JPH04138943A - 車載用監視カメラ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、車載用監視カメラ装置に関する。

（従来の技術） 一般に自動車の後方は運転席から死角となっており、車
両をバックさせる際の後方監視か大変難しい。そこで、
車両の後部に撮像カメラを、運転席の近傍に小型モニタ
を設け、この撮像カメラで撮像された車両後方の画像を
小型モニタに映し出すことで、車両の後方監視を容易に
行えるようにしだ車載用監視カメラ装置が開発されてい
る。

第４図は、美観や安全性の面から、撮像カメラをリアス
ポイラ−内に組込んだ例を示す図である。

同図において撮像カメラ３は、撮影レンズを後方に向け
てリアスポイラ−２内に組込まれている。

また、撮像カメラ３の前面には、雨などにより撮像カメ
ラ３が濡れることを防ぐため前面ガラスが設けられてい
る。

ところで、この前面ガラスに水滴や埃などが付着してい
ると、撮像カメラの視界が著しく損なわれてしまうため
、前面ガラスは常に清潔な状態であることが望ましい。

しかしながら、走行中には自動車１後部の気圧が低くな
るため、リアスポイラ−２の後部に第４図に示すような
車両に向かって吹付ける気流が生じ、特に雨天走行時や
未舗装道路走行時には巻きあげられた霧上の水滴や埃か
この気流によって撮像カメラ３の前面に吹付けられ、前
面ガラスが著しく汚されてしまう。

（発明が解決しようとする課題） このように、従来の車載用監視カメラ装置では、走行中
の車両周辺に生じる気流により、水滴や埃が撮像カメラ
に向かって吹付ｔすられるため、前面ガラスが汚れがち
であるという問題かあった。

この問題を解決すべく、例えば前面ガラスを覆うカバー
を設けると、撮像時にこのカバーを人手で取外すか、カ
バーの開閉を行なわせるだめの開閉装置を設けなければ
・ならず、手間やコストかがり好、ましくない。

本発明は、このような点に対処してなされたもので、走
行中の気流による水滴や埃の付着を防止して、撮像カメ
ラの前面を清潔に保つことのできる車載用監視カメラ装
置を提供するものである。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 本発明は、車両の後方の画像を撮像する撮像カメラと、
前記車両の走行にともなって車両周辺に生じる気流をそ
の風圧により取込む気流取込み部と、二の気流取込み部
により取込んだ気流を前記撮像カメラの前面に吹田させ
る気流吹出し部とを具備するものである。

なお、撮像カメラの前面に吹出させる気流は、撮像カメ
ラの前面の気圧を高めるように吹出させるか、撮像カメ
ラの前面にいわゆるエアカーテンか形成されるように吹
出させることか望ましい。

（作　用） 本発明では、車両の走行にともなって車両周辺に生じる
気流をその風圧により取込む気流取込み部と、この気流
取込み部により取込んだ気流を撮像カメラの前面に吹出
させる気流吹出し部とを設けている。

この撮像カメラの前面に吹出す気流により撮像カメラの
前面の気圧か高められたり、いわゆるエアカーテンが形
成されるので、撮像カメラに向かって吹付ける水滴や埃
が阻止され、撮像カメラの前面を清潔に保つことができ
る。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は、本発明の一実施例の車載用監視カメラ装置を
備えた自動車の後部斜視図、第２図は、第１図に示すＡ
部の断面図である。

両図に示すように、自動車１１後部のトランクリッド上
にはリアスポイラ−１２が設けられている。

このリアスポイラ−１２の中央部には、撮像カメラ１３
が自動車１１の後方の画像が撮像されるよう後方に向け
て内蔵されている。この撮像カメラ１３で撮像された画
像は、運転席近傍に設けられた図示しないモニタテレビ
に表示される。また、図示を略したが撮像カメラ１３の
前面には、雨などの水分から撮像カメラを防いだり、安
全性の面から防護用の前面ガラスが設けられている。

また、リアスポイラ−１２の中央部には、リアスポイラ
−１２の前面に設けられた空気取入れ口２１とリアスポ
イラ−１２の後面に設けられた吹出し口２３とを有する
スリット２５が設けられている。

このスリット２５は、第３図に示すように、自動車１１
の走行にともなって生じる気流をその風圧により空気取
入れ口２１がら取込み、吹出し口２３から撮像カメラ１
３の前面に向けて下向きに吹出させる。

従って、吹出し口２３から吹出された気流により撮像カ
メラ１３の前面の気圧が高められて、撮像カメラ１３の
前面から自動車１１の後方に向かう気流が生じるので、
撮像カメラ１３への水滴や埃の付着か防止される。

さらに、空気取入れ口２１の開口面積に対して、吹出し
口２３の開口面積を小さくしたので、スリット２５内の
気圧が高められ、スリット２５内への水滴や埃の侵入を
防ぐことができるとともに、吹出し口２３から吹出され
る空気の圧力もより高められる。

なお、本実施例では、撮像カメラ１３の前面の気圧が高
められるようにしているが、撮像カメラ１３の前面にエ
アカーテンが形成されるようにしてもよい。

また、空気取入れ口と吹出し口の間をスリット状に形成
しているが、スリット状以外にもダクト状（管状）に形
成してもよい。

さらに、撮像カメラの取付は位置もスポイラ−以外に、
例えばトランク内に取付けるようにしてもよい。

［発明の効果コ 本発明によれば、撮像カメラの前面に吹出す気流により
、水滴や埃の撮像カメラへの付着が防止されるので、撮
像カメラの前面を清潔に保つことができ、常に良好な視
界が確保される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の車載用監視カメラ装置を備え
た自動車の後部斜視図、第２図は第１図に示すＡ部の断
面図、第３図は吹出し口から吹出される気流の流れを示
す模式図、第４図は従来の、気流の流れを示す模式図で
ある。 １１・・・自動車、１２・・・リアスポイラ−１３・・
撮像カメラ、 つ ・・・空気取入れ口、 ３・・・吹出し 口、 ５・・・ス リ ッ　　ト　。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）車両の後方の画像を撮像する撮像カメラと、前記
   車両の走行にともなって車両周辺に生じる気流をその風
   圧により取込む気流取込み部と、この気流取込み部によ
   り取込んだ気流を前記撮像カメラの前面に吹出させる気
   流吹出し部とを具備することを特徴とする車載用監視カ
   メラ装置。
2. （２）スポイラーと撮像カメラ及び気流取込み部、気流
   吹出し部が一体に設けられてなることを特徴とする請求
   項１記載の車載用監視カメラ装置。