JP2017117102A - ソレノイドバルブ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズの発生を低減できるソレノイドバルブ制御装置を提供する。【解決手段】ソレノイドバルブ制御装置1は、電流指示値に基づいてPWM制御で通電する際のオンDUTYを演算するオンDUTY演算部12と、夫々のソレノイド2毎に通電される電流の電流値を第1許容範囲に収める必要があるソレノイド2を優先ソレノイドとし、当該電流値が第1許容範囲よりも広い第2許容範囲まで許容されるソレノイド2を非優先ソレノイドとして設定するソレノイド設定部14と、非優先ソレノイドと対となる優先ソレノイドに対するオフDUTYに基づいて更新された非優先ソレノイドに対するオンDUTY及び優先ソレノイドに対するオンDUTYの一方の立ち上がりと、非優先ソレノイドに対する更新されたオンDUTY及び優先ソレノイドに対するオンDUTYの他方の立ち下がりとを同期させてPWM信号を出力するPWM信号出力部17と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のソレノイドバルブの夫々の制御状態を制御するソレノイドバルブ制御装置に関する。
従来、ソレノイドバルブの誘導性負荷の制御にはPWM(Pulse Width Modulation)制御が利用されてきた。複数のソレノイドバルブを同時に制御する際には、夫々のPWM信号の状態によっては大電流が流れる瞬間がある。このような大電流はノイズ発生の要因となり、他の電子機器の誤動作を引き起こす可能性がある。このような問題を改善する技術として例えば特許文献1に記載のものがある。
特許文献1に記載のPWM制御装置は、複数のインダクタ負荷のうち、駆動中のインダクタ負荷の数に応じて、インダクタ負荷に接続されるスイッチ素子に供給するPWM信号のタイミングを制御するように構成されている。このような構成により、PWM信号のDUTY比を変更することなく、立ち上がりのタイミングを変えることで、瞬間的に大電流が流れることを防止し、ノイズを低減している。
特開2014−35721号公報
特許文献1に記載の技術では、各PWM信号の立ち上がりのタイミングを揃えるように変更しているだけであるので、PWM信号の立ち下がりのタイミングまで揃えることができない。このため、瞬間的に大電流が流れることを防止できるが、電流値を一定にすることができず、電流値の変化に応じてノイズが発生する恐れがある。
そこで、複数のソレノイドバルブを制御する場合であっても、ノイズの発生を低減できるソレノイドバルブ制御装置が求められる。
本発明に係るソレノイドバルブ制御装置の特徴構成は、複数のソレノイドバルブの夫々が有するソレノイドに対する電流指示値を取得する電流指示値取得部と、前記夫々のソレノイド毎に、前記電流指示値に基づいてPWM制御で通電する際の電流のオンDUTYを演算するオンDUTY演算部と、前記電流指示値に基づいて、前記夫々のソレノイド毎に通電される電流の電流値が予め設定された第1許容範囲に収める必要があるか、或いは、前記第1許容範囲よりも広い第2許容範囲まで許容されるかを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて、前記電流値を前記第1許容範囲に収める必要があるソレノイドを優先ソレノイドとして設定し、前記電流値が前記第2許容範囲まで許容されるソレノイドを非優先ソレノイドとして設定するソレノイド設定部と、前記優先ソレノイドに対するオフDUTYと、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYとに基づいて、前記優先ソレノイドのうち、前記非優先ソレノイドと対となるソレノイドを設定する対ソレノイド設定部と、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYを前記対となる前記優先ソレノイドに対するオフDUTYに基づいて更新するオンDUTY更新部と、前記非優先ソレノイドに対する更新されたオンDUTY及び前記優先ソレノイドに対するオンDUTYの一方の立ち上がりと、前記非優先ソレノイドに対する更新されたオンDUTY及び前記優先ソレノイドに対するオンDUTYの他方の立ち下がりと、を少なくとも同期させてPWM信号を出力するPWM信号出力部と、を備えている点にある。
このような特徴構成とすれば、優先ソレノイドに対するオンDUTYと非優先ソレノイドに対するオフDUTYとのタイミング、及び優先ソレノイドに対するオフDUTYと非優先ソレノイドに対するオンDUTYとのタイミングの少なくとも一方を一致させてPWM信号が出力されるので、当該少なくとも一方のタイミングにおける電流の変化を低減することができる。したがって、当該少なくとも一方のタイミングのおけるソレノイドバルブの消費電流の変化を小さくできるため、電流変化に起因したノイズの発生を低減できる。
また、前記対ソレノイド設定部は、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%以上である場合には、前記優先ソレノイドのうち、オンDUTYが50%以下のソレノイドから前記対となるソレノイドを設定し、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%未満である場合には、前記優先ソレノイドのうち、オンDUTYが50%以上のソレノイドから前記対となるソレノイドを設定すると好適である。
このような構成とすれば、対ソレノイド設定部が、非優先ソレノイドと対となる優先ソレノイドを設定する際に、非優先ソレノイドのオンDUTYの値と近いオフDUTYの値を有する優先ソレノイドの中から選択するので、優先ソレノイドに対するオンDUTYと非優先ソレノイドに対するオフDUTYとのタイミング、及び優先ソレノイドに対するオフDUTYと非優先ソレノイドに対するオンDUTYとのタイミングの双方において、夫々近づけることができる。したがって、前記夫々のタイミングにおける電流変化に起因したノイズの発生を低減できる。
また、前記オンDUTY更新部は、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYが前記対となるソレノイドに対するオフDUTYと等しい場合には、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYをそのまま用い、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYが前記対となるソレノイドに対するオフDUTYと異なる場合には、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYを前記対となるソレノイドに対するオフDUTYと等しくなるように更新すると好適である。
このような構成とすれば、非優先ソレノイドに対するオンDUTYの値と、対となるソレノイドに対するオフDUTYの値とを等しくできるので、非優先ソレノイドと対となるソレノイドとに通電される電流の総和を一定にすることができる。したがって、電流の変化を小さくできるので、ノイズの発生を低減することができる。
ソレノイドバルブ制御装置の構成を示すブロック図である。 ギヤトレーンの構成を示す図である。 ギヤトレーンのクラッチの係合表を示した図である。 電流とクラッチの係合状態との関係を示す図である。 非優先ソレノイドのデューティの更新の例を示した図である。 非優先ソレノイドのデューティの更新の例を示した図である。 非優先ソレノイドのデューティの更新の例を示した図である。
本発明に係るソレノイドバルブ制御装置は、ソレノイドに通電を行う際、及び通電を停止する際にノイズの発生を抑制する機能を備えて構成される。以下、本実施形態のソレノイドバルブ制御装置1について説明する。
図1は、本実施形態に係るソレノイドバルブ制御装置1の構成を模式的に示したブロック図である。図1に示されるように、ソレノイドバルブ制御装置1は、電流指示値取得部11、オンDUTY演算部12、判定部13、ソレノイド設定部14、対ソレノイド設定部15、オンDUTY更新部16、PWM信号出力部17の各機能部を備えて構成され、これらの機能部は、ソレノイド2の通電に係る処理を行うために、CPUを中核部材としてハードウェア又はソフトウェア或いはその両方で構築されている。
ここで、図2には、ソレノイドバルブ制御装置1の制御対象であるソレノイド2を有して構成される自動変速機90の一例が示される。図2に示される自動変速機90は、エンジン出力軸91から動力が伝達されるトルクコンバータ92と、当該トルクコンバータ92の下流側に変速機構93とを備えている。エンジン動力は、トルクコンバータ92を介して入力軸94に伝達され、変速機構93を介して出力軸95へ伝達される。変速機構93は、クラッチC1,C2,C3、ブレーキB1,B2、ワンウェイクラッチF1、遊星歯車装置96を有している。
トルクコンバータ92は、エンジン出力軸91と連結されたポンプインペラ92Aと、入力軸94と連結されたタービンランナ92Bと、ステータ92Cとを備えている。また、トルクコンバータ10には、ロックアップクラッチ97が備えられ、当該ロックアップクラッチ97が係合されると、エンジン出力軸91の回転が入力軸94に直接伝達される。
クラッチC1は、入力軸94と遊星歯車装置96のフォワードサンギヤ81との間に設けられる。クラッチC2は、入力軸94と遊星歯車装置96のリヤサンギヤ82との間に設けられる。クラッチC3は、キャリヤ83が連結される中間軸84と入力軸94との間に設けられる。ブレーキB1は、フォワードサンギヤ81と変速機ケース98との間に設けられる。ブレーキB2とワンウェイクラッチF1とは、キャリヤ83と変速機ケース98との間に並列で設けられる。
キャリヤ83にはピニオンギヤ85,86が回転自在に支持される。フォワードサンギヤ81はピニオンギヤ85と噛み合い、リヤサンギヤ82はピニオンギヤ86を介してピニオンギヤ86と噛み合っている。リングギヤ87はピニオンギヤ85と噛み合い、リングギヤ87に出力軸95が連結されている。出力軸95はプロペラシャフト(図示せず)を介して駆動輪と接続される。
図3は、クラッチC1,C2,C3、ブレーキB1,B2、及びワンウェイクラッチF1(以下「クラッチ群」とする)の係脱状態を示す係合表である。図3に示されるように、図2の自動変速機90では、前進4段、後退1段の変速段に変更可能である。図3において、「●」は完全に係合している状態(後述する「完全係合状態」)を示し、「○」はエンジンブレーキの使用時に係合されることを示している。
これらのクラッチ群の係脱状態は油圧により制御され、この油圧の供給や遮断がソレノイド2を有するソレノイドバルブにより行われる。したがって、図1ではソレノイド2は1つしか示していないが、実際には、ソレノイドバルブ制御装置1により複数のソレノイド2の通電制御が行われる。
このようなクラッチ群は、夫々、完全に係合される係合状態、完全に係合が解除される脱離状態、滑りながら係合している滑り係合状態のいずれかの状態とされる。図4には、ソレノイド2に通電される電流と、当該ソレノイド2を有するソレノイドバルブを介して供給される油圧との関係の一例が示される。なお、このような関係はソレノイドバルブ毎に規定されている。
図4に示されるように、ソレノイド2に通電される電流に応じて供給される油圧が変更され(すなわち、ソレノイドバルブの開度が変更され)、この油圧の変化に応じて「完全脱離状態」、「滑り係合状態」、「完全係合状態」のいずれかが決まる。図4の例では、ソレノイド2に通電される電流がI1未満である場合に「完全脱離状態」となり、ソレノイド2に通電される電流がI1以上I2未満である場合に「滑り係合状態」となり、ソレノイド2に通電される電流がI2以上である場合に「完全係合状態」となる。
ここで、クラッチ群の夫々は、電流がI1未満であれば電流が変化しても「完全脱離状態」が維持され、電流がI2以上であれば電流が変化しても「完全係合状態」が維持される。一方、電流がI1以上I2未満である場合には、電流が変化すると「滑り係合状態」であっても滑り度合いが変化する。すなわち、所謂、半クラッチ状態となったり、1/4クラッチとなったり、3/4クラッチ状態となったりする。このため、「完全脱離状態」及び「完全係合状態」では、電流がその状態を維持できる電流である場合には電流の増減は許容されるが、「滑り係合状態」では、電流がI1以上I2未満の範囲内であっても電流が増減しない方が望ましい。
図1に戻り、電流指示値取得部11は、複数のソレノイドバルブの夫々が有するソレノイド2に対する電流指示値を取得する。複数のソレノイドバルブとは、本実施形態では上述した自動変速機90のクラッチ群の係脱状態を変更するソレノイドバルブである。ソレノイド2は、このソレノイドバルブの開閉状態を変更するのに利用される。電流指示値とは、上位システムから伝達される自動変速機90のギヤ段状態を変更するためにクラッチ群の夫々のソレノイドバルブのソレノイド2に対して通電する電流の指示値である。電流指示値取得部11は、ソレノイド2毎の電流指示値を取得し、後述するオンDUTY演算部12、及び判定部13に伝達される。
オンDUTY演算部12は、夫々のソレノイド2毎に、電流指示値に基づいてPWM制御で通電する際の電流のオンDUTYを演算する。本実施形態では、ソレノイド2に通電される電流は、PWM制御により通電される。PWM制御は公知であるので詳細な説明は省略するが、オンDUTYはフルDUTYの際の電流値(電流出力部の出力電流の電流値)と、上述した指示電流値とにより演算される。オンDUTY演算部12による演算結果は、後述する対ソレノイド設定部15、及びオンDUTY更新部16に伝達される。
判定部13は、電流指示値に基づいて、夫々のソレノイド2毎に通電される電流の電流値が予め設定された第1許容範囲に収める必要があるか、或いは、第1許容範囲よりも広い第2許容範囲まで許容されるかを判定する。上述したように、クラッチ群は、ソレノイド2に通電される電流がI1以上I2未満である場合には「滑り係合状態」となり、更には当該電流の大きさによっては、滑り度合いも変わる。このため、クラッチ群のうちの制御対象となるクラッチを「滑り係合状態」とする場合にはソレノイド2に通電される電流が電流指示値に対して大きく変動しない方が好ましい。
一方、クラッチ群は、ソレノイド2に通電される電流がI1未満である場合には「完全脱離状態」となり、I2以上である場合には「完全係合状態」となる。このため、クラッチ群のうちの制御対象となるクラッチを「完全脱離状態」とする場合にはソレノイド2に通電される電流がI1未満であれば、変更しても構わず、「完全係合状態」とする場合にはソレノイド2に通電される電流がI2以上であれば、変更しても構わない。
したがって、判定部13は、電流指示値がI1以上I2未満である場合には、当該電流指示値に係る電流が通電されるソレノイド2は所定の第1許容範囲に収まるように電流を通電する必要があると判定し、電流指示値がI1未満、又は、I2以上である場合には、当該電流指示値に係る電流が通電されるソレノイド2は第1許容範囲よりも広い第2許容範囲まで許容されると判定する。判定部13の判定結果は、後述するソレノイド設定部14に伝達される。なお、上述したI1及びI2は、ソレノイド2の特性に起因してソレノイド2毎に所定の値で予め設定されている。したがって、夫々のソレノイド2におけるI1は同じ値に設定されていても良いし、異なる値に設定されていても良い。また、夫々のソレノイド2におけるI2も同じ値に設定されていても良いし、異なる値に設定されていても良い。本実施形態では、夫々が異なる値に設定されているものとして説明する。
ソレノイド設定部14は、判定部13の判定結果に基づいて、電流値を第1許容範囲に収める必要があるソレノイド2を優先ソレノイドとして設定し、電流値が第2許容範囲まで許容されるソレノイド2を非優先ソレノイドとして設定する。すなわち、ソレノイド設定部14により、「滑り係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2は優先ソレノイドとして設定され、「完全脱離状態」及び「完全係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2は非優先ソレノイドとして設定される。ソレノイド設定部14により設定された、ソレノイド2の夫々が優先ソレノイドであるか或いは非優先ソレノイドであるかを示す情報は後述する対ソレノイド設定部15に伝達される。
対ソレノイド設定部15は、優先ソレノイドに対するオフDUTYと、非優先ソレノイドに対するオンDUTYとに基づいて、優先ソレノイドのうち、非優先ソレノイドと対となるソレノイド2を設定する。「優先ソレノイドに対するオフDUTY」とは、「滑り係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2が通電されていない状態となる期間である。「非優先ソレノイドに対するオンDUTY」とは、「完全脱離状態」及び「完全係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2が通電される状態となる期間である。
これらのオンDUTY及びオフDUTYは、オンDUTY演算部12から伝達される演算結果を用いて算定される。すなわち、上述したオンDUTYはオンDUTY演算部12から伝達される演算結果をそのまま用い、上述したオフDUTYはオンDUTY演算部12から伝達される演算結果を使って演算される。「非優先ソレノイドと対となるソレノイド2」とは、互いのソレノイド2の駆動状態に相関関係がある一対のソレノイド2をいう。「相関関係がある」とは、非優先ソレノイドに対するオンDUTYと、優先ソレノイドに対するオフDUTYとの差異が、予め設定された範囲内であることをいう。
本実施形態では、対ソレノイド設定部15は、非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%以上である場合には、優先ソレノイドのうち、オンDUTYが50%以下のソレノイド2から対となるソレノイド2を設定し、非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%未満である場合には、優先ソレノイドのうち、オンDUTYが50%以上のソレノイド2から対となるソレノイド2を設定する。
「非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%以上である場合」とは、「完全脱離状態」及び「完全係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2が通電される状態となる期間が50%以上であることをいう。ここで、本実施形態では、非優先ソレノイドとして設定されたソレノイド2は当該ソレノイド2に対するオンDUTYが50%以上である場合には、クラッチを「完全係合状態」とする。よって、本実施形態では、「非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%以上である場合」とは、「完全係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2が通電される状態となる期間が50%以上である場合を意味する。この場合には、対ソレノイド設定部15は、優先ソレノイドのうち、オンDUTYが50%以下のソレノイド2から対となるソレノイド2を設定する。すなわち「滑り係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2のうち、オンDUTYが50%以下のソレノイド2から対となるソレノイド2を設定する。
なお、「滑り係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2のうち、オンDUTYが50%以下のソレノイド2が複数、存在する場合には、対ソレノイド設定部15は、「滑り係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2に対するオンDUTYが50%以下のソレノイド2のうち、「完全係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2に対するオンDUTYに最も近い値のものを設定すると良い。
「非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%未満である場合」とは、「完全脱離状態」及び「完全係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2が通電される状態となる期間が50%未満であることをいう。ここで、本実施形態では、非優先ソレノイドとして設定されたソレノイド2は当該ソレノイドの2に対するオンDUTYが50%未満である場合には、クラッチを「完全脱離状態」とする。よって、本実施形態では、「非優先ソレノイドとして設定されたソレノイド2に対するオンDUTYが50%以上である場合」とは、「完全脱離状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2が通電される状態となる期間が50%未満である場合を意味する。この場合には、対ソレノイド設定部15は、優先ソレノイドのうち、オンDUTYが50%以上のソレノイド2から対となるソレノイド2を設定する。すなわち「滑り係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2のうち、オンDUTYが50%以上のソレノイド2から対となるソレノイド2を設定する。
なお、「滑り係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2のうち、オンDUTYが50%以上のソレノイド2が複数、存在する場合には、対ソレノイド設定部15は、「滑り係合状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2に対するオンDUTYが50%以上のソレノイド2のうち、「完全脱離状態」とされるクラッチに設けられるソレノイド2に対するオンDUTYに最も近い値のものを設定すると良い。対ソレノイド設定部15による設定結果は、後述するオンDUTY更新部16に伝達される。
オンDUTY更新部16は、非優先ソレノイドに対するオンDUTYを対となる優先ソレノイドに対するオフDUTYに基づいて更新する。「非優先ソレノイドに対するオンDUTY」とは、オンDUTY演算部12により演算されたオンDUTYである。非優先ソレノイドと、対となる優先ソレノイドとを示す情報は、対ソレノイド設定部15から伝達された設定結果から取得する。したがって、オンDUTY更新部16は、非優先ソレノイドに対するオンDUTY演算部12により演算されたオンDUTYを、当該対となる優先ソレノイドに対するオフDUTYに基づいて更新する。
本実施形態では、オンDUTY更新部16は、非優先ソレノイドに対するオンDUTYが対となるソレノイド2に対するオフDUTYと等しい場合には、非優先ソレノイドに対するオンDUTYをそのまま用い、非優先ソレノイドに対するオンDUTYが対となるソレノイド2に対するオフDUTYと異なる場合には、非優先ソレノイドに対するオンDUTYを対となるソレノイド2に対するオフDUTYと等しくなるように更新する。オンDUTY更新部16により更新されたオンDUTY(の値)は、後述するPWM信号出力部17に伝達される。
PWM信号出力部17は、オンDUTY演算部12により演算されたオンDUTY、及びオンDUTY更新部16によりオンDUTYが更新された場合にあっては更新されたオンDUTYでPWM信号を生成し、出力する。この時、PWM信号出力部17は、非優先ソレノイドに対する更新されたオンDUTY及び優先ソレノイドに対するオンDUTYの一方の立ち上がりと、非優先ソレノイドに対する更新されたオンDUTY及び優先ソレノイドに対するオンDUTYの他方の立ち下がりと、を同期させてPWM信号を出力する。すなわち、非優先ソレノイドに対するオンDUTYの立ち上がりと優先ソレノイドに対するオンDUTYの立ち下がりとが同じタイミングであり、且つ、非優先ソレノイドに対するオンDUTYの立ち下がりと優先ソレノイドに対するオンDUTYの立ち上がりとが同じタイミングであるPWM信号を出力する。
PWM信号出力部17から出力されたPWM信号はドライバ31に伝達される。ドライバ31はPWM信号に応じて駆動され、ソレノイド2に電流が流れることとなる。ここで、ドライバ31は、ハイサイドの接続端子が電源に接続され、ローサイドの接続端子が接地される。
また、ソレノイド2の後段には、電流検出部32が接続される。電流検出部32は、ソレノイド2を流れる電流を検出し、ソレノイドバルブ制御装置1に検出結果を伝達する。ソレノイドバルブ制御装置1は、上述した電流指示値と共に、電流検出部32の検出結果に基づきPWM制御を行う。
これにより、非優先ソレノイドに対するオンDUTYの期間と、優先ソレノイドに対するオフDUTYの期間とが等しくなり、非優先ソレノイドに対するオフDUTYの期間と、優先ソレノイドに対するオンDUTYの期間とを等しくすることができる。したがって、対と設定された一対のソレノイド2において通電される電流値を一様にすることができるので、電流変化に起因したノイズの発生を抑制することが可能となる。
次に、このようなソレノイドバルブ制御装置1の一連の処理の一例について図5を用いて説明する。電流指示値取得部11がソレノイド2に対する電流指示値を取得すると、オンDUTY演算部12がソレノイド2毎に、電流指示値に基づいてオンDUTYを演算する(#01)。理解を容易にするために、ここではソレノイド2が3つあるとし、夫々ソレノイドA、ソレノイドB、ソレノイドCとして説明する。電流指示値取得部11により、ソレノイドAのオンDUTYは45%、ソレノイドBのオンDUTYは40%、ソレノイドCのオンDUTYは60%として演算されている。
判定部13により、夫々のソレノイドA,B,C毎に予め設定された許容範囲が判定され、ソレノイド設定部14は判定部13の判定結果に基づき、ソレノイドA,B,Cの夫々について優先ソレノイド又は非優先ソレノイドに設定する(#02)。図5の例では、ソレノイドAが優先ソレノイドとして設定され、ソレノイドCが非優先ソレノイドとして設定され、ソレノイドCが優先ソレノイドとして設定されている。
対ソレノイド設定部15により非優先ソレノイドとして設定されたソレノイドBと対となる優先ソレノイドが設定される(#02)。対ソレノイド設定部15は、非優先ソレノイドとして設定されたソレノイドBのオンDUTYが50%未満であるので、優先ソレノイドとして設定されたソレノイドA,Cのうち、オンDUTYが50%以上であるソレノイドCをソレノイドBと対となるソレノイド(対ソレノイド)として設定する。
オンDUTY更新部16は、ソレノイドCのオフDUTYを演算する(#03)。図5の例では、ソレノイドCのオフDUTYは40%として演算されている。オンDUTY更新部16は、ソレノイドBのオンDUTYとソレノイドCのオフDUTYとが等しいので、非優先ソレノイドとして設定されたソレノイドBのオンDUTYをそのまま用いる(#04)。
PWM信号出力部17は、ソレノイドBのオンDUTYの立ち下がりとソレノイドCのオンDUTYの立ち上がりとが同じタイミングとなり、ソレノイドBのオンDUTYの立ち上がりとソレノイドCのオンDUTYの立ち下がりとが同じタイミングとなるようにPWM信号を出力する(#05)。このように処理を行うことで、ソレノイドBとソレノイドCとに通電される電流の和を常に一定にすることが可能となる。したがって、電流変化に起因したノイズの発生を抑制できる。
次に、このようなソレノイドバルブ制御装置1の一連の処理の他の例について図6を用いて説明する。電流指示値取得部11がソレノイド2に対する電流指示値を取得すると、オンDUTY演算部12がソレノイド2毎に、電流指示値に基づいてオンDUTYを演算する(#11)。理解を容易にするために、ここでもソレノイド2が、夫々ソレノイドA、ソレノイドB、ソレノイドCの3つがあるとして説明する。電流指示値取得部11により、ソレノイドAのオンDUTYは45%、ソレノイドBのオンDUTYは40%、ソレノイドCのオンDUTYは70%として演算されている。
判定部13により、夫々のソレノイドA,B,C毎に予め設定された許容範囲が判定され、ソレノイド設定部14は判定部13の判定結果に基づき、ソレノイドA,B,Cの夫々について優先ソレノイド又は非優先ソレノイドに設定する(#12)。図5の例では、ソレノイドAが優先ソレノイドとして設定され、ソレノイドBが非優先ソレノイドとして設定され、ソレノイドCが優先ソレノイドとして設定されている。
対ソレノイド設定部15により非優先ソレノイドとして設定されたソレノイドBと対となる優先ソレノイドが設定される(#12)。対ソレノイド設定部15は、非優先ソレノイドとして設定されたソレノイドBのオンDUTYが50%未満であるので、優先ソレノイドとして設定されたソレノイドA,Cのうち、オンDUTYが50%以上であるソレノイドCをソレノイドBと対となるソレノイド(対ソレノイド)として設定する。
オンDUTY更新部16は、ソレノイドCのオフDUTYを演算する(#13)。図6の例では、ソレノイドCのオフDUTYは30%として演算されている。オンDUTY更新部16は、ソレノイドBのオンDUTYとソレノイドCのオフDUTYとが異なっているので、非優先ソレノイドとして設定されたソレノイドBのオンDUTYを、対となるソレノイドCのオフDUTYと等しくなるように更新する(小さくする)(#14)。
PWM信号出力部17は、ソレノイドBのオンDUTYの立ち下がりとソレノイドCのオンDUTYの立ち上がりとが同じタイミングとなり、ソレノイドBのオンDUTYの立ち上がりとソレノイドCのオンDUTYの立ち下がりとが同じタイミングとなるようにPWM信号を出力する(#15)。このように処理を行うことで、ソレノイドBとソレノイドCとに通電される電流の和を常に一定にすることが可能となる。したがって、電流変化に起因したノイズの発生を抑制できる。
更に、ソレノイドバルブ制御装置1の一連の処理の別の例について図7を用いて説明する。電流指示値取得部11がソレノイド2に対する電流指示値を取得すると、オンDUTY演算部12がソレノイド2毎に、電流指示値に基づいてオンDUTYを演算する(#21)。本例でも理解を容易にするために、ソレノイド2が、夫々ソレノイドA、ソレノイドB、ソレノイドCの3つがあるとして説明する。電流指示値取得部11により、ソレノイドAのオンDUTYは30%、ソレノイドBのオンDUTYは60%、ソレノイドCのオンDUTYは70%として演算されている。
判定部13により、夫々のソレノイドA,B,C毎に予め設定された許容範囲が判定され、ソレノイド設定部14は判定部13の判定結果に基づき、ソレノイドA,B,Cの夫々について優先ソレノイド又は非優先ソレノイドに設定する(#22)。図7の例では、ソレノイドAが優先ソレノイドとして設定され、ソレノイドBが非優先ソレノイドとして設定され、ソレノイドCが優先ソレノイドとして設定されている。
対ソレノイド設定部15により非優先ソレノイドとして設定されたソレノイドBと対となる優先ソレノイドが設定される(#22)。対ソレノイド設定部15は、非優先ソレノイドとして設定されたソレノイドBのオンDUTYが50%以上であるので、優先ソレノイドとして設定されたソレノイドA,Cのうち、オンDUTYが50%以下であるソレノイドAをソレノイドBと対となるソレノイド(対ソレノイド)として設定する。
オンDUTY更新部16は、ソレノイドAのオフDUTYを演算する(#23)。図7の例では、ソレノイドCのオフDUTYは30%として演算されている。オンDUTY更新部16は、ソレノイドAのオフDUTYとソレノイドBのオンDUTYとが異なっているので、非優先ソレノイドとして設定されたソレノイドBのオンDUTYを、対となるソレノイドAのオフDUTYと等しくなるように更新する(大きくする)(#24)。
PWM信号出力部17は、ソレノイドAのオンDUTYの立ち上がりとソレノイドBのオンDUTYの立ち下がりとが同じタイミングとなり、ソレノイドAのオンDUTYの立ち下がりとソレノイドBのオンDUTYの立ち上がりとが同じタイミングとなるようにPWM信号を出力する(#25)。このように処理を行うことで、ソレノイドAとソレノイドBとに通電される電流の和を常に一定にすることが可能となる。したがって、電流変化に起因したノイズの発生を抑制できる。
〔その他の実施形態〕
上記実施形態では、PWM信号出力部17は、非優先ソレノイドに対するオンDUTYの立ち上がりと優先ソレノイドに対するオンDUTYの立ち下がりとが同じタイミングであり、且つ、非優先ソレノイドに対するオンDUTYの立ち下がりと優先ソレノイドに対するオンDUTYの立ち上がりとが同じタイミングであるPWM信号を出力するとして説明したが、PWM信号出力部17は、非優先ソレノイドに対するオンDUTYの立ち上がりと優先ソレノイドに対するオンDUTYの立ち下がりとのタイミング、及び非優先ソレノイドに対するオンDUTYの立ち下がりと優先ソレノイドに対するオンDUTYの立ち上がりとのタイミングの何れか一方が同じタイミングとなるようにPWM信号を出力するように構成することも可能である。
上記実施形態では、対ソレノイド設定部15は、非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%以上である場合には、優先ソレノイドのうち、オンDUTYが50%以下のソレノイドから対となるソレノイドを設定し、非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%未満である場合には、優先ソレノイドのうち、オンDUTYが50%以上のソレノイドから対となるソレノイドを設定するとして説明したが、対ソレノイド設定部15は、非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%以上である場合に、優先ソレノイドのうち、オンDUTYが50%以上のソレノイドから対となるソレノイドを設定することも可能であるし、非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%未満である場合に、優先ソレノイドのうち、オンDUTYが50%未満のソレノイドから対となるソレノイドを設定することも可能である。
上記実施形態では、オンDUTY更新部16は、非優先ソレノイドに対するオンDUTYが対となるソレノイドに対するオフDUTYと等しい場合には、非優先ソレノイドに対するオンDUTYをそのまま用い、非優先ソレノイドに対するオンDUTYが対となるソレノイドに対するオフDUTYと異なる場合には、非優先ソレノイドに対するオンDUTYを対となるソレノイドに対するオフDUTYと等しくなるように更新するとして説明したが、オンDUTY更新部16は、非優先ソレノイドに対するオンDUTYが対となるソレノイドに対するオフDUTYと等しい場合でも、非優先ソレノイドに対するオンDUTYを増減するように構成することも可能であるし、非優先ソレノイドに対するオンDUTYが対となるソレノイドに対するオフDUTYと異なる場合には、非優先ソレノイドに対するオンDUTYを対となるソレノイドに対するオフDUTYに対して予め設定された許容差内に収まるように更新するように構成することも可能である。
上記実施形態では、ソレノイドバルブ制御装置1が、クラッチの制御を行うソレノイドバルブのソレノイド2を制御する例を挙げて説明したが、他の装置のソレノイドバルブのソレノイドを制御するように構成することも可能である。
本発明は、複数のソレノイドバルブの夫々の制御状態を制御するソレノイドバルブ制御装置に用いることが可能である。
1:ソレノイドバルブ制御装置
2:ソレノイド
11:電流指示値取得部
12:オンDUTY演算部
13:判定部
14:ソレノイド設定部
15:対ソレノイド設定部
16:オンDUTY更新部

Claims (3)

  1. 複数のソレノイドバルブの夫々が有するソレノイドに対する電流指示値を取得する電流指示値取得部と、
    前記夫々のソレノイド毎に、前記電流指示値に基づいてPWM制御で通電する際の電流のオンDUTYを演算するオンDUTY演算部と、
    前記電流指示値に基づいて、前記夫々のソレノイド毎に通電される電流の電流値が予め設定された第1許容範囲に収める必要があるか、或いは、前記第1許容範囲よりも広い第2許容範囲まで許容されるかを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて、前記電流値を前記第1許容範囲に収める必要があるソレノイドを優先ソレノイドとして設定し、前記電流値が前記第2許容範囲まで許容されるソレノイドを非優先ソレノイドとして設定するソレノイド設定部と、
    前記優先ソレノイドに対するオフDUTYと、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYとに基づいて、前記優先ソレノイドのうち、前記非優先ソレノイドと対となるソレノイドを設定する対ソレノイド設定部と、
    前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYを前記対となる前記優先ソレノイドに対するオフDUTYに基づいて更新するオンDUTY更新部と、
    前記非優先ソレノイドに対する更新されたオンDUTY及び前記優先ソレノイドに対するオンDUTYの一方の立ち上がりと、前記非優先ソレノイドに対する更新されたオンDUTY及び前記優先ソレノイドに対するオンDUTYの他方の立ち下がりと、を少なくとも同期させてPWM信号を出力するPWM信号出力部と、
    を備えるソレノイドバルブ制御装置。
  2. 前記対ソレノイド設定部は、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%以上である場合には、前記優先ソレノイドのうち、オンDUTYが50%以下のソレノイドから前記対となるソレノイドを設定し、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYが50%未満である場合には、前記優先ソレノイドのうち、オンDUTYが50%以上のソレノイドから前記対となるソレノイドを設定する請求項1に記載のソレノイドバルブ制御装置。
  3. 前記オンDUTY更新部は、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYが前記対となるソレノイドに対するオフDUTYと等しい場合には、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYをそのまま用い、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYが前記対となるソレノイドに対するオフDUTYと異なる場合には、前記非優先ソレノイドに対するオンDUTYを前記対となるソレノイドに対するオフDUTYと等しくなるように更新する請求項2に記載のソレノイドバルブ制御装置。
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