JP2017119236A - 埋立区画構造物及び廃棄物埋立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄物を中間処理の必要なく直接埋め立てることを可能にする埋立区画構造物及び廃棄物埋立方法を提供する。【解決手段】埋立区画構造物51、63は、各埋立段54a、54b、54c・・・を各埋立区画53の側面を画定しているコンクリート製で底面及び上面が開放した四角柱状の複数のRC枠56と、各埋立区画53の上面及び底面を画定しているコンクリート製の上蓋部58及び底面部59と、埋立区画53の上蓋部58と埋立区画53に充填された廃棄物52との間に施工された遮水工61と、最も下の埋立段54aの下面に施された遮水工55とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、最終処分場内において廃棄物が埋め立てられる埋立区画を構成する埋立区画構造物及びこれに適した廃棄物埋立方法に関する。
従来、最終処分場における廃棄物の処分方法として、無機廃棄物を単位量毎にセメントと混練し、最終処分場内で固化させる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の方法では、自治体の焼却施設並びに中間処理施設、工場等から発生する無機廃棄物のみを受け入れて処分される。
特許文献1の方法によれば、最終処分場における廃棄物の埋立てに供される埋立空間を水平方向及び上下方向に区分して、廃棄物が充填された複数の固化体としての埋立区画をそれぞれ有する複数の埋立段が、堰堤を用いて構成される。
特許第4317260号公報
しかしながら、上記従来技術によれば、廃棄物が充填された埋立区画を構成して廃棄物を埋め立てる際に、無期廃棄物をセメントと混練し、最終処分場内で堰堤により埋立区画を画定しながら固化させる必要がある。このため、廃棄物を埋め立てるのに手間と時間を要する。また、廃棄物を焼却処理等の中間処理を経ることなく直接埋め立てるのには適していない。
本発明の目的は、かかる従来技術の課題に鑑み、廃棄物を中間処理の必要なく直接かつ容易に埋め立てることを可能にする埋立区画構造物及び廃棄物埋立方法を提供することにある。
第1発明に係る埋立区画構造物は、
最終処分場における廃棄物の埋立てに供される埋立空間を水平方向及び上下方向に区分して、廃棄物が充填された複数の埋立区画をそれぞれ有する複数の埋立段を構成している埋立区画構造物であって、
各埋立段を水平方向に区分して各埋立区画の側面を画定しているコンクリート製で底面及び上面が開放した四角柱状の複数のRC枠と、
各埋立区画の上面を画定し、上側の面が該埋立区画に係る前記RC枠の上端面と平面を成しているコンクリート製の上蓋部と、
各埋立区画の底面を画定し、下側の面が該埋立区画に係る前記RC枠の下端面と平面を成しているコンクリート製の底面部と、
前記埋立区画の上蓋部と該埋立区画に充填された廃棄物との間に施工された遮水工と、
最も下の埋立段の前記RC枠の下端面及び該RC枠に係る前記埋立区画の底面部の下面に施された遮水工とを備えることを特徴とする。
第1発明によれば、各埋立区画は、水平方向にRC枠で画定され、上下方向に上蓋部及び底面部によって画定されており、さらに、各埋立段の上蓋部と廃棄物との間、及び最も下の埋立段のRC枠の下端面と底面部の下面には遮水工が施されているので、廃棄物からの有害物質等の漏洩を高度に防止することができる。したがって、各埋立区画には、焼却処理や固化処理等の中間処理を経ていない廃棄物を直接充填することもできる。また、RC枠を配置し、RC枠に廃棄物を充填しながらRC枠を上蓋部と底面部で閉塞し、必要な遮水工を設けるだけで、廃棄物を充填した埋立区画を比較的容易に構築することができる。
また、通常、クローズド型最終処分場の根幹である屋根や壁の外郭が、万が一破損した場合、雨水等が場内に侵入するので、クローズドシステムが成り立たなくなる。この点、本発明の埋立区画構造物をクローズド型最終処分場に適用すれば、上記のように侵入した雨水は、廃棄物に一切接触しないので、通常の雨水排水として場外に放流することが可能となる。
第2発明に係る埋立区画構造物は、第1発明において、前記埋立区画として、各RC枠の内側の枠内区画と、4つの該RC枠の側壁により四方が閉塞されている枠外区画とを有することを特徴とする。
これによれば、枠外区画については、それを囲う4つのRC枠の側壁により四方が閉塞されて形成されるので、その分、RC枠を省くことができる。したがって、埋立区画構造物のコストを低減することができる。
第3発明に係る埋立区画構造物は、第1又は第2発明において、前記上蓋部及び前記底面部にはワイヤメッシュが埋設されていることを特徴とする。これによれば、埋立区画構造物の強度を向上させることができる。
第4発明に係る廃棄物埋立方法は、
最終処分場における廃棄物の埋立てに供される埋立空間を水平方向及び上下方向に区分して、廃棄物が充填された複数の埋立区画をそれぞれ有する複数の埋立段を構築する廃棄物埋立方法であって、
最も下の埋立段を構成する最下段構築工程と、2段目以降の埋立段を構築する上段構築工程とを備え、
前記最下段構築工程は、
前記埋立空間の底面を構成する砕石層の上に遮水工を敷設する第1工程と、
コンクリート製で底面及び上面が開放した四角柱状の複数のRC枠を前記第1工程で敷設された遮水工の上に配置することにより、該RC枠で側面が画定されて水平方向に区分された複数の水平区画を形成する第2工程と、
前記第2工程で形成された各水平区画の底にコンクリートを打設して該水平区画の底面を閉塞する底面部を形成する第3工程と、
前記第3工程で底面部が形成された水平区画に廃棄物を充填する第4工程と、
前記第4工程で充填された廃棄物の上に遮水工を施す第5工程と、
前記第5工程で施された遮水工の上に、対応する前記RC枠の上端面の高さに至るまでコンクリートを打設して該水平区画の上面を閉塞する上蓋部を形成することにより、廃棄物が充填された埋立区画を形成する第6工程とを備え、
上段構築工程は、
構築する埋立段の下の埋立段における前記RC枠の上端面及び前記上蓋部の上面で構成される平面上に、前記RC枠と同様の複数のRC枠を配置して該RC枠により側面が画定されて水平方向に区分された複数の水平区画を形成する第7工程と、
前記第7工程で形成された各水平区画に対して、前記廃棄物を充填する第4工程、前記遮水工を施す第5工程及び前記上蓋部を形成する第6工程と同様の工程を行うことにより、廃棄物が充填された埋立区画を形成する第8工程とを備えることを特徴とする。
第4発明によれば、第1発明に係る埋立区画構造物を容易に構築して廃棄物の埋立処理を行うことができる。
第5発明に係る廃棄物埋立方法は、第4発明において、前記第2工程及び前記第7工程におけるRC枠の配置は、前記埋立区画として、各RC枠の内側の枠内区画と、4つの該RC枠の側壁により四方が閉塞されている枠外区画とが形成されるように行われることを特徴とする。これによれば、第2発明の場合と同様に、埋立区画構造物のコストを低減することができる。
第6発明に係る廃棄物埋立方法は、第4又は第5発明において、前記底面部及び前記上蓋部の形成にあたっては、打設されるコンクリートの内部にワイヤメッシュが埋設されることを特徴とする。これによれば、第3発明の場合と同様に、埋立区画構造物の強度を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る埋立区画構造物が構築された最終処分場の底版・側壁構造物を示す断面図である。 図1中の埋立区画構造物の一部を示す断面図である。 図1中の埋立区画構造物を構築する手順を示すフローチャートである。 図1中の底版・側壁構造物を構築する様子を示す斜視図である。 本発明の別の実施形態に係る埋立区画構造物を構築する様子を示す斜視図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図1に示すように、実施形態の埋立区画構造物51は、最終処分場を構成する底版・側壁構造物1の底版2と側壁3で画定された埋立空間に構築される。
埋立区画構造物51は、最終処分場の埋立空間を水平方向及び上下方向に区分して、廃棄物52が充填された複数の埋立区画53をそれぞれ有する複数の埋立段54a、54b、54c・・・を構成する。最下段の埋立段54aの下面には遮水工55が設けられる。遮水工55としては、後述の第1遮水工5や第2遮水工21と同様のものを設けることができる。各埋立段54a、54b、54c・・・は、コンクリート製で底面及び上面が開放した四角柱状のRC枠56の側壁57により水平方向に区分される。
図2は、最下段の埋立段54aにおける1つの埋立区画53を構成する部分を示す。図2に示すように、埋立区画53の側面は、RC枠56の側壁57により画定される。埋立区画53の上面は、コンクリート製の上蓋部58により画定される。上蓋部58の上側の面は、RC枠56の上端面と平面を成す。
埋立区画53の底面は、コンクリート製の底面部59により画定される。底面部59の下側の面は、RC枠56の下端面と平面を成す。上蓋部58及び底面部59にはワイヤメッシュ60が埋立される。ワイヤメッシュ60としては、例えば、φ6×150程度のものを用いることができる。上蓋部58及び底面部59の厚さとしては、例えば、100[mm]が該当する。
埋立区画53の上蓋部58とその埋立区画53に充填された廃棄物52との間には、遮水工61が施工される。RC枠56の下端面及び該RC枠56に係る埋立区画53の底面部59の下面には、上述の遮水工55が設けられている。2段目以降の埋立段54b、54c・・・の埋立区画53を構成する部分は、遮水工55のような遮水工が設けられない点を除き、図2の1段目の埋立区画53を構成する部分と同じ構成を有する。
図1に戻り、底版・側壁構造物1は、クローズド型最終処分場においてその内外を画定するものであり、RC底版2は、鉄筋コンクリートで形成され、RC側壁3は、RC底版2上に鉄筋コンクリートで形成される。RC底版2と地盤との間には、鉄筋コンクリートで形成されたRC基盤4が設けられる。
この底版・側壁構造物1を適用して建設される最終処分場は、重金属や有害な化学物質などの有害な廃棄物を長期貯蔵するのに適した遮断型最終処分場にも適用可能なものである。したがって、底版・側壁構造物1においては、最終処分場で埋立処分する廃棄物及びそれらに起因する物質の流出を完全に遮断できるように、厳重な対策がとられている。
RC基盤4は、遮水性能の観点から、例えば350mm以上の厚さを有する。RC基盤4とRC底版2との間には、第1遮水工5が設けられる。第1遮水工5は、遮水シートと、これをその両側で保護する保護マットとを積層し、3層構造のものとして構成される。RC基盤4の上面には、凹条部6が設けられ、RC底版2の下面には、凹条部6に嵌合する凸条部7が設けられる。
凹条部6の底面と凸条部7の下面とは離れていて、その間に空間が形成されており、第1遮水工5は、この空間内では凹条部6の表面に沿って形成される。凹条部6及び凸条部7は、断面が台形状を有し、その間の空間も台形状を有する。
この空間には、漏洩水を集めて検出するための集水管8が、凹条部6に沿って、単粒砕石9を用いて埋立される。集水管8としては、例えば、φ100mmの有孔ダブルプレスト管を用いることができる。
RC基盤4は、RC側壁3の外側に延在してRC側壁3のまわりを囲む周回部12を有する。周回部12には、最終処分場内からの漏洩水の有無を調べるための検水溝13が設けられる。検水溝13には、ステンレス製のグレーチング13aが設けられる。なお、本実施形態の底版・側壁構造物1で構成される最終処分場においては、その高い遮水機能により、漏水は生じないと考えられるが、万が一の場合を考慮して、かかる検水機能が設けられている。
検水溝13と底版・側壁構造物1の周囲を巡る周縁管10との間には、内部管11により周縁管10に集められた漏洩水を検水溝13に排出する複数の排水管14が設けられる。排水管14としては、例えばφ50mmのステンレス製のものを用いることができる。
周縁管10と内部管11とで集水管8が構成される。各排水管14は、集水管8が碁盤の目状に形成する各四角形の周回部12側の辺の中点に対応する位置から、その外側直近の検水溝13部分に通じている。したがって、万が一漏水が生じた場合には、検水溝13のどの部分の排水管14から漏洩水が排水されるかを調べることにより、漏水が生じた部分の凡その位置を推定することができる。
周回部12には、この漏洩水の有無を点検するための点検廊15が設けられる。点検廊15は、RC側壁3外側の周回部12が存在する部分を、RC側壁3の外面に沿って2.5m程度の高さまで、鉄骨建て方15aを伴う鋼板葺き15b及び鋼板張り15cで覆うことにより設けられる。なお、周回部12を最終処分場の建屋内に含めて、建屋全体で覆うことにより点検廊15を画定してもよい。
RC底版2は、下側の鉄筋コンクリート部分である底版躯体部16と、上側の鉄筋コンクリート部分である底版押え部17とを有する。RC側壁3は、底版躯体部16から立ち上げられた外側の鉄筋コンクリート部分である側壁躯体部18と、底版押え部17から立ち上げられた内側の鉄筋コンクリート部分である側壁押え部19とを有する。
底版躯体部16及び側壁躯体部18の厚さは、構造上必要な寸法とされる。底版押え部17及び側壁押え部19の厚さは、高い遮水性能を実現するために、350mm以上とされる。
側壁躯体部18は、高さ方向に、所定の寸法、例えば3m毎に分割されており、各分割された側壁躯体部18の各段の部分(18a、18b、・・・)の間の打継部には、止水機能を有する止水板20が設けられ、打継部の目地には、コーキング39が施される。また、分割された側壁躯体部18の1段目の部分18aと底版躯体部16との間の打継部にも、止水板20及びコーキング39が設けられる。
底版躯体部16及び側壁躯体部18と、底版押え部17及び側壁押え部19との間に第2遮水工21が設けられる。第2遮水工21は、側壁躯体部18と側壁押え部19との間の部分21aにおいては、側壁躯体部18の各段の部分18a、18b、・・・に対応させて上下方向に所定寸法毎に分割した分割部分22により構成される。上下方向に隣接する分割部分22同士は、それぞれの端縁を溶着することにより接合されている。
第2遮水工21は、自己修復型マットと、その両側に配置された2層の遮水シートと、これらの両側に配置された2層の保護マットとを積層した5層構造のものとして構成される。
RC基盤4を支持する地盤の部分は、所定値以上のN値を有するように地盤改良された改良地盤23であり、RC基盤4及びその上の部分を支持するための必要な支持力を有している。この地盤の部分は、柱状に地盤改良されたものであってもよい。RC基盤4は、改良地盤23に対して凹部24を介して接し、改良地盤23とRC基盤4との間には、改良地盤23上に打設されたレベリングコンクリート25と、第3遮水工26が設けられる。第3遮水工26は、遮水シートと、これを保護する保護マットとを積層した3層構造のものとして構成される。
底版躯体部16の上面から側壁躯体部18の内側面に渡る部分、底版押え部17の上面、RC基盤4の上面、及び側壁躯体部18の外面には、FRP(繊維強化プラスチック)防水層27が設けられる。FRP防水層27は、FRP層と、その上を被覆するトップコートにより構成される。側壁押え部19の内面には、FRP防水層28が設けられる。FRP防水層28は、FRP層と、その上を被覆する不燃材によるトップコートにより構成される。
底版押え部17及び側壁押え部19は、その内側において、廃棄物が投入される空間を画定する。この空間の底部には、ベントナイト混合砂が、例えば300mmの厚さで敷設されて混合砂層30が形成され、浸出水に対するより高度な遮水性が確保される。その上に、C40−0の砕石ダストが混入した砕石が転圧して敷設された砕石層31が設けられる。
これにより、RC底版2に付加される廃棄物の重量が平均化され、局所的な過大重量の付加が回避される。混合砂層30には、底版・側壁構造物1における廃棄物の保有水を集水する集水管32が単粒砕石9を介して設けられる。集水管32は、最終処分場の建屋の全長にわたって幅方向中央に設けられた中央管と、中央管に両側から合流する複数の支流管とで構成される。中央管の端部は、集水された保有水の有無及び水質を観測するための観測井に接続される。
点検廊15の外側には、犬走り35及びその外側の雨水排水溝36がRC基盤4と一体に設けられる。上述のRC基盤4上面のFRP防水層27は、検水溝13、点検廊15及び犬走り35の部分を経て、雨水排水溝36の外壁部まで連続している。
図3は、埋立区画構造物51を構築することによって廃棄物の埋立てを行う手順を示すフローチャートである。この手順は、最も下の埋立段54aを構成する最下段構築工程と、2段目以降の埋立段54b、54c・・・を構築する上段構築工程とを備える。
最下段構築工程では、まず、埋立空間の底面を構成する砕石層31の上に遮水工55を敷設する第1工程が行われる(ステップS1)。
次に、水平方向に区分された複数の水平区画を形成する第2工程が行われる(ステップS2)。この水平区画の形成は、上述のコンクリート製で底面及び上面が開放した四角柱状の複数のRC枠56を、第1工程で敷設された遮水工55の上に配置することにより行われる。これにより、RC枠56で側面が画定されて水平方向に区分された複数の水平区画が形成される。
次に、水平区画の底面を閉塞する底面部59を形成する第3工程が行われる(ステップS3)。底面部59の形成は、第2工程で形成された各水平区画の底にコンクリートを打設することにより行われる。その際に、上述のワイヤメッシュ60が埋設される。
次に、第3工程で底面部が形成された水平区画に廃棄物52を充填する第4工程が行われる(ステップS4)。充填される廃棄物52は、焼却処理等の中間処理を行ったものの他、かかる中間処理を行っていない廃棄物であってもよい。ただし、廃棄物52は、空気が抜けるように圧縮されて充填される。
次に、第4工程で充填された廃棄物52の上に遮水工61を施す第5工程が行われる(ステップS5)。遮水工61としては、例えば、遮水フィルムの両側を保護マットで保護したものを用いることができる。
次に、第5工程で施された遮水工61の上に、水平区画の上面を閉塞する上蓋部58を形成する第6工程が行われる(ステップS6)。この形成は、対応するRC枠56の上端面の高さに至るまでコンクリートを打設することにより行われる。その際に、上述のワイヤメッシュ60が埋立される。これにより、廃棄物52が充填された埋立区画が形成される。
上段構築工程では、まず、構築する埋立段54b、54c・・・の下の埋立段54a、54b・・・の上に、水平方向に区分された複数の水平区画を形成する第7工程が行われる(ステップS7)。水平区画は、下の埋立段54a、54b・・・のRC枠56の上端面及び上蓋部58の上面で構成される平面上に、上述の第2工程と同様に複数のRC枠を配置することにより形成される。これにより、RC枠56により側面が画定された複数の水平区画が形成される。
次に、第7工程で形成された各水平区画に対して、廃棄物52が充填された埋立区画53を形成する第8構成が行われる(ステップS8)。この埋立区画53の形成は、上記の廃棄物52を充填する第4工程、遮水工61を施す第5工程及び上蓋部58を形成する第6工程と同様の工程を実行することにより行われる。
そして、この第7工程及び第8工程を必要な2段目以降の埋立段の段数分だけ行うことにより(ステップS9)、埋立区画構造物51の構築が完了する。
図4は、構築中の埋立区画構造物51を示す斜視図である。図4では、図3の手順により遮水工55の上に構築されつつある最下段の埋立段54aが示されている。図4に示すように、RC枠56は、前後左右に接するように隣接させて配置される。
図4においては、RC枠56として、上述の第2工程で配置され、水平区画62を形成しているRC枠56aと、第3工程で底面が閉塞され、第4工程で廃棄物52が充填された埋立区画53に係るRC枠56bと、第5工程で遮水工61が施された廃棄物52に係るRC枠56cと、第6工程で上蓋部58が形成されたRC枠56dとが示されている。
第2工程〜第6工程は、1つの埋立区画53に関してはこの順に行われる必要があるが、異なる埋立区画53に関する各工程の進行度合いは、まちまちであってもよい。例えば、1つ又は複数の埋立区画53が完全に完成してから他の埋立区画53の構築を開始してもよいし、複数の埋立区画53について、各工程を順次同時に進行させるようにしてもよい。2段目以降の各埋立段54b、54c・・・の構築についても、同様である。
また、2段目以降の各埋立段54b、54c・・・については、その下の埋立段54a、54b・・・の全体が完成してから、又はその全体が完成する前のいずれのタイミングで、その埋立段54b、54c・・・についての第7工程及び第8工程を開始してもよい。
本実施形態によれば、各埋立区画53は、水平方向にRC枠56で画定され、上下方向に上蓋部58及び底面部59によって画定される。さらに、各埋立段54a、54b、54c・・・の上蓋部58と廃棄物52との間、及び最も下の埋立段54aのRC枠56の下端面と底面部59の下面には遮水工61及び55がそれぞれ施されている。
このため、廃棄物52からの有害物質等の漏洩を高度に防止することができる。したがって、各埋立区画53には、焼却処理や固化処理等の中間処理を経ていない廃棄物52を直接充填することもできる。また、RC枠56を配置し、RC枠56に廃棄物52を充填しながらRC枠56を上蓋部58と底面部59で閉塞し、必要な遮水工55、61を設けるだけで、廃棄物52を充填した埋立区画53を比較的用に構築することができる。
また、上蓋部58及び底面部59にはワイヤメッシュ60が埋立されているので、埋立区画構造物51の強度を向上させることができる。
また、通常、クローズド型最終処分場の根幹である屋根や壁の外郭が、万が一破損した場合、雨水等が場内に侵入するので、クローズドシステムが成り立たなくなる。この点、埋立区画構造物51によれば、侵入した雨水は、廃棄物52に一切接触しないので、通常の雨水排水として場外に放流することが可能となる。
図5は、本発明の別の実施形態に係る構築中の埋立区画構造物の斜視図である。図5においては、遮水工55の上に構築されつつある最下段の埋立段が示されている。図5に示すように、この埋立区画構造物63は、埋立区画として、各RC枠56の内側の枠内区画と、4つの該RC枠56の側壁57(図2に図示)により四方が閉塞されている枠外区画とを有する。
すなわち、埋立区画構造物63の構築に際しては、上述の第2工程及び第7工程におけるRC枠56の配置が、埋立区画として枠内区画と枠外区画とが形成されるように行われる。この点を除けば、埋立区画構造物63は、図3の手順と同様にして構築され、第2工程で形成される最下埋立段の水平区画に対して第3〜第6工程を適用し、第7工程で形成される他の埋立段の水平区画に対して第8工程を適用することにより構築することができる。
図5においては、枠外区画を形成するための水平区画64と、水平区画64に充填された廃棄物52と、水平区画64に充填された廃棄物52の上に形成された遮水工61と、このような遮水工61の上に形成された上蓋部58とが示されている。各工程の進行度合いについては、上記図4の埋立区画構造物51の場合と同様であり、各埋立区画についてまちまちであってよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、埋立区画構造物51又は63は、オープン型の最終処分場にも適用することができる。
1…底版・側壁構造物、2…RC底版、3…RC側壁、4…RC基盤、5…第1遮水工、6…凹条部、7…凸条部、8…集水管、9…単粒砕石、10…周縁管、11…内部管、12…周回部、13…検水溝、14…排水管、15…点検廊、16…底版躯体部、17…底版押え部、18…側壁躯体部、19…側壁押え部、20…止水板、21…第2遮水工、22…分割部分、23…改良地盤、24…凹部、25…レベリングコンクリート、26…第3遮水工、27…FRP防水層、28…FRP防水層、30…混合砂層、31…砕石層(砕石粉混じり砕石層)、32…集水管、32a…中央管、32b…支流管、34…観測井、35…犬走り、36…雨水排水溝、37…地山、38…掘削土、39…コーキング、40…設計GL、41…建屋、51、63…埋立区画構造物、52…廃棄物、53…埋立区画、54a、54b、54c…埋立段、55、61…遮水工、56…RC枠、57…側壁、58…上蓋部、59…底面部、60…ワイヤメッシュ、62、64…水平区画。
第1発明に係る埋立区画構造物は、
最終処分場における廃棄物の埋立てに供される埋立空間を水平方向及び上下方向に区分して、廃棄物が充填された複数の埋立区画をそれぞれ有する複数の埋立段を構成している埋立区画構造物であって、
各埋立段を水平方向に区分して各埋立区画の側面を画定しているコンクリート製で底面及び上面が開放した四角柱状の複数のRC枠と、
各埋立区画の上面を画定し、上側の面が該埋立区画に係る前記RC枠の上端面と平面を成しているコンクリート製の上蓋部と、
各埋立区画の底面を画定し、下側の面が該埋立区画に係る前記RC枠の下端面と平面を成しているコンクリート製の底面部と、
前記埋立区画の上蓋部と該埋立区画に充填された廃棄物との間に施工された遮水工と、
最も下の埋立段の前記RC枠の下端面及び該RC枠に係る前記埋立区画の底面部の下面に施された遮水工とを備え
前記埋立区画として、各RC枠の内側の枠内区画と、4つの該RC枠の側壁により四方が閉塞されている枠外区画とを有することを特徴とする。
また、枠外区画については、それを囲う4つのRC枠の側壁により四方が閉塞されて形成されるので、その分、RC枠を省くことができる。したがって、埋立区画構造物のコストを低減することができる。
発明に係る埋立区画構造物は、第1発明において、前記上蓋部及び前記底面部にはワイヤメッシュが埋設されていることを特徴とする。これによれば、埋立区画構造物の強度を向上させることができる。
発明に係る廃棄物埋立方法は、
最終処分場における廃棄物の埋立てに供される埋立空間を水平方向及び上下方向に区分して、廃棄物が充填された複数の埋立区画をそれぞれ有する複数の埋立段を構築する廃棄物埋立方法であって、
最も下の埋立段を構成する最下段構築工程と、2段目以降の埋立段を構築する上段構築工程とを備え、
前記最下段構築工程は、
前記埋立空間の底面を構成する砕石層の上に遮水工を敷設する第1工程と、
コンクリート製で底面及び上面が開放した四角柱状の複数のRC枠を前記第1工程で敷設された遮水工の上に配置することにより、該RC枠で側面が画定されて水平方向に区分された複数の水平区画を形成する第2工程と、
前記第2工程で形成された各水平区画の底にコンクリートを打設して該水平区画の底面を閉塞する底面部を形成する第3工程と、
前記第3工程で底面部が形成された水平区画に廃棄物を充填する第4工程と、
前記第4工程で充填された廃棄物の上に遮水工を施す第5工程と、
前記第5工程で施された遮水工の上に、対応する前記RC枠の上端面の高さに至るまでコンクリートを打設して該水平区画の上面を閉塞する上蓋部を形成することにより、廃棄物が充填された埋立区画を形成する第6工程とを備え、
上段構築工程は、
構築する埋立段の下の埋立段における前記RC枠の上端面及び前記上蓋部の上面で構成される平面上に、前記RC枠と同様の複数のRC枠を配置して該RC枠により側面が画定されて水平方向に区分された複数の水平区画を形成する第7工程と、
前記第7工程で形成された各水平区画に対して、前記廃棄物を充填する第4工程、前記遮水工を施す第5工程及び前記上蓋部を形成する第6工程と同様の工程を行うことにより、廃棄物が充填された埋立区画を形成する第8工程とを備えることを特徴とする。
発明によれば、第1発明に係る埋立区画構造物を容易に構築して廃棄物の埋立処理を行うことができる。
発明に係る廃棄物埋立方法は、第発明において、前記第2工程及び前記第7工程におけるRC枠の配置は、前記埋立区画として、各RC枠の内側の枠内区画と、4つの該RC枠の側壁により四方が閉塞されている枠外区画とが形成されるように行われることを特徴とする。これによれば、第2発明の場合と同様に、埋立区画構造物のコストを低減することができる。
発明に係る廃棄物埋立方法は、第又は第発明において、前記底面部及び前記上蓋部の形成にあたっては、打設されるコンクリートの内部にワイヤメッシュが埋設されることを特徴とする。これによれば、第発明の場合と同様に、埋立区画構造物の強度を向上させることができる。

Claims (6)

  1. 最終処分場における廃棄物の埋立てに供される埋立空間を水平方向及び上下方向に区分して、廃棄物が充填された複数の埋立区画をそれぞれ有する複数の埋立段を構成している埋立区画構造物であって、
    各埋立段を水平方向に区分して各埋立区画の側面を画定しているコンクリート製で底面及び上面が開放した四角柱状の複数のRC枠と、
    各埋立区画の上面を画定し、上側の面が該埋立区画に係る前記RC枠の上端面と平面を成しているコンクリート製の上蓋部と、
    各埋立区画の底面を画定し、下側の面が該埋立区画に係る前記RC枠の下端面と平面を成しているコンクリート製の底面部と、
    前記埋立区画の上蓋部と該埋立区画に充填された廃棄物との間に施工された遮水工と、
    最も下の埋立段の前記RC枠の下端面及び該RC枠に係る前記埋立区画の底面部の下面に施された遮水工とを備えることを特徴とする埋立区画構造物。
  2. 前記埋立区画として、各RC枠の内側の枠内区画と、4つの該RC枠の側壁により四方が閉塞されている枠外区画とを有することを特徴とする請求項1に記載の埋立区画構造物。
  3. 前記上蓋部及び前記底面部にはワイヤメッシュが埋設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の埋立区画構造物。
  4. 最終処分場における廃棄物の埋立てに供される埋立空間を水平方向及び上下方向に区分して、廃棄物が充填された複数の埋立区画をそれぞれ有する複数の埋立段を構築する廃棄物埋立方法であって、
    最も下の埋立段を構成する最下段構築工程と、2段目以降の埋立段を構築する上段構築工程とを備え、
    前記最下段構築工程は、
    前記埋立空間の底面を構成する砕石層の上に遮水工を敷設する第1工程と、
    コンクリート製で底面及び上面が開放した四角柱状の複数のRC枠を前記第1工程で敷設された遮水工の上に配置することにより、該RC枠で側面が画定されて水平方向に区分された複数の水平区画を形成する第2工程と、
    前記第2工程で形成された各水平区画の底にコンクリートを打設して該水平区画の底面を閉塞する底面部を形成する第3工程と、
    前記第3工程で底面部が形成された水平区画に廃棄物を充填する第4工程と、
    前記第4工程で充填された廃棄物の上に遮水工を施す第5工程と、
    前記第5工程で施された遮水工の上に、対応する前記RC枠の上端面の高さに至るまでコンクリートを打設して該水平区画の上面を閉塞する上蓋部を形成することにより、廃棄物が充填された埋立区画を形成する第6工程とを備え、
    上段構築工程は、
    構築する埋立段の下の埋立段における前記RC枠の上端面及び前記上蓋部の上面で構成される平面上に、前記RC枠と同様の複数のRC枠を配置して該RC枠により側面が画定されて水平方向に区分された複数の水平区画を形成する第7工程と、
    前記第7工程で形成された各水平区画に対して、前記廃棄物を充填する第4工程、前記遮水工を施す第5工程及び前記上蓋部を形成する第6工程と同様の工程を行うことにより、廃棄物が充填された埋立区画を形成する第8工程とを備えることを特徴とする廃棄物埋立方法。
  5. 前記第2工程及び前記第7工程におけるRC枠の配置は、前記埋立区画として、各RC枠の内側の枠内区画と、4つの該RC枠の側壁により四方が閉塞されている枠外区画とが形成されるように行われることを特徴とする請求項4に記載の廃棄物埋立方法。
  6. 前記底面部及び前記上蓋部の形成にあたっては、打設されるコンクリートの内部にワイヤメッシュが埋設されることを特徴とする請求項4又は5に記載の廃棄物埋立方法。
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