JP2017088873A - 微小球形粒 - Google Patents

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歩 田上
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裕樹 國府
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Abstract

【課題】本発明は湿潤条件で用いる場合において、優れた緩衝効果(硬度)と洗浄性(硬度、崩壊性)を有し、また、粉舞いが抑制された粉末状セルロースからなる微小球形粒を提供することを課題とする。【解決手段】粉末状セルロースからなる微小球形粒であって、該微小球形粒が平均粒子径100〜1500μm、見掛け比重0.46〜0.9g/ml、粉体落下速度1.0〜2.5g/sec、安息角35〜50°であることを特徴とする微小球形粒。前記粉末状セルロースが、平均重合度50〜600、平均粒子径10〜30μm未満、見掛け比重0.3〜0.65g/ml、安息角40〜55°であることを特徴とする微小球形粒。【選択図】図1

Description

本発明は、粉末状セルロースからなる微小球形粒に関する。
粉末状セルロースからなる微小球形粒(造粒物)は、増粘性、乳化安定性、保水性、吸油性、保形性等の特徴を有するため、食品添加剤、錠剤賦形剤、分散剤、保形剤、保水剤、ろ過助剤、充填剤、塗料・接着剤用添加剤等として、食品、医薬、化粧品、建材、窯業、ゴム、プラスチック等の幅広い分野で使用されている。
一般的な粉末状セルロースは、平均粒子径5〜50μm、見掛け比重0.10〜0.50g/cm3程度であり、平均粒子径が大きくなるにつれて、見掛け比重が小さくなる白色粒子である。粉末状セルロースに求められる物性は、その使用される用途によって、適宜選択されるものである。また粉末状セルロースは、さらに用途に適するよう造粒し、微小球形粒とできることも知られている(特許文献1)。
近年、化粧品用途において、洗浄効果や緩衝効果等のためにスクラブ剤の選定が非常に重要となってきている。一般的にスクラブ剤としてはタルクや雲母チタン、カオリン等の無機顔料や、ポリエチレン等の有機材料粉末が選択され使用されている(特許文献2)。洗い流しタイプの皮膚洗浄剤(洗顔料、マッサージクリーム)に粒状物を用いた場合に、物理的洗浄において通常の洗浄剤組成物では落とし難い、毛穴に入り込んだ汚れ等を落とせるという特徴を有することが知られ(特許文献3)、好まれている。また、肌に対する刺激や肌荒れ等の問題を考慮し、スクラブ剤の粒子径の大きさや硬度を制御することも知られている(特許文献4)。
特開平9−295947号公報 特許第3032531号公報 特開2000−63899号公報 特開平2−151693号公報
前述される無機材料や合成有機材料からなるスクラブ剤では、化粧品用途として用いる際に、特に湿潤条件で用いる場合のマッサージ触感を得る緩衝効果(硬度)と洗浄効果(硬度と崩壊性のバランス)が求められているが、十分な性能を両立できるものは得られていない。また、さらに良好な作業性を得るために粉舞いが抑制された微小球形粒が求められている。
そこで、本発明は湿潤条件で用いる場合において、優れた緩衝効果(硬度)と洗浄性(硬度、崩壊性)を有し、また、粉舞いが抑制された粉末状セルロースからなる微小球形粒を提供することを課題とする。
本願出願人は、鋭意努力の結果以下の(1)〜(6)によって本願課題を達成できることを見出し、本願発明に至った。
(1)粉末状セルロースからなる微小球形粒であって、該微小球形粒が平均粒子径100〜1500μm、見掛け比重0.46〜0.9g/ml、粉体落下速度1.0〜2.5g/sec、安息角35〜50°であることを特徴とする微小球形粒。
(2)前記微小球形粒の水分散液を超音波処理した後の微小球形粒の体積累計50%粒子径をB、超音波処理前の体積累計50%粒子径をAとした際に、B/A×100で現される湿潤硬度が50〜100%であることを特徴とする(1)に記載の微小球形粒。
(3)前記粉末状セルロースが、平均重合度50〜600、平均粒子径10〜30μm未満、見掛け比重0.3〜0.65g/ml、安息角40〜55°であることを特徴とする(1)または(2)に記載の微小球形粒。
(4)前記微小球形粒が、真球度0.1以上〜0.7未満であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか一項に記載される微小球形粒。
(5)前記微小球形粒が、乾式硬度90g以上〜1000g未満であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか一項に記載に記載される微小球形粒。
(6)上記(1)〜(5)のいずれか一項に記載の微小球形粒を含む洗浄用組成物。
本発明によれば、粉末状セルロースで形成された微小球形粒であって、湿潤条件で用いる場合においても硬度および崩壊性に優れた微小球形粒を提供することができ、優れた緩衝効果(硬度)と洗浄性(硬度、崩壊性)を有する洗浄用組成物を提供し得る。また、本発明によれば、粉舞いが抑制された粉末状セルロースからなる微小球形粒を提供することができる。
本発明の実施例2において得られた微小球形粒である。 本発明の洗浄性評価における、洗浄評価前の状態を示す。 本発明の洗浄性評価における、実施例3の評価結果を示す。 本発明の洗浄性評価における、比較例1の評価結果を示す。
以下、本発明の詳細を記述する。なお、特に規定がない限り、「AA〜BB%」という記載は、「AA%以上BB%以下」を示すこととする。
(微小球形粒)
本発明の粉末状セルロースからなる微小球形粒は、その平均粒子径が100〜1500μm、見掛け比重が0.46〜0.9g/ml、粉体落下速度が1.0〜2.5g/sec、安息角が35〜50°であることを特徴とする。
平均粒子径、見掛け比重、粉体落下速度、安息角を上記範囲にするとで、優れた緩衝効果(硬度)と洗浄性(硬度、崩壊性)、作業性を発現させることができる。
本発明の微小球形粒は、後述する粉末状セルロースを造粒して得ることができ、所望の効果を阻害しない範囲において、バインダーなどを含有させてもよい。上記バインダーとしては、粉末状セルロース同士の結着力を向上させる、有機系バインダー、無機系バインダーなどを例示することができる。
本発明の微小球形粒の製造方法としては、粉末状セルロースを造粒し球形粒を作成できるものであればよく、公知の造粒方法を用いることができ、転動造粒、転動流動造粒、流動層造粒、撹拌転動造粒、溶融造粒、押出造粒法、噴霧乾燥造粒法を用いることが好ましい。なお、微小球形粒の形状や、平均粒子径、見掛け比重、粉体落下速度、安息角、乾燥硬度、真球度、乾式硬度、湿潤硬度などの物性は、下記にて詳説する粉末状セルロースを用い、上記造粒方法およびそれに用いる装置の設定によって適宜調整し得る。
なお、本発明において、平均粒子径を所望の範囲にするための方法としては、造粒条件をコントロールする、あるいは造粒した微小球形粒に粉砕処理、分級処理を施すことによりコントロールすることも可能である。
本発明の微小球形粒の平均粒子径は100〜1500μmであることが重要であり、100〜1000μmが好ましく、100〜800μmがさらに好ましい。平均粒子径が100μm未満の微小球形粒は製造が困難である。一方、平均粒子径が1500μmを超えると、サイズが大きくなりすぎるため、使い心地が悪くなるためスクラブ剤等に用いるのに適さない。
本発明の微小球形粒の見掛け比重は、0.46〜0.9g/mlであることが重要であり、好ましくは0.5〜0.8g/ml、さらに好ましくは0.5〜0.65g/mlである。見掛け比重を上記範囲に調整することで、化粧品用途などに使用する際に、優れた緩衝効果(硬度)と洗浄性(硬度、崩壊性)を発現する。
本発明の微小球形粒の粉体落下速度1.0〜2.5g/secであることが重要であり、1.0〜2.0g/secが好ましく、1.2〜1.9g/secがさらに好ましい。粉体落下速度を上記範囲に調整することで、優れた作業性(粉舞い抑制)を向上させることができる。
本発明の微小球形粒の安息角は、35〜50°であることが重要であり、35〜50°が好ましく、38〜48°であることがさらに好ましい。安息角が50°を超えると粉体流動性(作業性)が悪化する。一方、安息角が35°未満であると、粉舞いがひどく作業性が悪くなる。
本発明において、微小球形粒の乾燥硬度を0.7〜1.0に調整するにより、適度な硬度及び湿潤状態において適度な崩壊性を発現し得る。その結果として優れた洗浄性を発現させることができる。上記乾燥硬度とは、金属製の筒状治具(高さ2cm、口部の直径1.5cm)に0.2gの微小球形粒試料を採取し、該試料に樹脂製の円状抵抗値測定器(直径1.5cm)を2cm/min速度で抵抗値200gに到達するまで荷重をかけ、横軸に時間、縦軸に抵抗値とした際のグラフの傾きXを取得した。さらに筒状治具に微小球形粒試料を入れずに治具底面の抵抗値を同様に取得したグラフの傾きYとから、乾燥硬度=X/Yを得た。すなわち、治具に造粒物を入れなかった場合の乾燥硬度が1.0であり、乾燥硬度の値が1.0に近いほど、造粒物は乾燥状態で金属治具相当の硬さを有することを意味する。
さらに本発明の微小球形粒の湿潤硬度(湿潤粒形維持率)を50〜100%とすることで優れた緩衝効果(マッサージ触感)を発現させることができる。本発明の微小球形粒の湿潤硬度は、好ましくは、70〜95%であり、より好ましくは80〜95%である。
なお、本発明において湿潤硬度とは、0.05%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液に十分に分散された微小球形粒の水分散液における体積累計50%粒子径A、該分散液を超音波処理装置(Dr. Hielscher Gmbh社製)出力20%で30分間超音波処理した後の体積累計50%粒子径Bとした際に、B/A×100で現される値(%)である。
本発明において、微小球形粒の乾式硬度は90g以上〜1000g未満が好ましく、乾式硬度90〜300gがより好ましい。乾式硬度が本範囲にあることで適度な硬度及び湿潤状態における崩壊性を発現しやすくなる。そのような乾式硬度とは、微小球形粒の1粒当たりが圧潰(破断)する荷重(g)を現し、例えば粒子顆粒硬度計(製品名:グラノ、岡田精工株式会社製)を用い、1個の微小球形粒の圧潰強度のピーク値を測定し、粒子20個の平均値として求めることができる。
本発明の微小球形粒は、真球度0.1以上〜0.7未満が好ましく、0.5以上〜0.7未満がさらに好ましい。真球度が0.1未満であると、微小球形粒の形が歪になりすぎるため硬度が低下しマッサージ感に劣る。真球度が0.7以上であると、比表面積が低下するため、皮膚との接触面が低下し、マッサージ感に劣る。
そのような真球度とは、光学顕微鏡(製品名:デジタルマイクロスコープVHX‐600、キーエンス社製)を用い、観察対象の微小球形粒の画像データを取得し、その後得られた画像データ中の微小球形粒を、Image Hyper II(デジモ社製)を用いて画像解析し得られる。その様な真球度は、画像解析により求められる微小球形粒の面積Aと、計算で求められる微小球形粒の最大長径を直径とする真球形状とみなした際の面積Bとから、真球度=A/Bとして得ることができる。よって、真球度が1に近づくほど真球形状に近く、1から遠ざかるほど不定形状となる。なお、微小球形粒は20個を観察し、真球度は各粒子の平均値を示した。
本発明の微小球形粒は、所望の効果を阻害しない範囲で、香料、崩壊助剤、造粒促進剤などの添加剤を含有し造粒することもできる。
(粉末状セルロース)
本発明において、粉末状セルロースの原料としては、広葉樹由来のパルプ、針葉樹由来のパルプ、リンター由来のパルプ、非木材由来のパルプなど特に限定されるものではないが、微小球形粒化の造粒調整の簡便性から平均粒子径が小さい粉末状セルロースを得ることが好ましく、繊維径や繊維幅が針葉樹パルプよりも小さい広葉樹パルプを用いることが好ましい。
また、本発明において、パルプ化法(蒸解法)は特に限定されるものではなく、サルファイト蒸解法、クラフト蒸解法、ソーダ・キノン蒸解法、オルガノソルブ蒸解法などを例示することができるが、これらの中では、環境面の点から、平均重合度が低くなる、サルファイト蒸解法が好ましい。
本発明に用いられる粉末状セルロースは、塩酸、硫酸、硝酸などの鉱酸で酸加水分解処理したパルプを粉砕処理、あるいは酸加水分解処理を施さないパルプを機械粉砕して得ることができる。
上記のパルプ原料を酸加水分解処理し機械粉砕して粉末状セルロースを得る場合、原料パルプスラリー調製工程、酸加水分解反応工程、中和・洗浄・脱液工程、乾燥工程、粉砕工程、分級工程を経て製造される。
パルプ原料は、流動状態でもシート状でも可能である。パルプ漂白工程からの流動パルプを原料とする場合は、加水分解反応槽へ投入する前に、濃度を高める必要があり、スクリュープレスやベルトフィルターなどの脱水機で濃縮され、反応槽へ所定量が投入される。パルプのドライシートを原料とする場合は、ロールクラッシャーなどの解砕機などでパルプをほぐした後、反応槽へ投入する。
次に、酸濃度0.10〜1.2Nに調整したパルプ濃度3〜10重量%(固形分換算)の分散液を、温度80〜100℃、時間30分間〜3時間の条件で処理する。パルプの加水分解処理後、脱水工程で加水分解処理されたパルプと廃酸とに固液分離される。加水分解処理されたパルプはアルカリ剤を添加して中和し、洗浄される。その後、乾燥機で乾燥され、粉砕機で規定の大きさに機械的に粉砕・分級される。
粉砕機としては、カッティング式ミル:メッシュミル(株式会社ホーライ製)、アトムズ(株式会社山本百馬製作所製)、ナイフミル(パルマン社製)、カッターミル(東京アトマイザー製造株式会社製)、CSカッタ(三井鉱山株式会社製)、ロータリーカッターミル(株式会社奈良機械製作所製)、パルプ粗砕機(株式会社瑞光製)シュレッダー(神鋼パンテック株式会社製)等、ハンマー式ミル:ジョークラッシャー(株式会社マキノ製)、ハンマークラッシャー(槇野産業株式会社製)、衝撃式ミル:パルベライザ(ホソカワミクロン株式会社製)、ファインインパクトミル(ホソカワミクロン株式会社製)、スーパーミクロンミル(ホソカワミクロン株式会社製)、イノマイザ(ホソカワミクロン株式会社製)、ファインミル(日本ニューマチック工業株式会社製)、CUM型遠心ミル(三井鉱山株式会社製)、イクシードミル(槇野産業株式会社製)、ウルトラプレックス(槇野産業株式会社製)、コントラプレックス(槇野産業株式会社製)、コロプレックス(槇野産業株式会社製)、サンプルミル(株式会社セイシン製)、バンタムミル(株式会社セイシン製)、アトマイザー(株式会社セイシン製)、トルネードミル(日機装株式会社製)、ネアミル(株式会社ダルトン製)、HT形微粉砕機(株式会社ホーライ製)、自由粉砕機(株式会社奈良機械製作所製)、ニューコスモマイザー(株式会社奈良機械製作所製)、ギャザーミル(株式会社西村機械製作所製)、スパーパウダーミル(株式会社西村機械製作所製)、ブレードミル(日清エンジニアリング株式会社製)、スーパーローター(日清エンジニアリング株式会社製)、Npaクラッシャー(三庄インダストリー株式会社製)、ウイレー粉砕機(株式会社三喜製作所製)、パルプ粉砕機(株式会社瑞光製)ヤコブソン微粉砕機(神鋼パンテック株式会社製)、ユニバーサルミル(株式会社徳寿工作所製)、気流式ミル:CGS型ジェットミル(三井鉱山株式会社製)、ミクロンジェット(ホソカワミクロン株式会社製)、カウンタジェットミル(ホソカワミクロン株式会社製)、クロスジェットミル(株式会社栗本鐵工所製)、超音速ジェットミル(日本ニューマチック工業株式会社製)、カレントジェット(日清エンジニアリング株式会社製)、ジェットミル(三庄インダストリー株式会社製)、エバラジェットマイクロナイザ(株式会社荏原製作所製)、エバラトリアードジェット(株式会社荏原製作所製)、セレンミラー(増幸産業株式会社製)ニューミクロシクトマット(株式会社増野製作所製)、クリプトロン(川崎重工業株式会社製)、竪型ローラーミル:竪型ローラーミル(シニオン株式会社製)、縦型ローラーミル(シェフラージャパン株式会社製)、ローラーミル(コトブキ技研工業株式会社製)、VXミル(株式会社栗本鐵工所)、KVM型竪形ミル(株式会社アーステクニカ)、ISミル(株式会社IHIプラントエンジニアリング)等が例示される。
本発明における粉末状セルロースに、機能性付与、もしくは機能性向上を目的に、粉末状セルロースの原料とその他有機および/または無機成分を単独もしくは2種類以上任意の割合で混合し、粉砕することも可能である。また、原料に使用する天然セルロースの重合度を大幅に損なわない範囲で、化学的処理を施すことが可能である。
一方、酸加水分解処理を施していないパルプを原料から機械粉砕のみで粉体を製造する場合、粉砕機は、微粉砕性の高い、竪型ローラーミルを用いることが好ましい。本発明において、竪型ローラーミルとは、ローラーミルに属する遠心式の竪型粉砕機のことであり、円盤状のターンテーブルと、竪型ローラーで磨り潰すようにして粉砕する。竪型ローラーミルの最大の特徴は、微粉砕性に優れることであり、その理由として、ローラーとテーブル間で原料を圧縮する力と、ローラーとテーブル間で発生する剪断力とで、原料を粉砕することが挙げられる。従来から使用されている粉砕機としては、竪型ローラーミル(シニオン株式会社製)、縦型ローラーミル(シェフラージャパン株式会社製)、ローラーミル(コトブキ技研工業株式会社製)、VXミル(株式会社栗本鐵工所)、KVM型竪形ミル(株式会社アーステクニカ)、ISミル(株式会社IHIプラントエンジニアリング)等が例示される。
本発明に使用する粉末状セルロースは、前記粉末状セルロースの、平均粒子径が10〜30μm未満、平均重合度が50〜600、見掛け比重が0.3〜0.65g/ml、安息角が40〜55°であることが好ましい。
本発明の粉末状セルロースの平均粒子径は、10〜30μm未満が好ましく、より好ましくは、15〜28μmである。原料として平均粒子径が30μm以上の粉末状セルロースを用いた場合、微小球形粒の造粒時に水分の吸収量が多なるため、微小球形粒の密度が低くなるため、水中での崩壊性は高くなるが、乾燥状態での硬度が不十分となり、本発明の緩衝効果に適さない。一方、10μm未満の粉末状セルロースを用いた場合、水分の吸収量が抑さえることができるため、造粒時の分散性が良好であり、微小球形粒の密度も高く、十分な乾燥硬度が得られるが、水中で微小球形粒が崩壊しないため本発明の洗浄効果を得ることができない。
本発明の粉末状セルロースの平均重合度は、50〜600が好ましく、より好ましくは50〜500の範囲であり、さらに好ましくは100〜350の範囲である。平均重合度が上記範囲より高いと、粉末状セルロース自体の強度が高くなるため、造粒時に圧縮され難く、嵩高い微小球形粒となり、乾燥状態での硬度が不十分となる。一方で、平均重合度を上記範囲より小さいと、セルロース自体の強度は下がるため、造粒時に圧縮され、水中での崩壊性が低下する。
本発明の粉末状セルロースの見掛け比重は、0.3〜0.65g/mlが好ましく、より好ましくは0.4〜0.65g/mlであり、さらに好ましくは0.45〜0.6の範囲である。見掛け比重が0.3未満だと、粉末状セルロースが嵩高いため、この粉末状セルロースを用いて造粒された微小球形粒は水中での崩壊性は高くなるが、乾燥状態での硬度が不十分となり、本発明の緩衝効果に適さない。一方、0.6を超えると、粉末状セルロースの嵩が低くいため、この粉末状セルロースを用いて造粒された微小球形粒の十分な乾燥硬度を有しているが、崩壊性を発現せず本発明の洗浄効果に適さない。
本発明の粉末状セルロースの安息角は、40〜55°が好ましく、より好ましくは44〜53°の範囲である。安息角が55°を超えると、粉体流動性が悪く、原料投入時を含め、作業性が悪い。一方で、40°未満だと、粉体の落下速度は早いが、粉舞いがひどく作業上好ましくない。
上記本発明の微小球形粒は、例えば、食品、医薬、化粧品、建材、窯業、ゴム、プラスチックなど、幅広い分野で使用し得る。本発明の微小球形粒は、スクラブ剤または研磨材などとして使用し得る。また本発明の微小球形粒は、洗浄性に寄与するため、洗浄用組成物に配合する成分として好適である。本発明の微小球形粒を含む洗浄用組成物の用途に特に限定はないが、好ましくは人の皮膚に適用する洗浄用組成物などが挙げられ、より具体的は、例えば、シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料、および石鹸などが挙げられる。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に示すが、本願はかかる実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
粉末セルロースW−400G(日本製紙株式会社製、平均重合度が150、平均粒子径が24μm、見掛け比重が0.48g/ml、安息角が52°)を700g、混合機に入れ、水1000mlを加えて撹拌混合した。この湿潤粉末を、造粒機により造粒し、得られた造粒物を80℃、24時間の条件で乾燥を行い、篩いにて平均粒子径が100μmの微小球形粒を得た。
<実施例2>
粉末セルロースW−400G(日本製紙株式会社製、平均重合度が150、平均粒子径が24μm、見掛け比重が0.48g/ml、安息角が52°)を700g、混合機に入れ、水1000mlを加えて撹拌混合した。この湿潤粉末を、造粒機により造粒し、得られた造粒物を80℃、24時間の条件で乾燥を行い、篩いにて平均粒子径が300μmの微小球形粒を得た。
<実施例3>
粉末セルロースW−400G(日本製紙株式会社製、平均重合度が150、平均粒子径が24μm、見掛け比重が0.48g/ml、安息角が52°)を700g、混合機に入れ、水1000mlを加えて撹拌混合した。この湿潤粉末を、造粒機により造粒し、得られた造粒物を80℃、24時間の条件で乾燥を行い、篩いにて平均粒子径が500μmの微小球形粒を得た。
<実施例4>
粉末セルロースW−300G(日本製紙株式会社製、平均重合度が220、平均粒子径が28μm、見掛け比重が0.42g/ml、安息角が54°)を700g、混合機に入れ、水1000mlを加えて撹拌混合した。この湿潤粉末を、造粒機により造粒し得られた造粒物を80℃、24時間の条件で乾燥を行い、篩いにて平均粒子径が300μmの微小球形粒を得た。
<実施例5>
粉末セルロースW−250(日本製紙株式会社製、平均重合度が580、平均粒子径が29μm、見掛け比重が0.36g/ml、安息角が53°)を700g、混合機に入れ、水1000mlを加えて撹拌混合した。この湿潤粉末を、造粒機により造粒し得られた造粒物を80℃、24時間の条件で乾燥を行い、篩いにて平均粒子径が300μmの微小球形粒を得た。
本発明で得られた実施例及び比較例の微小球形粒は、下記方法にて評価を実施した。
<粉末状セルロース及び微小球形粒の平均粒子径測定>
レーザー回析式粒度分布測定装置(マスターサイザー2000、スペクトリス株式会社、マルバーン事業本部社製)を使用した。測定に用いる試料を0.5g、100mlビーカーに採取し、0.5%ヘキサメタリン酸ナトリウム溶液60mlを加え、Dr. Hielscher Gmbh社の超音波処理装置で、出力20%の条件で2分間処理し、処理した試料から体積累計50%粒子経(平均粒子径)を得た。結果を表1に示す。
測定原理としてはレーザー散乱法を用いており、粒度分布を蓄積分布として表し、蓄積分布が50%となる値を平均粒子径とみなす。
<粉末状セルロースの平均重合度>
第16改正日本薬局方解説書、結晶セルロース確認試験(2)記載の銅エチレンジアミンを用いた粘度測定法により、平均重合度を求めた。
<粉末状セルロース及び微小球形粒の見掛け比重測定>
常法に従い、100mlメスシリンダーに試料を10g投入し、メスシリンダーの底をたたき、試料の高さが低下しなくなるまで続け、平らになった表面の目盛を読み、測定した。この値が高いほど、粉体はコンパクトになることを意味する。結果を表1に示す。
<粉末状セルロース及び微小球形粒の安息角>
パウダーテスター(PT−N型、ホソカワミクロン株式会社製)を用いて測定し、Angle Reposeの値を安息角とし、粉体流動性の指標とした。すなわち、この値が小さくなるほど、粉体流動性に優れることを意味する。結果を表1に示す。
<微小球形粒の乾燥硬度>
金属製の筒状治具(高さ2cm、口部の直径1.5cm)に0.2gの微小球形粒試料を採取し、該試料に樹脂製の円状抵抗値測定器(直径1.5cm)を2cm/min速度で抵抗値200gに到達するまで荷重をかけ、横軸に時間、縦軸に抵抗値とした際のグラフの傾きXを取得した。さらに筒状治具に微小球形粒試料を入れずに治具底面の抵抗値を同様に取得したグラフの傾きYとから、乾燥硬度=X/Yを得た。結果を表1に示す。
<真球度測定>
光学顕微鏡(製品名:デジタルマイクロスコープVHX‐600、キーエンス社製)を用い、観察対象の微小球形粒の画像データを取得し、Image HyperII(デジモ社製)を用いて画像解析した。画像解析により求められる微小球形粒の面積Aと、計算で求められる微小球形粒の最大長径を直径とする真球形状とみなした際の面積Bとから、真球度=A/Bを得た。
<乾式硬度測定>
粒子顆粒硬度計(製品名:グラノ、岡田精工株式会社製)を用い、1個の微小球形粒の圧潰強度のピーク値を測定し、粒子20個の平均値を乾式硬度(g)として得た。
<微小球形粒の湿潤硬度維持率>
レーザー回析式粒度分布測定装置(マスターサイザー2000、スペクトリス株式会社、マルバーン事業本部社製)を使用した。測定に用いる試料を0.5g、100mlビーカーに採取し、0.5%ヘキサメタリン酸ナトリウム溶液60mlを加え、超音波処理装置(Dr. Hielscher Gmbh社製)で、出力20%の条件で0分、30分で処理し、それぞれ体積累計50%粒子系(D50)を計測した。得られた処理0分のD50(A)及び、処理30分のD50(B)の値から、以下の計算式で定義される、湿潤硬度(湿潤粒形維持率)を算出した。湿潤硬度が高いほど、微小粒径粒は水中で崩壊し難く、化粧品用途(スクラブ剤)などで緩衝効果(マッサージ感)に優れるが、洗浄性が弱い。結果を表1に示す。
湿潤硬度(%)=(B)/(A)×100
<保水性>
蒸留水20gに加水処理前の微小球形粒1gを分散させ、十分に撹拌させたスラリーを得たのち、該スラリーを11G4ガラスろ過器(東京ガラス器械、最大細孔5〜10μm)、を用い2分間吸引濾過し、加水処理後の微小球形粒を得た。濾過前後の重量差(加水処理後の重量(g)−加水処理前の重量(g))から、微小球形粒1gあたりの保水量(g)を得て、保水性とした。結果を表1に示す。
<緩衝効果(マッサージ触感)>
市販ボディソープ(製品名:ビオレuRf、花王株式会社製)95gに対し、微小粒径粒を5g添加し、良く撹拌し、混合液を作製した。得られた混合液を、被験者の頬に、5g塗り、掌で塗布部分を20回擦り、擦り時の触感について評価した。
◎:触感が強く、マッサージ触感に優れる。
○:触感があり、マッサージ触感を感じる。
△:触感があるが、マッサージ触感が弱い。
×:触感がなく、マッサージ触感も感じない。
<洗浄性評価>
市販ボディソープ(製品名:ビオレuRf、花王株式会社製)95gに対し、微小球形粒を5g添加し、洗浄液を作製した。パネラーの左掌部分に、油性青マジック(製品名:ハイマッキーケア、ゼブラ株式会社製)で2×2cm範囲をまんべんなく塗った(図2)。その後、上記洗浄液を5g塗工部に塗り、両掌で100回擦って洗浄し、水洗後の乾燥した掌をマイクロスコープ(VH−7000、キーエンス株式会社製)を用いて20倍での観察を行い、青マジックの落ち具合(洗浄性)を評価した。結果を表1、図3、図4に示す。
◎:洗浄性が非常に良く、大部分の青色が落ちる。
○:洗浄性があり、青色が落ちる。
△:洗浄性はみられるが、青色が薄く残る。
×:洗浄性がみられず、青色が残る。
<比較例1>
上記市販ボディソープ(製品名:ビオレuRf、花王株式会社製)に、微小球形粒を添加せず同様の方法で洗浄性評価を行った。
表1に示される通り、本発明を満たす微小球形粒は緩衝効果(マッサージ触感)に優れ、また洗浄性も有することが示される。

Claims (6)

  1. 粉末状セルロースからなる微小球形粒であって、該微小球形粒が平均粒子径100〜1500μm、見掛け比重0.46〜0.9g/ml、粉体落下速度1.0〜2.5g/sec、安息角35〜50°であることを特徴とする微小球形粒。
  2. 前記微小球形粒の水分散液を超音波処理した後の微小球形粒の体積累計50%粒子径をB、超音波処理前の体積累計50%粒子径をAとした際に、B/A×100で現される湿潤硬度が50〜100%であることを特徴とする請求項1に記載される微小球形粒。
  3. 前記粉末状セルロースが、平均重合度50〜600、平均粒子径10〜30μm未満、見掛け比重0.3〜0.65g/ml、安息角40〜55°であることを特徴とする請求項1または2に記載の微小球形粒。
  4. 前記微小球形粒が、真球度0.1以上〜0.7未満であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載される微小球形粒。
  5. 前記微小球形粒が、乾式硬度90g以上〜1000g未満であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載に記載される微小球形粒。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の微小球形粒を含む洗浄用組成物。
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