JP2017096828A - 車輪速センサ - Google Patents

車輪速センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2017096828A
JP2017096828A JP2015230409A JP2015230409A JP2017096828A JP 2017096828 A JP2017096828 A JP 2017096828A JP 2015230409 A JP2015230409 A JP 2015230409A JP 2015230409 A JP2015230409 A JP 2015230409A JP 2017096828 A JP2017096828 A JP 2017096828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection element
portions
wheel speed
electric wire
speed sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015230409A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6601185B2 (ja
Inventor
裕信 山本
Hironobu Yamamoto
裕信 山本
利成 小林
Toshinari Kobayashi
利成 小林
正晴 中村
Masaharu Nakamura
正晴 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2015230409A priority Critical patent/JP6601185B2/ja
Priority to DE102016121960.6A priority patent/DE102016121960B4/de
Priority to US15/359,055 priority patent/US20170153265A1/en
Priority to CN202011263103.9A priority patent/CN112505346A/zh
Priority to CN201611062959.3A priority patent/CN106970240A/zh
Publication of JP2017096828A publication Critical patent/JP2017096828A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6601185B2 publication Critical patent/JP6601185B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/443Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed mounted in bearings
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/487Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by rotating magnets
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/488Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by variable reluctance detectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P1/00Details of instruments
    • G01P1/02Housings
    • G01P1/026Housings for speed measuring devices, e.g. pulse generator

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

【課題】複数のセンサ部によって複数系統の検出信号を発生させ得る構成を、部品点数、取付工数、取付スペースを抑えた形で実現する。【解決手段】車輪速センサ1は、車輪と共に回転するロータR(被検出体)の回転による磁界変動を検出して電気信号に変換する複数の検出素子部11,12と、検出素子部11,12の各々に対応する出力経路として構成され、各々の検出素子部11,12の出力に応じた信号を伝送する複数の出力電線部41,42と、車両に固定される部材として構成され、複数の検出素子部11,12を一体的に保持する固定部材3とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車輪速センサに関する。
現在、車両には、制動時の車輪のロックを防止するアンチロックブレーキシステムや、発進時のスリップを防止するトラクションコントロールシステム等が搭載されており、かかるシステムの一部として、車輪の回転速度を計測する車輪速センサが用いられている。例えば、特許文献1で開示される車輪速センサは、センサ部として機能するホールIC20が樹脂成形部30にて覆われた形で埋設され、四角柱部分11が構成されている。この四角柱部分11は、車輪と一体的に回転するロータに対向させる形で車両本体に固定され、車輪の回転時には、ロータの回転による磁界変動を樹脂モールド内のホールIC20が検出し、回転速度に応じた電気信号を発生させる。
特開2014−130100号公報
従来の車輪速センサでは、1つのロータに対しては近接位置に1つのセンサ部のみを配置し、このセンサ部からの電気信号によってロータの回転速度、即ち、車輪の回転速度を検出する構成が一般的であった。しかし、1つのロータに対して1つのセンサ部のみを対向させる構成では、センサ部に故障等が生じた場合に検出不能となってしまうという問題がある。
一方、この問題を解消する方法としては、例えば、1つのロータに対し特許文献1のような車輪速センサを2つ以上近接させて配置することで検出信号を多重化する方法が考えられる。しかし、この方法では、1つの車輪速センサのみを近接配置させる構成と比較して、部品点数、取付工数、取付スペースをいずれも大幅に増大させてしまうという問題がある。
本発明は上述した事情に基づいてなされ、車輪速を反映した検出信号を複数系統で出力させ得る構成を、部品点数、取付工数、取付スペースを抑えた形で実現することを目的とする。
本発明の車輪速センサは、
車輪と共に回転する被検出体の回転による磁界変動を検出して電気信号に変換する複数の検出素子部と、
複数の前記検出素子部の各々に対応する出力経路として構成され、各々の前記検出素子部の出力に応じた信号を伝送する複数の出力電線部と、
車両に固定される部材として構成され、複数の前記検出素子部を一体的に保持する固定部材と、
を有する。
本発明は、車輪と共に回転する被検出体の回転による磁界変動を検出し得る検出素子部が複数設けられ、それら検出素子部の各々に対応する出力経路として出力電線部が設けられている。よって、車輪速を反映した検出信号を複数系統で出力させることができる。更に、車両に固定される部材として固定部材が設けられ、この固定部材は、複数の検出素子部を一体的に保持する構成をなす。この構成によれば、複数の車輪速センサを別個に車両に取り付けて多重化を図る構成と比較して、部品点数、取付工数、取付スペースを抑えることができる。
実施例1の車輪速センサを示す斜視図である。 実施例1の車輪速センサの一部を示す平面図である。 実施例1の車輪速センサの一部を示す側面図である。 図2のA−A断面概略図である。 実施例1の車輪速センサの一部について、樹脂モールド部が省略された状態を示す斜視図である。 実施例1の車輪速センサの一部について、樹脂モールド部及び固定部材が省略された状態を示す斜視図である。 図6の状態の平面図である。 図6の状態の正面図と共にロータとの対応関係を示す説明図である。 図7のB−B断面概略図である。 (A)は、ロータが正方向に回転しているときの第1検出素子部及び第2検出素子部からの出力波形を示す波形図であり、(B)は、ロータが逆方向に回転しているときの第1検出素子部及び第2検出素子部からの出力波形を示す波形図である。 実施例2の車輪速センサを示す斜視図である。 実施例2の車輪速センサの一部を示す平面図である。 実施例2の車輪速センサの一部を示す側面図である。 図12のC−C断面概略図である。 実施例2の車輪速センサの一部について、樹脂モールド部が省略された状態を示す斜視図である。 実施例2の車輪速センサの一部について、樹脂モールド部及び固定部材が省略された状態を示す斜視図である。 実施例2の車輪速センサの一部について、樹脂モールド部、固定部材、出力電線部が省略された状態を示す平面図である。 図17の状態の正面図と共にロータとの対応関係を示す説明図である。 図17の状態の側面図である。 図19のD−D断面概略図である。 実施例3の車輪速センサを示す斜視図である。 実施例3の車輪速センサの一部を示す平面図である。 図22のE−E断面概略図である。 実施例3の車輪速センサの正面図と共にロータとの対応関係を示す説明図である。 実施例3の車輪速センサの一部について、樹脂モールド部が省略された状態を示す斜視図である。 実施例3の車輪速センサの一部について、樹脂モールド部及び固定部材が省略された状態を示す斜視図である。 実施例3の車輪速センサの第2センサヘッド部について、樹脂モールド部が省略された状態を示す平面図である。 図27の状態の正面図である。 図28のF−F断面概略図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明において、複数の検出素子部は、被検出体の回転軸と直交する仮想平面上に配置されていてもよい。本明細書において、回転軸とは、被検出体が回転運動するときの、その中心となる固定した仮想直線を意味し、仮想平面は、回転軸と直交する仮想的な平面のうち、複数の検出素子部をいずれも通る平面を意味する。
この構成によれば、被検出体の回転軸の方向において、複数の検出素子部及び固定部材が一体化された部分のサイズが抑えられる。
本発明において、少なくとも2つの検出素子部が、被検出体の周方向において異なる位置に配置され且つ異なるタイミングでパルスを発生させる構成となっていてもよい。
このように、少なくとも2つの検出素子部において異なるタイミングでパルスが発生する構成となっていれば、車輪が所定の回転方向に回転する場合のパルスの発生順序と、それとは逆方向に回転する場合のパルスの発生順序とが異なるようになる。つまり、車輪の回転方向を特定し得る構成となる。
本発明において、複数の検出素子部は、被検出体の回転軸と平行な方向に並んでいてもよい。
この構成によれば、被検出体の回転軸と直交する方向において、複数の検出素子部及び固定部材が一体化された部分のサイズが抑えられる。
本発明は、複数の検出素子部をいずれも被覆する樹脂モールド部を有していてもよい。
このように樹脂モールド部内に複数の検出素子部がいずれも埋設された構成とすれば、車輪速センサをより小型化しやすくなる。
本発明において、検出素子部は、出力電線部に接続される端子部を備えていてもよい。更に、本発明は、複数の検出素子部を保持するとともに、各々の検出素子部に対応する端子部における出力電線部との接続面の向きを定めるホルダ部を有していてもよい。
この構成によれば、複数の検出素子部をホルダ部によってまとめて保持することができ、複数の検出素子部の保持構造をより簡素化、小型化することできる。更に、各々の端子部において接続面(出力電線部と接続する面)の向きを安定的に定めることができる。
本発明において、ホルダ部は、複数の検出素子部のうち一の検出素子部に設けられた端子部を、被検出体の回転軸と直交する所定方向の一方側に配置し、他の検出素子部に設けられた端子部を、所定方向の他方側に配置する構成であってもよい。更に、ホルダ部は、所定方向の一方側に配置された端子部における出力電線部との接続面を所定方向の一方側に向け、所定方向の他方側に配置された端子部における出力電線部との接続面を所定方向の他方側に向けた形態で、複数の検出素子部を保持する構成であってもよい。
この構成によれば、所定方向の一方側の端子部と他方側の端子部とで接続面の向きを異ならせることができる。これにより、複数の検出素子部をよりコンパクトに配置して端子部をより近い位置に密集させた構成であっても、端子部と出力電線部との接合が良好に行われやすくなる。
本発明において、固定部材は、当該固定部材を車両に連結するための連結部材が挿し通される挿通孔部を備え、複数の検出素子部は、被検出体の周方向において挿通孔部を挟んだ一方側に第1の検出素子部が配置され、挿通孔部を挟んだ他方側に第2の検出素子部が配置されていてもよい。
このように、固定部材に挿通孔部(車両に連結するための連結部材が挿し通される孔部)を設け、その両側に第1の検出素子部と第2の検出素子部を配置すれば、より一層のリスク分散が図られる。例えば、飛び石などによっていずれか一方の検出素子部に衝撃が加わっても、挿通孔部を挟んだ反対側の検出素子部には衝撃の影響が及びにくくなるため、2つの検出素子部が同時に故障する可能性をより低くすることができる。
<実施例1>
以下、実施例1を図1〜図10に基づいて説明する。
本実施例、及び本実施例以外のいずれの例の車輪速センサも、例えば、制動時の車輪のロックを防止するアンチロックブレーキシステムの一部として、車輪の回転速度を計測するために用いることができる。
図5で示されるように、車輪速センサ1は、車輪と共に回転するロータR(図3、図8)の回転による磁界変動を検出して電気信号に変換する複数の検出素子部11,12と、複数の検出素子部11,12の各々に対応する出力経路として構成され、各々の検出素子部11,12の出力に応じた信号を伝送する複数の出力電線部41,42と、車両に固定される部材として構成され、複数の検出素子部11,12を一体的に保持する固定部材3とを有する。出力電線部41は、具体的には2本の出力電線部41A,41Bによって構成され、出力電線部42は、具体的には2本の出力電線部42A,42Bによって構成される。以下では、これらの部品及びその他の部品について詳述する。
本構成では、固定部材3の長手方向を上下方向とし、樹脂モールド部5の長手方向を前後方向とする。そして、上下方向及び前後方向と直交する方向を左右方向とする。なお、以下では、ロータRの回転軸の方向が前後方向であり、複数の検出素子部11,12が並ぶ方向が左右方向である構成を代表例として説明する。前後方向については、検出素子部11,12が配置される側を前方、ワイヤハーネス40が配置される側を後方とする。上下方向については、樹脂モールド部5が配置される側を上側、挿通孔部3Aが配置される側を下側とする。
図3のように、車輪速センサ1は、車両本体に回転可能に保持された車輪(図示は省略)と一体的に回転するロータRに対向するように、車両本体に対して相対移動不能に固定される。車輪速センサ1の配置は、2つの検出素子部11,12のそれぞれがロータRの回転による磁気変動を検出し得る配置であればよい。例えば、図3において実線で示されるロータRの例のように、2つの検出素子部11,12の前面をロータRの板面(具体的には、板面の外縁部付近)に向けて配置する対向配置であってもよく、図3において二点鎖線で仮想的に示される例のように、ロータR2の外周面に対向するように2つの検出素子部11,12が配置される対向配置であってもよい。以下では、図3、図8で示されるロータRの例を代表例として説明する。
ロータRは、被検出体の一例に相当し、図3にはその一部のみが概略的に図示されている。このロータRは、例えば、環状又は円板状等の形状をなしており、厚さ方向の回転軸を中心として回転する。ロータRは、例えば外周縁が回転軸を中心とする円形状の外縁となっており、この外周縁に沿ってS極磁性部RAとN極磁性部RBとが同サイズで交互に配列されている。そして、車両の走行により車輪が回転した場合、車輪と一体的にロータRが回転し、ロータRにおいて、検出素子部11に対向する部分の磁性がN極とS極とに交互に切り替わり、検出素子部12に対向する部分の磁性もN極とS極とに交互に切り替わる。なお、図2〜図4では、ロータRの回転軸の方向と平行な方向を矢印F1で示す。
車輪速センサ1は、図1〜図3のような外観をなし、図4のような内部構成となっている。図4のように、車輪速センサ1は、主として、検出信号を発生させる電気部品である検出ユニット10と、検出ユニット10を保持する部分であるホルダ部7と、検出ユニット10を覆うカバーとしての樹脂モールド部5と、図示しない車両側に固定される固定部材3とを含んで構成されている。樹脂モールド部5の一端側には検出素子部11,12が埋め込まれ、樹脂モールド部5の他端側からはワイヤハーネス40が延出している。
図5のように、検出ユニット10は、検出素子部11を含んでなる第1検出ユニット10Aと、検出素子部12を含んでなる第2検出ユニット10Bとを備える。第1検出ユニット10Aは、矩形状且つ板状の検出素子部11と、この検出素子部11に接続される2本の端子部21A,21B(図7)と、この2本の端子部21A,21Bに跨って接続された略直方体形状のコンデンサ15A(図4)とを有する。第2検出ユニット10Bは、矩形状且つ板状の検出素子部12と、この検出素子部12に接続される2本の端子部22A,22B(図7)と、この2本の端子部22A,22Bに跨って接続された略直方体形状のコンデンサ15B(図8)とを有する。
図5、図6で示される検出素子部11,12は、それぞれがホール素子を含んだホールICとして構成され、いずれも磁界変動を電気信号に変換して出力する素子部として構成される。検出素子部11,12は、いずれも略板状に構成され、板厚方向を前後方向とするように配置される。更に、これら検出素子部11,12は、ロータRの回転軸と直交する仮想平面Z上に位置し、ロータRの周方向に沿って並んでいる。
図7で示される端子部21A,21Bは、図6で示される検出素子部11に対応して設けられ、各々の一端側が検出素子部11に接続され、各々の他端側は、出力電線部41A,41Bにそれぞれ接続されている。図4のように、端子部21Bは、板状のリード部材として構成され、その一端寄り(前端寄り)の部分は上下方向に沿って下方側に延びる下方延出部23Bとして構成され、この下方延出部23Bから折れ曲がるように前後方向に対して傾斜した傾斜延出部24Bが構成されている。端子部21Aも同様であり、板状のリード部材として構成され、図示はしていないが一端寄り(前端寄り)の部分が下方延出部23Bと略平行に下方側に延びる下方延出部として構成され、この下方延出部ら折れ曲がるように前後方向に対して傾斜した傾斜延出部24A(図7)が傾斜延出部24Bと略平行に構成されている。
そして、端子部21A,21Bの両下方延出部に検出素子部11が接続され、端子部21A,21Bの両傾斜延出部に跨ってコンデンサ15A(図4)が設けられている。図4のように、コンデンサ15Aは端子部21A,21Bよりも上方に突出している。図7のように、端子部21A,21Bにおいて、傾斜延出部24A,24Bのそれぞれの後端寄り部分の上面は、出力電線部41A,41Bと接続される接続面31A,31Bとして構成される。接続面31A,31Bは、上方側且つ後方側を向くような斜め上向きの配置であり、これら接続面31A,31Bに対して、出力電線部41A,41Bがそれぞれ半田付けなどにより接続されている。2本の出力電線部41A,41Bは、いずれも導体である銅やアルミニウムその他の金属線の複数を束ね合わせた芯線44がエチレン系樹脂やスチレン系樹脂等の電気絶縁性を有する被覆部材46で覆われた構造とされており、各々の芯線44が端子部21A,21Bにそれぞれ半田付けされている。
図7で示される端子部22A,22Bは、図6で示される検出素子部12に対応して設けられ、各々の一端側が検出素子部12に接続され、各々の他端側は、出力電線部42A,42Bにそれぞれ接続されている。図9のように、端子部22Bは、板状のリード部材として構成され、その一端寄り(前端寄り)の部分は上下方向に沿って下方側に延びる下方延出部26Bとして構成され、この下方延出部26Bから折れ曲がるように前後方向に対して傾斜した傾斜延出部27Bが構成されている。端子部22Aも同様であり、板状のリード部材として構成され、図示はしていないが一端寄り(前端寄り)の部分が下方延出部26Bと略平行に下方側に延びる下方延出部として構成され、この下方延出部ら折れ曲がるように前後方向に対して傾斜した傾斜延出部27A(図7)が傾斜延出部27Bと略平行に構成されている。
そして、端子部22A,22Bの両下方延出部に検出素子部12が接続され、端子部22A,22Bの両傾斜延出部に跨ってコンデンサ15B(図9)が設けられている。コンデンサ15Bは端子部22A,22Bよりも上方に突出している。図7のように、端子部22A,22Bにおいて、傾斜延出部27A,27Bのそれぞれの後端寄り部分の上面は、出力電線部42A,42Bと接続される接続面32A,32Bとして構成される。接続面32A,32Bは、上方側且つ後方側を向いた斜め上向きの配置となっており、これら接続面32A,32Bに対して、出力電線部42A,42Bがそれぞれ半田付けなどにより接続されている。2本の出力電線部42A,42Bは、出力電線部41A,41Bと同様に構成され、芯線44が被覆部材46で覆われた構造とされており、各々の芯線44が端子部22A,22Bにそれぞれ半田付けされている。
ホルダ部7は、複数の検出素子部11,12を保持するとともに、検出素子部11に対応する端子部21A,21Bの接続面31A,31B(出力電線部41A,41Bと接続する面)の向きを定め、検出素子部12に対応する端子部22A,22Bの接続面32A,32B(出力電線部42A,42Bと接続する面)の向きを定めるように機能する。具体的には、ホルダ部7は、前端部に検出素子部11,12を配置し、検出素子部11,12のぞれぞれの板面を前方側に向けた状態でこれらを保持し、検出素子部11に接続される端子部21A,21Bと、検出素子部12に接続される端子部22A,22Bとを上述した配置状態で保持している。このホルダ部7は、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の合成樹脂により形成されている。このホルダ部7は、例えば、検出ユニット10を所定の配置に保った状態で射出成形等がなされることにより検出ユニット10と一体的に形成される。
図4のように、樹脂モールド部5は、上述した検出ユニット10とワイヤハーネス40の端部を覆うように配置され、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の合成樹脂により形成されている。具体的には、例えば射出成形等によって検出ユニット10とホルダ部7とが一体化された成形体2が構成され、この成形体2に対して出力電線部41A,41B,42A,42Bが接合された後に、上述の成形体2と出力電線部41A,41B,42A,42Bとを接合してなる構造体(図6、図7の構成)に対し、射出成形等がなされることによって形成される。
具体的には、成形体2と出力電線部41A,41B,42A,42Bとを接合してなる構造体(図6、図7の構成)の一部を、図5のように、固定部材3の貫通孔部3Bに挿し通した状態で維持し、この状態で射出成形等がなされることによって図4のような樹脂モールド部5が形成される。このような樹脂モールド部5により、複数の検出素子部11,12がいずれも被覆され、複数の検出素子部11,12は樹脂モールド部5内に埋設される。
ワイヤハーネス40は、図6、図7で示す4本の出力電線部41A,41B,42A,42Bを束ねて樹脂被覆などを行うことにより、1本のワイヤとしたものである。このワイヤハーネス40は、出力電線部41を構成する2本の出力電線部41A,41Bと、出力電線部42を構成する2本の出力電線部42A,42Bとがそれぞれまとめられ、それぞれがシース電線として構成されていてもよく、4本の出力電線部41A,41B,42A,42Bが一括して樹脂被覆されていてもよい。図1等の例では、出力電線部41,42をそれぞれ構成する2本のシース電線51,52がゴムチューブ60でまとめられた形となっている。出力電線部41を構成するシース電線51は、コネクタ71に接続され、出力電線部42を構成するシース電線51は、コネクタ72に接続される。コネクタ71,72は、車両に搭載された制御装置などに接続するためのものである。
図1、図4等のように、固定部材3は、長手状且つ板状に構成されており、長手方向の一方側には板厚方向に貫通した孔部である挿通孔部3Aが形成されている。一方、長手方向の他方側には板厚方向に貫通した孔部である貫通孔部3Bが形成されている。挿通孔部3Aは、ボルト等の連結部材を挿し通す孔部として構成され、内周部にはC字形状の金属製の保持リング3Cが嵌め込まれている。図4のように、貫通孔部3B内には上述した成形体2が挿し通されており、貫通孔部3Bの周辺と成形体2とが樹脂モールド部5によって固定され、一体化されている。このように構成される固定部材3は、挿通孔部3A内に挿し通され且つ車両側に連結されるボルトによって車両の適所に固定される。
このように構成される車輪速センサ1では、複数の検出素子部11,12がいずれも、ロータR(被検出体)の回転軸と直交する所定の仮想平面Z上に配置される。図2〜図4では、この仮想平面Zの位置を二点鎖線にて概念的に示している。
具体的には、検出素子部11,12は、いずれもS極とN極の磁界の切り替わりを検出し、検出素子部11の位置の磁界がS極からN極に切り替わったときに一定電圧以上のHレベル信号を出力し、そのHレベル信号をN極からS極に切り替わるまで維持する。また、検出素子部11の位置の磁界がN極からS極に切り替わったときに一定電圧未満のLレベル信号を出力し、そのLレベル信号をS極からN極に切り替わるまで維持する。検出素子部11から出力されるHレベル信号及びLレベル信号は、図7で示される端子部21A,21Bを介して出力電線部41A,41Bに出力され、出力電線部41A,41Bにおいて信号に応じた電位差となる。検出素子部12から出力されるHレベル信号及びLレベル信号は、図7で示される端子部22A,22Bを介して出力電線部42A,42Bに出力され、出力電線部42A,42Bにおいて信号に応じた電位差となる。
2つの検出素子部11,12は、ロータRの周方向において異なる位置に配置され且つ異なるタイミングでパルスを発生させる構成となっている。例えば、ロータRが所定の正方向に回転している正転状態では、検出素子部11,12から出力されるパルスの波形は図10(A)のようになり、検出素子部12(第2検出素子部)からHレベル信号が出力された後に、検出素子部11(第1検出素子部)からHレベル信号が出力される出力順序となる。具体的には、検出素子部12から出力されるHレベル信号の立ち上がりタイミングの後に、検出素子部11から出力されるHレベル信号の立ち上がりタイミングが到来し、その後、検出素子部12から出力されるHレベル信号の立ち下がりタイミング、検出素子部11から出力されるHレベル信号の立ち下がりタイミングが順次到来する。本構成の車輪速センサ1では、このような順序で各信号が発生した場合に、ロータRの回転方向、即ち車輪の回転方向が正方向であると判定することができる。
一方、ロータRが上記正方向とは反対の逆方向に回転している逆転状態では、検出素子部11,12から出力されるパルスの波形は図10(B)のようになり、検出素子部11(第1検出素子部)からHレベル信号が出力された後に、検出素子部12(第2検出素子部)からHレベル信号が出力される出力順序となる。具体的には、検出素子部11から出力されるHレベル信号の立ち上がりタイミングの後に、検出素子部12から出力されるHレベル信号の立ち上がりタイミングが到来し、その後、検出素子部11から出力されるHレベル信号の立ち下がりタイミング、検出素子部12から出力されるHレベル信号の立ち下がりタイミングが順次到来する。本構成の車輪速センサ1では、このような順序で各信号が発生した場合に、ロータRの回転方向、即ち車輪の回転方向が逆方向であると判定することができる。つまり、本構成によれば、ロータRの回転方向、即ち車輪の回転方向の正逆判定が可能となる。
以上の通り、本構成は、車輪と共に回転するロータR(被検出体)の回転による磁界変動を検出し得る複数の検出素子部11,12が設けられ、それら検出素子部11,12の各々に対応する出力経路として出力電線部41,42が設けられている。よって、車輪速を反映した検出信号を複数系統で出力させることができる。更に、車両に固定される部材として固定部材3が設けられ、この固定部材3は、複数の検出素子部11,12を一体的に保持する構成をなす。この構成によれば、複数の車輪速センサを別個に車両に取り付けて多重化を図る構成と比較して、部品点数、取付工数、取付スペースを抑えることができる。
本構成では、複数の検出素子部11,12が、ロータR(被検出体)の回転軸と直交する仮想平面Z上に配置されている。よって、ロータR(被検出体)の回転軸の方向において、複数の検出素子部11,12及び固定部材3が一体化された部分のサイズが抑えられる。
本構成では、少なくとも2つの検出素子部11,12が、ロータR(被検出体)の周方向において異なる位置に配置され且つ異なるタイミングでパルスを発生させる構成となっている。よって、車輪が所定の回転方向に回転する場合のパルスの発生順序と、それとは逆方向に回転する場合のパルスの発生順序とが異なるようになる。つまり、車輪の回転方向を特定し得る構成となる。
本構成は、樹脂モールド部5が、複数の検出素子部11,12をいずれも被覆する構成となっている。このように樹脂モールド部5内に複数の検出素子部11,12がいずれも埋設された構成とすれば、車輪速センサをより小型化しやすくなる。
本構成では、検出素子部11,12は、出力電線部41,42に接続される端子部21A,21B,22A,22Bを備えており、ホルダ部7は、複数の検出素子部11,12を保持するとともに、検出素子部11,12の各々に対応する端子部における出力電線部41,42との接続面31A,31B,32A,32Bの向きを定める構成となっている。この構成によれば、複数の検出素子部11,12をホルダ部7によってまとめて保持することができ、複数の検出素子部11,12の保持構造をより簡素化、小型化することできる。更に、端子部21A,21B,22A,22Bの各々において接続面31A,31B,32A,32B(出力電線部と接続する面)の向きを安定的に定めることができる。
<実施例2>
実施例2を図11〜図20に基づいて説明する。なお、以下では、実施例1と同様の構成の部分については、実施例1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施例2の車輪速センサ201は、図11〜図13のような外観をなし、図14のような内部構成となっている。なお、図14は、図12のC−C断面が概略的に示されているが、樹脂モールド部205の内部については側面図を示している。図14で示されるように、車輪速センサ201は、車輪と共に回転するロータR(図13、図18)の回転による磁界変動を検出して電気信号に変換する複数の検出素子部211,212と、複数の検出素子部211,212の各々に対応する出力経路として構成され、各々の検出素子部211,212の出力に応じた信号を伝送する複数の出力電線部41,42(図16)と、車両に固定される部材として構成され、複数の検出素子部211,212を一体的に保持する固定部材203とを有する。
本構成では、固定部材203の長手方向を左右方向とし、樹脂モールド部205の長手方向を前後方向とする。そして、左右方向及び前後方向と直交する方向を上下方向とする。以下では、ロータRの回転軸の方向が前後方向であり、複数の検出素子部211,212が並ぶ方向が前後方向である構成を代表例として説明する。前後方向については、検出素子部211,212が配置される側を前方、ワイヤハーネス40が配置される側を後方とする。なお、図18は、車輪速センサ201の左右方向(固定部材203の長手方向)が、ロータRの回転半径方向(図面上下方向)となるように取り付けた例を示すものである。
図13のように、車輪速センサ201は、車輪と一体的に回転するロータRに対向するように、車両本体に対して相対移動不能に固定される。車輪速センサ201の配置は、例えば、図13において実線で示されるロータRの例のように、2つの検出素子部211,212の重なる方向(前後方向)が、ロータRの回転軸と平行な方向となるような対向配置であってもよく、図13において二点鎖線で仮想的に示される例のように、ロータR2の外周面と対向するように2つの検出素子部211,212が配置され、ロータR2の回転軸と直交する半径方向に2つの検出素子部11,12が並ぶような対向配置であってもよい。以下では、図13、図18で示されるロータRの例を代表例として説明する。なお、ロータRそのものの構成は実施例1と同様である。図12〜図14では、ロータRの回転軸の方向と平行な方向を矢印F1で示す。
図14のように、車輪速センサ201は、主として、検出信号を発生させる電気部品である検出ユニット210と、検出ユニット210を保持する部分であるホルダ部207と、検出ユニット210を覆うカバーとしての樹脂モールド部205と、図示しない車両側に固定される固定部材203とを含んで構成されている。樹脂モールド部205の一端側には検出素子部211,212が埋め込まれ、樹脂モールド部205の他端側からはワイヤハーネス40が延出している。
図17のように、検出ユニット210は、検出素子部211を含んでなる第1検出ユニット210Aと、検出素子部212を含んでなる第2検出ユニット210Bとを備える。図18のように、第1検出ユニット210Aは、矩形状且つ板状の検出素子部211と、この検出素子部211に接続される2本の端子部221A,221Bと、この2本の端子部221A,221Bに跨って接続された略直方体形状のコンデンサ215Aとを有する。第2検出ユニット210Bは、矩形状且つ板状の検出素子部212と、この検出素子部212に接続される2本の端子部222A,222Bと、この2本の端子部222A,222Bに跨って接続された略直方体形状のコンデンサ215Bとを有する。
検出素子部211,212は、実施例1の検出素子部11,12と同様のホールICであり、それぞれが検出素子部11,12と同様に機能し、いずれもS極とN極の磁界の切り替わりを検出し、配置位置の磁界がS極からN極に切り替わったときに一定電圧以上のHレベル信号を出力し、N極からS極に切り替わったときに一定電圧未満のLレベル信号を出力する。検出素子部211,212は、いずれも略板状に構成され、板厚方向を前後方向とするように配置される。これら検出素子部211,212は、ロータRの回転軸と平行な方向(即ち前後方向)に並んでいる。
図17、図18のように、端子部221A,221Bは、検出素子部211に対応して設けられ、各々の一端側が検出素子部211に接続され、各々の他端側は、出力電線部41A,41B(図16)にそれぞれ接続されている。端子部221Aは、板状のリード部材として構成され、その一端寄り(前端寄り)の部分は左右方向に延びる左右延出部223Aとして構成され、この左右延出部223Aの端部から折れ曲がるように前後方向に延びる前後延出部224Aが構成されている。端子部221Bも同様であり、板状のリード部材として構成され、その一端寄り(前端寄り)の部分は左右延出部223Aと略平行に左右方向に延びる左右延出部223Bとして構成され、この左右延出部223Bの端部から折れ曲がるように、前後延出部224Aと略平行に前後方向に延びる前後延出部224Bが構成されている。
端子部221A,221Bの両左右延出部223A,223Bに検出素子部211が接続され、両前後延出部224A,224Bに跨ってコンデンサ215Aが設けられている。端子部221A,221Bにおいて、前後延出部224A,224Bのそれぞれの後端寄り部分の側面は、出力電線部41A,41Bと接続される接続面231A,231Bとして構成される(図17、図20参照)。接続面231A,231Bは、左右方向一方側(端子部222A,222Bの接続面232A,232Bとは反対側)を向くような横向きの配置であり、これら接続面231A,231Bに対して、出力電線部41A,41Bの各々の芯線44がそれぞれ半田付けされている。
図17、図18のように、端子部222A,222Bは、検出素子部212に対応して設けられ、各々の一端側が検出素子部212に接続され、各々の他端側は、出力電線部42A,42B(図16)にそれぞれ接続されている。端子部222Aは、板状のリード部材として構成され、その一端寄り(前端寄り)の部分は左右方向に延びる左右延出部226Aとして構成され、この左右延出部226Aの端部から折れ曲がるように前後方向に延びる前後延出部227Aが構成されている。端子部222Bも同様であり、板状のリード部材として構成され、その一端寄り(前端寄り)の部分は左右延出部226Aと略平行に左右方向に延びる左右延出部226Bとして構成され、この左右延出部226Bの端部から折れ曲がるように、前後延出部227Aと略平行に前後方向に延びる前後延出部227Bが構成されている。
端子部222A,222Bの両左右延出部226A,226Bに検出素子部212が接続され、両前後延出部227A,227Bに跨ってコンデンサ215Bが設けられている。端子部222A,222Bにおいて、前後延出部227A,227Bのそれぞれの後端寄り部分の側面は、出力電線部41A,41Bと接続される接続面232A,232Bとして構成される(図17、図20参照)。接続面232A,232Bは、左右方向他方側(接続面231A,231Bとは反対側)を向くような横向きの配置であり、これら接続面232A,232Bに対して、出力電線部42A,42Bの各々の芯線44がそれぞれ半田付けされている。
図17〜図20で示すホルダ部207は、複数の検出素子部211,212を保持するとともに、検出素子部211に対応する端子部221A,221Bの接続面231A,231B(出力電線部41A,41Bと接続する面)の向きを定め、検出素子部212に対応する端子部222A,222Bの接続面232A,232B(出力電線部42A,42Bと接続する面)の向きを定めるように機能する。ホルダ部207は、前端部に検出素子部211,212を配置し、検出素子部211,212のぞれぞれの板面を前方側に向けた状態でこれらを保持し、検出素子部211に接続される端子部221A,221Bと、検出素子部212に接続される端子部222A,222Bとを上述した配置状態で保持している。ホルダ部207は、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の合成樹脂により形成されている。ホルダ部207は、例えば、検出ユニット210を所定の配置に保った状態で射出成形等がなされることにより検出ユニット210と一体的に形成される。
より具体的には、ホルダ部207は、検出素子部211(一の検出素子部)に設けられた端子部221A,221Bを、ロータRの回転軸と直交する所定方向(具体的には左右方向)の一方側に配置し、検出素子部212(他の検出素子部)に設けられた端子部222A,222Bを、所定方向(左右方向)の他方側に配置した状態でこれらを保持する。更に、ホルダ部207は、左右方向一方側に配置された端子部221A,221Bの接続面231A,231B(出力電線部41A,41Bと接続する面)を左右方向一方側に向け、左右方向他方側に配置された端子部222A,222Bの接続面232A,232B(出力電線部42A,42Bと接続する面)を左右方向他方側に向けた形態で第1検出ユニット210A、第2検出ユニット210Bを保持する構成となっている。
図14のように、樹脂モールド部205は、上述した検出ユニット210とワイヤハーネス40の端部を覆うように配置され、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の合成樹脂により形成されている。具体的には、図17〜図20のように、例えば射出成形等によって検出ユニット210とホルダ部207とが一体化された成形体202が構成され、この成形体202に対して出力電線部41A,41B,42A,42Bが接合された後に、上述の成形体202と出力電線部41A,41B,42A,42Bとを接合してなる構造体(図16の構成)に対し、射出成形等がなされることによって形成される。
具体的には、成形体202と出力電線部41A,41B,42A,42Bとを接合してなる構造体(図16の構成)の一部を、図15のように、固定部材203の貫通孔部203Bに挿し通した状態で維持し、この状態で射出成形等がなされることによって図14のような樹脂モールド部205が形成される。このような樹脂モールド部205により、複数の検出素子部211,212がいずれも被覆され、複数の検出素子部211,212は樹脂モールド部205内に埋設される。
ワイヤハーネス40は、実施例1と同様の構成をなし、例えば、図16のように、出力電線部41を構成する2本の出力電線部41A,41Bと、出力電線部42を構成する2本の出力電線部42A,42Bとがそれぞれまとめられ、それぞれがシース電線51,52として構成されている。なお、この例に限られず、4本の出力電線部41A,41B,42A,42Bが一括して樹脂被覆されていてもよい。この構成でも、出力電線部41,42をそれぞれ構成する2本のシース電線51,52がゴムチューブ60でまとめられた形となっている。
図11、図14等のように、固定部材203は、長手状且つ板状に構成されており、長手方向の一方側には板厚方向に貫通した孔部である挿通孔部203Aが形成され、その内周部にはC字形状の金属製の保持リング203Cが嵌め込まれている。一方、長手方向の他方側には板厚方向に貫通した孔部である貫通孔部203Bが形成されている。図14のように、貫通孔部203B内には上述した成形体202が挿し通されており、貫通孔部203Bの周辺と成形体202とが樹脂モールド部205によって固定され、一体化されている。このように構成される固定部材203は、挿通孔部203A内に挿し通され且つ車両側に連結されるボルトによって車両の適所に固定される。
以上のような本構成でも、実施例1と同様の効果が得られる。
本構成では、複数の検出素子部211,212がロータR(被検出体)の回転軸と平行な方向に並んでいるため、ロータR(被検出体)の回転軸と直交する方向において、複数の検出素子部211,212及び固定部材203が一体化された部分のサイズが抑えられる。
更に、本構成によれば、所定方向(左右方向)の一方側の端子部221A,221Bと他方側の端子部222A,222Bとで接続面の向きを異ならせることができる。これにより、複数の検出素子部211,212をよりコンパクトに配置して端子部221A,221B,222A,222Bをより近い位置に密集させた構成であっても、端子部221A,221B,222A,222Bと出力電線部41A,41B,42A,42Bとの接合が良好に行われやすくなる。
<実施例3>
実施例3を図21〜図29に基づいて説明する。なお、以下では、実施例1と同様の構成の部分については、実施例1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施例3の車輪速センサ301は、図21、図22のような外観をなし、図23のような内部構成となっている。車輪速センサ301は、車輪と共に回転するロータR(図22、図24)の回転による磁界変動を検出して電気信号に変換する複数の検出素子部311,312と、複数の検出素子部311,312の各々に対応する出力経路として構成され、各々の検出素子部311,312の出力に応じた信号を伝送する複数の出力電線部41,42(図26)と、車両に固定される部材として構成され、複数の検出素子部311,312を一体的に保持する固定部材303とを有する。
検出素子部311,312は、実施例1の検出素子部11,12と同様のホールICであり、それぞれが検出素子部11,12と同様に機能し、いずれもS極とN極の磁界の切り替わりを検出し、配置位置の磁界がS極からN極に切り替わったときに一定電圧以上のHレベル信号を出力し、N極からS極に切り替わったときに一定電圧未満のLレベル信号を出力する。検出素子部311,312は、いずれも略板状に構成され、板厚方向を前後方向とするように配置される。これら検出素子部311,312はいずれも、ロータRの回転軸と直交する所定の仮想平面Z上に配置され、ロータRの周方向に沿って並んでいる。
本構成でも、ワイヤハーネス40は、実施例1と同様の構成をなし、例えば、図26のように、出力電線部41を構成する2本の出力電線部41A,41Bと、出力電線部42を構成する2本の出力電線部42A,42Bとがそれぞれまとめられ、それぞれがシース電線51,52として構成されている。この構成でも、出力電線部41,42をそれぞれ構成する2本のシース電線51,52がゴムチューブ60でまとめられた形となっている。
本構成では、樹脂モールド部305A,305Bの各々の長手方向を前後方向とし、複数の検出素子部311,312が並ぶ方向を左右方向とし、前後方向及び左右方向と直交する方向を上下方向とする。以下では、ロータRの回転軸の方向が前後方向である構成を代表例として説明する。前後方向については、検出素子部311,312が配置される側を前方、ワイヤハーネス40が配置される側を後方とする。上下方向については、樹脂モールド部305A,305Bが配置される側を下側、挿通孔部303Aが配置される側を上側とする。
図22のように、車輪速センサ301は、車輪と一体的に回転するロータRに対向するように、車両本体に対して相対移動不能に固定される。図22、図24の例では、2つの検出素子部311,312の前面をロータRの板面(具体的には、板面の外縁部付近)に向けて配置した対向配置となっている。図22、図23では、ロータRの回転軸の方向と平行な方向を矢印F1で示す。
図21で示される車輪速センサ301は、主として、検出信号を発生させる電気部品である2つの検出ユニット310A,310B(図26)と、それぞれの検出ユニット310A,310Bを保持する部分であるホルダ部307A,307B(図26)と、それぞれの検出ユニット310A,310Bを覆うカバーとしての樹脂モールド部305A,305Bと、図示しない車両側に固定される固定部材303とを含んで構成されている。樹脂モールド部305Aの一端側には、図26で示される検出素子部311が埋め込まれ、樹脂モールド部305Aの他端側からは出力電線部41を構成するシース電線51が延出している。樹脂モールド部305Bの一端側には、図26で示される検出素子部312が埋め込まれ、樹脂モールド部305Bの他端側からは出力電線部42を構成するシース電線52が延出している。
本構成では、検出ユニット310Aが樹脂モールド部305Aによって被覆された部分である第1センサヘッド部309Aと、検出ユニット310Bが樹脂モールド部305Bによって被覆された部分である第2センサヘッド部309Bとが同一の構造となっている。よって、以下では、第2センサヘッド部309Bについて重点的に説明し、第1センサヘッド部309Aについては、第2センサヘッド部309Bと同一の構造であるとして詳細な説明を省略する。
図23のように、第2センサヘッド部309Bの一部をなす第2の検出ユニット310Bは、矩形状且つ板状の検出素子部312と、この検出素子部312に接続される2本の端子部322A,322B(図27)と、この2本の端子部322A,322Bに跨って接続された略直方体形状のコンデンサ315Bとを有する。端子部322A,322Bは、検出素子部312に対応して設けられ、各々の一端側が検出素子部312に接続され、各々の他端側は、出力電線部42A,42B(図26)にそれぞれ接続されている。端子部322Aは、板状のリード部材として構成され、その一端寄り(前端寄り)の部分は上下方向に沿って下方側に延びる下方延出部326Aとして構成され、この下方延出部326Aから折れ曲がるように前後方向に対して傾斜した傾斜延出部327Aが構成されている。端子部322Bも同様であり、板状のリード部材として構成され、一端寄り(前端寄り)の部分が下方延出部326Aと略平行に下方側に延びる下方延出部326B(図29)として構成され、この下方延出部ら折れ曲がるように前後方向に対して傾斜した傾斜延出部327B(図27、図29)が傾斜延出部327Aと略平行に構成されている。
そして、端子部322A,322Bの両下方延出部に検出素子部312が接続され、端子部322A,322Bの両傾斜延出部に跨ってコンデンサ315Bが設けられている。端子部322A,322Bにおいて、傾斜延出部のそれぞれの後端寄り部分の上面は、出力電線部42A,42Bと接続される接続面として構成される。端子部322A,322Bの接続面に対して、出力電線部42A,42Bがそれぞれ半田付けなどにより接続されている。
図27〜図29で示すホルダ部307Bは、前端部に検出素子部312を配置し、検出素子部312のぞれぞれの板面を前方側に向けた状態でこれらを保持し、検出素子部312に接続される端子部322A,322Bを、接続面が斜め上向きとなる配置で保持している。ホルダ部307Bは、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の合成樹脂により形成され、例えば、検出ユニット310B(図29)を所定の配置に保った状態で射出成形等がなされることにより検出ユニット310Bと一体的に形成される。
図23のように、樹脂モールド部305Bは、上述した検出ユニット310Bとシース電線52の端部を覆うように配置され、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の合成樹脂により形成されている。具体的には、まず、射出成形等によって検出ユニット310Bとホルダ部307Bとが一体化された成形体302B(図27〜図29)が構成され、この成形体302Bに対して出力電線部42A,42Bが接合された後に、上述の成形体302Bと出力電線部42A,42Bとを接合してなる構造体(図26の構成)に対し、射出成形等がなされることによって形成される。具体的には、成形体302Bと出力電線部42A,42Bとを接合してなる構造体(図26の構成)の一部を、図25のように、固定部材303の貫通孔部303Cに挿し通した状態で維持し、この状態で射出成形等がなされることによって図23のような樹脂モールド部305Bが形成される。
図21、図24のように、固定部材303は、当該固定部材303を車両に連結するための連結部材(ボルト等)が挿し通される挿通孔部303Aを備え、ロータRの周方向において挿通孔部303Aを挟んだ一方側に検出素子部311(第1の検出素子部)が配置され、挿通孔部303Aを挟んだ他方側に検出素子部312(第2の検出素子部)が配置される。固定部材303は、長手状且つ板状に構成されており、本構成では、ロータRの周方向が固定部材303の長手方向となっている。そして、固定部材303の長手方向の中央部付近には板厚方向に貫通した孔部である挿通孔部303Aが形成され、その内周部にはC字形状の金属製の保持リング303Dが嵌め込まれている。固定部材303において、挿通孔部303Aを中心とする長手方向一方側(周方向一方側)には板厚方向に貫通した孔部である貫通孔部303Bが形成され、長手方向他方側には板厚方向に貫通した孔部である貫通孔部303Cが形成されている。貫通孔部303C内には上述した成形体302Bが挿し通されており、貫通孔部303Cの周辺と成形体302Bとが樹脂モールド部305Bによって固定され、一体化されている。
成形体302Bを樹脂モールド部305Bで被覆してなる第2センサヘッド部309Bは以上のような構成で固定部材303に固定されている。そして、第1センサヘッド部309Aも第2センサヘッド部309Bと同様の構成をなし、同様の方法により、貫通孔部303Bに挿し通された形で固定部材303に固定されている。そして、この固定部材303は、挿通孔部303A内に挿し通され且つ車両側に連結されるボルトによって車両の適所に固定される。
本構成でも、図10のようにパルスが発生するようになっている。即ち、2つの検出素子部311,312は、ロータRの周方向において異なる位置に配置され且つ異なるタイミングでパルスを発生させる構成となっている。ロータRが所定の正方向に回転している正転状態では、検出素子部311,312から出力されるパルスの波形は図10(A)のようになり、このような順序で各信号が発生した場合に、ロータRの回転方向、即ち車輪の回転方向が正方向であると判定することができる。一方、ロータRが上記正方向とは反対の逆方向に回転している逆転状態では、検出素子部311,312から出力されるパルスの波形は図10(B)のようになり、このような順序で各信号が発生した場合に、ロータRの回転方向、即ち車輪の回転方向が逆方向であると判定することができる。このように、本構成でも、ロータRの回転方向、即ち車輪の回転方向の正逆判定が可能となる。
以上のような本構成でも、実施例1と同様の効果が得られる。
また、本構成のように、固定部材303に挿通孔部303A(車両に連結するための連結部材が挿し通される孔部)が設けられ、その両側に検出素子部311(第1の検出素子部)と検出素子部312(第2の検出素子部)とが配置されていれば、より一層のリスク分散が図られる。例えば、飛び石などによっていずれか一方の検出素子部に衝撃が加わっても、挿通孔部303Aを挟んだ反対側の検出素子部には衝撃の影響が及びにくくなるため、2つの検出素子部311,312が同時に故障する可能性をより低くすることができる。
<他の実施例>
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)上述した実施例では、検出素子部がホール素子を含んだホールICとして構成された例を示したが、磁気抵抗素子などによって構成されていてもよい。
(2)上述した実施例では、固定部材と一体化される検出素子部が2つの場合を例示したが、いずれの実施例でも、固定部材と一体化される検出素子部が3以上であってもよい。
1,201,301…車輪速センサ
3,203,303…固定部材
3A,203A,303A…挿通孔部
5,205,305A,305B…樹脂モールド部
7,207…ホルダ部
11,12…検出素子部
21A,21B,22A,22B,221A,221B,222A,222B…端子部
31A,31B,32A,32B,231A,231B,232A,232B…接続面
41,42,241,242,341,342…出力電線部
211…検出素子部(一の検出素子部)
212…検出素子部(他の検出素子部)
311…検出素子部(第1の検出素子部)
312…検出素子部(第2の検出素子部)
R…ロータ(被検出体)
Z…仮想平面

Claims (8)

  1. 車輪と共に回転する被検出体の回転による磁界変動を検出して電気信号に変換する複数の検出素子部と、
    複数の前記検出素子部の各々に対応する出力経路として構成され、各々の前記検出素子部の出力に応じた信号を伝送する複数の出力電線部と、
    車両に固定される部材として構成され、複数の前記検出素子部を一体的に保持する固定部材と、
    を有する車輪速センサ。
  2. 複数の前記検出素子部は、前記被検出体の回転軸と直交する仮想平面上に配置されている請求項1に記載の車輪速センサ。
  3. 少なくとも2つの前記検出素子部が、前記被検出体の周方向において異なる位置に配置され且つ異なるタイミングでパルスを発生させる構成となっている請求項1又は請求項2に記載の車輪速センサ。
  4. 複数の前記検出素子部は、前記被検出体の回転軸と平行な方向に並んでいる請求項1に記載の車輪速センサ。
  5. 複数の前記検出素子部をいずれも被覆する樹脂モールド部を有する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車輪速センサ。
  6. 各々の前記検出素子部に対応して前記出力電線部に接続される端子部が設けられ、
    更に、複数の前記検出素子部を保持するとともに、各々の前記検出素子部に対応する前記端子部における前記出力電線部との接続面の向きを定めるホルダ部を有する請求項5に記載の車輪速センサ。
  7. 前記ホルダ部は、複数の前記検出素子部のうち一の検出素子部に対応して設けられた前記端子部を、前記被検出体の回転軸と直交する所定方向の一方側に配置し、他の検出素子部に対応して設けられた前記端子部を、前記所定方向の他方側に配置し、前記所定方向の一方側に配置された前記端子部における前記出力電線部との接続面を前記所定方向の一方側に向け、前記所定方向の他方側に配置された前記端子部における前記出力電線部との接続面を前記所定方向の他方側に向けた形態で、複数の前記検出素子部を保持する請求項6に記載の車輪速センサ。
  8. 前記固定部材は、当該固定部材を車両に連結するための連結部材が挿し通される挿通孔部を備え、
    複数の前記検出素子部は、前記被検出体の周方向において前記挿通孔部を挟んだ一方側に第1の検出素子部が配置され、前記挿通孔部を挟んだ他方側に第2の検出素子部が配置される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車輪速センサ。
JP2015230409A 2015-11-26 2015-11-26 車輪速センサ Active JP6601185B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015230409A JP6601185B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 車輪速センサ
DE102016121960.6A DE102016121960B4 (de) 2015-11-26 2016-11-15 Raddrehzahlsensor
US15/359,055 US20170153265A1 (en) 2015-11-26 2016-11-22 Wheel speed sensor
CN202011263103.9A CN112505346A (zh) 2015-11-26 2016-11-25 车轮速度传感器
CN201611062959.3A CN106970240A (zh) 2015-11-26 2016-11-25 车轮速度传感器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015230409A JP6601185B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 車輪速センサ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019145000A Division JP6766930B2 (ja) 2019-08-07 2019-08-07 車輪速センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017096828A true JP2017096828A (ja) 2017-06-01
JP6601185B2 JP6601185B2 (ja) 2019-11-06

Family

ID=58692880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015230409A Active JP6601185B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 車輪速センサ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20170153265A1 (ja)
JP (1) JP6601185B2 (ja)
CN (2) CN112505346A (ja)
DE (1) DE102016121960B4 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019124209A1 (ja) * 2017-12-20 2019-06-27 住友電装株式会社 センサ部品
KR102088361B1 (ko) * 2019-08-01 2020-03-17 아센텍 주식회사 차량 속도감지 센서 탑재용 인서트
WO2020071161A1 (ja) * 2018-10-03 2020-04-09 住友電装株式会社 車輪速センサ
JP2020092046A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 日立金属株式会社 複合ケーブル及び複合ハーネス
JP2020112406A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 日立金属株式会社 回転速センサ
WO2020218860A1 (ko) * 2019-04-23 2020-10-29 주식회사 일진글로벌 복수의 센싱부를 갖는 휠속도 센서 및 이를 구비하는 휠베어링
KR102330813B1 (ko) * 2021-06-11 2021-12-01 아센텍 주식회사 자율주행 차량용 센싱 축 가변형 휠 속도 센서 장치
US11320286B2 (en) 2020-02-07 2022-05-03 Hitachi Metals, Ltd. Rotation detection device having plural magnetic sensors that produce uniform outputs
WO2023277566A1 (ko) * 2021-06-30 2023-01-05 주식회사 만도 휠 스피드 센싱 장치
DE112021001925T5 (de) 2020-03-27 2023-01-19 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Sensoreinrichtung
DE112021001898T5 (de) 2020-03-27 2023-01-26 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Sensoreinrichtung
US11867717B2 (en) 2019-09-13 2024-01-09 Proterial, Ltd. Rotation speed sensor
JP7439677B2 (ja) 2020-07-23 2024-02-28 株式会社プロテリアル 回転検出装置
JP7487670B2 (ja) 2021-01-12 2024-05-21 株式会社プロテリアル センサ付きハーネス

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6759751B2 (ja) 2016-06-23 2020-09-23 日立金属株式会社 回転検出装置及びセンサ付きケーブル
KR102543658B1 (ko) 2018-09-17 2023-06-16 주식회사 일진글로벌 차량용 센싱 장치, 휠 베어링 조립체 및 차량용 센싱 장치의 제조방법
KR102490076B1 (ko) * 2018-10-05 2023-01-19 주식회사 일진글로벌 차량용 센싱 장치, 휠 베어링 조립체 및 차량용 센싱 장치의 제조방법
KR20210015251A (ko) * 2019-08-01 2021-02-10 주식회사 만도 휠 속도센서 조립체

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5719496A (en) * 1995-06-07 1998-02-17 Durakool Incorporated Dual-element proximity sensor for sensing the direction of rotation of a ferrous target wheel
JP2000097957A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Honda Lock Mfg Co Ltd センサ装置
JP2001174472A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Tamagawa Seiki Co Ltd 回転速度検出器
JP2004204894A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Koyo Seiko Co Ltd 転がり軸受装置
WO2007086363A1 (ja) * 2006-01-25 2007-08-02 Ntn Corporation 回転センサ付き転がり軸受
JP2007218862A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Sumiden Electronics Kk 回転検出センサ
JP2011102769A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Aisan Industry Co Ltd 回転角検出装置の製造方法
JP2014130100A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Sumitomo Wiring Syst Ltd 車輪速センサ及び車輪速センサ製造方法
JP2015121459A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 株式会社デンソー 位置検出装置
JP2015155890A (ja) * 2013-12-31 2015-08-27 センサータ テクノロジーズ マサチューセッツ インコーポレーテッド ホールセンサデバイスおよびその製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04217893A (ja) * 1990-12-19 1992-08-07 Nec Corp 3相ブラシレスdcモータ制御装置
JP3636778B2 (ja) 1995-06-13 2005-04-06 田島ルーフィング株式会社 アスファルト系シート類の粉砕方法
US6019086A (en) 1998-05-28 2000-02-01 Cummins Engine Co. Inc. Redundant sensor apparatus for determining engine speed and timing values
JP2001165946A (ja) * 1999-12-10 2001-06-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 回転速度検出装置及びそれに使用する回転軸
JP2003011628A (ja) * 2001-07-02 2003-01-15 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 車輪速度信号発生装置、異常信号出力方法及びタイヤ異常検出装置
DE60330926D1 (de) 2002-03-08 2010-03-04 Ntn Toyo Bearing Co Ltd Dreherkennungsvorrichtung und Antiblockierbremssystem mit einer solchen Vorrichtung
JP4143436B2 (ja) * 2003-02-17 2008-09-03 トヨタ自動車株式会社 磁気式回転検出装置
CN201311429Y (zh) * 2008-12-08 2009-09-16 江阴众和电力仪表有限公司 一种转速传感器
JP5946796B2 (ja) * 2013-05-29 2016-07-06 ファナック株式会社 回転機械の回転を検出する回転検出器、および回転検出器を備えるシステム
SE540546C2 (en) * 2014-10-23 2018-09-25 Scania Cv Ab Device for detecting speed of a rotatable element, method and vehicle
DE102015202333A1 (de) 2015-02-10 2016-08-11 Robert Bosch Gmbh Sensorgehäuse für eine Radsensorvorrichtung, Radsensorvorrichtung und deren Anbindungskomponente

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5719496A (en) * 1995-06-07 1998-02-17 Durakool Incorporated Dual-element proximity sensor for sensing the direction of rotation of a ferrous target wheel
JP2000097957A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Honda Lock Mfg Co Ltd センサ装置
JP2001174472A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Tamagawa Seiki Co Ltd 回転速度検出器
JP2004204894A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Koyo Seiko Co Ltd 転がり軸受装置
WO2007086363A1 (ja) * 2006-01-25 2007-08-02 Ntn Corporation 回転センサ付き転がり軸受
JP2007218862A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Sumiden Electronics Kk 回転検出センサ
JP2011102769A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Aisan Industry Co Ltd 回転角検出装置の製造方法
JP2014130100A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Sumitomo Wiring Syst Ltd 車輪速センサ及び車輪速センサ製造方法
JP2015121459A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 株式会社デンソー 位置検出装置
JP2015155890A (ja) * 2013-12-31 2015-08-27 センサータ テクノロジーズ マサチューセッツ インコーポレーテッド ホールセンサデバイスおよびその製造方法

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019124209A1 (ja) * 2017-12-20 2019-06-27 住友電装株式会社 センサ部品
JPWO2019124209A1 (ja) * 2017-12-20 2020-07-16 住友電装株式会社 センサ部品
WO2020071161A1 (ja) * 2018-10-03 2020-04-09 住友電装株式会社 車輪速センサ
JP2020056714A (ja) * 2018-10-03 2020-04-09 住友電装株式会社 車輪速センサ
JP7192455B2 (ja) 2018-12-07 2022-12-20 日立金属株式会社 複合ケーブル及び複合ハーネス
JP2020092046A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 日立金属株式会社 複合ケーブル及び複合ハーネス
JP2020112406A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 日立金属株式会社 回転速センサ
WO2020218860A1 (ko) * 2019-04-23 2020-10-29 주식회사 일진글로벌 복수의 센싱부를 갖는 휠속도 센서 및 이를 구비하는 휠베어링
KR20200124116A (ko) * 2019-04-23 2020-11-02 주식회사 일진글로벌 복수의 센싱부를 갖는 휠속도 센서 및 이를 구비하는 휠베어링
US12000860B2 (en) 2019-04-23 2024-06-04 Iljin Global Co., Ltd Wheel speed sensor having multiple sensing units and wheel bearing comprising same
KR102536986B1 (ko) * 2019-04-23 2023-05-26 주식회사 일진글로벌 복수의 센싱부를 갖는 휠속도 센서 및 이를 구비하는 휠베어링
KR102088361B1 (ko) * 2019-08-01 2020-03-17 아센텍 주식회사 차량 속도감지 센서 탑재용 인서트
US11867717B2 (en) 2019-09-13 2024-01-09 Proterial, Ltd. Rotation speed sensor
US11320286B2 (en) 2020-02-07 2022-05-03 Hitachi Metals, Ltd. Rotation detection device having plural magnetic sensors that produce uniform outputs
DE112021001925T5 (de) 2020-03-27 2023-01-19 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Sensoreinrichtung
DE112021001898T5 (de) 2020-03-27 2023-01-26 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Sensoreinrichtung
JP7439677B2 (ja) 2020-07-23 2024-02-28 株式会社プロテリアル 回転検出装置
JP7487670B2 (ja) 2021-01-12 2024-05-21 株式会社プロテリアル センサ付きハーネス
KR102608973B1 (ko) * 2021-06-11 2023-12-06 아센텍 주식회사 자율주행 차량용 센싱 축 가변형 휠 속도 센서 장치
KR20220167187A (ko) * 2021-06-11 2022-12-20 아센텍 주식회사 자율주행 차량용 센싱 축 가변형 휠 속도 센서 장치
KR102330813B1 (ko) * 2021-06-11 2021-12-01 아센텍 주식회사 자율주행 차량용 센싱 축 가변형 휠 속도 센서 장치
WO2023277566A1 (ko) * 2021-06-30 2023-01-05 주식회사 만도 휠 스피드 센싱 장치

Also Published As

Publication number Publication date
DE102016121960B4 (de) 2023-06-01
US20170153265A1 (en) 2017-06-01
DE102016121960A1 (de) 2017-06-01
JP6601185B2 (ja) 2019-11-06
CN112505346A (zh) 2021-03-16
CN106970240A (zh) 2017-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6601185B2 (ja) 車輪速センサ
US10254303B2 (en) Twist independent mounting of a wheel speed sensor using a differential magnetoresistive sensor
CN107592955B (zh) 电动驱动装置
KR102393657B1 (ko) 통합 센서를 이용한 전자식 브레이크 시스템 및 그 작동방법
WO2014103499A1 (ja) 車輪速センサ及びワイヤハーネス
JP6766930B2 (ja) 車輪速センサ
JP2015523566A (ja) プロセッサとモノシリックアーキテクチャの構造とした磁気抵抗性素子とを有するステアリングトルク角度センサ
CN107078600B (zh) 马达
CN104682803A (zh) 电驱动设备
JP6477722B2 (ja) 車載用検出装置
GB2522962A (en) Signal wire lead-out structure for outer roter type rotation
JP7156043B2 (ja) 回転速センサ
US9395255B2 (en) On-vehicle detector
JP5949672B2 (ja) 検出装置、及び検出装置の製造方法
JP6622551B2 (ja) 自動車のブレーキシステムを作動するための装置および位置・回転センサ
WO2014103469A1 (ja) 車輪速センサ及び車輪速センサ製造方法
CN205792124U (zh) 马达
JP7073931B2 (ja) ワイヤハーネス
JP7095643B2 (ja) 回転速センサ
US20190025337A1 (en) Rotation detection apparatus
CN211856628U (zh) 转速传感器
CN112771384B (zh) 车轮速度传感器
JP2014238355A (ja) 車載用検出装置
JP7501346B2 (ja) 端子台
US20230043659A1 (en) Motor unit and power-assisted bicycle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190326

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190807

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190923

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6601185

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150