JP2017098549A - 発光装置 - Google Patents

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英典 松尾
Hidenori Matsuo
英典 松尾
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【課題】 放熱特性が高く、気密性能の高い、高信頼性の発光装置を提供する。【解決手段】 主面から上方に突出した載置部を有する基体と、前記載置部を囲むように前記基体の前記主面に接合された環状の端子保持部材と、前記端子保持部材の上面に接合され、前記基体及び前記端子保持部材と共に封止空間を構成するキャップと、前記載置部の側面に設けられた半導体レーザ素子と、前記端子保持部材を貫通したリード端子と、を備える発光装置。【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置に関する。
特許文献1には、ブロック部と、ブロック部が上面上に設けられたアイレット部とを含むステムと、ブロック部に搭載された半導体レーザ素子と、半導体レーザ素子を覆うようにアイレット部の上面上に固定されたキャップと、アイレット部に保持されたリードと、を備える半導体レーザ装置が記載されている。アイレット部の下面は、半導体レーザ素子からの熱を放熱するための放熱器と熱接触している。また、リードは、アイレット部の下面に固定されていてもよいし、側面に固定されていてもよい旨も記載されている。
特開2011−18800号公報
特許文献1では、ステムにリードを固定しているため、リード固定部である貫通孔によって半導体レーザ素子の発熱を放熱器に運搬する経路が制限される。また、気密性を高めるためには、ステムの材料として、リード及びリード固定用の封止材と熱膨張係数が近いものを選択する必要がある。ステムの材料としてリード等と熱膨張係数が大きく離れた材料を用いると、半導体レーザ装置を駆動した際の温度変化により、ステムとリード等との界面に隙間が生じて半導体レーザ装置の気密性が低下しやすい。
本願は、以下の発明を含む。
主面から上方に突出した載置部を有する基体と、
前記載置部を囲むように前記基体の前記主面に接合された環状の端子保持部材と、
前記端子保持部材の上面に接合され、前記基体及び前記端子保持部材と共に封止空間を構成するキャップと、
前記載置部の側面に設けられた半導体レーザ素子と、
前記端子保持部材を貫通したリード端子と、
を備える発光装置。
放熱特性が高く、気密性能の高い、高信頼性の発光装置を提供することができる。
実施形態1に係る発光装置の模式的な斜視図である。 実施形態1に係る発光装置の模式的な上面図である。 実施形態1に係る発光装置の模式的な側面図である。 図2のA−A線における模式的な断面図である。 実施形態1に係る発光装置のキャップ接合前の状態を示す模式的な斜視図である。 実施形態1に係る発光装置のキャップ接合前の状態を示す模式的な側面図である。 放熱プレート及び通電部材の模式的な斜視図である。 複数の発光装置を実装する場合の一例を示す模式的な斜視図である。 実施形態2に係る発光装置の模式的な上面図である。 実施形態2に係る発光装置の模式的な側面図である。 他の実施形態に係る発光装置の模式的な斜視図である。 他の実施形態に係る発光装置の模式的な上面図である。 他の実施形態に係る発光装置のキャップ接合前の状態を示す模式的な斜視図である。 他の実施形態に係る発光措置のキャップ接合前の状態を示す模式的な上面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための方法を例示するものであって、本発明を以下の実施形態に特定するものではない。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る発光装置100の模式的な斜視図である。図2は、発光装置100の模式的な上面図であり、図3は、発光装置100のリード端子13A、13Bが突出した側からみた模式的な側面図である。図4は、図2のA−A線における模式的な断面図である。図5は、発光装置100のキャップ12接合前の状態を示す模式的な斜視図であり、図6は、同様の状態を示す模式的な側面図である。
図1〜図6に示すように、発光装置100は、基体10と、端子保持部材11と、キャップ12と、リード端子13A、13Bと、半導体レーザ素子14と、を有する。基体10は、主面から上方に突出した載置部10aを有する。環状の端子保持部材11は、載置部10aを囲むように基体10の主面に接合されている。キャップ12は、端子保持部材11の上面に接合され、基体10及び端子保持部材11と共に封止空間17を構成する。半導体レーザ素子14は、載置部10aの側面に設けられている。リード端子13A、13Bは、端子保持部材11を貫通している。
発光装置100は、基体10に接合された端子保持部材11によってリード端子13A、13Bが保持されている。詳細には、端子保持部材11の側面にリード端子13A、13Bの外径よりも大きな貫通孔が設けられ、貫通孔を通るようにリード端子13A、13Bが配置され、貫通孔とリード端子との間には絶縁材15が設けられている。端子保持部材11は典型的には導電材料である金属からなるので、端子保持部材11とリード端子13A、13Bとの間を絶縁材15で埋めることにより、リード端子13A、13Bの短絡を防ぐとともに、十分な気密性を確保している。
このように、発光装置100では、基体10とは別に、リード端子13A、13Bを側方から突出させるための端子保持部材11を設けている。これにより、基体10の下面の全体を放熱器等に接続することができるため、基体10の下面からより効率的に放熱することができる。また、基体10に貫通孔を設ける場合であれば半導体レーザ素子14からの熱は放熱器等に到達するために貫通孔を迂回する必要があるが、基体10にはこのような貫通孔がないため、効率良く放熱することが可能である。さらに、キャップ12を基体10ではなく端子保持部材11に接合することから、基体10の材料として熱伝導の高いものを採用することができ、放熱性を向上させることができる。これは以下の理由による。
まず、キャップ12の接合は半導体レーザ素子14を実装した後に行うため、低温で行うことができる接合方法として典型的には抵抗溶接が用いられている。このため、キャップ12の材料は抵抗溶接に適したものが選択されている。そして、抵抗溶接では接合面積が小さく、線膨張係数が離れた部材同士の接合では剥離により気密性が低下する虞があるため、キャップ12を接合する部材は線膨張係数がキャップ12と近いことが適している。もしキャップ12を基体10に接合するのであれば、基体10の材料はキャップ12と線膨張係数が近いものから選択することとなるが、これでは放熱性の良好なものを用いることが困難である。そこで、発光装置100では、キャップ12を端子保持部材11に接合する。これにより、キャップ12と線膨張係数が近い材料を用いるのは端子保持部材11であればよく、基体10には線膨張係数に関わらず熱伝導性の高い材料を用いることができる。なお、基体10と端子保持部材11の接合は半導体レーザ素子14の実装前に行うことができるため、金属接着剤により接合する等、接合面積の大きな接合方法を採用することができる。このため、端子保持部材11と基体10の線膨張係数差が比較的大きくても、気密性が低下するほどには剥離しにくい。したがって、基体10の材料として線膨張係数に関わらず熱伝導性の高いものを選択することができる。また、リード端子13A、13Bを保持する部材はリード端子13A、13Bや絶縁材15と線膨張係数を近づける必要があるが、発光装置100ではこの部材も端子保持部材11である。したがって、この点からも、基体10の材料として線膨張係数に関わらず熱伝導性の高いものを選択することができる。
基体10は、熱伝導率の高い材料からなることが望ましい。これにより半導体レーザ素子の発熱を効率良く排熱することができる。基体10の好ましい材料としては、具体的には、銅又は銅合金が挙げられる。表面には金めっきが施されていてもよい。半導体レーザ素子14で発生した熱は、載置部10aを経由して、基体10の載置部10a側とは反対側の主面(下面)から外部へと放熱される。放熱のために、基体10の下面は、ヒートシンク付きの放熱プレート等の放熱器に取り付けることが好ましい。放熱器と基体10の下面とはグリス等によって接続することができる。図2に示すように、基体10の上面視における外縁は、略円形状とすることができる。基体10の外縁には窪みを設けてもよい。窪みの上面視形状は、例えば略三角形状や略四角形状である。このような窪みは、例えば基体10の向きを揃えるためのガイドとして用いられる。
また、半導体レーザ素子14が設けられる載置部10aの側面は、基体10の下面に対して略垂直であることが望ましい。これにより、半導体レーザ素子14が出射するレーザ光の光軸を、基体10の下面に対して略垂直とすることができる。また、載置部10aは、基体10の土台部と別体でもよいが、一体とすることが好ましい。載置部10aと土台部との間に隙間があると熱の運搬効率が落ちてしまうが、一体であればこれを回避することができる。例えば、銅合金の板をプレス成型することで、載置部10aを備える基体10を形成する。半導体レーザ素子14が設けられる側面は、平坦面であることが好ましい。なお、載置部と土台部を別材料で構成する場合、載置部10aは熱伝導率の高い材料からなることが望ましい。載置部10aの好ましい材料としては、具体的には、銅又は銅合金が挙げられる。その表面に金めっきを施してもよい。
基体10とリード端子13A、13Bとの熱膨張係数差よりも、端子保持部材11とリード端子13A、13Bとの熱膨張係数差の方が小さいことが好ましい。端子保持部材11の材料として、具体的には、鉄を含む合金が挙げられる。表面に金めっきが施されていてもよい。また、基体10を熱伝導性の良い材料で構成した場合、キャップ12との線膨張係数が離れることが考えられる。このため、端子保持部材は、キャップ12(保持部12b)と基体10の中間の線膨張係数であると尚良い。端子保持部材11は、例えば銀ロウ等の金属接着剤により基体10と接合される。典型的には、基体10と端子保持部材11との接合部の幅は、端子保持部材11とキャップ12との接合部の幅よりも大きい。端子保持部材11を基体10と十分に接合して気密性を確保するために、上面視において端子保持部材11の外縁は基体10の外縁よりも内側にあることが好ましい。また、端子保持部材11の上面にはキャップ12を接合するため、端子保持部材11の厚みは、キャップ12の厚みよりも大きいことが好ましい。例えば厚み0.25mmとする。
図2に示すように、上面視において、端子保持部材11の外縁は、基体10の外縁に近接した近接部11aと、基体10の外縁からの距離が近接部11aよりも大きい離間部11bと、を含むことが好ましい。離間部11bからはリード端子13A、13Bが突出している。このように配置することで、リード端子13A、13Bを基体10の上方に収めることができるので、複数の発光装置100を近接して配置しやすい。上面視において、離間部11bは直線状であることが好ましい。このようにほぼ平坦な面に対して略垂直に貫通した貫通孔を設けることで、円柱状の貫通孔が形成される。そして、円柱状の絶縁材15を用いてリード端子13A、13Bを組み付けることにより、リード端子13A、13Bを強固に固定することができる。リード端子13A、13Bを通す貫通孔のサイズは例えばφ1.2mmである。
近接部11aの上面視形状は、基体10の上面視形状の一部とほぼ同じであることが好ましい。例えば図2に示すように、基体10の外縁が略円形状であれば、近接部11aは、基体10の外縁よりも小さい半径の同心円の円弧で構成されている。なお、基体10の外縁に窪みが設けられている場合は、窪みを無視した形状を基体10の外縁の形状として考えてよい。また、上面視における離間部11bの長さは、近接部11aの円弧の半径よりも長い程度とすることができる。
端子保持部材11は、例えば、あらかじめリード端子13A、13Bを絶縁材15にて固定させた状態で、銀ロウが塗布されている基体10に乗せ、加熱することによって接合する。通常、この後に半導体レーザ素子14等を実装する。このため、端子保持部材11の上端は、載置部10aの側方に実装される半導体レーザ素子14等の部材よりも低い位置にあることが好ましい。
発光装置100は、少なくとも2本のリード端子13A、13Bを有する。例えば、リード端子13Aがアノード側の端子であり、リード端子13Bがカソード側の端子である。リード端子13A、13Bは、通電性の良い材料から構成される。具体的には、鉄とニッケルとコバールからなる合金や、鉄とニッケルからなる合金等が挙げられる。表面に金めっきが施されていてもよい。リード端子13A、13Bの形状は、例えば円柱状や円柱を屈曲させた形状である。リード端子13A、13Bの延伸方向に垂直な断面の直径は、例えば0.6mmである。
図4に示すように、リード端子13A、13Bは、第1部分13Baと第2部分13Bbを含むように屈曲していることが好ましい。第1部分13Baは、基体10と端子保持部材11とキャップ12によって構成される封止空間17の内側において、載置部10aの側面に沿った方向に延伸し、半導体レーザ素子14と電気的に接続するためのワイヤ16が接合された部分である。第2部分13Bbは、基体10の主面に沿った方向に延伸して端子保持部材11を貫通し、封止空間17の外側に配置された部分である。このような第1部分13Baを有することにより、半導体レーザ素子14等のワイヤボンディング面とリード端子13A、13Bのワイヤボンディング面を同じ向きとすることができる。したがって、量産性に優れた発光装置100を得ることができる。
なお、載置部10aの側面に沿った方向に延伸する第1部分13Baは、典型的には載置部10aの側面に対して略平行になるように配置されている。また、基体10の主面に沿った方向に延伸する第2部分13Bbは、典型的には基体10の主面に対して略平行になるように配置されている。すなわち、リード端子13A、13Bは、典型的にはL字形状である。
また、上面視において、リード端子13A、13Bの封止空間17の外側に配置された一端は、基体10の外縁よりも内側に配置されていることが好ましい。すなわち、リード端子13A、13Bは基体10の上方に完全に収まっていることが好ましい。これにより、発光装置100の外縁を基体10の外縁と一致させることができるので、複数の発光装置100を近接させて配置することができる。基体10が半導体レーザ素子14と電気的に繋がっていなければ、複数の発光装置100を基体10が接触する程度に近づけて配置してもよい。
端子保持部材11の貫通孔内には絶縁材15が充填されており、これによってリード端子13A、13Bが固定される。絶縁材15は例えばガラス材料からなる。気密封止するためには、絶縁材15は、端子保持部材11及びリード端子13A、13Bと熱膨張係数が近い材料が好ましく、例えばホウケイ酸ガラスが挙げられる。絶縁材15を端子保持部材11に圧接することにより、気密性を確保することができる。
キャップ12は端子保持部材11の上面に接合されるため、上面視において、キャップ12の外縁は端子保持部材11の外縁とほぼ同じがそれよりも内側に配置することが好ましい。キャップ12は、窓部12aと保持部12bを有する。窓部12aは保持部12bの貫通孔内に配置された透光性の部材である。半導体レーザ素子14からの光は窓部12aから取り出される。例えば、窓部12aは、φ2.3mm、厚さ0.3mmのガラス製の部品であり、低融点ガラスにより保持部12bに接合されている。窓部12aの上面視形状は例えば円形状である。上面視において、窓部12aは典型的には基体10の中心部に配置される。保持部12bと端子保持部材11は、例えば溶接によって接合する。保持部12bは、例えばステンレス(SUS)からなる。
半導体レーザ素子14は、例えば窒化物半導体レーザ素子である。発振波長は紫外〜緑色が挙げられる。半導体レーザ素子14は、サブマウント18を介して載置部10aに取り付けられていてよい。サブマウント18は、典型的には、電気絶縁性が高く、熱伝導率の高い部品である。例えば、窒化アルミニウムや炭化ケイ素が挙げられる。例えば、絶縁性の炭化ケイ素基板の表面と裏面の両方に金属層を設け、表面の金属層に半導体レーザ素子14を固着させ、裏面の金属層によって載置部10aと固着させる。
複数の発光装置100を実装する場合の一例を、図7及び図8に示す。図7及び図8に示すように、放熱プレート20の複数の凹部20aにそれぞれ発光装置100の基体10を直接又はグリスやハンダ等を介して固定する。凹部20aの形状及び大きさは基体10とほぼ同じである。貫通孔20bは固定用であり、例えばネジを挿入して放熱プレート20を放熱器等に固定する。なお、凹部20aに替えて貫通孔でもよい。この場合は、発光装置100の基体10を放熱器等に直接またはグリス等を介して熱的に接続すればよい。
基体10とリード端子13A、13Bの間に通電部材30を配置することにより、複数の発光装置100に電力を供給することができる。通電部材30の表面には配線31a〜31jが設けられており、それぞれハンダ等によってリード端子13A、13Bと電気的に接続される。配線31a〜31jは、複数の発光装置100が直列接続されるように通電部材30の内部に設けられた内部配線で繋がっている。すなわち、配線31bと配線31cが接続され、配線31dと配線31eが接続され、配線31fと配線31gが接続され、配線31hと配線31iが接続される。通電部材30は、例えば配線31aをアノード側、配線31jをカソード側として、さらに外部の配線と接続すればよい。
このように直列接続した複数の発光装置100を数列並べて配置し、発光装置100の発光部(窓部12a)をマトリクス状に配置してもよい。発光装置100のリード端子13A、13Bは基体10の上方に収まっているので、リード端子13A、13Bの突出側に別の発光装置100を隣接して配置することができる。
<実施形態2>
図9は、実施形態2に係る発光装置200の模式的な上面図であり、図10は、発光装置200の模式的な側面図である。図9及び図10に示すように、実施形態2に係る発光装置200は、端子保持部材211が上面視において円環状である点で実施形態1に係る発光装置100と異なる。この場合、キャップ212は円筒状のものを用いることができる。円筒状のキャップ212は、従来の基体を貫通してリード端子を設ける発光装置と同様のものを用いてよい。
図9に示すように、上面視において、リード端子213A、213Bが端子保持部材211を貫通する方向は、発光装置200の中心部から放射線状に伸びる方向であることが好ましい。これにより、上面視においてリード端子213A、213Bの基体210からの突出量を抑制することができるため、複数の発光装置200を近接して配置することができる。特に、複数の発光装置200を縦横に並べて配置するマトリクス状の配置の際に好ましい。また、端子保持部材211に設ける貫通孔を円柱状に近い形状とすることができるため、円柱状の絶縁材215を用いてリード端子213A、213Bを固定することができる。円柱状の絶縁材215は、線材から切り出すことで作製できるため、安価に作製することができる。絶縁材215は、上面視において端子保持部材211から突出していてもよい。
<他の実施形態>
他の実施形態を、図11〜14を用いて説明する。実施形態1の発光装置とは、半導体レーザ素子が載置部の上面に設けられる点、載置部の上面にはさらに半導体レーザ素子からの出射光を載置部の上面と平行な方向から垂直な方向に変える光反射部材(光反射ミラー)が設けられている点で異なり、その他の点で実施の形態1と同じである。
他の実施の形態の発光装置300は、主面から上方に突出した載置部310aを有する基体310と、載置部310aを囲むように基体310の主面に接合された環状の端子保持部材311と、端子保持部材311の上面に接合され、基体310及び端子保持部材311と共に封止空間を構成するキャップ312と、載置部310aの上面に設けられた半導体レーザ素子314と光反射部材319と、端子保持部材を貫通したリード端子313A、313Bと、を備える。
図11は他の実施の形態に係る発光装置の模式的な斜視図、図12は他の実施の形態に係る発光装置の模式的な上面図、図13は他の実施形態に係る発光装置のキャップ接合前の状態を示す模式的な斜視図であり、図14は他の実施形態に係る発光装置のキャップ接合前の状態を示す模式的な上面図である。図13と図14は、他の実施の形態に係る発光装置の封止空間の構造を説明するための図である。
ここでキャップ312は、窓部312aと保持部312bを有する。窓部312aは保持部312bの貫通孔内に配置された透光性の部材である。半導体レーザ素子314からの光は、載置部の上面と平行な方向に進み、光反射部材319によって、基板の主面に垂直な方向に進み、窓部12aから取り出される。また半導体レーザ素子314はリード端子312a、312bと、ワイヤによって電気的に接続される。
載置部310aは環状の端子保持部材の内側の大きさとほぼ同じ大きさで基板の主面から上方に突出しているが、突出していなくてもよい。この場合は、載置部は基板の主面上にある載置領域であって、載置領域に半導体レーザ素子314と光反射部材319とを備えることとなる。
100、200、300 発光装置
10、210、310 基体
10a、310a 載置部
11、211、311 端子保持部材
11a 近接部、 11b 離間部
12、212、312 キャップ
12a、312a 窓部、 12b、312b 保持部
13A、13B、213A、213B、313A、313B リード端子
13Ba 第1部分、 13Bb 第2部分
14、314 半導体レーザ素子
15、215 絶縁材
16 ワイヤ
17 封止空間
18 サブマウント
20 放熱プレート
20a 凹部、 20b 貫通孔
30 通電部材
31a〜31j 配線
319 光反射部材

Claims (5)

  1. 主面から上方に突出した載置部を有する基体と、
    前記載置部を囲むように前記基体の前記主面に接合された環状の端子保持部材と、
    前記端子保持部材の上面に接合され、前記基体及び前記端子保持部材と共に封止空間を構成するキャップと、
    前記載置部の側面に設けられた半導体レーザ素子と、
    前記端子保持部材を貫通したリード端子と、
    を備える発光装置。
  2. 上面視において、前記リード端子の前記封止空間の外側に配置された一端は、前記基体の外縁よりも内側に配置されている請求項1記載の発光装置。
  3. 上面視において、前記端子保持部材の外縁は、前記基体の外縁に近接した近接部と、前記基体の外縁からの距離が前記近接部よりも大きい離間部と、を含み、
    前記離間部から前記リード端子が突出している請求項1又は2に記載の発光装置。
  4. 上面視において、前記離間部は直線状である請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記リード端子は、屈曲しており、
    前記封止空間の内側において前記載置部の前記側面に沿った方向に延伸し、前記半導体レーザ素子と電気的に接続するためのワイヤが接合された第1部分と、
    前記基体の前記主面に沿った方向に延伸して前記端子保持部材を貫通し、前記封止空間の外側に配置された第2部分と、を含む請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発光装置。
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