JP2017085520A - 通信機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アクセスポイントとの無線接続の確立の失敗に関する情報を出力し得る技術を提供する。【解決手段】 プリンタ100は、NFCI/F124を介して受信されるAP情報40bを利用して、AP接続の確立に失敗する場合(T120)に、NFCI/F124を介して、AP接続の確立の失敗に関するウェブページのURLを外部機器に送信(即ち出力)する(T142,T146,T158)。【選択図】図5

Description

本明細書で開示される技術は、アクセスポイントとの無線接続を確立可能な通信機器に関する。
外部機器からアクセスポイント情報を受信可能な通信機器が知られている。アクセスポイント情報は、無線接続をアクセスポイントと確立するために利用されるべき情報であり、例えば、SSID(Service Set Identifierの略)、パスワード等を含む。通信機器は、受信済みのアクセスポイント情報を利用して、無線接続をアクセスポイントと確立し得る。
特開2014−192821号公報 特開2015−126491号公報 特開2014−075622号公報
通信機器は、受信済みのアクセスポイント情報を利用し、アクセスポイントとの無線接続の確立に失敗する可能性がある。このために、このような失敗に関する情報を外部機器のユーザに知らせる必要がある。本明細書では、通信機器がアクセスポイントとの無線接続の確立の失敗に関する情報を出力し得る技術を提供する。
本明細書によって開示される通信機器は、第1の通信方式に従った無線通信を実行するための第1のインターフェースと、前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式に従った無線通信を実行するための第2のインターフェースと、前記第1のインターフェースを介して、外部機器から第1のアクセスポイント情報を受信する情報受信部であって、前記第1のアクセスポイント情報は、前記第2のインターフェースを介した第1の無線接続を第1のアクセスポイントと確立するために利用されるべき情報である、前記情報受信部と、前記第1のアクセスポイント情報を利用して、前記第1の無線接続を前記第1のアクセスポイントと確立する第1の確立処理を実行する第1の実行部と、前記第1の無線接続の確立が成功する場合に、前記第2のインターフェースを介し、前記第1のアクセスポイントを中継して、特定機器との通信を実行する通信部と、前記第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記第1のインターフェースを介して、前記第1の無線接続の確立の失敗に関する失敗情報を前記外部機器に送信する送信部と、を備える。
上記の構成によると、通信機器は、第1のインターフェースを介して受信される第1のアクセスポイント情報を利用して、第1の無線接続の確立に失敗する場合に、第1のインターフェースを介して失敗情報を外部機器に送信する。このために、第1のアクセスポイント情報の受信のためのインターフェースと同じインターフェース(即ち第1のインターフェース)を介して、第1の無線接続の確立の失敗に関する情報を出力し得る。
また、本明細書では、上記の送信部に代えて、第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記第1の無線接続の確立の失敗に関する失敗情報を出力する出力部を備える通信機器を開示する。当該通信機器は、さらに、前記第1の無線接続の確立が失敗した後の第1のタイミングにおいて、前記通信機器を禁止モードに設定する設定部であって、前記禁止モードは、前記通信機器が前記外部機器から前記第1のアクセスポイント情報を受信して利用することを禁止するためのモードである、前記設定部と、前記通信機器が前記禁止モードに設定された後に、ユーザによって実行される所定の動作が検知される第2のタイミングにおいて、前記禁止モードを解除する解除部であって、前記所定の動作は、前記失敗情報を出力するための動作と、前記失敗情報の出力を終了するための動作と、前記失敗情報を出力可能な状態を終了するための動作と、のうちの少なくともいずれかを含む、前記解除部と、を備える。
上記の構成によると、通信機器は、第1のインターフェースを介して受信される第1のアクセスポイント情報を利用して、第1の無線接続の確立に失敗する場合に、失敗情報を出力する。このために、第1の無線接続の確立の失敗に関する情報を出力し得る。また、通信機器は、第1のタイミングと第2のタイミングとの間に禁止モードに維持されるので、外部機器から第1のアクセスポイント情報を再受信して第1の無線接続の確立を再試行することを抑制することができる。
上記の通信機器を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 プリンタのメイン処理のフローチャートを示す。 確立処理のフローチャートを示す。 確立処理の具体的なケースのシーケンス図を示す。 メイン処理の具体的なケースのシーケンス図を示す。 各エラーに対応する詳細ページを示す。 対策が実行されるケースのシーケンス図を示す。 ユーザによってAP情報が入力されるケースのシーケンス図を示す。 プリンタが携帯端末にWFD情報を送信するケースのシーケンス図を示す。 第2実施例の再確立処理のフローチャートを示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
通信システム2は、プリンタ100と、携帯端末200と、AP(Access Pointの略)300,310と、サーバ400と、を備える。プリンタ100と携帯端末200とは、それぞれ、Wi−Fi方式に従った無線通信(以下では「Wi−Fi通信」と呼ぶ)と、NFC(Near Field Communicationの略)方式に従った無線通信(以下では「NFC通信」と呼ぶ)と、を実行可能である。
(プリンタ100の構成)
プリンタ100は、PC(Personal Computerの略)等の周辺機器であって、印刷機能を実行可能な周辺機器である。プリンタ100は、操作部112と、表示部114と、印刷実行部116と、Wi−Fiインターフェース122と、NFCインターフェース124と、制御部130と、を備える。各部112〜130は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する場合がある。
操作部112は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部112を操作することによって、様々な指示をプリンタ100に入力することができる。表示部114は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。なお、表示部114はタッチパネル等、操作部として機能するものであってもよい。印刷実行部116は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。
Wi−FiI/F122は、Wi−Fi通信を実行するためのI/Fである。Wi−Fi方式は、Wi−Fi Allianceによって策定された規格に準拠した無線通信方式であり、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に基づく無線通信方式である。Wi−FiI/F122は、特に、Wi−Fi Allianceによって策定されたWFD(Wi-Fi Direct(登録商標)の略)方式をサポートしており、WFD方式に従った無線通信(以下では「WFD通信」と呼ぶ)を実行可能である。
Wi−Fi通信では、2.4GHz及び5.0GHzの2種類の周波数帯のどちらかの電波(即ち搬送波)が利用される。Wi−FiI/F122は、2種類の周波数帯のうちの2.4GHzの周波数帯のみをサポートし、5.0GHzの周波数帯をサポートしていない。即ち、Wi−FiI/F122は、2.4GHzの電波を利用した無線通信を実行可能であり、5.0GHzの電波を利用した無線通信を実行不可能である。以下では、Wi−FiI/F122が2.4GHzの周波数帯のみをサポートしていることを、「プリンタ100が2.4GHzのみに対応する」のように記載する場合がある。
NFCI/F124は、NFC通信を実行するための無線I/Fである。NFC方式は、例えば、ISO/IEC21481又は18092の国際標準規格に基づく無線通信方式である。NFCI/F124は、プロセッサ125と、I/Fメモリ126と、を備える。プロセッサ125は、制御部130と通信可能であり、I/Fメモリ126内の図示しないプログラムに従って各種処理を実行する。I/Fメモリ126は、外部に送信されるべき情報を格納するためのメモリである。I/Fメモリ126には、後述のメインメモリ134に格納されているWFD情報40a、URL(Uniform Resource Locatorの略)42a〜42d等が格納され得る。
I/Fメモリ126は、さらに、Writeフラグ及びReadフラグを格納する。Writeフラグは、プリンタ100がNFCI/F124を介して外部から情報を受信して利用すること(即ち情報が外部から書き込まれること)を許容することを意味するONと、許容しないことを意味するOFFと、のどちらかを示す。Readフラグは、プリンタ100がNFCI/F124を介して情報を外部に送信すること(即ち情報が外部に読み取られること)を許容することを意味するONを示す。即ち、Readフラグは、常にONに維持される。
なお、NFC通信を実行するためのI/Fの種類として、NFCフォーラムデバイス(NFC Forum Device)と呼ばれるI/Fと、NFCタグ(NFC Tag)と呼ばれるI/Fと、が知られている。NFCフォーラムデバイスは、P2P(Peer To Peerの略)モード、R/W(Reader/Writerの略)モード、及び、CE(Card Emulationの略)モードのいずれかで選択的に動作可能なI/Fである。NFCタグは、これらのモードのいずれかで選択的に動作可能なI/Fではなく、NFC方式のICタグとして機能する。本実施例では、NFCI/F124は、NFCタグである。
ここで、Wi−FiI/F122とNFCI/F124との間の相違点を説明しておく。Wi−FiI/F122を介した無線通信の通信速度(例えば最大の通信速度が11〜600Mbps)は、NFCI/F124を介した無線通信の通信速度(例えば最大の通信速度が100〜424Kbps)よりも速い。また、Wi−FiI/F122を介した無線通信における搬送波の周波数(即ち2.4GHz帯)は、NFCI/F124を介した無線通信における搬送波の周波数(例えば13.56MHz帯)とは異なる。また、Wi−FiI/F122を介した無線通信を実行可能な最大の距離(例えば最大で約100m)は、NFCI/F124を介した無線通信を実行可能な最大の距離(例えば最大で約10cm)よりも大きい。
制御部130は、CPU132と、メインメモリ134と、を備える。CPU132は、メインメモリ134に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メインメモリ134は、RAM、ROM等によって構成されており、上記のプログラムの他に、種々の情報を記憶する。また、メインメモリ134は、WFD情報登録領域134aと、AP情報登録領域134bと、を備える。
WFD情報登録領域134aは、プリンタ100の出荷段階からWFD情報40aが登録される領域である。WFD情報40aは、WFD方式に従った無線接続(以下では「WFD接続」と呼ぶ)をプリンタ100と確立するための無線設定情報である。プリンタ100は、電源がONされる際には、WFD方式のG/O(Group Ownerの略)状態及びCL(Clientの略)状態のどちらでもないデバイス状態であり、所定のタイミングにおいて、デバイス状態からG/O状態に移行して、無線ネットワーク(以下では「WFDネットワーク」と呼ぶ)を形成する。WFD情報40aは、当該WFDネットワークで利用されるSSID(Service Set Identifierの略)、パスワード、及び、チャネル情報を含む。なお、プリンタ100の電源がONされる際に、WFD情報40は、I/Fメモリ126にも格納される。
AP情報登録領域134bは、AP情報を登録するための領域である。AP情報は、Wi−Fi方式に従った無線接続(以下では「AP接続」と呼ぶ)をAPと確立するために利用されるべき情報である。図1では、AP情報40bがAP情報登録領域134bに登録されている様子が示されている。AP情報40bは、AP接続をAP300と確立するために利用されるべき情報であり、SSID「XXX」、パスワード「ppp」、及び、チャネル情報を含む。SSID「XXX」は、AP300によって形成されている無線ネットワーク(以下では「APネットワーク」と呼ぶ)を識別するための識別子である。パスワード「ppp」は、APネットワークにおいて認証及び暗号化に利用される情報である。チャネル情報は、APネットワークで利用される無線チャネルの値(即ち、1〜13ch及び36〜100chのうちのいずれかの値)を示す。なお、以下では、ネットワークのことを「NW」と記載する。
メインメモリ134は、さらに、複数個のURL42a〜42dを格納している。各URL42a〜42dは、プリンタ100がAP接続の確立に失敗する場合に、外部に送信されるべき情報である。各URL42a〜42dは、AP接続の確立が失敗した原因と、当該原因を解消するための対策と、の双方を示すWebページ(以下では「詳細ページ」と呼ぶ)の位置を示す位置情報である。
(携帯端末200の構成)
携帯端末200は、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生機器、携帯型動画再生機器等の可搬型の端末機器である。携帯端末200は、Wi−FiI/Fと、NFCI/Fと、セルラーI/Fと、を備える(これらは図示省略)。携帯端末200のWi−FiI/Fは、基本的にはWi−FiI/F122と同様であるが、2.4GHzの周波数帯と5.0GHzの周波数帯との双方をサポートしている。即ち、携帯端末200は、2.4GHz及び5.0GHzの双方に対応する。携帯端末200のNFCI/Fは、NFCフォーラムデバイスであり、通常、P2Pモード及びR/Wモードが有効化されていると共に、CEモードが無効化されている状態で動作する。なお、変形例では、NFCI/Fは、通常、R/Wモード及びP2Pモードが無効化されていると共に、CEモードが有効化されている状態で動作し、後述のアプリケーションプログラム204が起動される場合に、P2Pモード及びR/Wモードが有効化されていると共に、CEモードが無効化されている状態に移行してもよい。セルラーI/Fは、セルラー方式(例えば、3G(3rd Generation)方式、4G(4th Generation)方式等)に従った無線通信を実行するためのI/Fである。携帯端末200は、セルラーI/Fを介して、インターネット4上の機器(例えばサーバ400)との通信を実行し得る。
携帯端末200は、図示省略のメモリを備え、当該メモリは、携帯端末200がAPとのAP接続を確立した実績を有する場合に、AP情報(例えばAP300のAP情報40b)を格納する。当該メモリは、さらに、OS(Operating Systemの略)プログラム202と、アプリケーションプログラム204と、を格納する。OSプログラム202は、基本的な処理を実現するためのプログラムであり、Webページを閲覧するためのWebブラウザプログラム等を起動させることができる。アプリケーションプログラム204は、プリンタ100と通信を実行するためのプログラムであり、例えば、プリンタ100のベンダによってインターネット4上に設置されるサーバからインストールされる。
(AP300,310の構成)
各AP300,310は、無線AP、無線LANルータ等と呼ばれる公知のAPであり、APNWに所属している一対の機器の間の通信を中継する。AP300は、2.4GHz及び5.0GHzの双方に対応しており、AP情報40bを利用してAPNWを形成している。AP310は、2.4GHzのみに対応しており、AP情報40cを利用してAPNWを形成している。AP情報40cは、SSID「YYY」と、パスワード「qqq」と、チャネル情報と、を含む。
(サーバ400の構成)
サーバ400は、プリンタ100のベンダによってインターネット4上に設置される。サーバ400は、プリンタ100内の各URL42a〜42dによって示される各詳細ページを表わす各ページ情報を格納している。
(プリンタ100のメイン処理;図2)
続いて、図2を参照して、プリンタ100のCPU132が実行するメイン処理の内容について説明する。メイン処理は、プリンタ100の電源がONされることをトリガとして開始される。
S10では、CPU132は、NFCI/F124からAP情報を取得することを監視する。NFCI/F124は、AP情報を携帯端末200から受信する場合に、AP情報をCPU132に供給する。なお、NFCI/F124がAP情報を携帯端末200から受信する状況は以下のとおりである。NFCI/F124のWriteフラグは、プリンタ100の電源がONされる際に、ONに設定されている。ユーザは、AP情報をプリンタ100に送信するための送信操作を携帯端末200に実行した後に、携帯端末200をプリンタ100に接近させる。携帯端末200のNFCI/Fとプリンタ100のNFCI/F124との間の距離が所定の距離(例えば10cm)未満になると、これらのI/Fの間にNFC接続が確立される。WriteフラグがONであるので、NFCI/F124は、AP情報を携帯端末200から受信して、AP情報をCPU132に供給する。この場合、CPU132は、S10でYESと判断し、S20に進む。なお、以下では、S10で取得されるAP情報を「対象AP情報」と呼ぶ。
S20では、CPU132は、確立処理を実行する。確立処理では、CPU132は、対象AP情報を利用して、当該対象AP情報によって特定されるAPNWを形成しているAP(以下では「対象AP」と呼ぶ)とのAP接続を確立することを試行する。AP接続の確立が失敗する場合に、CPU132は、当該失敗の原因を特定する。
S30では、CPU132は、AP接続の確立が失敗したのか否かを判断する。具体的には、CPU132は、AP接続の確立が失敗したのか否かを示す失敗フラグ(図示省略)がONに設定されているのか否かを判断する。CPU132は、失敗フラグがONに設定されている場合(S30でYES)に、S32に進み、失敗フラグがOFFに設定されている場合(S30がNO)に、S50に進む。
S32では、CPU132は、第1エラー画面ES1を表示部114に表示させる。第1エラー画面ES1は、AP接続の確立の失敗に関する失敗情報(即ち後述の対応URL)の送信が必要であるのか否かをユーザに選択させるための画面である。第1エラー画面ES1は、AP接続の確立に失敗したことを示すメッセージと、「詳細」ボタンB1と、「閉じる」ボタンB2と、を含む。「詳細」ボタンB1は、失敗情報の送信が必要であることを選択するためのボタンである。「閉じる」ボタンB2は、失敗情報の送信が必要でないことを選択するためのボタンであって、第1エラー画面ES1の表示を終了するためのボタンである。
S36では、CPU132は、第1エラー画面ES1において、「詳細」ボタンB1が選択されたのか否かを判断する。CPU132は、「詳細」ボタンB1が選択される場合(S36でYES)に、S40に進む。一方、CPU132は、第1エラー画面ES1において、「閉じる」ボタンB2が選択される場合(S36でNO)に、S40以降の処理をスキップして、S10に戻る。この場合、プリンタ100は、失敗情報を携帯端末200に送信するための処理(S40、S42等)を実行しない。このために、プリンタ100の処理負荷を軽減することができる。
S40では、CPU132は、第2エラー画面ES2を表示部114に表示させる。第2エラー画面ES2は、携帯端末200をプリンタ100に接近させることをユーザに促すメッセージと、「閉じる」ボタンB3と、を含む。「閉じる」ボタンB3は、失敗情報の送信が必要でないことを選択するためのボタンであって、第2エラー画面ES2の表示を終了するためのボタンである。
S42では、CPU132は、まず、複数個のURL42a〜42dの中から、S20の確立処理で特定されたエラー(即ち、AP接続の確立が失敗した原因)に対応するURL(以下では「対応URL」と呼ぶ)を特定する。そして、CPU132は、対応URLを含む格納指示と、WriteモードOFF指示と、をNFCI/F124に供給する。格納指示は、I/Fメモリ126からWFD情報40aを消去して、対応URLをI/Fメモリ126に格納するための指示である。WriteモードOFF指示は、WriteフラグをOFFに設定するための指示である。これにより、I/Fメモリ126では、WFD情報40aに代えて対応URLが格納され、WriteフラグがOFFに設定される。
S44では、CPU132は、NFCI/F124からURL送信通知を受信すること、及び、第2エラー画面ES2において「閉じる」ボタンB3が選択されること、を監視する。NFCI/F124は、対応URLを携帯端末200に送信する場合に、URL送信通知をCPU132に供給する。NFCI/F124が対応URLを携帯端末200に送信する状況は以下のとおりである。即ち、ユーザは、第2エラー画面ES2内のメッセージに従って、携帯端末200をプリンタ100に接近させる。携帯端末200のNFCI/Fとプリンタ100のNFCI/F124との間の距離が所定の距離(例えば10cm)未満になると、これらのI/Fの間にNFC接続が確立される。ReadフラグがONであるので、NFCI/F124は、I/Fメモリ126内の対応URLを携帯端末200に送信する。CPU132は、NFCI/F124からURL送信通知を受信する場合(S44でYES)に、S46に進む。また、CPU132は、対応URLが送信されることなく、第2エラー画面ES2において「閉じる」ボタンB3が選択される場合(S44でYES)に、S46に進む。即ち、S44では、CPU132は、プリンタ100に携帯端末200を接近させるための動作(即ち、対応URLを出力するための動作)と、「閉じる」ボタンB3を選択する動作と、のうちの一方が検知されることを監視している。
S46では、CPU132は、WFD情報40aを含む格納指示と、WriteモードON指示と、をNFCI/F124に供給する。格納指示は、I/Fメモリ126から対応URLを消去して、WFD情報40aをI/Fメモリ126に格納するための指示である。WriteモードON指示は、WriteフラグをONに設定するための指示である。これにより、I/Fメモリ126では、対応URLに代えてWFD情報40aが格納され、WriteフラグがONに設定される。なお、図示省略しているが、S46では、CPU132は、第2エラー画面ES2の表示を終了する。S46が終了すると、S10に戻る。
S50では、CPU132は、WriteモードOFF指示をNFCI/F124に供給する。これにより、WriteフラグがOFFに設定される。即ち、NFCI/F124が新たなAP情報を受信することができなくなるので、対象APとの無線接続の確立が成功した対象AP情報がメインメモリ134内のAP情報登録領域134bから消去されるのを抑制することができる。S50が終了すると、S10に戻る。
(確立処理;図3)
続いて、図3を参照して、図2のS20で実行される確立処理の内容について説明する。確立処理では、CPU132は、Wi−FiI/F122を介して、OSI参照モデルのネットワーク層よりも下位層(例えば、物理層、データリンク層等)のみが利用される通信を実行して、APとの無線接続を確立することを試行する。当該通信では、プリンタ100が対応している2.4GHzの電波が利用され、5.0GHzの電波が利用されない。なお、図3では、プリンタ100によって実行される全ての通信は、Wi−FiI/F122を介するので、「Wi−FiI/F122を介して」という記載を省略する。
S110では、CPU132は、対象AP情報内のSSID(以下では「対象SSID」と呼ぶ)を含むプローブ要求をブロードキャスト送信する。
S112では、CPU132は、対象APからプローブ応答を受信するのか否かを判断する。CPU132は、対象APからプローブ応答を受信する場合(S112でYES)に、S114に進み、対象APからプローブ応答を受信しない場合(S112でNO)に、S150に進む。例えば、対象APの電源がOFFされている場合、又は、対象SSIDとは異なるSSIDが対象APに設定されている場合に、プローブ応答は受信されない。また、対象APが5.0GHzの電波が利用されるAPNWを形成している場合にも、プローブ応答が受信されない可能性がある。
S114では、CPU132は、対象AP情報内のパスワード(以下では「対象パスワード」と呼ぶ)を含むAssociation要求信号を対象APに送信する。
S120では、CPU132は、対象APからAssociation応答信号を受信するのか否かを判断する。CPU132は、対象APからAssociation応答信号を受信する場合(S120でYES)に、S122に進む。一方、CPU132は、対象APからNG信号を受信する場合(S120でNO)に、S140において、パスワードエラーを特定し、失敗フラグをONに設定する。例えば、対象パスワードとは異なるパスワードが対象APに設定されている場合に、NG信号が受信される。S140が終了すると、図3の処理が終了する。
S122では、CPU132は、対象APとのAP接続を確立するための他の様々な信号(具体的にはAuthentication信号、4-way handshake等)の通信を試行する。
S124では、CPU132は、S122の処理がタイムアウトしたのか否かを判断する。CPU132は、対象APとのAP接続が確立されることなく、S122の処理が開始されてから所定時間が経過する場合(S124でYES)に、S130において、タイムアウトエラーを特定し、失敗フラグをONに設定する。例えば、プリンタ100と対象APとの間の通信環境が悪い状況では、タイムアウトになり得る。通信環境が悪い状況は、例えば、プリンタ100と対象APとの間に遮蔽物が存在する状況、プリンタ100と対象APとの間の距離が大きい状況等を挙げることができる。S130が終了すると、図3の処理が終了する。また、CPU132は、S122の処理がタイムアウトする前に、対象APとのAP接続の確立が成功した場合(S124でNO)に、図3の処理が終了する。なお、この場合、失敗フラグは、OFFに設定されている。
S150では、CPU132は、プリンタ100が使用周波数を利用可能であるのか否かを判断する。使用周波数は、対象APによって形成されるAPNWで使用される周波数であり、2.4GHz又は5.0GHzである。対象AP情報内のチャネル情報が1〜13chのうちのいずれかの値を示す場合には、使用周波数は2.4GHzである。当該チャネル情報が36〜100chのうちのいずれかの値を示す場合には、使用周波数は5.0GHzである。CPU132は、対象AP情報内のチャネル情報に基づいて使用周波数が2.4GHzであることが判明した場合には、プリンタ100が使用周波数を利用可能であると判断し(S150でYES)、S152において、SSIDエラーを特定し、失敗フラグをONに設定する。例えば、対象APの電源がOFFされている場合、又は、対象SSIDとは異なるSSIDが対象APに設定されている場合に、SSIDエラーが特定される。S152が終了すると、図3の処理が終了する。一方、CPU132は、対象AP情報内のチャネル情報に基づいて使用周波数が5.0GHzであることが判明した場合には、プリンタ100が使用周波数を利用不可能であると判断し(S150でNO)、S154において、周波数エラーを特定し、失敗フラグをONに設定する。S154が終了すると、図3の処理が終了する。
(確立処理の具体的なケース;図4)
続いて、図4を参照して、確立処理の具体的なケースA〜Dについて説明する。各ケースでは、プリンタ100は、携帯端末200から対象AP情報としてAP300のAP情報40b(即ち、SSID「XXX」、パスワード「ppp」)を取得した後に、AP情報40bを利用して、AP300とのAP接続の確立を試行する。
(ケースA)
ケースAでは、AP300の電源がOFFされている。プリンタ100は、T10において、SSID「XXX」を含むプローブ要求を送信しても(図3のS110)、AP300の電源がOFFされているので、AP300からプローブ応答を受信しない(S112でNO)。AP情報40b内のチャネル情報によって示される使用周波数が2.4GHzであるので、プリンタ100は、S150でYESと判断し、T12において、SSIDエラーを特定する(S152)。
(ケースB)
ケースBでは、携帯端末200がパスワード「ppp」を含むAP情報40bを格納した後に、AP300において、パスワード「ppp」に代えてパスワード「qqq」が設定される。プリンタ100は、T20において、SSID「XXX」を含むプローブ要求を送信し(図3のS110)、T22において、AP300からプローブ応答を受信し(S112でYES)、T24において、パスワード「ppp」を含むAssociation要求信号をAP300に送信する(S114)。Association要求信号に含まれるパスワード「ppp」がAP300に設定されていないので、AP300は、T26において、Association応答信号を送信せずに、NG信号をプリンタ100に送信する。プリンタ100は、AP300からNG信号を受信し(S120でNO)、T28において、パスワードエラーを特定する(S140)。
(ケースC)
ケースCでは、AP300の使用周波数が5.0GHzである。この場合、AP300は、2.4GHzの電波が利用されるT30のプローブ要求を受信しないので、プローブ応答をプリンタ100に送信しない。この結果、プリンタ100は、AP300からプローブ応答を受信しない(図3のS112でNO)。プリンタ100は、T32において、AP情報40b内のチャネル情報によって示される使用周波数(即ち5.0GHz)を利用不可能であると判断し(S150でNO)、T34において、周波数エラーを特定する(S154)。
なお、ケースCでは、AP300が、5.0GHzの電波が利用される第1のAPNWのみを形成している状況を想定している。ただし、AP300が、さらに、2.4GHzの電波が利用される第2のAPNWも形成している状況が考えられる。そして、第2のAPNWでも、第1のAPNWと同じSSID及びパスワード(即ち「XXX」及び「ppp」)が利用され得る。この場合、AP300は、2.4GHzの電波が利用されるT30のプローブ要求を受信して、プローブ応答をプリンタ100に送信する。この結果、プリンタ100は、AP300からプローブ応答を受信するので(S112でYES)、AP300とのAP接続を確立し得る。このように、対象AP情報内のチャネル情報によって示されるAP300の使用周波数が、プリンタ100が対応していない5.0GHzである場合でも、AP300が第2のAPNWを形成している状況では、プリンタ100は、AP300とのAP接続を確立し得る。このために、本実施例では、AP300の使用周波数が5.0GHzである場合でも、プリンタ100は、図3のS110でプローブ要求を送信して、AP300とのAP接続を確立することを試行する。なお、変形例では、プリンタ100は、S110の処理を実行する前に、S150の処理を実行し、使用周波数を利用不可能であると判断する場合(S150でNO)に、プローブ要求を送信することなく、S154で周波数エラーを特定してもよい。そして、プリンタ100は、使用周波数を利用可能であると判断する場合(S150でYES)に、S110,S112を実行し、S112でYESの場合にS114に進み、S112でNOの場合にS152に進んでもよい。即ち、プリンタ100は、AP接続を確立するための処理(即ち各信号の通信)の前に、使用周波数を利用可能であるのか否かを判断する判断処理(S150)を実行してもよい。また、別の変形例では、プリンタ100は、図2のS20の確立処理の実行後、S42において格納指示を供給するまでの間に上記の判断処理を実行してもよい。即ち、プリンタ100は、確立処理の後に判断処理を実行してもよい。なお、当該別の変形例では、プリンタ100は、S112でNOと判断する場合に、失敗フラグをONに設定し、図3の処理を終了する。
(ケースD)
ケースDでは、プリンタ100とAP300との間の通信環境が悪い状況を想定している。T40〜T44は、T20〜T24と同様である。Association要求信号に含まれるパスワード「ppp」がAP300に設定されているので、AP300は、T45において、Association応答信号をプリンタ100に送信する。プリンタ100は、AP300からAssociation応答信号を受信すると(S120でYES)、T46において、他の信号の通信をAP300と試行するが(S122)、タイムアウトする(S124でYES)。この結果、T48では、プリンタ100は、タイムアウトエラーを特定する(S130)。
(メイン処理の具体的なケース;図5)
続いて、図5を参照して、図2のメイン処理によって実現される具体的なケースについて説明する。図5の初期状態では、NFCI/F124内のWriteフラグ及びReadフラグがそれぞれONに設定されている。また、WFD情報40aがI/Fメモリ126に格納されている。
T108では、ユーザは、送信操作を携帯端末200に実行する。送信操作は、アプリケーションプログラム204を起動する操作と、AP情報40bの送信を示すボタンを選択するための操作と、を含む。携帯端末200によって実行される以下の各処理は、基本的には、アプリケーションプログラム204によって実現される。T110では、ユーザは、携帯端末200をプリンタ100に接近させる。
プロセッサ125は、T112において、携帯端末200からWriteコマンドを受信すると、WriteフラグがONであるので、T114において、OK通知を携帯端末200に送信する。Writeコマンドは、情報を書き込み可能であるのか否か(即ちプリンタ100がAP情報を受信可能であるのか否か)を確認するための確認信号である。そして、プロセッサ125は、T116において、携帯端末200からAP情報40bを受信すると、T118において、AP情報40bをCPU132に供給する。
CPU132は、NFCI/F124からAP情報40bを取得すると(図2のS10でYES)、T120において、AP情報40bを利用して、AP300とのAP接続を確立することを試行する(S20)。しかし、何らかの原因により、AP接続の確立が失敗する(S30でYES)。T130では、CPU132は、第1エラー画面ES1を表示部114に表示させる(S32)。
T132では、ユーザは、第1エラー画面ES1において、「詳細」ボタンB1を選択する(図2のS36でYES)。CPU132は、T140において、第2エラー画面ES2を表示部114に表示させ(S40)、T142において、対応URLを含む格納指示と、WriteモードOFF指示と、をNFCI/F124に供給する(S42)。
プロセッサ125は、格納指示とWriteモードOFF指示とを取得すると、T144において、WriteフラグをOFFに設定し、T146において、I/Fメモリ126からWFD情報40aを消去して、対応URLをI/Fメモリ126に格納する。
T150において、携帯端末200がプリンタ100に接近すると、携帯端末200は、T152において、Writeコマンドをプリンタ100に送信する。
プロセッサ125は、携帯端末200からWriteコマンドを受信すると、WriteフラグがOFFであるので、T154において、NG通知を携帯端末200に送信する。この結果、プリンタ100が、携帯端末200からAP情報を受信して利用することが禁止される。これにより、AP接続の確立が失敗した原因を解消するための対策がユーザによって実行される前に、プリンタ100が、携帯端末200からAP情報を再受信して、AP接続の確立が再試行されることを抑制することができる。この結果、プリンタ100の処理負荷を軽減させることができる。
携帯端末200は、プリンタ100からNG通知を受信することに応じて、情報の書き込みを実行不可能であることを知ることができる。この場合、携帯端末200は、T156において、情報の読み込みを実行可能であるのか否か(即ちプリンタ100が対応URLを送信可能であるのか否か)を確認するための確認信号であるReadコマンドをプリンタ100に送信する。
プロセッサ125は、携帯端末200からReadコマンドを受信すると、ReadフラグがONであるので、T158において、I/Fメモリ126内の対応URLを携帯端末200に送信する。
T170では、携帯端末200は、インターネット4を介して、対応URLを含むページ要求信号をサーバ400に送信する。ページ要求信号は、対応URLによって示される詳細ページを表わすページ情報を要求するための信号である。携帯端末200は、T172において、サーバ400からページ情報を受信し、T174において、ページ情報によって表わされる詳細ページを表示する。通常、携帯端末200の表示部は、プリンタ100の表示部114よりも高機能であるので、詳細ページを携帯端末200に表示させる本実施例によると、ユーザが詳細ページを見る際の利便性を向上させることができる。ユーザは、詳細ページを見ることによって、AP接続の確立が失敗した原因及び対策を知ることができ、当該対策を実行することができる。
T180では、プロセッサ125は、URL送信通知をCPU132に供給する。CPU132は、NFCI/F124からURL送信通知を取得すると、T182において、WFD情報40aを含む格納指示と、WriteモードON指示と、をNFCI/F124に供給する。
プロセッサ125は、格納指示とWriteモードOFF指示とを取得すると、T184において、WriteフラグをONに設定し、T186において、I/Fメモリ126から対応URLを消去して、WFD情報40aをI/Fメモリ126に格納する。
(各エラーに対応する詳細ページ;図6)
続いて、図6を参照して、詳細ページの内容について説明する。詳細ページP1は、SSIDエラーに対応するURL42aによって示されるページである。詳細ページP1は、対象APが見つからないという原因を示すメッセージを含む。詳細ページP1は、さらに、SSIDエラーを解消するための2個の対策を示すメッセージを含む。一方の対策は、AP300の電源をONすることであり、他方の対策は、正しいSSID「XXX」をAP300に設定することである。
詳細ページP2は、パスワードエラーに対応するURL42bによって示されるページである。詳細ページP2は、対象APのパスワードが正しくないという原因を示すメッセージを含む。詳細ページP2は、さらに、パスワードエラーを解消するための2個の対策を示すメッセージを含む。一方の対策は、正しいパスワードを対象APに設定することである。他方の対策は、携帯端末200と対象APとのAP接続を確立した後に、携帯端末200からプリンタ100にAP情報を再送信することである。
詳細ページP3は、周波数エラーに対応するURL42cによって示されるページである。詳細ページP3は、プリンタ100が対象APの使用周波数を利用不可能であるという原因を示すメッセージを含む。詳細ページP3は、さらに、周波数エラーを解消するための対策を示すメッセージを含む。当該対策は、他のAP情報をプリンタ100に設定することである。
詳細ページP4は、タイムアウトエラーに対応するURL42dによって示されるページである。詳細ページP4は、AP接続の確立の試行がタイムアウトしたという原因を示すメッセージを含む。詳細ページP4は、さらに、タイムアウトエラーを解消するための2個の対策を示すメッセージを含む。一方の対策は、しばらくしてからAP接続の確立を再試行することであり、他方の対策は、AP300をプリンタ100の近くに移動させてから、AP接続の確立を再試行することである。
上述したように、本実施例では、各詳細ページP1〜P4は、AP接続の確立が失敗した原因と、当該原因を解消させるための対策と、の双方を示す。このために、ユーザは、原因及び対策を知ることができ、当該対策を実行して、プリンタ100と対象APとの間にAP接続を適切に確立させることができる。なお、変形例では、各詳細ページは、原因と対策とのうちの一方のみを示してもよい。
(対策が実行される場合の具体的なケース;図7)
続いて、図7を参照して、エラーを解消するための対策が実行される場合の具体的なケースについて説明する。図7は、図5のケースの続きであり、特に、エラーを解消するための対策がユーザによって実行済みである。T208〜T218は、それぞれ、図5のT108〜T118と同様である。ただし、周波数エラーを解消するための対策では、AP300とは異なるAP310のAP情報40cが携帯端末200に新たに設定される必要がある。この場合、T216,T218で通信される情報は、AP情報40bではなく、AP情報40cであり、T216,T218以降の処理では、AP300ではなくAP310が対象である。以下では、AP300とのAP接続を確立するためのケースを説明する。
T220では、CPU132は、AP300とのAP接続の確立が成功する(図2のS30でYES)。この場合、T230では、CPU132は、WriteモードOFF指示をNFCI/F124に供給する(S50)。プロセッサ125は、WriteモードOFF指示を取得すると、T240において、WriteフラグをOFFに設定する。
T250では、ユーザは、携帯端末200とAP300との間にAP接続を確立するためのAP接続操作に携帯端末200に実行する。T252では、携帯端末200は、様々な信号(具体的にはプローブ要求、Association要求信号、Authentication信号、4-way handshake等)の通信をAP300と実行することによって、AP300とのAP接続を確立する。これにより、プリンタ100及び携帯端末200の双方がAP300によって形成されているAPNWに参加している状態が構築される。なお、図7の各処理の実行前に、携帯端末200がAP300とのAP接続を確立済みである場合には、T250,T252は省略される。
本実施例では、プリンタ100は、NFCI/F124を介して受信されるAP情報40bを利用して、AP300とのAP接続を確立する。そのため、ユーザは、AP情報40bを直接的にプリンタ100に入力する作業を実行せずに済む。このために、ユーザの利便性を向上させることができる。
CPU132は、APNWに参加している状態では、OSI参照モデルの全ての層を利用して、AP300を介して、APNWに参加している他の機器(例えば携帯端末200)と通信を実行することができる。例えば、ユーザがプリンタ100に印刷を実行させることを望む場合には、T260,T262において、印刷対象の画像を表わす画像データが、AP300を介して、携帯端末200からプリンタ100に送信される。この場合、CPU132は、Wi−FiI/F122及びAP300を介して、携帯端末200から画像データを受信し、T264において、画像データによって表わされる画像の印刷を印刷実行部116に実行させる。
(ユーザによってAP情報が入力されるケース;図8)
続いて、図8を参照して、ユーザによってAP情報がプリンタ100に直接的に入力されるケースについて説明する。図8の初期状態は、図5の初期状態と同様である。図8の各処理は、図5のT108が実行される前に実行されてもよいし、T186が実行された後に実行されてもよい。T310では、ユーザは、操作部112を操作して、AP情報40bをプリンタ100に直接的に入力する。これにより、CPU132は、AP情報40bの入力を受け付ける。T320では、何らかの原因でAP接続の確立が失敗する。
T330では、CPU132は、第3エラー画面ES3を表示部114に表示させる。第3エラー画面ES3は、AP接続の確立に失敗したことを示すメッセージと、「閉じる」ボタンB4と、を含む。「閉じる」ボタンB4は、第3エラー画面ES3の表示を終了するためのボタンである。図8のケースでは、NFC通信を実行可能な機器(例えば携帯端末200)がプリンタ100の周囲に存在しない可能性がある。そのため、プリンタ100は、NFCI/F124を介して、AP接続の確立の失敗に関する情報を外部に送信するための処理を実行しない。これにより、プリンタ100の処理負荷を軽減することができる。なお、変形例では、T310において、AP300のAP情報40bに代えて、AP310のAP情報40cが入力されてもよく、T320において、AP310とのAP接続を確立することが試行されてもよい。
(プリンタ100が携帯端末200にWFD情報を送信するケース;図9)
続いて、図9を参照して、プリンタ100が携帯端末200にWFD情報40aを送信するケースについて説明する。図9の初期状態は、図5の初期状態と同様である。図9の各処理は、図5のT108が実行される前に実行されてもよいし、T186が実行された後に実行されてもよい。T408では、ユーザは、プリンタ100と携帯端末200との間にWFD接続を確立するためのWFD接続操作を携帯端末200に実行する。WFD接続操作は、アプリケーションプログラム204を起動する操作と、WFD接続の確立を示すボタンを選択するための操作と、を含む。
携帯端末200は、WFD接続操作が実行されて(T408)、プリンタ100に接近すると(T410)、T412において、Writeコマンドを送信せずに、Readコマンドをプリンタ100に送信する。
プロセッサ125は、携帯端末200からReadコマンドを受信すると、ReadフラグがONであるので、T414において、I/Fメモリ126内のWFD情報40aを携帯端末200に送信する。次いで、T416では、プロセッサ125は、WFD情報40aを携帯端末200に送信したことを示すWFD送信通知をCPU132に供給する。
CPU132は、WFD送信通知を取得すると、T420において、プリンタ100の動作状態を、デバイス状態からG/O状態に移行させて、WFDNWを形成する。T422では、CPU132は、様々な信号の通信(具体的には、プローブ要求、Association要求信号、Authentication信号、4-way handshake等)を携帯端末200と実行することによって、携帯端末200とのWFD接続を確立する。当該通信の過程で、CPU132は、携帯端末200からWFD情報40a内のSSID及びパスワードを受信して認証を実行する。CPU132は、認証が成功する場合に、携帯端末200とのWFD接続を確立して、CL状態の機器として携帯端末200をWFDNWに参加させる。
上述したように、プリンタ100は、WFD情報40aをI/Fメモリ126に格納させるので、携帯端末200とのWFD接続を確立することができる。そして、プリンタ100は、WFDNWを利用して、WFD通信を携帯端末200と実行することができる。例えば、プリンタ100は、携帯端末200から、APを介さずに、印刷対象の画像を表わす画像データを直接的に受信することができる。
(第1実施例の効果)
本実施例によると、図5に示すように、プリンタ100は、NFCI/F124を介して受信されるAP情報40bを利用して、AP接続の確立に失敗する場合(T120)に、NFCI/F124を介して、対応URLを携帯端末200に送信する(T142,T146,T158)。このために、AP情報40bの受信のためのI/Fと同じNFCI/F124を介して、AP接続の確立に失敗に関する情報を携帯端末200のユーザに知らせることができる。また、プリンタ100は、T144とT184との間にWriteフラグとしてOFFを維持するので、携帯端末200からAP情報40bを再受信してAP接続の確立を再試行することを抑制することができる。この結果、プリンタ100の処理負荷を低減させることができる。
(対応関係)
プリンタ100が、「通信機器」の一例である。携帯端末200が、「外部機器」及び「特定機器」の一例である。アクセスポイント300が、「第1のアクセスポイント」及び「第2のアクセスポイント」の一例である。NFCI/F124、Wi−FiI/F122、操作部112が、それぞれ、「第1のインターフェース」、「第2のインターフェース」、「受付部」の一例である。
NFC方式、Wi−Fi方式が、それぞれ、「第1の通信方式」、「第2の通信方式」の一例である。AP接続が、「第1の無線接続」及び「第2の無線接続」の一例である。第1エラー画面ES1、第2エラー画面ES2が、それぞれ、「第1の画面」、「第2の画面」の一例である。図6の詳細ページP1〜P4に含まれるメッセージ、第2エラー画面ES2に含まれるメッセージが、それぞれ、「第1のメッセージ」、「第2のメッセージ」の一例である。対応URL、WFD情報40aが、それぞれ、「失敗情報」、「無線設定情報」の一例である。第1エラー画面ES1において、「詳細」ボタンB1を選択することがユーザによって選択されるタイミング、プリンタ100に携帯端末200を接近させる動作が検知されるタイミングが、それぞれ、「第1のタイミング」、「第2のタイミング」の一例である。プリンタ100に携帯端末200を接近させる動作が、「失敗情報を送信するための動作」及び「失敗情報を出力するための動作」の一例である。第2エラー画面の表示を終了する指示を与える動作が、「失敗情報を送信可能な状態を終了するための動作」及び「失敗情報を出力可能な状態を終了するための動作」の一例である。WriteフラグがOFFされている状態が、「禁止モード」の一例である。Writeコマンド、OK通知が、それぞれ、「確認信号」、「応答信号」の一例である。
(第2実施例)
第2実施例では、プリンタ100は、AP接続の確立が失敗する場合に、AP接続の確立を再試行する。
第2実施例では、NFCI/F124は、NFCフォーラムデバイスである。即ち、図1に示されるように、NFCI/F124は、P2Pモード、R/Wモード、及び、CEモードのうちのいずれかのモードで選択的に動作可能なI/Fである。各モードは、ON又はOFFに設定されている。以下では、各モードが設定されている状態を、P2Pモード=ONのように記載することがある。なお、以下で説明する各処理が実行される状況では、常にP2Pモード=OFF、R/Wモード=OFF、CEモード=ONである。I/Fメモリ126は、さらに、禁止フラグを格納している。禁止フラグは、プリンタ100がNFCI/F124を介して外部から情報を受信して利用すること(即ち情報が外部から書き込まれること)を禁止することを意味するONと、禁止しないことを意味するOFFと、のどちらかを示す。プロセッサ125は、CPU132からWriteモードON指示を取得する場合に、禁止フラグをOFFに設定し、WriteモードOFF指示を取得する場合に、禁止フラグをONに設定する。
(プリンタ100の再確立処理;図10)
続いて、図10を参照して、プリンタ100のCPU132が実行する再確立処理の内容について説明する。再確立処理は、図2のメイン処理と並行して実行される。再確立処理は、1回目のAP接続の確立が失敗すること(S30でYES)をトリガとして開始される。
S210では、CPU132は、AP接続の確立が失敗した原因が、SSIDエラー、パスワードエラー、及び、タイムアウトエラーのうちのいずれかであるのか否かを判断する。CPU132は、図3の確立処理において、SSIDエラー、パスワードエラー、及び、タイムアウトエラーのうちのいずれか(以下では「特定エラー」と呼ぶ)が特定された場合(S210でYES)に、S212に進み、対象AP情報を再利用して、対象APとのAP接続を確立することを再試行する。一方、CPU132は、図3の確立処理において、周波数エラーが特定された場合(S210でNO)に、再確立処理を終了する。この場合、CPU132は、AP接続を確立することを再試行しない。
AP接続の確立が失敗した原因が特定エラーである場合に、対象AP情報を再利用して、AP接続を確立することが再試行され、原因が周波数エラーである場合に、再試行されない理由は以下のとおりである。即ち、原因が特定エラーである場合では、原因を解消するための対策がユーザによって実行されることによって、対象AP情報を利用して、対象APとのAP接続が成功し得る(図6の詳細ページP1,P2,P4参照)。即ち、再試行の結果として対象APとのAP接続が成功し得る。そのため、原因が特定エラーである場合に、対象AP情報を再利用して、AP接続を確立することが再試行される。一方、原因が周波数エラーである場合では、原因を解消するために、対象AP情報とは異なるAP情報をプリンタ100に設定する必要がある(詳細ページP3参照)。そして、AP接続が成功するためには、プリンタ100は、当該異なるAP情報を利用して、AP接続を確立することを試行する必要がある。即ち、対象AP情報を利用して、AP接続を確立することが再試行されても、AP接続が成功する可能性はない。そのため、原因が周波数エラーである場合に、AP接続を確立することが再試行されない。
S214では、CPU132は、再試行の結果として、対象APとのAP接続の確立が成功したのか否かを判断する。CPU132は、AP接続の確立が成功した場合(S214でYES)に、S220に進み、AP接続の確立が失敗した場合(S214でNO)に、S230に進む。
S220では、CPU132は、第2エラー画面ES2を表示中であるのか否かを判断する。図2のS42又はS44が実行されている場合では、第2エラー画面ES2が表示中である。この場合、CPU132は、S220でYESと判断し、S222に進む。一方、CPU132は、S10〜S36,S46のいずれかを実行している場合(S220でNO)では、S223に進む。
S222に進む場合では、図2のS42において、対応URL含む格納指示がNFCI/F124に送信されているので、対応URLがI/Fメモリ126に格納されている。そのため、CPU132は、S222において、WFD情報40aを含む格納指示をNFCI/F124に供給する。これにより、I/Fメモリ126には、対応URLに代えて、WFD情報40aが格納される。即ち、WFD情報40aが携帯端末200に送信可能な状態になることができる。
S223に進む場合では、禁止フラグはOFFに設定されている。そのため、CPU132は、S223において、WriteモードOFF指示をNFCI/F124に供給する。これにより、禁止フラグはONに設定される。即ち、NFCI/F124を介して新たなAP情報が受信されなくなるので、対象AP情報がメインメモリ134から消去されるのを抑制することができる。
S224では、CPU132は、図2のメイン処理を強制終了する。具体的には、CPU132は、メイン処理において実行中の処理を終了する。CPU132は、S224を終了すると、再確立処理を終了する。
S230では、CPU132は、AP接続の確立を再試行した回数(以下では「再試行回数」と呼ぶ)がNであるのか否かを判断する。Nは2以上の所定の整数である。CPU132は、再試行回数がNである場合(S230でYES)に、再確立処理を終了し、再試行回数がN未満である場合(S230でNO)に、S212に戻る。
(第2実施例の効果)
第2実施例でも、第1実施例と同様の効果を奏することができる。また、第2実施例では、プリンタ100は、AP接続の確立が失敗した原因が特定エラーである場合(S210でYES)に、AP接続の確立を再試行する(S212)。AP接続の確立の再試行は、AP接続の確立が成功するか(S214でYES)、再試行回数がN回になるまで(S230でYES)繰り返される。再試行回数がN回になるまでの間に、原因を解消するための対策がユーザによって実行される場合に、AP接続の確立が成功する。この場合、対策が実行された後に、図7のT208〜T218と同様の処理及び操作が実行される必要がない。そのため、プリンタ100及び携帯端末200の処理負荷を軽減し、ユーザの利便性を向上することができる。
以上、本明細書で開示する技術の具体例を説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)CPU132は、図2のS32において、第1エラー画面ES1に代えて、第3エラー画面ES3(図8参照)を表示部114に表示させ、さらに、WriteモードOFF指示をNFCI/F124に供給してもよい。そして、CPU132は、第3エラー画面ES3において、「閉じる」ボタンB4が選択される場合に、WriteモードON指示をNFCI/F124に供給して、メイン処理を終了してもよい。この場合、CPU132は、図2のS36〜S46を実行しない。即ち、対応URLが携帯端末200に送信されない。即ち、「送信部」は、省略可能である。また、第3エラー画面ES3を表示部114に表示させる処理が、「出力」の一例である。
上記の変形例では、AP接続の確立が失敗した際に、WriteモードOFF指示がNFCI/F124に供給され、「閉じる」ボタンB4が選択される際に、WriteモードON指示がNFCI/F124に供給される。即ち、「第1のタイミング」は、AP接続の確立が失敗したタイミングであってもよい。「第2のタイミング」は、「閉じる」ボタンB4が選択されるタイミングであってもよい。この場合、「閉じる」ボタンB4を選択する動作が、「失敗情報の出力を終了するための動作」の一例である。
別の変形例では、CPU132は、図2のS32において、第1エラー画面ES1に代えて、第4エラー画面を表示部114に表示させ、さらに、WriteモードOFF指示をNFCI/F124に供給してもよい。第4エラー画面は、AP接続の確立に失敗したことを示すメッセージと、「詳細」ボタンと、「閉じる」ボタンと、を含む。「詳細」ボタンは、AP接続の確立が失敗した原因と、当該原因を解消するための対策と、を示すメッセージをプリンタ100に表示することが必要であることを選択するためのボタンである。「閉じる」ボタンは、上記のメッセージの表示が必要でないことを選択し、かつ、第4エラー画面の表示を終了するためのボタンである。そして、CPU132は、第4エラー画面において、「詳細」ボタンが選択される場合に、上記のメッセージを表示部114に表示させ、さらに、WriteモードON指示をNFCI/F124に供給してもよい。即ち、AP接続の確立が失敗した際に、WriteモードOFF指示がNFCI/F124に供給され、第4エラー画面において、「詳細」ボタンが選択される際に、WriteモードON指示がNFCI/F124に供給される。即ち、「第1のタイミング」は、AP接続の確立が失敗したタイミングであってもよい。「第2のタイミング」は、第4エラー画面において、「詳細」ボタンが選択されるタイミング、又は、上記のメッセージとともに「閉じる」ボタンが表示部114に表示される場合に、当該「閉じる」ボタンが選択されるタイミングであってもよい。この場合、第4エラー画面において、「詳細」ボタンを選択する動作、上記のメッセージとともに表示部114に表示される「閉じる」ボタンを選択する動作が、それぞれ、「失敗情報を出力するための動作」、「失敗情報の出力を終了するための動作」の一例である。
さらに別の変形例では、CPU132は、図2のS32において、第1エラー画面ES1に代えて、第4エラー画面を表示部114に表示させてもよい。第4エラー画面は、AP接続の確立に失敗したことを示すメッセージと、「詳細」ボタンと、「閉じる」ボタンと、を含む。「詳細」ボタンは、AP接続の確立が失敗した原因と、当該原因を解消するための対策と、を示すメッセージをプリンタ100に表示することが必要であることを選択するためのボタンである。「閉じる」ボタンは、上記のメッセージの表示が必要でないことを選択し、かつ、第4エラー画面の表示を終了するためのボタンである。そして、CPU132は、第4エラー画面において、「詳細」ボタンが選択される場合に、上記のメッセージを表示部114に表示させ、さらに、WriteモードOFF指示をNFCI/F124に供給する。プリンタ100は、上記のメッセージとともに「閉じる」ボタンを表示部114に表示させる。当該「閉じる」ボタンは、上記のメッセージの表示が必要でないことを選択し、かつ、上記のメッセージの表示を終了するためのボタンである。プリンタ100は、当該「閉じる」ボタンが選択される場合に、WriteモードON指示をNFCI/F124に供給してもよい。即ち、「第1のタイミング」は、第4エラー画面において、「詳細」ボタンが選択されるタイミングであってもよく、「第2のタイミング」は、上記のメッセージとともに「閉じる」ボタンが表示部114に表示される場合に、当該「閉じる」ボタンが選択されるタイミングであってもよい。
(変形例2)「第1のインターフェース」は、NFCI/F124に限られず、例えば、Bluetooth(登録商標)方式に従ったI/F、TransferJet(登録商標)方式に従ったI/Fであってもよい。
(変形例3)プリンタ100は、詳細ページを示す対応URLに代えて、AP接続の確立が失敗した原因と、当該原因を解消するための対策と、の双方を示すメッセージそのものをNFCI/F124に格納して(図5のT146)、携帯端末200に送信してもよい(T158)。即ち、「失敗情報」は、詳細ページに含まれるメッセージであってもよい。
(変形例4)図8のT310では、プリンタ100は、WFD通信を利用して、Wi−FiI/F122を介して、WFD情報40aを受信してもよい。この場合、Wi−FiI/F122が「受付部」の一例である。別の変形例では、プリンタ100は、さらに、操作部112及びI/F122,124とは異なるI/F(例えばBluetooth方式に従ったI/F)を備えていてもよい。T310では、プリンタ100は、当該異なるI/Fを介して、AP情報40bを受信してもよい。即ち、「受付部」は、操作部とは異なるI/Fであってもよい。なお、この場合、プリンタ100は、当該異なるI/Fを介して、対応URLを携帯端末200に送信してもよい。
(変形例5)操作部112は、AP情報40bの入力を受け付けることが不可能であってもよい(図8のT310)。即ち、「受付部」及び「第2の実行部」は省略可能である。
(変形例6)携帯端末200は、Webブラウザプログラムを起動不可能である場合に、対応URLを受信すると(図5のT158)、NFCI/Fを介して、Webブラウザプログラムを備える他の機器(図示省略)に対応URLを送信してもよい。そして、当該他の機器は、T170〜T174と同様の処理を実行して、詳細ページを表示してもよい。この場合、対応URLは、詳細ページに含まれるメッセージを当該他の機器に表示させるための情報である。
また、別の変形例では、プリンタ100は、AP接続の確立が失敗した場合(図5のT120)に、NFCI/F124を介して、AP接続の確立が失敗したことのみを示す情報を携帯端末200に送信してもよい。即ち、「失敗情報」は、第1のメッセージを外部機器に表示させるための情報でなくてもよいし、各エラーに対応する情報でなくてもよい。
(変形例7)各AP情報は、チャネル情報を含んでいなくてもよい。また、CPU132は、図3のS112でNOと判断する場合に、S150をスキップして、S152に進んでもよい。即ち、「第1のアクセスポイント情報」は、周波数情報を含まなくてもよい。
(変形例8)CPU132は、図2のS30でYESと判断する場合に、S32,S36をスキップして、S40に進んでもよい。この場合、第1エラー画面ES1は表示されない。即ち、「第1の表示制御部」は省略可能である。
(変形例9)CPU132は、図2のS36でYESと判断する場合に、S40をスキップして、S42に進んでもよい。そして、S44では、CPU132は、NFCI/F124からURL送信通知を取得することのみを監視してもよい。この場合、第2エラー画面ES2が表示されなくてもよい。即ち、「第2の表示制御部」は省略可能である。
(変形例10)プリンタ100は、図5のT186において、WFD情報40aをNFCI/F124に格納しなくてもよい。即ち、「第3の格納制御部」は省略可能である。
(変形例11)第1実施例では、Writeモードが常にONに維持されてもよい。第2実施例では、禁止フラグが常にOFFに維持されてもよい。これらの場合、プリンタ100がNFCI/F124を介して外部から情報を受信して利用することが常に許容されている。即ち、「設定部」は省略可能である。
(変形例12)上記の各実施例では、プリンタ100がNFCI/F124を介して外部から情報を受信して利用することが禁止されている場合に、NFCI/F124は、携帯端末200からWriteコマンドを受信すると(図5のT152)、NG通知を携帯端末200に送信する(T154)。これに代えて、NFCI/F124は、携帯端末200からWriteコマンドを受信すると、OK通知を携帯端末200に送信してもよい。この場合、NFCI/F124は、携帯端末200からAP情報40bを受信しても、CPU132にAP情報40bを供給しない。また、別の変形例では、NFCI/F124は、携帯端末200からWriteコマンドを受信しても、NG通知及びOK通知のいずれも携帯端末200に送信しなくてもよい。即ち、「禁止モード」を実現する手法は、NG通知を送信することに限られない。
(変形例13)上記の第2実施例では、NFCI/F124は、CEモードを利用して、R/WモードがONに設定されている携帯端末200に対応URLを送信する。変形例では、NFCI/F124は、P2Pモードを利用して、P2PモードがONに設定されている携帯端末200に対応URLを送信してもよい。また、別の変形例では、NFCI/F124は、R/Wモードを利用して、CEモードがONに設定されている携帯端末200に対応URLを送信してもよい。
(変形例14)「通信機器」は、プリンタ100に限られず、印刷機能、スキャナ機能、コピー機能、FAX機能等の各種を実行可能な多機能機、スキャナ機能のみを実行可能なスキャナ等であってもよい。「外部機器」は、携帯端末200に限られず、例えば、デスクトップPC等の据置型の端末機器であってもよい。「特定機器」は、携帯端末200に限られず、例えば、AP300とのAP接続を確立している他の機器、有線ケーブルを介してAP300に接続されている機器、インターネット4に接続している機器(サーバ等)等であってもよい。
(変形例15)上記の各実施例では、図2〜図5及び図7〜図10の各処理がソフトウェア(即ちプログラム)によって実現されるが、これらの各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。また、これらの各処理は、複数個のCPU、ASIC等のハードウェア、またはそれらの組合せで実行されてもよい。即ち、これらの各処理は、CPU132によって実行されなくてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、4:インターネット、40a:WFD情報、40b,40c:AP情報、42a〜42d:URL、100:プリンタ、112:操作部、114:表示部、116:印刷実行部、122:Wi−Fiインターフェース、124:NFCインターフェース、125:プロセッサ、126:インターフェースメモリ、130:制御部、132:CPU、134:メインメモリ、134a:WFD情報登録領域、134b:AP情報登録領域、200:携帯端末、202:OSプログラム、204:アプリケーションプログラム、300,310:アクセスポイント、400:サーバ、B1〜B4:ボタン、ES1〜ES3:エラー画面、P1〜P4:詳細ページ

Claims (20)

  1. 通信機器であって、
    第1の通信方式に従った無線通信を実行するための第1のインターフェースと、
    前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式に従った無線通信を実行するための第2のインターフェースと、
    前記第1のインターフェースを介して、外部機器から第1のアクセスポイント情報を受信する情報受信部であって、前記第1のアクセスポイント情報は、前記第2のインターフェースを介した第1の無線接続を第1のアクセスポイントと確立するために利用されるべき情報である、前記情報受信部と、
    前記第1のアクセスポイント情報を利用して、前記第1の無線接続を前記第1のアクセスポイントと確立する第1の確立処理を実行する第1の実行部と、
    前記第1の無線接続の確立が成功する場合に、前記第2のインターフェースを介し、前記第1のアクセスポイントを中継して、特定機器との通信を実行する通信部と、
    前記第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記第1のインターフェースを介して、前記第1の無線接続の確立の失敗に関する失敗情報を前記外部機器に送信する送信部と、
    を備える通信機器。
  2. 前記通信機器は、さらに、
    第2のアクセスポイント情報の入力を受け付ける受付部であって、前記受付部は、前記第1のインターフェースとは異なり、前記第2のアクセスポイント情報は、前記第2のインターフェースを介した第2の無線接続を第2のアクセスポイントと確立するために利用されるべき情報である、前記受付部と、
    前記第2のアクセスポイント情報の入力が受け付けられる場合に、前記第2のアクセスポイント情報を利用して、前記第2の無線接続を前記第2のアクセスポイントと確立する第2の確立処理を実行する第2の実行部と、を備え、
    前記送信部は、前記第2の無線接続の確立が失敗しても、前記第1のインターフェースを介して、前記第2の無線接続の確立の失敗に関する情報を外部に送信しない、請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記失敗情報は、前記第1の無線接続の確立が失敗した原因と、前記原因を解消するための対策と、のうちの少なくとも一方を示す第1のメッセージを前記外部機器に表示させるための情報である、請求項1又は2に記載の通信機器。
  4. 前記第1のアクセスポイント情報は、前記第1のアクセスポイントによって使用される使用周波数を示す周波数情報を含み、
    前記第1の実行部は、さらに、前記第1のアクセスポイント情報に含まれる前記周波数情報を利用して、前記通信機器が前記使用周波数に従った無線通信を実行可能であるのか否かを判断する判断処理を実行し、
    前記送信部は、前記通信機器が前記使用周波数に従った無線通信を実行不可能であると判断される場合に、前記第1のインターフェースを介して、前記第1の無線接続の確立が失敗した原因が前記使用周波数であることに関する前記失敗情報を前記外部機器に送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信機器。
  5. 前記通信機器は、さらに、
    表示部と、
    前記第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記失敗情報の送信が必要であるのか否かをユーザに選択させるための第1の画面を前記表示部に表示させる第1の表示制御部と、を備え、
    前記送信部は、
    前記第1の画面において、前記失敗情報の送信が必要であることが前記ユーザによって選択される場合に、前記第1のインターフェースを介して、前記失敗情報を前記外部機器に送信し、
    前記第1の画面において、前記失敗情報の送信が必要でないことが前記ユーザによって選択される場合に、前記第1のインターフェースを介して、前記失敗情報を前記外部機器に送信しない、請求項1から4のいずれか一項に記載の通信機器。
  6. 前記第1のインターフェースは、外部に送信されるべき情報を格納するインターフェースメモリを備え、
    前記送信部は、前記第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記失敗情報を前記インターフェースメモリに格納させることによって、前記第1のインターフェースを介して、前記失敗情報を前記外部機器に送信する、請求項1から5のいずれか一項に記載の通信機器。
  7. 前記通信機器は、さらに、前記失敗情報が前記第1のインターフェースから前記外部機器に送信される場合に、前記インターフェースメモリから前記失敗情報を消去する第1の格納制御部を備える、請求項6に記載の通信機器。
  8. 前記通信機器は、さらに、
    表示部と、
    前記失敗情報が前記インターフェースメモリに格納される場合に、前記外部機器を前記通信機器に接近させることをユーザに促す第2のメッセージを含む第2の画面を前記表示部に表示させる第2の表示制御部と、
    前記第2の画面の表示を終了するための指示が前記ユーザから与えられる場合に、前記インターフェースメモリから前記失敗情報を消去する第2の格納制御部と、を備える、請求項6又は7に記載の通信機器。
  9. 前記通信機器は、さらに、前記インターフェースメモリから前記失敗情報が消去される場合に、前記第2のインターフェースを介した無線接続を前記通信機器と確立するための無線設定情報を前記インターフェースメモリに格納させる第3の格納制御部を備える、請求項7又は8に記載の通信機器。
  10. 前記第1の実行部は、前記第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記第1のアクセスポイント情報を利用して、前記第1の無線接続を前記第1のアクセスポイントと確立することを再実行し、
    前記通信機器は、さらに、
    前記第1のインターフェースから前記外部機器に前記失敗情報が送信されることなく、前記再実行の結果として前記第1の無線接続の確立が成功する場合に、前記インターフェースメモリから前記失敗情報を消去する第4の格納制御部を備える、請求項6から9のいずれか一項に記載の通信機器。
  11. 前記通信機器は、さらに、
    前記第1の無線接続の確立が失敗した後の第1のタイミングにおいて、前記通信機器を禁止モードに設定する設定部であって、前記禁止モードは、前記通信機器が前記外部機器から前記第1のアクセスポイント情報を受信して利用することを禁止するためのモードである、前記設定部と、
    前記通信機器が前記禁止モードに設定された後に、ユーザによって実行される所定の動作が検知される第2のタイミングにおいて、前記禁止モードを解除する解除部であって、前記所定の動作は、前記失敗情報を送信するための動作と、前記失敗情報を送信可能な状態を終了するための動作と、のうちの少なくとも一方を含む、前記解除部と、を備える、請求項1から10のいずれか一項に記載の通信機器。
  12. 前記通信機器は、さらに、
    表示部と、
    前記第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記第1のインターフェースを介した前記外部機器への前記失敗情報の送信が必要であるのか否かを前記ユーザに選択させるための第1の画面を前記表示部に表示させる第1の表示制御部と、を備え、
    前記第1のタイミングは、前記第1の画面において、前記失敗情報の送信が必要であることが前記ユーザによって選択されるタイミングを含む、請求項11に記載の通信機器。
  13. 前記第1のインターフェースは、外部に送信されるべき情報を格納するインターフェースメモリを備え、
    前記送信部は、前記第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記失敗情報を前記インターフェースメモリに格納することによって、前記第1のインターフェースを介して、前記外部機器に送信し、
    前記通信機器は、さらに、
    表示部と、
    前記失敗情報が前記インターフェースメモリに格納される場合に、前記外部機器を前記通信機器に接近させることを前記ユーザに促す第2のメッセージを含む第2の画面を前記表示部に表示させる第2の表示制御部と、を備え、
    前記失敗情報を送信するための前記動作は、前記失敗情報を前記第1のインターフェースから前記外部機器に送信させるために、前記外部機器を前記通信機器に接近させる動作であり、
    前記失敗情報を送信可能な状態を終了するための前記動作は、前記第2の画面の表示を終了する指示を与える動作である、請求項11又は12に記載の通信機器。
  14. 通信機器であって、
    第1の通信方式に従った無線通信を実行するための第1のインターフェースと、
    前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式に従った無線通信を実行するための第2のインターフェースと、
    前記第1のインターフェースを介して、外部機器から第1のアクセスポイント情報を受信する情報受信部であって、前記第1のアクセスポイント情報は、前記第2のインターフェースを介した第1の無線接続を第1のアクセスポイントと確立するために利用されるべき情報である、前記情報受信部と、
    前記第1のアクセスポイント情報を利用して、前記第1の無線接続を前記第1のアクセスポイントと確立する第1の確立処理を実行する第1の実行部と、
    前記第1の無線接続の確立が成功する場合に、前記第2のインターフェースを介し、前記第1のアクセスポイントを中継して、特定機器との通信を実行する通信部と、
    前記第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記第1の無線接続の確立の失敗に関する失敗情報を出力する出力部と、
    前記第1の無線接続の確立が失敗した後の第1のタイミングにおいて、前記通信機器を禁止モードに設定する設定部であって、前記禁止モードは、前記通信機器が前記外部機器から前記第1のアクセスポイント情報を受信して利用することを禁止するためのモードである、前記設定部と、
    前記通信機器が前記禁止モードに設定された後に、ユーザによって実行される所定の動作が検知される第2のタイミングにおいて、前記禁止モードを解除する解除部であって、前記所定の動作は、前記失敗情報を出力するための動作と、前記失敗情報の出力を終了するための動作と、前記失敗情報を出力可能な状態を終了するための動作と、のうちの少なくともいずれかを含む、前記解除部と、
    を備える通信機器。
  15. 前記通信機器は、さらに、
    表示部と、
    前記第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記失敗情報の出力が必要であるのか否かを前記ユーザに選択させるための第1の画面を前記表示部に表示させる第1の表示制御部と、を備え、
    前記第1のタイミングは、前記第1の画面において、前記失敗情報の出力が必要であることが前記ユーザによって選択されるタイミングを含む、請求項14に記載の通信機器。
  16. 前記第1のインターフェースは、外部に送信されるべき情報を格納するインターフェースメモリを備え、
    前記出力部は、前記第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記失敗情報を前記インターフェースメモリに格納することによって、前記第1のインターフェースを介して、前記外部機器に送信し、
    前記通信機器は、さらに、
    表示部と、
    前記失敗情報が前記インターフェースメモリに格納される場合に、前記外部機器を前記通信機器に接近させることを前記ユーザに促す第2のメッセージを含む第2の画面を前記表示部に表示させる第2の表示制御部と、を備え、
    前記失敗情報を出力するための前記動作は、前記失敗情報を前記第1のインターフェースから前記外部機器に送信させるために、前記外部機器を前記通信機器に接近させる動作であり、
    前記失敗情報を出力可能な状態を終了するための前記動作は、前記第2の画面の表示を終了する指示を与える動作である、請求項14又は15に記載の通信機器。
  17. 前記第1のインターフェースは、
    前記外部機器から、前記第1のアクセスポイント情報を受信可能であるのか否かを確認するための確認信号を受信し、
    前記確認信号に応じて、前記第1のアクセスポイント情報を受信可能であることを示す応答信号を前記外部機器に送信し、
    前記情報受信部は、前記応答信号が送信された後に、前記第1のインターフェースを介して、前記外部機器から前記第1のアクセスポイント情報を受信する、請求項1から16のいずれか一項に記載の通信機器。
  18. 前記第1の通信方式は、NFC(Near Field Communication)方式であり、
    前記第2の通信方式は、Wi−Fi方式である、請求項1から17のいずれか一項に記載の通信機器。
  19. 通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信機器に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    前記通信機器の第1のインターフェースを介して、外部機器から第1のアクセスポイント情報を受信する情報受信処理であって、前記第1のアクセスポイント情報は、前記通信機器の第2のインターフェースを介した第1の無線接続を第1のアクセスポイントと確立するために利用されるべき情報であり、前記第1のインターフェースは、第1の通信方式に従った無線通信を実行するためのインターフェースであり、前記第2のインターフェースは、前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式に従った無線通信を実行するためのインターフェースである、前記情報受信処理と、
    前記第1のアクセスポイント情報を利用して、前記第1の無線接続を前記第1のアクセスポイントと確立する第1の確立処理を実行する第1の実行処理と、
    前記第1の無線接続の確立が成功する場合に、前記第2のインターフェースし、前記第1のアクセスポイントを中継して、特定機器との通信を実行する通信処理と、
    前記第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記第1のインターフェースを介して、前記第1の無線接続の確立の失敗に関する失敗情報を前記外部機器に送信する送信処理と、を実行させる、コンピュータプログラム。
  20. 通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信機器に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    前記通信機器の第1のインターフェースを介して、外部機器から第1のアクセスポイント情報を受信する情報受信処理であって、前記第1のアクセスポイント情報は、前記通信機器の第2のインターフェースを介した第1の無線接続を第1のアクセスポイントと確立するために利用されるべき情報であり、前記第1のインターフェースは、第1の通信方式に従った無線通信を実行するためのインターフェースであり、前記第2のインターフェースは、前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式に従った無線通信を実行するためのインターフェースである、前記情報受信処理と、
    前記第1のアクセスポイント情報を利用して、前記第1の無線接続を前記第1のアクセスポイントと確立する第1の確立処理を実行する第1の実行処理と、
    前記第1の無線接続の確立が成功する場合に、前記第2のインターフェースし、前記第1のアクセスポイントを中継して、特定機器との通信を実行する通信処理と、
    前記第1の無線接続の確立が失敗する場合に、前記第1の無線接続の確立の失敗に関する失敗情報を出力する出力処理と、
    前記第1の無線接続の確立が失敗した後の第1のタイミングにおいて、前記通信機器を禁止モードに設定する設定処理であって、前記禁止モードは、前記通信機器が前記外部機器から前記第1のアクセスポイント情報を受信して利用することを禁止するためのモードである、前記設定処理と、
    前記通信機器が前記禁止モードに設定された後に、ユーザによって実行される所定の動作が検知される第2のタイミングにおいて、前記禁止モードを解除する解除処理であって、前記所定の動作は、前記失敗情報を出力するための動作と、前記失敗情報の出力を終了するための動作と、前記失敗情報の出力可能な状態を終了するための動作と、のうちの少なくともいずれかを含む、前記解除処理と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
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