JP4254678B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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本発明は、インフレーターから供給される膨張用ガスにより、車両の収納部位から突出して展開膨張するエアバッグ、を備えたエアバッグ装置に関する。
従来、車両に搭載されるエアバッグとインフレーターとを備えたエアバッグ装置では、エアバッグが、インフレーターからの膨張用ガスを流入させるための筒状の接続口部を備えて、構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
そして、この接続口部は、インフレーターに外装されて、クランプによって締め付けられることにより、インフレーターに接続されていた。
特開2003−11768号公報
しかし、このようなクランプだけを利用した接続口部とインフレーターとの接続構造では、例えば、エアバッグの容積が大きくなることに伴って、インフレーターの出力が大きくなれば、インフレーターの作動時、接続口部がインフレーターから抜ける虞れが生じ、接続強度を向上させる点で、改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、エアバッグの接続口部とインフレーターとを、クランプを利用して接続させる構造としても、接続強度を向上させることができるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るエアバッグ装置は、車両の収納部位に折り畳まれて収納され、膨張用ガスを流入させて、収納部位から突出して展開膨張するエアバッグと、エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、を備えて構成され、
エアバッグが、インフレーターからの膨張用ガスを流入させるために、インフレーターに外装されて、クランプによって締め付けられることにより、インフレーターに接続される筒状の接続口部、を備えて構成されるエアバッグ装置であって、
エアバッグが、接続口部を有して、膨張用ガスを流入させて展開膨張するエアバッグ本体と、接続口部とインフレーターとの接続強度を向上させるための可撓性を有した補強布と、を備えて構成され、
エアバッグ本体が、膨張用ガスの流入時に対向する壁部相互を離すように膨らむガス流入部と、対向する壁部相互を結合させて膨張用ガスを流入させない非流入部と、を備え、
補強布が、インフレーターに外装された接続口部におけるインフレーターからの抜け方向に沿って対向する位置に配置される両端部を備えて、一端部側を、エアバッグ本体の接続口部の周縁における非流入部に対して結合される結合取付部とし、他端部側を、インフレーターに組付固定される組付取付部として、配設されていることを特徴とする。
本発明に係るエアバッグ装置では、エアバッグの接続口部とインフレーターとの接続構造において、インフレーターに外装された接続口部が、クランプによりで締め付けられる他に、接続強度を向上させるための補強布を取り付けて、インフレーターに、接続されている。
この補強布は、エアバッグ本体側の非流入部に対して結合させる結合取付部と、インフレーターに対して組付固定される組付取付部と、を備えて、結合取付部と組付取付部とを、接続口部のインフレーターからの抜け方向に沿って対向させており、接続口部のインフレーターからの抜けに対して、対抗することができて、接続口部のインフレーターに対する接続強度を向上させることができる。
そして、補強布は、予め、結合取付部をエアバッグ本体に結合させておけば、可撓性を有していることから、エアバッグ本体とともに折り畳むことができ、エアバッグの取り扱いに支障を生じさせない。勿論、結合取付部は、エアバッグ本体における膨張用ガスを流入させない非流入部に対して結合させていることから、膨張時のエアバッグ本体からのガス漏れを生じさせることもない。
また、結合取付部をエアバッグ本体に結合させておけば、エアバッグ本体とともに補強布を折り畳んだ後、インフレーターとの接続時に、クランプの締め付けと同時に、組付取付部をインフレーター側に組付固定させれば良いことから、エアバッグ装置の組付工数の増大も、抑えることができる。
したがって、本発明に係るエアバッグ装置では、エアバッグの接続口部とインフレーターとをクランプを利用して接続させる構造としても、エアバッグの取り扱いに支障を生ずることなく、かつ、エアバッグ装置の組付工数の増大を抑えて、接続強度を向上させることができる。
なお、補強布の組付取付部は、補強布とインフレーターとに固定孔を設け、これらの固定孔に、リベット、クリップ、ボルト等の固着手段を挿入させて、インフレーターに取り付ける構成としてもよく、あるいは、結合取付部側を、接続口部の抜け方向に移動させないように、止めることができれば、インフレーターの対応する係止部に、巻き掛けたりして、インフレーターに取り付けてもよい。また、インフレーターの車両への取付時に、共締めして、インフレーターに取り付けてもよい。
また、補強布の結合取付部は、縫合糸を利用した縫合や接着剤を利用した接着等により、エアバッグ本体に結合させることができる。
そして、エアバッグが、ガス流入部の対向する壁部を、展開膨張完了時に車内側に位置する車内側壁部と車外側に位置する車外側壁部とし、車両の窓の上縁側に収納されて、展開膨張時に窓の車内側を覆うように、下方へ突出する頭部保護エアバッグとして、構成されて、接続口部が、窓を覆うように展開膨張するエアバッグ本体の前後方向の一方の端部に配置されている場合には、つぎのように構成しても良い。すなわち、非流入部に対して、展開膨張時のエアバッグ本体の車内側・車外側壁部を挟むような両側から、補強布を重ねて配置させ、重ねた補強布と非流入部とを共縫いすることにより、結合取付部を、形成する。
このように補強布の結合取付部が、二枚重ねで構成されていれば、一層、接続強度を向上させることができ、前後方向に長いエアバッグ本体の一方の端部に接続口部が配置されているような頭部保護エアバッグに、好適に使用することができる。すなわち、前後方向に長い頭部保護エアバッグでは、接続口部から流入する膨張用ガスが、接続口部の軸方向に沿って、エアバッグ本体に流入され、その容量も大きいことから、接続口部が、一層、インフレーターから抜け易くなるが、二枚重ねの補強布によって、その抜けに、強固に対抗することができるからである。
また、エアバッグとして、非流入部が、エアバッグ本体の外周縁に配置される周縁部と、周縁部より内側となるエアバッグ本体の膨張領域に配置される厚さ規制部と、を備えて構成されていれば、結合取付部は、厚さ規制部に結合させて形成し、補強布を、接続口部付近から結合された厚さ規制部付近までのエアバッグ本体の膨張領域を、覆うように配設することが望ましい。
このような構成では、接続口部からエアバッグ本体に膨張用ガスが流入する際、接続口部周縁におけるエアバッグ本体の厚さ規制部付近の対向する壁部相互が、共に外方に急激に膨らむが、補強布が、厚さ規制部付近の両壁部の外側に配置されていれば、そのエリアの両壁部における周辺部品との干渉時の保護を、図ることが可能となる。
さらに、前後方向に長いエアバッグ本体の一方の端部に接続口部が配置されているような頭部保護エアバッグでは、通常、展開膨張完了時の下縁側に、前後方向に沿う張力を生じさせて、車外側に移動する乗員と干渉しても、その乗員を車内側に拘束させる拘束性能を確保するように、構成されている。そして、このような頭部保護エアバッグに、接続口部から離れたインフレーターに取り付ける組付取付部を有した補強布が配設されて、その補強布が、エアバッグ本体の膨張領域の厚さ規制部に、結合取付部の結合部位を配置させていれば、補強布の組付取付部により、エアバッグ本体における接続口部側の車両のボディ側への固定点を、実質的に、インフレーター側にずらすことができ、かつ、補強布が、結合取付部により、エアバッグ本体の上縁側よりエアバッグ本体の内側となる下方に位置する厚さ規制部を、インフレーター側に牽引するととなって、一層、エアバッグ本体の下縁側付近に、インフレーター側に引張る大きな張力を発生させ易くなり、頭部保護エアバッグにおける乗員の拘束性能を向上させることができる。
なお、結合取付部は、エアバッグ本体への結合部位を、厚さ規制部だけでなく、周縁部にも備えていれば、取付強度が向上し、補強布が大きな張力を生じさせても、安定して、補強布をエアバッグ本体に取り付けておくことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1に示すように、実施形態のエアバッグ装置Mは、展開膨張完了時に車両Vの窓(サイドウィンド)W1・W2・W3を覆い可能な頭部保護エアバッグ20、を備えて構成される頭部保護エアバッグ装置Mである。エアバッグ20は、窓W1・W2・W3の上縁側を収納部位Uとして、フロントピラー部FPからルーフサイドレール部RRのリヤピラー部RPの上方付近までの範囲に、折り畳まれて収納されている。なお、この車両Vは、フロントピラー部FPとリヤピラー部RPとの間に、略上下方向に沿って配設される二つの中間ピラー部P1・P2を配設させるとともに、各窓W1・W2・W3の車内側に座席を設けた三列シートタイプとして構成され、そして、展開膨張完了時のエアバッグ20は、窓W1・W2・W3とともに、ピラー部P1・P2のピラーガーニッシュ5・6の車内側も、覆うように、構成されている。
頭部保護エアバッグ装置Mは、図1に示すように、エアバッグ20、エアバッグ20に膨張用ガスを供給するインフレーター10、取付ブラケット14・17、取付ボルト13・15・18、及び、クランプ16、を備えて構成されている。折り畳まれたエアバッグ20とインフレーター10とは、車両Vへの搭載時に、車内側をエアバッグカバー8に覆われて収納されている。エアバッグカバー8は、実施形態の場合、フロントピラー部FPの車内側を覆うフロントピラーガーニッシュ3の下縁3aと、ルーフサイドレール部RRの車内側を覆うルーフヘッドライニング4の下縁4aと、から構成されている。
フロントピラーガーニッシュ3やルーフヘッドライニング4は、合成樹脂製として、図示しない取付手段によって、フロントピラー部FPやルーフサイドレール部RRにおけるボディ1側の部材であるインナパネル2の車内側に、取り付けられている。そして、これらの下縁3a・4aから構成されるエアバッグカバー8は、展開膨張時のエアバッグ20を突出可能に、エアバッグ20に押されて、下端3a・4a側を車内側に開くように、構成されている。
インフレーター10は、図1・3に示すように、略円柱状の本体10aと、本体10aの先端(上端)に接合される屈曲した金属パイプからなるディフューザー10bと、から構成され、作動時の本体10aで発生させた膨張用ガスをディフューザー10bの先端10cから吐出するように、構成されている。そして、このインフレーター10は、ディフューザー10bの前方側に延ばした先端10cをエアバッグ20の接続口部26に挿入させ、接続口部26の後端付近に外装されるクランプ16を締め付けて、エアバッグ20の接続口部26に接続されている(図6参照)。また、インフレーター10は、本体10aが、取付ブラケット14に保持され、取付ブラケット14が、取付ボルト15を使用して、リヤピラー部RPにおけるボディ1側のインナパネル2に固定されている。また、ディフューザー10b側は、先端10c付近に上方へ突出する平板状の組付部11を備えて構成され、組付部11に設けられた取付孔11bにボルト13が挿通され、ボルト13がリヤピラー部RPの上方付近のボディ1側のインナパネル2に締め付けられることにより、ボディ1側のインナパネル2に、固定されている。
この組付部11は、補強布36の組付取付部38を固定する部位としており、取付孔11bの他に、組付取付部38を組付部11に固定するためのリベット12を貫通させる固定孔11aを、備えて構成されている(図7参照)。
なお、このインフレーター10の車両Vへの搭載は、インフレーター10とエアバッグ20とを組み付けた状態のエアバッグ組付体として、行なわれる。
エアバッグ20は、図2〜5に示すように、ポリアミド糸やポリエステル糸等を使用した袋織りによって形成されるエアバッグ本体21と、エアバッグ本体21に縫合されて、本体21と同様な可撓性を有した布材からなる二枚の補強布36と、から構成されている。
エアバッグ本体21は、膨張用ガスGを流入させて車内側と車外側とで対向する壁部22a・22b相互を離すように膨張するガス流入部22と、車内側・車外側壁部22a・22b相互を結合させるように形成されて、ガスGを流入させない非流入部28と、を備えて構成されている。ガス流入部22は、保護膨張部23、ガス供給路部25、及び、接続口部26、を備えて構成され、非流入部28は、周縁部29、取付部30、板状部31・32・33、及び、厚さ規制部34、を備えて構成されている。
ガス流入部22の保護膨張部23は、エアバッグ本体21の展開膨張完了時に、前席の側方の窓W1を覆う膨張エリア23aと、二列目の座席の側方の窓W2を覆う膨張エリア23bと、三列目の座席の側方の窓W3を覆う膨張エリア23cと、を備えている。また、ガス供給路部25は、エアバッグ本体21の上縁21a側で前後方向に沿って延びて、各膨張エリア23a・23b・23cの上方を連通するように、配置されている。
さらに、接続口部26は、インフレーター10からの膨張用ガスGをガス供給路部25に流入させることができるように、エアバッグ本体21の上縁21a側における前後方向の一端から外方へ、実施形態の場合には、本体21の後端から後方へ、延びるように配置され、そして、インフレーター10のディフューザー10bの先端10cに外装可能に、後端を開口させた円筒状に形成されている。そして、接続口部26は、ディフューザー10bに外装された状態で、クランプ16によって締め付けられて、ディフューザー10bの先端10cに接続されている。クランプ16は、図3・6に示すように、周方向の両端にフランジ部10b・10bを配置させた円筒状の本体10aを備えて構成され、フランジ部10b・10b相互を接近させるように、フランジ部10b・10bに挿通させたボルト10cにナット10dを締め付けて、円筒状の本体16aの内周側を縮径させることにより、接続口部26を、ディフューザー先端10cの外周面に圧接させ、そして、ディフューザー先端10cに接続させている。
また、保護膨張部23の各膨張エリア23a・23b・23c内には、膨張時のエアバッグ本体21が、前後方向の幅寸法を狭め、また、前後方向に延びる板形状を維持できるように、図2に示すように、厚さ規制部34と板状部31・32とによって区画されて前後方向に並設される複数のセル24、を配設させて、構成されている。各セル24は、上端をガス供給路部25に連通させて、上下方向に棒状に延びるように、配設されている。実施形態の場合、各セル24は、下端側でも相互に連通されている。
非流入部28の周縁部29は、ガス流入部22の外周縁に配置されている。板状部31・32は、ガス供給路部25の下方における膨張エリア23a・23b・23cのそれぞれの間に位置して、略長方形板状とし、また、板状部33は、エアバッグ本体21の前端側に配置される三角板状としている。これらの板状部31・32・33は、エアバッグ本体21の全体形状を確保するとともに、膨張用ガスGを流入させる部位の容積を減らして、エアバッグ本体21の膨張開始から膨張完了前の時間を極力短くするために配設されている。
各セル24間に配設される厚さ規制部34としては、略I字形状の厚さ規制部34a、逆L字状としている厚さ規制部34b、あるいは、エアバッグ本体21の後端付近に配置されて周縁部37の下側縁部29cや縁側縁部29bから連なって形成されている厚さ規制部34c・34d、が配設されている。
また、取付部30は、板状部33を含めたエアバッグ本体21の上縁21a側に、上方へ突出するように、複数、配置されて、エアバッグ本体21をインナパネル2にボルト18止めするための取付孔30aを備えて、構成されている。各取付部30は、当板としての取付ブラケット17が取り付けられて、ブラケット17と共に、インナパネル2にボルト18止めされることとなる。
そして、二枚の補強布36・36は、図2〜7に示すように、エアバッグ本体21の後端付近における接続口部26の周縁の非流入部28に対して、縫合されて、配設されている。補強布36の形状は、図2・3に示すように、略長方形形状の前部36aと、前部36aから下縁側を上方に上げた台形形状の後部36fと、を備えて構成され、そして、略長方形形状の前部36aを結合取付部(縫合取付部)37とし、後部37fの上端部37gを組付取付部38として、構成されている。
これらの取付部37・38は、ディフューザー10bの先端10cに接続された接続口部26におけるディフューザー先端10cからの抜け方向(実施形態では前後方向)に沿って対向する位置の両端部側に、それぞれ、配置されている。
そして、結合取付部37は、接続口部23の前方側から前下方側にかけての領域に配置されて、略長方形形状の前部36aの上下前後の辺(縁)の部位36b・36c・36d・36eを、それぞれ、エアバッグ本体21の非流入部38における周縁部29の上側縁部29b・後側縁部29b、あるいは、厚さ規制部34b・34dに対して、縫合糸40を利用して、縫合させて、形成されている。
一方、組付取付部38は、接続口部23の後方側で僅かに上方側にずらした領域とした後部36fの上端部37gに配置されて、固定孔38aを設けて構成されている。
なお、固定孔38aの配置位置は、平らに展開させたエアバッグ本体21に結合取付部37を縫合させた状態で、かつ、クランプ16を使用して、接続口部26をインフレーター10に接続させた状態を基準として、ディフューザー10bに設けられた組付部11の固定孔11aに、一致する位置、としている。
また、実施形態の場合、補強布36が、図4〜7に示すように、二枚使用されて、これら二枚の補強布36・36が、エアバッグ本体21の車内側・車外側壁部22a・22bの外方の両側から、壁部22a・22bを挟むようにして、所定の非流入部28の部位に対して、共縫いされて、配設されている。
この頭部保護エアバッグ装置Mの車両Vへ搭載する工程の概略を説明すると、予め、二枚の補強布36・36の結合取付部37を、エアバッグ本体21の所定の非流入部28の部位を間にして、縫合糸40を使用して共縫いし、エアバッグ本体21に補強布36・36の結合取付部37を取り付けて、エアバッグ20を形成しておく。そして、エアバッグ20を非膨張状態の平らに展開した状態から、補強布36・36と共に、上縁21aと平行な折目C(図2参照)を付けて、下縁21b側が上縁21a側に接近するように略上下方向に折り重ねる蛇腹折りにより、折り畳み、その後、エアバッグ20の周囲に、破断可能な図示しないラッピング材を巻き付ける。さらに、各取付部30を引き出して、所定の取付ブラケット17を取り付けるとともに、接続口部26に対して、取付ブラケット14を本体10aを取付済みのインフレーター10におけるディフューザー10bの先端10cを挿入して、クランプ16により、接続口部26とインフレーター10とを接続する。また、各補強布36の固定孔38aと組付部11の固定孔11aとに固着手段としてのリベット12を挿通させて、リベット12止めし、各補強布36の組付取付部38をインフレーター10に取り付けて、エアバッグ組付体を形成する。そして、各取付ブラケット14・17と組付部11とを、所定のインナパネル2の位置に配置させてボルト13・15・18止めすれば、エアバッグ組付体を、車両Vに搭載することができる。
その後、インフレーター10に、インフレーター作動用の制御装置から延びるリード線9を結線して、フロントピラーガーニッシュ3やルーフヘッドライニング4を、ボディ1側のインナパネル2に取り付け、さらに、ピラーガーニッシュ5・6やリヤピラーガーニッシュ7を、ボディ1側のインナパネル2に取り付ければ、頭部保護エアバッグ装置Mを、車両Vに搭載することができる。
実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載後、インフレーター10が作動すれば、インフレーター10の本体10aで発生した膨張用ガスが、ディフューザー10bを経て、頭部保護エアバッグ20の接続口部26側に供給されることから、エアバッグ20は、接続口部26から、ガス供給路部25や複数のセル24に、膨張用ガスGを流入させ、エアバッグカバー8を押し開いて下方へ展開し、図1の二点鎖線に示すように、窓W1・W2・W3やピラー部P1・P2の車内側を覆うように、展開膨張を完了させることなる。
そして、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ20の接続口部26とインフレーター10との接続構造において、インフレーター10のディフューザー先端10cに外装された接続口部26が、クランプ16によって締め付けられる他に、接続強度を向上させるための補強布36を取り付けて、インフレーター10に、接続されている。
この補強布36は、エアバッグ本体21側の非流入部28に対して縫合させる結合取付部37と、インフレーター10に対してリベット12を利用して組付固定される組付取付部38と、を備えて、結合取付部37と組付取付部38とを、接続口部26のインフレーター10からの抜け方向である前後方向で対向させており、接続口部26のインフレーター10からの抜けに対して、対抗することができて、接続口部26のインフレーター10に対する接続強度を向上させることができる。
そして、補強布36は、予め、結合取付部37をエアバッグ本体21に縫合させており、また、可撓性を有していることから、エアバッグ本体21とともに折り畳むことができて、エアバッグ組付体を形成する際等でのエアバッグ20の取り扱いに、支障を生じさせない。勿論、結合取付部37は、エアバッグ本体21における膨張用ガスGを流入させない非流入部28に対して縫合させていることから、膨張時のエアバッグ本体21からのガス漏れを生じさせることもない。
また、結合取付部37をエアバッグ本体21に縫合させておけば、エアバッグ本体21とともに補強布36を折り畳んだ後、インフレーター10との接続時に、クランプ16の締め付けと同時に、組付取付部38をインフレーター10側に組付固定させれば良いことから、予め、車両Vへの搭載前に、エアバッグ組付体として、補強布36を設けたエアバッグ20とインフレーター10とを組み付けておくことができて、エアバッグ装置Mの組付工数の増大も、抑えることができる。
したがって、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ20の接続口部26とインフレーター10とをクランプ16を利用して接続させる構造としても、エアバッグ20の取り扱いに支障を生ずることなく、かつ、エアバッグ装置Mの組付工数の増大を抑えて、接続強度を向上させることができる。
そして、実施形態では、非流入部28に対して、展開膨張時のエアバッグ本体21の車内側・車外側壁部22a・22bを挟むような両側から、補強布36・36を重ねて配置させ、重ねた補強布36・36と非流入部28とを共縫いすることにより、結合取付部37を、形成している。このように補強布36・36の結合取付部37が、二枚重ねで構成されていれば、一層、接続強度を向上させることができ、前後方向に長いエアバッグ本体21の一方の端部に接続口部26が配置されているような頭部保護エアバッグ20に、好適に使用することできる。
すなわち、実施形態のように、三列シートタイプの車両Vに搭載されるような前後方向に長い頭部保護エアバッグ20では、接続口部26から流入する膨張用ガスGが、接続口部26の軸方向に沿って、エアバッグ本体21に流入され、その容量も大きいことから、接続口部26が、一層、インフレーター10から抜け易くなるが、二枚重ねの補強布36・36によって、その抜けに、強固に対抗することができるからである。
また、実施形態では、非流入部28が、エアバッグ本体21の外周縁に配置される周縁部29と、周縁部29より内側に位置するエアバッグ本体21の膨張領域に配置される厚さ規制部34と、を備えて構成されて、結合取付部37が、縫合部位(結合部位)を、周縁部29の上側・後側の縁部29a・29bの部位36b・36eだけでなく、厚さ規制部34b・34dの部位36d・36cにも配置させて、補強布36の前部36aが、接続口部26付近から厚さ規制部34b・34d付近までのエアバッグ本体21の膨張領域、すなわち、実施形態の場合には、後部側の膨張エリア23cの後上部側の略全域を覆うように、配設されている。
このような構成では、接続口部26からエアバッグ本体21に膨張用ガスGが流入する際、接続口部26の周縁におけるエアバッグ本体21の厚さ規制部34b・34d付近、すなわち、膨張エリア23cの上部側で対向する壁部22a・22b相互が、共に外方に急激に膨らむが、補強布36が、厚さ規制部34b・34d付近の両壁部22a・22bの外側に配置されていれば、そのエリアの両壁部22a・22bにおける周辺部品との干渉時の保護を、図ることが可能となる。
さらに、前後方向に長いエアバッグ本体21の一方の端部(実施形態では後端部)に接続口部26が配置されているような頭部保護エアバッグ20では、通常、展開膨張完了時の下縁21b側に、前後方向に沿う張力を生じさせて、車外側に移動する乗員と干渉しても、その乗員を車内側に拘束させる拘束性能を確保するように、前後方向に複数のセル24を並設させ、かつ、エアバッグ本体21の前後方向の一方の端部側(実施形態では前端側)の取付部30F(図1参照)を、ピラー部FPの下部付近に取り付けるように、構成されている。
そして、実施形態では、接続口部26における取付部30Fから離れる方向の後方側に、補強布36の組付取付部38をインフレーター10の組付部11に取り付けて、その補強布36自体は、膨張領域23cの厚さ規制部34b・34dに結合取付部37を配置させている。すなわち、実施形態の場合には、補強布36の組付取付部38を利用して、エアバッグ本体21における接続口部26側の車両Vのボディ1側への固定点を、実質的に、エアバッグ本体21自体のボディ1側の取付部30B(図1参照)より、インフレーター10側の後方側の部位38に、ずらすことができ、かつ、補強布36が、結合取付部37の縫合部位36d・36cにより、エアバッグ本体21の上縁21a側からエアバッグ本体21の内側となる下方に位置する厚さ規制部34b・34dを、インフレーター10側の後方側に牽引するととなって、一層、エアバッグ本体21の下縁21b側付近に、インフレーター10側の後方側へ引張る大きな張力を発生させることができ、頭部保護エアバッグ20における乗員の拘束性能を、向上させることができる。
また、実施形態の場合には、結合取付部37が、エアバッグ本体21への縫合部位として、厚さ規制部34b・34dへの縫合部位36d・36cだけでなく、周縁部29への縫合部位36b・36eも備えていることから、取付強度が向上し、補強布36が大きな張力を生じさせても、安定して、補強布36をエアバッグ本体21に取り付けておくことができる。
なお、実施形態では、補強布36とインフレーター10とに固定孔38a・11aを設け、これらの固定孔38a・11aに、リベット12を挿入させて、組付取付部38をインフレーター10の組付部11に取り付けたが、リベット12のほか、組付取付部38は、固定孔38a・11aに、クリップやボルト等の固着手段を挿入させて、インフレーター10に取り付ける構成としてもよく、あるいは、結合取付部37側を、接続口部26の抜け方向に移動させないように、止めることができれば、インフレーター10の対応する係止部に、巻き掛けたりして、インフレーター10に取り付けてもよい。
ちなみに、図8・9に示す補強布36Aは、二枚重ねの補強布36A・36Aを後部側で連続させたものであり、その連続部位を組付取付部38Aを構成する係止部位として、組付部11Aに巻き掛けて、組付取付部38Aをインフレーター10に取り付けている。
さらに、補強布36の組付取付部38は、インフレーター10の車両Vへの取付時に、組付部11をボルト13止めする際、ボルト13によって共締めして、インフレーター10に取り付けてもよい。
さらにまた、実施形態では、補強布36の結合取付部37を、縫合糸40を利用した縫合により、エアバッグ本体21に結合させた場合を示したが、接着剤を利用して、エアバッグ本体21に結合取付部37を取り付けてもよい。
なお、実施形態では、頭部保護エアバッグ20のエアバッグ本体21の接続口部26を、インフレーター10の配置位置に対応させて、エアバッグ本体21の後端側に配置したが、インフレーターが、車両の前部側に配置される場合には、補強布36等は、その配置に対応させて、前後を入れ替えればよい。
また、実施形態では、補強布36をエアバッグ本体21の車内外方向の両側に配置させた場合を示したが、車内側若しくは車外側の一方側だけに配置させてもよい。
さらに、インフレーターに外装させ、クランプを使用してインフレーターに接続される接続口部を備えたエアバッグであれば、頭部保護エアバッグに限らず、膝保護用エアバッグ装置等のエアバッグに、本発明を利用することができ、さらに、エアバッグ本体の後端等の一方側の端部側だけに接続口部が配置されるエアバッグに限らず、エアバッグ本体の外周縁の前後方向や上下方向の中間部位に、接続口部が配設されているエアバッグに、本発明を利用することができる。
本発明の一実施形態における頭部保護エアバッグ装置の車両への搭載状態を示す車内側から見た図である。 実施形態で使用するエアバッグ本体と補強布との展開図である。 実施形態で使用するエアバッグ本体、補強布、及び、インフレーターの取付状態を示す部分正面図である。 図3のIV−IV部位の概略断面図である。 図3のV−V部位の概略断面図である。 図3のVI−VI部位の概略断面図である。 図3のVII−VII部位の概略断面図である。 他の実施形態のエアバッグ本体、補強布、及び、インフレーターの取付状態を示す部分正面図である。 図8のIX−IX部位の概略断面図である。
符号の説明
10…インフレーター、
11a…固定孔、
12…(固着手段)リベット、
16…クランプ、
20…(頭部保護)エアバッグ、
21…エアバッグ本体、
22…ガス流入部、
23…(保護領域)保護膨張部、
26…接続口部、
28…非流入部、
29…周縁部、
34(34b・34d)…厚さ規制部、
36・36A…補強布、
37…結合取付部、
38…組付取付部、
38a…固定孔、
U…収納部位
W1・W2・W3…窓、
V…車両、
M…頭部保護エアバッグ装置。

Claims (4)

  1. 車両の収納部位に折り畳まれて収納され、膨張用ガスを流入させて、前記収納部位から突出して展開膨張するエアバッグと、該エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、を備えて構成され、
    前記エアバッグが、前記インフレーターからの膨張用ガスを流入させるために、前記インフレーターに外装されて、クランプによって締め付けられることにより、前記インフレーターに接続される筒状の接続口部、を備えて構成されるエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグが、前記接続口部を有して、膨張用ガスを流入させて展開膨張するエアバッグ本体と、前記接続口部と前記インフレーターとの接続強度を向上させるための可撓性を有した補強布と、を備えて構成され、
    前記エアバッグ本体が、膨張用ガスの流入時に対向する壁部相互を離すように膨らむガス流入部と、前記対向する壁部相互を結合させて膨張用ガスを流入させない非流入部と、を備え、
    前記補強布が、前記インフレーターに外装された前記接続口部における前記インフレーターからの抜け方向に沿って対向する位置に配置される両端部を備えて、一端部側を、前記エアバッグ本体の接続口部の周縁における前記非流入部に対して結合される結合取付部とし、他端部側を、前記インフレーターに組付固定される組付取付部として、配設されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグが、前記ガス流入部の対向する壁部を、展開膨張完了時に車内側に位置する車内側壁部と車外側に位置する車外側壁部とし、車両の窓の上縁側に収納されて、展開膨張時に前記窓の車内側を覆うように、下方へ突出する頭部保護エアバッグとして、構成され、
    前記接続口部が、前記窓を覆うように展開膨張するエアバッグ本体の前後方向の一方の端部に配置され、
    前記非流入部に対して、展開膨張時の前記エアバッグ本体の車内側・車外側壁部を挟むような両側から、前記補強布を重ねて配置させ、重ねた前記補強布と前記非流入部とを共縫いすることにより、前記結合取付部が、形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記非流入部が、前記エアバッグ本体の外周縁に配置される周縁部と、該周縁部より内側となる前記エアバッグ本体の膨張領域に配置される厚さ規制部と、を備えて構成され、
    前記結合取付部が、前記厚さ規制部に結合されて形成され、
    前記補強布が、前記接続口部付近から結合された前記厚さ規制部付近までの前記エアバッグ本体の膨張領域、を覆うように配設されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記組付取付部が、前記補強布と前記インフレーターとに設けられた固定孔に挿入されて両者を固定する固着手段を使用して、前記インフレーターに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のエアバッグ装置。
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