JP2017109865A - 積載装置 - Google Patents

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陽介 江戸
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泰史 高橋
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康夫 新倉
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悟 高野
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武志 赤井
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Abstract

【課題】傷や変形を生じさせずに、積載された回路基板用シートを所定枚数ごとに区別可能とする。【解決手段】積載装置1は、搬送部12と、積載部26と、区切り部材供給部32と、を備える。搬送部12は、回路基板用シート(プリプレグ40)を搬送する。積載部26は、回路基板用シートを積載する。区切り部材供給部32は、積載された回路基板用シートに対して任意の位置で区切りを入れるための区切り部材30を供給する。また、区切り部材供給部32は、回路基板用シートが搬送されているときに、回路基板用シート上に区切り部材30を載せる。【選択図】図1

Description

本発明は、積載装置に関する。
脆弱性、可撓性、発火性などを有するような、取扱いに注意を要する回路基板用シートを搬送し、積載する装置が知られている。例えば、回路基板用シートとして、プリプレグを用いた技術が開示されている。また、所定枚数ごとにプリプレグの積載位置を調整することで、積載されたプリプレグを所定枚数ごとに区別可能とする装置が知られている。
例えば、特許文献1には、プリプレグをクランプで掴んで積載台上に移動させた後に、クランプを開放する技術が開示されている。特許文献1では、クランプの開放位置を調整することで、プリプレグを所定枚数ごとに区別可能としている。特許文献2には、積載台に設けたガイド部材の位置を、所定枚数のプリプレグが積載されるごとに移動させる技術が開示されている。また、複数の回路基板用シートを所定枚数ごとに区別する方法としては、区切り部材を挟む方法も知られている。
しかしながら、従来の技術では、所定枚数ごとに区別するための工程により、回路基板用シートに不必要な外力が加わり、回路基板用シートに傷や変形が生じる場合があった。このため、従来では、傷や変形を生じさせずに、積載された回路基板用シートを所定枚数ごとに区別可能とすることは困難であった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、搬送部と、積載部と、区切り部材供給手段と、を備える。搬送部は、回路基板用シートを搬送する。積載部は、前記回路基板用シートを積載する。区切り部材供給手段は、積載された前記回路基板用シートに対して任意の位置で区切りを入れるための区切り部材を供給する。また、区切り部材供給手段は、前記回路基板用シートが搬送されているときに前記回路基板用シート上に前記区切り部材を載せる。
本発明によれば、傷や変形を生じさせずに、積載された回路基板用シートを所定枚数ごとに区別可能とすることができる、という効果を奏する。
図1は、積載装置の構成例を示す模式図である。 図2は、積載部の上面図の一例を示す図である。 図3は、挿入機構部分を拡大した模式図である。 図4は、区切り部材供給部の一例の模式図である。 図5は、区切り部材への折り目の付与の説明図である。 図6は、区切り部材の供給の説明図である。 図7は、積載処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、制御部のハードウェア構成図である。
以下に添付図面を参照して、本実施の形態の積載装置の一例を説明する。
図1は、積載装置1の構成を示す模式図である。積載装置1は、回路基板用シートを搬送し、積載する装置である。本実施の形態の積載装置1では、回路基板用シートを、所定枚数ごとに、区切り部材30を介して積載する。
本実施の形態では、回路基板用シートが、プリプレグ40である場合を一例として説明する。なお、プリプレグ40は、回路基板用シートの一例であり、積載装置1が積載する回路基板用シートは、プリプレグ40に限定されない。
具体的には、回路基板用シートは、積載装置1で搬送可能で且つ積載される物である。回路基板用シートの形状は限定されず、シート状、立体物、の何れであってもよい。本実施の形態では、回路基板用シートは、シート状である場合を説明する。
本実施の形態の積載装置1は、下記特性の回路基板用シートの積載に特に有用である。具体的には、回路基板用シートは、脆弱性、発火性、可撓性、などの特性により、搬送や積載時の取扱いに注意を要する物であることが好ましい。例えば、回路基板用シートは、区切り部材30より耐摩耗性が低い、区切り部材30より発火性が高い、区切り部材30より可撓が高い、などの特性を有することが好ましい。
プリプレグ40は、半硬化性のシート状の部材である。プリプレグ40は、傷に弱く(耐摩耗性が低く)、発火性が高く、また、可撓性も高いことが知られている。また、プリプレグ40を回路基板用シートとして使用する場合は、傷がついた回路基板用シートを用いて製作された回路基板は、電気的特性(抵抗値)に不具合が生じてしまう。このため、プリプレグを回路基板用シートとして用いる場合には、電気的特性(抵抗値)に不具合が生じてしまわないように搬送および積載しなければならない。
このため、プリプレグ40は、傷付与の抑制、発火の抑制、折り曲げや屈曲の抑制、電気的特性、などの観点から、搬送および積載に注意を必要とするシート状の部材である。
なお、本実施の形態では、プリプレグ40は、所定のサイズに切断または成形された、矩形状のシート状部材であるものとして説明する。
次に、区切り部材30について説明する。区切り部材30は、積載されたプリプレグ40に対して、任意の位置で区切りを入れるための部材である。区切り部材30は、プリプレグ40の間に挟まれることで、プリプレグ40を所定枚数ごとに区切る役割を有する。
区切り部材30は、視覚的または触覚的にプリプレグ40と区別する観点から、厚み、サイズ、色、および材質の少なくとも1つがプリプレグ40とは異なることが好ましい。
特に、視覚的に区別しやすい観点から、区切り部材30とプリプレグ40とは、異なる色であることが好ましい。
なお、区切り部材30は、プリプレグ40と同じ材質であることが好ましい。この場合、区切り部材30は、厚み、サイズ、および色の少なくとも1つがプリプレグ40と異なるものであればよい。区切り部材30とプリプレグ40とが同じ材質であると、区切り部材30とプリプレグ40とが積載時に重なることによって、区切り部材30の影響によりプリプレグ40の品質が低下することが抑制される。
なお、本実施の形態では、区切り部材30は、矩形状のシート状部材であるものとして説明する。この場合、区切り部材30の少なくとも一方の幅は、プリプレグ40の少なくとも一方の幅と一致することが好ましい。なお、幅とは、プリプレグ40および区切り部材30の各々における、プリプレグ40の搬送方向(図1中、搬送方向XA)の長さ、および、搬送方向XAに直交する方向の長さ、の各々を示す。
区切り部材30の少なくとも一方の幅が、プリプレグ40の少なくとも一方の幅と一致する場合、積載装置1における搬送工程および積載工程の少なくとも一方の簡略化を図ることができる。
また、区切り部材30の一方の幅が、プリプレグ40の一方の幅と異なる場合、異なる幅方向は、積載装置1に搭載された区切り部材30およびプリプレグ40の搬送方向XAの長さ(幅)であることが好ましい。また、この場合、区切り部材30における搬送方向XAの長さ(幅)は、プリプレグ40における搬送方向XAの長さ(幅)より長いことが好ましい。この場合、区切り部材30とプリプレグ40の積載された積載物から、区切り部材30の位置を解り易く認識することができる。
区切り部材30の厚みは限定されない。但し、区切り部材30の厚みは、プリプレグ40の厚みより薄いことが好ましい。
なお、区切り部材30の種類は、上記特性を満たすものであればよく、限定されない。但し、プリプレグ40に粉塵などの付着物が付着することを抑制する観点から、区切り部材30は、無塵紙であることが好ましい。
次に、積載装置1の構成を説明する。積載装置1は、搬送部12と、区切り部材供給部16と、制御部18と、を備える。
搬送部12には、供給部10からプリプレグ40が供給される。供給部10は、搬送部12へプリプレグ40を順次供給する。供給部10は、プリプレグ40を供給する機構であればよく、その態様は限定されない。供給部10は、シート状のプリプレグ40を自動供給する機構であってもよいし、ロール状のプリプレグをカットした上で供給する機構であってもよい。また、供給部10は、手差しによりプリプレグ40を供給する機構であってもよい。また、供給部10は、これらの機構(自動供給、カットした上で供給、手差しにより供給)の少なくとも2つ以上を組み合わせたものであってもよい。
搬送部12は、供給部10から供給されたプリプレグ40を搬送し、排出部14へ排出する。例えば、搬送部12は、搬送ローラ20と、搬送ベルト21と、センサ22と、を備える。搬送ベルト21は、プリプレグ40の搬送経路Lに沿って配置されている。搬送ベルト21は、外周面にプリプレグ40を保持して搬送するベルト部材である。なお、搬送ベルト21は、ベルト部材に限定されない。搬送ベルト21は、複数の搬送ローラ20によって搬送方向XAに搬送される。この搬送ベルト21の搬送に伴って、搬送ベルト21に保持されたプリプレグ40は、搬送方向XAに搬送され、排出部14へ排出される。
センサ22は、搬送部12から排出部14へ排出されるプリプレグ40を検知する。センサ22には、公知のセンサを用いればよい。センサ22は、新たにプリプレグ40を検知するごとに、プリプレグ40の検知信号(以下、プリプレグ検知信号と称する場合がある)を制御部18へ送信する。
排出部14は、搬送部12から排出されたプリプレグ40を積載する。また、排出部14には、区切り部材供給部16から区切り部材30が排出される。
排出部14は、積載部26を備える。積載部26は、搬送部12から排出されたプリプレグ40を支持する台である。積載部26には、搬送部12から排出されたプリプレグ40が積載される。搬送部12から排出されたプリプレグ40は、積載部26上に積載される。
積載部26は、支持部材24によって支持されている。支持部材24は、積載部26に積載されたプリプレグ40および区切り部材30の総重量に応じて、鉛直方向(矢印Z方向参照)に下降するように、積載部26を支持する。
図2は、積載部26の上面図の一例である。積載部26には、ガイド部材27Aと、一対の当止部材27Bと、が設けられている。ガイド部材27Aは、積載部26における搬送方向XA(および供給方向XB2(詳細後述))の下流側端部に配置されている。ガイド部材27Aは、積載部26上に積載されるプリプレグ40および区切り部材30の各々の、搬送方向XA(および供給方向XB2)の上流側端部の位置を揃えるための部材である。
当止部材27Bは、積載部26上に積載されるプリプレグ40および区切り部材30における、搬送方向XA(供給方向XB2)に直交する方向(図2中、矢印Y方向参照)の位置を揃えるための部材である。当止部材27Bは、ジョガーと称される場合がある。
搬送部12から排出されたプリプレグ40は、積載部26上において、プリプレグ40の搬送方向XAの下流側端部がガイド部材27Aに接触する。これによって、積載部26上に積載されるプリプレグ40は、搬送方向XAの下流側端部の位置が揃えられる。また、積載部26に排出される区切り部材30についても、同様にして、搬送方向XAの下流側端部の位置が揃えられる。
また、積載部26上に積載されたプリプレグ40および区切り部材30は、一対の当止部材27Bによって、搬送方向XA(供給方向XB2)に直交する方向(図2中、矢印Y方向参照)の位置を揃えられる。なお、排出部14は、搬送部12から排出されたプリプレグ40が積載される機構であればよく、その態様は限定されない。
図1に戻り、説明を続ける。次に、区切り部材供給部16について説明する。区切り部材供給部16は、区切り部材30をプリプレグ40間に挿入する機構である。区切り部材供給部16は、搬送部12から積載部26へ所定枚数のプリプレグ40が排出されるごとに、区切り部材30を排出部14へ排出する。
図3は、積載装置1における、区切り部材供給部16を含む部分を拡大した模式図である。本実施の形態では、区切り部材供給部16は、支持プレート31と、区切り部材供給部32と、センサ28と、を備える。支持プレート31は、区切り部材30を保持する。センサ28は、支持プレート31に区切り部材30が載置されているか否かを検知する。センサ28は、公知のセンサである。センサ28は、区切り部材30を検知すると、区切り部材30の検知信号(以下、区切り部材検知信号と称する場合がある)を制御部18へ送信する。
区切り部材供給部32は、積載されたプリプレグ40に対して区切り部材30を供給する。
本実施の形態では、区切り部材供給部32は、プリプレグ40上に区切り部材30を供給する。本実施の形態では、区切り部材供給部32は、排出部14における積載部26より、プリプレグ40の搬送方向XAの上流側に配置されている。このため、本実施の形態では、区切り部材供給部32は、排出部14の積載部26上に積載されたプリプレグ40上に向かって、区切り部材30を供給する。
区切り部材供給部32によって区切り部材供給部16から供給された区切り部材30は、供給方向XBに供給され、積載部26に積載されたプリプレグ40上に到る。
なお、プリプレグ40の搬送方向XAと、区切り部材30の供給方向XBと、は一致することが好ましい。ここで、区切り部材供給部32から供給された区切り部材30は、重力の影響を受けることで下降しながら供給される(供給方向XB1参照)。そして、区切り部材30は、プリプレグ40上で略水平方向となった後に(供給方向XB2参照)、区切り部材30の下面とプリプレグ40の上面が面接触するようにプリプレグ40上に載せられる。
このため、搬送方向XAと供給方向XBと、が一致する、とは、詳細には、プリプレグ40が積載部26上に到るときの該プリプレグ40の搬送方向XAと、区切り部材30がプリプレグ40上で略水平方向となったときの該区切り部材30の給方向XB2と、が一致することを意味する。
プリプレグ40の搬送方向XAと区切り部材30の供給方向XBとが一致することによって、プリプレグ40の搬送中に区切り部材30の下面とプリプレグ40の上面が擦れることを防ぐことができる。そのため傷や変形を生じさせずに、プリプレグ40を所定枚数ごとに区別可能とすることができる。
なお、プリプレグ40の搬送方向XAの搬送速度と、区切り部材30のプリプレグ40上における供給速度と、は一致する速度であることが好ましい。この速度の調整は、搬送ローラ20によるプリプレグ40の搬送速度、および区切り部材供給部32による区切り部材30の供給速度の調整によって、実現可能である。
プリプレグ40の搬送方向XAの搬送速度と区切り部材30の供給速度とが一致することにより、プリプレグ40の搬送中に区切り部材30の下面とプリプレグ40の上面が擦れることを防ぐことができる。そのため傷や変形を生じさせずに、プリプレグ40を所定枚数ごとに区別可能とすることができる。
区切り部材供給部32は、支持プレート31に載置された区切り部材30を、1枚ずつ取り出し、積載部26上に積載されたプリプレグ40上に向かって供給する機構であればよい。
本実施の形態では、区切り部材供給部32は、駆動部34と、付与部33と、を備える。
図4は、区切り部材供給部32の一例の模式図である。図4には、区切り部材供給部32の一例として、区切り部材供給部32A、区切り部材供給部32B、および、区切り部材供給部32Cを例示した。
図4(A)は、区切り部材供給部32Aの模式図である。区切り部材供給部32Aは、付与部33Aと、駆動部34Aと、を備える。付与部33Aおよび駆動部34Aは、付与部33および駆動部34の各々の一例である。
付与部33Aは、区切り部材30に折り目を付与する。折り目とは、区切り部材30を完全に折り曲げたときに生じる折り曲げ線であってもよいし、区切り部材30を屈曲させたときに生じる、谷部の底に相当する長尺状の領域や、山部の登頂部に相当する長尺状の領域であってもよい。
図5は、区切り部材30への折り目の付与の説明図である。付与部33Aは、例えば、図5(A)に示す折り目の無い区切り部材30に対して、折り目30Aを付与する(図5(B)参照)。折り目30Aの方向は、区切り部材30のプリプレグ40上への供給方向XBに一致する方向である。なお、折り目30Aの方向とは、折り目30Aの長尺方向である。言い換えると、折り目30Aの方向は、折り目30Aによって折り曲げ線が生じる場合、この折り曲げ線の長尺方向である。
付与部33Aが区切り部材30に付与する折り目30Aの数は、1本であってもよいし、複数であってもよい。付与部33Aが区切り部材30に複数の折り目30Aを付与する場合、付与部33は、互いに平行な複数の折り目30Aを区切り部材30に付与することが好ましい。この場合、複数の折り目30Aの各々の方向(折り目30Aの長尺方向)は、供給方向XBに一致することが好ましい。
図4(A)に戻り説明を続ける。付与部33Aは、一対の軸部材35を備える。付与部33Aは、一対の軸部材35として、軸部材35Aと軸部材35Bとを備える。軸部材35(軸部材35A、軸部材35B)は、供給方向XB1に対して直交する方向(矢印Y方向)に長い棒状の部材である。軸部材35Aと軸部材35Bとは、互いに平行となるように、所定間隔を隔てて支持されている。
軸部材35(軸部材35A、軸部材35B)には、軸部材35の長尺方向(矢印Y方向)に沿って所定間隔ごとに、複数のローラ36が設けられている。ローラ36は、環状の部材である。図4(A)に示す例では、軸部材35Aに設けられたローラ36の各々と、軸部材35Bに設けられたローラ36の各々と、は、軸部材35の長尺方向(矢印Y方向)における位置が互いに一致するように配置されている。
なお、軸部材35Aと軸部材35Bとの間を区切り部材30が通過する。このため、軸部材35Aと軸部材35Bとの間隔は、ローラ36によって区切り部材30に折り目30Aが付与され、且つ、折り目30Aの付与された区切り部材30を供給方向XB1に供給可能な間隔に、予め調整すればよい。
軸部材35Aおよび軸部材35Bの各々の長尺方向(矢印Y方向)の一端側は、駆動部34Aによって支持されている。駆動部34Aは、軸部材35Aおよび軸部材35Bの各々を、各々の長尺方向(矢印Y方向)を回転軸として、互いに逆方向に回転駆動させる。軸部材35Aおよび軸部材35Bの回転によって、軸部材35Aと軸部材35Bとの間を区切り部材30が挟持搬送されることで、ローラ36によって区切り部材30に折り目30Aが付与される。
なお、区切り部材供給部32Aの構成は、図4(A)に示す構成に限定されない。区切り部材供給部32は、例えば、図4(B)に示す区切り部材供給部32Bや、図4(C)に示す区切り部材供給部32Cであってもよい。
図4(B)は、区切り部材供給部32Bの模式図である。区切り部材供給部32Bは、付与部33Bと、駆動部34Bと、を備える。付与部33Bおよび駆動部34Bは、付与部33および駆動部34の各々の一例である。
付与部33Bは、一対の軸部材35として、軸部材35Aと軸部材35B’とを備える。軸部材35B’は、供給方向XB1に対して直交する方向(矢印Y方向)に長い、棒状の部材である。軸部材35Aと軸部材35B’とは、互いに平行となるように、所定間隔を隔てて支持されている。
付与部33Bは、軸部材35Bに代えて軸部材35B’を備えた以外は、付与部33Aと同様である。軸部材35B’には、軸部材35の長尺方向(矢印Y方向)に沿って所定間隔ごとに、複数のローラ38が設けられている。ローラ38は、ローラ36と同様である。付与部33Bでは、軸部材35Aに設けられたローラ36の各々と、軸部材35B’に設けられたローラ38の各々と、が、軸部材35の長尺方向(矢印Y方向)における位置が、互いに異なるように配置されている。この点以外は、付与部33Bは、付与部33Aと同様の構成である。
駆動部34Bは、軸部材35Aおよび軸部材35B’の各々の長尺方向(矢印Y方向)の一端側を支持する。駆動部34Bは、軸部材35Aおよび軸部材35B’の各々を、各々の長尺方向(矢印Y方向)を回転軸として、互いに逆方向に回転駆動させる。軸部材35Aおよび軸部材35B’の回転によって、軸部材35Aと軸部材35B’との間を区切り部材30が搬送されることで、ローラ36およびローラ38によって区切り部材30に折り目30Aが付与される。
図4(C)は、区切り部材供給部32Cの模式図である。区切り部材供給部32Cは、付与部33Cと、駆動部34Cと、を備える。付与部33Cおよび駆動部34Cは、付与部33および駆動部34の各々の一例である。
付与部33Cは、一対の軸部材35として、軸部材35Cと軸部材35Bとを備える。軸部材35Cは、供給方向XB1に対して直交する方向(矢印Y方向)に長い棒状の部材である。軸部材35Cと軸部材35Bとは、互いに平行となるように、所定間隔を隔てて支持されている。
付与部33Cは、軸部材35Aに代えて軸部材35Cを備えた以外は、付与部33Aと同様である。軸部材35Cには、軸部材35の長尺方向(矢印Y方向)に沿って所定間隔ごとに、複数のローラ39が設けられている。ローラ39は、環状の第1のローラ39Aと、第1のローラ39Aより外径の大きい第2のローラ39Bと、を備える。第2のローラ39Bの外周面の幅(矢印Y方向の長さ)は、第1のローラ39Aの外周面の幅より短いことが好ましい。第2のローラ39Bは、第1のローラ39Aの外周面における、軸部材35の長尺方向(矢印Y方向)の一端部の周縁に沿って設けられた環状部材である。なお、第1のローラ39Aおよび第2のローラ39Bを、一体的に構成してもよい。
付与部33Cでは、軸部材35Cに設けられた第1のローラ39Aの各々と、軸部材35Bに設けられたローラ36の各々と、の軸部材35の長尺方向(矢印Y方向)における位置が、互いに一致するように配置されている。
駆動部34Cは、軸部材35Cおよび軸部材35Bの各々の長尺方向(矢印Y方向)の一端側を支持する。駆動部34Cは、軸部材35Cおよび軸部材35Bの各々を、各々の長尺方向(矢印Y方向)を回転軸として、互いに逆方向に回転させる。軸部材35Cおよび軸部材35Bの回転によって、軸部材35Cと軸部材35Bとの間を区切り部材30が搬送されることで、ローラ39およびローラ36によって区切り部材30に折り目30Aが付与される。
なお、区切り部材30に付与する折り目30Aの数は、付与部33に設けたローラ36(または、ローラ38、ローラ39)の数を調整することで、調整することができる。また、区切り部材30に付与する折り目30Aの位置は、付与部33に設けたローラ36(または、ローラ38、ローラ39)の位置を調整することで、調整することができる。
上述のように構成された区切り部材供給部32の付与部33によって、区切り部材30に折り目30Aが付与される。このため、図5を用いて説明したように、区切り部材30には、供給方向XB(供給方向XB1)に沿った1または複数の折り目30Aが付与される。
付与部33によって折り目30Aの付与された区切り部材30は、駆動部34(駆動部34A、駆動部34B、駆動部34C)の駆動による軸部材35の回転によって区切り部材供給部32から離れ、プリプレグ40上に向かって供給される。
区切り部材30の供給速度は、区切り部材30の種類(材質、厚み、サイズ、重量、形状)、区切り部材30に付与される折り目30Aの数、複数の折り目30Aが付与される場合の折り目30Aの間隔、軸部材35の回転速度、の1または複数を組み合わせることで、調整することができる。
本実施の形態では、区切り部材供給部32は、積載部26上に積載されたプリプレグ40上に面接触して着地するように、供給速度を調整することが好ましい。
図6は、区切り部材30の供給の説明図である。
区切り部材供給部32によって区切り部材供給部16から供給された区切り部材30は、重力の影響を受けることで下降しながら、供給される(区切り部材30、区切り部材30、区切り部材30、および、供給方向XB1参照)。そして、区切り部材30は、空気抵抗などによりプリプレグ40上で略水平方向に供給され(区切り部材30、区切り部材30供給方向XB2参照)、区切り部材30の下面と最上位に積載されているプリプレグ40の上面とが面接触するように該プリプレグ40上に載置される(区切り部材30参照))。
このため、本実施の形態の積載装置1では、プリプレグ40の表面に傷を付与することなく、プリプレグ40の表面に面接触するように、区切り部材30を載せることができる。
また、プリプレグ40を回路基板用シートとして使用する場合、傷がついた回路基板用シートを用いて製作された回路基板は、抵抗値等の特性に不具合が生じてしまう。しかし本実施の形態の積載装置1によれば、回路基板用シートの品質を損なわずに(回路基板用シートにキズを付けたりせずに)回路基板用シートの分離を容易に行える回路基板用シート分離装置を提供することができる。このため、そのような回路基板の不具合を防止することができる。この効果は、回路基板用シートに関する特有の技術課題を解決するものである。
図1に戻り、次に、制御部18について説明する。制御部18は、積載装置1の装置各部を制御する。
本実施の形態では、制御部18は、搬送ローラ20を制御することで、プリプレグ40の搬送を制御する。制御部18は、センサ22からプリプレグ検知信号を受信する。そして、制御部18は、プリプレグ検知信号をカウントすることで、排出部14に排出されたプリプレグ40の枚数をカウントする。
また、制御部18は、積載部26に所定枚数のプリプレグ40が積載されるごとに、積載されたプリプレグ40上に区切り部材30を供給するように、区切り部材供給部16の区切り部材供給部32を制御する。この制御によって、所定枚数のプリプレグ40ごとに、プリプレグ40上に区切り部材30が積載される。なお、制御部18は、この所定枚数を、予め記憶しておけばよい。また、この所定枚数は、ユーザによる操作指示などによって適宜変更可能としてもよい。
なお、積載装置1では、区切り部材供給部32から供給された区切り部材30が、目的とする位置の(本実施の形態では積載部26上の)プリプレグ40上に面接触して着地するように、区切り部材30の種類、区切り部材30に対する折り目30Aの数や間隔、等に応じて、載置位置に対する区切り部材供給部32の相対位置、および区切り部材供給部32の相対角度が予め調整されているものとする。そして、制御部18は、区切り部材供給部32から供給された区切り部材30が、目的とする位置の(本実施の形態では積載部26上の)プリプレグ40上に面接触して着地するように、駆動部34を制御することで、供給速度を調整する。
図7は、制御部18が実行する積載処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、制御部18は、プリプレグ40の搬送を開始するように搬送部12を制御する(ステップS100)。制御部18は、搬送部12の搬送ローラ20を制御することで、プリプレグ40の搬送を開始するように制御する。ステップS100の処理によって、搬送ローラ20は、供給部10から供給されたプリプレグ40の搬送を開始する。
次に、制御部18は、所定枚数のプリプレグ40が積載されたか否かを判断する(ステップS102)。ステップS102では、制御部18は、区切り部材30を前回供給した後にセンサ22から受信したプリプレグ検知信号をカウントする。これにより、制御部18は、区切り部材30を前回供給した後に、該区切り部材30上に積載されたプリプレグ40の枚数を、カウントする。そして、制御部18は、カウント値が、所定枚数となったか否かを判別することで、ステップS102の判断を行う。
ステップS102で否定判断すると(ステップS102:No)、上記ステップS102へ戻る。ステップS102で肯定判断すると(ステップS102:Yes)、ステップS104へ進む。
ステップS104では、制御部18が、区切り部材30を供給するように、区切り部材供給部16の区切り部材供給部32を制御する(ステップS104)。具体的には、制御部18は、区切り部材供給部32の駆動部34を制御することで、1枚の区切り部材30をプリプレグ40上へ供給するように制御する。
次に、制御部18は、区切り部材30がプリプレグ40上に積載されたか否かを判断する(ステップS106)。制御部18は、例えば、ステップS104の制御を行ってから予め設定した設定時間を経過したか否かを判別することで、ステップS106の判断を行う。例えば、区切り部材30が区切り部材供給部32からプリプレグ40上に到るまでの時間を予め計測し、この計測した時間を、設定時間として用いればよい。また、排出部14に、区切り部材30のプリプレグ40上への積載を検知するセンサを設けた構成としてもよい。この場合、制御部18は、該センサによって区切り部材30が積載されたことが検知されたときに、区切り部材30がプリプレグ40上に積載されたと判断すればよい。
制御部18は、ステップS106で肯定判断するまで(ステップS106:Yes)、否定判断(ステップS106:No)を繰り返す。ステップS106で肯定判断すると(ステップS106:Yes)、ステップS108へ進む。
ステップS108では、制御部18は、積載処理を終了するか否かを判断する(ステップS108)。例えば、制御部18は、プリプレグ検知信号を前回受信してから所定時間以上新たなプリプレグ検知信号を受信しない場合に、積載処理を終了すると判断する。所定時間以上新たなプリプレグ検知信号を受信しない場合とは、例えば、搬送部12で搬送異常が発生した場合や、供給部10からのプリプレグ40の供給が終了した場合などである。
ステップS108で否定判断すると(ステップS108:No)、上記ステップS102へ戻る。ステップS108で肯定判断すると(ステップS108:Yes)、本ルーチンを終了する。
ステップS100〜ステップS108の積載処理が実行されることによって、所定枚数のプリプレグ40が積載されるごとに、区切り部材30が積載される。このため、区切り部材30によって、プリプレグ40を所定枚数ごとに区別することができる。
以上説明したように、本実施の形態の積載装置1は、搬送部12と、区切り部材供給部32と、を備える。搬送部12は、プリプレグ40(回路基板用シート)を積載部26上に積載する。区切り部材供給部32は、プリプレグ40(回路基板用シート)上に区切り部材30を供給する。
このように、本実施の形態の積載装置1は、区切り部材30を供給することで、プリプレグ40上に区切り部材30を積載する。従って、本実施の形態の積載装置1は、プリプレグ40に傷や変形を生じさせずに、積載されたプリプレグ40(回路基板用シート)を区切り部材30によって所定枚数ごとに区別可能とすることができる。
また、区切り部材30は、厚み、サイズ、色、および、材質の少なくとも1つがプリプレグ40(回路基板用シート)とは異なる。
また、区切り部材30は、色がプリプレグ40(回路基板用シート)とは異なっていてもよい。また、区切り部材30は、プリプレグ40(回路基板用シート)と同じ材質であってもよい。また、区切り部材30の少なくとも一方の幅は、プリプレグ40(回路基板用シート)の少なくとも一方の幅と一致することが好ましい。また、区切り部材30の厚みは、プリプレグ40(回路基板用シート)の厚みより薄くてもよい。また、区切り部材30は、無塵紙であってもよい。
また、区切り部材供給部32は、区切り部材30に折り目30Aを付与する付与部33を備えることができる。折り目30Aの方向は、区切り部材30のプリプレグ40(回路基板用シート)への供給方向XBに一致することが好ましい。また、付与部33は、区切り部材30に互いに平行な複数の折り目30Aを付与することができる。
プリプレグ40(回路基板用シート)の搬送方向XAと、区切り部材30の供給方向XB2と、は一致することが好ましい。また、区切り部材供給部32は、積載部26よりプリプレグ40(回路基板用シート)の搬送方向XA上流側に配置されていることが好ましい。
また、プリプレグ40(回路基板用シート)は、例えば、シート状である。また、プリプレグ40(回路基板用シート)は、区切り部材30より耐摩耗性が低いものであることが好ましい。また、プリプレグ40(回路基板用シート)は、区切り部材30より発火性が高いことが好ましい。また、回路基板用シートの一例は、プリプレグ40である。
なお、本実施の形態では、区切り部材供給部32は、排出部14における積載部26より、プリプレグ40の搬送方向XAの上流側に配置されている場合を説明した。しかし、区切り部材供給部32は、積載部26の上方(反鉛直方向の位置)に配置されていてもよい。この場合、区切り部材供給部32は、区切り部材30をプリプレグ40に向かって重力を利用して落とすことで、区切り部材30をプリプレグ40上に供給してもよい。
また、本実施の形態では、区切り部材供給部32は、排出部14の積載部26上に積載されたプリプレグ40上に向かって区切り部材30を供給することで、該プリプレグ40上に区切り部材30を積載する形態を説明した。しかし、区切り部材30がプリプレグ40上に積載される位置は、排出部14の積載部26上に限定されない。
例えば、区切り部材供給部32は、プリプレグ40が搬送部12によって搬送されているときに、該プリプレグ40上に区切り部材30を載せる。具体的には、区切り部材供給部32は、搬送部12の搬送ベルト21上に保持されているプリプレグ40上に向かって、区切り部材30を供給してもよい。この場合、区切り部材供給部32を、搬送部12の搬送経路L上に設けた構成とすればよい。
そして、区切り部材供給部32は、搬送部12によってプリプレグ40が搬送される方向(矢印XA方向)と同じ方向から区切り部材30を供給し、搬送されているプリプレグ40上に区切り部材30を載せる。
これによって、区切り部材供給部32は、積載部26にプリプレグ40が積載される前に、搬送されているプリプレグ40上に区切り部材30を供給することができる。
この場合、プリプレグ40上に載置された区切り部材30は、プリプレグ40と共に搬送されるため、プリプレグ40の搬送中に区切り部材30の下面とプリプレグ40の上面が擦れることを防ぐことができる。そのため傷や変形を生じさせずに、プリプレグ40を所定枚数ごとに区別可能とすることができる。
このとき、区切り部材供給部32は、搬送部12によって搬送されているプリプレグ40と同じ速度で、プリプレグ40上に区切り部材30を供給し、プリプレグ40上に区切り部材30を載せることが好ましい。
搬送ベルト21による搬送中に区切り部材30を載置されたプリプレグ40は、搬送ベルト21によって搬送方向XAに搬送され、排出部14へ排出される。すなわち、この場合、プリプレグ40に区切り部材30を載置した積層体が、搬送部12から排出部14へ排出されることとなる。
なお、区切り部材供給部32を搬送部12の搬送経路L上に設けた構成とする場合、区切り部材供給部32によって供給された区切り部材30がプリプレグ40上に積載される位置は、搬送部12における、搬送方向XAの下流側端部に近い位置であるほど好ましく、下流側端部の位置が最も好ましい。区切り部材30がプリプレグ40上に積載される位置が、搬送部12における搬送方向XAの下流側端部に近いほど、プリプレグ40のみの搬送経路Lをより長く確保することができる。
次に、積載装置1における制御部18のハードウェア構成の一例を説明する。図8は、制御部18のハードウェア構成図である。制御部18は、CPU300、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)304、およびI/F(Interface)306を有する。CPU300、ROM302、RAM304、およびI/F306は、バス308により相互に接続されており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施の形態の積載装置1の制御部18で実行される積載処理を実行するためのプログラムは、ROM302などに予め組み込んで提供される。
なお、本実施の形態の積載装置1の制御部18で実行される積載処理を実行するためのプログラムは、これらの装置にインストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供するように構成してもよい。
また、本実施の形態の積載装置1の制御部18で実行される積載処理を実行するためのプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態の積載装置1の制御部18で実行される造形処理を実行するためのプログラムを、インターネットなどのネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態の積載装置1の制御部18で実行される造形処理を実行するためのプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU300がROM302等の記憶媒体から各プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記には、本実施の形態を説明したが、上記実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施の形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 積載装置
12 積載機構
30 区切り部材
32 区切り部材供給部
33 付与部
40 プリプレグ
特開2002−241013号公報

Claims (16)

  1. 回路基板用シートを搬送する搬送部と、
    前記回路基板用シートを積載する積載部と、
    積載された前記回路基板用シートに対して任意の位置で区切りを入れるための区切り部材を供給する区切り部材供給手段と、
    を備え、
    前記区切り部材供給手段は、前記回路基板用シートが搬送されているときに前記回路基板用シート上に前記区切り部材を載せることを特徴とする積載装置。
  2. 前記区切り部材供給手段は、
    前記回路基板用シートが搬送される方向と同じ方向から前記区切り部材を供給し、前記回路基板用シートの上に前記区切り部材を載せる、
    請求項1に記載の積載装置。
  3. 前記区切り部材供給手段は、
    前記積載部に前記回路基板用シートが積載される前に前記区切り部材を供給する、
    請求項1または請求項2に記載の積載装置。
  4. 前記区切り部材供給手段は、
    搬送されている前記回路基板用シートと同じ速度で前記区切り部材を供給し、
    前記回路基板用シートの上に前記区切り部材を載せる、
    請求項2または請求項3に記載の積載装置。
  5. 前記区切り部材は、厚み、サイズ、色、および、材質の少なくとも1つが前記回路基板用シートとは異なる、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の積載装置。
  6. 前記区切り部材は、色が前記回路基板用シートとは異なる、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の積載装置。
  7. 前記区切り部材は、前記回路基板用シートと同じ材質である、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の積載装置。
  8. 前記区切り部材の少なくとも一方の幅は、前記回路基板用シートの少なくとも一方の幅と一致する、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の積載装置。
  9. 前記区切り部材の厚みは、前記回路基板用シートの厚みより薄い、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の積載装置。
  10. 前記区切り部材は、無塵紙である、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の積載装置。
  11. 前記区切り部材供給手段は、
    前記区切り部材に折り目を付与する付与部を備える、請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の積載装置。
  12. 前記折り目の方向は、前記区切り部材の前記回路基板用シート上への供給方向に一致する、請求項11に記載の積載装置。
  13. 前記付与部は、
    前記区切り部材に互いに平行な複数の折り目を付与する、請求項11または請求項12に記載の積載装置。
  14. 前記区切り部材供給手段は、
    前記積載部より前記回路基板用シートの搬送方向上流側に配置されている、請求項1〜請求項13の何れか1項に記載の積載装置。
  15. 前記回路基板用シートは、前記区切り部材より耐摩耗性が低い、請求項1〜請求項14の何れか1項に記載の積載装置。
  16. 前記回路基板用シートは、プリプレグである、請求項1〜請求項15の何れか1項に記載の積載装置。
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