JP2017109637A - ラッププリテンショナの固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員の拘束性能を高める。【解決手段】車両のシートベルト装置1に設けられたラッププリテンショナ20の固定構造であって、ラッププリテンショナ20が固定される第一面部31と、車両のフロア部材3にボルト締結される第二面部32とを有するアンカ部材30と、アンカ部材30とは別設された車体側の周辺部材4と、を備える。本固定構造には、アンカ部材30及び周辺部材4の何れか一方に設けられた第一突起部33と、他方に設けられた当接部7とを有し、第一突起部33の前面と当接部7とが当接することで緊急時におけるアンカ部材30の回転を規制する回転規制構造が設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のシートベルト装置に設けられたラッププリテンショナの固定構造に関する。
車両には、シートに着座した乗員を拘束するためのシートベルト装置が設けられる。シートベルト装置としては、ピラー部材に設けられたリトラクタと、リトラクタから引き出されるウェビングの先端部が固定されたアンカ部と、ウェビングの中間部に設けられたタングとから構成される三点式のシートベルト装置が知られている。この三点式のシートベルト装置では、タングをシート脇のバックルに差し込んで接続することで、ラップベルト部分で乗員の腰部がシートに拘束され、ショルダベルト部分で乗員の肩部がシートに拘束される。
近年、安全性を一層高めるために、アンカ部とウェビングの先端部との間にラッププリテンショナと呼ばれる装置を介装したシートベルト装置が開発されている。ラッププリテンショナは、例えば車両の衝突が検知された時などの緊急時に、ウェビングを先端側から引き込んでシートに着座している乗員をさらに拘束する機能を持った装置である。具体的には、ラッププリテンショナは、例えば火薬などのガス発生剤及びピストンを内蔵するシリンダと、ガス発生剤に点火する点火部と、シリンダの一端側にピストンと繋がる中継部材とを有する。シリンダの一端側は固定されており、中継部材の先端部はウェビングの先端部に接続されている。そして、シリンダの内部でガスが発生するとピストンが変位し、この変位がウェビングに伝わって、ウェビングを引き込む構造となっている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−359028号公報
ところで、上記のアンカ部及びラッププリテンショナは、何れも剛性の高い部位に固定されることが好ましく、一般的には、ピラー部材の下部において車両前後方向に延在するサイドシルに固定される。しかしながら、例えばピックアップトラックのように車体下部にフレームを有する車体構造からなる車両は、サイドシルを有していないことが多い。このような車両の場合、アンカ部及びラッププリテンショナの固定位置を工夫する必要がある。
また、ラッププリテンショナは、車両の衝突が検知された場合や非常に大きな力や加速度が検出された場合などに作動して、乗員を拘束するように機能する。しかしながら、車両衝突等により乗員に作用する力(慣性力や衝撃力)の大きさによっては、ラッププリテンショナ自体がウェビングを介して車両前方へと引っ張られてしまい、乗員の拘束性能が低下するという課題がある。そのため、ラッププリテンショナについては特に工夫を凝らした固定構造の提案が望まれる。
本件は、このような課題に鑑み案出されたもので、車両に取り付けられるシートベルト装置において、固定位置の自由度を高めるとともに乗員の拘束性能を高めたラッププリテンショナの固定構造を提供することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)ここで開示するラッププリテンショナの固定構造は、車両のシートベルト装置に設けられたラッププリテンショナの固定構造において、前記ラッププリテンショナが固定される第一面部と、前記車両のフロア部材にボルト締結される第二面部とを有するアンカ部材と、前記アンカ部材とは別設された車体側の周辺部材と、を備える。また、前記アンカ部材及び前記周辺部材の何れか一方に設けられた第一突起部と、他方に設けられた当接部とを有し、前記第一突起部の前面と前記当接部とが当接することで緊急時における前記アンカ部材の回転を規制する回転規制構造を備える。
(2)前記回転規制構造は、前記車両の右側に設けられるシートベルト装置と左側に設けられるシートベルト装置とで共用可能であることが好ましい。
(3)前記アンカ部材は、前記第一面部が前記第二面部の外縁部に立設された断面L字状に形成されるとともに、前記第一面部から車両外側へ延設された前記第一突起部を有することが好ましい。この場合、前記周辺部材は、前記フロア部材と交差する方向かつ車両前後方向に延在する第三面部を有するとともに、前記第三面部に設けられた前記当接部を有することが好ましい。
(4)前記周辺部材は、前記シートベルト装置のリトラクタが固定される車体部材であり、前記当接部は、前記車体部材の後縁部であることが好ましい。
(5)前記アンカ部材は、前記車両の右側に配置されたときに、前記第一面部から車両外側へ延設されるとともに前記第一突起部の車両前方に配置された第二突起部を有することが好ましい。この場合、前記第二突起部は、その先端部が上方へ屈曲形成されて前記周辺部材の前記第三面部に当接することが好ましい。
(6)前記周辺部材は、前記シートベルト装置のリトラクタを車体に固定するためのブラケットであることが好ましい。この場合、前記アンカ部材は、前記第一面部から車両外側へ延設されるとともに前記第一突起部と間隔をあけて隣接配置された第二突起部を有し、前記ブラケットは、前記第一突起部と前記第二突起部とで挟み込まれる規制部を前記当接部として有することが好ましい。
(7)あるいは、前記周辺部材は、前記シートベルト装置のリトラクタが固定される車体部材であることが好ましい。この場合、前記当接部は、前記車体部材に穿設された孔部の前縁部であることが好ましい。
(8)また、前記周辺部材は、前記フロア部材の車幅方向の端部に立設されるとともにビードが形成された取付部材であることが好ましい。
開示の固定構造によれば、ラッププリテンショナが、フロア部材にボルト締結されるアンカ部材に固定されることから、ラッププリテンショナの固定位置の自由度を高めることができる。すなわち、サイドシルのない車両に対しては、ラッププリテンショナを確実に車体に固定することができ、サイドシルのある車両に対しては、サイドシル以外の箇所にもラッププリテンショナを固定することができる。さらに、車両の衝突時や横転時等の緊急時に、ラッププリテンショナがウェビングを介して車両前方に引っ張られたとしても、第一突起部の前面と当接部とが当接するため、アンカ部材の回転を規制(禁止)することができる。これにより、ウェビングによる乗員の拘束性能を高めることができる。
実施形態に係るラッププリテンショナの固定構造が適用された車両のシートベルト装置を示す斜視図である。 図1の固定構造に設けられる回転規制構造を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は横断面図である。 (a)〜(c)は変形例にかかる回転規制構造を示す図である。
図面を参照して、実施形態としてのラッププリテンショナの固定構造について説明する。以下に示す各実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の各実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.全体構成]
図1は、本実施形態のラッププリテンショナ20の固定構造が適用されたシートベルト装置1を示す斜視図である。本実施形態のシートベルト装置1は、サイドシルを有していない車両(例えば、車体の下部にフレームを有するピックアップトラック等)に装備される三点式のシートベルト装置である。車両の車室内にはフロントシート及びリアシートが設けられる。本実施形態では、右側のフロントシート(右ハンドル車両の運転席、左ハンドル車両の助手席)に設けられたシートベルト装置1を例示する。なお、車体の構造は左右対称である。
シートベルト装置1は、センターピラー2の下部に取り付けられたリトラクタ10と、緊急時にウェビング11を引き込むラッププリテンショナ20とを備える。リトラクタ10から引き出されるウェビング11の先端部は、ラッププリテンショナ20に接続される。また、ウェビング11の中間部にはタング(図示略)が設けられ、フロントシートの脇にはバックル(図示略)が設けられる。ウェビング11は、タングがバックルに差し込まれることで、フロントシートに着座した乗員をフロントシートに拘束する。なお、シートベルト装置1の基本的な機能及びリトラクタ10の詳細な構成については公知であるため、ここでは説明を省略する。
図1に示すように、センターピラー2は、ピラーアウタ部材2a及びピラーインナ部材2bの各フランジ面が重ね合わされて溶接接合された中空の閉断面骨格であり、上下方向に延在する。本実施形態の車両はサイドシルを有していないことから、ピラーインナ部材2bの下端部は、フロア部材3の車幅方向両端部にスポット溶接やレーザ溶接等で固定される。なお、フロア部材3の車幅方向端部3a(以下「端部3a」という)は上方へ屈曲形成されており、この端部3aの外面側にピラーインナ部材2bが固定される。ピラーインナ部材2bの下部には開口部2cが形成される。
また、本実施形態の車両には、フロア部材3の端部3aにおける車両前後方向の一部に、フロア部材3と交差する方向かつ車両前後方向に延在する取付部材4が設けられる。取付部材4は、センターピラー2の車両前後方向中心において、その上部がピラーインナ部材2bの開口部2cの一部を塞ぐように、フロア部材3の端部3aに取り付けられた強度の高い部材である。取付部材4には、複数のビードが形成されており、その剛性が高められている。また、取付部材4の上端部には、後述の下側のブラケット13の孔部13hと連通する孔部4h〔図2(a)参照〕が穿設される。
リトラクタ10は、ピラーインナ部材2bの開口部2cからセンターピラー2内に収納され、リトラクタ10に固定された二つのブラケット12,13がボルト締結されることで車体に固定される。二つのブラケット12,13は、リトラクタ10を車体に固定するための平板部材であり、リトラクタ10の車両内側において上下方向に連設される。
上側のブラケット12は、ピラーインナ部材2bの内面に接触配置される固定面部12aと、固定面部12aの下縁部から車両内側へ屈曲形成された上面部12bと、上面部12bの内縁部から下方へ屈曲形成された連結面部12cとを有し、車幅方向に沿う縦断面形状がクランク状に形成される。固定面部12aには、ボルト5が挿通される孔部が形成され、上面部12bには、ウェビング11が挿通されるスリット12sが形成される。
一方、下側のブラケット13は、図1及び図2(a)に示すように、連結面部12cと平行に配置される固定面部13aと、固定面部13aの後縁部から車両外側へ屈曲形成された支持面部13cと、支持面部13cの外端部から車両前方に向かって固定面部13aと平行に延設された第二固定面部(図示略)とを有する。つまり、下側のブラケット13は、横断面形状が車両前方に向かって開放したコ字状に形成され、ここにリトラクタ10が固定される。固定面部13aは、フロア部材3と交差する方向かつ車両前後方向に延在する平面状の部位であり、その下部にボルト6が挿通される孔部13hを有する。リトラクタ10は、上側のブラケット12がボルト5によってピラーインナ部材2bにおける開口部2cの上方に固定されるとともに、下側のブラケット13がボルト6によって取付部材4に固定されることで車体に取り付けられる。
ラッププリテンショナ20は、車両の緊急時(例えば、他の物体に対する衝突や横転,スピンした場合など)に作動して、ウェビング11を先端側から引き込むインフレータ式の機器である。ラッププリテンショナ20は、例えば、車体に加わる荷重(衝撃力)が所定値以上であることが検出された場合や、所定値以上の加速度が検出された場合等に作動する。あるいは、車両の衝突形態を判別する手段やセンサ等を設け、衝突形態に応じて作動するものとしてもよい。
ラッププリテンショナ20は、円筒状のシリンダ21内に収容されたピストン及びガス発生剤(何れも図示略)と、シリンダ21に固定されるとともにガス発生剤に点火する点火部22と、一端がピストンに接続されたワイヤ23とを有する。ワイヤ23の他端は、接続具24を介してウェビング11の先端部に接続される。なお、ワイヤ23及び接続具24は、カバー部材27で覆われる。
シリンダ21の下端部には、下方へ延設されるとともに下端部が車両前方へ突出した平板状のフレーム部25が設けられる。フレーム部25の下部には、フレーム部25をアンカ部材30に固定するためのボルト28が挿通される孔部が貫設される。また、フレーム部25は、その後縁部から孔部の下方に亘る縁部の先端が車両外側へ屈曲形成されることで設けられたワイヤ挿通路(図示略)を有する。ワイヤ23は、ワイヤ挿通路内において変位可能に設けられる。
アンカ部材30は、ラッププリテンショナ20をフロア部材3に固定するための部材である。すなわち、ラッププリテンショナ20は、フレーム部25がアンカ部材30にボルト締結されるとともに、アンカ部材30がフロア部材3にボルト締結されることで、車体に固定される。以下、アンカ部材30の構成について説明するとともに、ラッププリテンショナ20の固定構造について詳述する。
[2.要部構成]
図1,図2(a)及び(b)に示すように、アンカ部材30は、ラッププリテンショナ20が固定される立面部31(第一面部)と、フロア部材3にボルト締結される底面部32(第二面部)とを有する。アンカ部材30は、立面部31が底面部32の外縁部に立設されており、車幅方向に沿う縦断面形状がL字状に形成される。
立面部31は、上下方向かつ車両前後方向に延在し、取付部材4と間隔をあけて近接配置される。立面部31には貫通孔が形成されるとともに、取付部材4と対向する外面にウェルドナット(図示略)が固定される。立面部31の内面には、スペーサ(図示略)を挟んでフレーム部25が配置される。そして、立面部31の貫通孔,スペーサの孔部,フレーム部25の孔部にボルト28が挿通されるとともにウェルドナットに螺合されることで、ラッププリテンショナ20がアンカ部材30に固定される。
底面部32は、フロア部材3に面接触する中央部の周囲が上方へ隆起した形状に形成されるとともに、中央部に穿設された貫通孔を有する。この貫通孔にはボルト40が挿通され、フロア部材3の下面に固定されたウェルドナット(図示略)に螺合されることで、アンカ部材30がフロア部材3に結合される。なお、ボルト40は一般的な右ねじである。つまり、ラッププリテンショナ20は、ボルト40の一箇所のみで車体に固定される。
そのため、緊急時にラッププリテンショナ20が作動してウェビング11を引き込んだとしても、乗員に作用する力(慣性力など)の大きさによっては、図2(b)中に白抜き矢印で示すように、ラッププリテンショナ20自体が車両前方へと引っ張られてしまい、アンカ部材30がボルト40を中心に上面視で反時計回りに回転してしまうおそれがある。また、車両左側では、緊急時での乗員に作用する力(慣性力など)の大きさによっては、同様にラッププリテンショナ20自体が車両前方へと引っ張られてしまい、アンカ部材30がボルト40を中心に上面視で時計回りに回転してしまうおそれがある。これらに対し、本実施形態のラッププリテンショナ20は、これらの回転動作を規制(禁止)する回転規制構造を持った固定構造によって車体に取り付けられる。
本実施形態の回転規制構造は、アンカ部材30に設けられた突起部33と、この突起部33の前面33aと当接する当接部7とから構成される。突起部33は、アンカ部材30の立面部31の上縁から車両外側へ延設された部位である。一方、当接部7は、アンカ部材30とは別設された取付部材4(周辺部材,車体部材)の後縁部4bで構成される。後縁部4bは、フロア部材3と交差する方向(ここでは上下方向)かつ車両前後方向に延在する面部(第三面部)の車両後方の縁部である。突起部33は、その前面33aが取付部材4の後縁部4bに当接した状態で設けられる。
したがって、アンカ部材30にボルト40を中心としたモーメントが作用しても、突起部33の前面33aと取付部材4の後縁部4bとが当接していることから、車両右側においてはアンカ部材30の反時計回りの回転が規制され、車両左側においてはアンカ部材30の時計回りの回転が規制される。なお、アンカ部材30は、突起部33が取付部材4の後縁部4bに当接した状態で配置されることで、車両右側と車両左側とで同一のものを用いる(左右共用とする)ことができる。言い換えると、車両右側のシートベルト装置1と車両左側のシートベルト装置1とで、同一のアンカ部材30を使用することができるため、回転規制構造を左右で共通して使用することができる。なお、突起部33を、アンカ部材30の立面部31における車両前後方向の中央に設ければ、車体(フロア部材3)に対するアンカ部材30の位置を左右で同一にすることができる。
本実施形態のアンカ部材30には、L字の内側から立面部31を見たときに、突起部33の左側にもう一つの突起部34が設けられる。すなわち、立面部31には、二つの突起部33,34が車両前後方向に間隔をあけて設けられる。以下、二つの突起部33,34を区別する場合には、右側の突起部33を「第一突起部33」と呼び、左側の突起部34を「第二突起部34」と呼ぶ。
第二突起部34は、アンカ部材30の立面部31の上縁から車両外側に延設された部位であり、その先端部34tが上方に屈曲形成されて、取付部材4に当接した状態で設けられる。第二突起部34は、アンカ部材30を右ねじのボルト40でフロア部材3の右側の端部3aに締結するときに、アンカ部材30が時計回りに回転してしまうことを防ぐための(回り止め用の)部位である。すなわち、第二突起部34は、アンカ部材30が車両の右側に配置される場合に機能する部位である。
なお、アンカ部材30がフロア部材3の左側の端部において右ねじのボルト40によって固定される場合には、第一突起部33と当接部7とが回り止めとしても機能することになる。そのため、左側に配置するアンカ部材30から第二突起部34を省略してもよい。また、右側に配置するアンカ部材30であっても、アンカ部材30の組み付け時にアンカ部材30が回転しないようにする手段を設けて、第二突起部34を省略してもよい。
[3.作用,効果]
(1)上述の固定構造によれば、ラッププリテンショナ20が、車体のフロア部材3にボルト締結されるアンカ部材30に固定されることから、ラッププリテンショナ20の固定位置の自由度を高めることができる。すなわち、サイドシルのない車両に対しては、ラッププリテンショナ20を確実に車体に固定することができ、サイドシルのある車両に対しては、サイドシル以外の箇所にもラッププリテンショナ20を固定することができる。
さらに、車両の衝突時や横転時等の緊急時に、乗員の慣性力によりラッププリテンショナ20がウェビング11を介して車両前方に引っ張られたとしても、第一突起部33の前面33aと当接部7とが当接するため、アンカ部材30の回転を規制(禁止)することができる。これにより、ウェビング11による乗員の拘束性能を高めることができる。
(2)また、上述の回転規制構造は、車両の左右で共用可能であることから、部品点数を減らすことができ、コストを低減することができる。
(3)上述の固定構造では、アンカ部材30の立面部31に第一突起部33が設けられるとともに、フロア部材3と交差する方向かつ車両前後方向に延在する面部を有する部材(取付部材4)に当接部7が設けられることから、構造を簡素化することができる。例えば、アンカ部材30と別設された周辺部材に第一突起部を設けようとすると、車体を構成する部材の形状を変更する必要があるが、第一突起部33をアンカ部材30に設けることで、このような変更が不要となる。これにより、製造コストを低減することができる。
(4)上述の固定構造では、リトラクタ10が固定される車体部材(取付部材4)の後縁部4bが当接部7として利用されるため、新たな部品を追加することなくアンカ部材30の回転を規制することができる。すなわち、回転規制構造をより簡素な構成とすることができ、コストを低減することができる。
(5)さらに、当接部7がフロア部材3の端部3aに立設されるとともにビードが形成された取付部材4に設けられることから、当接部7の剛性を高めることができ、回転規制性構造による回転動作の規制性能(回転規制性能)を高めることができる。
(6)上述の固定構造では、アンカ部材30の立面部31に第二突起部34が設けられるため、アンカ部材30を車両の右側に配置する場合に、組み付け時にアンカ部材30が時計回りに回転してしまうことを防ぐことができる。これにより、作業性を向上させることができる。
[4.変形例]
上述した回転規制構造は一例であって、その構成は上述したものに限られない。以下、回転規制構造の変形例について図3(a)〜(c)を用いて説明する。
図3(a)は、第一変形例の回転規制構造を示す斜視図である。本変形例では、リトラクタ10を車体に固定するための下側のブラケット13に平板状の規制部14が設けられる。規制部14(周辺部材,第三面部)は、ブラケット13の固定面部13aと平行に設けられ、その上部14aがブラケット13の車両後側の下端部に固定されるとともに、その下部14bがアンカ部材30の立面部31に向かって延設される。規制部14は、当接部7として機能する部位である。
一方、アンカ部材30は、立面部31の上縁から車両外側へ延設された第一突起部35及び第二突起部34を有する。本変形例の第一突起部35は、上述した第一突起部33よりも延設方向長さ(車幅方向長さ)が短く、取付部材4に接触しない長さに形成される。また、第二突起部34は、上述した第二突起部34と同一形状をなし、第一突起部35と間隔をあけて第一突起部35に隣接配置される。この間隔は、規制部14の下部14bの幅(車両前後方向長さ)と同一に設定される。
なお、アンカ部材30が図示するように車両右側に配置される場合には、第二突起部34は、第一突起部35の車両前方(アンカ部材30をL字の内側に見たときに第一突起部35の左側)に配置される。一方、アンカ部材30が車両左側に配置される場合には、第二突起部34は、第一突起部35の車両前方(アンカ部材30をL字の内側に見たときに第一突起部35の右側)に配置される。
本変形例のアンカ部材30は、これら二つの突起部35,34によって規制部14の下部14bを挟み込むように固定されることで、緊急時にラッププリテンショナ20がウェビング11を介して車両前方へ引っ張られたとしても、回転動作を規制することができる。これにより、ウェビング11による乗員の拘束性能を高めることができる。さらに、アンカ部材30の組み付け時の回転をも防止することができる。また、本変形例の回転規制構造によれば、左右で同一形状のアンカ部材30を用いることができるので、回転転規制構造を左右共用とすることができる。なお、第二突起部34の形状が、第一突起部35と同一形状(すなわち、先端部34tが屈曲していないもの)であってもよい。また、回転規制構造としては、第一突起部35の前面と、当接部7としての規制部14とが当接していればよく、第二突起部34を省略してもよい。
図3(b)は第二変形例の回転規制構造を示す斜視図である。本変形例では、リトラクタ10が固定される取付部材4(周辺部材,車体部材)に矩形状の孔部41が穿設される。孔部41の車両前側に位置する前端面41aは、当接部7として機能する部位である。一方、アンカ部材30には、上述した第一突起部33と同一に形成されて同様の機能を有する第一突起部33が設けられる。本変形例のアンカ部材30は、第一突起部33が取付部材4の孔部41に挿通された状態で車体に固定される。
本変形例の回転規制構造によれば、緊急時にラッププリテンショナ20がウェビング11を介して車両前方へ引っ張られたとしても、孔部41に挿通された第一突起部33が孔部41の前端面41aに当接するため、回転動作を規制することができる。これにより、ウェビング11による乗員の拘束性能を高めることができる。また、本変形例の構造では、第一突起部33を、アンカ部材30を固定するときの回り止めとしても利用することができる。そのため、上述した第二突起部34を省略することができ、構成を簡素化することができる。また、左右で同一形状のアンカ部材30を用いることができるため、回転規制構造を左右共用とすることができる。なお、第一突起部33を、アンカ部材30の立面部31における車両前後方向の中央に設ければ、車体(フロア部材3)に対するアンカ部材30の位置を左右で同一にすることができる。
図3(c)は第三変形例の回転規制構造を示す横断面図である。本変形例では、アンカ部材30が、上述した第一突起部33及び第二突起部34と同様の機能を有する第一突起部36及び第二突起部34を備える。本変形例の第一突起部36は、その先端部が車両前方へ屈曲形成されており、上面視で鉤状をなす。なお、第二突起部34は、上述した第二突起部34と同一である。アンカ部材30は、第一突起部36が取付部材4の後縁部4b(当接部)と非接触状態となるように固定される。
本変形例の回転規制構造によれば、緊急時にラッププリテンショナ20がウェビング11を介して車両前方へ引っ張られたとしても、第一突起部36が取付部材4の後縁部4bに当接するため、回転動作を規制することができる。これにより、ウェビング11による乗員の拘束性能を高めることができる。また、本変形例の構造では、第一突起部36が取付部材4にどこにも接触しないフリーの状態で設けられることから、緊急時以外に第一突起部36に対して余計な負荷(荷重)が作用することを回避することができる。
なお、第三変形例の回転規制構造では、第一突起部36の先端部が車両前方へ曲がっている必要があることから、左右で共用することはできない。そのため、左右で専用のアンカ部材30を形成する必要がある。このように、回転規制構造は、左右で共用できるものでなくてもよい。また、左右に設けられる回転規制構造を別のものとしてもよい。
また、第一突起部33,36が当接する部位(当接部7)は取付部材4の後縁部4bに限られず、例えばリトラクタ10のブラケット13(周辺部材)であってもよい。あるいは、当接部7としての専用の部材(周辺部材)を設けてもよい。当接部7は、少なくとも第一突起部33,35,36が設けられるアンカ部材30とは別部材として設けられていればよい。
上述した実施形態及び三つの変形例では、何れもアンカ部材30に第一突起部33,35,36が設けられ、周辺部材(取付部材4,ブラケット13,規制部14)に当接部7が設けられる場合を例示したが、第一突起部33等が周辺部材に設けられるとともに当接部7がアンカ部材30に設けられていてもよい。例えば、取付部材4に車両内側へ突設された第一突起部を設け、アンカ部材30の立面部31に孔部を形成して、この孔部に第一突起部を挿通させた回転規制構造としてもよい。このような構造であっても、上述と同様、緊急時のラッププリテンショナ20の回転動作を規制しうる。
上述の実施形態では、右側のフロントシートに設けられたシートベルト装置1を例示したが、左側のフロントシートあるいは左右のリアシートにも同様のシートベルト装置1を設けることが可能である。また、本固定構造は、サイドシルのある車両に対しても適用可能である。
1 シートベルト装置
2 センターピラー
3 フロア部材
4 取付部材(周辺部材,車体部材,第三面部)
4b 後縁部(当接部)
7 当接部
10 リトラクタ
13 下側のブラケット(周辺部材)
13a 固定面部
14 規制部(周辺部材,第三面部)
20 ラッププリテンショナ
30 アンカ部材
31 立面部(第一面部)
32 底面部(第二面部)
33,35,36 第一突起部
33a 前面
34 第二突起部
34t 先端部
41 孔部
41a 前端面(当接部)

Claims (8)

  1. 車両のシートベルト装置に設けられたラッププリテンショナの固定構造において、
    前記ラッププリテンショナが固定される第一面部と、前記車両のフロア部材にボルト締結される第二面部とを有するアンカ部材と、
    前記アンカ部材とは別設された車体側の周辺部材と、
    前記アンカ部材及び前記周辺部材の何れか一方に設けられた第一突起部と、他方に設けられた当接部とを有し、前記第一突起部の前面と前記当接部とが当接することで緊急時における前記アンカ部材の回転を規制する回転規制構造と、
    を備えたことを特徴とする、ラッププリテンショナの固定構造。
  2. 前記回転規制構造が、前記車両の右側に設けられるシートベルト装置と左側に設けられるシートベルト装置とで共用可能である
    ことを特徴とする、請求項1記載のラッププリテンショナの固定構造。
  3. 前記アンカ部材は、前記第一面部が前記第二面部の外縁部に立設された断面L字状に形成されるとともに、前記第一面部から車両外側へ延設された前記第一突起部を有し、
    前記周辺部材は、前記フロア部材と交差する方向かつ車両前後方向に延在する第三面部を有するとともに、前記第三面部に設けられた前記当接部を有する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のラッププリテンショナの固定構造。
  4. 前記周辺部材は、前記シートベルト装置のリトラクタが固定される車体部材であり、
    前記当接部は、前記車体部材の後縁部である
    ことを特徴とする、請求項3記載のラッププリテンショナの固定構造。
  5. 前記アンカ部材は、前記車両の右側に配置されたときに、前記第一面部から車両外側へ延設されるとともに前記第一突起部の車両前方に配置された第二突起部を有し、
    前記第二突起部は、その先端部が上方へ屈曲形成されて前記周辺部材の前記第三面部に当接する
    ことを特徴とする、請求項4記載のラッププリテンショナの固定構造。
  6. 前記周辺部材は、前記シートベルト装置のリトラクタを車体に固定するためのブラケットであり、
    前記アンカ部材は、前記第一面部から車両外側へ延設されるとともに前記第一突起部と間隔をあけて隣接配置された第二突起部を有し、
    前記ブラケットは、前記第一突起部と前記第二突起部とで挟み込まれる規制部を前記当接部として有する
    ことを特徴とする、請求項3記載のラッププリテンショナの固定構造。
  7. 前記周辺部材は、前記シートベルト装置のリトラクタが固定される車体部材であり、
    前記当接部は、前記車体部材に穿設された孔部の前縁部である
    ことを特徴とする、請求項3記載のラッププリテンショナの固定構造。
  8. 前記周辺部材は、前記フロア部材の車幅方向の端部に立設されるとともにビードが形成された取付部材である
    ことを特徴とする、請求項1〜7の何れか1項に記載のラッププリテンショナの固定構造。
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