち乗員側(図1に示す矢印R方向)に円滑に展開し、すなわちフロントピラー11を覆うように展開する。さらに、図1、図4及び図5に示すように、この収納部55から展開した部分の先端側は、ヘッドライニングを押し開いて展開した部分に引っ張られるようにして、所定面10に沿った所定方向である略下方に展開し、すなわち、覆部41を乗り越えてフロントピラー11を包み込むように展開して、窓部8などを覆う。
このようにしてカーテン状に展開したエアバッグ1により、前後のドア9の開口である窓部8及び各ピラー11,12,13が覆われ、特に、フロントピラー11の部分はフロントピラー11が全面的に覆われるように展開し、すなわち、フロントピラー11から側方の窓部8にかけての車室4の側面全体を覆うように展開して、前席及び後席の各乗員の頭部、胸部などが保護される。
このように、本実施の形態によれば、車両の窓枠に沿って取り付けられ、カーテン状に窓部8を覆って展開するいわゆるカーテンエアバッグ装置について、フロントピラー11の部分では、このフロントピラー11に取り付けた第1のピラーガーニッシュ21により、窓部8すなわち展開方向とは反対側に位置する収納部55から、窓部8側の覆部41を越えて窓部8側すなわち所定面10側に展開するようにエアバッグ1を案内できるため、エアバッグ1でフロントピラー11の乗員側の全面を覆うように展開させることができる。このように、ピラー部としてのフロントピラー11の部分までをエアバッグ1による保護領域とすることができ、フロントピラー11と展開したエアバッグ1との間に隙間がないように展開するため、側突や横転時に乗員の頭部などの室内衝突を防止するとともに、乗員が車外に放出されないように車室4内にとどめ、乗員を効果的に保護できる。
また、フロントピラー11を覆うようにエアバッグ1を展開させる部材は、第1のピラーガーニッシュ21に容易に組み込みでき、構造も簡略であるため、製造コストを低減できる。
また、第1のピラーガーニッシュ21は、エアバッグ1を収納した状態では、覆部41と扉部42とが滑らかに連続するため、外観を向上できる。
なお、上記の実施の形態では、フロントピラー11を覆う第1のピラーガーニッシュ21について、ピラー部を覆う構成としたが、他のピラー部についても、この構成を採ることができる。例えば、図6に示すように、展開するエアバッグ1を収納する収納位置としてのルーフサイド部5を、天井パネル16の両側の縁部の部分から、フロントピラー11及びリアピラー13にかかる部分にまで設定した場合、第3のピラーガーニッシュ23についても、第1のピラーガーニッシュ21と同様に、所定面10側と反対側であるリアガラス18側に収納部55を設けるとともに、この収納部55を覆う扉部42及びこの扉部42の所定面10側に位置する覆部41を設け、リアピラー13を全面的に覆うようにエアバッグ1を展開させることができる。
さらに、上記の実施の形態では、エアバッグ1の端部に位置するピラー部の部分で、収納位置をエアバッグ1で覆うようにしたが、この構成に限られず、細長く折り畳んだエアバッグ1の長手方向の中間位置で、収納位置を覆うようにエアバッグ1を展開させることもできる。
また、上記の実施の形態では、被取付部は、自動車の車体3の車体パネル15としたが、この構成に限られず、適切な剛性を有し、ボルトなどの固定具を用いてエアバッグ装置2が取り付けられる部材であれば良い。
また、エアバッグ1は、前席保護部と後席保護部とを連通部で接続するとともに、後端部にガス導入口を設ける構成に限られず、種々の形態をとることができる。例えば、エアバッグ本体部の中央上部に位置して膨張部を外部に連通するガス導入口を設けることもできる。
本発明は、上側から下側に向かって展開して自動車の側方の窓部を覆う構成に限られず、所定面に沿って面状に膨張展開する必要がある適宜のエアバッグ装置に適用できる。
本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示すエアバッグが展開した状態の図4のII−II断面図である。 同上エアバッグ装置のエアバッグが展開していない状態の側面図である。 同上エアバッグ装置の図2のI−I断面図である。 同上エアバッグ装置のエアバッグが展開した状態の側面図である。 同上エアバッグ装置のエアバッグが展開した状態の平面図である。 本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す一部の側面図である。
符号の説明
1 エアバッグ
2 エアバッグ装置
4 車室
5 収納位置としてのルーフサイド部
8 所定面を構成する窓部
10 所定面
11 ピラー部としてのフロントピラー
16 天井部としての天井パネル
21 収納体としての第1のピラーガーニッシュ
41 覆部
42 扉部
46 案内面部
55 収納部

Claims (3)

  1. 所定面の一縁部に沿った収納位置に折り畳んで収納され、ガスが導入されて前記収納位置から前記所定面に沿って展開するエアバッグと、
    前記収納位置で折り畳んで収納された前記エアバッグの一部を収納し、前記所定面に沿った方向と交差する方向に開口する収納部を備えた収納体と
    を具備したことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 収納体は、収納部を開閉可能に覆う扉部と、前記収納部の所定面側に臨む案内面部と、閉じた状態の扉部に連続的に収納位置を覆う覆部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。
  3. 所定面は、車両の車室の窓部に沿った面部であり、
    収納位置は、車両の車室の天井部を支持するピラー部から窓部の上縁部に沿った位置であり、
    収納体は、前記ピラー部の車室側に配置された
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ装置。
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