JP2017088038A - 車両用シートスライド装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロックレバーを付勢するばね部材が破断してもシートのロック状態を維持できる車両用シートスライド装置を提供する。【解決手段】アッパレール12に収容されたロック機構は、アッパレール12の相対移動を規制する規制位置と該相対移動を許容する解除位置との間を回動可能なロックレバー42と、ロックレバー42を規制位置側に付勢するばね部材43とを備える。そして、ばね部材43は、該ばね部材43の破断状態においてロックレバー42における規制位置から解除位置まで回動する解除動作の軌道(入力部42bの軌道R)に入ることで該解除動作を規制する規制部46dを有する。【選択図】図4
Description
本発明は、車両用シートスライド装置に関するものである。
従来、車両用シートスライド装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この車両用シートスライド装置は、車両フロアに固定されるロアレールと、ロアレールにスライド可能に支持されシートを支持するアッパレールとを備え、ロアレールとアッパレールとの間には、ロアレールに対するアッパレールの相対移動を規制するロック機構が設けられている。ロック機構は、アッパレールの相対移動を規制する規制位置と該相対移動を許容する解除位置との間を移動可能なロックレバーと、ロックレバーを規制位置側に付勢するばね部材とを有する。そして、解除ハンドルの操作に基づいて、ロックレバーがばね部材の付勢力に抗して規制位置から解除位置まで移動することで、アッパレールの相対移動が許容され、それにより、アッパレールに支持されたシートの位置調整が可能となる。
上記のような車両用シートスライド装置のロック機構では、想定外の使用状況(想定回数以上に作動された場合など)において、万が一、ばね部材が破断してしまっても、シートのロック状態(前記アッパレールの相対移動が規制された状態)が維持されることが望ましい。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ロックレバーを付勢するばね部材が破断してもシートのロック状態を維持できる車両用シートスライド装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用シートスライド装置は、車両フロアに固定されるロアレールと、前記ロアレールにスライド可能に支持され、シートを支持するアッパレールと、前記ロアレールと前記アッパレールとの間に設けられ、前記ロアレールに対する前記アッパレールの相対移動を規制するロック機構と、を備え、前記ロック機構は、前記アッパレールの前記相対移動を規制する規制位置と該相対移動を許容する解除位置との間を移動可能なロックレバーと、前記ロックレバーを前記規制位置側に付勢するばね部材と、を備え、前記ばね部材は、該ばね部材の破断状態において前記ロックレバーにおける前記規制位置から前記解除位置まで移動する解除動作の軌道に侵入することで該解除動作を規制する規制部を有する。
この構成によれば、万が一、ばね部材が破断した時、該ばね部材の規制部がロックレバーの解除動作(規制位置から解除位置までの移動)の軌道に侵入することで、該解除動作が規制される。これにより、ばね部材が破断した状況において、アッパレールの相対移動が規制された状態、すなわち、シートのロック状態を維持することができる。
上記車両用シートスライド装置において、前記解除動作時に前記ばね部材に掛かる応力を該ばね部材の一部に集中させるべく該ばね部材を支持する破断誘発部を備えることが好ましい。
この構成によれば、ばね部材の破断箇所を破断誘発部によって制御できるため、ばね部材の破断時に、該ばね部材の規制部をロックレバーの解除動作の軌道に好適に侵入させることができる。
上記車両用シートスライド装置において、前記ばね部材は、前記ロックレバーが解除位置にある状態で該ばね部材が破断したときに該ロックレバーを規制位置側に付勢することが好ましい。
この構成によれば、ロックレバーが解除位置にある状態でばね部材が破断したときに、該ばね部材がロックレバーを規制位置側に付勢するため、解除位置にあるロックレバーを規制位置に戻すことができる。それにより、ばね部材の規制部をロックレバーの解除動作の軌道に好適に侵入させることができる。
上記車両用シートスライド装置において、前記ばね部材の破断状態において、前記規制部は自重によって落下することで前記ロックレバーの前記解除動作の軌道に侵入することが好ましい。
この構成によれば、ばね部材の破断状態において、規制部の落下によって該規制部をロックレバーの解除動作の軌道に好適に侵入させることができる。
上記車両用シートスライド装置において、前記ばね部材は、トーションバーであって、前記ロックレバーを前記規制位置側に押圧する押圧部と、該押圧部から互いに相反する方向に延び、前記アッパレールに設けられた第1及び第2保持部にそれぞれ保持された第1及び第2延出部とを備え、該第1及び第2延出部のいずれか一方に前記規制部を有することが好ましい。
上記車両用シートスライド装置において、前記ばね部材は、トーションバーであって、前記ロックレバーを前記規制位置側に押圧する押圧部と、該押圧部から互いに相反する方向に延び、前記アッパレールに設けられた第1及び第2保持部にそれぞれ保持された第1及び第2延出部とを備え、該第1及び第2延出部のいずれか一方に前記規制部を有することが好ましい。
この構成によれば、ばね部材の破断状態において、ばね部材の規制部をロックレバーの解除動作の軌道に好適に侵入させることができる。
上記車両用シートスライド装置において、前記規制部は、前記第2保持部によって水平方向に沿った軸中心に回動可能に保持された前記第2延出部に設けられ、前記ばね部材の破断状態において、前記規制部は、前記第2延出部の自重による回動に伴い落下することで前記ロックレバーの前記解除動作の軌道に侵入することが好ましい。
上記車両用シートスライド装置において、前記規制部は、前記第2保持部によって水平方向に沿った軸中心に回動可能に保持された前記第2延出部に設けられ、前記ばね部材の破断状態において、前記規制部は、前記第2延出部の自重による回動に伴い落下することで前記ロックレバーの前記解除動作の軌道に侵入することが好ましい。
この構成によれば、ばね部材の破断状態において、規制部を含む第2延出部が、第2保持部によって保持された部位を中心に回動落下し、これにより、規制部がロックレバーの解除動作の軌道に侵入する。このため、ばね部材43の破断時における規制部の移動を制御可能となり、規制部をロックレバーの解除動作の軌道に好適に侵入させることができる。
上記車両用シートスライド装置において、前記解除動作時に前記ばね部材に掛かる応力を該ばね部材の一部に集中させるべく該ばね部材を支持する破断誘発部を備え、前記破断誘発部は、前記第1延出部において前記第1保持部に保持される部位と前記押圧部との間の部位を支持することが好ましい。
この構成によれば、ばね部材における押圧部(詳しくはロックレバーと当接する部位)よりも第1延出部側の部位に応力が集中し、該第1延出部側の部位の破断を誘発させることができる。これにより、破断状態のばね部材において、第2保持部によって回動可動に保持される破断片に、押圧部及び規制部を含む第2延出部を集約させることができる。
上記車両用シートスライド装置において、前記規制部は、前記ばね部材の一部にて形成されていることが好ましい。
この構成によれば、ばね部材の一部にて規制部が形成されるため、部品点数の増加を抑えつつ、ばね部材が規制部を備えた構成とできる。
この構成によれば、ばね部材の一部にて規制部が形成されるため、部品点数の増加を抑えつつ、ばね部材が規制部を備えた構成とできる。
本発明の車両用シートスライド装置によれば、ロックレバーを付勢するばね部材が破断してもシートのロック状態を維持できる。
以下、車両用シートスライド装置の一実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の車両用シートスライド装置10は、車両フロアFに固定されるロアレール11と、ロアレール11にスライド可能に支持されるアッパレール12とを備える。また、車両用シートスライド装置10は、ロアレール11に対するアッパレール12の相対移動を規制するロック機構13と、ロック機構13によるアッパレール12の移動規制を解除するための解除ハンドル14と、解除ハンドル14を付勢する付勢部材15とを備える。
図1及び図2に示すように、本実施形態の車両用シートスライド装置10は、車両フロアFに固定されるロアレール11と、ロアレール11にスライド可能に支持されるアッパレール12とを備える。また、車両用シートスライド装置10は、ロアレール11に対するアッパレール12の相対移動を規制するロック機構13と、ロック機構13によるアッパレール12の移動規制を解除するための解除ハンドル14と、解除ハンドル14を付勢する付勢部材15とを備える。
図1に示すように、車両フロアFには、車両の前後方向Lに延びるロアレール11が固定されている。ロアレール11には、該ロアレール11上をその延伸方向に沿って相対移動するアッパレール12が装着されている。そして、車両のシートSは、アッパレール12の上方に支持されている。なお、ロアレール11及びアッパレール12は共に、車両の幅方向W(図1において紙面直交方向)で対をなして配設されており、ここでは前方に向かって左側に配置されたものを示している。
図2及び図4に示すように、ロアレール11は、板材からなり、幅方向Wにおいて略線対称に構成されている。ロアレール11は、車両フロアFに固定される底壁部21と、底壁部21の幅方向Wの両端からそれぞれ上方に延びる一対の側壁部22と、各側壁部22の上端から幅方向Wの内側に張り出す一対の内延壁部23と、各内延壁部23の先端(幅方向Wの内側端)から下方に延びる一対の下延壁部24とを備えている。なお、各側壁部22及び各下延壁部24は、幅方向Wに対して垂直をなしている。各下延壁部24には、幅方向Wに貫通する複数のロック孔25がロアレール11の長手方向(前後方向L)に沿って並設されている(図2及び図4(b)参照)。
アッパレール12は、板材からなり、幅方向Wにおいて略線対称に構成されている。アッパレール12は、ロアレール11の各下延壁部24の間に配置される本体部31と、本体部31の幅方向Wの両側にそれぞれ位置する一対の外側壁部32とを備えている。
本体部31は、下方に開口する断面略U字状をなす。具体的には、本体部31は、レール長手方向(前後方向L)に沿って延在する上壁部33と、上壁部33の幅方向Wの両端からそれぞれ下方に延びる一対の内側壁部34とを有している。各内側壁部34は、幅方向Wに対して垂直をなしている。また、アッパレール12には、各内側壁部34の下端から幅方向Wの外側に張り出す一対の外延壁部35が形成されている。そして、前記外側壁部32は、各外延壁部35の先端(幅方向Wの外側端)から上側に延出し、各内側壁部34の幅方向Wの外側に位置している。
図4(b)に示すように、アッパレール12において、一対の内側壁部34の一方(同図において左側の内側壁部34x)には、幅方向Wに貫通する挿通孔34aが形成されている。なお、挿通孔34aは、レール長手方向(前後方向L)に沿って複数並設されている。また、外側壁部32においても同様に、幅方向Wに貫通する挿通孔32aが形成されている。この挿通孔32aは、内側壁部34の各挿通孔34aに対応(幅方向Wに対向する)するように、レール長手方向(前後方向L)に沿って複数並設されている。
ロアレール11とアッパレール12との組付状態において、ロアレール11の各下延壁部24は、アッパレール12において幅方向Wに隣り合う内側壁部34と外側壁部32との間に上方から入り込んでいる。また、アッパレール12の各外側壁部32は、ロアレール11において幅方向Wに隣り合う側壁部22と下延壁部24との間に入り込んでいる。なお、アッパレール12の外側壁部32の先端部とロアレール11の下延壁部24との間、及び、アッパレール12の外延壁部35とロアレール11の底壁部21との間にはそれぞれ、ロアレール11に対するアッパレール12のスライド移動をスムーズにするための球状の転動体(図示略)がそれぞれ介在されている。
図2及び図3(a),(b)に示すように、アッパレール12の本体部31内には、前記ロック機構13が収容されている。ロック機構13は、本体部31の内面に固定される支持部材41と、支持部材41に支持されるロックレバー42と、ロックレバー42を付勢するばね部材43とを備えている。なお、図3(a),(b)では、本体部31内に配置されたロックレバー42とばね部材43を破線で示し、更に、その中でも奥側に位置する部位についてはより細かい破線で示している。
図3(a),(b)に示すように、ロックレバー42は、支持部材41の軸支部41aとアッパレール12に形成された軸支部(図示略)とによって回動可能に支持されたレバー本体部42aと、レバー本体部42aから車両前方側に延出された入力部42bとを備えている。レバー本体部42aの回動軸Aは、レール長手方向(前後方向L)と平行に設定されている。レバー本体部42aは、レール長手方向(前後方向L)に並設された複数の爪部42cを有し、該各爪部42cは、回動軸Aの周方向に略沿って延びている(図4(b)参照)。なお、各爪部42cは、アッパレール12側の挿通孔34aと同数設けられている。
図4(b)に示すように、ロックレバー42は、各爪部42cがロアレール11(一方の下延壁部24)のロック孔25に嵌入される規制位置(図4(b)中の実線のレバー本体部42aを参照)と、各爪部42cがロック孔25から抜け出た解除位置(図4(b)中の2点鎖線のレバー本体部42aを参照)との間を、回動軸Aを中心として回動可能となっている。
ロックレバー42が規制位置にある状態では、各爪部42cがアッパレール12(内側壁部34)の各挿通孔34aを介してロアレール11(下延壁部24)のロック孔25に嵌入される。これにより、各爪部42cがロック孔25に対してレール長手方向に係止されるため、ロアレール11に対するアッパレール12の相対移動が規制される。なお、このとき、各爪部42cの先端部は、アッパレール12の外側壁部32の各挿通孔32aに挿通される。
一方、ロックレバー42が解除位置にある状態では、各爪部42cがロアレール11のロック孔25から抜け出ている。つまり、各爪部42cがロアレール11側に対して非係止状態となるため、ロアレール11に対するアッパレール12の相対移動が許容される。
[ばね部材43の構成]
図3(a),(b)に示すように、ロックレバー42を前記規制位置側に付勢するばね部材43は、断面円形の1本の線材を所定形状に屈曲することで形成されたトーションバーである。ばね部材43は、レバー本体部42aを押圧する押圧部44と、押圧部44からレール長手方向(前後方向L)の両側に延出する一対の延出部(第1延出部45及び第2延出部46)とを有している。
図3(a),(b)に示すように、ロックレバー42を前記規制位置側に付勢するばね部材43は、断面円形の1本の線材を所定形状に屈曲することで形成されたトーションバーである。ばね部材43は、レバー本体部42aを押圧する押圧部44と、押圧部44からレール長手方向(前後方向L)の両側に延出する一対の延出部(第1延出部45及び第2延出部46)とを有している。
ばね部材43の第1延出部45は、押圧部44から車両後方側(図3において左側)に延出されている。第1延出部45は、アッパレール12における挿通孔34aが形成されていない方の内側壁部34yに沿って(該内側壁部34yと接触しつつ)延在しており、レール長手方向と平行をなしている。また、第1延出部45の先端部(ばね部材43の車両後方側端部)には、幅方向Wに沿って延びる第1被保持部45aが屈曲形成されている。この第1被保持部45aは、アッパレール12(本体部31)の上壁部33から下側に突出する第1保持部33aに保持されている。第1保持部33aは、上壁部33の一部を屈曲することで形成され、上壁部33とで第1被保持部45aを挟み込むようにして保持している。なお、第1保持部33aは、第1被保持部45aを押圧部44側が開放する態様で保持する。
また、アッパレール12には、内側壁部34yから幅方向内側に突出する支持部34sが屈曲形成されている。支持部34sは、第1延出部45における押圧部44寄りの箇所を下側から支持(当接)している。
ばね部材43の第2延出部46は、押圧部44から車両前方側(図3において右側)に延出されている。第2延出部46は、押圧部44からレール長手方向に沿って延びる直線部46aを有している。直線部46aは、アッパレール12の内側壁部34yに沿って(該内側壁部34yと接触しつつ)延在しており、該直線部46aと前記第1延出部45とは同一直線上に位置している。
また、第2延出部46は、直線部46aの先端部(押圧部44とは反対側の端部)からクランク状に屈曲するクランク部46bを有している。クランク部46bは、内側壁部34y側からもう一方の内側壁部34x側にかけて上壁部33に沿ってクランク状に延びている。
第2延出部46の先端部(ばね部材43の車両前方側端部)には、クランク部46bから略直角に屈曲して幅方向Wに沿って延びる第2被保持部46cが形成されている。第2被保持部46cは、アッパレール12(本体部31)の上壁部33から下側に突出する第2保持部33bに保持されている。第2保持部33bは、上壁部33の一部を屈曲することで上方に開放する略U字に形成されており、第2被保持部46cの車両前方側、下側、及び車両後方側を包囲するように該第2被保持部46cを保持している(図3(b)参照)。
また、第2延出部46には、第2被保持部46cの内側壁部34y側の端部から該内側壁部34yに沿って延びる規制部46dを有している。図3(b)に示すように、規制部46dは、第2被保持部46cの内側壁部34y側の端部から下側に傾斜しつつ延びている。つまり、側方視において、規制部46dは、直線部46a及びクランク部46bに対して傾斜している。また、規制部46dの先端部(開放端部)は、直線部46aの下方に位置している。
図3(a),(b)に示すように、ばね部材43の押圧部44は、第1延出部45及び直線部46a(第2延出部46)と繋がる略U字に形成されている。具体的には、押圧部44は、第1延出部45から略直角に延びる第1側部44aと、直線部46aから略直角に延びる第2側部44bと、第1及び第2側部44a,44bの各下端を繋ぐ傾斜部44cとを有している。
第1側部44aは、第1延出部45から内側壁部34x側に傾斜しつつ下側に延びている。また、第2側部44bも同様に、直線部46aから内側壁部34x側に傾斜しつつ下側に延びている。傾斜部44cは、第1側部44a側から第2側部44b側にかけて上側に傾斜している(図3(b)参照)。更に、傾斜部44cは、第1側部44a側から第2側部44b側にかけて内側壁部34yに接近するように傾斜している(図3(a)参照)。
そして、押圧部44は、第1側部44aと傾斜部44cとの間の屈曲部位(当接部44d)で、レバー本体部42aと当接する。より詳しくは、レバー本体部42aにおける各爪部42cの先端が向く側を正面側として、当接部44dはレバー本体部42aの背面と当接する。そして、押圧部44は、第1延出部45及び第2延出部46の主に直線部46aの捩れに基づいて、レバー本体部42aを前記規制位置側に付勢する。
なお、上記のような構成のばね部材43をアッパレール12(本体部31)に組み付ける際には、第1延出部45を支持部34sと上壁部33との間に入れ込みつつ、第1被保持部45aを第1保持部33aと上壁部33との間に嵌入して固定する。また、上壁部33との間が開放された状態とされた第2保持部33bと該上壁部33との間に、第2被保持部46cを挿入する。その後、第2保持部33bの先端(開放端)を上方(上壁部33側)に折り曲げることで、第2被保持部46cが第2保持部33bから車両後方側に抜け出さないように保持される。なお、第2保持部33bにおいては、第2被保持部46cとの間に高さ方向H及び前後方向Lの余裕を若干もたせることが好ましい。
図2に示すように、解除ハンドル14は、車両の後方側に延びる挿入部14aを有している。挿入部14aは、アッパレール12の本体部31内に挿入され、その挿入状態において、挿入部14aの先端部14b(車両後方側端部)がロックレバー42の入力部42bの上方に位置するようになっている(図4(a)参照)。そして、この挿入部14aは、アッパレール12に収容される付勢部材15によって上方に付勢されるようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
解除ハンドル14の車両前方側端部が上昇するように操作(解除操作)されると、図4(a)に示すように、挿入部14aの先端部14bによってロックレバー42の入力部42bが下方に押圧される。すると、図4(b)に示すように、ロックレバー42がばね部材43の付勢力に抗して解除動作、すなわち、ロックレバー42が規制位置から解除位置まで回動軸Aを中心として回動し、レバー本体部42aの各爪部42cがロアレール11(下延壁部24)のロック孔25からアッパレール12(本体部31)の内部側に抜き出される。これにより、ロアレール11に対するアッパレール12の相対移動の規制が解除され、アッパレール12に支持されたシートSの前後方向Lの位置調整が可能となる。
解除ハンドル14の車両前方側端部が上昇するように操作(解除操作)されると、図4(a)に示すように、挿入部14aの先端部14bによってロックレバー42の入力部42bが下方に押圧される。すると、図4(b)に示すように、ロックレバー42がばね部材43の付勢力に抗して解除動作、すなわち、ロックレバー42が規制位置から解除位置まで回動軸Aを中心として回動し、レバー本体部42aの各爪部42cがロアレール11(下延壁部24)のロック孔25からアッパレール12(本体部31)の内部側に抜き出される。これにより、ロアレール11に対するアッパレール12の相対移動の規制が解除され、アッパレール12に支持されたシートSの前後方向Lの位置調整が可能となる。
一方、解除ハンドル14の解除操作がなされていない時には、ばね部材43からロックレバー42に対する付勢により、ロックレバー42のロック状態(各爪部44がロアレール11側のロック孔25に挿入された状態)が維持される。これにより、ロアレール11に対するアッパレール12の相対移動が規制される。
ここで、例えば、ロックレバー42の解除動作(解除ハンドル14の解除操作)が想定回数以上に作動された場合などにおいて、万が一、ばね部材43が破断する場合を考える。
ロックレバー42の解除動作時には、ばね部材43の押圧部44が、規制位置から解除位置まで回動するロックレバー42(レバー本体部42a)から圧を受け、該押圧部44がアッパレール12の内側壁部34y側に弾性変形する。ここで、ばね部材43に掛かる応力が該ばね部材43の一部に集中するように、アッパレール12によるばね部材43の支持構造が構築されている。
具体的には、アッパレール12の支持部34sは、ばね部材43の第1延出部45における押圧部44の近傍位置を下側から支持している。これにより、ロックレバー42の解除動作時にばね部材43に掛かる応力が、第1延出部45から押圧部44の第1側部44aにかけての屈曲部位K付近に集中する。つまり、ばね部材43が万が一破断する場合には、支持部34sの支持によって応力が集中する屈曲部位K付近で破断が生じるように構成されている。換言すれば、アッパレール12の支持部34sは、ばね部材43の屈曲部位K付近の箇所での破断を誘発するようになっている。
ここで、例えばロックレバー42が解除位置にあるときに、ばね部材43が屈曲部位K付近で破断する場合を考える。このとき、ばね部材43における押圧部44及び第2延出部46を含む破断片は、ロックレバー42及びアッパレール12の内側壁部34yからの幅方向Wの反作用力(ロックレバー42及び内側壁部34yとの間の摩擦力)によって、破断前の位置に極力維持される。これにより、ばね部材43の押圧部44は、屈曲部位K付近での破断後においてもなお、ロックレバー42に規制位置側への付勢力を付与する。
その後、解除ハンドル14が通常位置に戻されると、ロックレバー42は、破断状態のばね部材43の押圧部44に付勢されて規制位置に戻される。このとき、ロックレバー42が規制位置に回動するにつれて、該ロックレバー42と内側壁部34yとの幅方向Wの間隔が広くなり、ロックレバー42と内側壁部34yとによってばね部材43(前記破断片)を保持する保持力(反作用力)が減少する。
それにより、図5に示すように、押圧部44及び第2延出部46を含む前記破断片(同図における破断片B)は、アッパレール12の第2保持部33bに回動可能に保持された第2被保持部46cを回動中心として、先端側(押圧部44側)が下降するように回動(落下)する。このとき、破断片Bは、押圧部44の下端(傾斜部44c)がロアレール11の底壁部21と当接するまで回動(落下)する。
この破断片Bの落下状態では、押圧部44からロックレバー42に対しての付勢がなされない状態となっている。この落下状態において、破断片Bの規制部46d(図4(a)中の2点鎖線を参照)は、ロックレバー42が規制位置から解除位置まで回動するときの入力部42bの軌道Rに入る位置まで下降する(図4(a)参照)。
このため、この状態において、解除ハンドル14の解除操作が行われてロックレバー42が解除動作された場合、図6に示すように、破断片Bの規制部46dが解除動作途中の入力部42bと内側壁部34yとによって噛み込まれ、それ以降の入力部42bの解除動作(解除位置への動作)が不能となる。そして、入力部42bが規制部46dを噛み込む位置では、レバー本体部42aの各爪部42cはロアレール11のロック孔25に嵌入されており、ロアレール11に対するアッパレール12の相対移動の規制状態は維持されている。つまり、この状態では、乗員がシートSのスライド規制(アッパレール12の相対移動規制)を解除すべく解除ハンドル14を操作しても、ロックレバー42が破断片Bの規制部46dとの干渉により解除位置に移行されず、シートSのスライド規制が解除されないようになっている。これにより、安全性が確保されるとともに、乗員(操作者)に車両用シートスライド装置10の異常を気付かせることが可能となる。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)ばね部材43は、該ばね部材43の破断状態においてロックレバー42における規制位置から解除位置まで回動する解除動作の軌道(入力部42bの軌道R)に入ることで該解除動作を規制する規制部46dを有する。これにより、ばね部材43が破断した状況において、アッパレール12の相対移動が規制された状態、すなわち、シートSのロック状態を維持することができる。
(1)ばね部材43は、該ばね部材43の破断状態においてロックレバー42における規制位置から解除位置まで回動する解除動作の軌道(入力部42bの軌道R)に入ることで該解除動作を規制する規制部46dを有する。これにより、ばね部材43が破断した状況において、アッパレール12の相対移動が規制された状態、すなわち、シートSのロック状態を維持することができる。
(2)アッパレール12には、ばね部材43の一部に応力を集中させるべく該ばね部材43を支持する支持部34s(破断誘発部)が設けられる。この構成によれば、ばね部材43の破断箇所を支持部34sの配置によって制御できるため、ばね部材43の破断時に、該ばね部材43の規制部46dをロックレバー42の解除動作の軌道(入力部42bの軌道R)に好適に入り込ませることができる。
(3)破断誘発部としての支持部34sは、第1延出部45における第1被保持部45a(第1保持部33aに保持される部位)と押圧部44との間の部位を支持する。この支持部34sの支持によって、ばね部材43における押圧部44(詳しくは当接部44d)よりも第1延出部45側の部位(本実施形態では屈曲部位K付近の部位)に応力が集中し、当該部位の破断を誘発させることができる。これにより、破断状態のばね部材43において、第2保持部33bによって回動可動に保持される破断片Bに、押圧部44及び規制部46dを含む第2延出部46を集約させることができる。
(4)ばね部材43は、ロックレバー42が解除位置にある状態で該ばね部材43が破断したときに該ロックレバー42を規制位置側に付勢するため、ばね部材43の破断時に解除位置にあるロックレバー42を規制位置に戻すことができる。それにより、ばね部材43の規制部46dをロックレバー42の解除動作の軌道に好適に侵入させることができる。
(5)規制部46dは、第2保持部33bによって水平方向に沿った軸中心に回動可能に保持された第2延出部46に設けられる。そして、ばね部材43の破断状態において、規制部46dは、第2延出部46の自重による回動に伴い落下することでロックレバー42の解除動作の軌道(入力部42bの軌道R)に侵入する。このため、ばね部材43の破断時における規制部46dの移動を制御可能となり、規制部46dを前記解除動作の軌道(入力部42bの軌道R)に好適に侵入させることができる。
(6)ばね部材43の一部にて規制部46dが形成される(つまり、規制部46dがばね部材43に一体形成される)ため、部品点数の増加を抑えつつ、ばね部材43が規制部46dを備えた構成とできる。
(7)押圧部44の下端部には、高さ方向Hに傾斜する傾斜部44cが形成される。このため、ロックレバー42が解除位置にある状態でばね部材43が破断した場合において、破断片Bが自重で若干下降しても、押圧部44の傾斜部44cとロックレバー42との当接状態が保たれるようになっている。このため、ばね部材43の破断時に解除位置にあるロックレバー42を、押圧部44の付勢によって規制位置に好適に戻すことができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・ばね部材43の構成(特に、ロックレバー42の解除動作の軌道に侵入する規制部46dの形成位置や形状等の構成)は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ばね部材43における規制部46dの形成部位を、第2延出部46の直線部46aや、押圧部44の第2側部44bなどに変更してもよい。
・ばね部材43の構成(特に、ロックレバー42の解除動作の軌道に侵入する規制部46dの形成位置や形状等の構成)は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ばね部材43における規制部46dの形成部位を、第2延出部46の直線部46aや、押圧部44の第2側部44bなどに変更してもよい。
また、上記実施形態では、ばね部材43の一部にて規制部46dが形成されたが、ばね部材43に固定された別部品にて規制部46dを構成してもよい。
また、上記実施形態では、押圧部44の下端部(第1及び第2側部44a,44bを繋ぐ接続部分)を、高さ方向Hに傾斜する傾斜部44cとしたが、これ以外に例えば、第1延出部45及び直線部46aと平行に形成してもよい。
また、上記実施形態では、押圧部44の下端部(第1及び第2側部44a,44bを繋ぐ接続部分)を、高さ方向Hに傾斜する傾斜部44cとしたが、これ以外に例えば、第1延出部45及び直線部46aと平行に形成してもよい。
また、ばね部材43をトーションバー以外のばね材にて構成してもよい。
・上記実施形態では、ばね部材43の破断状態において、規制部46dは自重(破断片Bの自重)によって落下し、それにより、ロックレバー42の解除動作の軌道に侵入するが、これ以外に例えば、ばね部材43の弾性力によって規制部がロックレバー42の解除動作の軌道に侵入するように構成してもよい。
・上記実施形態では、ばね部材43の破断状態において、規制部46dは自重(破断片Bの自重)によって落下し、それにより、ロックレバー42の解除動作の軌道に侵入するが、これ以外に例えば、ばね部材43の弾性力によって規制部がロックレバー42の解除動作の軌道に侵入するように構成してもよい。
・上記実施形態では、規制部46dは、入力部42bの軌道Rに侵入することでロックレバー42の解除動作を規制するが、これに特に限定されるものではなく、ロックレバー42における入力部42b以外の部位(例えばレバー本体部42a)の軌道に侵入するように構成してもよい。
・破断誘発部としての支持部34sの形成位置及び形状等の構成は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、支持部34sがアッパレール12の内側壁部34yに形成されたが、これに限らず、支持部34sの形成位置をアッパレール12の上壁部33等に変更してもよい。
また、上記実施形態では、支持部34sが第1延出部45を支持する構成としたが、これ以外に例えば、支持部34sが第2延出部46の直線部46aを支持する構成としてもよい。この場合、ロックレバー42の解除動作時にばね部材43に掛かる応力が、直線部46aから押圧部44の第2側部44bにかけての屈曲部位付近に集中するように構成できる。
・ロックレバー42の構成は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、ロックレバー42は、回動動作によって規制位置と解除位置との間を移行するように構成されたが、幅方向Wへのスライド動作によって規制位置と解除位置との間を移行するように構成してもよい。
・上記した実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
10…車両用シートスライド装置、11…ロアレール、12…アッパレール、13…ロック機構、14…解除ハンドル、33a…第1保持部、33b…第2保持部、34s…破断誘発部としての支持部、42…ロックレバー、43…ばね部材、44…押圧部、45…第1延出部、46…第2延出部、46d…規制部、B…破断片、F…車両フロア、S…シート。
Claims (8)
- 車両フロアに固定されるロアレールと、
前記ロアレールにスライド可能に支持され、シートを支持するアッパレールと、
前記ロアレールと前記アッパレールとの間に設けられ、前記ロアレールに対する前記アッパレールの相対移動を規制するロック機構と、を備え、
前記ロック機構は、
前記アッパレールの前記相対移動を規制する規制位置と該相対移動を許容する解除位置との間を移動可能なロックレバーと、
前記ロックレバーを前記規制位置側に付勢するばね部材と、を備え、
前記ばね部材は、該ばね部材の破断状態において前記ロックレバーにおける前記規制位置から前記解除位置まで移動する解除動作の軌道に侵入することで該解除動作を規制する規制部を有することを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 請求項1に記載の車両用シートスライド装置において、
前記解除動作時に前記ばね部材に掛かる応力を該ばね部材の一部に集中させるべく該ばね部材を支持する破断誘発部を備えたことを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用シートスライド装置において、
前記ばね部材は、前記ロックレバーが解除位置にある状態で該ばね部材が破断したときに該ロックレバーを規制位置側に付勢することを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シートスライド装置において、
前記ばね部材の破断状態において、前記規制部は自重によって落下することで前記ロックレバーの前記解除動作の軌道に侵入することを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用シートスライド装置において、
前記ばね部材は、トーションバーであって、前記ロックレバーを前記規制位置側に押圧する押圧部と、該押圧部から互いに相反する方向に延び、前記アッパレールに設けられた第1及び第2保持部にそれぞれ保持された第1及び第2延出部とを備え、該第1及び第2延出部のいずれか一方に前記規制部を有することを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 請求項5に記載の車両用シートスライド装置において、
前記規制部は、前記第2保持部によって水平方向に沿った軸中心に回動可能に保持された前記第2延出部に設けられ、
前記ばね部材の破断状態において、前記規制部は、前記第2延出部の自重による回動に伴い落下することで前記ロックレバーの前記解除動作の軌道に侵入することを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 請求項6に記載の車両用シートスライド装置において、
前記解除動作時に前記ばね部材に掛かる応力を該ばね部材の一部に集中させるべく該ばね部材を支持する破断誘発部を備え、
前記破断誘発部は、前記第1延出部において前記第1保持部に保持される部位と前記押圧部との間の部位を支持することを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用シートスライド装置において、
前記規制部は、前記ばね部材の一部にて形成されていることを特徴とする車両用シートスライド装置。
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