JP6665474B2 - 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置で実行される画像形成方法及び画像形成装置のコンピュータにインストールされるプログラムに関する。
画像形成に係るジョブや画像読取に係るジョブなどの複数種のジョブを実行可能なMFP(Multi-Function Peripheral)が知られている。
MFPなどの画像形成装置では、ジョブが入力されると、その入力されたジョブが実行される。ジョブの実行中に新たなジョブが入力された場合には、新たに入力されたジョブがキューに記憶される。キューに記憶されたジョブ(キュージョブ)は、先に記憶されたジョブから順に実行される。また、割り込みジョブの実行機能を有する機種では、キュージョブが存在していても、割り込みジョブが入力されると、その割り込みジョブがキュージョブに優先して実行される。
この種の画像形成装置の中には、複数のユーザが属するグループごとに、画像が形成されるシートなどの消耗品の使用量の上限を設定し、グループ全体での使用量が上限に達すると、そのグループのユーザによる消耗品の利用を制限する機能を有するものがある。たとえば、ユーザの入力による新たなジョブが受け付けられた時点で、そのユーザが属するグループの消耗材の使用可能量を新たなジョブによる消耗品の使用量が上回る場合、新たなジョブの実行が制限される。
消耗材の使用可能量(以下、単に「使用可能量」と記す。)は、既に実行されたジョブによる消耗品の使用量及び未実行のキュージョブによる消耗品の使用量の合計を使用量の上限から差し引くことにより算出される。従来、新たなジョブが緊急を要する割り込みジョブである場合には、既に実行されたジョブによる消耗品の使用量のみを使用量の上限から差し引くことによって使用可能量を算出し、割り込みジョブの実行を優先することが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2008−46239号公報
しかしながら、従来の提案に係る手法により割り込みジョブが実行されると、割り込みジョブが実行されたために使用可能量が減少し、割り込みジョブを実行したユーザと同じグループに属する別のユーザのキュージョブがキューに記憶されている場合に、その別のユーザのキュージョブが実行できなくなる可能性がある。
本発明の目的は、割り込みジョブが実行されたために、割り込みジョブを実行したユーザと同じグループに属する別のユーザのジョブが実行できなくなることを抑制できる、画像形成装置、画像形成方法及びプログラムを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明の一の局面に係る画像形成装置は、ユーザ情報を含むジョブを受け付ける受付部と、シートに画像を形成する画像形成部と、記憶部と、制御部とを備え、ジョブの種類には、消耗品の使用を伴って画像形成部を用いて画像形成が実行される画像形成ジョブが含まれ、制御部は、受付部に受け付けられたジョブを記憶部に記憶させるジョブ記憶処理と、記憶部に記憶されているジョブを先に記憶されたジョブから順に実行するジョブ実行処理と、複数のユーザ情報が属するグループ情報について、複数のユーザ情報のそれぞれに係る画像形成ジョブの実行に伴う消耗品の使用量を合算し、その合算した使用量の累積である累積使用量を記憶部に記憶させる累積使用量記憶処理とを実行し、ジョブ実行処理における画像形成ジョブの実行に際し、当該画像形成ジョブの実行による消耗品の使用量と、当該画像形成ジョブに係るユーザ情報が属するグループ情報の累積使用量との合計が当該グループ情報に対して設定された上限使用量を超える場合、当該画像形成ジョブの実行を保留し、所定の画像形成ジョブ及び当該所定の画像形成ジョブをジョブ実行処理の実行対象となるジョブより先に実行させる割り込み指示が受付部に受け付けられた場合において、当該受け付けられた所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じグループ情報に属する別のユーザ情報に係る画像形成ジョブが記憶部に記憶されている場合は、当該受け付けられた所定の画像形成ジョブの実行を保留し、別のユーザ情報に係る画像形成ジョブが記憶部に記憶されていない場合は、当該受け付けられた所定の画像形成ジョブをジョブ実行処理の実行対象となるジョブより先に実行させるよう画像形成部を制御する。
この構成によれば、ジョブが受付部に受け付けられると、そのジョブが記憶部に記憶される。記憶部に記憶されているジョブは、先に記憶されたものから順に実行される。ジョブが画像形成ジョブである場合に、その画像形成ジョブが実行されると、画像形成ジョブの実行に伴う消耗品の使用量が算出される。消耗品の使用量は、グループ情報ごとに管理される。すなわち、同一のグループ情報に含まれる複数のユーザ情報のそれぞれに係る画像形成ジョブの実行に伴う消耗品の使用量が合算されて、その合算した使用量の累積が累積使用量として記憶部に記憶される。
画像形成ジョブの実行に際し、画像形成ジョブの実行による消耗品の使用量と、画像形成ジョブに係るユーザ情報が属するグループ情報の累積使用量との合計が算出される。そして、その合計がグループ情報に対して設定された上限使用量を超える場合には、画像形成ジョブの実行が保留される。これにより、グループ情報に係るグループ全体での消耗品の使用量が上限使用量に達した場合に、当該グループに属するユーザによる消耗品の新たな使用を制限することができる。
所定の画像形成ジョブ及び当該所定の画像形成ジョブを記憶部に記憶されているジョブより先に実行させる割り込み指示が受付部に受け付けられた場合には、当該割り込み指示に係る所定の画像形成ジョブ、つまり割り込みジョブに係るユーザ情報と同じグループ情報に属する別のユーザ情報に係る画像形成ジョブが記憶部に記憶されているか否かが判断される。
別のユーザ情報に係る画像形成ジョブが記憶部に記憶されている場合、割り込み指示に係る所定の画像形成ジョブの実行が保留される。これにより、別のユーザ情報に係るユーザ、つまり割り込み指示を受付部に受け付けさせたユーザと同じグループに属する別のユーザの画像形成ジョブ(キュージョブ)が実行できなくなることを抑制できる。
一方、別のユーザ情報に係る画像形成ジョブが記憶部に記憶されていない場合は、割り込み指示に係る所定の画像形成ジョブが記憶部に記憶されている画像形成ジョブより先に実行される。これにより、所定の画像形成ジョブの実行を担保することができる。
なお、本発明は、画像形成装置の形態で実現することができるだけでなく、たとえば、画像形成装置で実行される画像形成方法及び画像形成装置のコンピュータにインストールされるプログラムの形態で実現することもできる。
本発明によれば、割り込みジョブが実行されたために、割り込みジョブを実行したユーザと同じグループに属する別のユーザのジョブが実行できなくなることを抑制できる。
本発明の一実施形態に係るMFPの電気的構成を示すブロック図である。 ジョブ受付処理の流れを示すフローチャートである。 ジョブ実行処理の流れを示すフローチャートである。 割り込みジョブ処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 割り込みジョブ処理の流れを示すフローチャート(その2)である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<MFPの電気的構成>
MFP(Multi-Function Peripheral)1は、プリンタ機能及びスキャナ機能を有する複合機である。MFP1は、図1に示されるように、画像形成部11、画像読取部12、操作部13、表示部14、通信部15及び制御部16を備えている。
画像形成部11は、画像データに係る画像(カラー画像又はモノクロ画像)をシートに形成する。画像形成の方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。
画像読取部12は、イメージセンサ及びAFE(Analog Front End)などを備えている。画像読取部12では、イメージセンサにより原稿の画像が読み取られて、イメージセンサからアナログ画像信号が出力され、AFEによりそのアナログ画像信号がデジタル画像データに変換される。
操作部13は、操作ボタン(たとえば、スタートキー、テンキー、カーソルキー)を備えている。操作ボタンの操作により、各種の指示などを操作部13に入力することが可能である。
表示部14は、たとえば、液晶表示器からなる。表示部14には、各種の情報が表示される。
通信部15は、LAN2を経由したネットワーク通信のための回路などを備えている。LAN2は、有線LAN又は無線LANで構成されていてもよいし、有線LAN及び無線LANの両方で構成されていてもよい。LAN2には、PC(Personal Computer)3などの外部装置が接続されている。MFP1とPC3との間では、LAN2を経由した双方向通信が可能である。通信部15は、電話回線網を介したファクシミリ通信のために、NCU(Network Control Unit)を内蔵したモデムなどを備えていてもよい。
制御部16は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)21、ROM22及びRAM23(記憶部の一例)などを備えている。
ASIC21は、CPU24(制御部の一例)を内蔵している。ASIC21には、画像読取部12により取得された画像データ、操作部13の操作内容を表す操作信号などが入力される。CPU24は、ASIC21に入力される信号などに基づいて、ROM22に記憶されているプログラムを実行することにより、画像形成部11、画像読取部12及び表示部14を制御し、通信部15を通信のために制御する。CPU24による制御(プログラム)の実行時、RAM23がワークエリアとして使用される。RAM23には、NVRAM(Non Volatile RAM)などの不揮発性メモリが含まれていてもよい。
<ジョブ受付処理>
MFP1によって実行可能なジョブには、たとえば、プリント機能を使用するプリントジョブと、スキャナ機能を使用するスキャンジョブと、スキャナ機能及びプリンタ機能を使用するコピージョブとが含まれる。
プリントジョブの実行に際しては、ユーザによりPC3が操作されて、画像形成対象のファイルが選択される。その後、ユーザによりPC3が操作されて、プリントジョブの実行が指示されると、先に選択されたファイル(画像データ)の画像形成に係るプリントジョブがPC3からMFP1に送信される。MFP1の通信部15がプリントジョブを受信することにより、通信部15にプリントジョブが受け付けられ、プリントジョブが実行される。プリントジョブの実行により、ファイルに係る画像がシートに形成される。この場合、通信部15が受付部の一例である。
スキャンジョブの実行に際しては、ユーザによって、スキャンジョブの対象となるシート(原稿)がMFP1の所定のセット位置にセットされる。その後、ユーザにより操作部13が操作されて、スキャンジョブの実行が指示されると、操作部13にスキャンジョブが受け付けられ、スキャンジョブが実行される。この場合、操作部13が受付部の一例である。また、スキャンジョブの実行の指示は、ユーザがPC3を操作することにより、PC3から通信部15に入力されてもよい。この場合、通信部15にスキャンジョブが受け付けられ、通信部15が受付部の一例となる。スキャンジョブの実行により、セット位置にセットされたシートの画像が画像読取部12によって読み取られ、その読み取りにより生成される画像データがMFP1からPC3に送信される。
コピージョブの実行に際しては、ユーザによって、たとえば、コピージョブの対象となるコピー元のシート(原稿)がMFP1の所定のセット位置にセットされる。その後、ユーザにより操作部13が操作されて、コピージョブの実行が指示されると、操作部13にコピージョブが受け付けられ、コピージョブが実行される。この場合、操作部13が受付部の一例である。コピージョブの実行により、セット位置にセットされたシートの画像が画像読取部12によって読み取られ、その読み取りにより生成される画像データに係る画像、つまり読み取られた画像と同一の画像がシートに形成される。
通信部15により受け付けられるジョブ(プリントジョブ及びスキャンジョブ)には、そのジョブを送信したユーザに係るユーザ情報が含まれる。ユーザ情報は、MFP1を使用するユーザに割り当てられたユーザIDである。また、操作部13によるジョブ(スキャンジョブ及びコピージョブ)の受け付けに際しては、たとえば、ユーザが操作部13を操作することにより、そのユーザのユーザ情報が操作部13に入力される。ユーザ情報を操作部13に入力するための操作は、たとえば、操作部13に設けられている操作ボタンの操作であってもよいし、ユーザが操作部13に設けられているNFC(Near Field Communication)部にユーザIDが記憶されたIDカードなどをかざす操作(NFC部とIDカードなどとの間で近距離無線通信を行わせる操作)であってもよい。
MFP1では、ジョブの実行中に、操作部13又は通信部15に新たなジョブが受け付けられた場合、その新たなジョブがRAM23に記憶される。RAM23に記憶されたジョブ(キュージョブ)は、原則、RAM23に先に記憶されたジョブから順に実行される。また、MFP1は、割り込みジョブの実行機能を有しており、割り込みジョブが入力されると、RAM23に未実行のジョブが記憶されていても、割り込みジョブがRAM23に記憶されているジョブに優先して実行される。割り込みジョブは、割り込み指示を伴って操作部13又は通信部15に受け付けられるジョブである。割り込み指示は、操作部13又は通信部15にジョブが受け付けられる際に、それぞれ操作部13又はPC3をユーザが操作することによって操作部13又は通信部15に受け付けられる。
MFP1では、CPU24により、図2に示されるジョブ受付処理が実行される。
ジョブ受付処理では、CPU24は、操作部13又は通信部15にジョブが受け付けられたか否かを判断する(S1)。
操作部13又は通信部15にジョブが受け付けられると(S1:YES)、CPU24は、そのジョブが割り込みジョブであるか否かを判断する(S2)。
操作部13又は通信部15に受け付けられたジョブが割り込みジョブである場合(S2:YES)、CPU24は、割り込みジョブ処理を実行し(S3)、ジョブ受付処理を終了する。割り込みジョブ処理については、後述する。
操作部13又は通信部15に受け付けられたジョブが割り込みジョブではない場合(S2:NO)、CPU24は、その受け付けられたジョブをユーザ情報と対応づけてRAM23に記憶させて(S4)、ジョブ受付処理を終了する。
<ジョブ実行処理>
ジョブが実行されていない状態では、CPU24により、図3に示されるジョブ実行処理が実行される。
ジョブ実行処理において、CPU24は、RAM23に非保留のジョブが記憶されているか否かを確認する(S11)。
MFP1においては、複数のユーザが属するグループごとに、画像が形成されるシートの使用量(使用枚数)の上限が設定されている。グループ全体での使用量がこの上限に達すると、MFP1は、そのグループのユーザによるシートを使用したジョブ、つまりプリントジョブ及びコピージョブの実行を保留することにより、シートの使用を制限することができる。RAM23には、グループ(グループの識別情報であるグループ情報)ごとに、グループに属する全ユーザのユーザ情報と、シートの使用量の上限である上限使用量と、グループに属する全ユーザによるシートの既使用量の累積である累積使用量とが記憶されている。
RAM23に非保留のジョブが記憶されていない場合(S11:NO)、CPU24は、ジョブ実行処理を終了する。その後、CPU24は、一定の時間が経過すると、ジョブ実行処理を再び実行する。
RAM23に非保留のジョブが記憶されている場合(S11:YES)、CPU24は、RAM23に記憶されている非保留のジョブのうち、RAM23に最先に記憶されたジョブを選択ジョブとして選択する(S12)。
次いで、CPU24は、選択ジョブに係るユーザ情報が属するグループを特定する(S13)。選択ジョブに係るユーザ情報が属するグループの特定は、選択ジョブのユーザ情報がどのグループに属しているかを特定することにより行われる。
そして、CPU24は、選択ジョブを実行した場合のシートの使用量(選択ジョブによるシートの使用量)と、選択ジョブに係るユーザ情報が属するグループの累積使用量とを合計し、その合計がグループの上限使用量を超えるか否かを判定する(S14)。
当該合計がグループの上限使用量を超える場合(S14:YES)、CPU24は、選択ジョブの実行を保留する(S15)。この場合、CPU24は、RAM23に非保留のジョブが記憶されているか否かを再び判断する(S11)。
選択ジョブによるシートの使用量とグループの累積使用量との合計がグループの上限使用量以下である場合(S14:NO)、CPU24は、選択ジョブを実行する(S16)。
その後、CPU24は、選択ジョブの終了を待つ(S17)。
選択ジョブが終了すると、CPU24は、その選択ジョブをRAM23から消去する(S18)。
また、CPU24は、選択ジョブの実行前におけるグループの累積使用量に選択ジョブによるシートの使用量を合算し、グループの累積使用量を合算値に更新する(S19)。その後、CPU24は、RAM23に非保留のジョブが記憶されているか否かを再び判断する(S11)。
<割り込みジョブ処理>
図2のステップS3で実行される割り込みジョブ処理の流れは、図4A及び図4Bに示されている。
割り込みジョブ処理では、CPU24は、まず、操作部13又は通信部15に受け付けられた割り込みジョブをユーザ情報と対応づけてRAM23に記憶させる(S301)。
次に、CPU24は、選択ジョブを実行中であるか否かを判断する(S302)。
選択ジョブの実行中である場合(S302:YES)、CPU24は、その選択ジョブが終了するまで処理を待機する。
選択ジョブの実行中ではない場合(S302:NO)、CPU24は、割り込みジョブがシートの使用を伴う画像形成ジョブ、つまりプリントジョブ又はコピージョブであるか否かを判断する(S303)。
割り込みジョブが画像形成ジョブである場合(S303:YES)、CPU24は、割り込みジョブに係るユーザ情報が属するグループを特定する(S304)。
そして、CPU24は、特定したグループの別のユーザ情報に係るジョブである別ユーザジョブがRAM23に記憶されているか否かを調べる(S305)。
別ユーザジョブがRAM23に記憶されていた場合(S305:YES)、CPU24は、割り込みジョブを実行した場合のシートの使用量(割り込みジョブによるシートの使用量)と、別ユーザジョブを実行した場合のシートの使用量(別ユーザジョブによるシートの使用量)と、割り込みジョブに係るユーザ情報が属するグループの累積使用量とを合計し、その合計がグループの上限使用量を超えるか否かを判定する(S306)。
当該合計がグループの上限使用量を超える場合(S306:YES)、CPU24は、別ユーザジョブによるシートの使用量と、割り込みジョブに係るユーザ情報が属するグループの累積使用量とを合計し、その合計がグループの上限使用量を超えるか否かを判定する(S307)。
当該合計がグループの上限使用量を超える場合(S307:YES)、CPU24は、割り込みジョブの実行を禁止して(S308)、割り込みジョブ処理を終了する。
別ユーザジョブによるシートの使用量と割り込みジョブに係るユーザ情報が属するグループの累積使用量との合計がグループの上限使用量を超えない場合(S307:NO)、CPU24は、グループの上限使用量から別ユーザジョブによるシートの使用量と割り込みジョブに係るユーザ情報が属するグループの累積使用量との合計を差し引き、その差し引いた値を使用可能量として、使用可能量分の割込みジョブを実行するか否かをユーザに問い合わせる画面表示を表示部14に表示する(S309)。
この画面表示に応答して操作部13に使用可能量分の割込みジョブを実行する旨の指示が入力された場合(S310:YES)、CPU24は、使用可能量分の割り込みジョブを実行する(S311)。たとえば、割り込みジョブによるシートの使用量が10枚であり、使用可能量が7枚である場合、割り込みジョブが7枚のシートの使用を上限として実行される。
逆に、画面表示に応答して操作部13に使用可能量分の割込みジョブを実行しない旨の指示が入力された場合(S310:NO)、CPU24は、割り込みジョブの実行を禁止して(S308)、割り込みジョブ処理を終了する。
なお、使用可能量分の割込みジョブを実行するか否かをユーザに問い合わせず、自動的に使用可能量分の割り込みジョブを実行する構成であってもよい。
CPU24は、使用可能量分の割り込みジョブを実行した場合、その割り込みジョブの終了を待つ(S312)。
そして、割り込みジョブが終了すると(S312:YES)、CPU24は、割り込みジョブの実行前におけるグループの累積使用量に割り込みジョブによるシートの使用量を合算し、グループの累積使用量を合算値に更新して(S313)、割り込みジョブ処理を終了する。
この場合、割り込みジョブがRAM23から消去されてもよいし、割り込みジョブが途中で終了されたので、割り込みジョブにおける既実行部分のデータがRAM23から消去され、割り込みジョブにおける未実行部分のデータがRAM23に残されてもよい。
一方、割り込みジョブが画像形成ジョブではない場合(S303:NO)、割り込みジョブが画像形成ジョブであるが、別ユーザジョブがRAM23に記憶されていない場合(S305:NO)、又は、割り込みジョブによるシートの使用量と別ユーザジョブによるシートの使用量と割り込みジョブに係るユーザ情報が属するグループの累積使用量との合計が当該グループの上限使用量を超えない場合(S306:NO)、CPU24は、割り込みジョブを実行する(S314)。
そして、CPU24は、割り込みジョブの終了を待ち(S312)、割り込みジョブが終了すると(S312:YES)、CPU24は、割り込みジョブの実行前におけるグループの累積使用量に割り込みジョブによるシートの使用量を合算し、グループの累積使用量を合算値に更新して(S313)、割り込みジョブ処理を終了する。
<作用効果>
以上のように、ジョブが操作部13又は通信部15に受け付けられると、そのジョブがRAM23に記憶される。RAM23に記憶されているジョブは、先に記憶されたものから順に実行される。ジョブが画像形成ジョブである場合に、その画像形成ジョブが実行されると、画像形成ジョブの実行に伴う消耗品の使用量が算出される。消耗品の使用量は、グループごとに管理される。すなわち、同一のグループに含まれる複数のユーザ情報のそれぞれに係る画像形成ジョブの実行に伴う消耗品の使用量が合算されて、その合算した使用量の累積がグループの累積使用量としてRAM23に記憶される。
画像形成ジョブの実行に際し、画像形成ジョブの実行による消耗品の使用量と、画像形成ジョブに係るユーザ情報が属するグループの累積使用量との合計が算出される。そして、その合計がグループに対して設定された上限使用量を超える場合には、画像形成ジョブの実行が保留される。これにより、グループに係るグループ全体での消耗品の使用量が上限使用量に達した場合に、当該グループに属するユーザによる消耗品の新たな使用を制限することができる。
また、割り込みジョブが操作部13又は通信部15に受け付けられ、その割り込みジョブが画像形成ジョブである場合には、割り込みジョブに係るユーザ情報と同じグループに属する別ユーザジョブがRAM23に記憶されているか否かが判断される。
別ユーザジョブがRAM23に記憶されている場合、割り込みジョブの実行が保留される。これにより、別ユーザジョブ(キュージョブ)が実行できなくなることを抑制できる。
一方、別ユーザジョブがRAM23に記憶されていない場合は、割り込みジョブがRAM23に記憶されている画像形成ジョブより先に実行される。これにより、割り込みジョブの実行を担保することができる。
割り込みジョブが画像形成ジョブではない場合、たとえば、割り込みジョブがスキャンジョブである場合には、割り込みジョブの実行に伴う消耗品の使用がないので、割り込みジョブがRAM23に記憶されているジョブに優先して実行される。これにより、割り込みジョブの実行を担保することができる。
また、割り込みジョブが画像形成ジョブであっても、割り込みジョブによるシートの使用量と別ユーザジョブによるシートの使用量と割り込みジョブに係るユーザ情報が属するグループの累積使用量との合計が当該グループの上限使用量を超えない場合には、割り込みジョブがRAM23に記憶されているジョブに優先して実行される。これにより、割り込みジョブの実行を担保することができ、割り込みジョブの実行後における別ユーザジョブの実行を担保することができる。
また、割り込みジョブが操作部13又は通信部15に受け付けられた際に、別ユーザジョブによるシートの使用量と割り込みジョブに係るユーザ情報が属するグループの累積使用量との合計がグループの上限使用量を超えている場合には、割り込みジョブの実行が禁止される。これにより、別ユーザジョブの実行を担保することができる。
一方、別ユーザジョブによるシートの使用量と割り込みジョブに係るユーザ情報が属するグループの累積使用量との合計がグループの上限使用量を超えない場合、グループの上限使用量から別ユーザジョブによるシートの使用量と割り込みジョブに係るユーザ情報が属するグループの累積使用量との合計が差し引かれ、その差し引かれた値を使用可能量として、使用可能量分の割り込みジョブが実行される。これにより、別ユーザジョブの実行を担保できながら、割り込みジョブを可能な範囲で別ユーザジョブに優先して実行することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、グループごとに使用量の上限が設定される消耗品の一例として、シートを取り上げた。グループごとに使用量の上限が設定される消耗品は、シート以外であってもよく、たとえば、画像形成部11によるシートへの画像の形成に使用されるインク又はトナーなどの着色剤であってもよい。
MFP1がカラー画像をシートに形成可能な機種である場合、着色剤には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の着色剤が含まれる。MFP1がイエロー、マゼンタ及びシアンの各色の着色剤を使用してカラー画像をシートに形成し、ブラックの着色剤のみを使用してモノクロ画像をシートに形成可能な構成であり、グループごとに使用量の上限が設定される消耗品が着色剤である場合、イエロー、マゼンタ及びシアンの各色の着色剤の累積使用量の合計に対する上限使用量が設定され、その上限使用量とは別に、ブラックの着色剤の累積使用量に対する上限使用量が設定されてもよい。
そして、カラー画像の形成に係るジョブ(カラー画像形成ジョブ)の実行に際し、カラー画像形成ジョブの実行によるイエロー、マゼンタ及びシアンの各色の着色剤の使用量と、カラー画像形成ジョブに係るユーザ情報が属するグループのイエロー、マゼンタ及びシアンの各色の着色剤の累積使用量との合計が算出されて、その合計がイエロー、マゼンタ及びシアンの各色の着色剤に対して設定された上限使用量を超える場合には、カラー画像形成ジョブの実行が保留されるとよい。一方、モノクロ画像の形成に係るジョブ(モノクロ画像形成ジョブ)の実行に際し、モノクロ画像形成ジョブの実行によるブラックの着色剤の使用量と、モノクロ画像形成ジョブに係るユーザ情報が属するグループのブラックの着色剤の累積使用量との合計が算出されて、その合計がモノクロの着色剤に対して設定された上限使用量を超える場合には、モノクロ画像形成ジョブの実行が保留されるとよい。これにより、カラー画像形成ジョブ又はモノクロ画像形成ジョブの一方の実行が保留されても、その他方の実行を担保することができる。
また、前述の実施形態では操作部13が受付部の一例として挙げられているが、操作部13は各種ジョブの実行指令をユーザから受け付けているものと解釈するのであれば、ASIC21を受付部の一例として挙げることができる。つまり、コピージョブやスキャンジョブに係る画像データが画像読取部12からASIC21に受け付けられ、コピージョブやスキャンジョブに係る実行指示とユーザ情報が操作部13からASIC21に受け付けられることになる。
また、前述の実施形態では、選択ジョブの実行中に割込みジョブが操作部13又は通信部15に受け付けた場合に選択ジョブが終了するまで割込みジョブの実行を待機する構成が説明されているが、実行中の選択ジョブを一時中断して割込みジョブを実行してもよい。その場合一時中断した選択ジョブは実行されていない部分がRAM23に再登録される。
また、前述の実施形態では、CPU24が各処理を実行する場合について説明した。しかしながら、ASIC21が複数のCPUを備え、複数のCPUが協働して各処理を実行してもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 MFP
11 画像形成部
13 操作部
15 通信部
23 RAM
24 CPU

Claims (9)

  1. ユーザ情報を含むジョブを受け付ける受付部と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    記憶部と、
    制御部とを備え、
    前記ジョブの種類には、消耗品の使用を伴って前記画像形成部を用いて画像形成が実行される画像形成ジョブが含まれ、
    前記制御部は、
    前記受付部に受け付けられた前記ジョブを前記記憶部に記憶させるジョブ記憶処理と、
    前記記憶部に記憶されている前記ジョブを先に記憶された前記ジョブから順に実行するジョブ実行処理と、
    複数のユーザ情報が属するグループ情報について、前記複数のユーザ情報のそれぞれに係る前記画像形成ジョブの実行に伴う前記消耗品の既使用量を合算し、その合算した既使用量の累積である累積使用量を前記記憶部に記憶させる累積使用量記憶処理とを実行し、
    前記ジョブ実行処理における前記画像形成ジョブの実行に際し、当該画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、当該画像形成ジョブに係るユーザ情報が属する前記グループ情報の前記累積使用量との合計が当該グループ情報に対して設定された上限使用量を超える場合、当該画像形成ジョブの実行を保留し、
    所定の前記画像形成ジョブ及び当該所定の前記画像形成ジョブを、前記記憶部に記憶されている、前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させる割り込み指示が前記受付部に受け付けられた場合において、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されていて、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行による前記消耗品の消費量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報について、前記記憶部に記憶されている前記累積使用量との合計が、当該グループ情報に対して設定された前記上限使用量を超えており、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じグループ情報について、前記記憶部に記憶されている前記累積使用量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じグループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量との合計が、当該グループ情報に対して設定された前記上限使用量を超えている場合は、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行を禁止し、前記別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されていない場合は、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブを前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させるよう前記画像形成部を制御する、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記ジョブ及び当該ジョブを前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させる割り込み指示が前記受付部に受け付けられ、当該受け付けられた当該ジョブが前記画像形成ジョブではない場合、当該受け付けられた前記ジョブを前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させるよう前記画像形成部を制御する、画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記画像形成ジョブ及び前記割り込み指示が前記受付部に受け付けられ、当該受け付けられた前記画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されており、前記別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、当該受け付けられた前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、前記グループ情報に対して前記記憶部に記憶されている前記累積使用量との合計が当該グループ情報に対して設定された上限使用量以下である場合、当該受け付けられた前記画像形成ジョブを前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させるよう前記画像形成部を制御する、画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記画像形成ジョブ及び前記割り込み指示が前記受付部に受け付けられ、当該受け付けられた前記画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されており、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行による前記消耗品の消費量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、当該グループ情報に対して前記記憶部に記憶されている前記累積使用量との合計が、当該グループ情報に対して設定された前記上限使用量を超えており、かつ、前記記憶部に記憶されている、前記別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、前記グループ情報に対して前記記憶部に記憶されている前記累積使用量との合計が当該グループ情報に対して設定された上限使用量を超える場合、当該受け付けられた前記画像形成ジョブの実行を禁止する、画像形成装置。
  5. 請求項3又は4に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記画像形成ジョブ及び前記割り込み指示が前記受付部に受け付けられ、当該受け付けられた前記画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されており、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行による前記消耗品の消費量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、当該グループ情報に対して前記記憶部に記憶されている前記累積使用量との合計が、当該グループ情報に対して設定された前記上限使用量を超えており、かつ、前記記憶部に記憶されている、前記別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、前記グループ情報に対して前記記憶部に記憶されている前記累積使用量との合計が当該グループ情報に対して設定された上限使用量以下である場合、当該合計と前記上限使用量との差の前記消耗品が使用されるまで、当該受け付けられた前記画像形成ジョブを前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させるよう前記画像形成部を制御する、画像形成装置。
  6. 請求項3又は4に記載の画像形成装置であって、
    表示部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記画像形成ジョブ及び前記割り込み指示が前記受付部に受け付けられ、当該受け付けられた前記画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されており、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行による前記消耗品の消費量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、当該グループ情報に対して前記記憶部に記憶されている前記累積使用量との合計が、当該グループ情報に対して設定された前記上限使用量を超えており、かつ、前記記憶部に記憶されている、前記別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、前記グループ情報に対して前記記憶部に記憶されている前記累積使用量との合計が当該グループ情報に対して設定された上限使用量以下である場合、当該合計と前記上限使用量との差の前記消耗品が使用されるまで当該受け付けられた前記画像形成ジョブを前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させるか否かを問い合わせる表示を前記表示部に表示させる、画像形成装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記画像形成ジョブには、前記画像形成部により第1消耗品の使用を伴って実行される第1画像形成ジョブと、前記画像形成部により前記第1消耗品と種類の異なる第2消耗品の使用を伴って実行される第2画像形成ジョブとが含まれ、
    前記制御部は、
    前記累積使用量記憶処理において、前記第1消耗品と前記第2消耗品とを分けて、それぞれの前記累積使用量を前記記憶部に記憶させ、
    前記ジョブ実行処理における前記画像形成ジョブの実行に際し、当該画像形成ジョブの実行による前記第1消耗品の使用量と、当該画像形成ジョブに係るユーザ情報が属する前記グループ情報の前記第1消耗品の前記累積使用量との合計が当該グループ情報に対して前記第1消耗品について設定された上限使用量を超える場合、当該画像形成ジョブの実行を保留し、
    所定の前記画像形成ジョブ及び当該所定の前記画像形成ジョブを、前記記憶部に記憶されている、前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させる割り込み指示が前記受付部に受け付けられた場合において、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されていて、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行による前記第1消耗品の消費量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記第1消耗品の使用量と、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報について、前記記憶部に記憶されている前記第1消耗品についての前記累積使用量との合計が、当該グループ情報に対して前記第1消耗品について設定された前記上限使用量を超えており、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じグループ情報について、前記記憶部に記憶されている前記第1消耗品についての前記累積使用量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じグループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記第1消耗品の使用量との合計が、当該グループ情報に対して設定された前記第1消耗品についての前記上限使用量を超えている場合は、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行を禁止し、前記別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されていない場合は、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブを前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させるよう前記画像形成部を制御し、
    前記ジョブ実行処理における前記画像形成ジョブの実行に際し、当該画像形成ジョブの実行による前記第2消耗品の使用量と、当該画像形成ジョブに係るユーザ情報が属する前記グループ情報の前記第2消耗品の前記累積使用量との合計が当該グループ情報に対して前記第2消耗品について設定された上限使用量を超える場合、当該画像形成ジョブの実行を保留し、
    所定の前記画像形成ジョブ及び当該所定の前記画像形成ジョブを、前記記憶部に記憶されている、前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させる割り込み指示が前記受付部に受け付けられた場合において、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されていて、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行による前記第2消耗品の消費量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記第2消耗品の使用量と、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報について、前記記憶部に記憶されている前記第2消耗品についての前記累積使用量との合計が、当該グループ情報に対して前記第2消耗品について設定された前記上限使用量を超えており、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じグループ情報について、前記記憶部に記憶されている前記第2消耗品についての前記累積使用量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じグループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記第2消耗品の使用量との合計が、当該グループ情報に対して設定された前記第2消耗品についての前記上限使用量を超えている場合は、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行を禁止し、前記別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されていない場合は、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブを前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させるよう前記画像形成部を制御する、画像形成装置。
  8. ユーザ情報を含むジョブを受け付ける受付部と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    記憶部と、
    制御部とを備える画像形成装置で実行される画像形成方法であって、
    前記ジョブの種類には、消耗品の使用を伴って前記画像形成部を用いて画像形成が実行される画像形成ジョブが含まれ、
    前記制御部が、
    前記受付部に受け付けられた前記ジョブを前記記憶部に記憶させるジョブ記憶処理と、
    前記記憶部に記憶されている前記ジョブを先に記憶された前記ジョブから順に実行するジョブ実行処理と、
    複数のユーザ情報が属するグループ情報について、前記複数のユーザ情報のそれぞれに係る前記画像形成ジョブの実行に伴う前記消耗品の既使用量を合算し、その合算した既使用量の累積である累積使用量を前記記憶部に記憶させる累積使用量記憶処理とを実行し、
    前記ジョブ実行処理における前記画像形成ジョブの実行に際し、当該画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、当該画像形成ジョブに係るユーザ情報が属する前記グループ情報の前記累積使用量との合計が当該グループ情報に対して設定された上限使用量を超える場合、当該画像形成ジョブの実行を保留し、
    所定の前記画像形成ジョブ及び当該所定の前記画像形成ジョブを、前記記憶部に記憶されている、前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させる割り込み指示が前記受付部に受け付けられた場合において、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されていて、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行による前記消耗品の消費量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報について、前記記憶部に記憶されている前記累積使用量との合計が、当該グループ情報に対して設定された前記上限使用量を超えており、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じグループ情報について、前記記憶部に記憶されている前記累積使用量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じグループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量との合計が、当該グループ情報に対して設定された前記上限使用量を超えている場合は、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行を禁止し、前記別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されていない場合は、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブを前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させるよう前記画像形成部を制御する、画像形成方法。
  9. ユーザ情報を含むジョブを受け付ける受付部と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    記憶部とを備える画像形成装置のコンピュータにインストールされるプログラムであって、
    前記ジョブの種類には、消耗品の使用を伴って前記画像形成部を用いて画像形成が実行される画像形成ジョブが含まれ、
    前記コンピュータに、
    前記受付部に受け付けられた前記ジョブを前記記憶部に記憶させるジョブ記憶処理と、
    前記記憶部に記憶されている前記ジョブを先に記憶された前記ジョブから順に実行するジョブ実行処理と、
    複数のユーザ情報が属するグループ情報について、前記複数のユーザ情報のそれぞれに係る前記画像形成ジョブの実行に伴う前記消耗品の既使用量を合算し、その合算した既使用量の累積である累積使用量を前記記憶部に記憶させる累積使用量記憶処理とを実行させ、
    前記ジョブ実行処理における前記画像形成ジョブの実行に際し、当該画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、当該画像形成ジョブに係るユーザ情報が属する前記グループ情報の前記累積使用量との合計が当該グループ情報に対して設定された上限使用量を超える場合、当該画像形成ジョブの実行を保留させ、
    所定の前記画像形成ジョブ及び当該所定の前記画像形成ジョブを、前記記憶部に記憶されている、前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させる割り込み指示が前記受付部に受け付けられた場合において、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されていて、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行による前記消耗品の消費量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量と、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じ前記グループ情報について、前記記憶部に記憶されている前記累積使用量との合計が、当該グループ情報に対して設定された前記上限使用量を超えており、かつ、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じグループ情報について、前記記憶部に記憶されている前記累積使用量と、前記記憶部に記憶されている、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブに係るユーザ情報と同じグループ情報に属する別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブの実行による前記消耗品の使用量との合計が、当該グループ情報に対して設定された前記上限使用量を超えている場合は、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブの実行を禁止させ、前記別のユーザ情報に係る前記画像形成ジョブが前記記憶部に記憶されていない場合は、当該受け付けられた前記所定の画像形成ジョブを前記ジョブ実行処理の実行対象となる前記ジョブより先に実行させるよう前記画像形成部を制御させる、プログラム。
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