JP2017067226A - 無段変速機の制御装置及び無段変速機の制御方法 - Google Patents

無段変速機の制御装置及び無段変速機の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】変速時のオイルポンプ等の応答遅延を考慮してオイルポンプの必要吐出量を設定することで、変速に必要な変速流量を確保して応答性の良い変速が行える無段変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】無段変速機の制御装置のコントローラ12は、目標変速比に応じて必要吐出量算出用変速比を設定し、必要吐出量算出用変速比に基づき電動オイルポンプ10eの第1必要吐出量を設定し、第1必要吐出量に基づき電動オイルポンプ10eを制御する。必要吐出量算出用変速比は、バリエータ20の実変速比の算出値と目標変速比との間の値に設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、無段変速機の制御装置及び無段変速機の制御方法に関する。
特許文献1には、変速するのに必要な油量(変速流量)を導出する動力伝達装置用油圧供給装置が開示されている。変速流量は、特許文献1の動力伝達装置用油圧供給装置では、目標ライン圧や目標変速比、実変速比等の自動変速機の作動状態に基づいて、変速に必要な変速流量を算出している。
特開2000−186758号公報
しかしながら、特許文献1の動力伝達装置用油圧供給装置では、変速流量に対応するオイルポンプの必要吐出量が変速時のオイルポンプの応答遅延等を考慮せずに設定されるので、オイルポンプの実際の吐出量は少なくなってしまう。オイルポンプの実際の吐出量が少なくなると、変速に必要な変速流量が不足してしまい意図通りの変速ができなくなるおそれがある。特に、容積が大きいことで変速流量が大きくなる無段変速機では、キックダウンや急減速等によって変速流量が急激に上昇した場合の変速への応答遅れの影響が顕著になる。このため、単に自動変速機の作動状態に基づいてオイルポンプの吐出量を設定しているだけでは、急激に上昇する変速流量に対応できず、応答性の良い変速が行えなくなり易い。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、変速時のオイルポンプ等の応答遅延を考慮してオイルポンプの必要吐出量を設定することで、変速に必要な変速流量を確保して応答性の良い変速が行える無段変速機の制御装置を提供することを目的とする。
本発明のある態様によるバリエータと、オイルポンプと、を有する無段変速機の制御装置は、バリエータの目標変速比に応じて必要吐出量算出用変速比を設定する第1設定部と、必要吐出量算出用変速比に基づきオイルポンプの第1必要吐出量を設定する第2設定部と、第1必要吐出量に基づきオイルポンプを制御する制御部と、を有する。必要吐出量算出用変速比は、バリエータの実変速比の算出値と目標変速比との間の値に設定される。
本発明の別の態様によるバリエータと、オイルポンプと、を有する無段変速機の制御方法は、バリエータの目標変速比に応じて必要吐出量算出用変速比を設定し、必要吐出量算出用変速比に基づきオイルポンプの第1必要吐出量を設定し、第1必要吐出量に基づきオイルポンプを制御する。必要吐出量算出用変速比は、バリエータの実変速比の算出値と目標変速比との間の値に設定される。
上記態様による無段変速機の制御装置では、必要吐出量算出用変速比は、バリエータの実変速比の算出値と目標変速比との間の値に設定される。その結果、単に実変速比から必要吐出量を設定した場合と比べてオイルポンプが速めに立ち上がるので、オイルの総消費流量に対して総吐出量が不足することがなくなる。よって、オイルポンプの応答遅延による影響を抑制することができ、変速に必要な変速流量を確保して応答性の良い変速が行えるようになる。
図1は、本発明の実施形態に係る自動変速機を搭載した車両の概略構成図である。 図2は、ある走行状態における変速時のオイルの総消費流量と総吐出量との内訳を比較する棒グラフである。 図3は、アクセル開度を変化させたときの変速比と変速流量との関係を示すタイミングチャートである。 図4は、アクセル開度に応じて変化する変速線図である。 図5は、アクセル開度を変化させたときのライン圧と電動オイルポンプの必要吐出量との関係を示すタイミングチャートである。 図6は、指定電流毎に定まる電動オイルポンプの必要吐出量とライン圧との関係を示した特性線図である。 図7は、フェールセーフ制御を実行したときの電動オイルポンプの必要吐出量とライン圧との関係を示した特性線図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、ある変速機構の「変速比」は、当該変速機構の入力回転速度Npriを当該変速機構の出力回転速度で割って得られる値である。また、「最Low変速比」は当該変速機構の最大変速比であり、「最High変速比」は当該変速機構の最小変速比である。
図1は、本発明の実施形態に係る自動変速機を搭載した車両の概略構成図である。この車両は、駆動源としてエンジン1を備える。エンジン1の出力回転は、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータ2、第1ギヤ列3、無段変速機(以下、単に「変速機4」という。)、第2ギヤ列5、及び差動装置6を介して駆動輪7へと伝達される。第2ギヤ列5には、駐車時に変速機4の出力軸を機械的に回転不能にロックするパーキング機構8が設けられている。
変速機4には、エンジン1の動力の一部を利用して駆動されるメカオイルポンプ10mと、バッテリ13から電力供給を受けて駆動される電動オイルポンプ10eと、が設けられている。電動オイルポンプ10eは、オイルポンプ本体と、オイルポンプ本体を回転駆動する電動モータ10e1及びモータドライバとで構成され、運転負荷を任意の負荷に、あるいは、多段階に制御することができる。また、変速機4には、メカオイルポンプ10mあるいは電動オイルポンプ10eから吐出されるオイルによって発生する油圧(以下、「ライン圧PL」という。)を調圧して変速機4の各部位に供給する油圧制御回路11が設けられている。
変速機4は、ベルト式無段変速機構であるバリエータ20と、バリエータ20に直列に設けられる副変速機構30と、を備える。ここで、「直列に設けられる」とは、エンジン1から駆動輪7に至るまでの動力伝達経路においてバリエータ20と副変速機構30とが直列に設けられるという意味である。副変速機構30は、図1に示すようにバリエータ20の出力軸に直接接続されてもよいし、その他の変速ないし動力伝達機構(例えば、ギヤ列)を介して接続されてもよい。あるいは、副変速機構30は、バリエータ20の前段(入力軸側)に接続されてもよい。
バリエータ20は、プライマリプーリ21と、セカンダリプーリ22と、プーリ21、22の間に掛け回されるVベルト23と、を備える。プーリ21、22は、それぞれ固定円錐板21a、22aと、この固定円錐板21a、22aに対してシーブ面を対向させた状態で配置され固定円錐板21a、22aとの間にV溝を形成する可動円錐板21b、22bと、この可動円錐板21b、22bの背面に設けられて可動円錐板21b、22bを軸方向に変位させる油圧シリンダ23a、23bとを備える。油圧シリンダ23a、23bに供給される油圧を調整すると、V溝の幅が変化してVベルト23と各プーリ21、22との接触半径が変化し、バリエータ20の変速比が無段階に変化する。
プライマリプーリ21の油圧シリンダ23aに供給される油圧が小さい場合でもトルク容量が大きくなるように、プライマリプーリ21の油圧シリンダ23aの受圧面積は大きくすることが望ましい。プライマリプーリ21とセカンダリプーリ22とは、プライマリプーリ21の受圧面積がセカンダリプーリ22の受圧面積よりも大きくなるように設けられる。
副変速機構30は、前進2段・後進1段の変速機構である。副変速機構30は、2つの遊星歯車のキャリアを連結したラビニョウ型遊星歯車機構31と、ラビニョウ型遊星歯車機構31を構成する複数の回転要素に接続され、それらの連結状態を変更する複数の摩擦締結要素(Lowブレーキ32、Highクラッチ33、Revブレーキ34)と、を備える。各摩擦締結要素32〜34への供給油圧を調整し、各摩擦締結要素32〜34の締結・解放状態を変更すると、副変速機構30の変速段が変更される。
コントローラ12は、エンジン1及び変速機4を統合的に制御する制御装置であり、CPUと、RAM・ROM等の記憶装置と、入出力インターフェース等で構成される。
コントローラ12には、アクセルペダルの操作量であるアクセル開度APOを検出するアクセル開度センサ41、変速機4の入力回転速度Npriを検出する回転速度センサ42、車速VSPを検出する車速センサ43、ライン圧PLを検出するライン圧センサ44、セレクトレバーの位置を検出するインヒビタスイッチ45、ブレーキペダルの操作状態(ON/OFF)を検出するブレーキスイッチ46等の出力信号が入力される。
記憶装置には、変速機4の変速制御プログラムとして、後述する変速比算出制御用のプログラム、必要吐出量の算出用及び上昇制御用のプログラム、これらプログラムで使用されるしきい値、テーブル、演算式等が格納されている。CPUは、記憶装置に格納されているプログラムを読み出して実行し、コントローラ12に入力される各種信号に対して各種演算処理を施して制御信号を生成し、生成した信号を油圧制御回路11に出力する。CPUが演算処理で使用する各種値、その演算結果は記憶装置に適宜格納される。
油圧制御回路11は、複数の流路と複数の油圧制御弁とによって構成される。油圧制御回路11は、コントローラ12からの制御信号に基づき、複数の油圧制御弁を制御して油圧の供給経路を切り換えるとともにメカオイルポンプ10m又は電動オイルポンプ10eから吐出されたオイルによって発生した油圧から必要な油圧を調圧し、変速機4の各部位に供給する。これにより、バリエータ20の変速比や副変速機構30の変速段が変更され、変速機4の変速が行われる。
また、油圧制御回路11は、コントローラ12からの制御信号に基づき、メカオイルポンプ10mや電動オイルポンプ10eからオイルを吐出させることで変速に必要な変速流量を確保する。変速流量は、変速機4のバリエータ20や副変速機構30が変速するのに必要となるオイルの流量である。例えば、バリエータ20では、プーリ21、22のストローク分のオイルが変速流量として必要になる。変速流量は、変速比が大きく変化するほど増大する。変速比に応じた変速流量分のオイルが油圧シリンダ23a、23bに供給されて油圧が調整されて、可動円錐板21b、22bを軸方向に変位させることで、バリエータ20の変速比が無段階に変化する。なお、メカオイルポンプ10m及び電動オイルポンプ10eから吐出されるオイルは、変速流量として消費される以外にも、調圧時や供給時にリークとして消費され、あるいは、変速機4を潤滑するために必要な流量として消費される。
図2は、ある走行状態における変速時のオイルの総消費流量と総吐出量との内訳を比較する棒グラフである。
オイルの総消費流量は、変速流量とオイルのリーク量等との和であり、車両の運転状態によって変化する。
オイルの総吐出量は、メカオイルポンプ10mの吐出量と電動オイルポンプ10eの必要吐出量との和である。
メカオイルポンプ10mの吐出量は、エンジン1の回転速度に応じて決まる。このため、エンジン1の回転速度が十分高く、かつ、変速流量が小さい場合には、メカオイルポンプ10mの吐出量だけで、オイルの総消費流量を全て確保することができる。他方で、エンジン1の回転速度が十分に高くない場合や、変速流量が大きくなった場合には、メカオイルポンプ10mの吐出量だけでは、オイルの総消費流量の全てを確保することが難しくなる。
オイルの総吐出量が総消費流量未満になると、変速に必要な変速流量が不足するので、応答性の良い変速が行えなくなり易い。このため、コントローラ12は、変速に必要な変速流量を得るために、電動オイルポンプ10eにもオイルを吐出させることで、オイルの総消費流量に対し不足する分の総吐出量を補填する。コントローラ12は、電動オイルポンプ10eに吐出させることで補填する分のオイルの量を、電動オイルポンプ10eの必要吐出量として設定する。このように、コントローラ12は、常に変速時のオイルの総吐出量が総消費流量以上となるように必要吐出量を設定し、電動オイルポンプ10eを制御する。
以下では、最も効率の良いオイルの補填状態として、図2に示すように、総消費流量と同量の総吐出量となるように電動オイルポンプ10eの必要吐出量が設定される場合について説明する。総消費流量と総吐出量とが一致するように必要吐出量が設定されることで、消費電力を必要最小減に節約しながら効率的に応答性の良い変速を行うことができる。
なお、総吐出量が総消費流量よりも多めの量となるように余力を持たせて必要吐出量を設定してもよい。このように余力を持たせて必要吐出量を設定することで、意図しない変動によって総吐出量が一時的に減少した場合でも、総吐出量が総消費流量未満になることを回避することができる。
次に、図3を参照して、コントローラ12が実行する変速時の変速比算出制御と必要吐出量算出制御とについて説明する。図3は、アクセル開度APOを変化させたときの変速比と変速流量との関係を示すタイミングチャートである。図3(a)は、アクセル開度APOのタイミングチャートである。図3(b)はコントローラ12が変速比算出制御を実行したときの変速比のタイミングチャートであり、図3(c)はコントローラ12が必要吐出量算出制御を実行したときの変速流量のタイミングチャートである。
コントローラ12は、図3(a)に示すように、時刻T0から時刻T1にかけてアクセル開度APOがA1からA2へと開かれると、図3(b)に実線で示すように、変速機4の目標変速比をtgr1からtgr2へとLow側に変化させる。
ここで、目標変速比は、コントローラ12が図4に示す変速線図を参照することによって算出される。図4は、アクセル開度APOに応じて変化する変速線図である。図4の変速線図は、予め定められ、記憶装置に格納されている。
目標変速比を算出するための入力回転速度Npriは、図4に示すように、アクセル開度APOと車速VSPとに対応する値となるように定められている。
目標変速比は、アクセル開度APO毎に設定された入力回転速度Npriを車速VSPで除算することによって得られる。例えば、入力回転速度Npriと車速VSPとがある速度のときに、アクセル開度APOがA1である場合には、目標変速比はtgr1となる。その後、アクセル開度APOがA1からA2に開かれた場合には、入力回転速度Npriの値が大きくなって、目標変速比はtgr2に増大する。増大した後の目標変速比tgr2は、増大する前の目標変速比tgr1よりもLow側の変速比になる。
図3に戻って、コントローラ12が実行する変速時の変速比算出制御と必要吐出量算出制御の説明を続ける。
コントローラ12は、図3(b)に点線で示すように、実際の変速比を算出する。時刻T0から時刻T3にかけて、実際の変速比の算出値(実変速比の算出値)は、目標変速比に対し緩やかに上昇してtgr1からtgr2に到達する。
本願明細書において実変速比の算出値は、目標変速比に追従して動作する変速機4の変速比であり、目標変速比に基づいて制御目標変速比として算出されるパラメータを意味する。目標変速比は急に変化するため、これを実際の制御目標とすると、変速が速すぎることによって発生する変速ショックや、変速が追従できずにフィードバック偏差が溜まってから遅れて急変速することによって発生する変速ショックが発生する。制御目標変速比を算出する目的は、これを回避することである。制御目標変速比は、例えば目標変速比の一次遅れで算出することができる。なお、実変速比の算出値は、目標変速比に対する変速遅れを考慮して推定変速比として推定することにより求めてもよい。
実変速比の算出値を求めてから、コントローラ12は、第1設定を行う。第1設定では、コントローラ12は、図3(b)に破線で示すように、目標変速比tgr2に応じて必要吐出量算出用変速比を設定する。必要吐出量算出用変速比は、メカオイルポンプ10mや電動オイルポンプ10eの応答遅延分を考慮して必要吐出量を設定するための算出用の変速比である。
必要吐出量算出用変速比は、メカオイルポンプ10mや電動オイルポンプ10eの応答遅延分だけ実変速比の算出値よりも早めて算出される。当該応答遅延は、例えば、予め作成されたメカオイルポンプ10mや電動オイルポンプ10eの応答遅延特性マップを参照することで算出される。これにより、図3(b)に破線で示すように、時刻T0直後の必要吐出量算出用変速比が実変速比の算出値よりも早めにtgr1から立ち上がる。このように、コントローラ12は、必要吐出量算出用変速比を設定する第1設定部として機能する。
次に、コントローラ12は、上記した各変速比を時間微分することによって図3(c)に示すように変速流量を算出する。
図3(c)に実線で示す目標変速流量は、目標変速比から算出される変速流量であり、瞬間的に大きく変化する。これに対して、図3(c)に点線で示す実変速比の算出値から算出される変速流量である変速流量は、目標変速流量よりも緩やかに変化する。目標変速流量よりも実変速比の算出値から算出される変速流量が緩やかに変化するので、指示電流に対して変速が速すぎることによって発生する変速ショックや、変速が追従できずにフィードバック偏差が溜まってから遅れて急変速することによって発生する変速ショックを回避できる。
また、図3(c)に破線で示す必要吐出量算出用変速流量は、メカオイルポンプ10mや電動オイルポンプ10eの応答遅延を考慮した分だけ、実変速比の算出値から算出される変速流量よりも速めに変化する変速流量である。他方で、必要吐出量算出用変速流量は、目標変速流量よりも緩やかに変化する。コントローラ12は、必要吐出量算出用変速流量を用いて後述する電動オイルポンプ10eの第1必要吐出量を設定する。第1必要吐出量は、メカオイルポンプ10mや電動オイルポンプ10eの応答遅延分を考慮して設定される必要吐出量である。
図3(c)に太実線で示す制御用の変速流量は、実変速比の算出値から算出される変速流量、又は必要吐出量算出用変速流量のいずれか大きい方以上の値となるように設定される変速流量である。制御用の変速流量は、時刻T0から時刻T2までの間においては必要吐出量算出用変速流量が実変速比の算出値から算出される変速流量よりも大きくなるので、必要吐出量算出用変速流量以上の値となるように設定される。また、制御用の変速流量は、時刻T2から時刻T3までの間においては実変速比の算出値から算出される変速流量が必要吐出量算出用変速流量よりも大きくなるので、実変速比の算出値から算出される変速流量以上の値となるように設定される。
コントローラ12は、メカオイルポンプ10mの吐出量では不足する分の総吐出量を補填するために、以下の第2設定及び第3設定を行い、電動オイルポンプ10eを制御する。
第2設定では、コントローラ12は、電動オイルポンプ10eの第1必要吐出量を設定する。第1必要吐出量は、必要吐出量算出用変速比に基づいて設定される。第1必要吐出量は、例えば、最も効率の良いオイルの補填状態では、必要吐出量算出用変速流量とリーク量等との和からメカオイルポンプ10mの吐出量を減算して得られる値になる。メカオイルポンプ10mや電動オイルポンプ10eの応答遅延を考慮して第1必要吐出量が設定されるので、バリエータ20や副変速機構30は、変速に必要な変速流量を不足することなく確保できる。このように、コントローラ12は、第1必要吐出量を設定する第2設定部として機能する。
第3設定では、コントローラ12は、電動オイルポンプ10eの第2必要吐出量を設定する。第2必要吐出量は、実変速比の算出値に基づいて設定される。第2必要吐出量は、例えば、最も効率の良いオイルの補填状態では、実変速比の算出値から算出される変速流量とリーク量等との和からメカオイルポンプ10mの吐出量を減算して得られる値になる。このように、コントローラ12は、第2必要吐出量を設定する第3設定部として機能する。
そして、コントローラ12は、第1必要吐出量、又は第2必要吐出量のいずれか大きい方に基づいて電動オイルポンプ10eを制御する。具体的には、電動オイルポンプ10eは、第1必要吐出量が第2必要吐出量よりも大きい場合には、第1必要吐出量に基づいて制御される。また、電動オイルポンプ10eは、第2必要吐出量が第1必要吐出量よりも大きい場合には、第2必要吐出量に基づいて制御される。電動オイルポンプ10eの必要吐出量には、第1必要吐出量、又は第2必要吐出量のいずれか大きい方以上の値が設定される。必要吐出量は、例えば、最も効率の良いオイルの補填状態では、制御用の変速流量とリーク量との和からメカオイルポンプ10mの吐出量を減算して得られる値になる。このように、コントローラ12は、メカオイルポンプ10mの吐出量では不足する分の総吐出量を変速中に常時補填できるように必要吐出量を設定して電動オイルポンプ10eを制御する制御部として機能する。
なお、必要吐出量算出用変速比は、実変速比の算出値よりも早めに設定されていればよく、メカオイルポンプ10mや電動オイルポンプ10eの応答遅延分だけ早めて算出する態様のみに限らない。例えば、必要吐出量算出用変速比は、回転センサ等から計測可能な実際の変速比の値(実変速比の実際値)よりも一定の比率だけ高くなるように設定されてもよい。この場合でも必要吐出量算出用変速比は、実変速比の実際値と目標変速比との間の値となるように設定される。
上記した実施形態に係る無段変速機の制御装置によれば、コントローラ12は、目標変速比に応じて必要吐出量算出用変速比を設定し、必要吐出量算出用変速比に基づき電動オイルポンプ10eの第1必要吐出量を設定し、第1必要吐出量に基づき電動オイルポンプ10eを制御する。必要吐出量算出用変速比は、バリエータ20の実変速比の算出値と目標変速比との間の値に設定される。その結果、単に実変速比から必要吐出量を設定した場合と比べて電動オイルポンプ10eが速めに立ち上がるので、オイルの総消費流量に対して総吐出量が不足することがなくなる。よって、メカオイルポンプ10mや電動オイルポンプ10eの応答遅延による影響を抑制することができ、変速に必要な変速流量を確保して応答性の良い変速が行えるようになる。また、電動オイルポンプ10eは、総吐出量が適切に得られるように必要な分だけ駆動されるので、一時的に大きな負荷を確保する必要がなくなり小型の電動オイルポンプ10eを用いることができる。さらに、電動オイルポンプ10eに過度な負担をかけずに済むので、消費電力を小さくできるとともに耐久性を向上させることができる(請求項1、4、7の効果)。
コントローラ12は、必要吐出量算出用変速比をメカオイルポンプ10mや電動オイルポンプ10eの応答遅延分だけ実変速比の算出値よりも早く立ち上がるように設定する。その結果、当該応答遅延分だけ電動オイルポンプ10eが早めに立ち上がって当該応答遅延による影響を相殺するので、オイルの総消費量に対して総吐出量が不足することがなくなる。よって、変速に必要な変速流量を確保して応答性のよい変速が行えるようになる(請求項2の効果)。
コントローラ12は、実変速比の算出値に基づき電動オイルポンプ10eの第2必要吐出量を設定し、第2必要吐出量か第1必要吐出量よりも大きい場合には、第2必要吐出量に基づき電動オイルポンプ10eを制御する。このように、第1必要吐出量、又は第2必要吐出量のいずれか大きい方に基づいて電動オイルポンプ10eが制御されるので、メカオイルポンプ10mの吐出量では不足する分の総吐出量を変速中に常時補填することができる。このため、変速に必要な変速流量を常に確保して応答性のよい変速が行えるようになる(請求項3の効果)。
なお、上記実施形態の態様は、電動オイルポンプ10eの必要吐出量等を設定する場合に限らず、メカオイルポンプ10mが可変容量型のポンプや多段切替型のポンプである場合には、メカオイルポンプ10mの必要吐出量等を設定することに適用してもよい。このようなメカオイルポンプ10mによれば、オイルの総消費量に対して不足しないようにメカオイルポンプ10mの必要吐出量が設定されるので、変速に必要な変速流量を確保することができる。
次に、図5を参照して、コントローラ12が実行する電動オイルポンプ10eの必要吐出量の上昇制御について説明する。
図5は、アクセル開度APOをA1からA2に変化させたときの、ライン圧PLと電動オイルポンプ10eの必要吐出量との関係を示すタイミングチャートである。図5(a)は、アクセル開度APOのタイミングチャートである。図5(b)は電動オイルポンプ10eの必要吐出量のタイミングチャートであり、図5(c)はライン圧PLのタイミングチャートである。
コントローラ12は、制御用の変速流量を得るために、例えば図5(b)に示すように電動オイルポンプ10eの必要吐出量を徐々に増加させる。また、コントローラ12は、電動オイルポンプ10eの必要吐出量の増大に対応させて、図5(c)に示すようにライン圧PLを徐々に上昇させる。ライン圧PLが高くなることで、変速が可能になるとともにベルト滑りを防止することができる。
しかしながら、ライン圧PLが上昇するほど、電動オイルポンプ10eにかかる負荷が大きくなり、電動モータ10e1の回転速度が低下しやすくなる。電動モータ10e1の回転速度が脱調限界回転速度を下回るほど低下すると、電動モータ10e1の回転速度と指示電流がつくる回転磁界とが同期できない状態になる脱調が発生する。脱調が発生すると、電動オイルポンプ10eはオイルを吐出できなくなるので、必要なライン圧PLを確保できなくなる懸念が生じる。他方で、負荷の増大時の脱調の発生を回避するために、予め必要以上に電動モータ10e1の回転速度を速めておくことも考えられるが、必要以上に電動モータ10e1の回転速度を速めることでバッテリ13の電力を必要以上に消費してしまう。
そこで、コントローラ12は、一気にライン圧PLや回転速度を上げずに、必要吐出量の増大に対応させるための制御を実行する。
コントローラ12は、微小時間毎にライン圧PLを徐々に上昇させる制御を実行する。アクセル開度APOがA1からA2へと開かれると、コントローラ12は、設定された必要吐出量のオイルを吐出するために電動オイルポンプ10eの電動モータ10e1の指示電流を増大させて時刻t0から時刻t1にかけて回転速度を速くする。電動モータ10e1の回転速度が速くなることで、電動オイルポンプ10eの必要吐出量は、図5(b)に示すように、初期の停止状態であるQ0から設定された値のQ1まで増大する。必要吐出量が徐々に増大することで、制御用の変速流量を変速に必要な量だけ適量得られる。コントローラ12は、必要吐出量をQ1まで増大させてから、図5(c)に示すように、ライン圧PLをP0からP1まで上昇させる。実際のライン圧PLは、必要吐出量が増大することで、その後、必要吐出量毎に予め設定されたライン圧PLに到達するように上昇する。このように、コントローラ12は、必要吐出量の増大に対応してライン圧PLを徐々に上昇させる。
図6は、指示電流毎に定まる電動オイルポンプ10eの必要吐出量とライン圧PLとの関係を示した特性線図である。ライン圧PLが増えるほど、電動オイルポンプ10eにかかる負荷は増大し、電動オイルポンプ10eの必要吐出量が増大するほど電動モータ10e1の回転速度は速くなる。このように、ライン圧PLは、電動オイルポンプ10eにかかる負荷に比例し、電動オイルポンプ10eの必要吐出量は、電動モータ10e1の回転速度に比例する。
コントローラ12は、必要吐出量を初期値のQ0から設定されたQ1まで増大させるために、電動オイルポンプ10eに指示電流として電流I1を入力する。電動オイルポンプ10eは、電流I1が入力されると、電動モータ回転トルク特性に従って、実吐出量がq1まで上昇する。実吐出量q1は、電流と油圧とによって定まる実際の吐出量であり、図6に示すように、電流I1の特性線とライン圧P0の特性線との交点である。電動オイルポンプ10eの実吐出量は、例えば指示電流が電流I1である場合には、ライン圧PLを上昇させると電流I1の特性線上に沿って低下する。ライン圧PLの上昇量は、予め作成された吐出量・ライン圧特性マップを参照するか、あるいは、時系列プロフィールを用いて演算することによって実吐出量毎に決定される。
その後、コントローラ12は、ライン圧PLをP0からP1に上昇させる。ライン圧PLがP1に上昇することで、電動オイルポンプ10eにかかる負荷が大きくなって電動モータ10e1の回転速度が低下して、実吐出量がq1から必要吐出量の設定値であるQ1に低下する。必要吐出量Q1は、電流I1の特性線とライン圧P1の特性線との交点であり、実吐出量q1よりも小さな吐出量であり、図6に太実線で示す脱調限界吐出量よりも大きな吐出量となる。
電動オイルポンプ10eの必要吐出量が脱調限界吐出量を下回ると、電動モータ10e1の回転速度が脱調限界回転速度未満となって脱調が発生する。このため、駆動中の電動オイルポンプ10eの必要吐出量を常に脱調限界吐出量以上に維持することが必要となる。
このように、コントローラ12がライン圧PLをP0からP1に上昇させる前に実吐出量をQ0からq1に一時的に増大させるので、電動オイルポンプ10eの実吐出量をQ0からQ1に変更する過程で脱調限界吐出量を下回ることがない。
次に、コントローラ12は、図5に示すように必要吐出量をQ1からQ2へ増大させ、ライン圧PLをP1からP2へ上昇させるときにも同様の処理を実行する。コントローラ12は、図6に示すように、ライン圧P1を維持したまま指示電流をI1からI2に上げて、実吐出量をQ1からq2に増大させる。その後、コントローラ12は、ライン圧PLをP1からP2に上昇させる。ライン圧PLがP2に上昇することで、電動オイルポンプ10eにかかる負荷が大きくなって、実吐出量はq2から必要吐出量の設定値であるQ2に低下する。必要吐出量は、Q1からQ2に変化する過程で脱調限界吐出量を一度も下回ることがないので、電動オイルポンプ10eで脱調が発生しない。このように、コントローラ12が制御を行うことで、ライン圧PLが高くなって回転速度が低下しても、脱調限界吐出量を下回ることなく必要吐出量を確保できるようになる。
同様の処理が微小時間毎にn回繰り返されることで時刻tnが経過すると、図5(b)に示すように必要吐出量は目標吐出量に到達し、図5(c)に示すようにライン圧PLは、最終的に目標油圧に到達する。必要吐出量の上昇制御は、時刻tn後にライン圧PLが目標油圧に到達することで終了する。微小時間の間隔や分割数は、電動オイルポンプ10eの応答遅延や時系列プロフィールの演算の遅れ等を考慮して決定される。
上記した実施形態に係るコントローラ12は、電動モータ10e1の回転速度が脱調限界回転速度を下回らないように電動モータ10e1の指示電流を制御する。コントローラ12は、必要吐出量を設定した値まで増大させるために指示電流を複数回上げて回転速度を増大させ、回転速度が増大する毎にライン圧PLを上昇させる。このように、コントローラ12は、予め指示電流を上げて回転速度を増大させてからライン圧PLを上昇させる処理を繰り返すので、回転速度が脱調限界回転速度を下回ることがなくなり、脱調の発生を防止しながらライン圧を上昇させることができる。また、コントローラ12は、第1必要吐出量又は必要吐出量の微小時間毎の設定値に対応させるように指示電流を順次上げるので、最初に一度に最大電流を流した場合と比べてバッテリ13の消費電力を節約することができる(請求項5の効果)。
また、コントローラ12は、ライン圧PLが高くなりすぎた場合に、フェールセーフ制御を実行する。フェールセーフ制御は、ライン圧PLが高くなることで電動オイルポンプ10eに許容性能を超える負荷がかかったときに、電動オイルポンプ10eを保護するために電動オイルポンプ10eの駆動を停止させる制御である。図7は、コントローラ12がフェールセーフ制御を実行したときの電動オイルポンプ10eの必要吐出量とライン圧PLとの関係を示した特性線図である。
フェールセーフ制御では、コントローラ12は、ライン圧PLがPxで指示電流が許容最大電流Ixとなっているときに、意図しないライン圧Px+1が加わることで回転速度が脱調限界回転速度を下回った場合に、実行される。フェールセーフ制御が実行されることで、電動オイルポンプ10eは停止する。
上記した実施形態に係るコントローラ12によれば、フェールセーフ制御で指示電流が許容最大電流Ixとなってから回転速度が脱調限界回転速度を下回った場合に、電動オイルポンプ10eを停止させる。このため、意図しないライン圧Px+1となってしまい電動オイルポンプ10eで脱調が発生したとしても、指示電流を介して実際のライン圧PLを監視することで、すぐに電動オイルポンプ10eを停止することができる。このため、電動オイルポンプ10e等で故障が発生することを回避することができる(請求項6の効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
なお、上記実施形態は、適宜組み合わせ可能である。
1 エンジン
2 トルクコンバータ
3 第1ギヤ列
4 変速機(無段変速機)
5 第2ギヤ列
6 差動装置
7 駆動輪
8 パーキング機構
10e 電動オイルポンプ(オイルポンプ)
10m メカオイルポンプ(オイルポンプ)
11 油圧制御回路
12 コントローラ(無段変速機の制御装置、第1設定部、第2設定部、第3設定部、制御部)
20 バリエータ

Claims (7)

  1. バリエータと、オイルポンプと、を有する無段変速機の制御装置であって、
    前記バリエータの目標変速比に応じて必要吐出量算出用変速比を設定する第1設定部と、
    前記必要吐出量算出用変速比に基づき前記オイルポンプの第1必要吐出量を設定する第2設定部と、
    前記第1必要吐出量に基づき前記オイルポンプを制御する制御部と、を有し、
    前記必要吐出量算出用変速比は、前記バリエータの実変速比の算出値と前記目標変速比との間の値に設定される、
    ことを特徴とする無段変速機の制御装置。
  2. 請求項1に記載の無段変速機の制御装置であって、
    前記必要吐出量算出用変速比は、前記オイルポンプの応答遅延分だけ前記実変速比の算出値よりも早く立ち上がるように設定される、
    ことを特徴とする無段変速機の制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の無段変速機の制御装置であって、
    前記実変速比の算出値に基づき前記オイルポンプの第2必要吐出量を設定する第3設定部をさらに有し、
    前記制御部は、前記第2必要吐出量が前記第1必要吐出量よりも大きい場合には、前記第2必要吐出量に基づき前記オイルポンプを制御する、
    ことを特徴とする無段変速機の制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の無段変速機の制御装置であって、
    電力が供給されることで駆動する電動モータをさらに有し、
    前記オイルポンプは、前記電動モータによって駆動される電動オイルポンプである、
    ことを特徴とする無段変速機の制御装置。
  5. 請求項4に記載の無段変速機の制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記電動モータの回転速度が脱調限界回転速度を下回らないように前記電動モータの指示電流を制御し、
    前記必要吐出量を設定した値まで増大させるために前記指示電流を複数回上げて前記回転速度を増大させ、
    前記回転速度が増大する毎に前記オイルポンプの油圧を上昇させる、
    ことを特徴とする無段変速機の制御装置。
  6. 請求項5に記載の無段変速機の制御装置であって、
    前記制御部は、前記指示電流が許容最大電流となってから前記回転速度が前記脱調限界回転速度を下回った場合に、前記電動オイルポンプを停止させる、
    ことを特徴とする無段変速機の制御装置。
  7. バリエータと、オイルポンプと、を有する無段変速機の制御方法であって、
    前記バリエータの目標変速比に応じて必要吐出量算出用変速比を設定し、
    前記必要吐出量算出用変速比に基づき前記オイルポンプの第1必要吐出量を設定し、
    前記第1必要吐出量に基づき前記オイルポンプを制御し、
    前記必要吐出量算出用変速比は、前記バリエータの実変速比の算出値と前記目標変速比との間の値に設定される、
    無段変速機の制御方法。
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