JP7156043B2 - 回転速センサ - Google Patents

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Description

本発明は、対象物の回転速度を検出するセンサに関するものであり、特に、車輪の回転速度を検出するのに好適なセンサに関するものである。
今日、自動車や自動二輪車などの車両には様々なセンサが搭載されており、それら車両用センサの1つとして回転速センサがある。回転速センサは、例えば、車輪の回転速度を検出する目的で車両に搭載される。かかる目的で車両に搭載される回転速センサは、一般的に「車輪速センサ」と呼ばれる。車輪速センサとしての回転速センサは、車輪のロックを防止するアンチロックブレーキシステム(ABSシステム)や、車輪のスリップを防止するトラクションコントロールシステム等の構成要素の1つとして車両に搭載される。
上記のような車輪速センサは、信号伝送路を構成するケーブルと、ケーブルの一端側に設けられたセンサヘッドと、ケーブルの他端側に設けられたコネクタと、を有する。センサヘッドには、ホール素子や磁気抵抗効果素子などの検出素子を含む磁気センサ用IC(以下、「センサIC」と呼ぶ。)が内蔵されている。センサヘッドは、車輪と一緒に回転するマグネットエンコーダやロータの近傍に配置される。センサヘッドに内蔵されているセンサIC(検出素子)は、マグネットエンコーダやロータの回転に伴って発生するセンサヘッド周囲の磁界変動を検出し、この磁界変動(車輪回転速度)に応じた電気信号を出力する。センサICから出力された電気信号は、ケーブルによって伝送され、コネクタを介して制御部や制御装置などに入力される。
従来、センサヘッドに内蔵されるセンサICは1つであった。一方、自動運転システムや運転支援システム等の開発に伴って、車輪速センサを含む回転速センサに対する信頼性や安定性の向上が求められている。そこで、センサヘッドに内蔵されるセンサICの数を増やして回転速センサの信頼性や安定性の向上を図ることが検討されている。つまり、回転速センサの冗長化が検討されている。
特開2017-96828号公報
しかし、センサヘッドに内蔵されるセンサICの数を増やすと、センサヘッドとコネクタとの間の信号伝送路も増やさなくてはならない。具体的には、センサヘッドとコネクタとを接続するケーブルの本数を増やしたり、ケーブルを太くしたりしなくてはならない。
図15に、従来のセンサヘッドの基本構造を模式的に示す。図15に示されるように、センサヘッド100は、板状のフランジ部101と、フランジ部101の一側に設けられた筒状のセンサ保持部102と、フランジ部101の他側に設けられた筒状のケーブル保持部103と、を有する。
図15に示されるように、センサ保持部102の先端には、センサIC104が埋設されている。ケーブル105は、その端部がケーブル保持部103によって覆われ、センサヘッド100と一体化されている。ケーブル105の芯線はセンサヘッド100の内部においてセンサIC104と電気的に接続されている。また、フランジ部101には、センサヘッド100を所定位置に固定するための固定部材(例えば、ボルト)が挿通される貫通孔106が設けられている。
センサ保持部102,ケーブル保持部103及びケーブル105は同軸上に設けられている。言い換えれば、センサ保持部102,ケーブル保持部103及びケーブル105の中心軸X1は、共通の直線上に位置している。一方、貫通孔106の中心軸X2は、中心軸X1が位置する直線とは異なる直線上に位置し、かつ、中心軸X1と平行である。
ここで、センサヘッド100がボルトによって車両に固定される場合、当該ボルトは、貫通孔106に挿通された後、車両に設けられているボルト穴にねじ結合される。よって、センサヘッド100を車両に着脱するためには、貫通孔106に挿通されたボルトをスパナやレンチ等の工具を用いて締め付けたり、緩めたりする必要がある。このため、ケーブル保持部103の周囲に工具を受け入れるための空間S(図15では二点鎖線によって模式的に示されている。)を確保し、工具とケーブル保持部103との干渉を回避する必要がある。かかる背景の下、センサ保持部102,ケーブル保持部103及びケーブル105の中心軸X1と貫通孔106の中心軸X2との間隔Dは、通常、約14mm~約20mmに設定されている。
しかし、センサIC104の増設に伴ってケーブル105の本数を増やしたり、ケーブル105を太くしたりすると、ケーブル105を覆っているケーブル保持部103が拡大する(太くなる。)。よって、間隔Dを維持しようとすると、空間Sが狭くなり、工具とケーブル保持部103との干渉を回避することが困難または不可能になる。
一方、工具とケーブル保持部103との干渉を回避するために間隔Dを拡大すると、センサ保持部102に対する貫通孔106の位置が変化する。すると、従来の貫通孔106の位置を前提とした位置にボルト穴が設けられている車両にセンサヘッド100を装着することができなくなる。よって、従来の貫通孔106の位置を前提とした位置にボルト穴が設けられている車両にセンサヘッド100を装着するためには、新たにボルト穴を形成する必要がある。しかしながら、新たにボルト穴を形成してセンサヘッド100を装着可能としたとしても、センサヘッド100の周囲に配置される他の部品の配置,形状,寸法などを変更する必要が生じる虞がある。
本発明の目的は、センサ保持部と固定部材が挿通される貫通孔との間隔を拡大させることなくセンサ保持部に複数のセンサICが埋設された回転速センサを提供することである。
本発明に係る回転速センサは、フランジ部,前記フランジ部の一側に設けられたセンサ保持部および前記フランジ部の他側に設けられたケーブル保持部を含むセンサヘッドと、前記ケーブル保持部から延出するケーブルと、前記フランジ部に設けられ、前記センサヘッドを所定位置に固定するための固定部材が挿通される貫通孔と、前記センサ保持部に埋設され、磁界変動に応じた電気信号を出力する複数のセンサICと、を有する。前記センサ保持部の中心軸および前記ケーブル保持部の中心軸は、前記貫通孔の開口面を含む仮想平面と互いに異なる点で交わる。
本発明の一態様では、前記貫通孔,前記センサ保持部および前記ケーブル保持部のそれぞれの中心軸は、互いに平行である。
本発明の他の一態様では、前記仮想平面は、前記貫通孔の中心軸と直交する平面である。
本発明の他の一態様では、回転速センサは、一本の前記ケーブルを有する。前記ケーブルは、所定の前記センサICに接続される複数本の芯線を含み、前記ケーブルの中心は、前記ケーブル保持部の中心軸上に位置する。
本発明の他の一態様では、回転速センサは、2本の前記ケーブルを有する。それぞれの前記ケーブルは、所定の前記センサICに接続される複数本の芯線を含む。前記2本のケーブルの一方の中心は、前記センサ保持部の中心軸上に位置し、前記2本のケーブルの他方の中心は、前記センサ保持部および前記ケーブル保持部のいずれの中心軸上にも位置しない。
本発明の他の一態様では、前記センサヘッドに内蔵され、前記センサICおよび前記芯線を保持するホルダ部材が設けられる。
本発明の他の一態様では、前記センサICは、前記ホルダ部材によって保持されるとともに、前記芯線が接続される出力端子を備える。
本発明の他の一態様では、前記ホルダ部材は、同一の前記センサICが備える前記出力端子に接続される一対の前記芯線の間に介在するセパレータを備える。
本発明の他の一態様では、回転速センサは、2つの前記センサICを有し、それぞれの前記センサICは、検出素子としての磁気抵抗効果素子を備える。
本発明によれば、センサ保持部と固定部材が挿通される貫通孔との間隔を拡大させることなくセンサ保持部に複数のセンサICが埋設された回転速センサが実現される。
第1実施形態に係る車輪速センサの構成を示す概略図である。 図1に示されているセンサヘッドの斜視図である。 図2に示されているセンサヘッドのA-A断面図である。 図2に示されているセンサヘッド内におけるセンサICとケーブルとの接続状態を示す斜視図である。 (a)は、図2に示されているセンサヘッド内におけるセンサICとケーブルとの接続状態を示す平面図である。(b)は、図2に示されているセンサヘッド内におけるセンサICとケーブルとの接続状態を示す底面図である。 図2に示されているセンサヘッドに内蔵されているホルダ部材の斜視図である。 図2に示されているセンサ保持部およびケーブル保持部の中心軸の位置関係を示す説明図である。 図2に示されているセンサ保持部およびケーブル保持部の中心軸の位置関係を示す他の説明図である。 第2実施形態に係る車輪速センサの構成を示す概略図である。 図9に示されているセンサヘッドの斜視図である。 図10に示されているセンサヘッドのA-A断面図である。 図10に示されているセンサヘッドに内蔵されているホルダ部材の斜視図である。 図10に示されているセンサ保持部およびケーブル保持部の中心軸の位置関係を示す説明図である。 図10に示されているセンサ保持部およびケーブル保持部の中心軸の位置関係を示す他の説明図である。 従来のセンサヘッドの基本構造を示す模式図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の回転速センサの実施形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態に係る回転速センサは、ABSシステムの構成要素の1つとして車両に搭載される車輪速センサである。
図1に示されるように、本実施形態に係る車輪速センサ1Aは、センサヘッド2,ケーブル3及びコネクタ4を有する。センサヘッド2は、不図示の車輪と一緒に回転するマグネットエンコーダ5の近傍に配置される。具体的には、センサヘッド2は、マグネットエンコーダ5との位置関係が所定の位置関係となるように、車体(ハブ,ナックル,サスペンション等)に固定される。マグネットエンコーダ5の周縁には、当該マグネットエンコーダ5の回転方向に沿ってN極部とS極部とが交互に設けられている。よって、車輪の回転に伴ってマグネットエンコーダ5が回転すると、センサヘッド2の周囲で磁界変動が発生する。センサヘッド2には、磁界変動を検出し、その磁界変動に応じた電気信号を出力する磁気センサ用IC(センサIC)が内蔵されている。また、センサヘッド2とコネクタ4とは、一本のケーブル3を介して接続されている。センサヘッド2に内蔵されているセンサICから出力された電気信号は、ケーブル3を介してコネクタ4に伝送され、コネクタ4の接続先に入力される。コネクタ4は、例えば、ABSシステムの制御部や制御装置、ABSシステムを含む各種システムを統括的に制御する制御部や制御装置などに接続される。
図1,図2に示されるように、センサヘッド2は、フランジ部10と、フランジ部10の一側に設けられたセンサ保持部20と、フランジ部10の他側に設けられたケーブル保持部30と、を含んでいる。これらフランジ部10,センサ保持部20及びケーブル保持部30は、樹脂によって一体成形されている。言い換えれば、フランジ部10,センサ保持部20及びケーブル保持部30のそれぞれは、射出成形された樹脂成形体の一部である。
図1に示されるように、フランジ部10は、互いに平行な前面11a及び背面11bを有し、全体として概ね板状の外観を呈している。図1,図2に示されるように、フランジ部10には、センサヘッド2を所定位置に固定するための固定部材(例えば、ボルト)が挿通される貫通孔12が設けられている。貫通孔12は、フランジ部10を当該フランジ部10の厚み方向に貫通しており、貫通孔12の一端はフランジ部10の前面11aにおいて開口し、貫通孔12の他端はフランジ部10の背面11bにおいて開口している。図2に示されるように、貫通孔12の内側には、環状の補強部材13が設けられている。本実施形態における補強部材13は金属製であるが、補強部材13は金属製に限られず、例えば樹脂製であってもよい。
図1,図2に示されるように、センサ保持部20及びケーブル保持部30は、全体として概ね筒形の外観を呈している。より具体的には、センサ保持部20は、フランジ部10の前面11aから第1方向に突出しており、根元側は略円筒形の外観を呈し、先端側は略角筒形の外観を呈している。一方、ケーブル保持部30は、フランジ部10の背面11bから第1方向と反対の第2方向に突出しており、全長に亘って略円筒形の外観を呈している。
以下の説明では、フランジ部10の厚み方向を「前後方向」とし、フランジ部10の高さ方向(長手方向)を「上下方向」とする。また、前後方向および上下方向の双方に対して直交する方向を「左右方向」とする。さらに、前後方向に関しては、フランジ部10に対するセンサ保持部20の突出方向(第1方向)を「前方」、フランジ部10に対するケーブル保持部30の突出方向(第2方向)を「後方」とする。上下方向に関しては、貫通孔12が設けられている側を「下方」、貫通孔12が設けられている側と反対側を「上方」とする。また、略円筒形の外観を呈しているセンサ保持部20の根元側を「基端部20a」と呼び、略角筒形の外観を呈しているセンサ保持部20の先端側を「先端部20b」と呼ぶ場合がある。言い換えれば、略円筒形の外観を呈している部分が基端部20aであり、略角筒形の外観を呈している部分が先端部20bである。
図3に示されるように、センサヘッド2には、磁界変動を検出する検出素子を備える複数のセンサIC40が内蔵されている。言い換えれば、センサヘッド2には、磁界変動に応じた電気信号を出力する複数のセンサIC40が内蔵されている。本実施形態では、2つのセンサIC41,42がセンサ保持部20の先端に埋設されている。より具体的には、2つのセンサIC41,42は、センサ保持部20の先端部20bの端面近傍に埋設されている。
それぞれのセンサIC41,42は、検出素子としての磁気抵抗効果素子41a,42aを備えている。本実施形態における磁気抵抗効果素子41a,42aは、巨大磁気抵抗効果素子(GMR(Giant Magneto Resistive effect)素子)である。センサIC41,42は、双方の検出面が上向きとなる状態で上下に重ねられている。以下の説明では、センサIC41を「上側センサIC41」と呼び、センサIC42を「下側センサIC42」と呼んで区別する場合がある。もっとも、かかる区別は説明の便宜上の区別に過ぎない。一方、センサIC41,42を「センサIC40」と総称する場合もある。
図3に示されるように、ケーブル3の先端はセンサヘッド2に接続されている。具体的には、ケーブル3の端部がケーブル保持部30に覆われている(モールドされている。)。この結果、ケーブル3は、ケーブル保持部30の端面30aから後方に向かって延出している。
図4及び図5(a),(b)に示されるように、ケーブル3は、複数本の芯線50を含む多芯ケーブルである。より具体的には、ケーブル3は、上側センサIC41に接続される一対の芯線50と、下側センサIC42に接続される他の一対の芯線50と、を含む多芯ケーブルである。
図4に示されるように、それぞれの芯線50は、絶縁体55によって被覆されている。さらに、絶縁体によって被覆されているそれぞれの芯線50は、互いに撚り合わされた状態でシース56によって一括被覆されている。つまり、ケーブル3は、撚り合わされた4本の絶縁電線と、それら4本の絶縁電線を一括被覆して一本に纏めるシース56と、を有する4芯ケーブルである。尚、本実施形態における芯線50は、錫を含有する複数本の銅合金線からなる撚り線である。また、絶縁体55は難燃性架橋ポリエチレンによって形成されており、シース56は熱可塑性ウレタンによって形成されている。もっとも、芯線50,絶縁体55及びシース56の材料が上記材料に限定されないことは勿論である。
図5(a),(b)に示されるように、ケーブル3に含まれている4本の芯線50は所定のセンサIC40と電気的に接続されている。具体的には、2本の芯線51,52が上側センサIC41に接続され(図5(a))、他の2本の芯線53,54が下側センサIC42に接続されている(図5(b))。より具体的には、芯線51,52は、上側センサIC41の出力端子57a,57bに接続されている。同様に、芯線53,54は、下側センサIC42の出力端子58a,58bに接続されている。
それぞれの出力端子57a,57b,58a,58bは短冊形状を有している。そして、芯線51が出力端子57aに抵抗溶接され、芯線52が出力端子57bに抵抗溶接されている。また、芯線53が出力端子58aに抵抗溶接され、芯線54が出力端子58bに抵抗溶接されている。以下の説明では、出力端子57a,57bを「出力端子57」と総称し、出力端子58a,58bを「出力端子58」と総称する場合がある。
図4及び図5(a),(b)に示されているシース56の端部,芯線50,出力端子57,出力端子58及びセンサIC40の本体は、図6に示されているホルダ部材60によって保持されている。言い換えれば、シース56の端部、芯線50、出力端子57,出力端子58を含むセンサIC40は、ホルダ部材60に保持された状態で、図2に示されているセンサヘッド2に内蔵されている。
図6に示されるように、ホルダ部材60は、対向する一対の側壁部61,62と、これら側壁部61,62に跨る支持板63と、を有する。芯線51,52及び出力端子57を含む上側センサIC41(図4,図5(a))は、支持板63の上面側に配置されている。一方、芯線53,54及び出力端子58を含む下側センサIC42(図4,図5(b))は、支持板63の下面側に配置されている。
図5(a)及び図6に示されるように、支持板63の上面には、上側センサIC41に接続されている芯線51,52の間に介在する板状のセパレータ64が突設されている。言い換えれば、セパレータ64は、同一のセンサIC(上側センサIC41)に接続される一対の芯線51,52の間に介在する隔壁である。図5(b)及び図6に示されるように、支持板63の下面にもセパレータ64と同様のセパレータ65が突設されている。図5(b)に示されるように、セパレータ65も、同一のセンサIC(下側センサIC42)に接続される一対の芯線53,54の間に介在する隔壁である。
図5(a)に示されるように、セパレータ64は、芯線51,52の端部を越えて前方に延在し、出力端子57a,57bの間に介在している。図5(b)に示されるように、セパレータ65は、芯線53,54の端部を越えて前方に延在し、出力端子58a,58bの間に介在している。この結果、芯線51及び出力端子57aは、セパレータ64と側壁部61の上部との間に配置され、芯線52及び出力端子57bは、セパレータ64と側壁部62の上部との間に配置されている(図5(a))。また、芯線53及び出力端子58aは、セパレータ65と側壁部61の下部との間に配置され、芯線54及び出力端子58bは、セパレータ65と側壁部62の下部との間に配置されている(図5(b))。
図5(a)に示されているセパレータ64は、芯線51,52及び出力端子57a,57bをホルダ部材60上の所定位置に位置決めする役割を果たすとともに、芯線51と芯線52との短絡や出力端子57aと出力端子57bとの短絡を防止する役割を果たす。図5(b)に示されているセパレータ65は、芯線53,54及び出力端子58a,58bをホルダ部材60上の所定位置に位置決めする役割を果たすとともに、芯線53と芯線54との短絡や出力端子58aと出力端子58bとの短絡を防止する役割を果たす。
図6に示されるように、支持板63の上面および下面には、出力端子57,58の先端に設けられている位置決め穴59(図5(a),(b))に嵌合する突起66が設けられている(図6には、支持板63の上面に設けられている2つの突起66のみが示されている。)。よって、芯線51,52及び出力端子57a,57bは、側壁部61,62及びセパレータ64による位置決めに加えて、位置決め穴59及び突起66によっても位置決めされる。前者による位置決めは、主に左右方向における位置決めであり、後者による位置決めは主に前後方向における位置決めである。芯線53,54及び出力端子58a,58bも、芯線51,52及び出力端子57a,57bと同様に、左右方向および前後方向に関して位置決めされている。
図7,図8を参照する。センサ保持部20(基端部20a)の中心軸X1及びケーブル保持部30の中心軸X2は、貫通孔12の開口面を含む仮想平面Vと互いに異なる点で交わっている。ここで、センサ保持部20の中心軸X1は、基端部20aの断面の中心を通過して貫通孔12の中心軸X3と平行に延びる軸である。また、ケーブル保持部30の中心軸X2は、ケーブル保持部30の端面30aの中心を通過して貫通孔12の中心軸X3と平行に延びる軸である。本実施形態では、基端部20aの断面およびケーブル保持部30の端面30aは円形である。よって、基端部20aの断面およびケーブル保持部30の端面30aの中心は、それぞれの面の重心と一致する。
既述のとおり、貫通孔12の一端はフランジ部10の前面11a(図1)において開口し、貫通孔12の他端はフランジ部10の背面11b(図1)において開口している。よって、貫通孔12の開口面には、フランジ部10の前面側の開口面と、フランジ部10の背面側の開口面と、が含まれる。図7,図8から明らかなように、本実施形態における仮想平面Vは、フランジ部10の背面側の開口面を含む仮想平面である。さらに、本実施形態における仮想平面Vは、貫通孔12の中心軸X3と直交する平面でもある。
図7,図8に示されるように、センサ保持部20の中心軸X1と仮想平面Vとの交点P1,ケーブル保持部30の中心軸X2と仮想平面Vとの交点P2,貫通孔12の中心軸X3と仮想平面Vとの交点P3は、仮想平面V内において上下に延びる一本の直線L上の異なる3点にそれぞれ位置している。言い換えれば、交点P3,P1,P2は、この順で下方から上方に向かって一列に並んでいる。
つまり、センサ保持部20,ケーブル保持部30及び貫通孔12の中心軸X1,X2,X3は、互いに平行であるが、互いに一致していない。センサ保持部20の中心軸X1とケーブル保持部30の中心軸X2とに着目すると、これらは互いに平行であるが、上下にずれている。具体的には、ケーブル保持部30の中心軸X2は、センサ保持部20の中心軸X1の上方に位置している。また、ケーブル3の中心Cは、ケーブル保持部30の中心軸X2上に位置している。つまり、ケーブル3の中心Cとケーブル保持部30の中心とは一致している。
要するに、ケーブル3及びケーブル保持部30は、センサ保持部20を基準としたとき、当該センサ保持部20よりも上方にオフセットされている。ここで、貫通孔12はセンサ保持部20の下方に設けられている。よって、ケーブル3及びケーブル保持部30がセンサ保持部20を基準として上方にオフセットされていることは、ケーブル3及びケーブル保持部30が貫通孔12から離間する方向にオフセットされていることと同義である。
もっとも、本実施形態では、センサ保持部20の下方に貫通孔12が設けられているので、上方が貫通孔12から離間する方向となる。一方、センサ保持部20の上方に貫通孔12が設けられる実施形態もある。この場合には、下方が貫通孔12から離間する方向となる。
以上のように、本実施形態におけるセンサヘッド2では、センサ保持部20の中心軸X1を基準としたとき、貫通孔12の中心軸X3はセンサ保持部20の中心軸X1の下方に、ケーブル保持部30の中心軸X2はセンサ保持部20の中心軸X1の上方に、それぞれ位置している。この結果、センサ保持部20の中心軸X1及びケーブル保持部30の中心軸X2は、貫通孔12の開口面を含む仮想平面Vと互いに異なる点(P1,P2)で交わっている。これにより、ケーブル保持部30の中心軸X2がセンサ保持部20の中心軸X1と一致している形態と比較すると、貫通孔12の中心軸X3とセンサ保持部20の中心軸X1との間隔D1(図8)は変わらない一方、貫通孔12の中心軸X3とケーブル保持部30の中心軸X2との間隔D2(図8)は拡張されている。言い換えれば、センサ保持部20と貫通孔12との位置関係を維持しつつ、ケーブル保持部30の周囲(下方)に、工具を受け入れるために必要十分な空間が確保されている。
(第2実施形態)
以下、本発明の回転速センサの実施形態の他の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。もっとも、本実施形態に係る回転速センサは、第1実施形態に係る車輪速センサ1Aと同一の基本構造を有する車輪速センサである。そこで、専ら本実施形態に係る車輪速センサと第1実施形態に係る車輪速センサ1Aとの相違点について説明し、同一または実質的に同一の構成についての説明は適宜省略する。また、既に説明した構成と同一または実質的に同一の構成については、同一の符号を用いる。
図9に示されるように、本実施形態に係る車輪速センサ1Bは、センサヘッド2と、ケーブル3a,3bと、コネクタ4a,4bと、を有する。つまり、本実施形態に係る車輪速センサ1Bと第1実施形態に係る車輪速センサ1Aとの主な相違点は、ケーブルの本数およびコネクタの個数である。具体的には、第1実施形態に係る車輪速センサ1Aは、1本のケーブル3を有するのに対し、本実施形態に係る車輪速センサ1Bは、2本のケーブル3a,3bを有する。また、第1実施形態に係る車輪速センサ1Aは、1個のコネクタ4を有するのに対し、本実施形態に係る車輪速センサ1Bは、2個のコネクタ4a,4bを有する。
図10,図11に示されるように、センサヘッド2は、フランジ部10と、フランジ部10の一側に設けられたセンサ保持部20と、フランジ部10の他側に設けられたケーブル保持部30と、を含んでいる。これらフランジ部10,センサ保持部20及びケーブル保持部30は、樹脂によって一体成形されている。
本実施形態においても、各方向を第1実施形態と同様に定義する。すなわち、フランジ部10の厚み方向を「前後方向」とし、フランジ部10の高さ方向(長手方向)を「上下方向」とする。また、前後方向および上下方向の双方に対して直交する方向を「左右方向」とする。さらに、前後方向に関しては、フランジ部10に対するセンサ保持部20の突出方向(第1方向)を「前方」、フランジ部10に対するケーブル保持部30の突出方向(第2方向)を「後方」とする。上下方向に関しては、貫通孔12が設けられている側を「下方」、貫通孔12が設けられている側と反対側を「上方」とする。
図11に示されるように、センサヘッド2には、複数のセンサIC40(上側センサIC41,下側センサIC42)が内蔵されている。上側センサIC41及び下側センサIC42は、磁気抵抗効果素子41a,42aとしての巨大磁気抵抗効果素子(GMR(Giant Magneto Resistive effect)素子)を備えており、構造,形状,寸法,配置などは、第1実施形態における上側センサIC41,下側センサIC42と同一である。
図10,図11に示されるように、ケーブル3a,3bの先端はセンサヘッド2に接続されている。具体的には、ケーブル3a,3bの端部が共通のケーブル保持部30に覆われている(モールドされている。)。この結果、ケーブル3a,3bは、ケーブル保持部30の端面30aから後方に向かって延出している。
図12に示されるように、ケーブル3a,3bは、複数本の芯線50を含む多芯ケーブルである。より具体的には、ケーブル3aは、上側センサIC41に接続される一対の芯線50を含む多芯ケーブルである。また、ケーブル3bは、下側センサIC42(図11)に接続される一対の芯線50を含む多芯ケーブルである。
ケーブル3aに含まれる芯線50は、絶縁体55によって被覆されている。さらに、絶縁体によって被覆されているそれぞれの芯線50は、互いに撚り合わされた状態でシース56によって一括被覆されている。同様に、ケーブル3bに含まれる芯線50は、絶縁体55によって被覆されている。さらに、絶縁体によって被覆されているそれぞれの芯線50は、互いに撚り合わされた状態でシース56によって一括被覆されている。つまり、ケーブル3aは、撚り合わされた2本の絶縁電線と、それら2本の絶縁電線を一括被覆して一本に纏めるシース56と、を有する2芯ケーブルである。また、ケーブル3bは、撚り合わされた2本の絶縁電線と、それら2本の絶縁電線を一括被覆して一本に纏めるシース56と、を有する2芯ケーブルである。
図12に示されるように、ケーブル3aに含まれている芯線51,52は、上側センサIC41の出力端子57a,57bに接続されている。図12には示されていないが、ケーブル3bに含まれている芯線53,54は、下側センサIC42(図11)の出力端子に接続されている。尚、下側センサIC42(図11)の出力端子は、図5(b)に示されている出力端子58a,58bと同様である。
ケーブル3a,3bのシース56の端部や芯線50、出力端子57a,57bを含む複数の出力端子および複数のセンサIC40の本体は、図12に示されているホルダ部材60によって保持された状態で、図10に示されているセンサヘッド2に内蔵されている。
図13,図14を参照する。センサ保持部20(基端部20a)の中心軸X1及びケーブル保持部30の中心軸X2は、貫通孔12の開口面を含む仮想平面Vと互いに異なる点で交わっている。図13,図14から明らかなように、本実施形態における仮想平面Vは、フランジ部10の背面側の開口面を含む仮想平面である。また、本実施形態における仮想平面Vは、貫通孔12の中心軸X3と直交する平面でもある。
図13,図14に示されるように、センサ保持部20の中心軸X1と仮想平面Vとの交点P1,ケーブル保持部30の中心軸X2と仮想平面Vとの交点P2,貫通孔12の中心軸X3と仮想平面Vとの交点P3は、仮想平面V内において上下に延びる一本の直線L上の異なる3点にそれぞれ位置している。言い換えれば、交点P3,P1,P2は、この順で下方から上方に向かって一列に並んでいる。
つまり、センサ保持部20,ケーブル保持部30及び貫通孔12の中心軸X1,X2,X3は、互いに平行であるが、互いに一致していない。センサ保持部20の中心軸X1とケーブル保持部30の中心軸X2とに着目すると、これらは互いに平行であるが、上下にずれている。具体的には、ケーブル保持部30の中心軸X2は、センサ保持部20の中心軸X1の上方に位置している。
また、2本のケーブル3a,3bのうち、相対的に下方に設けられているケーブル3bの中心Cbは、センサ保持部20の中心軸X1上に位置している。言い換えれば、ケーブル3bの中心Cbとセンサ保持部20の中心とは一致している。一方、2本のケーブル3a,3bのうち、相対的に上方に設けられているケーブル3aの中心Caは、センサ保持部20の中心軸X1上およびケーブル保持部30の中心軸X2上のいずれにも位置していない。言い換えれば、ケーブル3aの中心Caは、センサ保持部20の中心と一致しておらず、ケーブル保持部30の中心とも一致していない。
図14に示されるように、本実施形態におけるケーブル保持部30の端面30aの形状は、第1実施形態におけるケーブル保持部30の端面30a(図8)の形状とは異なる。具体的には、第1実施形態におけるケーブル保持部30の端面30aは円形であるのに対し、本実施形態におけるケーブル保持部30の端面30aは、オーバル形(角丸長方形)である。もっとも、本実施形態におけるケーブル保持部30の中心軸X2は、端面30aの重心を通過して貫通孔12の中心軸X3と平行に延びる軸である点で、第1実施形態におけるケーブル保持部30の中心軸X2と異なるところはない。
図13,図14に示されるように、本実施形態におけるセンサヘッド2においても、センサ保持部20の中心軸X1を基準としたとき、貫通孔12の中心軸X3はセンサ保持部20の中心軸X1の下方に、ケーブル保持部30の中心軸X2はセンサ保持部20の中心軸X1の上方に、それぞれ位置している。この結果、センサ保持部20の中心軸X1及びケーブル保持部30の中心軸X2は、貫通孔12の開口面を含む仮想平面Vと互いに異なる点(P1,P2)で交わっている。よって、第1実施形態におけるセンサヘッド2と同じく、センサ保持部20と貫通孔12との位置関係を維持しつつ、ケーブル保持部30の周囲(下方)に、工具を受け入れるために必要十分な空間が確保されている。
尚、ケーブル3a,3bは、必要に応じて一本に纏めることができる。例えば、ケーブル3a,3bを共通のチューブやパイプに挿通させて一本に纏めることができる。また、ケーブル3a,3bを1つ又は2つ以上のバンド等で束ねて一本に纏めることもできる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、センサヘッドに内蔵されるセンサICが備える検出素子は、異方性磁気抵抗効果素子(AMR(Anisotropic magnetoresistance effect)素子)やトンネル磁気抵抗効果素子(TMR(Tunnel magnetoresistance effect)素子)であってもよく、ホール素子であってもよい。また、センサヘッドに内蔵されるセンサICの数は2つに限られない。
センサヘッド内におけるセンサICの向きは、上記実施形態における向きに限定されない。例えば、センサICの検出面とセンサ保持部の端面とが平行になる向きでセンサICを配置してもよい。また、一方のセンサICの検出面を上に向け、他方のセンサICの検出面を下に向けて2つのセンサICを配置してもよい。つまり、2つのセンサICを背中合わせで配置してもよい。ケーブルの本数は、1本または2本に限られない。
芯線とセンサICの出力端子との接続方法は溶接に限られず、例えば、半田付けであってもよい。また、芯線とセンサICの出力端子とを接続端子を介して接続してもよい。この場合、例えば、接続端子の一端と芯線とがカシメ接続され、接続端子の他端と出力端子とがカシメ接続される。
本発明は、車輪速センサ以外の回転速センサにも適用することができ、適用された場合には上記と同様の効果を奏する。
1A,1B…車輪速センサ、2…センサヘッド、3,3a,3b…ケーブル、4,4a,4b…コネクタ、5…ロータ、10…フランジ部、11a…前面、11b…背面、12…貫通孔、13…補強部材、20…センサ保持部、20a…基端部、20b…先端部、30…ケーブル保持部、30a…端面、40…センサIC、41…センサIC(上側センサIC)、42…センサIC(下側センサIC)、41a,42a…磁気抵抗効果素子、50,51,52,53,54…芯線、55…絶縁体、56…シース、57,57a,57b…出力端子、58,58a,58b…出力端子、59…位置決め穴、60…ホルダ部材、61,62…側壁部、63…支持板、64,65…セパレータ、66…突起、C,Ca,Cb…中心、D1,D2…間隔、L…直線、P1,P2,P3…交点、V…仮想平面、X1,X2,X3…中心軸

Claims (7)

  1. フランジ部,前記フランジ部の一側に設けられたセンサ保持部および前記フランジ部の他側に設けられたケーブル保持部を含むセンサヘッドと、
    前記ケーブル保持部から延出する2本のケーブルと、
    前記フランジ部に設けられ、前記センサヘッドを所定位置に固定するための固定部材が挿通される貫通孔と、
    前記センサ保持部に埋設され、磁界変動に応じた電気信号を出力する複数のセンサICと、を有し、
    前記センサ保持部の中心軸および前記ケーブル保持部の中心軸は、前記貫通孔の開口面を含む仮想平面と互いに異なる点で交わ
    前記2本のケーブルは、それぞれ所定の前記センサICに接続される複数本の芯線を含み、
    前記2本のケーブルの一方の中心は、前記センサ保持部の中心軸上に位置し、
    前記2本のケーブルの他方の中心は、前記センサ保持部および前記ケーブル保持部のいずれの中心軸上にも位置していない、回転速センサ。
  2. 請求項1に記載の回転速センサにおいて、
    前記貫通孔,前記センサ保持部および前記ケーブル保持部のそれぞれの中心軸が互いに平行である、回転速センサ。
  3. 請求項1又は2に記載の回転速センサにおいて、
    前記仮想平面が前記貫通孔の中心軸と直交する平面である、回転速センサ。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載の回転速センサにおいて、
    前記センサヘッドに内蔵され、前記センサICおよび前記芯線を保持するホルダ部材を有する、回転速センサ。
  5. 請求項に記載の回転速センサにおいて、
    前記センサICは、前記ホルダ部材によって保持されるとともに、前記芯線が接続される出力端子を備える、回転速センサ。
  6. 請求項に記載の回転速センサにおいて、
    前記ホルダ部材に設けられ、同一の前記センサICが備える前記出力端子に接続される一対の前記芯線の間に介在するセパレータを有する、回転速センサ。
  7. 請求項1~のいずれか一項に記載の回転速センサにおいて、
    2つの前記センサICを有し、
    それぞれの前記センサICは、検出素子としての磁気抵抗効果素子を備えている、回転速センサ。
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