JP5846091B2 - エアバッグの補強構造 - Google Patents

エアバッグの補強構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5846091B2
JP5846091B2 JP2012215145A JP2012215145A JP5846091B2 JP 5846091 B2 JP5846091 B2 JP 5846091B2 JP 2012215145 A JP2012215145 A JP 2012215145A JP 2012215145 A JP2012215145 A JP 2012215145A JP 5846091 B2 JP5846091 B2 JP 5846091B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
cloth
base fabric
main body
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012215145A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014069614A (ja
Inventor
孝 重村
孝 重村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2012215145A priority Critical patent/JP5846091B2/ja
Priority to CN201310392560.1A priority patent/CN103693005B/zh
Publication of JP2014069614A publication Critical patent/JP2014069614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5846091B2 publication Critical patent/JP5846091B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Description

本発明は、複数枚の基布の周縁相互を縫合糸を用いて縫着させて袋状とされ、内部に膨張用ガスを流入させて膨張する構成のエアバッグにおいて、基布の周縁相互を縫合させた縫代部を内周側に向けて形成されるエアバッグの縫合部位の補強構造に関する。
従来、エアバッグを構成する基布の周縁相互を縫着する縫合部位付近を補強するために、縫合部位付近の部位の内表面側をクロロプレンゴム等からなるゴムシートによって覆う構成のものがあった(例えば、特許文献1,2参照)。また、縫合部位付近の部位の内表面側を覆うように、クロロプレンゴム系の接着剤を用いて補強テープを貼着させる構成のものもあった(例えば、特許文献3参照)。
特開平2−175352号公報 実開平2−87653号公報 特開平4−356249号公報
しかし、上記特許文献1〜3に記載のエアバッグでは、製造時に、エアバッグを構成する基布相互を縫着させる縫合作業とは別に、ゴムシートや補強シートを貼着させる作業が、必要となって、製造工数や製造コストが増大していた。また、ゴムシートやゴム系の接着剤を使用していることから、リサイクル性も良好ではなかった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、簡便な構成として、縫合部位付近の耐熱性を高めるように補強可能なエアバッグの縫合部位の補強構造を提供することを目的とする。
本発明に係るエアバッグの補強構造は、複数枚の基布の周縁相互を縫合糸を用いて縫着させて袋状とされ、内部に膨張用ガスを流入させて膨張する構成のエアバッグにおいて、基布の周縁相互を縫合させた縫代部を内周側に向けて形成されるエアバッグの縫合部位の補強構造であって、
周縁相互を縫着されてエアバッグを構成する少なくとも2枚の本体用基布と、本体用基布の周囲に配置される少なくとも2枚のパッチ布と、を有し、
各パッチ布が、それぞれ、本体用基布の内周側における縫代部の両側面を覆うように、重ねられた状態で、本体用基布の周縁相互を縫着させる縫合部位の部位で、本体用基布とともに、共縫いされて、本体用基布に縫着されるとともに、相互に反転された状態で、縫合部位と対向する縁部相互を、縫合糸を用いて縫着されて、縫合部位と縫代部とを覆うように、構成されていることを特徴とする。
本発明のエアバッグの縫合部位の補強構造では、少なくとも2枚のパッチ布を用い、これらのパッチ布を、本体用基布の周縁相互を縫着させる縫合部位の部位で、本体用基布に共縫いさせ、縫合部位と対向する縁部相互を、縫合糸を用いて縫着させることにより、縫合部位の周囲を覆うように配置させている。そのため、エアバッグの製造時において、本体用基布の周縁相互の縫合作業工程で、同時に、パッチ布を取り付けることができ、別工程が不要であることから、製造工数の増加を抑制できる。また、本発明のエアバッグの縫合部位の補強構造では、各パッチ布は、縫合部位の形成時に、本体用基布に共縫いされて縫着された後に、縁部相互を縫着されることから、本体用基布に対して位置ずれせず、エアバッグの製造後に取り付ける場合と比較して、容易に製造可能である。さらに、本発明のエアバッグの補強構造では、縫代部を内周側に向けるように形成される縫合部位が、パッチ布において、縫合部位近傍の折返部位から、相互に縫着される縫合部位と対向する縁部側にかけての広い部位によって、覆われる構成であることから、縫合部位と縫代部とを、エアバッグの内部に流入する膨張用ガスから的確に保護することができて、縫代部を内周側に向ける構成とされていても、縫合部位と縫代部とが、膨張用ガスによりダメージを受けることを抑制できる。
したがって、本発明のエアバッグの縫合部位の補強構造では、簡便な構成として、縫合部位付近の耐熱性を高めるように補強することができる。
また、本発明のエアバッグの補強構造において、エアバッグが、膨張用ガスを内部に流入させるガス流入口の周囲を覆うように配置されて、内部に流入する膨張用ガスの流れの向きを整流する整流布を有する構成の場合、本体用基布を、エアバッグの膨張時におけるガス流入口と対向する位置に、縫代部を配置させるような構成の整流布を構成する一対の整流布用基布から、構成することが好ましい。すなわち、本発明のエアバッグの補強構造は、ガス流入口の周囲を覆うように、ガス流入口の近傍に配置される整流布を構成する整流布用基布の周縁相互を縫着させる縫合部位の保護に好適であり、縫合部位及び縫代部が、エアバッグの膨張時にガス流入口と対向するように、ガス流入口近傍に配置される構成であっても、パッチ布によって、縫合部位及び縫代部が膨張用ガスによるダメージを受けることを防止できることから、ガス流入口を経て内部に流入する膨張用ガスを、的確に整流させることができて、高い整流効果を得られる。
本発明の一実施形態である助手席用エアバッグを使用した助手席用エアバッグ装置の車両前後方向に沿った縦断面図である。 実施形態のエアバッグを単体で膨張させた状態の前方側から見た斜視図である。 実施形態のエアバッグを単体で膨張させた状態の前後方向に沿った縦断面図である。 実施形態のエアバッグを単体で膨張させた状態の左右方向に沿った縦断面図である。 実施形態のエアバッグにおける整流布を構成する整流布用基布とパッチ布とを並べた平面図である。 実施形態のエアバッグにおける整流布を単体で膨張させた状態の左右方向に沿った概略縦断面図である。 実施形態のエアバッグに使用されるテザーの前側部位を示す部分拡大概略斜視図である。 実施形態のエアバッグを構成する基布を示す平面図である。 実施形態のエアバッグの製造工程を示す概略図である。 実施形態のエアバッグの製造工程を示す概略図であり、図9の後の工程を示す図である。 実施形態のエアバッグの製造工程を示す概略図であり、図10の後の工程を示す図である。 実施形態のエアバッグの整流布の製造工程を示す概略図であり、図11の後の工程を示す図である。 実施形態のエアバッグの整流布の製造工程を示す概略図であり、図12の後の工程を示す図である。 実施形態のエアバッグを使用した助手席用エアバッグ装置において、エアバッグが膨張を完了させた状態を示す車両側方から見た概略縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態では、助手席用エアバッグ15を例に採り、説明をする。実施形態の助手席用エアバッグ(以下「エアバッグ」と省略する)15は、図1に示すように、インストルメントパネル(以下「インパネ」と省略する)1の上面2の内部に配置されるトップマウントタイプの助手席用エアバッグ装置Mに使用されるものである。この助手席用エアバッグ装置Mは、折り畳まれたエアバッグ15と、エアバッグ15に膨張用ガスを供給するインフレーター8と、エアバッグ15及びインフレーター8を収納保持するケース6と、エアバッグ15をケース6に取り付けるためのリテーナ11と、折り畳まれたエアバッグ15を覆うエアバッグカバー10と、を備えて構成されている。
なお、本明細書において、上下、前後、及び、左右の方向は、特に断らない限り、車両の上下、前後、及び、左右の方向に一致するものである。
エアバッグカバー10は、合成樹脂製のインパネ1と一体的に形成されて、エアバッグ15の展開膨張時に、前後二枚の扉部10a,10bをエアバッグ15に押されて開くように構成されている。また、エアバッグカバー10における扉部10a,10bの周囲には、ケース6に連結される連結壁部10cが、形成されている。
インフレーター8は、外周面に周方向に沿って多数のガス吐出口8bを配置させた略円柱状の本体部8aと、インフレーター8をケース6に取り付けるためのフランジ部8cと、を備えて構成されている。
ケース6は、板金製として、上端側に長方形状の開口を有した略箱形状とされて、インフレーター8を下方から挿入させて取り付ける略長方形板状の底壁部6aと、底壁部6aの外周縁から上方に延びてエアバッグカバー10の連結壁部10cを係止する周壁部6bと、を備えて構成されている。ケース6には、底壁部6aの部位に、車両のボディ側に連結される図示しないブラケットが、配設されている。
実施形態の場合、エアバッグ15とインフレーター8とは、エアバッグ15内に配置される略円環状のリテーナ11の複数のボルト11aを、エアバッグ15のガス流入口19の周縁、ケース6の底壁部6a、及び、インフレーター8のフランジ部8cを、貫通させて、ナット12止めされることにより、ケース6に取り付けられている。
エアバッグ15は、実施形態の場合、内部に膨張用ガスGを流入させて膨張するバッグ本体16と、バッグ本体16内に配置される整流布28と、バッグ本体16内に配置されてバッグ本体16の膨張完了形状を規制するテザー42と、を備えて構成されている。
バッグ本体16は、図1の二点鎖線及び図14に示すように、膨張完了時に、インパネ1の上面2とインパネ1上方のウィンドシールド4との間を塞ぐように配置可能な略袋状として構成されている。具体的には、バッグ本体16は、図2〜4に示すように、膨張完了時の形状を、頂部を前端側に配置させた略四角錐形状とされるもので、膨張完了時に乗員MP(図14参照)側となる乗員側壁部23と、乗員側壁部23の周縁から前方に延びるとともに前端側にかけて収束される先細り形状の周壁部17と、を備えている。
周壁部17は、エアバッグ15の膨張完了時に、主に、インパネ1の上面2とインパネ1上方のウィンドシールド4との間を塞ぐように配置される部位であり、上下両側で略左右方向に沿って配置される上壁部17a,下壁部17bと、左右両側で略前後方向に沿って配置される左壁部17c,右壁部17dと、を備えている。バッグ本体16の膨張完了時の前端付近となる下壁部17bの前端近傍において、左右方向の略中央となる位置には、内部に膨張用ガスを流入可能に略円形に開口して、周縁をケース6の底壁部6aに取り付けられるガス流入口19が、形成されている。ガス流入口19の周縁には、リテーナ11のボルト11aを挿通させて、ガス流入口19の周縁をケース6の底壁部6aに取り付けるための複数(実施形態の場合、4個)の取付孔20が、形成されている。また、周壁部17における左壁部17cと右壁部17dとには、バッグ本体16内に流入した余剰の膨張用ガスを排気するためのベントホール21が、形成されている。
乗員側壁部23は、バッグ本体16の膨張完了時に、助手席に着座した乗員MPと対向するように、乗員MP側となるバッグ本体16の後端側において略鉛直方向に沿って配設される。乗員側壁部23は、バッグ本体16の膨張完了時において、左右方向の略中央となる位置に、上下の略全域にわたって凹ませるような凹部24を、配設させた構成とされている。そして、乗員側壁部23において凹部24の左右両側には、相対的に後方側へ突出する突出部25L,25Rが、配設されている。すなわち、実施形態のバッグ本体16の乗員側壁部23には、バッグ本体16の膨張完了時に、左右方向の中央で凹む凹部24と、凹部24の左右両側に配置される突出部25L,25Rと、が、上下方向に沿って連続的に配設されている(図3参照)。具体的には、実施形態の場合、左右の突出部25L,25Rの隆起した状態と凹部24の凹んだ状態とは、乗員側壁部23の上端側の領域を最も大きくして、乗員側壁部23の下端側と、周壁部17における上壁部17aの領域内における前方側と、にかけて、それぞれ、凹凸を収束させるような形状とされている。そして、実施形態のバッグ本体16では、凹部24における凹みの先端(前端24a)は、後述する内側左パネル部51,内側右パネル部52の内周縁51a,52a相互を縫着させて形成される縫合部位57から、構成され、各突出部25L,25Rにおける突出頂部25aは、後述する外側左パネル部48,外側右パネル部49の後縁48e,49eと、内側左パネル部51,内側右パネル部52の外周縁51b,52bと、をそれぞれ縫着させて形成される縫合部位58L,58Rから、構成されている。
整流布28は、図3,4に示すように、バッグ本体16内において、ガス流入口19の周囲となる上方側を覆うように配置されるとともに、ガス流入口19から流入した膨張用ガスGを前後両側へ整流可能に、前後方向の両端を開口させた略筒形状とされている。詳細に説明すれば、バッグ本体16の膨張初期に、インフレーター8のガス吐出口8bから吐出される膨張用ガスGは、インフレーター8の本体部8aの軸直交方向に沿って(ガス流入口部19の開口面に沿って)略放射状に吐出されることとなり、この膨張用ガスGは、まず、整流布28の内側面に沿って流れ(図6参照)、その後、前後両側に向かって流れて、開口28a,28bから、バッグ本体16内に、前後に流出される構成である。そして、実施形態の場合、整流布28は、一対の整流布用基布32,32を縫合糸Tを用いて縫着させて形成されるもので、整流布用基布32相互を縫着させている縫合部位29は、エアバッグ15の展開膨張時に、整流布28の左右方向の略中央となる位置であって、ガス流入口19と対向するように、ガス流入口19の中心の略直上となる位置において前後方向に略沿って、配置されることとなる。また、この縫合部位29は、縫代部30を内周側に向けるようにして、形成されている。そして、実施形態では、この整流布28を構成する整流布用基布32,32を、本体用基布として、2枚のパッチ布36,36を用いて縫合部位29を補強させている構成である。
すなわち、実施形態では、整流布28は、図5,8に示すように、本体用基布を構成する一対の整流布用基布32,32と、2枚のパッチ布36,36と、から構成されている。なお、図5には、一方の整流布用基布32とパッチ布36のみを示している。一対の整流布用基布32は、相互に左右対称形とされるもので(図8参照)、それぞれ、ガス流入口19の周縁に縫着される連結部33と、連結部33から左右の外方に延びる本体部34と、を備えている。そして、実施形態では、整流布28は、各整流布用基布32の連結部33をそれぞれ、ガス流入口19の周縁に縫着させるようにしてバッグ本体16に取り付け、本体部34において連結部33から離れた側の先縁34a相互を、縫代部30を内周側に向けるようにして、縫合糸Tを用いて縫着させて縫合部位29を形成して、形成されている。縫合部位29を形成される本体部34の先縁34aは、前後方向の中央を突出させるように、湾曲して形成されている。
2枚のパッチ布36は、外形形状を同一とされるもので、詳細には、図5に示すように、整流布用基布32における本体部34の先縁34aと略一致するように湾曲した外周縁37a,38aを有した略ラグビーボール形状として、構成されている。パッチ布36は、本体部34の先縁34a側を略全面にわたって覆い可能に、長手方向側の幅寸法を、本体部34における先縁34a側の幅寸法と、略一致させて、構成されている。さらに詳細に説明すれば、各パッチ布36は、縫合部位29の部位で共縫いされてエアバッグ15の膨張完了時に本体部34側に配置される裏側部位37と、エアバッグ15の膨張完了時に整流布28の内周面側に露出するようにガス流入口19側に配置される表側部位38と、を有し、裏側部位37と表側部位38とは、ともに、外周縁37a,38aの湾曲形状を、本体部34の先縁34aの湾曲形状と略一致させるように、構成されている。また、裏側部位37と表側部位38とは、略対称形とされている。
そして、各パッチ布36は、図12のA,Bに示すように、縫合部位形成前の各整流布用基布32における本体部34の内表面側に、縫代部30の両側面を覆うように、裏側部位37の外周縁37aを先縁34aと一致させるようにして、重ねられた状態で、縫合糸Tを用いた縫合部位29の形成時に、整流布用基布32(本体部34)とともに共縫いされる。その後、各パッチ布36は、整流布用基布32に外周縁37aを縫着された状態で、表側部位38を反転させるように、短手方向側の中心線C付近で折り返され(二つ折りされ)て(図13のA参照)、縫合部位29と対向するように配置される表側部位38の外周縁38a側の部位相互を、略全周にわたって外周縁38aに略沿うように縫合糸Tを用いて縫着させることにより(図13のB参照)、整流布用基布32における縫合部位29及び縫代部30とその周縁の部位を覆うように、構成されている。なお、実施形態の場合、パッチ布36において表側部位38の外周縁38a相互を縫着させる第2の縫合部位39は、図6及び図13のBに示すように、縫合部位29よりも先端(先縁34a)側となる位置において、パッチ布36における裏側部位37と、本体部34と、ともに、共縫いされるようにして、形成されている。すなわち、第2の縫合部位39は、各パッチ布36における裏側部位37及び表側部位38と、各整流布用基布32の本体部34と、の6枚重ねの部位を縫着させて、形成されている。
詳細に説明すれば、実施形態の整流布28では、各パッチ布36は、縫合部位29を構成する縫合糸Tを露出させないように、縫合部位29及び縫代部30の内周側(両側面)を覆っている構成である。各パッチ布36は、縫合部位29の部位において、裏側部位37を本体部34と共に共縫いされていることから、各裏側部位37が、縫代部30の両側面を覆うこととなる。そして、縫合部位29を構成する縫合糸Tは、裏側部位37の内表面側に多く露出されることとなるが(図12のB参照)、この裏側部位37の内表面側は、二つ折りされるようにして折り返されて外周縁38a相互を縫着されるパッチ布の表側部位38によって覆われることから(図6及び図13のB参照)、縫合部位29を構成する縫合糸Tは、略全面にわたって、パッチ布36に覆われることとなり、インフレーター8のガス吐出口8bから吐出される膨張用ガスGが、縫合部位29を構成する縫合糸Tに直接当たることを、的確に防止できる。なお、実施形態では、上述した如く、ガス吐出口8bから吐出された膨張用ガスGは、まず、整流布28の内側面に沿って流れることとなるが(図6参照)、膨張用ガスGが、仮に、パッチ布36の裏側部位37と整流布用基布32の本体部34との間に侵入するように流れることとなっても、この部位には、縫合部位29を構成する縫合糸Tは殆ど露出されていないことから、縫合糸Tに大きなダメージを与えることもない。
バッグ本体16内に配置されるテザー42は、膨張完了時の凹部24の前端24a側の後方への突出を抑制するように、バッグ本体16内に配置されるもので、実施形態の場合、図3,4に示すように、周壁部17側となる前側部位43と、乗員側壁部23側となる後側部位44と、を備えて構成されている。
前側部位43は、実施形態の場合、図7に示す前側部位用素材46の一部を折って構成されるもので、ガス流入口19を中心とした左右対称形として、バッグ本体16の膨張完了時における外形形状を、前端側を略左右方向に沿わせ、後端側を略上下方向に沿わせるような略三角錐形状に近似した立体形状とされている(図7参照)。実施形態の場合、前側部位43は、前端43a側の領域を、ガス流入口19の周縁となる領域で、周壁部17の下壁部17bに連結され、このガス流入口19の周縁との連結部位から後方に延びる部位を、折目をつけて略三角錐状に近似した立体形状に形成している。そして、前側部位43は、後端43b側を、後側部位44の前端44a側に縫着させている。
後側部位44は、外形形状を略台形状として構成され、幅広の後端44b側を、乗員側壁部23の上下の略中央となる位置において、凹部24の前端24a側に縫着させ、狭幅の前端44a側を、前側部位43の後端43b側に縫着されている。
バッグ本体16は、所定形状の基布の周縁相互を結合させて袋状に構成されるもので、実施形態の場合、図8に示すように、膨張完了時に左右方向の外方に配置される外側左パネル部48,外側右パネル部49と、膨張完了時に左右方向の内方に配置される内側左パネル部51,内側右パネル部52と、の4枚の基布から構成されている。
外側左パネル部48及び外側右パネル部49は、左右対称形として、膨張完了時のバッグ本体16において、主に、周壁部17の領域と、乗員側壁部23における各突出部25L,25Rの突出頂部25aから左右方向の外方となる部位の領域と、を構成するもので、これらの領域を、ガス流入口19の周縁となる部位を除いて、ガス流入口19の中央を通るとともに前後方向に沿うような分割面で、左右で分割するようにして、それぞれ、別体として構成されている。実施形態の場合、各外側左パネル部48,外側右パネル部49は、ガス流入口19の周縁の部位を構成する突出部48a,49aを、備えている。
内側左パネル部51及び内側右パネル部52は、乗員側壁部23における各突出部25L,25Rの突出頂部25a間となる内方の領域を構成するもので、この領域を、凹部24の先端(前端24a)となる位置で、左右で2分割するようにして、構成されている。
また、実施形態のバッグ本体16には、ガス流入口19の周縁を補強する略円形の補強布54が、配設されている。この補強布54は、ガス流入口19から前方に延びる延設部54aを、備えている。この延設部54aは、図3に示すように、エアバッグ15の展開膨張時において、後述する縫合部位59の内周側を覆って、この縫合部位59に、ガス流入口19から内部に流入した膨張用ガスが直接当たるのを防止している。
実施形態では、バッグ本体16を構成する外側左パネル部48,外側右パネル部49,内側左パネル部51,内側右パネル部52,補強布54、整流布28を構成する整流布用基布32,パッチ布36、及び、テザー42を構成する前側部位用素材46(前側部位43),後側部位44は、それぞれ、ポリエステル糸やポリアミド糸等からなる可撓性を有した織布から形成されている。実施形態の場合、バッグ本体16、整流布28、及び、テザー42は、シリコン等のコーティング剤を塗布しないノンコート布から、構成されている。
次に、実施形態のエアバッグ15の製造について述べる。あらかじめ、内側左パネル部51と内側右パネル部52とを、平らに展開した状態で周縁相互を一致させるように重ね、さらに、テザー42の後側部位44を重ねて、内周縁51a,52a相互と、後端44bと、を縫合糸を用いて縫着させ、縫合部位57を形成しておく(図11のA参照)。
まず、図9のA,Bに示すように、外側左パネル部48と外側右パネル部49とを、平らに展開した状態で周縁相互を一致させるように重ね、下縁48d,49d相互を、縫合糸を用いて縫着させ、この縫着された下縁48d,49d側を中央に位置させ、突出部48a,49a相互を重ねるようにして、外側左パネル部48と外側右パネル部49とを離すように開く。その後、図10のA,Bに示すように、整流布用基布32,32、テザー42を構成する前側部位用素材46、補強布54を、順に重ね、ガス流入口19の周縁となる部位で、縫合糸を用いて縫着させる。その後、孔開け加工により、ガス流入口19及び取付孔20を形成する。
次いで、図11のAに示すように、外側左パネル部48と外側右パネル部49とを、周縁相互を一致させるように、重ね、上縁48c,49c相互を、縫合糸を用いて縫着させる。その後、図11のBに示すように、外側左パネル部48と外側右パネル部49とを、後縁48e,49e相互を離すように開き、外周縁51b,52b相互を離すように広げた内側左パネル部51,内側右パネル部52を、外側左パネル部48,外側右パネル部49上に載置させて、外側左パネル部48の後縁48eと内側左パネル部51の外周縁51bとを、縫合糸を用いて縫着させて、縫合部位58Lを形成し、同様に、外側右パネル部49の後縁49eと内側右パネル部52の外周縁52bとを、縫合糸を用いて縫着させて、縫合部位58Rを形成する。その後、テザー42の前側部位43を構成する前側部位用素材46を、後端側を二つ折りするように折り曲げて、折り曲げた状態の後端43b側を、縫合糸を用いて、後側部位44の前端44a側に、幅方向の全域にわたって縫着させて、テザー42を形成する(図11のC参照)。次いで、外側左パネル部48,外側右パネル部49の前縁48b,49b付近の部位を、それぞれ、二つ折りするようにして重ね、前縁48b,49bを、縫合糸を用いて縫着させて、縫合部位59を形成して、バッグ本体16を形成する。
次いで、ガス流入口19を利用して、縁部の縫い代が外部に露出しないように、バッグ本体16を反転させる(図11のD参照)。その後、図12のAに示すように、各整流布用基布32の本体部34を、ガス流入口19から外部に引き出し、先縁34a側を平らに展開した状態で、外表面側を合せるようにして、先縁34a相互を一致させるように重ね、各本体部34の内表面側に、それぞれ、パッチ布36を、裏側部位37の外周縁37aを先縁34aに一致させるようにして、重ね、本体部34の先縁34a相互と、裏側部位37の外周縁37aと、を、縫合糸Tを用いて縫着させて、縫合部位29を形成する(図12のB参照)。その後、各パッチ布36を、表側部位38を裏側部位37に重ねるように折り返し(二つ折りし)(図13のA参照)、外周縁37aと略一致している外周縁38a付近の部位を、縫合部位29よりも先端側(先縁34a側)となる位置で、本体部34及び裏側部位37に、縫合糸Tを用いて縫着させて、第2の縫合部位39を形成し、整流布28を形成する(図13のB参照)。その後、整流布28を、ガス流入口19の内部に戻せば、エアバッグ15を製造することができる。
そして、エアバッグ15の製造後、各取付孔20からボルト11aを突出させるようにして、内部にリテーナ11を配置させた状態で、エアバッグ15を、ケース6内に収納可能に折り畳み、周囲を、折り崩れ防止用の破断可能なラッピング材(図符号省略)により、くるんでおく。その後、各ボルト11aをケース6の底壁部6aの図示しない挿通孔から突出させるようにして、ケース6内に収納させ、底壁部6aから突出している各ボルト11aを、インフレーター8のフランジ部8cに挿通させて、インフレーター8のフランジ部8cから突出した各ボルト11aにナット12を締結させれば、折り畳まれたエアバッグ15とインフレーター8とを、ケース6に取り付けることができる。
そして、車両に搭載されたインパネ1におけるエアバッグカバー10の連結壁部10cに、ケース6の周壁部6bを係止させ、ケース6の図示しない所定のブラケットを、車両のボディ側に固定させれば、助手席用エアバッグ装置Mを車両に搭載することができる。
助手席用エアバッグ装置Mの車両への搭載後、車両の前面衝突時に、インフレーター8の各ガス吐出口8bから膨張用ガスが吐出されれば、エアバッグ15が、内部に膨張用ガスを流入させて膨張し、エアバッグカバー10の扉部10a,10bを、図14に示すように、押して開かせることとなる。そして、エアバッグ15は、エアバッグカバー10の扉部10a,10bを押し開いて形成される開口を経て、ケース6から上方へ突出するとともに、車両の後方側に向かって突出しつつ展開膨張して、図1の二点鎖線及び図14に示すように、インパネ1の上面2とインパネ1上方のウィンドシールド4との間を塞ぐように、膨張を完了させることとなる。
そして、実施形態のエアバッグ15では、整流布28に形成される縫合部位29を2枚のパッチ布36,36を用いて、補強させる補強構造を有しており、この補強構造では、各パッチ布36の裏側部位37の外周縁37a側を、本体用基布としての整流布用基布32の先縁34a(周縁)相互を縫着させる縫合部位29の部位で、整流布用基布32に共縫いさせて、縫代部30の両側面を、各裏側部位37によって覆い、縫合部位29と対向する表側部位38の外周縁38a相互を、縫合糸を用いて縫着させることにより、表側部位38を、縫合部位29の周囲(両側面)を覆うように配置させている。そのため、エアバッグ15の製造時において、整流布用基布32の先縁34a相互の縫合作業工程で、同時に、パッチ布36を取り付けることができ、別工程が不要であることから、製造工数の増加を抑制できる。また、実施形態の補強構造では、各パッチ布36は、縫合部位29の形成時に、整流布用基布32に共縫いされて縫着された後に、外周縁38a,38a相互を縫着されることから、整流布用基布32に対して位置ずれせず、整流布の製造後に取り付ける場合と比較して、容易に整流布を製造可能である。
さらに、実施形態の補強構造では、縫代部30を内周側に向けるように形成される整流布28の縫合部位29が、パッチ布36の各裏側部位37により縫代部30の両側面を覆われ、縫合部位29自体(縫合糸T)は、各パッチ布36における縫合部位29近傍の折返部位(短手方向側の中心線C付近、図5参照)から、相互に縫着される縫合部位29と対向する縁部(外周縁38a)側にかけての広い部位(表側部位38全体)によって、覆われる構成であることから、縫合部位29と縫代部30とを、エアバッグ15の内部に流入する膨張用ガスから的確に保護することができて、縫代部30を内周側に向ける構成とされていても、縫合部位29と縫代部30とが、膨張用ガスによりダメージを受けることを抑制できる。
したがって、実施形態のエアバッグ15の縫合部位29の補強構造では、簡便な構成として、縫合部位29付近の耐熱性を高めるように補強することができる。
また、実施形態では、一対の整流布用基布32の先縁34a相互を縫着させる縫合部位29を、パッチ布36を用いて補強している。すなわち、整流布28が、エアバッグ15の膨張時に、ガス流入口19と対向して、ガス流入口19の近傍となる位置に、縫代部30を内周側に向けるようにして縫合部位29を配置させる構成であっても、パッチ布36によって、縫合部位29及び縫代部30が膨張用ガスによるダメージを受けることを防止できることから、ガス流入口19を経て内部に流入する膨張用ガスGを、的確に整流させることができて、高い整流効果を得られる。そのため、仮に、搭載する車両の周辺部材の形状に応じて、例えば、整流布が、膨張時の内径寸法を小さく設定される場合、換言すれば、縫合部位とガス流入口との離隔距離が小さく設定される場合にも、パッチ布により、縫合部位及び縫代部を的確に保護することができて、縫合部位及び縫代部が膨張用ガスによるダメージを受けることを、的確に防止することができる。
なお、実施形態では、2枚のパッチ布が使用されているが、例えば、縫合部位を形成する整流布用基布の外周縁(先縁)の湾曲が大きく、縫合部位が大きく湾曲して形成される場合等には、各整流布用基布に配置される1組のパッチ布で覆う領域を、縫合部位に沿って2個以上に分割し、2組以上(4枚以上)のパッチ布を、縫合部位に沿って並設させて、縫合部位を覆うように構成してもよい。また、実施形態では、パッチ布を用いて、助手席用エアバッグの内部に配置される整流布に形成される縫合部位を補強しているが、本発明の補強構造の適用部位は、これに限られるものではなく、助手席用エアバッグやステアリングホイール用のエアバッグ等、所定形状の基布の周縁相互を縫合糸を用いて縫着させる構成のエアバッグにおいて、ガス流入口の近傍に縫合部位が配置される構成のものであれば、このような縫合部位に、適用可能である。
15…エアバッグ、19…ガス流入口、28…整流布、29…縫合部位、30…縫代部、32…整流布用基布(本体用基布)、34…本体部、34a…先縁(外周縁、36…パッチ布、37…裏側部位、37a…外周縁、38…表側部位、38a…外周縁、39…第2の縫合部位、G…膨張用ガス、M…助手席用エアバッグ装置。

Claims (4)

  1. 複数枚の基布の周縁相互を縫合糸を用いて縫着させて袋状とされ、内部に膨張用ガスを流入させて膨張する構成のエアバッグにおいて、前記基布の周縁相互を縫合させた縫代部を内周側に向けて形成されるエアバッグの縫合部位の製造方法であって、
    周縁相互を縫着されて前記エアバッグを構成する少なくとも2枚の本体用基布と、該本体用基布の周囲に配置される少なくとも2枚のパッチ布と、を有し、
    各パッチ布を、それぞれ、前記本体用基布の内周側における前記縫代部の両側面側を覆うように、前記本体用基布に、重ね、その後、前記本体用基布の周縁相互を縫着させる縫合部位の部位で、前記本体用基布とともに、共縫いさせて、前記本体用基布に縫着させ、
    次いで、
    各パッチ布を、それぞれ、前記縫合部位と前記縫代部とを覆うように折り返して、前記縫合部位と対向する縁部相互を、縫合糸を用いて縫着させて、前記縫合部位と前記縫代部とを前記パッチ布により覆うことにより、製造することを特徴とするエアバッグの縫合部位の製造方法
  2. 前記エアバッグが、膨張用ガスを内部に流入させるガス流入口の周囲を覆うように配置されて、内部に流入する前記膨張用ガスの流れの向きを整流する整流布を有する構成とされ、
    前記本体用基布が、前記整流布を構成する一対の整流布用基布から、構成されるとともに、前記エアバッグの膨張時における前記ガス流入口と対向する位置に、前記縫代部を配置させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグの縫合部位の製造方法。
  3. 複数枚の基布の周縁相互縫合糸を用いた縫着によって結合されてなる袋状と、内部に膨張用ガスを流入させて膨張する構成のエアバッグにおいて、前記基布の周縁相互を縫合させた縫代部内周側に向けて形成されるエアバッグの縫合部位の補強構造であって、
    袋状の前記エアバッグを構成する少なくとも2枚の本体用基布と、該本体用基布の周囲に配置される少なくとも2枚のパッチ布と、を有し、
    各パッチ布が、
    それぞれ、前記本体用基布の内周側における前記縫代部の両側面を覆うように、前記本体用基布に、重ねられる構成とされて、前記本体用基布側に配置される裏側部位と、前記裏側部位から折り返されるようにして内周側に露出して配置される表側部位と、を備える構成とされて、
    前記裏側部位が、前記本体用基布の周縁相互縫着による縫合部位で、前記本体用基布に、結合され、
    前記表側部位が、前記縫合部位よりも前記本体用基布の先端側となる部位において、前記本体用基布に、結合されて、前記縫合部位と前記縫代部とを覆う構成とされていることを特徴とするエアバッグの縫合部位の補強構造。
  4. 前記エアバッグが、膨張用ガスを内部に流入させるガス流入口の周囲を覆うように配置されて、内部に流入する前記膨張用ガスの流れの向きを整流する整流布を有する構成とされ、
    前記本体用基布が、前記整流布を構成する一対の整流布用基布から、構成されるとともに、前記エアバッグの膨張時における前記ガス流入口と対向する位置に、前記縫代部を配置させるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のエアバッグの縫合部位の補強構造。
JP2012215145A 2012-09-27 2012-09-27 エアバッグの補強構造 Active JP5846091B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012215145A JP5846091B2 (ja) 2012-09-27 2012-09-27 エアバッグの補強構造
CN201310392560.1A CN103693005B (zh) 2012-09-27 2013-09-02 气囊的加强构造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012215145A JP5846091B2 (ja) 2012-09-27 2012-09-27 エアバッグの補強構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014069614A JP2014069614A (ja) 2014-04-21
JP5846091B2 true JP5846091B2 (ja) 2016-01-20

Family

ID=50354727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012215145A Active JP5846091B2 (ja) 2012-09-27 2012-09-27 エアバッグの補強構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5846091B2 (ja)
CN (1) CN103693005B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11027691B2 (en) * 2017-09-28 2021-06-08 Toyoda Gosei Co., Ltd. Airbag
CN109849837B (zh) * 2017-11-29 2022-07-26 奥托立夫开发公司 安全气囊装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6435553B1 (en) * 2000-03-20 2002-08-20 Breed Automotive Technology, Inc. Air bag and method of seam assembly for minimizing gas leakage
GB2389822B (en) * 2002-06-21 2005-09-28 Autoliv Dev Improvements in or relating to an air-bag
JP2004189102A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ
KR100699173B1 (ko) * 2005-12-16 2007-03-28 현대모비스 주식회사 조수석 에어백 모듈
JP4735590B2 (ja) * 2007-04-02 2011-07-27 豊田合成株式会社 助手席用エアバッグ
JP5201106B2 (ja) * 2009-08-28 2013-06-05 トヨタ自動車株式会社 エアバッグ装置
JP5338608B2 (ja) * 2009-10-08 2013-11-13 トヨタ自動車株式会社 エアバッグ装置
JP5488390B2 (ja) * 2010-10-21 2014-05-14 トヨタ自動車株式会社 カーテンエアバッグ
JP5566855B2 (ja) * 2010-11-08 2014-08-06 タカタ株式会社 カーテンエアバッグモジュール、カーテンエアバッグ装置、及びカーテンエアバッグモジュールの組み立て方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN103693005A (zh) 2014-04-02
CN103693005B (zh) 2017-04-12
JP2014069614A (ja) 2014-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4735590B2 (ja) 助手席用エアバッグ
JP5807614B2 (ja) 助手席用エアバッグ
JP6252406B2 (ja) エアバッグ装置
US9290149B2 (en) Airbag apparatus for a front passenger seat
JP7188153B2 (ja) 助手席用エアバッグ
JP2009061867A (ja) 助手席用エアバッグ
JP2009056976A (ja) 助手席用エアバッグ
JP2020050182A (ja) エアバッグ
JP2010111331A (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP2003137060A (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP2017056910A (ja) エアバッグ装置
JP4301160B2 (ja) 助手席用エアバッグ
JP6311550B2 (ja) 助手席用エアバッグ
JP7001027B2 (ja) 助手席用エアバッグ
JP6347185B2 (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP5846091B2 (ja) エアバッグの補強構造
JP2013209007A (ja) 助手席用エアバッグ
JP7113391B2 (ja) 助手席用エアバッグの折り畳み方法
JP7207345B2 (ja) エアバッグの予備折り体
JP2009292183A (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP2009149207A (ja) エアバッグ装置
JP4096848B2 (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP7043005B2 (ja) エアバッグ
JP6836170B2 (ja) エアバッグ
JP2003226213A (ja) エアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151109

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5846091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150