JP2017090742A - カメラカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置が鉛直方向下方を撮像する場合でも、水滴による撮像画像の画質の劣化を抑制できるカメラカバーを提供する。【解決手段】カメラカバーは、鉛直方向の最下部が鉛直方向下方に突出する凸曲面となるカバー外表面と、凸曲面の略最下点を中心に所定半径で設けられる第1の領域と、第1の領域を除くカバー外表面に設けられる第2の領域と、を有する。第2の領域は、親水性を有する第1の親水性領域を含み、第1の領域は、第2の領域よりも親水性が低い。【選択図】図3

Description

本開示は、カメラカバーに関する。
撮像装置のレンズに水滴が付着すると、水滴により光の屈折が起こり、撮影画像が劣化することがある。従来、レンズに水滴が付着しにくくなるようにし、以下の光学ユニットが提案されている(特許文献1参照)。この光学ユニットは、レンズ部の表面に撥水性を持たせ、レンズ部の周囲に形成された押え冠である非レンズ部の表面に親水性を持たせる。これにより、光学ユニットは、レンズ部の表面にある水滴が非レンズ部に接した場合に、撥水性のあるレンズ部の表面から親水性のある非レンズ部の表面に水滴を誘導する。
特開2008−148276号公報
特許文献1に記載された光学ユニットは、撮像装置が鉛直方向下方を撮像する場合、水滴により撮像画像の画質の劣化を抑制することが困難である。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、撮像装置が鉛直方向下方を撮像する場合でも、水滴による撮像画像の画質の劣化を抑制できるカメラカバーを提供する。
本開示のカメラカバーは、鉛直方向の最下部が鉛直方向下方に突出する凸曲面となるカバー外表面と、凸曲面の略最下点を中心に所定半径で設けられる第1の領域と、第1の領域を除くカバー外表面に設けられる第2の領域と、を有する。第2の領域は、親水性を有する第1の親水性領域を含む。第1の領域は、第2の領域よりも親水性が低い。
本開示によれば、撮像装置が鉛直方向下方を撮像する場合でも、水滴による撮像画像の画質の劣化を抑制できる。
第1の実施形態に係るドームカバーを備える監視カメラを天井設置の向きで表した斜視図 図1に示したドームカバーの斜視図 図2に示したドームカバーを下から見た下面図 水滴が付着した図1のドームカバーの側面図 水滴が付着した図1のドームカバーを下から見た下面図 第2の実施形態に係るドームカバーを下から見た下面図 第3の実施形態に係るドームカバーを下から見た下面図 第4の実施形態に係るドームカバーを下から見た下面図 第5の実施形態に係るドームカバーを下から見た下面図 第6の実施形態に係るドームカバーを備える監視カメラを壁設置の向きで表した斜視図 第6の実施形態に係るドームカバーを下から見た下面図 水滴が付着した図10のドームカバーの側面図 水滴が付着した図10のドームカバーの正面図 水滴が付着した図10のドームカバーを下から見た下面図
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。尚、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるものであり、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(本開示の一形態を得るに至った経緯)
特許文献1に記載された光学ユニットを、ドームカバーにより覆われる監視カメラに適用した場合、監視カメラが天井面に取り付けられると、上記レンズ部の表面に相当する部分が、ドームカバーの最下部となる。ドームカバーの場合、付着した水滴は、重力によって最下部に集まる。そのため、親水性を有する最下部に集まった水滴を、重力に抗して上流側の撥水性を有する表面(上記非レンズ部の表面に相当)に誘導することが困難である。また、汚れを含んだ水滴が乾くと最下部に汚れが残ってしまい、例えば真下を監視した場合、画質劣化の原因となる。
以下、撮像装置が鉛直方向下方を撮像する場合でも、水滴による撮像画像の画質の劣化を抑制できるカメラカバーについて説明する。
以下の実施形態では、カメラカバーとして、ドームカバーを例示して説明する。
(第1の実施形態)
[構成等]
図1は、第1の実施形態に係るドームカバー11を備える監視カメラ13を天井設置の向きで表した斜視図である。
ドームカバー11は、例えば監視カメラ13に用いられる。監視カメラ13は、取付台15を有する。取付台15は、天井や壁に取付金具(図示略)により固定される。取付台15には、本体カバー17が取り付けられる。本体カバー17は、図示しないカメラや制御基板等を覆って保護する。
カメラは、イメージセンサやレンズを有する撮像ユニットを含む。イメージセンサは、CCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を含む。
本体カバー17には、ドームカバー取付穴19が形成される。ドームカバー取付穴19からは、ドームカバー11の半球外殻21が突出される。
図2は、図1に示したドームカバー11の斜視図である。
ドームカバー11は、半球外殻21と、半球外殻21の開口周縁23に同一半径で接続する円筒25と、を含む。円筒25は、半球外殻21と反対側に、本体カバー17に固定されるフランジ27を有する。
ドームカバー11は、成形性及び透明性に優れた樹脂材料を基板材料として形成される。樹脂材料には、有機系樹脂材料と無機系樹脂材料とがある。例えば、半球外殻21の基板材料に、ポリカーボネートなどの有機系樹脂材料が用いられる。ポリカーボネートは、硬く衝撃に強いため好適である。また、アクリルなど透明性の良好な樹脂材料が用いられてもよい。
図3は、図2に示したドームカバー11を下から見た下面図である。
ドームカバー11は、カバー外表面と、撥水部29と、親水部31と、を有する。
カバー外表面は、鉛直方向の最下部が鉛直方向下方に突出し、凸曲面に形成される。即ち、ドームカバー11は、凸曲面となるカバー外表面が、半球外殻21の外表面となる。
撥水部29は、凸曲面の最下点33(厳密な最下点だけではなく最下点付近を示す。以下、同じ。)を中心に、所定半径で、例えば円形に設けられる。撥水部29は、例えば撥水性処理や表面加工処理により、撥水性を有する。撥水性処理は、公知の方法で行われる。撥水性処理では、例えば、フッ素化合物やシリコーン化合物を含む撥水性材料によって、撥水コートが施される。例えば、撥水性材料が、ドームカバー11の最下部付近のカバー外表面に塗布される。なお、撥水部29の形成については、ドームカバー11の基板材料がポリカーボネートやアクリルなどの撥水性材料の場合は、基板材料の撥水性材料をそのまま利用してもよい。
親水部31は、撥水部29を除くカバー外表面に設けられる。親水部31は、例えば親水性処理や表面加工処理により、親水性を有する。親水性処理や表面加工処理は、公知の方法で行われる。親水性処理では、例えば、ポリビニルアルコールやポリアクリルアミドを含む親水性材料によって、親水コートが施される。例えば、親水性材料が、ドームカバー11のカバー外表面(特に最下部以外のカバー外表面)に塗布される。
なお、上記のように親水部31と撥水部29を塗り分けるのは、処理の均一性確保や境界部の処理などにより、技術的に難しい。まずスプレーやディッピングなどによりドームカバー11の全面を親水性処理した後に、その上からタンポ印刷などで撥水性材料を転写する二段階の工程とすることにより、より簡易に効率的に親水部31と撥水部29とを形成できる。
また、基板材料の撥水性を利用する場合は、予め撥水部29をマスキングしておき、その上から親水性処理を実施した後、マスキングを取り除いて撥水性基板材料を露出することにより、親水部31と撥水部29とを形成できる。
さらに、ドームカバー11の全面を親水性処理した後に、有機溶剤などで親水性材料を除去することにより、撥水性基板材料を露出させ、親水部31と撥水部29とを形成するという方法もある。
親水部31に付着した水は、玉状になり難く、親水部31において薄く拡がり皮膜化して水膜を形成する。即ち、親水部31を設けたカバー外表面にかかった水滴Wは、親水処理により玉状にはならず、親水コート上に略均一に拡がった水膜となる。これにより、光は殆ど屈折することなく、カメラに入射し、画像視認性が良好に維持できる。
撥水部29に付着した水は、玉状になりやすく、重力によって鉛直方向下向きに落下し易い。
尚、撥水部29又は親水部31に付着する水は、雨水、雪、結露による水滴、外部から意図的に付着させた水、等を含む。
また、撥水部29での水の接触角は、親水部31での水の接触角よりも大きい。接触角は、カバー外表面の材質により決まる。例えば、接触角が40度以下の場合、親水性を有し、接触角が100度以下の場合、撥水性を有する。例えば撥水性処理により、撥水部29での水の接触角が変更され得る。例えば親水性処理により、親水部31での水の接触角が変更され得る。
図4は、水滴Wが付着した図1のドームカバー11の側面図である。図5は、水滴Wが付着した図1のドームカバー11を下から見た下面図である。
ドームカバー11では、最下部の凸曲面に、最下点33を中心とする所定半径の撥水部29が設けられる。撥水部29以外のカバー外表面には、親水部31が設けられる。
最下部以外の親水部31に付着した水は、重力により最下部に向かい、カバー外表面を伝わって流れ下る(流下する)。流下した水は、親水部31と撥水部29の境界に到達する。この境界では、撥水部29での水の接触角が、親水部31での水の接触角より大きいため、水は、撥水部29内への移動に抵抗が生じる。
ここで、水をカバー外表面に沿って移動させる力(移動力)は、重力によって生じる。移動力は、凸曲面において、最下点33からの距離によって変わり、最下点33で0となる。即ち、水は、図4に示す鉛直線35の通る最下点33の位置で移動が止まる。水は、この位置に常駐しようとする。
親水部31と撥水部29の境界は、最下点33から所定距離の位置に設定される。この位置は、撥水部29の抵抗力よりも大きな移動力(越境力)が水に生じる位置に設定される。
従って、水は、親水部31と撥水部29の境界を越えて、撥水部29の最下点33へと流下する。最下点33では、重力の作用が、水に対し、カバー外表面から離反する方向(剥離方向)に最大で作用する。また、撥水部29では、親水部31よりも水の接触角が大きく、水のカバー外表面との接触面積が、親水部31よりも減少する。これにより、図4、図5に示す最下点33に到達した水は、撥水部29において、他のカバー外表面よりも自重を支持し難くなり、落下し易くなる。
従って、監視カメラ13のドームカバー11は、最下部に水滴Wの付着することによる監視画像の劣化を軽減できる。このため、監視カメラ13が天井に設置された場合、ドームカバー11は、真下(鉛直方向下方)の監視画像の劣化を抑制でき、監視精度を向上できる。
[効果等]
このように、ドームカバー11は、カバー外表面と、撥水部29と、親水部31と、を有する。撥水部29は、親水部31よりも親水性が低く、撥水性を有する撥水性領域を含む。撥水部29は、親水部31よりも親水性が低い第1の領域の一例である。親水部31は、親水性を有する第1の親水性領域の一例であり、また、第1の親水性領域を含む第2の領域の一例である。
ドームカバー11によれば、親水部31又は撥水部29に付着した水は、鉛直方向下向きに流下し、撥水部29で水滴となってカバー外表面から剥離され、落下し易くなる。従って、カバー外表面の最下部に水滴が付着した状態が維持され難くなる。これにより、ドームカバー11は、ドームカバー11において水滴により光の屈折が起こることで、画質が劣化することを低減できる。また、ドームカバー11は、玉状になった水滴がドームカバー11の外表面に留まることで、撮影画像に水滴が映りこみ、画質が劣化することを低減できる。
また、ドームカバー11により、カバー外表面の最下部に残留する水の量が低減する。そのため、ドームカバー11は、水が乾いた際の汚れの残留量を低減でき、最下部に発生する汚れを低減できる。よって、ドームカバー11は、最下部の方向(鉛直方向下向き)を撮像する際の撮像が画像の画質の劣化を抑制できる。
また、カメラカバーがドームカバー11である場合、半球外殻21が凸曲面を有するため、水を拭き取るためのワイパを設けることが困難である。この場合でも、重力を利用して撥水部29の最下点33に移動した水滴がカバー外表面から剥離されることで、水滴の影響を低減できる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係るドームカバー37を下から見た下面図である。尚、第2の実施形態において、第1の実施形態と同一の事項については、説明を省略又は簡略化する。
ドームカバー37は、撥水部29に、親水部31から最下点33に至る少なくとも1本の親水誘導路39を有する。親水誘導路39は、例えば直線状に形成される。親水誘導路39は、親水性を有する。従って、親水誘導路39では、水の接触角が、撥水部29の接触角より小さい。尚、親水誘導路39での水の接触角と親水部31での水の接触角とが異なってもよい。
ドームカバー37では、複数の親水誘導路39が、最下点33を中心に放射状に設けられてもよい。図6では、4本の親水誘導路39が設けられる。親水誘導路39の本数は一例であり、他の数でもよい。また、親水誘導路39は、最下点33を囲む円周方向に等間隔に形成されても、形成されなくてもよい。また、親水誘導路39は、曲線状の部分を含んでもよい。
このように、撥水部29は、撥水性領域と、親水部31から最下点に至る親水誘導路39と、を含んでもよい。親水誘導路39は、撥水性領域よりも親水性が高い。親水性誘導路は、誘導路の一例である。
水は、親水部31と撥水部29との境界に到達すると、撥水部29から流下抵抗を受けるが、親水誘導路39に接することで、流下抵抗が小さくなる。これにより、水は、重力による移動力が勝り易く、越境して撥水部29に流下し易くなる。換言すれば、流下した水が、境界に沿って溜まり難くなる。
また、ドームカバー37では、円形の撥水部29は、360°の任意の方向から接触する水が、親水誘導路39に接触しやすくなる。これにより、水は、落下が促進される最下点33へ流下し易くなる。
また、親水誘導路39が最下点を中心に放射状に複数設けられることで、最下点33に水が移動し易くなる。そのため、最下点33において、重力によりカバー外表面から剥離方向へ作用する力が増大し、水が落下し易くなる。
(第3の実施形態)
図7は、第3の実施形態に係るドームカバー41を下から見た下面図である。尚、第3の実施形態において、第1,第2の実施形態と同一の事項については、説明を省略又は簡略化する。
ドームカバー41の最下部には、撥水部29に、最下点33を中心とし、撥水部29の半径よりも短い半径を有する親水円形部43が、同心円(厳密な同心円だけではなくおおよその同心円を示す。以下、同じ。)で設けられる。親水円形部43は、親水性を有する。従って、親水円形部43では、水の接触角が、撥水部29の接触角より小さい。尚、親水円形部43での水の接触角は、親水誘導路39での水の接触角や親水部31での水の接触角とは異なってもよい。尚、親水円形部43は、第2の親水性領域の一例である。
ドームカバー41によれば、水は、例えば撥水部29の中央に親水円形部43が設けられることで、親水円形部43が設けられない場合と比較すると、剥離方向の重力が最大に作用する最下点33へ移動され易くなる。そのため、親水円形部43が設けられない場合と比較すると、大きな水滴が形成されるようになり、重力によりカバー外表面から剥離方向へ作用する力が増大し、最下点33に溜まった水が落下し易くなる。
(第4の実施形態)
図8は、第4の実施形態に係るドームカバー45を下から見た下面図である。尚、第4の実施形態において、第1〜第3の実施形態と同一の事項については、説明を省略又は簡略化する。
ドームカバー45の最下部には、撥水部29と同じ領域に、親水円形部43及び中親水部47が設けられる。
親水円形部43は、最下点33を中心に、所定半径の親水円形部43が設けられる。親水円形部43には、親水誘導路39が接続されない。親水円形部43の外周には、中親水部47が例えば円環状に設けられている。中親水部47は、内側で親水円形部43に接して、親水円形部43を包囲している。また、中親水部47は、外側で親水部31に接して、親水部31に包囲される。尚、親水円形部43は、第3の親水性領域の一例である。中親水部47は、第4の親水性領域の一例である。
ここで、親水部31での水の接触角は、接触角θ1となる。中親水部47での水の接触角は、接触角θ2となる。親水円形部43での水の接触角は、接触角θ3となる。尚、接触角θ1<接触角θ2、接触角θ3<接触角θ2の関係を有する。接触角θ1と接触角θ3とは異なってもよい。
ドームカバー45によれば、親水部31を流下した水が、最下部の中親水部47に到達したとき、撥水部29が設けられた場合と比較すると、最下点33へ移動し易くなる。また、親水円形部43に達した水は、親水部31との接続が、中親水部47によって切れやすくなる。これにより、最下点33に到達した水は、中親水部47の内側において、他のカバー外表面の領域よりも自重を支持し難くなり、落下し易くなる。
(第5の実施形態)
図9は、第5の実施形態に係るドームカバー49を下から見た下面図である。尚、第5の実施形態において、第1〜第4の実施形態と同一の事項については、説明を省略又は簡略化する。
ドームカバー49は、撥水部51が、親水円形部43と点状撥水部53とを有する。点状撥水部53は、親水性を有する領域に、撥水性を有する点(狭い領域)を複数有する。つまり、点状撥水部53では、親水性と撥水性とが混在する。
親水円形部43の外周には、点状撥水部53が例えば円環状に設けられている。点状撥水部53は、内側で親水円形部43に接して、親水円形部43を包囲している。また、点状撥水部53は、外側で親水部31に接して、親水部31に包囲される。尚、親水円形部43は、第5の親水性領域の一例である。点状撥水部53は、点状撥水領域の一例である。
ここで、親水部31での水の接触角は、接触角θ4となる。親水円形部43での水の接触角は、接触角θ5となる。点状撥水部53での水の接触角は、接触角θ6となる。尚、接触角θ4<接触角θ6、接触角θ5<接触角θ6の関係を有する。接触角θ4と接触角θ5とは異なってもよい。
点状撥水部53は、さらに、接触角θ7をもつ親水部101と、接触角θ8をもつ撥水部102に分離できる。撥水部102は非常に小さな面積である為、点状撥水部53は、マクロ的にみると、接触角θ6を持つことになる。このとき、接触角θ6、θ7、θ8には、θ7<θ6<θ8の関係がある。
接触角θ4、θ5、θ7、θ8の関係については、下記の4パターン(1)〜(4)が考えられるが、いずれでもよい。
(1)θ4=θ5=θ7<θ8
(2)θ4=θ7<θ8、θ5<θ8
(3)θ4<θ8、θ5=θ7<θ8
(4)θ4<θ8、θ5<θ8、θ7<θ8
(1)〜(4)の中で、(1)の関係を満たしてドームカバー49を作製する場合は、例えば、接触角θ4(=θ5=θ7)の親水性材料でドームカバー49の全面を親水性処理した後に、点状撥水部53の領域に接触角θ8の撥水性材料を転写する。これにより、より簡易に効率的にドームカバー49を作製できる。
ドームカバー49によれば、撥水部51が点状撥水部53を有することで、撥水部51への水の流下抵抗が調整可能となる。点状撥水部53における撥水性の高さは、例えば、点状撥水部53が有する親水性の領域に、撥水性を有する点をどの程度混ぜるかによって調整される。
即ち、点状撥水部53は、水を最下点33へ流下し易くでき、且つ最下点33において、水を落下させ易くできる。また、例えば、点状撥水部53の親水性を有する領域と親水部31とに対して共通の親水性処理を施すことで、点状撥水部53と親水部31との明確な境界を削除できる。これにより、水滴Wが凸レンズ状にならないようにする抑制効果も生じる。
(第6の実施形態)
図10は、第6の実施形態に係るドームカバー55を備える監視カメラ13を壁設置の向きで表した斜視図である。図11は、ドームカバー55を下から見た下面図である。尚、第6の実施形態において、第1〜第5の実施形態と同一の事項については、説明を省略又は簡略化する。
ドームカバー55は、監視カメラ13が壁面に設置された向きに適用される。即ち、半球外殻21の直径方向が鉛直方向に沿う。ドームカバー55は、最下点33が、半球外殻21における開口周縁23の最下部に存在する。この最下部を中心に、所定半径の撥水部51が設けられる。
撥水部51は、ドームカバー49と同様の構成を有する。即ち、撥水部51は、親水円形部43と点状撥水部53とを有する。撥水部51を除くカバー外表面には、親水部31が設けられている。
図12は、水滴Wが付着した図10のドームカバー55の側面図である。図13は、水滴Wが付着した図10のドームカバー55の正面図である。図14は、水滴Wが付着した図10のドームカバー55を下から見た下面図である。
ドームカバー55では、監視カメラ13が壁面に設置されたとき、半球外殻21における開口周縁23の最下部に最下点33が存在する。この最下部に流下する水の落下が促進される。
ドームカバー55によれば、撥水部51が親水性と撥水性とが混在する点状撥水部53を有することで、撥水部51への水の流下抵抗が調整可能となる。点状撥水部53における撥水性の高さは、例えば、点状撥水部53が有する親水性の領域に、撥水性を有する点をどの程度混ぜるかによって調整される。
即ち、点状撥水部53は、水を最下点33へ流下し易くでき、且つ最下点33において、水を弾いて落下させやすくできる。また、例えば、点状撥水部53の親水性を有する領域と親水部31とに対して共通の親水性処理を施すことで、点状撥水部53と親水部31との明確な境界を削除できる。これにより、水滴Wが凸レンズ状にならないようにする抑制効果も生じる。
尚、監視カメラ13が壁面に設置された場合、ドームカバー55の円筒25には、複数の最下点33、33a、33b、・・・33n(図12参照)が、開口周縁23の最下点33と接続して線状に存在され得る。この場合、撥水部51は、監視カメラ13の壁面への取付傾斜角度や、円筒25のテーパー等が考慮された任意の最下点を中心に設けられてもよい。
従って、各本実施形態に係るドームカバー11,37,41,45,49,55によれば、鉛直方向下方に突出する凸曲面を有するカバー外表面の最下部に水滴Wが付着した状態が維持され難くなる。よって、監視カメラ13が鉛直方向下方を撮像する場合でも、水滴による撮像画像の画質の劣化を抑制できる。
また、ドームカバー11,37,41,45,49,55の最下部における撥水性及び親水性を、各実施形態における最下部周辺の構成により調整できる。そのため、最下部に集まった水滴の大きさを調整でき、上記実施形態におけるいずれかのドームカバーの最下部の構成によって、重力を利用して水滴を落下し易くなる。
(他の実施形態)
以上のように、本開示における技術の例示として、第1〜第6の実施形態を説明した。しかし、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用できる。また、各実施形態を組み合わせてもよい。
第1〜第6の実施形態では、撮像装置として監視カメラ13を例示したが、監視カメラ13以外の撮像装置(例えば車載カメラ)でもよい。
第1〜第6の実施形態では、カメラカバーとしてドームカバーを例示したが、ドームカバー以外のカメラカバーでもよい。
第6の実施形態では、第5の実施形態に示したドームカバーを有する監視カメラ13が壁面設置されることを例示したが、他の実施形態(第1〜第4の実施形態のいずれか)に示したドームカバーを有する監視カメラ13が壁面設置されてもよい。
例えば、45度傾けて監視カメラを設置する場合や、もともとドームカバーが45度傾いた形で取り付いた監視カメラの場合は、ドームの鉛直方向最下部周辺、即ち天頂部から45度の位置周辺に撥水性領域を形成すれば、同様の効果を得ることができる。
本開示は、撮像装置が鉛直方向下方を撮像する場合でも、水滴による撮像画像の画質の劣化を抑制できるカメラカバー等に有用である。
11 ドームカバー
21 半球外殻
23 開口周縁
25 円筒
29 撥水部
31 親水部
33 最下点
39 親水誘導路
43 親水円形部
53 点状撥水部

Claims (8)

  1. 鉛直方向の最下部が鉛直方向下方に突出する凸曲面となるカバー外表面と、
    前記凸曲面の略最下点を中心に所定半径で設けられる第1の領域と、
    前記第1の領域を除く前記カバー外表面に設けられる第2の領域と、
    を有し、
    第2の領域は、親水性を有する第1の親水性領域を含み、
    前記第1の領域は、第2の領域よりも親水性が低い、カメラカバー。
  2. 請求項1に記載のカメラカバーであって、
    前記第1の領域は、撥水性を有する撥水性領域を含む、カメラカバー。
  3. 請求項2に記載のカメラカバーであって、
    前記第1の領域は、前記撥水性領域と、前記第2の領域から前記略最下点に至る誘導路と、を含み、
    前記誘導路は、前記撥水性領域よりも親水性が高い、カメラカバー。
  4. 請求項3に記載のカメラカバーであって、
    前記第1の領域は、前記略最下点を中心に、当該第1の領域と略同心円に、当該第1の領域の半径よりも短い半径で親水性を有する第2の親水性領域を有する、カメラカバー。
  5. 請求項3または4に記載のカメラカバーであって、
    複数の前記誘導路は、前記略最下点を中心に放射状に設けられる、カメラカバー。
  6. 請求項1に記載のカメラカバーであって、
    前記第1の領域は、
    親水性を有する第3の親水性領域と、
    前記第3の親水性領域を包囲し且つ第2の領域に包囲され、前記第3の親水性領域よりも親水性が低い第4の親水性領域と、
    を有する、カメラカバー。
  7. 請求項1または2のカメラカバーであって、
    前記第1の領域は、
    親水性を有する第5の親水性領域と、
    前記第5の親水性領域を包囲し且つ第2の領域に包囲され、親水性を有する領域に撥水性を有する点を複数有する点状撥水領域と、
    を有する、カメラカバー。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のカメラカバーであって、
    当該カメラカバーは、半球外殻を有するドームカバーである、カメラカバー。
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