JP2001019612A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2001019612A
JP2001019612A JP11195685A JP19568599A JP2001019612A JP 2001019612 A JP2001019612 A JP 2001019612A JP 11195685 A JP11195685 A JP 11195685A JP 19568599 A JP19568599 A JP 19568599A JP 2001019612 A JP2001019612 A JP 2001019612A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 べとつき感がなく、使用感のよい化粧料
の提供。 【解決手段】 セルロース粉末が30〜95重量%と水
溶性物質が5〜70重量%からなり、平均粒径が50〜
2000μm、L/Dが3以下、タッピング見掛け密度
が0.65g/ml以上、水中での軟化度が0.1〜
0.8であるセルロース顆粒を配合した化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中に入れた時す
みやかに軟化し、皮膚同士の摩擦等の弱いシアで崩壊
し、崩壊後セルロース粒子となって汗や油を吸収するこ
とが可能なセルロース顆粒を配合した使用感の良い化粧
料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧料使用時の皮膚への展延性、
スライド感、均一塗布性の向上、プレス状化粧料の場合
における化粧料表面の固化(ケーキング)防止、パフ、
スポンジ等の塗布体への移行性向上等の手段として、タ
ルク、マイカ、雲母チタン、カオリン等の無機顔料やナ
イロン末、ポリエチレン末等の有機粉末を配合すること
が一般に行なわれている。
【0003】一方、近年、粒径の小さな粉体基剤例えば
酸化チタン、アルミナ、シリカを造粒して粒径の大きな
加圧崩壊性球状粉体を用い、化粧操作の初期には粒径の
大きな加圧崩壊性球状粉体の働きにより肌へののびがよ
く、塗布操作で加圧崩壊性球状粉体が徐々に崩壊して粒
径が小さくなることにより高い密着性が得られる化粧料
が提案されている。例えば、特許第2799613号公
報(特開平3−197412)に平均粒径0.1〜10
μmの球状無水ケイ酸を水溶性高分子及び/または疎水
性高分子を用いて造粒して得られる加圧崩壊性球状粉体
及びこれを配合した化粧料が開示されている。また、特
開平10−226621号公報には、水不溶性の一次粒
子と結合剤からなる崩壊性顆粒を含有する化粧料であっ
て、化粧料中における崩壊性顆粒が微小圧縮強度0.1
〜0.02kgf/mm2で、粒径100〜1000μ
mであり、1次粒子の平均粒径が100μm以下である
化粧料が開示されている。
【0004】しかし、崩壊性顆粒の1次粒子は無機粒子
あるいは合成高分子であり、それ自身結着性がないた
め、結合剤が必須であった。この結合剤は、いわゆる糊
剤であるため、顆粒崩壊にしたがい、べとつきが生じ、
使用感に問題があった。また、化粧品素材として有効な
吸水性や吸油性を持たないため、クレンジング作用はま
ったくないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水中に入れ
た時、形態を維持しつつ軟化し、皮膚同士の摩擦等の弱
いシアで崩壊し、崩壊後セルロース粒子となって汗や油
を吸収することが可能な水中軟化性顆粒を配合した、べ
とつきがなく使用感の良い化粧品を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行なった結果、セルロースと水溶
性物質、特に糖類、糖アルコール類と造粒して得られる
セルロース顆粒を配合した化粧料が、従来にない新規な
使用感を有し、かつクレンジング作用をあわせもつこと
を見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、 1.セルロース粉末が30〜95重量%と水溶性物質が
5〜70重量%からなり平均粒径が50〜2000μm
であるセルロース顆粒を配合したことを特徴とする化粧
料、 2.L/Dが3以下、タッピング見掛け密度が0.65
g/ml以上、水中での軟化度が0.1〜0.8である
セルロース顆粒を配合したことを特徴とする1.記載の
化粧料、 3.セルロース粉末が微結晶セルロースであることを特
徴とする1.または2.記載の化粧料、 4.水溶性物質が、糖類、糖アルコールのうち1種また
は2種以上である1.、2.、または3記載の化粧料、
である。
【0008】本発明で用いられるセルロース粉末として
は、例えば、パルプを機械的に処理したもの、パルプを
酸加水分解又はアルカリ酸化分解したもの、パルプを酸
加水分解又はアルカリ分解の前又は後で機械的処理した
もの、不溶性粉末セルロース、及び粉末αセルロース、
その他の不溶性セルロース粉末等が挙げられ、これらの
1種又は2種以上が好適に用いられる。セルロース顆粒
を配合した化粧料の使用感の観点から、平均重合度50
〜375の微結晶セルロースが、特に好ましい。
【0009】本発明で用いられる水溶性物質としては、
塩化ナトリウム、塩化カリウム等の水溶性金属塩、単糖
類、二糖類、オリゴ糖類、糖アルコール類、グリセリン
類、アミノ酸塩等が挙げられる。これらのうち単糖類、
二糖類、オリゴ糖類、糖アルコールが特に好ましい。こ
れらの水溶性物質の分子量は2000以下で、かつ10
重量%水溶液の粘度が、B型粘度計で室温下測定したと
き、5センチポイズ以下のものが好ましい。
【0010】単糖類として例えば、ブドウ糖、乳糖、ト
レオース、アラビノース、キシロース、ガラクトース、
リボース、グルコース、ソルボース、フルクトース、マ
ンノース等が挙げられる。二糖類としては、白糖、トレ
ハロース、セロビオース、マルトース等が挙げられる。
【0011】オリゴ糖類としては、キシロオリゴ糖、セ
ルロースオリゴ糖、ラクトオリゴ糖等が挙げられる。糖
アルコール類としては、キシリトール、ソルビトール、
エリスリトール、マンニトール、マルチトール等が挙げ
られる。これらの糖類または糖アルコールの1種又は2
種以上を組み合わせて用いることができる。アミノ酸塩
としてはベタインが挙げられる。
【0012】ソルビトール、ベタインは保湿剤として、
またトレハロース、キシリトールは皮膚への効能がある
ため、より好ましい。
【0013】セルロース顆粒におけるセルロース粉末と
水溶性物質の割合は、セルロース粉末30〜95重量%
に対し水溶性物質5〜70重量%、好ましくはセルロー
ス粉末60〜80重量%に対し水溶性物質20〜40重
量%である。水溶性物質が、5重量%未満では水中での
軟化が十分でなく。使用感に問題がある。70重量%を
越えると、水中投入後軟化崩壊が進みすぎ、顆粒の形態
をなさず、化粧品配合物の視覚上や使用感に問題があ
る。
【0014】セルロース顆粒の平均粒径は、乾燥状態で
50μm〜2000μm、好ましくは70μm〜170
0μm、より好ましくは100μm〜1500μmであ
る。顆粒の平均粒径が50μmより小さいと使用時のざ
らざら感がなくなり独自の効果は得られない。また20
00μmより大きいと使用時に違和感が生ずるため不都
合である。
【0015】L/Dが3を超すと、痛いなど使用感が悪
くなる。
【0016】適度な刺激をもった使用感を実現するた
め、化粧量配合前の顆粒硬度がある程度以上あり、かつ
水中で実質的に形態を保持しながら、柔らかくなる性質
を賦与する必要がある。このため、セルロース顆粒はポ
ーラスではなく、ある程度密に詰まった構造が好まし
い。この観点から、タッピング密度0.65g/ml以
上、より好ましくは0.8g/ml以上である。水中で
ある程度軟化するものの、顆粒の形態を保持し顆粒の感
触が残っていることが好ましい。このため、水中軟化度
を以下のように定義し、0.8〜0.1であることが好
ましい。
【0017】(水中軟化度)10個の粒子について粒子
硬度測定装置(岡田精工製グラノ)で破壊時のピーク値
X1(g)を測定する。また、粒子を5分間室温の水に
浸した後取り出し、再度破壊時ピーク値X2(g)を測
定する。(X2/X1)比を水中での軟化度と定義す
る。軟化度が0.8を超すと、化粧品に配合したとき硬
く、痛いなど使用感に問題がある。一方、軟化度が0.
1未満の場合、独自な使用感が得られないため、不都合
である。
【0018】セルロース顆粒はセルロースと水溶性物質
を適量の水を用いて混練した後、押出し造粒機、攪拌造
粒機、転動造粒機を用いて整粒し乾燥して得ることがで
きる。造粒機は1種又は2種以上を組み合わせて使用す
ることができる。特に、押出し造粒を行うと、押出し時
混練物が強く圧縮され、比較的締ったセルロース顆粒を
製造することができるため好都合である。水溶性物質に
よっては、湿混練物の相互付着性が強い場合があるが、
このような時は、押出し造粒機で湿顆粒化し、転動造粒
時間を1分以内に実施するとよい。
【0019】本顆粒を配合できる化粧料に特に限定はな
いが、例えば、クレンジングフォーム、クレンジングジ
ェル、洗顔パウダー、クレンジングクリーム、マッサー
ジクリーム、クレンジングミルク、クレンジングローシ
ョン、化粧水、乳液等が挙げられる。好ましくは、クレ
ンジングフォーム、クレンジングジェル、洗顔パウダ
ー、クレンジングクリーム、クレンジングミルク、クレ
ンジングローション等の清浄用化粧品に配合すれば、使
用時に崩壊すると共に、セルロースの吸水性、吸油性に
よって、垢等の人体汚れを効果的に除去することが可能
となるため、好都合である。配合は化粧料全組成中に
0.1〜10重量配合するのが好ましく、特に0.5〜
7%、特に好ましくは2〜5%である。
【0020】本発明の化粧料には、前記水中軟化性顆粒
のほか、通常の洗浄料、化粧料、マッサージ料等に用い
られる成分、例えば油剤、美白剤、皮脂分泌抑制剤、血
行促進剤、保湿剤、柔軟剤、界面活性剤、角質保護剤、
増粘剤、防腐剤、pH調整剤、香料、酸化防止剤、色
剤、薬効剤、溶剤等を本発明の効果を損なわない範囲で
適宜配合することができる。
【0021】これらのうち、油剤としては、例えばイソ
ノナン酸イソトリデシル、トリ2−エチルヘキサン酸グ
リセリン、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、1−
イソステアロイル3−ミリストイルグリセロール、アジ
ピン酸ジイソステアリル、流動イソパラフィン、スクワ
ラン、モノイソステアリン酸ジグリセリン、ジイソステ
アリン酸ジグリセリン、トリイソステアリン酸ジグリセ
リン、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、ミリ
スチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸オクチルドデシ
ル、ミリスチン酸ヘキシルデシル、ネオデカン酸オクチ
ルドデシル、月見草油、ホホバ油、アボガド油、ブドウ
油、タートル油、ミンク油、オレンジラフィー油、ポリ
オキシエチレンメチルポリシロキサン共重合体、イソノ
ナン酸イソトリデシル、トリイソステアリン酸ジグリセ
リン、テトライソステアリン酸ジグリセリン、トリイソ
ステアリン酸トリメチロールプロパン、ジオクタン酸ネ
オペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、乳
酸オクチルドデシル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセ
リン、1−イソステアロイル3−ミリストイルグリセロ
ール、1,3−ミリストイルグリセロール、アジピン酸
イソステアリル等が挙げられる。
【0022】これらの油剤は、1種又は2種以上を組合
わせて用いることができ、全組成中に1〜50%、特に
3〜17%配合するのが好ましい。
【0023】また、美白剤は、メラニン色素に由来する
しみ、そばかす、色黒等を改善することができるもので
あり、例えば「フレグランスジャーナル臨時増刊No.
14(1995年)」に掲載され、一般に美白剤として
使用されているアスコルビン酸及びその誘導体、ハイド
ロキノン誘導体、コウジ酸及びその誘導体、胎盤抽出
物、植物エキス等を用いることができる。
【0024】具体的には、アスコルビン酸及びその誘導
体としては、例えばL−アスコルビン酸リン酸エステル
のアルカリ金属塩であるL−アスコルビン酸リン酸エス
テルナトリウム塩、L−アスコルビン酸リン酸エステル
カリウム塩;アルカリ土類金属塩であるL−アスコルビ
ン酸リン酸エステルマグネシウム塩、L−アスコルビン
酸リン酸エステルカルシウム塩;3価の金属塩であるL
−アスコルビン酸リン酸エステルアルミニウム塩;ま
た、L−アスコルビン酸硫酸エステルのアルカリ金属塩
であるL−アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム塩、
L−アスコルビン酸硫酸エステルカリウム塩;アルカリ
土類金属塩であるL−アスコルビン酸硫酸エステルマグ
ネシウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルカルシウ
ム塩;3価の金属塩であるL−アスコルビン酸硫酸エス
テルアルミニウム塩;L−アスコルビン酸のアルカリ金
属塩であるL−アスコルビン酸ナトリウム塩、L−アス
コルビン酸カリウム塩;アルカリ土類金属塩であるL−
アスコルビン酸マグネシウム塩、L−アスコルビン酸カ
ルシウム塩;3価の金属塩であるL−アスコルビン酸ア
ルミニウム塩等が挙げられる。
【0025】ハイドロキノン誘導体としては、例えばハ
イドロキノンと糖の縮合物、ハイドロキノンに炭素数1
〜4のアルキル基を一つ導入したアルキルハイドロキノ
ンと糖の縮合物等が挙げられる。
【0026】コウジ酸及びその誘導体としては、例えば
コウジ酸、コウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプ
レート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸モノステ
アレート、コウジ酸モノシンナモエート、コウジ酸モノ
ベンゾエート等のモノエステル、コウジ酸ジブチレー
ト、コウジ酸ジパルミテート、コウジ酸ジステアレー
ト、コウジ酸ジオレート等のジエステル等が挙げられ
る。
【0027】胎盤抽出物としては、水溶性プラセンタエ
キスとして一般に市販され化粧品原料として使用されて
いるものを用いることができ、例えば牛や豚又はヒト等
の哺乳動物の胎盤を洗浄、除血、破砕、凍結等の工程を
経て、水溶性成分を抽出した後、更に不純物を除去して
得られるものを挙げることができる。
【0028】植物エキスとしては、例えばカンゾウ、カ
ッコン、黒豆、エンレイソウ、アマナ、ハナスゲ、ジャ
ノヒゲ、チトセラン、ウラジロガシ、インチンコウ、カ
ミツレ、チョウセンアザミ、シオン、米、チョウジ、ウ
コン、ツルレイシ、サンヤク、アロエ、茶、ユキノシ
タ、オウゴン、ビワ、トウヒ、コウライニンジン、アル
テア、キナ、コンフリー、ローズマリー、ロート、ホン
ダワラ等の抽出エキスが挙げられる。
【0029】これらの美白剤は、1種又は2種以上を組
合わせて用いることができ、全組成中に0.01〜10
%、特に0.1〜5%(植物抽出エキスの場合は乾燥固
形分として)配合するのが好ましい。更に、皮脂分泌抑
制剤は、過剰皮脂に起因する毛穴周りの色素沈着や肌あ
れ、にきび等を予防するものであり、例えば「フレグラ
ンスジャーナルNo.10(1994年)」に掲載さ
れ、一般に皮脂分泌抑制剤として使用されている抗男性
ホルモン剤、生薬エキス、収斂剤、その他成分等を用い
ることができる。具体的には、抗男性ホルモン剤として
は、例えばオキセンドロン、17−α−メチル−β−ノ
ルテストステロン、クロマジノンアセテート、サイプロ
テロンアセテート、スピロノラクトン、ヒドロキシフル
タミド、エストラジオール、エチニルエストラジオール
等が挙げられる。
【0030】生薬エキスとしては、例えばクルミの葉、
オウゴン、セージ、ホップ、ローズマリー、オトギリソ
ウ、ハッカ、カミツレ、何首鳥、黄連、黄柏、黄苓、重
薬、陳皮、人参、シャクヤク、トウシシ、プロポリス、
タクシア、タンニン、ハマメリス、ボタン、樺木ター
ル、ローヤルゼリー、コウボエキス等の抽出エキスが挙
げられる。収斂剤としては、例えばスルホ石炭酸亜鉛、
酸化亜鉛、アルミニウムヒドロキシクロライド、アラン
トインジヒドロキシアルミニウム等が挙げられる。その
他、ビタミンB6、13−シス−レチノイン酸、ビタミ
ンE、グリチルレチン酸、サリチル酸、ニコチン酸、パ
ントテン酸カルシウム、アゼライン酸ジカリウム、10
−ヒドロキシウンデカン酸、12−ヒドロキシステアリ
ン酸等も皮脂分泌抑制剤として用いることができる。
【0031】これらの皮脂分泌抑制剤は、1種又は2種
以上を組合わせて用いることができ、全組成中に0.0
1〜10%、特に0.1〜5%(生薬エキスの場合は乾
燥固形分として)配合するのが好ましい。
【0032】本発明で用いる血行促進剤としては、通常
の化粧料、医薬部外品、医薬品等に用いられる成分であ
ればいずれでもよく、単一化合物、植物抽出エキス等、
特に制限されず用いることができる。
【0033】具体的には、化合物としては、例えば特開
昭62−87506号公報に血管拡張剤として記載され
ているビタミンEのエステル化物、ニコチン酸エステ
ル、又はオロチン酸エステル;特開昭62−19531
6号公報に末梢循環促進剤として記載されているビタミ
ンEのエステル化物、酢酸エステル、又はコハク酸エス
テル;この他にニコチン酸アミド、ニコチン酸メチル等
が挙げられる。また、植物抽出エキス類としては、例え
ば1986年発行のフレグランスジャーナル臨時増刊号
第6巻や1979年発行のフレグランスジャーナル臨時
増刊号第1巻等に血行促進効果が明記されているエキス
類、例えばアルニカ、サンザシ、キナ、サルビア、ボダ
イジュ、ナタネニンジン、トショウ、マンネンロウ、オ
トギリソウ、イチョウ、メリッサ、オノニス、マロニ
エ、センブリ、ニンニク、カミツレ、サイム、ハッカ、
イラクサ、トウガラシ、ショウガ、ホップ、西洋トチノ
キ、ラベンダー、ニンジン、カラシナ、ケイ、マツ、セ
ンキュウ、ニワトコ、ヤマゼリ、ハシリドコロ、ボタ
ン、ヤマモモ、ドクダミ、コウホネ、シブガキ、トウキ
ンセンカ、グビジンソウ、リンドウ、ブドウ、ハマボウ
フウ、ダイダイ、ユズ、ショウブ、ナツミカン、ハマメ
リス、メリーロート、ウイキョウ、サンショウ、シャク
ヤク、ユーカリ、ヨモギ、エンメイソウ、コメ、クラ
ラ、ショウキョウ、チョウジ、シナノキエキス、米胚
芽、オトギリソウ等の抽出エキスが挙げられる。
【0034】これらの血行促進効果剤は、1種又は2種
以上を組合わせて用いることができ、全組成中に0.0
01〜5%配合するのが好ましく、特に0.01〜3
%、更に0.02〜2%配合すると、十分な肌色改善効
果が得られるとともに、肌のほてり感もないので好まし
い。なお、植物抽出エキスの場合には、乾燥固形分とし
ての配合量が、このような範囲内であるのが好ましい。
【0035】保湿剤としては、特に限定されるものでは
ないが、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、それ以上のポリエチレ
ングリコール類、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、それ以上のポリプロピレングリコール類、
1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコ
ール等のブチレングリコール類、グリセリン、ジグリセ
リン、それ以上のポリグリセリン類、ソルビトール、マ
ンニトール、キシリトール、マルチトール等の糖アルコ
ール類、グリセリン類のエチレンオキシド(以下、EO
と略記する)・プロピレンオキシド(以下、POと略記
する)付加物、糖アルコール類のEO・PO付加物、ガ
ラクトース、フルクトース等の単糖類とそのEO・PO
付加物、マルトース、ラクトース等の多糖類とそのEO
・PO付加物、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ポリ
オキシエチレンメチルグルコシド(EO付加モル数=1
0、20等)などが挙げられる。
【0036】柔軟剤としては、特に限定されるものでは
ないが、例えばα−ヒドロキシ−イソ酪酸、α−ヒドロ
キシ−イソカプロン酸、α−ヒドロキシ−n−カプロン
酸、α−ヒドロキシ−イソカプリル酸、α−ヒドロキシ
−n−カプリル酸、α−ヒドロキシ−n−カプリン酸、
乳酸、α−ヒドロキシステアリン酸、クエン酸、グリコ
ール酸等のα−ヒドロキシ酸類、リジン、アルギニン、
ヒスチジン、オルニチン、カナバニン等の塩基性アミノ
酸類、ε−アミノカプロン酸、尿素、2−ヒドロキシグ
アニジン、2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルグア
ニジン等のアミン類の他、特開昭62−99315号公
報や特開平2−178207号公報に記載されているペ
プチド類、特開平6−293625号公報に記載されて
いるトリメチルグリシンなどが挙げられる。
【0037】界面活性剤としては、ノニオン界面活性
剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界
面活性剤のいずれでもよく、特に限定されるものではな
いが、例えばポリオキシエチレン(以下、POEと略記
する)硬化ヒマシ油、POEアルキルエーテル、POE
分岐アルキルエーテル、POE脂肪酸エステル、POE
グセリン脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エス
テル、POEソルビトール脂肪酸エステル、POE硬化
ヒマシ油アルキル硫酸エステル、POEアルキル硫酸エ
ステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルキルリン
酸エステル、POEアルキルリン酸エステル、脂肪族ア
ルカリ金属塩、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン
脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、ポリエチレ
ングリコール脂肪酸エステル、α−モノイソステアリル
グリセリルエーテル、ステアロイルメチルタウリンナト
リウム、POEラウリルエーテルリン酸ナトリウム、エ
ーテル変性シリコーン等が挙げられる。
【0038】角層保護剤としては、特に限定されるもの
ではないが、例えばヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸
等のムコ多糖類、ゼラチン、コラーゲン等の蛋白質、特
開昭64−10997号公報記載の酸性ヘテロ多糖類な
どが挙げられる。
【0039】増粘剤としては、特に限定されるものでは
ないが、例えばカラギーナン、デキストリン、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアル
コール、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、
メタクリル酸、カルボキシビニルポリマー、キサンタン
ガム、カルボキシメチルキチン、キトサン、カチオン化
セルロース等の高分子化合物、ケイ酸アルミニウムマグ
ネシウム、ベントナイト等の無機化合物などが挙げられ
る。
【0040】本発明の化粧料は、通常の方法に従って、
液状、固形状、ペースト状、ジェル状、O/W乳化状、
W/O乳化状等の油性化粧料、水性化粧料、乳化化粧
料、液晶型化粧料などの形態にすることができ、特にO
/W乳化状、水性とするのが好ましい。また、塗布する
だけのタイプ、マッサージした後洗い流すタイプ、拭き
取るタイプ等の剤型にすることもできる。
【0041】本発明の化粧料は、通常の方法により顔、
首等に塗布することにより使用されるが、更に用手的に
マッサージ又は塗擦して使用すると、より高い効果を得
ることができる。マッサージ又は塗擦して使用する場合
には、例えば、必要量、例えば2〜4gを手にとり、軽
く顔面・首等に塗布し、手の平や指の腹で軽くマッサー
ジして、水中軟化性顆粒の感触がなくなった時点(約1
分)でマッサージを終了し、ティッシュやコットンで拭
き取るか、又は水、ぬるま湯で洗い流せばよい。
【0042】
【発明の実施の形態】次に実施例によって本発明を更に
詳細に説明する。なお、以下の方法で顆粒の平均粒径を
測定した。
【0043】・顆粒の平均粒径(μm) ロータップ式篩振盪機(平工製作所製、シーブシェーカ
ーA型)により、JIS標準篩(Z8801−198
7)を用いて試料50gを5分間篩分し、累積50重量
%の粒度を顆粒の平均粒径とした。
【0044】L/D 100個の粒子について顕微鏡写真をとり、それぞれの
(長径L/短径D)を求め、その平均値をとる。
【0045】タッピング見掛密度 試料30gを100mlメスシリンダーに充填し30回
程度タッピングし、求める。繰り返し回数は3で、その
平均値をとる。
【0046】水中軟化度 10個の粒子について微小硬度計(岡田精工製グラノ)
で破壊時のピーク値X1(g)を測定する。また、粒子
を5分間室温の水に浸した後取り出し、再度破壊時ピー
ク値X2(g)を測定する。(X2/X1)比を水中軟
化度と定義する。
【0047】(セルロース顆粒A1の調製)旭化成工業
株式会社製結晶セルロース「アビセルTG101」40
0g、東和化成株式会社製キシリット100g、純水3
80gをプラネタリーミキサーにより10分間混練し
た。湿混練物を押出し造粒機(不二パウダル製ドームグ
ラン)にて押出しを行った。ダイ孔は0.5mmのもの
を使用した。押出した湿混練物をマルメライザーQ23
0型(不二パウダル社製)にて30秒間転動操作を行
い、整粒した。整粒した顆粒を60℃パーフェクト内で
16時間乾燥させた。取得した顆粒をセルロース顆粒A
1とし、この平均粒径を測定すると520μmであっ
た。タッピング見掛け密度は、0.72g/mlであっ
た。また顕微鏡で観察したL/Dは2.7であった。粒
子の破壊時のピーク値X1(g)を測定したところ42
gであった。また、試料台の上のサンプルに水を滴下し
5分後、再度破壊時ピーク値X2(g)を測定すると1
6gであった。したがって水中の軟化度(X2/X1)
は0.38であった。なお、キシリトールの分子量は1
52で、10重量%水溶液の粘度は、室温下、B型粘度
計で測定すると、1.1センチポイズであった。
【0048】(セルロース顆粒A2の調製)旭化成工業
株式会社製結晶セルロース「アビセルTG101」40
0g、林原株式会社製トレハロース100gを用い、実
施例1と同一の方法で造粒しセルロース顆粒A2とし
た。取得した顆粒の平均粒径を測定すると540μmで
あった。タッピング見掛け密度は、0.79g/mlで
あった。また顕微鏡で観察したL/Dは2.8であっ
た。
【0049】粒子の破壊時のピーク値X1(g)を測定
したところ52gであった。また、粒子を5分間室温の
水に浸した後取り出し、再度破壊時ピーク値X2(g)
を測定すると22gであった。したがって水中での軟化
度(X2/X1)は0.42であった。なお、トレハロ
ースの分子量は364で、10重量%水溶液の粘度は、
室温下、B型粘度計で測定すると、1.8センチポイズ
であった。
【0050】(実施例1、比較例1)以下の処方で通常
の方法により洗浄用化粧水を調製した。
【0051】
【表1】
【0052】(化粧品評価方法)専門パネラー10名に
より1〜5の5段階の官能評価を下記のそれぞれの項目
ごとに行なった。
【0053】<洗浄力> 1:なし 2:ややある 3:普通 4:よい 5:非
常によい <使用感> 1:悪い 2:やや悪い 3:普通 4:よい 5:非
常によい 結果は10名の5段階評価の平均値で下記のように表し
た。
【0054】 ◎:4.5以上5.0以下 ○:3.5以上4.5未満 △:2.5以上3.5未満 ×:1.5以上2.5未満 ××:1.0以上1.5未満
【0055】
【表2】
【0056】このように、本発明のセルロース顆粒を配
合することにより、洗浄力と使用感を大幅に改良するこ
とができる。
【0057】(実施例2、比較例2)以下の処方で、ク
レンジングクリームを調製した。
【0058】
【表3】
【0059】実施例1と同様にして、10名のパネラー
による官能評価を実施し、結果は以下の通りとなった。
【0060】
【表4】
【0061】このように、本発明のセルロース顆粒を配
合することにより、洗浄力と使用感が大幅に改良するこ
とができる。
【0062】(実施例3、比較例3)以下の処方でマッ
サージクリームを調製した。
【0063】
【表5】
【0064】実施例1と同様にして、10名のパネラー
による官能評価を実施し、結果は以下の通りとなった。
【0065】
【表6】
【0066】このように、本発明のセルロース顆粒を配
合することにより、洗浄力と使用感が大幅に改良するこ
とができる。
【0067】
【発明の効果】水中に入れた時、すみやかに軟化し、皮
膚同士の摩擦等の弱いシアで崩壊し、崩壊後セルロース
粒子となって汗や油を吸収するセルロース顆粒を配合す
ることによりべとつきのない使用感の良い化粧料を提供
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA082 AB032 AB152 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC131 AC132 AC242 AC422 AC442 AD042 AD052 AD191 AD261 AD262 BB26 CC05 CC23 DD16 DD23 DD27 DD31 EE06 EE07 EE11 FF01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルロース粉末が30〜95重量%と水
    溶性物質が5〜70重量%からなり平均粒径が50〜2
    000μmであるセルロース顆粒を配合したことを特徴
    とする化粧料。
  2. 【請求項2】 L/Dが3以下、タッピング見掛け密度
    が0.65g/ml以上、水中での軟化度が0.1〜
    0.8であるセルロース顆粒を配合したことを特徴とす
    る特許請求項1記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 セルロース粉末が微結晶セルロースであ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 水溶性物質が、糖類、糖アルコールのう
    ち1種または2種以上である特許請求項1、2または3
    記載の化粧料。
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