JP2017105088A - 造形装置 - Google Patents

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Kenji Karashima
賢司 辛島
達也 多田
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達也 多田
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Hiroichi Usami
博一 宇佐美
崇 加瀬
Takashi Kase
崇 加瀬
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Satoru Yamanaka
理 山中
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佑士 若林
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Abstract

【課題】材料層の転写性を向上させる。
【解決手段】与えられた画像データに基づき、材料層を形成する画像形成部と、前記画像形成部により形成された前記材料層を搬送する第1の搬送体と、前記第1の搬送体との間に形成されるニップ部で前記第1の搬送体から転写される前記材料層を前記ステージに向けて搬送する第2の搬送体と、前記第1の搬送体から前記第2の搬送体に前記材料層を転写するための電圧を前記ニップ部に印加する電圧印加手段と、を有し、前記第2の搬送体は、導電性を有する基層と、絶縁性を有する表層とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、造形装置に関するものである。
近年、アディティブマニファクチャリング(AM)、3次元プリンタ、ラピッドプロトタイピング(RP)等で呼称される、立体造形技術が注目を集めている(本明細書ではこれらの技術を総称してAM技術と呼ぶ)。AM技術は、立体物の3次元形状データをスライスした形状データを複数生成し、その各スライス形状データを基に造形材料により各レイヤーを形成し、造形材料のレイヤーを順次積層し固着することで、立体物を造形する技術である。主な造形方式として、ASTM(米国試験材料協会)の定義によれば、次のような方式が存在する。それは、液槽光重合(Vat photopolymerization;VP)、材料押出し(Material extrusion;ME):溶融物堆積法(FDM)、シート積層(Sheet lamination;SL)などである。
シート積層タイプのAM技術としては、電子写真式画像形成法を用いた粉末立体造形法が知られている。
一般に、電子写真方式では、各造形材料ごとに各感光体上にそれぞれ画像を形成し、樹脂などの材料からなるベルト上に各画像を順次、転写することで、各造形材料からなる各画像を1枚(1層)の画像に仕上げている。
特許文献2には、感光体上の画像を耐熱性の高い材料からなる誘電性ベルトに転写して積層する方法が記載されている。また、導電基層の表面に誘電層を設けたベルトで、感光体と積層ベルトを兼ねる構成が記載されている。
特許文献1には、柔軟性をもたせるために、基層を金属やポリマーで形成し、表層にテフロン(登録商標)をコートした積層ベルトへ、感光体から画像を転写する構成が記載されている。
米国特許第5088047号明細書 特表平8−511217号公報
積層造形時に、画像を加熱することで、画像を形成する造形材料を溶融状態にして積層を行っていく場合、積層部で用いられるベルトには十分な耐熱性が求められる。
一般に、ベルトは樹脂材料を主原料として作成されており、原料によっては、造形材料を溶融するときの温度に耐えられないことや、瞬間的や短期での使用には問題がなくても、長時間の連続使用において、伸びてしまったりすることが懸念される。
そこで、1層分の画像を形成する画像形成部で用いるベルト(以下、中間転写ベルト)とは別に、積層部で用いるベルト(以下、積層ベルト)を設けることが考えられる。
しかし、そのように中間転写ベルトと積層ベルトを備えた構成とした場合には、中間転写ベルトから積層ベルトへ画像を直接転写する工程が必要となるが、中抵抗材料で形成されている中間転写ベルトから画像を直接転写するのは困難である。例えば、積層ベルトを金属の基層のみで形成した場合、中間転写ベルトとの2次転写部において、放電が発生するおそれがあるため十分な電圧をかけることができず、画像乱れや転写性の低下を引き起
こすことが懸念される。また、積層ベルトをポリマーなどの絶縁性樹脂だけで形成した場合には、絶縁層が厚くなるため、転写性の低下を引き起こすことが懸念される。
本発明は、画像形成部で形成された材料層を搬送する第1の搬送体と、第1の搬送体から転写された材料層をステージに向けて搬送する第2の搬送体を有する造形装置において、第1の搬送体から第2の搬送体への材料層の転写性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
ステージ上に造形材料からなる材料層を積層することによって3次元の立体物を形成する造形装置において、
与えられた画像データに基づき、前記材料層を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により形成された前記材料層を搬送する第1の搬送体と、
前記第1の搬送体との間に形成されるニップ部で前記第1の搬送体から転写される前記材料層を前記ステージに向けて搬送する第2の搬送体と、
前記第1の搬送体から前記第2の搬送体に前記材料層を転写するための電圧を前記ニップ部に印加する電圧印加手段と、
を有し、
前記第2の搬送体は、導電性を有する基層と、絶縁性を有する表層とを備える
ことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成部で形成された材料層を搬送する第1の搬送体と、第1の搬送体から転写された材料層をステージに向けて搬送する第2の搬送体を有する装置において、第1の搬送体から第2の搬送体への材料層の転写性を向上させることが可能となる。
実施例1に係る造形装置の全体構成を模式的に示す図 実施例1の積層ベルトを示す概略断面図 実施例2に係る造形装置の全体構成を模式的に示す図
以下、この発明を実施するための形態を図面を参照して例示的に説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている各部材の寸法、材質、形状、その相対配置など、各種制御の手順、制御パラメータ、目標値などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本発明は、AM技術、すなわち、造形材料を2次元に配置した薄層、もしくはそれを溶融した薄膜を積層することによって3次元の立体物(造形物)を作製する技術を採用した造形装置に関する。
造形材料としては、作製する立体物の用途・機能・目的などに応じてさまざまな材料を選択することができる。本明細書では、造形目的である3次元の立体物を構成する材料を「構造材料」と呼ぶ。以下、構造材料からなる部分を構造体と呼ぶ場合がある。また、積層途中の構造体を支持するためのサポート体(例えばオーバーハング部を下から支える構造)を構成する材料を「サポート材料」と呼ぶ。また両者を特に区別する必要がない場合には、単に「造形材料」という用語を用いる。構造材料としては、例えば、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、ABS、PS(ポリスチレン)など、熱可塑性の樹脂を用いることができる。また、サポート材料としては、構造体からの除去を簡単にするため、熱可塑性と水溶性を有する材料を好ましく用いることができる。サポート材料としては、例えば、糖質、ポリ乳酸(PLA)、PVA(ポリビニルアルコール)、PEG(ポリエチレングリコール)などを例示できる。
また、本明細書では、1層分の画像の形成に用いられるデジタルデータを「スライス形状データ」と呼ぶ。スライス形状データに基づき造形材料で形成される1層分の画像を「材料層」と呼ぶ。この1層分の画像は、複数の画像形成部で形成された画像により構成されるものであり、各画像形成部で形成される画像を「材料画像」と呼ぶ場合がある。また、造形装置を用いて作製しようとする目的の構造体(つまり造形装置に与えられる画像データ(3次元形状データ)が表す物体)を「造形対象物」と呼び、造形装置で作製された(出力された)物体(立体物)を「造形物」と呼ぶ。造形物がサポート体を含む場合において、サポート体を除いた部分である構造体が造形対象物の立体物となる。
<実施例1>
[造形装置の全体構成]
図1を参照して、本発明の実施例1に係る造形装置の全体構成について説明する。図1は、本実施例に係る造形装置の全体構成を模式的に示す図である。
図1に示すように、造形装置1は、概略、制御ユニットU1、画像形成ユニットU2、積層ユニットU3を有して構成される。制御ユニットU1は、造形対象物の3次元形状データから複数層のスライス形状データを生成する処理、造形装置1の各部の制御などを担うユニットである。画像形成ユニットU2は、電子写真プロセスを利用して造形材料からなる材料層を形成するユニットである。そして、積層ユニットU3は、画像形成ユニットU2で形成された複数層の材料層を順に積層し固着することによって、造形物を形成するユニットである。なお、図1に示すユニット構成はあくまでも一例であり、他の構成を採用した造形装置においても本発明を好適に適用することができる。
[制御ユニット]
以下に、制御ユニットU1の構成を説明する。
図1に示すように、制御ユニットU1は、その機能として、3次元形状データ入力部U10、スライス形状データ計算部U11、画像形成ユニット制御部U12、積層ユニット制御部U13などを有する。
3次元形状データ入力部U10は、外部装置(例えばパソコンなど)から造形対象物の3次元形状データを受け付ける機能を有する。3次元形状データとしては、3次元CAD、3次元モデラー、3次元スキャナなどで作成・出力されたデータを用いることができる。そのファイル形式は問わないが、例えば、STL(StereoLithography)ファイル形式を好ましく用いることができる。
スライス形状データ計算部U11は、3次元形状データで表現された造形対象物を所定のピッチでスライスして各層の断面形状を計算し、その断面形状を基に画像形成ユニットU2で画像形成に用いるデータ(スライス形状データ)を生成する機能を有する。さらに、スライス形状データ計算部U11は、3次元形状データ又は上下層のスライス形状データを解析して、オーバーハング部(宙に浮く部分)の有無を判断し、必要に応じてスライス形状データに、サポート体の形成に用いられるデータを含ませる。
画像形成ユニット制御部U12は、スライス形状データ計算部U11で生成されたスライス形状データを基に、画像形成ユニットU2における画像形成プロセスを制御する機能を有する。また、積層ユニット制御部U13は、積層ユニットU3における積層プロセスを制御する機能を有する。
また、図示しないが、制御ユニットU1は、操作部、表示部、記憶部も備える。操作部は、ユーザからの指示を受け付ける機能を有する。例えば、電源のオン/オフ、装置の各種設定、動作指示などの入力が可能である。表示部は、ユーザへの情報提示を行う機能を有する。例えば、各種設定画面、エラーメッセージ、動作状況などの提示が可能である。記憶部は、3次元形状データ、スライス形状データ、各種設定値などを記憶する機能を有
する。
制御ユニットU1は、ハードウエア的には、CPU(中央演算処理装置)、メモリ、補助記憶装置(ハードディスク、フラッシュメモリなど)、入力デバイス、表示デバイス、各種I/Fを具備したコンピュータにより構成することができる。上述した各機能U10〜U13は、補助記憶装置などに格納されたプログラムをCPUが読み込んで実行し、必要なデバイスを制御することで実現されるものである。ただし、上述した機能のうちの一部又は全部をASICやFPGAなどの回路で構成したり、あるいは、クラウドコンピューティングやグリッドコンピューティングなどの技術を利用して他のコンピュータに実行させてもよい。
[画像形成ユニット]
次に、画像形成ユニットU2の構成を説明する。
画像形成ユニットU2は、電子写真プロセスを利用して造形材料からなる材料層を形成するユニットである。電子写真プロセスとは、感光体(像担持体)を帯電し、露光によって感光体上に潜像を形成し、感光体上の潜像部分に現像剤粒子を付着させて、感光体上に現像剤像を形成するという一連のプロセスによって、所望の画像を形成する手法である。造形装置における電子写真プロセスの原理は、複写機等の2Dプリンタで用いられているものと共通する。しかし、造形装置では現像剤として用いられる造形材料の特性がトナー材料とは異なるものを用いるため、2Dプリンタにおけるプロセス制御や部材構造をそのまま利用できない場合も多い。
図1に示すように、画像形成ユニットU2は、第1の画像形成部10a、第2の画像形成部10b、第1の搬送体としての中間転写ベルト11、ベルトクリーニング装置12、第1の転写装置104a、第2の転写装置104bを備えている。画像形成部10aと画像形成部10bは、異なる造形材料を用いて材料画像を形成するための画像形成手段であり、それぞれ感光体、帯電装置、露光装置、現像装置、クリーニング装置を有する。
これらの画像形成部10a,10bは、中間転写ベルト11の表面に沿って並んで配置され、中間転写ベルト11の回転方向(中間転写ベルト表面の移動方向)において、画像形成部10aよりも下流側に画像形成部10bが位置している。
(画像形成部)
画像形成部10a,10bの詳細については、一般的な電子写真方式を使うものとして詳細な説明は省略する。
(転写装置)
転写装置104a,104bは、画像形成部10a,10bで形成された材料画像を中間転写ベルト11の表面上へと転写させる転写手段である。
転写装置104a,104bは、中間転写ベルト11を挟んで、画像形成部10a,10b内部の感光体の反対側に配置されている。そして、感光体上の材料画像の帯電極性と逆極性の電圧が転写装置104a,104bに印加されることで、感光体上の材料画像が静電的に中間転写ベルト11側へと転写される。ここで、感光体から中間転写ベルト11への転写を1次転写とも称す。なお、本実施例ではローラ転写方式を用いているが、コロナ放電を利用した転写方式や、静電転写方式以外の転写方式を用いても構わない。
(中間転写ベルト)
中間転写ベルト11は、各画像形成部10で形成された材料画像が、各画像形成部10から転写される転写体である。画像形成部10aから中間転写ベルト11に構造材料で形成される材料画像が転写された後、それと中間転写ベルト11上の位置を合わせて、画像形成部10aよりも下流側の画像形成部10bからサポート材料で形成される材料画像が転写される。
このことで、中間転写ベルト11の表面上に1枚分(1層分)の材料層が形成される。
中間転写ベルト11は、樹脂、ポリイミドなどの材料からなる体積抵抗率1×10〜1011Ω・cm程度の無端状のベルトであり、図1に示すように、複数のローラ110,111に張架されている。なお、ローラ110,111の他にテンションローラを設け、中間転写ベルト11のテンションを調整できるようにしてもよい。
ローラ111は駆動ローラであり、画像形成時には不図示のモータの駆動力によって中間転写ベルト11を図中反時計周りに回転させる。また、ローラ110は、積層ユニットU3の2次転写対向ローラ31との間で転写ニップ部(以下、2次転写部)Nを形成する中抵抗の弾性層を備えるローラであり、以下、2次転写ローラ110という。ここで、2次転写ローラ110は、第1の部材に相当し、2次転写対向ローラ31は、第2の部材に相当する。
材料層を中間転写ベルト11から積層ベルト30へ転写する場合には、電圧印加手段としての電源13より2次転写ローラ110に、材料層を構成する造形材料の帯電極性と同極性の電圧が印加され、材料層が積層ベルト30上に転写される。
(ベルトクリーニング装置)
ベルトクリーニング装置12は、中間転写ベルト11の表面に残留した造形材料をクリーニングする手段である。本実施例では、中間転写ベルト11に対し当接させたクリーニングブレードによって材料を掻き落とすブレード方式のクリーニング装置を採用するが、ブラシ方式や静電吸着方式など他の方式のクリーニング装置を用いてもよい。
[積層ユニット]
次に、積層ユニットU3の構成を説明する。
積層ユニットU3は、画像形成ユニットU2で形成された材料層を受け取り、これを順に積層し固着することによって、造形物を形成するユニットである。
図1に示すように、積層ユニットU3は、第2の搬送体としての積層ベルト30、2次転写対向ローラ31、ヒータ33、ステージ34を備えている。以下、積層ユニットU3の各部の構成について詳しく説明する。
(積層ベルト)
図2は、本実施例の積層ベルト30を示す概略断面図である。
積層ベルト30は、画像形成ユニットU2で形成された材料層を中間転写ベルト11から受け取り、その材料層を積層位置まで担持搬送する部材である。積層位置とは、材料層の積層(積層途中の造形物への積み上げ)のために、積層途中の造形物の積層面と材料層との接触が行われる位置であり、図1の構成では、積層ベルト30のうちヒータ33とステージ34とで挟まれる部分が、積層位置に該当する。
積層ベルト30は、基層30aが、電気導電性に優れるとともに熱伝導性の比較的高い金属により40〜600μmの厚みで構成され、表層30bが、絶縁性の樹脂材料などにより10〜100μmの厚みで構成された無端状のベルトである。ここで、2次転写部Nでは、基層30aと2次転写ローラ110が、表層30bと中間転写ベルト11を挟んで対向するように構成され、積層ベルト30の表層30bと中間転写ベルト11が接触している。
基層30aは60〜400μmの厚み、表層30bは15〜80μmの厚みであると、より好ましい。また、表層30bの体積抵抗率は、室温で1×1014Ω・cm以上であるとよい。また、基層30aは、ステンレス、ニッケル、銅などで構成され、表層30bは、PTFE、PFA、FEP、ETFE、ポリイミドなどで構成されるとよい。ここで、PTFEは、ポリテトラフルオロエチレンであり、PFAは、テトラフルオロエチレン
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体であり、FEPは、テトラフルオロエチレン ヘキサフルオロプロピレン共重合体である。また、ETFEは、エチレン テトラ
フルオロエチレン共重合体である。
図1に示すように、積層ベルト30は、2次転写対向ローラ31、及び、複数のローラ301,302,303,304に張架されている。ローラ303,304は金属製のローラであり、不図示の構成により接地され、積層ベルト30の導電性の基層30aと接触するように配置されることで、積層ベルト30の基層30aが接地されている。
ローラ301,302のうち少なくともいずれかが駆動ローラであり、不図示のモータの駆動力によって積層ベルト30が図中時計回りに回転される。ローラ303,304は、積層ベルト30のテンションの調整と、積層位置を通過する積層ベルト30の部分(つまり、積層時の材料層)を平らに保つ役割を担うローラ対である。
本実施例の特徴として、積層ベルト30の基層30aを電気伝導性に優れた材料で構成し、この基層30aを電気的に接地している。このことで、2次転写ローラ110に電圧を印加する2次転写部Nの構成において対向電極として積層ベルト30を機能させることができる。さらに、積層ベルト30の表層30bには絶縁層を設けているので、2次転写部Nでの放電の発生や転写性の低下を抑えることができる。
これにより、2次転写部Nにおける中間転写ベルト11から積層ベルト30への材料層の転写を良好に行うことができる。
ここで、積層ベルト30をポリマーなどの絶縁性樹脂だけで形成したと仮定する。このような場合において、積層ベルト表面の材料層をベルト裏面側からヒータで加熱する場合、積層ベルトを介することで熱が伝わりにくくなるため、ヒータを必要以上に高い温度に設定する必要があり、加熱に時間がかかってしまうことが懸念される。
これに対して本実施例の積層ベルト30の基層30aは、耐熱性樹脂などと比較して、高い熱伝導性をもつ材料で形成されているため、裏面側のヒータ33からの熱を効率よく表層30b上にある材料層に伝えることができる。これにより、ヒータ33における過剰加熱や加熱時間の増大を抑制することができる。
なお、金属の熱伝導率が、ステンレスで約25W/m・K、ニッケルで約26W/m・K、銅で約370W/m・Kであるのに対して、絶縁性樹脂の熱伝導率は、ポリイミドで約0.3W/m・K、PEEKで約0.26W/m・Kである。
(2次転写対向ローラ)
2次転写対向ローラ31は、中間転写ベルト11と積層ベルト30との間で2次転写部Nを形成させるためのものである。2次転写対向ローラ31と2次転写ローラ110との間で、中間転写ベルト11と積層ベルト30を挟み込み密着するように構成することで、中間転写ベルト11と積層ベルト30との間に2次転写部Nが形成される。
(ヒータ)
ヒータ33は、積層位置に搬送された材料層の温度を制御する温度制御手段である。ヒータ33としては、例えば、セラミックヒータ、ハロゲンヒータなどを用いることができる。
ここで、温度制御手段としては、加熱するためのヒータだけでなく、放熱ないし冷却により材料層の温度を積極的に低下させる構成をさらに有するものであってもよい。なお、ヒータ33は、その下面(積層ベルト30に対向する側の面)が平面となっており、積層位置を通過する積層ベルト30のガイドと、材料層に均等な圧力を加える押圧部材の役割も兼ねている。
(ステージ)
ステージ34は、造形物が積層される平面台である。ステージ34は、不図示のアクチュエータによって上下方向(積層位置の積層ベルト30のベルト面(ステージ表面(上面)に垂直な方向)に移動可能に構成されている。積層位置まで担持搬送された積層ベルト
30上の材料層をヒータ33との間で挟み込み、加熱、加圧(必要に応じて放熱ないし冷却)を行うことで、積層ベルト30側からステージ34側へと材料層を転写させる。1層目の材料層はステージ34の上に直接転写され、2層目以降の材料層はステージ上の造形物の上に積み上げられていく。このように本実施例では、ヒータ33とステージ34によって、材料層を積層する積層手段が構成される。
(温度調整手段)
加熱手段である加熱ヒータ37a,37bは、積層後に積層ベルト30上に残留した造形材料を除去するために、積層ベルト30上に残留した造形材料の温度を調整するための機構である。
加熱ヒータ37a,37bは、積層ベルト30のうちローラ302と2次転写対向ローラ31の間に張架されたベルト部分を挟み込むように配置されている。そして、加熱ヒータ37a,37bは、積層工程より後の工程として、積層後に積層ベルト30上に残留した造形材料を加熱(ABSの場合には140℃以上に加熱)して溶融する。
(クリーニング手段)
ウエブクリーニング手段51は不織布からなるウエブを有し、積層位置よりも中間転写ベルト11の回転方向下流側で、ウエブにより積層ベルト30表面を擦ることで、積層ベルト30上に残留した造形材料を除去するものである。
ウエブクリーニング手段51は、一対のローラを有し、一対のローラのうち一方のローラにウエブが巻かれ、他方のローラにウエブの一端が固定されており、ウエブが積層ベルト30表面に当接するように配置されている。
そして、積層ベルト30表面との当接部でのウエブの速度が一定になるように、他方のローラを回転させながらウエブを巻き取ることで、積層ベルト30上に残留した造形材料がウエブにより擦り取られ、積層ベルト30表面から除去される。
[造形装置の動作]
次に、本実施例の造形装置の動作について説明する。
ここでは既に制御ユニットU1によるスライス形状データの生成処理は完了しているものとして、各層の材料層を形成するプロセスと、材料層を積層するプロセスを順に説明する。
(画像形成プロセス)
まず、制御ユニットU1により、画像形成部10で静電方式により形成された材料層が、転写装置104aによって中間転写ベルト11上へと1次転写される。それぞれの画像形成部10a,10bで形成された2つの材料画像が中間転写ベルト11上で位置合わせして転写され、構造材料とサポート材料からなる1層分の材料層が形成される。
(積層プロセス)
上記のように材料層の形成動作が行われている間、積層ベルト30と中間転写ベルト11は、接触した状態で、同じ速度で同期回転している。そして、中間転写ベルト11に担持された材料層の前端が2次転写部Nに到達するタイミングに合わせて、制御ユニットU1が2次転写ローラ110に所定の転写電圧を印加し、材料層を積層ベルト30へと転写させる。
積層ベルト30上に転写された材料層は、積層ベルト30の回転により、積層位置まで搬送される。積層ベルト30上の材料層が積層位置に到達するタイミングで、制御ユニットU1は積層ベルト30の回転駆動を停止し、材料層を積層位置に位置決めする。
その後、制御ユニットU1はステージ34を上昇させ(積層ベルト30の表面に近づけ)、ステージ表面(1層目の場合)又はステージ表面上に形成された造形物の上面(2層目以降の場合)を積層ベルト30上の材料層に接触させる。
この状態のまま、制御ユニットU1は、所定の温度制御シーケンスにしたがって、ヒータ33の温度を制御する。具体的には、最初に、第1の目標温度までヒータ33を加熱する第1の温度制御モードを所定時間行って、材料層を構成する造形材料を熱溶融させる。これにより、材料層が軟化し、ステージ表面又は造形中の造形物上面と、シート状の材料層とが密着する。その後、第1の目標温度よりも低い第2の目標温度となるようにヒータ33を制御する第2の温度制御モードを所定時間行い、軟化した材料層を固化させる。第2の温度制御モード終了後、制御ユニットU1はステージ34を下降させる(積層ベルト30から離間させる)。このようにして、1層分の材料層の積層が完了する。
ここで、温度制御シーケンス、目標温度、加熱時間などは、画像形成に用いられる造形材料の特性に応じて設定される。例えば、第1の温度制御モードにおける第1の目標温度は、画像形成に用いられる各造形材料の融点もしくはガラス転移点のうち最も高い温度よりも高い値に設定される。一方、第2の温度制御モードにおける第2の目標温度は、画像形成に用いられる各造形材料の結晶化温度もしくは非晶質材のガラス転移点のうち最も低い温度よりも低い値に設定される。
このような温度制御を行うことにより、異なる熱溶融特性をもつ複数種類の造形材料が混在した材料層の全体を共通の溶融温度領域で熱可塑化(軟化)させた後、共通の固化温度領域で材料層全体を固化させることができる。したがって、複数種類の造形材料が混在した材料層の溶融・固着を安定して行うことが可能になる。
なお、第1の温度制御モード及び第2の温度制御モードにおいては、温度の制御域が広過ぎると、温度制御を安定化させるのに時間がかかり、積層プロセス時間が必要以上にかかってしまう。それゆえ、第1の目標温度の制御域は、画像形成に用いられる各造形材料の融点もしくはガラス転移点のうち最も高い温度を下限温度とし、上限温度は下限温度の+50℃程度に設定するとよい。同じように、第2の目標温度の制御域は、画像形成に用いられる各造形材料の結晶化温度もしくは非晶質材のガラス転移点のうち最も低い温度を上限温度とし、下限温度は上限温度の−50℃程度に設定するとよい。例えば、構造材料としてABS(ガラス転移点:130℃)を用い、サポート材料としてマルトテトラオース(ガラス転移点:156℃)を用いた場合には、次のように設定すればよい。すなわち、第1の目標温度の制御域を下限150℃〜上限190℃とし、第2の目標温度の制御域を下限90℃〜上限130℃にすればよい。
材料層の積層が終了した後は、積層ベルト30上に残留した造形材料を除去するクリーニングプロセスの実行が開始される。
残留造形材料として積層ベルト30上に固着したまま、積層ベルト30とローラ302の接触領域を通過すると、加熱ヒータ37a,37bによって加熱(ABSとマルトテトラオースの場合には160℃以上に加熱)され溶融化される。
続いて、積層ベルト30に当接しているウエブクリーニング手段51によって擦り取られ、積層ベルト30上から残留造形材料が除去される。
クリーニングプロセス終了後、次の材料層を形成するための画像形成プロセスの実行が開始される。
以上述べた画像形成プロセスと積層プロセスを必要回数繰り返すことで、ステージ34上に所望の造形物が形成される。
最後に、ステージ34から、作製した造形物を取り外し、温水などで水溶性のサポート体を除去することで、所望の造形対象物を得ることができる。サポート体を除去した後、造形対象物に対して表面処理や組立などの所定の処理を施すことにより、最終製品を得てもよい。
以上説明したように、本実施例では、積層ベルト30を金属の基層30aと、絶縁性を
有する表層30bの2層構成としている。
このように、基層30aを電気伝導性に優れた材料で構成し、この基層30aを電気的に接地することで、積層ベルト30を2次転写部Nにおける2次転写ローラ110の対向電極として機能させることができる。そして、表層30bを絶縁層とすることで、2次転写部Nでの放電の発生や転写性の低下を抑えることができる。これにより、2次転写部Nにおける材料層の転写を良好に行うことができる。したがって、本実施例によれば、2次転写部Nにおける中間転写ベルト11から積層ベルト30への材料層の転写性を向上させることが可能となる。
また、本実施例では、積層ベルト30の基層30aを金属で形成している。このため、ベルト裏面側のヒータ33からの熱を効率よく表層30b上にある材料層に伝えることができる。これにより、ヒータ33における過剰加熱や加熱時間の増大を抑制することができる。
ここで、本実施例では、積層ベルト30の基層30aを電気的に接地し、2次転写ローラ110に電圧を印加することで、中間転写ベルト11から積層ベルト30へ材料層を転写するものであったが、これに限るものではない。すなわち、中間転写ベルト11から積層ベルト30へ材料層を転写させるための電圧が2次転写部Nに印加されるものであればよく、例えば、2次転写対向ローラ31に電圧を印加し、2次転写ローラ110を電気的に接地するように構成してもよい。また、2次転写ローラ110及び2次転写対向ローラ31にそれぞれ電圧が印加されるものであってもよい。この場合には、2次転写ローラ110と2次転写対向ローラ31との間に、中間転写ベルト11から積層ベルト30へ材料層を転写させるための電位差が形成されるように、それぞれのローラに電圧を印加するとよい。
また、本実施例では、積層ベルト30の基層30aを金属で構成したが、これに限るものではなく、電気伝導性に優れた材料で構成されるものであればよい。また、第1の搬送体、第2の搬送体としてベルト状の部材を用いているが、これに限定されるものではなく、ドラム状の部材を用いても良い。
<実施例2>
図3は、本発明の実施例2に係る造形装置の全体構成を模式的に示す図である。
なお、本実施例においては、積層ユニット以外の構成は実施例1と同じなので、実施例1と異なる構成について説明し、実施例1と同様の構成についての説明は省略する。
上述した実施例1では、2次転写対向ローラ31を2次転写ローラ110に対向当接させて、2次転写部Nを構成していたのに対し、本実施例では2次転写対向ローラ31の代わりに、金属製で接地させたローラ35を設けている。ここで、ローラ35及びローラ301,302,303,304は張架部材に相当する。
ローラ35は、2次転写ローラ110に対向当接しておらず、積層ベルト30のうちローラ35とローラ301で張架された部分が、中間転写ベルト11を挟んで2次転写ローラ110と対向当接して2次転写部Nを構成している。
本実施例では、実施例1と同様に、積層ベルト30の導電性の基層30aが、ローラ35,303,304に接触することで接地状態となり、2次転写ローラ110の対向電極として機能することで、2次転写が行われる構成となっている。
本実施例によれば、実施例1のような2次転写対向ローラ31を必ずしも設ける必要がないため、造形装置における構成設計の自由度を高めることができ、造形装置の小型化を図ることができる。
ここで、本実施例では、ローラ35を設けているが、これに限るものではない。例えば積層ベルト30をローラ301,302,303,304で張架する構成とし、ローラ301,302間で張架された部分が、中間転写ベルト11を挟んで2次転写ローラ110
と対向当接することで2次転写部Nを構成するようにしてもよい。積層ユニットU3による熱の影響が、画像形成ユニットU2に及ばない範囲で、2次転写部Nの位置が設定されるものであればよい。
1…造形装置、10…画像形成部、11…中間転写ベルト、13…電源、30…積層ベルト、30a…基層、30b…表層、34…ステージ、110…2次転写ローラ

Claims (7)

  1. ステージ上に造形材料からなる材料層を積層することによって3次元の立体物を形成する造形装置において、
    与えられた画像データに基づき、前記材料層を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された前記材料層を搬送する第1の搬送体と、
    前記第1の搬送体との間に形成されるニップ部で前記第1の搬送体から転写される前記材料層を前記ステージに向けて搬送する第2の搬送体と、
    前記第1の搬送体から前記第2の搬送体に前記材料層を転写するための電圧を前記ニップ部に印加する電圧印加手段と、
    を有し、
    前記第2の搬送体は、導電性を有する基層と、絶縁性を有する表層とを備える
    ことを特徴とする造形装置。
  2. 前記基層が金属で形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の造形装置。
  3. 前記ニップ部に、前記第1の搬送体を挟んで前記第2の搬送体に対向して配置された第1の部材を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の造形装置。
  4. 前記ニップ部に、前記第1の部材との間で前記第1の搬送体及び前記第2の搬送体を挟むように配置された第2の部材を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の造形装置。
  5. 前記第2の搬送体がベルト状の部材であって、前記第2の搬送体を張架する複数の張架部材を有し、
    前記ニップ部は、前記複数の張架部材のうち隣り合う2つの張架部材の間に張られた前記第2の搬送体と、前記第1の部材との間に設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の造形装置。
  6. 前記電圧印加手段は、前記基層と前記第1の部材との間に電圧を印加する
    ことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の造形装置。
  7. 前記基層は、電気的に接地され、
    前記電圧印加手段は、前記第1の部材に電圧を印加する
    ことを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の造形装置。
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