JP2017105017A - 印刷装置,サーバ,および印刷システム - Google Patents

印刷装置,サーバ,および印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】制限機能を有する印刷装置において,グループの管理者の手間の軽減と,特定のユーザへの使用の偏りの抑制と,の両立を図ることができる技術を提供する。【解決手段】MFPは,ユーザの属性を含む管理テーブルと,ユーザ分残数やグループ分残数を含む使用量テーブルとを記憶する。MFPは,印刷枚数がユーザ分残数とグループ分残数との合計枚数以内の印刷ジョブの印刷を実行するか否かを,ユーザの属性に基づいて判断する。つまり,属性が「1」のユーザの印刷ジョブであれば,MFPは,グループの管理者の許可を求めることなく,印刷を実行する。一方,属性が「2」のユーザの印刷ジョブであり,ユーザ分残数を超える印刷枚数の印刷ジョブであれば,MFPは,グループの管理者の許可を求め,許可する応答を得た場合に,グループ分残数を使用して印刷を実行する。【選択図】図5

Description

本発明は,印刷機能を有する印刷装置,印刷装置と通信可能なサーバ,および印刷装置を有する印刷システムに関する。さらに詳細には,ユーザごとに印刷量を制限する制限機能に関するものである。
従来から,印刷機能を有する印刷装置において,ユーザごとに印刷可能残量を設定し,印刷可能残量を超えた印刷の実行を制限する制限制御が知られている。制限制御に関する文献としては,例えば特許文献1がある。具体的に特許文献1には,印刷枚数を複数の部門ごとに管理し,さらに上位部門と下位部門とが設定された画像形成装置であって,印刷枚数が下位部門の制限枚数に達した場合,上位部門の制限枚数に達していなければ上位部門に印刷の許可を要求し,印刷の許可を得られたことを条件として印刷を継続する技術が開示されている。
特開2006−123290号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題があった。すなわち,個別のユーザ(下位部門のユーザ)が,当該ユーザが属するグループ(上位部門)の印刷可能枚数を利用する場合,グループの管理者の許可が必要となる。そのため,グループの管理者の手間がかかる。一方で,グループの管理者の許可を全く不要とすると,特定のユーザに使用が偏る可能性があり,使用の公平性を欠く。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,制限機能を有する印刷装置において,グループの管理者の手間の軽減と,特定のユーザへの使用の偏りの抑制と,の両立を図ることができる技術を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた印刷装置は,印刷部と,前記印刷部での印刷について,ユーザごとの印刷可能残量と,ユーザが属するグループの印刷可能残量と,ユーザごとの使用属性と,を記憶する記憶部と,印刷要求を受け付ける受付部と,通信部と,制御部と,を備え,前記使用属性には,対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可無しで,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第1属性と,対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可が有れば,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第2属性と,が設定可能であり,前記制御部は,前記受付部を介して印刷要求を受け付けた場合に,前記印刷要求にて要求される印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を超えていない場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量に基づいて,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を減らし,前記印刷要求にて要求される印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を超えておりかつ前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えていない場合は,前記印刷要求を行ったユーザの使用属性を判断し,使用属性が前記第1属性であれば,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量と前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量とに基づいて,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量を減らし,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とし,使用属性が前記第2属性であれば,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの管理者に対して,グループの印刷可能残量を用いた印刷を許可するか否かを問い合わせる使用確認要求を前記通信部を介して送信し,当該使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷が許可された応答を前記通信部を介して受信した場合に,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量と前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量とに基づいて,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量を減らし,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とし,前記印刷要求での要求印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えている場合,あるいは前記使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷が許可された応答を前記通信部を介して受信しなかった場合,前記印刷要求に基づく印刷を実行しない,ことを特徴としている。
本明細書に開示される印刷装置は,ユーザごとの印刷可能残量と,ユーザが属するグループの印刷可能残量と,ユーザごとの使用属性と,を記憶し,使用属性に基づいて,グループの印刷可能残量の使用の可否を判断する。つまり,印刷装置は,ユーザごとの印刷可能残量までの印刷ジョブの印刷を実行する。印刷装置は,ユーザごとの印刷可能残量を超え,ユーザごとの印刷可能残量とユーザが属するグループの印刷可能残量との合計枚数以内の印刷ジョブについては,印刷ジョブのユーザの使用属性によって異なる動作を行う。つまり,第1属性のユーザの印刷ジョブについては,グループの管理者の許可を得ることなく印刷を実行し,第2属性のユーザの印刷ジョブについては,グループの管理者に実行可否を問い合わせる確認要求を送信する。
すなわち,本明細書に開示される印刷装置では,印刷要求を行ったユーザの使用属性によって,そのユーザが属するグループの管理者にグループの印刷可能残量を用いた印刷の許可を問い合わせるユーザと,問い合わせないユーザとを振り分ける。これにより,全てのユーザで管理者に問い合わせる場合と比較して,管理者の手間を軽減できる。また,全てのユーザで管理者への問い合わせを不要とすると,ユーザごとの使用の偏りの抑制が困難になる。印刷装置では,ユーザの使用属性に応じて問い合わせの必要があるユーザが設定可能であることから,問い合わせを必要とするユーザを適宜設定できる。これにより,特定のユーザへの使用の偏りの抑制が期待できる。
また,本明細書には,ユーザごとの印刷可能残量と,ユーザが属するグループの印刷可能残量と,ユーザごとの使用属性と,を記憶する記憶部と,通信部と,制御部と,を備え,前記使用属性には,対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可無しで,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第1属性と,対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可が有れば,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第2属性と,が設定可能であり,前記制御部は,印刷可能か否かの判断を要求する印刷判断要求であって,ユーザおよび印刷量が付加された前記印刷判断要求を,前記通信部を介して印刷装置から受信した場合,前記印刷判断要求に付加された印刷量が,前記印刷判断要求に付加されたユーザの印刷可能残量を超えていない場合は,印刷可能とする応答を,前記通信部を介して前記印刷装置に送信し,前記印刷判断要求に付加された印刷量に基づいて,前記印刷判断要求に付加されたユーザの印刷可能残量を減らし,前記印刷判断要求に付加された印刷量が,前記印刷判断要求に付加されたユーザの印刷可能残量を超えておりかつ前記印刷判断要求に付加されたユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えていない場合は,前記印刷判断要求に付加されたユーザの使用属性を判断し,使用属性が前記第1属性であれば,印刷可能とする応答を,前記通信部を介して前記印刷装置に送信し,前記印刷判断要求に付加された印刷量と前記印刷判断要求を行ったユーザの印刷可能残量とに基づいて,前記印刷判断要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量を減らし,前記印刷判断要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とし,使用属性が前記第2属性であれば,前記印刷判断要求に付加されたユーザが属するグループの管理者に対して,グループの印刷可能残量を用いた印刷を許可するか否かを問い合わせる使用確認要求を前記通信部を介して送信し,当該使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷が許可された応答を前記通信部を介して受信した場合に,印刷可能とする応答を,前記通信部を介して前記印刷装置に送信し,前記印刷判断要求に付加された印刷量と前記印刷判断要求を行ったユーザの印刷可能残量とに基づいて,前記印刷判断要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量を減らし,前記印刷判断要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とし,前記印刷判断要求での要求印刷量が,前記印刷判断要求に付加されたユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えている場合,あるいは前記使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷が許可された応答を前記通信部を介して受信しなかった場合,印刷不可とする応答を,前記通信部を介して前記印刷装置に送信する,サーバが開示されている。
また,本明細書には,印刷装置と,前記印刷装置と通信するサーバと,を有する印刷システムであって,前記印刷装置は,印刷部と,印刷要求を受け付ける受付部と,通信部と,制御部と,を備え,前記サーバは,ユーザごとの印刷可能残量と,ユーザが属するグループの印刷可能残量と,ユーザごとの使用属性と,を記憶する記憶部と,通信部と,制御部と,を備え,前記使用属性には,対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可無しで,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第1属性と,対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可が有れば,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第2属性と,が設定可能であり,前記印刷装置の前記制御部は,前記受付部を介して印刷要求を受け付けた場合に,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と,当該ユーザが属するグループの印刷可能残量と,当該ユーザの使用属性とを,前記印刷装置の前記通信部を介して前記サーバから取得し,前記印刷要求にて要求される印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を超えていない場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量に基づいて,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を減らす減量命令を,前記印刷装置の前記通信部を介して前記サーバに送信し,前記印刷要求にて要求される印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を超えておりかつ前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えていない場合は,前記印刷要求を行ったユーザの使用属性を判断し,使用属性が前記第1属性であれば,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量と前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量とに基づいて,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量を減らし,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とする減量命令を,前記印刷装置の前記通信部を介して前記サーバに送信し,使用属性が前記第2属性であれば,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの管理者に対して,グループの印刷可能残量を用いた印刷を許可するか否かを問い合わせる使用確認要求を前記印刷装置の前記通信部を介して送信し,当該使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷が許可された応答を前記印刷装置の前記通信部を介して受信した場合に,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量と前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量とに基づいて,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量を減らし,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とする減量命令を,前記印刷装置の前記通信部を介して前記サーバに送信し,前記印刷要求での要求印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えている場合,あるいは前記使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷が許可された応答を前記印刷装置の前記通信部を介して受信しなかった場合,前記印刷要求に基づく印刷を実行せず,前記サーバの前記制御部は,前記サーバの前記通信部を介して前記印刷装置から減量要求を受け付けた場合に,受け付けた減量要求に基づいて,ユーザごとの印刷可能残量あるいはユーザが属するグループの印刷可能残量を減らす,印刷システムが開示されている。
また,本明細書には,印刷部と,ユーザごとに,ユーザが印刷可能な印刷量を示す,ユーザの印刷可能残量と,ユーザの使用属性と,を記憶し,グループごとに,グループに属するユーザと,それぞれのグループに属するユーザが共有して印刷可能な印刷量を示す,グループの印刷可能残量と,を記憶する記憶部と,印刷要求を受け付ける受付部と,通信部と,制御部と,を備え,前記使用属性には,対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可無しで,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第1属性と,対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可が有れば,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第2属性と,が設定可能であり,前記制御部は,前記受付部を介して印刷要求を受け付けた場合に,前記印刷要求にて要求される印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を超えていない場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量に基づいて,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を減らし,前記印刷要求にて要求される印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を超えておりかつ前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を越えていない場合は,前記印刷要求を行ったユーザの使用属性を判断し,使用属性が前記第1属性であると判断した場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量から前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を差し引いた残りの実行量を,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量から減らし,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とし,使用属性が前記第2属性であると判断した場合は,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの管理者に対して,グループの印刷可能残量を用いた印刷を許可するか否かを問い合わせる使用確認要求を前記通信部を介して送信し,当該使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷を許可する応答を前記通信部を介して受信した場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量から前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を差し引いた残りの実行量を,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量から減らし,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とし,当該使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷を許可しない応答を前記通信部を介して受信した場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行せず,前記印刷要求での要求印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えている場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行しない,印刷装置が開示されている。
上記印刷装置の機能を実現するための制御方法,コンピュータプログラム,および当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能な記憶媒体も,新規で有用である。
本発明によれば,制限機能を有する印刷装置において,グループの管理者の手間の軽減と,特定のユーザへの使用の偏りの抑制と,の両立を図ることができる技術が実現される。
実施の形態にかかるMFPの概略斜視図である。 MFPの電気的構成を示すブロック図である。 管理テーブルの例を示す説明図である。 使用量テーブルの例を示す説明図である。 印刷処理の手順を示すフローチャートである。 属性判断処理の手順を示すフローチャートである。 属性設定処理の手順を示すフローチャートである。 サーバの電気的構成を示すブロック図である。 印刷判断処理の手順を示すフローチャートである。
以下,本発明にかかる印刷装置を具体化した第1の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,印刷機能を備え,複数のユーザに共用される複合機(MFP:Multi Function Peripheral)に本発明を適用したものである。
本形態のMFP100は,図1に示すように,画像形成部10と,画像読取部20と,操作パネル40と,を備えている。画像形成部10は,シートに画像を印刷するための構成である。画像形成部10の画像形成方式は,電子写真方式であっても,インクジェット方式であってもよい。本形態のMFP100は,カラー画像の形成が可能な装置であっても,モノクロ画像専用の装置であってもよい。また,MFP100は,両面印刷可能な装置であっても,片面印刷のみの装置であってもよい。
画像読取部20は,原稿の画像を読み取るための構成である。読取方式は,CCD方式であってもCIS方式であってもよい。本形態のMFP100は,カラー読み取りが可能な装置であっても,モノクロ読み取りのみの装置であってもよい。また,MFP100は,両面読み取りが可能な装置であっても,片面読み取りのみの装置であってもよい。
MFP100は,給紙トレイ11と,排紙トレイ12と,手差しトレイ13と,を備えている。給紙トレイ11は,印刷用のシートを収容する。排紙トレイ12は,印刷済みのシートを収容する。手差しトレイ13は,手差しによる印刷用のシートの挿入を受け付ける。MFP100は,給紙トレイ11に収容されているシート,または,手差しトレイ13から挿入されたシートに,画像形成部10を用いて印刷し,印刷済みのシートを排紙トレイ12に排紙する。
画像読取部20は,読取対象の原稿を搬送する機能を有するADF(自動原稿搬送装置)22を備える。ADF22は,図1に示すように,MFP100の筐体の上部に設けられ,原稿トレイ24と,原稿排紙トレイ25とを備える。画像読取部20は,原稿トレイ24に置かれた原稿の1枚をADF22に搬送させ,搬送中に原稿の画像を読み取り,読み取り済みの原稿を原稿排紙トレイ25に排紙させる。
画像読取部20のADF22は,図1中の左奥側の一辺を中心に回転可能であり,MFP100に対して開閉自在に設けられている。ADF22の下側には読取ガラスが設けられ,MFP100は,読取ガラスに置かれた原稿を読み取ることもできる。例えば,MFP100は,ADF22の原稿トレイ24にシートの無い状態で読み取りの指示を受け付けると,読取ガラス上の原稿を読み取る。
操作パネル40は,図1に示すように,液晶ディスプレイ41と,ボタン群42とを備える。MFP100は,動作状況等の各種の情報やユーザへのメッセージを操作パネル40の液晶ディスプレイ41に表示させる。液晶ディスプレイ41は,通知部の一例である。MFP100の液晶ディスプレイ41は,入力操作も可能なタッチパネルであってもよい。その場合,MFP100は,各種のボタンを液晶ディスプレイ41に表示させ,押下された位置に基づいて各種の指示を受け付ける。
ボタン群42には,電源ボタン,実行ボタン,キャンセルボタン,テンキー等が設けられている。MFP100は,ボタン群42への操作を受け付けた場合に,そのボタンにて発信される信号を受信することにより,各種の指示入力を受け付ける。
続いて,本形態のMFP100の電気的構成について説明する。MFP100は,図2に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(不揮発性RAM)34とを含むコントローラ30を備えている。また,MFP100は,画像形成部10と,画像読取部20と,ネットワークIF(インターフェース)37と,USBIF38と,操作パネル40と,を備え,これらがコントローラ30に電気的に接続されている。
ROM32には,MFP100を制御するための各種制御プログラムや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは,データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。NVRAM34は,画像データ等のデータや各種設定,ユーザの情報等を記憶する領域として利用される。NVRAM34は,記憶部の一例である。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムに従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,MFP100の各構成要素を制御する。CPU31は,制御部の一例である。なお,コントローラ30が制御部であってもよい。なお,図2中のコントローラ30は,CPU31等,MFP100の制御に利用されるハードウェアを纏めた総称であって,実際にMFP100に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
ネットワークIF37は,ネットワークに接続する外部機器と通信を行うためのハードウェアである。通信方法は,有線であっても無線であってもよい。ネットワークIF37は,受付部および通信部の一例である。USBIF38は,USBメモリ等のフラッシュメモリが接続され,接続されたフラッシュメモリと通信を行うためのハードウェアである。
なお,図2に示すように,ネットワークには,各ユーザが使用する各種のデバイス1,2,3等が接続されている。各デバイスは,パーソナルコンピュータ(PC)であってもよいし,スマートフォン等の携帯機器であってもよい。MFP100は,各ユーザの使用するデバイス1,2,3等と,ネットワークを介して通信可能である。そして,MFP100は,各デバイス1,2,3等のアドレス情報を,当該デバイスを使用するユーザに対応付けて,NVRAM34に記憶している。つまり,MFP100は,ネットワークを介して,各ユーザの印刷ジョブ等の指示情報をデバイス1,2,3等から受信し,各ユーザへのメッセージ等の通知情報をデバイス1,2,3等へ送信する。
続いて,本形態のMFP100にて,ユーザごとの印刷可能な使用量を制限する制御について説明する。制限される使用量は,所定の管理期間内にMFP100にて印刷可能な印刷量であり,例えば,印刷枚数,印刷ページ数,印刷ジョブ数,収容シートの使用枚数,着色材の使用量のうちの1つ以上の量である。以下では,使用量が「印刷枚数」であるとして説明する。例えば,片面印刷でも両面印刷でも1枚の印刷の使用量は「1」であり,手差しシートと収容シートとの区別は行わないとする。なお,制限制御の対象とする量に応じて,使用量は,適宜設定されればよい。
そして,MFP100は,例えば,図3に示すように,ユーザの所属するグループの情報と,ユーザやグループごとの印刷可能量などを記憶する管理テーブル51をNVRAM34に記憶している。管理テーブル51の内容は,MFP100の管理者権限を有するユーザによって編集可能である。つまり,管理者権限を有するユーザは,管理テーブル51に記憶されている枚数や属性の変更,ユーザの追加や削除を行うことができる。
管理テーブル51には,図3に示すように,「グループ名」,「グループの印刷可能枚数」,「ユーザ名」,「ユーザの印刷可能枚数」,「属性」が記憶されている。「グループ名」は,各グループの名称である。グループは,1名以上のユーザをまとめて1つの集団としたものであり,各ユーザはいずれかのグループに所属している。「ユーザ名」は,各ユーザの名称,またはユーザIDであり,所属するグループの「グループ名」に対応付けて記憶されている。
各グループには,グループの管理者が設定されている。グループの管理者は,グループのメンバーであってもよいし,メンバーとは別のユーザであってもよい。MFP100は,各グループに対応付けて,そのグループの管理者名と,管理者の使用するデバイスのアドレス情報を,NVRAM34に記憶している。管理者のアドレス情報は,管理テーブル51の一部として記憶されていてもよいし,別の箇所に記憶されていてもよい。
「ユーザの印刷可能枚数」は,当該ユーザの個人に割り当てられた印刷可能な印刷量の設定値である。また,「グループの印刷可能枚数」は,ユーザの印刷可能枚数とは別に,グループに割り当てられ,グループに属するユーザが共有して印刷可能な印刷量の設定値である。つまり,グループの全体に対して,所属する全てのユーザの印刷可能枚数の合計に加えて,グループの印刷可能枚数の使用が許可されている。
なお,「グループの印刷可能枚数」および「ユーザの印刷可能枚数」は,同じ管理期間内に使用が許可されている印刷枚数である。管理期間は,例えば,1ヶ月である。つまり,MFP100は,例えば,1ヶ月間の印刷枚数の累積値が,管理テーブル51に記憶されている「ユーザの印刷可能枚数」以内であれば,そのユーザによる使用を制限しない。
「属性」は,ユーザごとに設定される使用制限のタイプであり,「1」タイプと「2」タイプとがある。MFP100は,管理期間内にユーザの使用可能枚数を超える枚数の印刷の指示を受け付けた場合,ユーザの属性が「1」タイプであれば,当該ユーザの所属するグループの印刷可能枚数を使用して印刷を実行する。一方,ユーザの属性が「2」タイプであれば,MFP100は,グループの管理者の許可の有無に応じて,当該ユーザの所属するグループの印刷可能枚数を使用しての印刷を実行するか否かを決定する。つまり,,グループの印刷可能枚数の使用には,ユーザの属性に応じた制限がある。グループの印刷可能枚数の使用制限については,後述する。
MFP100は,さらに,例えば,図4に示すように,各ユーザが現在の管理期間中に印刷できる残数を記憶する使用量テーブル52を,NVRAM34に記憶している。使用量テーブル52には,ユーザごとに,「ユーザ名」,「ユーザ分残数」,「グループ分使用枚数」,「グループ分残数」が記憶されている。使用量テーブル52は,各管理期間の当初に初期化される。
「ユーザ名」は,管理テーブル51の「ユーザ名」と共通の情報である。「ユーザ分残数」は,管理期間に割り当てられたユーザの印刷可能枚数のうちの,現時点での未使用分である。「ユーザ分残数」は,管理期間の当初に管理テーブル51の「ユーザの印刷可能枚数」に設定され,当該ユーザによる1枚の印刷実行ごとに1ずつ減算される。各ユーザは,自分の「ユーザ分残数」が0となるまでは,特別に許可を得る必要はなく,印刷可能である。「ユーザ分残数」は,ユーザごとの印刷可能残量の一例である。
「グループ分使用枚数」は,ユーザが所属するグループに割り当てられた印刷可能枚数のうち,ユーザが当該管理期間中に使用した枚数である。「グループ分使用枚数」は,管理期間の当初に0にされ,ユーザが,グループの印刷可能枚数を使用して印刷を実行するたびに,該当するユーザの「グループ分使用枚数」にその印刷枚数が加算される。
「グループ分残数」は,管理期間に割り当てられたグループの印刷可能枚数のうちの,現時点での未使用分である。「グループ分残数」は,管理期間の当初に管理テーブル51の「グループの印刷可能枚数」に設定され,グループに属するユーザがグループの印刷可能枚数を使用して印刷を実行するごとに,印刷枚数分が減算される。「グループ分残数」は,グループの使用可能残量の一例である。
本形態のMFP100は,印刷ジョブを受け付けた場合に,その印刷ジョブの印刷枚数と,印刷ジョブのユーザのユーザ分残数や,ユーザの属するグループのグループ分残数とを比較する。そして,MFP100は,印刷枚数がユーザ分残数以下であれば,印刷ジョブの印刷を実行する。また,MFP100は,印刷枚数が,ユーザ分残数とグループ分残数との合計枚数を超えていれば,印刷ジョブの印刷を実行しない。
MFP100は,印刷枚数が,ユーザ分残数を超え,かつ,ユーザ分残数とグループ分残数との合計枚数以下であれば,印刷ジョブのユーザの属性を読み出す。そして,ユーザの属性が「1」であれば,印刷ジョブの印刷を実行する。一方,ユーザの属性が「2」であれば,ユーザの属するグループの管理者の使用するデバイスに,印刷を許可するか否かの問い合わせを含む使用確認要求を送信する。
管理者は,使用するデバイスにて使用確認要求を受け取り,そのデバイスへの操作によって,要求への応答を行う。そして,管理者の使用するデバイスは,管理者の操作に応じて,応答情報を含む信号をMFP100に送信する。MFP100は,管理者の使用するデバイスからの信号を受信し,応答情報を取得する。取得した情報が印刷の許可であれば,MFP100は,印刷ジョブの印刷を実行する。取得した情報が印刷の不可であれば,MFP100は,印刷ジョブの印刷を実行しない。管理者は,ユーザの属性が「2」のユーザの印刷に関してのみ問い合わせを受けるので,全てのユーザについて問い合わせを受ける場合に比較して,問い合わせを受ける回数は少ない。
例えば,図3に示した管理テーブル51と,図4に示した使用量テーブル52との例において,グループ「IP001」の管理者の使用するデバイスをデバイス1,ユーザAの使用するデバイスをデバイス2とする。MFP100は,デバイス2から印刷ジョブを受信した場合,その印刷枚数が50枚以内であれば,印刷ジョブの印刷を実行し,使用量テーブル52のユーザ分残数を50枚から印刷枚数を減じた数に変更する。一方,印刷枚数が451枚以上であれば,印刷ジョブの印刷を実行しない。
また,印刷枚数が51枚以上450枚以下であれば,MFP100は,デバイス1へ印刷可否を問い合わせる使用確認要求を送信する。そして,MFP100は,デバイス1から印刷許可の応答を受信した場合,印刷ジョブの印刷を実行する。さらに,使用量テーブル52のユーザ分残数を0枚とし,グループ分使用枚数を印刷枚数から50枚を減じた数とし,グループ分残数を450枚から印刷枚数を減じた数に変更する。また,印刷枚数が51枚以上450枚以下であって,デバイス1から印刷不許可の応答を受信した場合,印刷ジョブの印刷を実行しない。
続いて,MFP100にて,上述した印刷制限動作を実現するための印刷処理の手順について,図5のフローチャートを参照して説明する。この印刷処理は,MFP100にて,印刷ジョブを受け付けたことを契機に,CPU31にて実行される。
この印刷処理では,CPU31は,まず,受け付けた印刷ジョブの基本情報等に基づいて,印刷ジョブのユーザの情報を取得する(S101)。印刷ジョブの受信は,印刷要求の受け付けの一例である。そして,CPU31は,受け付けた印刷ジョブの印刷枚数を取得する(S103)。
MFP100は,印刷ジョブを,例えば,ユーザの使用するデバイスから,ネットワークIF37を介して受信する。MFP100は,印刷ジョブの送信元のデバイスの情報に基づいて,印刷ジョブのユーザの情報を取得する。MFP100は,印刷指示を操作パネル40への操作によっても受け付ける。MFP100は,印刷指示を受け付ける前にログインを要求する。MFP100は,例えば,ユーザIDとパスワードとの入力を受け付け,ユーザ認証を行う。ユーザ認証に成功した後,例えば,コピー等の印刷指示を受け付けた場合,MFP100は,その印刷ジョブのユーザ情報をログインしているユーザのユーザ情報に基づいて取得する。
次に,CPU31は,NVRAM34から管理テーブル51と使用量テーブル52とを読み出す(S105)。そして,CPU31は,S101にて取得したユーザに対応付けて記憶されているユーザ分残数と,S103にて取得した印刷ジョブの印刷枚数とを比較し,印刷枚数がユーザ分残数以下であるか否かを判断する(S107)。
印刷枚数がユーザ分残数以下であると判断した場合(S107:YES),CPU31は,画像形成部10に,受け付けた印刷ジョブの印刷を実行させる(S108)。そして,CPU31は,使用量テーブル52を更新する(S109)。具体的には,CPU31は,使用量テーブル52のユーザ分残数を,記憶されていた前回値から今回の印刷枚数を減じた枚数に変更する。
一方,印刷枚数がユーザ分残数より多いと判断した場合(S107:NO),CPU31は,印刷枚数が,ユーザ分残数とグループ分残数との合計枚数以下であるか否かを判断する(S113)。そして,印刷枚数が,ユーザ分残数とグループ分残数との合計枚数以下であると判断した場合(S113:YES),CPU31は,属性判断処理を実行する(S115)。属性判断処理は,ユーザの属性に応じて,印刷ジョブの印刷を実行するか否かを判断する処理である。
属性判断処理の手順について,図6のフローチャートを参照して説明する。属性判断処理では,CPU31は,まず,管理テーブル51に基づいて,印刷を要求しているユーザの属性が「1」であるか否かを判断する(S201)。
ユーザの属性が「1」であると判断した場合(S201:YES),CPU31は,ユーザの属性を「2」に設定するか否かを判断する属性設定処理を実行する(S202)。属性設定処理は,設定されているユーザ分の印刷可能枚数を使い切るまでの期間が短いユーザの属性を「2」に設定する処理である。
次に,属性設定処理の手順を,図7のフローチャートを参照して説明する。属性設定処理では,CPU31は,まず,印刷を要求しているユーザの現在のユーザ分残数が0であるか否かを判断する(S301)。そして,現在のユーザ分残数が0であると判断した場合(S301:YES),CPU31は,属性設定処理を終了する。CPU31は,既に残数が0となっているユーザについては,属性設定処理による設定を行わない。
一方,現在のユーザ分残数が0ではない場合には,今回の印刷ジョブの実行により,ユーザ分残数が0となるユーザである。現在のユーザ分残数が0ではないと判断した場合(S301:NO),CPU31は,管理期間の開始からの経過時間が,所定の閾値時間より短いか否かを判断する(S303)。そして,経過時間が閾値時間以上であると判断した場合(S303:NO),CPU31は,属性設定処理を終了する。ユーザ分残数を使い切るまでの期間の長いユーザについては,特に監視の必要はなく,属性を変更する必要はない。
一方,管理期間の開始からユーザ分の印刷可能枚数を使い切るまでの時間が短いユーザについては,無駄な印刷が多い要注意ユーザである可能性がある。そこで,経過時間が閾値時間より短いと判断した場合(S303:YES),CPU31は,当該ユーザの所属するグループの管理者に,属性の設定を行うか否かを問い合わせる(S305)。
具体的に,MFP100は,グループの管理者が使用するデバイスへ,当該ユーザの属性を「2」に設定するか否かの問い合わせである設定確認要求を含むコマンドを送信する。このとき,MFP100は,設定確認要求とともにユーザ名,今回の印刷ジョブ名,グループ分残数等も送信するとよい。設定確認要求を受信したデバイスは,受信した情報を表示し,管理者による指示入力を受け付ける。管理者は,表示された情報に基づいて,ユーザの属性を「2」に設定するか否かを決定して,デバイスに応答を入力する。デバイスは,入力された応答を含むコマンドをMFP100に送信する。
MFP100のCPU31は,管理者からの応答を受信したか否かを判断する(S306)。受信していないと判断した場合(S306:NO),CPU31は,タイムアウトとなったか否かを判断する(S307)。タイムアウトではないと判断した場合(S307:NO),CPU31は,S306に戻って,管理者からの応答の受信を待つ。
そして,管理者からの応答を受信した場合(S306:YES),CPU31は,応答の内容が設定の許可であるか否かを判断する(S308)。そして,設定の許可であると判断した場合(S308:YES),または,タイムアウトとなったと判断した場合(S307:YES),CPU31は,当該ユーザの属性を「2」に設定し(S310),属性設定処理を終了する。一方,応答の内容が,設定の不許可であると判断した場合(S308:NO),CPU31は,属性を変更せずに属性設定処理を終了する。
つまり,現在の属性が「1」であって,ユーザの印刷可能枚数を短期間に使い切ったユーザについては,管理者の許可を得て,属性を「2」に設定する。ユーザ個別の印刷可能枚数を早期に使い切ったユーザは,浪費している傾向にあり,グループの印刷可能枚数を用いた印刷を行うにあたってグループの管理者の許可が必要とする方が好ましい。
そして,ユーザの印刷状況に応じて,管理者は,属性を変更するか否かの問い合わせである設定確認要求を受ける。この時点で,管理者は,ユーザの属性の変更を行うか否かを選択できる。例えば,ユーザによっては普段の印刷量が少ないものの一時的に印刷量が多くなることもあり,自動的に設定してしまうと,そのようなユーザの属性も「2」となってしまう。そのため,属性を「2」に設定する際には,管理者に事前に問い合わせる方が好ましい。設定確認要求は,印刷の許可要求のような印刷の度に要求されるものではないため,設定確認要求によって管理者の手間が著しく増える可能性は低い。
なお,管理者が新規のユーザを管理テーブル51に登録する際に,ユーザの属性として初期値が設定される。ユーザの属性の初期値は,例えば,「1」である。本形態のMFP100では,属性設定処理を有することで,浪費している傾向にあるユーザの属性が自動的に「2」に設定される。そこで,各ユーザの属性の初期値を「1」に設定することで,浪費傾向にあるユーザか否かによって属性が好適に振り分けられる。つまり,管理者は,予め各ユーザの印刷傾向を正確に予測する必要はなく,使用状況に応じて柔軟に対応できるので,管理者の手間をより軽減できる。
図6の属性判断処理に戻り,S202の属性設定処理の後,受信した印刷ジョブの印刷を許可すると決定して(S210),属性判断処理を終了する。印刷ジョブを受信した時点でのユーザの属性は「1」であったので,今回の印刷ジョブの印刷については,管理者の許可を必要としない。CPU31は,管理者への問い合わせを行うことなく,グループ分の印刷可能枚数を使用して印刷を実行すると決定する。
一方,ユーザの属性が「1」ではないと判断した場合(S201:NO),CPU31は,印刷ジョブのユーザが属するグループの管理者に対して,グループ分の印刷可能枚数を使用して今回の印刷ジョブを印刷することを,許可するか否かを問い合わせる(S204)。例えば,CPU31は,ネットワークIF37を介して,グループの管理者が使用するデバイスへ,使用確認要求を含むコマンドを送信させる。このとき,CPU31は,使用確認要求とともにユーザ名,印刷枚数,ユーザ分残数,グループ分残数等の情報も送信させるとよい。
そして,CPU31は,管理者からの応答を受信したか否かを判断する(S205)。受信していないと判断した場合(S205:NO),CPU31は,使用確認要求の送信からの経過時間が所定のタイムアウト時間を超え,タイムアウトとなったか否かを判断する(S206)。タイムアウトではないと判断した場合(S206:NO),CPU31は,S205に戻って,管理者からの応答の受信を待つ。
管理者からの応答を受信した場合(S205:YES),CPU31は,応答の内容が印刷の許可であるか否かを判断する(S207)。そして,応答の内容が印刷の許可であると判断した場合(S207:YES),CPU31は,受信した印刷ジョブの印刷を許可すると決定して(S210),属性判断処理を終了する。
一方,タイムアウトとなったと判断した場合(S206:YES),または,管理者の応答の内容が印刷の不許可であると判断した場合(S207:NO),CPU31は,受信した印刷ジョブの印刷を許可しないと決定して(S213),属性判断処理を終了する。CPU31は,使用確認要求を送信してからの経過時間が所定のタイムアウト時間を超えても応答がない場合,許可されていないと判断する。なお,管理者の許可が得られなかったことを,印刷ジョブのユーザに通知してもよい。
図5の印刷処理の説明に戻り,CPU31は,S115の属性判断処理にて印刷を許可すると決定したか否かを判断する(S116)。そして,印刷を許可すると決定したと判断した場合(S116:YES),CPU31は,画像形成部10に,受け付けた印刷ジョブの印刷を実行させる(S108)。そして,CPU31は,使用量テーブル52を更新する(S109)。具体的には,CPU31は,印刷枚数からユーザ分残数を減算して,減算の結果を,当該ユーザのグループ分使用枚数に加算するとともに,当該ユーザのグループのグループ分残数から減算する。さらに,当該ユーザのユーザ分残数を0とする。
一方,S115の属性判断処理にて,印刷を許可しないと決定したと判断した場合(S116:NO),または,印刷枚数がユーザ分残数とグループ分残数との合計枚数より多いと判断した場合(S113:NO),CPU31は,印刷不可を通知する(S117)。さらに,CPU31は,S109の後,または,S117の後,残数を通知して(S110),印刷処理を終了する。CPU31は,最新のユーザ分残数とグループ分残数とを,MFP100の液晶ディスプレイ41への表示,印刷ジョブのユーザの使用するデバイスへの送信,音声メッセージなどによって,通知させる。
S110では,ユーザ個別の残数とグループ分の残数との両方を通知するので,ユーザは,通知時点での最大の印刷可能残量を把握できる。通知のタイミングは,印刷完了時に限らず,例えば,ログイン期間中に繰り返して通知してもよいし,ユーザによる通知指示を受け付けた時点で通知してもよい。
なお,ユーザの属性の設定の判断は,前述したような,ユーザの印刷可能枚数を使い切るまでの期間の長さによるものに限らない。例えば,所定の期間内のグループ分使用枚数によってもよい。所定の期間は,管理期間より短い期間であり,例えば,1週間である。
例えば,MFP100は,ユーザが個人の印刷可能枚数を使い切った時点から1週間が経過した後における,使用量テーブル52のグループ分使用枚数が所定の閾値枚数より多いか否かを判断する。閾値枚数は,閾値印刷量の一例である。そして,グループ分使用枚数が所定の閾値枚数より多いと判断した場合には,当該ユーザの属性を「2」に変更する。グループ分使用枚数の多いユーザは,以後,グループの印刷可能枚数を使用する場合には,管理者の許可が必要となる。この場合も,属性の設定に先立って,グループの管理者に設定確認要求を送信し,応答を得るとよい。
所定の期間内においてグループの印刷可能枚数を使用した印刷枚数が多いユーザは,浪費している傾向にあり,グループの印刷可能枚数を用いた印刷を行うにあたってグループの管理者の許可が必要とする方が好ましい。なお,所定の期間や閾値枚数は,ユーザごとに異なる値としてもよい。
以上,詳細に説明したように,第1の形態のMFP100は,管理テーブル51にて,ユーザごとの印刷可能枚数,ユーザが属するグループの印刷可能枚数,ユーザごとの属性等を記憶している。また,使用量テーブル52にて,ユーザ分残数,グループ分残数等を記憶している。そして,MFP100は,受け付けた印刷ジョブの印刷枚数が,印刷ジョブのユーザのユーザ分残数以内であれば,印刷を実行する。また,MFP100は,受け付けた印刷ジョブの印刷枚数が,印刷ジョブのユーザのユーザ分残数を超え,ユーザ分残数とユーザが属するグループのグループ分残数との合計枚数以内であれば,ユーザごとの属性に基づいて,グループ分残数の使用の可否を判断する。具体的に,MFP100は,ユーザの属性が「1」であれば,グループの管理者の許可無しで,印刷を実行する。一方,ユーザの属性が「2」であれば,グループの管理者の許可を求め,許可が得られた場合に印刷を実行する。また,MFP100は,印刷ジョブの印刷枚数が,ユーザ分残数とユーザが属するグループのグループ分残数との合計枚数を超える場合には,印刷を実行しない。つまり,グループの印刷可能枚数を使用する際に,管理者の承認を必要とするユーザと必要としないユーザとを設け,ユーザごとの属性によって判断している。従って,全てのユーザについて管理者の承認を必要とする場合に比較して,管理者の手間は少ない。また,全てのユーザが自由にグループの印刷可能枚数を使用できる場合と比較して,特定のユーザへの使用の偏りの抑制が期待できる。
続いて,本発明にかかるサーバを具体化した第2の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,印刷機能を備える複数の装置とネットワークを介して接続され,複数のユーザに共用されるサーバに本発明を適用したものである。
本形態のサーバ200は,図8に示すように,CPU231と,ROM232と,RAM233と,HDD234とを備えている。また,サーバ200は,ネットワークIF237,ディスプレイ241,操作部242を備え,CPU231等と電気的に接続されている。本形態のサーバ200は,ネットワークIF237を介して,ネットワークに接続されている。
そして,ネットワークには,印刷機能を備える複数の装置(MFP101,102,103等)が,接続されている。印刷機能を備える装置は,MFPに限らず,プリンタやコピー機であってもよい。さらに,ネットワークには,各ユーザが使用する各種のデバイス1,2,3等も接続されている。デバイス1,2,3等は,第1の形態にて説明したものと同様のものである。MFP101,102,103等は,ネットワークを介して,デバイス1,2,3等から印刷ジョブを受け付ける。
本形態では,MFP101,102,103等は,第1の形態のMFP100とは異なり,前述した印刷処理,属性判断処理,属性設定処理を実行しない。また,MFP101,102,103等は,管理テーブル51や使用量テーブル52を記憶していない。MFP101,102,103等は,印刷ジョブを受け付けると,その印刷が可能か否かの判断を要求する印刷判断要求をサーバ200に送信する。
そして,MFP101,102,103等は,印刷可能であるとの応答をサーバ200から受信したら,受け付けた印刷ジョブに基づく印刷を実行する。一方,MFP101,102,103等は,印刷不可であるとの応答をサーバ200から受信したら,受け付けた印刷ジョブに基づく印刷を実行しない。印刷不可である場合,MFP101,102,103等は,受け付けた印刷ジョブの送信元のデバイスへ印刷不可である旨の通知を送信するとよい。
一方,本形態のサーバ200のHDD234には,第1の形態にて説明したものと同様の,管理テーブル51や使用量テーブル52が記憶されている。ただし,本形態では,印刷枚数は,複数のMFP等のそれぞれでの印刷枚数の合計枚数である。そして,本形態では,サーバ200にて,印刷可能枚数の管理が行われる。つまり,本形態のサーバ200は,接続されている複数のMFP等から印刷判断要求を受信したら,記憶している管理テーブル51や使用量テーブル52に基づいて,第1の形態のMFP100と同様に,印刷を実行させるか否かの判断を行う。そして,判断の結果を,印刷判断要求を送信したMFP等に送信する。
続いて,サーバ200にて,上述した印刷判断動作を実現するための印刷判断処理の手順について,図9のフローチャートを参照して説明する。この印刷判断処理は,MFP等から印刷判断要求の送信を受け付けたことを契機に,サーバ200のCPU231にて実行される。印刷判断処理は,印刷の可否の判断をMFP等からの印刷判断要求の受信に基づいて実行する点,および,判断結果をMFP等に送信する点で,図5の印刷処理と異なる。印刷処理と同じ処理については,同じ符号を付して説明を省略する。
印刷判断処理では,CPU231は,受信した印刷判断要求に付加された情報に基づいて,ユーザの情報と,印刷枚数とを取得する(S401)。MFP等は,印刷判断要求とともに,印刷ジョブを送信したユーザの情報と,印刷枚数とをサーバ200へ送信する。
次に,CPU231は,HDD234から管理テーブル51と使用量テーブル52とを読み出す(S405)。そして,CPU231は,S401にて取得したユーザに対応付けて記憶されているユーザ分残数と,S401にて取得した印刷枚数とを比較し,印刷枚数がユーザ分残数以下であるか否かを判断する(S107)。
印刷枚数がユーザ分残数以下であると判断した場合(S107:YES),CPU231は,印刷可能とする応答を,MFP等に送信する(S408)。そして,CPU231は,使用量テーブル52を更新して(S109),印刷判断処理を終了する。
一方,印刷枚数が,ユーザ分残数より多いと判断した場合(S107:NO),CPU231は,印刷枚数が,ユーザ分残数とグループ分残数との合計枚数以下であるか否かを判断する(S113)。そして,印刷枚数が,ユーザ分残数とグループ分残数との合計枚数以下であると判断した場合(S113:YES),CPU231は,属性判断処理を実行する(S115)。属性判断処理は,図6のフローチャートにて説明した処理である。
そして,CPU231は,S115の属性判断処理にて印刷を許可すると決定したか否かを判断する(S116)。印刷を許可すると決定したと判断した場合(S116:YES),CPU231は,印刷可能とする応答を,MFP等に送信する(S408)。そして,CPU231は,使用量テーブル52を更新して(S109),印刷判断処理を終了する。
また,S115の属性判断処理にて印刷を許可しないと決定したと判断した場合(S116:NO),または,印刷枚数がユーザ分残数とグループ分残数との合計枚数より多いと判断した場合(S113:NO)には,CPU231は,印刷不可とする応答を,MFP等に送信して(S416),印刷判断処理を終了する。なお,S109の後,または,S416の後,印刷判断処理の終了の前に,ユーザ分残数とグループ分残数とをMFP等に送信して,MFP等の操作パネルなどに表示させてもよい。
以上,詳細に説明したように,第2の形態のサーバ200によれば,第1の形態と同様に,ユーザごとに属性を設定し,グループの印刷可能枚数を使用する際に,管理者の承認を必要とするユーザと必要としないユーザとを設けている。従って,全てのユーザについて管理者の承認を必要とする場合に比較して,管理者の手間は少ない。また,全てのユーザが自由にグループの印刷可能枚数を使用できる場合と比較して,特定のユーザへの使用の偏りの抑制が期待できる。特に,各ユーザが複数のMFP等を使用できる環境にて,ユーザごとの使用制限を行う場合には,本形態のサーバ200によれば,各装置での印刷枚数を合算できるので好ましい。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,印刷装置は,プリンタに限らず,複写機,複合機,FAX装置など,印刷機能を備える装置であれば適用可能である。また,サーバは,専用装置でもよいし,印刷装置のうちの1台が兼用されてもよいし,デバイスのうちの1台が兼用されてもよい。
また,例えば,属性は2種類に限らず,3種類以上有ってもよい。例えば,グループの印刷可能枚数を使用することができないユーザを示す第3の属性があってもよい。この場合,第3の属性のユーザは,ユーザ分残数が無くなったら,それ以上印刷できない。
また,例えば,ユーザ分残数とグループ分使用枚数とを記憶する代わりに,ユーザの印刷済み枚数を記憶してもよい。その場合,ユーザの印刷可能枚数やグループの印刷可能枚数と,ユーザの印刷済み枚数との差から,ユーザ分残数とグループ分使用枚数とが算出される。この場合,ユーザの印刷済み枚数がユーザの印刷可能枚数以下であれば,ユーザの印刷可能枚数からユーザの印刷済み枚数を減じた枚数が,ユーザごとの印刷可能残量の一例である。また,ユーザの印刷済み枚数がユーザの印刷可能枚数より多い場合には,ユーザの印刷済み枚数からユーザの印刷可能枚数を減じた枚数が,グループ分使用枚数であり,グループの印刷可能枚数とグループ分使用枚数との差が,グループの使用可能残量の一例である。つまり,印刷可能残量は,印刷の実行が可能な印刷量の残量であり,直接対応する量を記憶する代わりに実際に使用した量を記憶して,印刷可能な全量から減算して算出してもよい。
また,例えば,実施の形態では,自動的に属性の変更を行うとしたが,手動設定としてもよい。つまり,属性設定処理は無くてもよい。また,属性設定処理では,属性の変更時に管理者に問い合わせるとしたが,問い合わせなくてもよい。また,実際に属性を変更するタイミングは,印刷ジョブの印刷を完了した後としてもよい。
また,第1の形態では,管理テーブル51と使用量テーブル52とをMFP100が記憶し,さらにMFP100にて印刷の可否を判断している。また,第2の形態では,管理テーブル51と使用量テーブル52とをサーバ200が記憶し,さらにサーバ200にて印刷の可否を判断している。これらに代えて,記憶と判断とを別の装置で行うシステムとしてもよい。例えば,管理テーブル51と使用量テーブル52とをサーバ200が記憶し,MFP100が,サーバ200から各テーブルの情報を受信して,自身で印刷の可否を判断するとしてもよい。また,管理テーブル51と使用量テーブル52とは,まとめて1つのデータベースとしてもよい。
また,印刷ジョブの印刷枚数が,ユーザ分残数とグループ分残数との合計枚数を超えている場合,印刷ジョブに基づく印刷を完了させなければよい。具体的に,印刷を行わない構成に限らず,例えば,ユーザ分残数の印刷のみを行う構成であってもよい。
また,本形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
10 画像形成部
31,231 CPU
34 NVRAM
37,237 ネットワークIF
41 液晶ディスプレイ
100 プリンタ
200 サーバ
234 HDD

Claims (9)

  1. 印刷部と,
    前記印刷部での印刷について,ユーザごとの印刷可能残量と,ユーザが属するグループの印刷可能残量と,ユーザごとの使用属性と,を記憶する記憶部と,
    印刷要求を受け付ける受付部と,
    通信部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記使用属性には,
    対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可無しで,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第1属性と,
    対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可が有れば,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第2属性と,
    が設定可能であり,
    前記制御部は,
    前記受付部を介して印刷要求を受け付けた場合に,
    前記印刷要求にて要求される印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を超えていない場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量に基づいて,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を減らし,
    前記印刷要求にて要求される印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を超えておりかつ前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えていない場合は,前記印刷要求を行ったユーザの使用属性を判断し,
    使用属性が前記第1属性であれば,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量と前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量とに基づいて,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量を減らし,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とし,
    使用属性が前記第2属性であれば,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの管理者に対して,グループの印刷可能残量を用いた印刷を許可するか否かを問い合わせる使用確認要求を前記通信部を介して送信し,当該使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷が許可された応答を前記通信部を介して受信した場合に,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量と前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量とに基づいて,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量を減らし,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とし,
    前記印刷要求での要求印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えている場合,あるいは前記使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷が許可された応答を前記通信部を介して受信しなかった場合,前記印刷要求に基づく印刷を実行しない,
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載する印刷装置において,
    前記制御部は,
    ユーザごとに,所定の期間内にグループの印刷可能残量を用いて印刷を行った印刷量を,前記記憶部に記憶し,
    前記記憶部に記憶された印刷量が閾値印刷量よりも多いユーザの使用属性を,前記第2属性に設定する,
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1に記載する印刷装置において,
    前記制御部は,
    ユーザごとに,ユーザごとに割り当てられた印刷可能残量が0になるまでにかかる時間が閾値時間よりも短いユーザの使用属性を,前記第2属性に設定する,
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載する印刷装置において,
    前記制御部は,
    前記使用属性の初期値を,前記第1属性に設定する,
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    前記制御部は,
    使用属性を前記第2属性に設定する条件を満たし,かつ設定対象となるユーザの使用属性に前記第2属性以外の属性が記憶されている場合,当該設定対象となるユーザが属するグループの管理者に対して,使用属性の設定を許可するか否かを問い合わせる設定確認要求を前記通信部を介して送信し,当該設定確認要求に応じて設定が許可された応答を前記通信部を介して受信した場合に,当該設定対象となるユーザの使用属性を前記第2属性に設定する,
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    通知部を備え,
    前記制御部は,
    印刷要求を行うことが可能なユーザの印刷可能残量と,当該ユーザが属するグループの印刷可能残量と,を前記通知部に通知させる,
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. ユーザごとの印刷可能残量と,ユーザが属するグループの印刷可能残量と,ユーザごとの使用属性と,を記憶する記憶部と,
    通信部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記使用属性には,
    対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可無しで,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第1属性と,
    対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可が有れば,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第2属性と,
    が設定可能であり,
    前記制御部は,
    印刷可能か否かの判断を要求する印刷判断要求であって,ユーザおよび印刷量が付加された前記印刷判断要求を,前記通信部を介して印刷装置から受信した場合,
    前記印刷判断要求に付加された印刷量が,前記印刷判断要求に付加されたユーザの印刷可能残量を超えていない場合は,印刷可能とする応答を,前記通信部を介して前記印刷装置に送信し,前記印刷判断要求に付加された印刷量に基づいて,前記印刷判断要求に付加されたユーザの印刷可能残量を減らし,
    前記印刷判断要求に付加された印刷量が,前記印刷判断要求に付加されたユーザの印刷可能残量を超えておりかつ前記印刷判断要求に付加されたユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えていない場合は,前記印刷判断要求に付加されたユーザの使用属性を判断し,
    使用属性が前記第1属性であれば,印刷可能とする応答を,前記通信部を介して前記印刷装置に送信し,前記印刷判断要求に付加された印刷量と前記印刷判断要求を行ったユーザの印刷可能残量とに基づいて,前記印刷判断要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量を減らし,前記印刷判断要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とし,
    使用属性が前記第2属性であれば,前記印刷判断要求に付加されたユーザが属するグループの管理者に対して,グループの印刷可能残量を用いた印刷を許可するか否かを問い合わせる使用確認要求を前記通信部を介して送信し,当該使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷が許可された応答を前記通信部を介して受信した場合に,印刷可能とする応答を,前記通信部を介して前記印刷装置に送信し,前記印刷判断要求に付加された印刷量と前記印刷判断要求を行ったユーザの印刷可能残量とに基づいて,前記印刷判断要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量を減らし,前記印刷判断要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とし,
    前記印刷判断要求での要求印刷量が,前記印刷判断要求に付加されたユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えている場合,あるいは前記使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷が許可された応答を前記通信部を介して受信しなかった場合,印刷不可とする応答を,前記通信部を介して前記印刷装置に送信する,
    ことを特徴とするサーバ。
  8. 印刷装置と,前記印刷装置と通信するサーバと,を有する印刷システムであって,
    前記印刷装置は,
    印刷部と,
    印刷要求を受け付ける受付部と,
    通信部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記サーバは,
    ユーザごとの印刷可能残量と,ユーザが属するグループの印刷可能残量と,ユーザごとの使用属性と,を記憶する記憶部と,
    通信部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記使用属性には,
    対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可無しで,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第1属性と,
    対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可が有れば,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第2属性と,
    が設定可能であり,
    前記印刷装置の前記制御部は,
    前記受付部を介して印刷要求を受け付けた場合に,
    前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と,当該ユーザが属するグループの印刷可能残量と,当該ユーザの使用属性とを,前記印刷装置の前記通信部を介して前記サーバから取得し,
    前記印刷要求にて要求される印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を超えていない場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量に基づいて,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を減らす減量命令を,前記印刷装置の前記通信部を介して前記サーバに送信し,
    前記印刷要求にて要求される印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を超えておりかつ前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えていない場合は,前記印刷要求を行ったユーザの使用属性を判断し,
    使用属性が前記第1属性であれば,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量と前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量とに基づいて,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量を減らし,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とする減量命令を,前記印刷装置の前記通信部を介して前記サーバに送信し,
    使用属性が前記第2属性であれば,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの管理者に対して,グループの印刷可能残量を用いた印刷を許可するか否かを問い合わせる使用確認要求を前記印刷装置の前記通信部を介して送信し,当該使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷が許可された応答を前記印刷装置の前記通信部を介して受信した場合に,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量と前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量とに基づいて,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量を減らし,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とする減量命令を,前記印刷装置の前記通信部を介して前記サーバに送信し,
    前記印刷要求での要求印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えている場合,あるいは前記使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷が許可された応答を前記印刷装置の前記通信部を介して受信しなかった場合,前記印刷要求に基づく印刷を実行せず,
    前記サーバの前記制御部は,
    前記サーバの前記通信部を介して前記印刷装置から減量要求を受け付けた場合に,受け付けた減量要求に基づいて,ユーザごとの印刷可能残量あるいはユーザが属するグループの印刷可能残量を減らす,
    ことを特徴とする印刷システム。
  9. 印刷部と,
    ユーザごとに,
    ユーザが印刷可能な印刷量を示す,ユーザの印刷可能残量と,
    ユーザの使用属性と,を記憶し,
    グループごとに,
    グループに属するユーザと,
    それぞれのグループに属するユーザが共有して印刷可能な印刷量を示す,グループの印刷可能残量と,を記憶する
    記憶部と,
    印刷要求を受け付ける受付部と,
    通信部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記使用属性には,
    対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可無しで,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第1属性と,
    対象ユーザについて,当該対象ユーザが属するグループの管理者の許可が有れば,当該グループの印刷可能残量を用いて印刷が可能な第2属性と,
    が設定可能であり,
    前記制御部は,
    前記受付部を介して印刷要求を受け付けた場合に,
    前記印刷要求にて要求される印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を超えていない場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量に基づいて,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を減らし,
    前記印刷要求にて要求される印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を超えておりかつ前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を越えていない場合は,前記印刷要求を行ったユーザの使用属性を判断し,
    使用属性が前記第1属性であると判断した場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量から前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を差し引いた残りの実行量を,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量から減らし,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とし,
    使用属性が前記第2属性であると判断した場合は,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの管理者に対して,グループの印刷可能残量を用いた印刷を許可するか否かを問い合わせる使用確認要求を前記通信部を介して送信し,
    当該使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷を許可する応答を前記通信部を介して受信した場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行し,実行した印刷量から前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を差し引いた残りの実行量を,前記印刷要求を行ったユーザが属するグループの印刷可能残量から減らし,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量を0とし,
    当該使用確認要求に応じてグループの印刷可能残量を用いた印刷を許可しない応答を前記通信部を介して受信した場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行せず,
    前記印刷要求での要求印刷量が,前記印刷要求を行ったユーザの印刷可能残量と当該ユーザが属するグループの印刷可能残量との合計値を超えている場合は,前記印刷要求に基づく印刷を実行しない,
    ことを特徴とする印刷装置。
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