JP2017092810A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水滴により適正な画像撮影が妨げられるのが抑制された撮像装置。
【解決手段】撮像装置10は、車両外部に設けられアウターカバー14の撮像部16に、表面が車両後方側へ向けられ外壁18が設けられ、この外壁の貫通孔20にカバーガラス22が嵌め込まれており、カメラ12がカバーガラスを通して車両後方側を撮像する。また、撮像部には、貫通孔の上方側を囲うように庇部24、及び庇部26が突出され、庇部24、26の間に貫通孔を囲う溝状の凹部28が形成されている。庇部24の先端部24Bから巻き込まれた水滴は、凹部の内周面28Aに達すると、貫通孔の周方向に沿って凹部内を流れ落ちるので、カバーガラスの表面を流れる水滴により撮影画像が損ねられるのが抑制される。
【選択図】図2

Description

本発明は、車外に設けられ、光透過部材の表面が車両後方側に向けられた撮像装置に関する。
特許文献1には、カメラを収容する筐体にカバーガラスが設けられると共に、カバーガラスに対して外側に張り出したひさしが形成された構成が記載されている。
特開2009−286216号公報
ところで、撮像装置は、カメラのレンズやカバーガラスなどの光透過部材が露出されており、カメラを被覆している外周部材に付着した水滴が光透過部材の表面を流れてしまうと、光透過部材の表面に水滴の流路が生じてしまう。水滴が光透過部材の表面を流れると、適正な画像撮影の妨げとなってしまう。
本発明は上記事実を鑑みて成されたものであり、水滴により適正な画像撮影が妨げられるのが抑制された撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車両外部に設けられ、表面が車両後方側へ向けられた光透過部材を有し、該光透過部材を通して撮像する撮像手段と、前記撮像手段と別体とされると共に、前記光透過部材を露出させる、又は前記光透過部材への光を透過させる透過部が設けられた外壁と、前記外壁の前記透過部の周囲において、車両後方側へ向けて開口されて設けられた凹部と、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、撮像手段は、外壁の透過部を介して車両後方側を撮像する。この外壁には、透過部の周囲に凹部が形成されており、外壁を流れる水滴が凹部に入り込むことで、透過部に達するのが抑制される。これにより、撮像手段は、光透過部材の表面を水滴が流れるのが抑制される。
請求項2に係る発明は、前記凹部が前記透過部の周囲に延伸されている。
請求項2に記載の発明によれば、凹部が透過部の周囲に延伸されていることで、凹部に入った水滴が凹部内を流れる。従って、凹部に入った水滴が、撮像手段の光透過部材の表面を流れるのが抑制される。
請求項3に係る発明は、前記凹部が、前記光透過部材の周囲の全周に設けられている。
請求項3に記載の発明によれば、透過部の全周に渡って凹部が設けられており、これにより、何れの方向から水滴が流れても、凹部内に入り込み、凹部内を流れて下端部から落ちる。従って、撮像手段は、光透過部材の表面を水滴が流れるのが抑制される。
請求項4に係る発明は、前記透過部の外周から突出され、前記凹部を形成する内側壁部を備えている。
請求項4に記載の発明によれば、凹部の光透過部材側に内側壁部を設けており、水滴が凹部から透過部へ流れた場合、内側壁部の先端部から滴となって落下する。従って、凹部から内側壁部に流れた水滴が、撮像手段の光透過部材の表面を流れるのが抑制される。
本発明によれば、撮像手段の光透過部材の表面を水滴が流れるのが抑制されるので、光透過部材の表面を水滴が流れることにより撮影画像が損ねられてしまうのが抑制される、という効果を有する。
(A)は第1の実施の形態に係る撮像装置の要部を示す概略斜視図、(B)は撮像装置の要部の概略平面図である。 図1(A)の2−2線に沿う要部の概略断面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の要部の概略断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1(A)、図1(B)及び図2には、第1の実施の形態に係る撮像装置10の要部を示している。第1の実施の形態では、一例として撮像装置10を乗用車などの図示しない車両に設けている。なお、以下の説明に用いる各図では、車両前後方向の前方側を矢印FR、車幅方向の外方側を矢印W、及び上下方向の上方側を矢印UPで示している。
図2に示すように、撮像装置10は、撮像手段としてのカメラ12を備える。図1(A)、図1(B)及び図2に示すように、撮像装置10は、外周部材として、内部が中空とされて有底筒体状に形成されたアウターカバー14を備える。アウターカバー14は、アーム状に形成され、長手方向の一端側が図示しない車両のサイドドア(フロントサイドドア)に取り付けられ、長手方向の他端側がサイドドアから車両幅方向の外方へ向けられている。
撮像装置10は、車両走行時における通常状態で、車幅方向の外方に突出するように延設されたアウターカバー14の先端部内にカメラ12が収容された撮像部16を備える。また、図1(B)に示すように、アウターカバー14は、撮像部16側が車両後方側へ向けて曲げられており、これにより、撮像装置10は、撮像部16に設けられたカメラ12(図2参照)が車両後方側へ向けられている。
カメラ12は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)或いはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子が用いられ、撮像素子に結像された画像(映像)に応じた電気信号を出力する一般的構成が適用される。撮像装置10は、撮像部16のカメラ12により車外の映像を撮像し、カメラ12により撮像した車外の撮影画像を、例えば、車室内に設けられた図示しないモニタに表示する。これにより、撮像装置10は、ドアミラーなどの後写鏡に替えて、又は後写鏡と共に設けられ、車室内の運転者等の車外の視認の支援に用いられる。なお、アウターカバー14は、サイドドアに回動可能に取り付けられ、例えば、車両前後方向に向けた所定以上の外力を受けることで、車両前方側及び車両後方側へ傾倒可能とされている。
図1(A)及び図2に示すように、アウターカバー14は、撮像部16とされた車幅方向の外方側の端部に外壁18が形成されている。外壁18は、筒状のアウターカバー14の車両後方側へ向けられた端部に外面が車両後方側へ向けられ、アウターカバー14の端部を閉塞するように形成されている。なお、第1の実施の形態において、外壁18は、一例として、外面が僅かに上下方向の下方及び車幅方向の外方へ向くように上下方向及び幅方向に対して傾斜されている。
図1(A)、及び図2に示すように、外壁18には、透過部としての貫通孔20が、例えば円孔とされて形成されている。図2に示すように、カメラ12は、外壁18の内方側に配置され、胴部12Aが貫通孔20に挿入されている。なお、カメラ12の胴部12Aの外周面と貫通孔20の内面とは、シール手段によりシールされて水滴が浸入するのが防止されている。
カメラ12は、胴部12Aの先端部に、光透過部材としてのレンズ又はカバーガラス(以下、一例としてカバーガラス22とする)が装着されている。これにより、外壁18には、貫通孔20にカバーガラス22が配置されて、カバーガラス22の表面が露出されている。
撮像装置10のカメラ12は、外壁18に取り付けられることで、撮像領域が車両後方側へ向けられ、外壁18に形成された貫通孔20を通して車両後方側の予め定められた領域の撮像が可能となっている。なお、第1の実施の形態では、一例として、貫通孔20にカメラ12の胴部12Aを挿入し、貫通孔20をカメラ12のカバーガラス22により閉塞した形態としているが、この構成に限るものではない。例えば、貫通孔20に胴部12Aを挿入せずに、貫通孔20を通して車両後方側を撮像する等の任意の形態を適用することができる。
ところで、図1(A)、図1(B)、及び図2に示すように、撮像部16には、外壁18に外側壁部としての庇部24が形成されている。図1(A)及び図2に示すように、庇部24は、アウターカバー14の上面から延設され、外壁18の上端部から車両後方側へ突出するように形成されている。また、庇部24は、外壁18の外縁に沿って貫通孔20の上方側を囲うように形成されている。
図2に示すように、庇部24は、一例として、上面24Aの上端部がアウターカバー14の表面から庇部24の先端部24Bへ向けて延設されている。また、図1(A)に示すように、庇部24は、貫通孔20の周方向に沿って延設され、車両後方視で上面24Aが車両上方へ凸となるように湾曲されている。さらに、図1(A)、及び図2に示すように、庇部24は、先端部24Bの外壁18からの突出高さ(車両方向側へ向けた突出位置)が車幅方向の中央部から両側へ向けて徐々に小さくされている。
庇部24は、下面24Cが少なくとも先端部24Bから車両前後方向に沿う中間部までの範囲で、車両前後方向に対する傾きが抑えられて(略水平状態に)形成されている。なお、湾曲されている下面24Cが車両前後方向に対する傾きが抑えられているとは、下面24C上に、車両前後方向に対して傾斜されていない線を含むことを指す。
撮像部16は、庇部24が形成されていることにより、雨滴が庇部24の上面24Aに遮られ、貫通孔20に設けたカバーガラス22に付着するのが抑制される。また、撮像部16は、庇部24の上面24Aに落下した雨滴が水滴となって庇部24の上面24Aに沿って車両幅方向に沿って流れ落ちるか、又は庇部24の先端部24Bから落下する。
撮像部16には、内側壁部としての庇部26が形成されている。庇部26は、貫通孔20の周縁部と庇部24との間で、外壁18から車両後方側へ向けて突出されている。また、庇部26は、貫通孔20の周方向に沿って延設され、上面26Aが貫通孔20の周縁に沿って湾曲されて形成されている。この庇部26の先端部26Bは、カバーガラス22よりも突出され、且つ、外壁18からの突出高さ(車両後方側へ向けた突出位置)が庇部24の先端部24Bよりも小さくされている。
撮像部16は、外壁18に庇部24、26が形成されることで、庇部24、26の間に貫通孔20の周方向に沿って延設された凹部28が形成されている。凹部28は、庇部24、26の間に、車両後方側へ向けて開口され、車両後方側から見て略円弧状の溝状とされ、内周面28Aが庇部24の下面24C及び庇部26の上面26Aに連続されている。即ち、撮像部16には、外壁18に形成された貫通孔20の上方側を囲う凹部28を形成する庇部26及び庇部26が設けられている。また、撮像部16は、庇部26を囲うように、庇部26よりも車両後方へ向けて突出された庇部24が形成された二重構造となっている。
庇部26は、先端部26Bからカバーガラス22よりも車両後方側へ突出していることで、上面26Aに水滴が付着し、付着した水滴が先端部26Bから落下しても、落下した水滴がカバーガラス22に付着するのが抑制されている。このような庇部26としては、上面26Aの車両前方側、即ち、凹部28側が、車両前後方向に対する傾斜が抑えられていることが好ましい。これにより、撮像部16は、庇部24の先端部24Bから下面24Cに回り込んだ雨滴がカバーガラス22の表面に付着するのが抑制される。
次に第1の実施の形態の作用を説明する。
第1の実施の形態に係る撮像装置10は、車両のサイドドアに取り付けられたアウターカバー14の長手方向端部にカメラ12が配置された撮像部16が設けられている。撮像装置10は、撮像部16のカメラ12が車両後方側へ向き、車両後方側の予め定められた撮像範囲となるようにアウターカバー14が車両幅方向の外方へ突出されて用いられる。
撮像装置10のアウターカバー14は、車外に設けられることで降雨時等において雨滴が付着し、アウターカバー14に付着した雨滴が車両走行に伴い、アウターカバー14の上面を伝って車両後方側へ流れる。また、撮像装置10は、水滴がカバーガラス22の表面を流れて濡れると、濡れた領域が水滴の流路となって、降雨中は水滴が継続して流れ落ちてしまうことがある。
撮像装置10のカメラ12は、外壁18に露出されたカバーガラス22を通して撮像しており、カバーガラス22の表面を流れる水滴が撮影画像上に現れ、モニタに表示される撮影画像が損ねられてしまうことがある。
ここで、撮像部16には、カバーガラス22の上方側を覆うように突設された庇部24が形成されており、庇部24が雨滴を遮る。これにより、撮像装置10は、カバーガラス22の表面に雨滴が直接付着してしまうのが抑制される。また、アウターカバー14は、上面に付着した水滴が車両走行に伴って車両後方側へ流れる。この際、一部の水滴が庇部24に達するが、庇部24に達した水滴は、庇部24の先端部24Bから滴となって落下するので、カバーガラス22に付着するのが抑えられる。
一方、庇部24に達した水滴の一部は、車両走行に伴って生じる気流等により庇部24の先端部24Bから下面24Cに巻き込まれることがある。この庇部24の下面24Cは、車両前後方向に沿うように形成されていることが好ましく、これにより、先端部24Bから下面24Cに回り込んだ水滴の一部は、湾曲された下面24Cを伝って流れ、庇部24の両端から滴となって落下する。しかし、庇部24の下面24Cに巻き込まれた水滴の一部は、下面24Cに沿って外壁18側に流れてしまうことがある。
ここで、撮像部16には、貫通孔20の周縁部に庇部26が形成され、この庇部26と庇部24との間に凹部28が形成されている。庇部24の先端部24Bから巻き込まれた水滴は、庇部24の下面24Cを流れて、凹部28の内周面28Aに達すると、凹部28の内周面28Aを、貫通孔20の周方向に流れ、凹部28の両端側から落下する。これにより、撮像部16は、庇部24の先端部24Bから巻き込まれた水滴が、カバーガラス22の表面を流れてしまうのが抑制される。
また、撮像部16では、凹部28の内周面28Aに達した水滴の一部が、内周面28Aから庇部26の上面26Aを流れても、庇部26の先端部26Bから滴となって落下する。庇部26の先端部26Bは、貫通孔20に配置しているカバーガラス22のよりも突出されているので、庇部26の先端部26Bから落下する水滴がカバーガラス22の表面に付着し、付着した水滴がカバーガラス22の表面を流れてしまうのが抑制される。従って、撮像装置10は、水滴がカバーガラス22の表面を流れてしまうのが抑制されるので、配置したカメラ12により撮像された映像が損ねられてしまうのが抑制される。
なお、第1の実施の形態では、一例として、アウターカバー14から延設されたように庇部24を形成したが、これに限らず、例えば、アウターカバー14の表面よりも下方側で外壁18から突出されるように形成されても良い。即ち、アウターカバー14と庇部24との間に、庇部24側が低くなるか又は高くなるように段差又は傾斜が形成されても良い。例えば、アウターカバー14側よりも庇部24の上面24A側が高くなるように段差又は傾斜が形成されることで、アウターカバー14の上面を流れた水滴がアウターカバー14と庇部24の上面24Aを流れて先端部24Bに達するのを抑制できる。
一方、第1の実施の形態では、一例として、カバーガラス22の上方側を囲うように庇部24及び庇部26を設けて凹部28を形成したが、凹部28がカバーガラス22の周囲を囲うように全周に渡るように庇部24、及び庇部26を形成しても良い。即ち、カバーガラス22の周囲を囲う二重の枠状(リング状)に庇部24、26を形成し、リング状の凹部28が形成されるようにしても良い。これにより、例えば、車両が横風等を受けて雨滴が横殴りのように降る雨により外壁18の周囲から水滴が回り込んだ場合でも、カバーガラス22の表面を水滴が流れてしまうのが抑制される。
〔第2の実施の形態〕
次に第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態において、基本的構成は、第1の実施の形態と同様であり、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の機能部品については、第1の実施の形態と同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。
図3には、第2の実施の形態に係る撮像部30の要部の概略断面を示している。第2の実施の形態に係る撮像部30は、第1の実施の形態の撮像部16に換えて用いられている。撮像部30には、第1の実施の形態に係る外壁18に換えて外壁32が設けられており、外壁32によりアウターカバー14が閉塞されている。外壁32には、カメラ12の胴部12Aが嵌め込まれた貫通孔20、及び貫通孔20の外周に沿う庇部24が形成されている。これにより、撮像部30では、カメラ12により車両後方側が撮像される。
また、撮像部30は、外壁32に凹部34が形成されている。凹部34は、庇部24の貫通孔20側に、貫通孔20の周方向に沿うように円弧状に形成されている。凹部34は、車両後方側へ向けて開口され、内周面34Aが庇部24の下面24Cに連続するように形成されている。なお、凹部34は、一例として、貫通孔20の上方を囲う円弧状に形成され、中央部が深く、両端側と向けて徐々に浅くなるように外壁32に形成されている。
外壁32には、貫通孔20の周縁部に凹部34が形成されることで、貫通孔20の周縁部に、凹部34の内周面34Aから連続された周壁20Aが形成されている。この周壁20Aは、車両前後方向に沿うように形成されていることが好ましい。
このように構成されている撮像部30は、庇部24の先端部24Bから水滴が巻き込まれると、巻き込まれた水滴が下面24Cを流れて凹部34の内周面34Aに達する。凹部34の内周面34Aに達した水滴は、凹部34の内周面34A又は貫通孔20の外周部の周壁20Aの凹部34側を、貫通孔20の周方向に沿って流れ落ちる。これにより、撮像部30は、水滴がカバーガラス22の表面を流れるのが抑制される。従って、撮像装置10は、撮像部30を設けた場合でも、カバーガラス22の表面を流れる水滴が、カメラ12の撮影画像を損ねるのが抑制される。
なお、第2の実施の形態では、一例として、庇部24とカバーガラス22(貫通孔20)との間に、貫通孔20の周方向に沿う円弧状に凹部34を形成したが、外壁32には、貫通孔20の全周に渡って庇部24及び凹部34が形成されても良い。即ち、庇部24及び凹部34をリング状(枠状)に形成しても良い。これにより、例えば、車両が横風等を受けて雨滴が横殴りのように降る雨により外壁32の周囲から水滴が回り込んだ場合でも、カバーガラス22の表面を水滴が流れてしまうのが抑制される。
なお、以上説明した第1及び第2の実施の形態では、円弧状又はリング状の凹部28、34を形成するようにしたが、凹部としては、透過部の周囲に形成される任意の形状の凹部を適用することができる。
また、第1及び第2の実施の形態では、車両のサイドドアに設けた撮像装置10を例に説明したが、撮像装置は、例えば、車両のルーフ、トランク或いはバンパなどに設けられて、車両後方側の視認支援に用いられても良い。また、本実施の形態では、撮像装置を乗用車などの車両に設けるものとして説明したが、本発明に係る撮像装置は、乗用車に限らず、任意の車両に設けて、車両後方の撮像に適用することができる。
10 撮像装置
12 カメラ(撮像手段)
14 アウターカバー
16、30 撮像部
18、32 外壁
20 貫通孔
20A 周壁
22 カバーガラス(光透過部材)
24 庇部(壁部)
26 庇部(内側壁部)
28、34 凹部
28A、34A 内周面

Claims (4)

  1. 車両外部に設けられ、表面が車両後方側へ向けられた光透過部材を有し、該光透過部材を通して撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段と別体とされると共に、前記光透過部材を露出させる、又は前記光透過部材への光を透過させる透過部が設けられた外壁と、
    前記外壁の前記透過部の周囲において、車両後方側へ向けて開口されて設けられた凹部と、
    を備えた撮像装置。
  2. 前記凹部が前記透過部の周囲に延伸されている請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記凹部が、前記光透過部材の周囲の全周に設けられている請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記透過部の外周から突出され、前記凹部を形成する内側壁部を備えた請求項1から請求項3の何れか1項記載の撮像装置。
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