JP2017108786A - ヘアドライヤー - Google Patents

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Abstract

【課題】内部の風の流れを良くして熱のこもりを防止するとともに、空気吹出し口から多量のマイナスイオンを放出することが可能なヘアドライヤーを提供する。【解決手段】ヘアドライヤー100は、本体部1と、本体部1に内蔵された送風ファン27と、送風ファン27から送り出される風の通路に配置された発熱部25と、発熱部25に対して空気吹出し口3側に配置され、多数の通風孔21cを有する格子状のマイナスイオン発生部材21と、発熱部25に対して空気吹出し口3側に配置され、多数の通風孔22cを有する格子状の遠赤外線発生部材22とを備えている。マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22とは、空気吹出し口3の近傍に、互いに近接して設けられており、マイナスイオン発生部材21は、遠赤外線発生部材22よりも空気吹出し口3側に位置している。【選択図】図5

Description

本発明は、一般家庭や美容院・理髪店などで用いられるヘアドライヤーに関する。
一般に、ヘアドライヤーは、ヒータや送風ファンなどを内蔵した筒状の本体部と、この本体部の後部に設けられた把持用のハンドル部とを備えている。そして、ハンドル部を手で把持した状態で、当該ハンドル部に設けられているスイッチを操作することで、本体部の先端の空気吹出し口から温風または冷風を吹き出して、頭髪を乾燥させる。
ヘアドライヤーには、頭髪を乾燥させるだけでなく、たとえば特許文献1〜5に記載されているような、空気吹出し口から風とともにマイナスイオンや遠赤外線を放出して頭髪をケアする機能を備えたものがある。このようなヘアドライヤーでは、マイナスイオン発生部材や遠赤外線発生部材が、本体部に内蔵されている。
ところで、ヘアドライヤーでは、ヒータを発熱させ、送風ファンを回転させることで温風を生成するが、ヒータはかなりの高温となるため、送風ファンから送り出される風の流れが悪いと、ドライヤー内部に熱がこもった状態となる。そして、この熱によりドライヤー内部の温度が異常に高温になると、サーモスタットが作動してヒータへの通電が自動的に遮断され(オートリセット機能)、ヘアドライヤーが一時的に使用できなくなる。
前述のマイナスイオン発生部材や遠赤外線発生部材は、風の流れる方向に向って送風ファンより前方に配置されるため、送風ファンから送り出される風の流れを阻害する要因となる。特に、マイナスイオン発生部材と遠赤外線発生部材の両方を設けた場合は、風の流れが悪くなって内部が高温となり、頻繁にオートリセット機能が働いてヘアドライヤーの使用に支障をきたすおそれがある。
また、特許文献1や特許文献2のヘアドライヤーでは、マイナスイオンを発生させる部分が、空気吹出し口から離れた奥の位置に設けられているため、空気吹出し口から放出されるマイナスイオンの数が減少し、マイナスイオンによる十分なケア効果が得られないという問題がある。
実用新案登録第3130650号公報 実用新案登録第3110484号公報 実用新案登録第3081732号公報 特公平8−24606公報 実公平3−54647公報
本発明の課題は、マイナスイオン発生部材と遠赤外線発生部材の構造および配置を工夫することで、内部の風の流れを良くして熱のこもりを防止するとともに、空気吹出し口から多量のマイナスイオンを放出することが可能なヘアドライヤーを提供することにある。
本発明に係るヘアドライヤーは、先端に空気吹出し口を有する本体部と、この本体部に内蔵された送風ファンと、この送風ファンから送り出される風の通路に配置された発熱部と、この発熱部に対して空気吹出し口側に配置され、多数の第1の通風孔を有する格子状のマイナスイオン発生部材と、発熱部に対して空気吹出し口側に配置され、多数の第2の通風孔を有する格子状の遠赤外線発生部材とを備えている。マイナスイオン発生部材と遠赤外線発生部材とは、空気吹出し口の近傍に互いに近接して設けられていて、マイナスイオン発生部材は、遠赤外線発生部材よりも空気吹出し口側に位置している。
このような構成によると、マイナスイオン発生部材と遠赤外線発生部材の両方を設けても、各部材に多数の通風孔が形成されているので、送風ファンから送り出される風は、これらの通風孔を通って円滑に流れる。このため、空気吹出し口から排出される風の量が増加するとともに、ドライヤー内部の風の流れが良くなって、発熱部で発生した熱が内部にこもるのが抑制される。このため、内部温度が異常に高温になることはなく、オートリセット機能が頻繁に働いてドライヤーが使用不可能になるのを回避することができる。
また、マイナスイオン発生部材が、遠赤外線発生部材よりも空気吹出し口側に位置しているので、マイナスイオン発生部材が遠赤外線発生部材の内側(空気吹出し口と反対側)に配置された場合に比べて、空気吹出し口から放出されるマイナスイオンの数が増加する。これにより、マイナスイオンによる十分なケア効果を得ることができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、マイナスイオン発生部材は、マイナスイオンを発生する物質のパウダーを含有する第1のセラミックからなり、遠赤外線発生部材は、遠赤外線を発生する物質のパウダーを含有する第2のセラミックからなる。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1のセラミックのパウダーの含有率と、第2のセラミックのパウダーの含有率とは同じ値であって、共に30%またはそれを超える値である。
本発明の好ましい実施形態によれば、マイナスイオン発生部材と遠赤外線発生部材とは、形状および寸法が同一である。
本発明の好ましい実施形態によれば、発熱部に、遠赤外線を発生する物質の層が形成されている。
本発明の好ましい実施形態によれば、ヘアドライヤーは、本体部と発熱部との間に介在する遮熱板をさらに備えており、この遮熱板の発熱部側の面に、遠赤外線を発生する物質の層が形成されている。
本発明の好ましい実施形態によれば、マイナスイオン発生部材の格子と、遠赤外線発生部材の格子とは、空気吹出し口側からみて重なっており、第1の通風孔と第2の通風孔とが、空気吹出し口側からみて一致している。
本発明の好ましい実施形態によれば、ヘアドライヤーは、マイナスイオン発生部材よりも空気吹出し口側に配置された格子状のグリルをさらに備えており、マイナスイオン発生部材の格子と、遠赤外線発生部材の格子と、グリルの格子とが、空気吹出し口側からみて重なっている。
本発明の好ましい実施形態によれば、発熱部は、空気吹出し口側からみて十字形のヒータプレートを備えており、マイナスイオン発生部材の格子と、遠赤外線発生部材の格子と、グリッド部材の格子と、ヒータプレートとが、空気吹出し口側からみて重なっている。
本発明の好ましい実施形態によれば、マイナスイオン発生部材と遠赤外線発生部材とは、共通のホルダーに一定の間隔を置いて保持されている。
本発明の好ましい実施形態によれば、マイナスイオン発生部材および遠赤外線発生部材は、位置決め用の第1の係合部をそれぞれ有しており、ホルダーは、第1の係合部が係合する第2の係合部を有している。
本発明のヘアドライヤーによれば、内部の風の流れを良くして熱のこもりを防止でき、しかも、空気吹出し口から多量のマイナスイオンが放出されるので、頭髪等のケア効果を高めることができる。
本発明によるヘアドライヤーの側面図である。 本発明によるヘアドライヤーの正面図である。 本発明によるヘアドライヤーの背面図である。 本発明によるヘアドライヤーの上面図である。 図2のA−A断面の側面図である。 図2のB−B断面の側面図である。 本発明によるヘアドライヤーの分解斜視図である。 マイナスイオン発生部材の正面図である。 遠赤外線発生部材の正面図である。 マイナスイオンの数の測定結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
図1に示すように、本実施形態に係るヘアドライヤー100は、円筒状の本体部1と、把持用のハンドル部2とを備えている。本体部1の先端には、空気吹出し口3が設けられている。本体部1は、ケース1aと、このケース1aに装着されるカバー1bとから構成されている。本体部1の空気吹出し口3と反対側には、キャップ5が着脱自在に装着されている。このキャップ5には、図3にも示すように、本体部1内に空気を導入するための多数の透孔5aと、ハンドル部2を手で把持した状態で親指を受ける窪み9が形成されている。
ハンドル部2は、本体部1の後部(空気吹出し口3と反対側)に設けられている。このハンドル部2には、電源のオン・オフおよび運転モード(HIGH/LOW)の切り替えを行うための主操作ボタン7と、冷風吹出し用の補助操作ボタン8とが設けられている。また、ハンドル部2の下端にはコード用のブッシュ11が連結されており、このブッシュ11から図示しない電源コードが引き出される。本体部1の下面には、掌で把持可能な大きさの隆起部6が一体に設けられている。
図7に示すように、ケース1aは合成樹脂製の分割された一対のケースからなり、各ケース1aに、ハンドル部2の半分が一体に形成されている。図2および図3における符号10は、一対のケース1a(およびハンドル部2)の接合部を表している。図1では図示されていないが、ケース1aに装着されたカバー1bの先端部には、図7に示すようなノズル40が着脱自在に装着される。ノズル40の開口40aは、カバー1bの空気吹出し口3と連通している。
図2に示すように、空気吹出し口3には格子状のグリル20が配設されている。このグリル20は、図7に示すような形状をしている。図5および図6に示すように、グリル20の内側には、格子状のマイナスイオン発生部材21、および格子状の遠赤外線発生部材22が設けられている。これらの部材21、22は、図7〜図9に示すような形状をしている。マイナスイオン発生部材21と、遠赤外線発生部材22については、後で詳細に説明する。
図5および図6に示すように、本体部1には、送風ファン27と、この送風ファン27を駆動するモータ32と、送風ファン27から送り出される風の通路に配置された発熱部25とが内蔵されている。送風ファン27の周囲には整流翼26が設けられ、モータ32の周囲には絶縁板31が設けられ、発熱部25と本体部1(ケース1a)との間には遮熱板24が設けられている。また、ハンドル部2には、主操作ボタン7と連動して回路の開閉を行うスライドスイッチ29が内蔵されている。図5と図6では表れていないが、ハンドル部2には、補助操作ボタン8と連動して回路の開閉を行うマイクロスイッチ30(図7参照)も内蔵されている。
発熱部25は、送風ファン27と空気吹出し口3との間に設けられており、図7に示すように、ヒータプレート25aを備えている。このヒータプレート25aは、直交する4枚のプレートからなり、空気吹出し口3側からみて十字形となっている。ヒータプレート25aには、ニクロム線などからなるヒータ(図示省略)が装備される。
マイナスイオン発生部材21は、発熱部25に対して空気吹出し口3側に配置され、図5に示すように、遠赤外線発生部材22よりも空気吹出し口3側に位置している。図8に示すように、マイナスイオン発生部材21は、縦格子21aおよび横格子21bと、これらの格子21a、21bにより形成される多数の通風孔21c(第1の通風孔)と、凹部からなる位置決め用の係合部21d(第1の係合部)とを有している。このマイナスイオン発生部材21は、マイナスイオンを発生する酸化ジルコニウム等のパウダーを練り込んだ、円盤状のセラミック(第1のセラミック)からなる。本実施形態では、パウダーの含有率は30%であり、後述するようにこの値が最も好ましい。
遠赤外線発生部材22は、発熱部25に対して空気吹出し口3側に配置され、図5に示すように、マイナスイオン発生部材21よりも内側に位置している。図9に示すように、遠赤外線発生部材22は、縦格子22aおよび横格子22bと、これらの格子22a、22bにより形成される多数の通風孔22c(第2の通風孔)と、凹部からなる位置決め用の係合部22d(第2の係合部)とを有している。この遠赤外線発生部材22は、遠赤外線を発生する温光石のような天然鉱石のパウダーを練り込んだ、円盤状のセラミック(第2のセラミック)からなる。この場合も、パウダーの含有率は30%であり、後述するようにこの値が最も好ましい。
図5に示すように、マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22とは、空気吹出し口3の近傍に、互いに近接して設けられている。また、図7、図8および図9に示すように、マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22とは、形状と寸法が同一であり、図5に示すように、1個の共通のホルダー23に保持されている。
ホルダー23は、シリコン等の材質からなり、図7に示すように、円筒状に形成されている。ホルダー23には、マイナスイオン発生部材21の係合部21d(図8)、および遠赤外線発生部材22の係合部22d(図9)と係合する、凸部からなる係合部23a(第2の係合部)が形成されている。ホルダー23に、図5のようにマイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22を装着した際に、係合部21d、22dが係合部23aに係合することによって、マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22とが相互に位置決めされる。
図5に示すように、マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22とは、一定の間隔を置いてホルダー23に保持されている。ホルダー23の外面には溝(図示省略)が形成されており、この溝とケース1aの内面に形成されたリブ(図示省略)とが係合することにより、ホルダー23がケース1aに位置決めされて固定される。なお、ホルダー23の外面にリブを設け、ケース1aの内面に溝を設けてもよい。ホルダー23の外面に設けられる溝またはリブは、第3の係合部に相当し、ケース1aの内面に設けられるリブまたは溝は、第4の係合部に相当する。
マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22を保持したホルダー23がケース1aに固定された状態では、マイナスイオン発生部材21の格子21a、21b(図8)と、遠赤外線発生部材22の格子22a、22b(図9)とが、空気吹出し口3側からみて重なる。また、マイナスイオン発生部材21の各通風孔21c(図8)と、遠赤外線発生部材22の各通風孔22c(図9)とが、空気吹出し口3側からみて一致する。
また、マイナスイオン発生部材21よりも空気吹出し口3側に配置されたグリル20も、図2および図7に示すように格子を有しており、マイナスイオン発生部材21の格子21a、21bと、遠赤外線発生部材22の格子22a、22bと、グリル20の格子とが、空気吹出し口3側からみて重なる。
さらに、発熱部25のヒータプレート25aは、図7に示すように、空気吹出し口3側からみて十字形であり、マイナスイオン発生部材21の格子21a、21bと、遠赤外線発生部材22の格子22a、22bと、グリル20の格子と、ヒータプレート25aとが、空気吹出し口3側からみて重なる。
発熱部25には、遠赤外線を発生する物質の層が形成されている。詳しくは、ヒータプレート25aとヒータ(図示省略)の一方または両方の表面は、遠赤外線発生物質(たとえば温光石)のパウダーによりコーティングされている。また、遮熱板24にも、遠赤外線を発生する物質の層が形成されている。詳しくは、遮熱板24の内面、すなわち発熱部25側の面は、遠赤外線発生物質(たとえば温光石)のパウダーによりコーティングされている。
遮熱板24は、テーパ状の筒体からなり、発熱部25で発生した熱がケース1aに影響しないようにするため、発熱部25を包囲するように設けられる。遮熱板24の前端(空気吹出し口3側の端部)の外径は、ホルダー23の内径とほぼ同じであり、遮熱板24の前端はホルダー23の内面に密着している。また、遮熱板24の後端(空気吹出し口3と反対側の端部)は、整流翼26と隙間無く接合されている。これらの構造により、送風ファン27から送り出される風が、遮熱板24とホルダー23との隙間や、遮熱板24と整流翼26の隙間から漏れるのを防止している。整流翼26とキャップ5との間には、フィルター28が設けられている。
なお、図示は省略しているが、ケース1aの内部の適宜箇所には、サーモスタットが配設されており、ケース内の温度が異常に高温になると、サーモスタットが作動して、ヒータへの通電が自動的に遮断されるようになっている(オートリセット機能)。
次に、ヘアドライヤー100の動作について説明する。主操作ボタン7を操作して電源をオンにすると、発熱部25のヒータに通電が行われ、発熱部25が発熱するとともに、モータ32に通電が行われ、モータ32の作動に伴って送風ファン27が回転する。送風ファン27の回転により、キャップ5の透孔5aを介して外の空気が本体部1内に導入され、導入された空気は送風ファン27によって、空気吹出し口3へ向って送り出される。この過程で、空気は発熱部25で発生した熱によって加熱され、温風となって空気吹出し口3から排出される。
また、発熱部25には、前述のように、遠赤外線を発生する物質がコーティングされているため、ヒータの発熱によって発熱部25から遠赤外線が発生する。また、遮熱板24の内面にも、遠赤外線を発生する物質がコーティングされているため、ヒータの発熱によって遮熱板24から遠赤外線が発生する。さらに、遠赤外線を発生する物質が練り込まれた遠赤外線発生部材22も、ヒータの発熱によって加熱され、遠赤外線を発生する。これらの各遠赤外線は、空気吹出し口3を介して外部へ放出される。
一方、マイナスイオン発生部材21は、遠赤外線発生部材22に近接して配置されているので、遠赤外線発生部材22の加熱によって温度が上昇し、また、空気吹出し口3へ至る温風によっても温度が上昇する。その結果、マイナスイオン発生部材21からマイナスイオンが発生する。発生したマイナスイオンは、温風とともに空気吹出し口3から外部へ放出される。
このようにして、空気吹出し口3からは、温風とともにマイナスイオンが放出され、また、遠赤外線も放出される。マイナスイオンは、頭髪の水分を保持したり、頭髪の静電気を除去したりする働きがあり、遠赤外線は、皮膚の奥深くまで浸透して血行を良くしたり、細胞を活性化したりする働きがある。
上述したヘアドライヤー100によれば、マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22の両方を設けても、各部材21、22に多数の通風孔21c、22cが形成されており、しかも、これらの通風孔21c、22cが空気吹出し口3側からみて一致しているので、送風ファン27から送り出される風は、通風孔21c、22cを通って円滑に流れる。このため、空気吹出し口3から排出される風の量が増加するとともに、ケース1a内の風の流れが良くなって、発熱部25で発生した熱がケース1a内にこもるのが抑制される。このため、ケース1aの内部温度が異常に高温になることはなく、サーモスタットが頻繁に作動しオートリセット機能が働くことでドライヤーが使用不可能になるのを回避することができる。
また、本実施形態では、マイナスイオン発生部材21の格子21a、21bと、遠赤外線発生部材22の格子22a、22bと、グリル20の格子と、ヒータプレート25aとが、空気吹出し口3側からみて共に重なっているので、送風ファン27からの風がこれらの各部によって邪魔される程度を最小限に抑えることができ、風の流れをより良好にすることができる。
また、本実施形態では、マイナスイオン発生部材21が、遠赤外線発生部材22よりも空気吹出し口3側に位置しているので、マイナスイオン発生部材21が遠赤外線発生部材22の内側(空気吹出し口3と反対側)に配置されている場合に比べて、空気吹出し口3から放出されるマイナスイオンの数が増加する。これにより、マイナスイオンによる十分なケア効果を得ることができる。また、電気的手段によってマイナスイオンを発生させる場合は、同時に電磁波も発生し、この電磁波が人体に悪影響を与えるが、本実施形態では、酸化ジルコニウム等のパウダーを練り込んだセラミックを加熱してマイナスイオンを発生させるので、電磁波を抑制することができる。
図10は、空気吹出し口3から放出されるマイナスイオンの数を実測した結果を示している。この実験では、アンデス電気株式会社製の空気イオンカウンター(型式:NT−C101A)を用い、発熱部25のヒータに通電した状態で、空気吹出し口3から20cm、15cm、10cm、5cmの各位置における、空気中のマイナスイオンの数を測定した。グラフの横軸は、ヘアドライヤー100の運転開始からの経過時間を秒単位で表しており、グラフの縦軸は、空気1cc当りのマイナスイオンの数を表している。
図10からわかるように、空気吹出し口3に近いほどマイナスイオンの数は多くなり、空気吹出し口3から離れるほどマイナスイオンの数は少なくなる。図10(d)に示す空気吹出し口3から5cmの位置では、運転開始から約3分後に、約6000個/ccのマイナスイオンが検出された。したがって、空気吹出し口3を頭髪から5cm程度離してドライヤーを運転することにより、多量のマイナスイオンを頭髪に作用させることができ、マイナスイオンによるケア効果が向上する。なお、発熱部25のヒータに通電しない状態で運転した場合は、空気吹出し口3からの距離にかかわらず、マイナスイオンは検出されなかった。
また、本実施形態では、発熱部25と、遮熱板24と、遠赤外線発生部材22の3つの部材から遠赤外線が発生するので、空気吹出し口3から十分な量の遠赤外線を放射することができ、遠赤外線によるケア効果が向上する。
なお、マイナスイオン発生部材21のパウダー含有率と、遠赤外線発生部材22のパウダー含有率に関して、それぞれの含有率を種々変化させて実験を行ったところ、各部材21、22のパウダー含有率を共に30%とした場合に、マイナスイオンと遠赤外線が最も多く放出されることが確認された。各部材21、22のパウダー含有率が30%未満になると、マイナスイオンと遠赤外線の放出量は減少する。一方、各部材21、22のパウダー含有率が30%を超えても、マイナスイオンと遠赤外線の放出量は、パウダー含有率が30%の場合と比べて、ほとんど増加しなかった。
本実施形態では、本体部1の内部における風の流れが良くなるので、送風ファン27の回転数を必要以上に上げなくても、十分な風量を確保することができる。これにより、モータ32の消費電力を低減して、省電力化をはかることができる。
また、本実施形態では、運転モードがLOWの場合、空気吹出し口3から排出される温風の温度は、50℃程度の低温になる。このため、頭髪だけでなく、顔、首筋、腕、胸部、腹部、脚部、足の裏など、身体のさまざまな部位に対して温風を当てることができ、全身に対するケアが可能となる。
また、本実施形態では、マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22とが、共通のホルダー23に保持されるため、両部材21、22をホルダー23に保持させた後、ホルダー23をケース1aに装着することで、両部材21、22がケース1aに取り付けられる。このため、組み立て作業が簡単になる。
また、マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22の係合部21d、22dと、ホルダー23の係合部23aとの係合により、両部材21、22が相互に位置決めされるので、両部材21、22間の位置精度が向上し、通風孔21c、22c間にずれが発生するのを極力なくすことができる。
さらに、マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22とは、図5に示すように、一定間隔を置いて配置されているので、通風孔21c、22c間に微小なずれがあったとしても、このずれにより風の整流効果が妨げられるのを、両部材21、22間の間隙によって緩和することができる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、他にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、前記の実施形態では、マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22をホルダー23に保持させた例を挙げたが、ホルダー23を省略して、両部材21、22を直接ケース1aに取り付けてもよい。
また、前記の実施形態では、マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22の形状を、空気吹出し口3からみて円形としたが、両部材21、22の形状を、空気吹出し口3からみて多角形としてもよい。
また、前記の実施形態では、マイナスイオン発生部材21と遠赤外線発生部材22の形状および寸法が同一であったが、両部材21、22の形状と寸法は異なっていてもよい。
また、前記の実施形態では、空気吹出し口3にグリル20が配設されているが、このグリル20は省略してもよい。
さらに、前記の実施形態では、発熱部25のヒータプレート25aが十字形である例を挙げたが、このヒータプレートは、円筒形などの他の形状であってもよい。
1 本体部
3 空気吹出し口
20 グリル
21 マイナスイオン発生部材
21a、21b 格子
21c 通風孔(第1の通風孔)
21d 係合部(第1の係合部)
22 遠赤外線発生部材
22a、22b 格子
22c 通風孔(第2の通風孔)
22d 係合部(第1の係合部)
23 ホルダー
23a 係合部(第2の係合部)
24 遮熱板
25 発熱部
25a ヒータプレート
27 送風ファン
100 ヘアドライヤー
発熱部25は、送風ファン27と空気吹出し口3との間に設けられており、図7に示すように、ヒータプレート25aを備えている。このヒータプレート25aは、空気吹出し口3側からみて十字形となっている。ヒータプレート25aには、ニクロム線などからなるヒータ(図示省略)が装備される。
本発明の好ましい実施形態によれば、発熱部は、空気吹出し口側からみて十字形のヒータプレートを備えており、マイナスイオン発生部材の格子と、遠赤外線発生部材の格子と、グリルの格子と、ヒータプレートとが、空気吹出し口側からみて重なっている。

Claims (11)

  1. 先端に空気吹出し口を有する本体部と、
    前記本体部に内蔵された送風ファンと、
    前記送風ファンから送り出される風の通路に配置された発熱部と、
    前記発熱部に対して前記空気吹出し口側に配置され、多数の第1の通風孔を有する格子状のマイナスイオン発生部材と、
    前記発熱部に対して前記空気吹出し口側に配置され、多数の第2の通風孔を有する格子状の遠赤外線発生部材と、を備え、
    前記マイナスイオン発生部材と前記遠赤外線発生部材とは、前記空気吹出し口の近傍に、互いに近接して設けられており、
    前記マイナスイオン発生部材は、前記遠赤外線発生部材よりも前記空気吹出し口側に位置している、ことを特徴とするヘアドライヤー。
  2. 請求項1に記載のヘアドライヤーにおいて、
    前記マイナスイオン発生部材は、マイナスイオンを発生する物質のパウダーを含有する第1のセラミックからなり、
    前記遠赤外線発生部材は、遠赤外線を発生する物質のパウダーを含有する第2のセラミックからなる、ことを特徴とするヘアドライヤー。
  3. 請求項2に記載のヘアドライヤーにおいて、
    前記第1のセラミックの前記パウダーの含有率と、前記第2のセラミックの前記パウダーの含有率とは同じ値であって、共に30%またはそれを超える値である、ことを特徴とするヘアドライヤー。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のヘアドライヤーにおいて、
    前記マイナスイオン発生部材と前記遠赤外線発生部材とは、形状および寸法が同一である、ことを特徴とするヘアドライヤー。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のヘアドライヤーにおいて、
    前記発熱部に、遠赤外線を発生する物質の層が形成されている、ことを特徴とするヘアドライヤー。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のヘアドライヤーにおいて、
    前記本体部と前記発熱部との間に介在する遮熱板をさらに備え、
    前記遮熱板の前記発熱部側の面に、遠赤外線を発生する物質の層が形成されている、ことを特徴とするヘアドライヤー。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のヘアドライヤーにおいて、
    前記マイナスイオン発生部材の格子と、前記遠赤外線発生部材の格子とは、前記空気吹出し口側からみて重なっており、
    前記第1の通風孔と第2の通風孔とが、前記空気吹出し口側からみて一致している、ことを特徴とするヘアドライヤー。
  8. 請求項7に記載のヘアドライヤーにおいて、
    前記マイナスイオン発生部材よりも前記空気吹出し口側に配置された格子状のグリルをさらに備え、
    前記マイナスイオン発生部材の格子と、前記遠赤外線発生部材の格子と、前記グリルの格子とが、前記空気吹出し口側からみて重なっている、ことを特徴とするヘアドライヤー。
  9. 請求項8に記載のヘアドライヤーにおいて、
    前記発熱部は、前記空気吹出し口側からみて十字形のヒータプレートを備え、
    前記マイナスイオン発生部材の格子と、前記遠赤外線発生部材の格子と、前記グリッド部材の格子と、前記ヒータプレートとが、前記空気吹出し口側からみて重なっている、ことを特徴とするヘアドライヤー。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のヘアドライヤーにおいて、
    前記マイナスイオン発生部材と前記遠赤外線発生部材とは、共通のホルダーに一定の間隔を置いて保持されている、ことを特徴とするヘアドライヤー。
  11. 請求項10に記載のヘアドライヤーにおいて、
    前記マイナスイオン発生部材および前記遠赤外線発生部材は、位置決め用の第1の係合部をそれぞれ有しており、
    前記ホルダーは、前記第1の係合部が係合する第2の係合部を有している、ことを特徴とするヘアドライヤー。
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