JP6387748B2 - 通信機器 - Google Patents

通信機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6387748B2
JP6387748B2 JP2014178065A JP2014178065A JP6387748B2 JP 6387748 B2 JP6387748 B2 JP 6387748B2 JP 2014178065 A JP2014178065 A JP 2014178065A JP 2014178065 A JP2014178065 A JP 2014178065A JP 6387748 B2 JP6387748 B2 JP 6387748B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
external device
communication
communication device
printer
wireless network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014178065A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016052097A (ja
Inventor
野川 英樹
英樹 野川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2014178065A priority Critical patent/JP6387748B2/ja
Priority to US14/843,223 priority patent/US9848062B2/en
Publication of JP2016052097A publication Critical patent/JP2016052097A/ja
Priority to US15/822,752 priority patent/US10362144B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6387748B2 publication Critical patent/JP6387748B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/75Indicating network or usage conditions on the user display
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/51Discovery or management thereof, e.g. service location protocol [SLP] or web services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
    • H04W84/20Master-slave selection or change arrangements

Description

本明細書では、外部機器との無線接続を確立可能な通信機器を開示する。
非特許文献1には、WFD(Wi-Fi Directの略)方式に従って、第1の機器と第2の機器との間の無線接続を確立するための技術が開示されている。例えば、第1の機器は、Probe Request信号を送信して、第2の機器を含む1個以上の機器のそれぞれから、当該機器のデバイス名又はSSID(Service Set Identifierの略)を含むProbe Response信号を受信する。そして、第1の機器は、1個以上の機器の1個以上のデバイス名又はSSIDを含むリストを第1の機器の表示部に表示させる。ユーザがリストから第2の機器の情報を選択すると、第1の機器と第2の機器との間に無線接続が確立される。
「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」、Wi−Fi Alliance、2010年
上記の技術では、ユーザは、1個以上の機器の1個以上のデバイス名又はSSIDを含むリストが第1の機器の表示部に表示される場合に、第1の機器との無線接続を確立すべき対象である第2の機器の情報をリストから選択する必要がある。しかしながら、例えば、無線通信に関する知識に乏しいユーザは、リストから第2の機器の情報を適切に選択するのが困難である。即ち、ユーザは、目的の一対の機器(即ち第1の機器と第2の機器)の間に無線接続を確立させるのが困難である。本明細書では、ユーザが、目的の一対の機器の間に無線接続を容易に確立させることが可能な技術を提供する。
本明細書によって開示される通信機器は、表示部と、制御部と、を備える。制御部は、第1の表示制御部と、第1の確立部と、を備える。第1の表示制御部は、外部機器との無線接続を確立すべき対象である機器を検索するための機器検索信号が外部機器から受信される場合に、通信機器と外部機器との間に特定の無線接続を確立するのか否かをユーザに問い合わせるための第1の問合せメッセージを表示部に表示させる。第1の確立部は、第1の問合せメッセージに応じて特定の無線接続を確立することがユーザによって選択される場合に、通信機器と外部機器との間に特定の無線接続を確立する。
上記の構成によると、通信機器は、外部機器から機器検索信号が受信される場合に、第1の問合せメッセージを表示し、第1の問合せメッセージに応じて特定の無線接続を確立することがユーザによって選択される場合に、特定の無線接続を確立する。従って、ユーザは、第1の問合せメッセージに応じて特定の無線接続を確立することを選択すれば、特定の無線接続を容易に確立させることができる。従って、ユーザは、目的の一対の機器(即ち通信機器と外部機器)の間に無線接続を容易に確立させることができる。
前記第1の確立部は、前記通信機器が親局として動作する第1の無線ネットワークが形成されている状態で、前記第1の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記第1の無線ネットワークの子局として前記外部機器を招待するための招待信号を前記外部機器に送信することによって前記特定の無線接続を確立してもよい。
前記制御部は、さらに、
前記第1の無線ネットワークが形成されている状態で、前記第1の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記外部機器が前記第1の無線ネットワークに子局として過去に所属していたのか否かを判断する第1の判断部を備え、
前記第1の確立部は、
前記外部機器が前記第1の無線ネットワークに子局として過去に所属していなかったと判断される場合に、前記第1の無線ネットワークで利用されているパスワードを前記外部機器に送信することによって前記特定の無線接続を確立し、
前記外部機器が前記第1の無線ネットワークに子局として過去に所属していたと判断される場合に、前記パスワードを前記外部機器に送信せずに前記特定の無線接続を確立してもよい。
前記第1の表示制御部は、
前記通信機器が親局として動作する第1の無線ネットワークが形成されており、かつ、前記通信機器が現在確立している無線接続の数が上限数未満である状態で、前記外部機器から前記機器検索信号が受信される場合に、前記第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させ、
前記第1の無線ネットワークが形成されており、かつ、前記通信機器が現在確立している無線接続の数が前記上限数である状態で、前記外部機器から前記機器検索信号が受信される場合に、前記第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させなくてもよい。
前記第1の確立部は、
前記通信機器が無線ネットワークの親局及び子局のどちらとしても動作していない状態で、前記第1の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記通信機器が前記親局及び前記子局のどちらとして動作すべきかを決定するための動作決定通信を実行し、
前記動作決定通信の結果に応じて、前記通信機器が前記親局として動作すべきことを決定する場合に、前記特定の無線接続を確立して、前記通信機器が前記親局として動作する第2の無線ネットワークに前記外部機器を前記子局として所属させ、
前記動作決定通信の結果に応じて、前記通信機器が前記子局として動作すべきことを決定する場合に、前記特定の無線接続を確立して、前記外部機器が前記親局として動作する第3の無線ネットワークに前記通信機器を前記子局として所属させてもよい。
前記制御部は、さらに、
前記通信機器が前記無線ネットワークの前記親局及び前記子局のどちらとしても動作していない状態で、前記第1の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記外部機器が、前記通信機器が親局又は子局として動作する第4の無線ネットワークに過去に子局又は親局として所属していたのか否かを判断する第2の判断部と、
前記外部機器が前記第4の無線ネットワークに過去に前記子局として所属していたと判断される場合に、前記通信機器が前記親局として動作する前記第4の無線ネットワークを再形成する形成部と、を備え、
前記第1の確立部は、
前記外部機器が前記第4の無線ネットワークに過去に前記子局として所属していたと判断される場合に、前記通信機器及び前記外部機器の双方が、前記通信機器によって再形成されるべき前記第4の無線ネットワークに所属することを要求するための特定信号を前記外部機器に送信することによって前記特定の無線接続を確立し、
前記外部機器が前記第4の無線ネットワークに過去に前記親局として所属していたと判断される場合に、前記通信機器及び前記外部機器の双方が、前記外部機器によって再形成されるべき前記第4の無線ネットワークに所属することを要求するための前記特定信号を前記外部機器に送信することによって前記特定の無線接続を確立し、
前記外部機器が前記第4の無線ネットワークに過去に前記子局又は前記親局として所属していなかったと判断される場合に、前記動作決定通信を実行することによって前記特定の無線接続を確立してもよい。
前記第1の表示制御部は、
前記外部機器から前記機器検索信号が受信され、かつ、前記機器検索信号が、前記外部機器が所定の無線通信方式をサポートしていることを示すサポート情報を含む場合に、前記第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させ、
前記外部機器から前記機器検索信号が受信され、かつ、前記機器検索信号が前記サポート情報を含まない場合に、前記第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させず、
前記所定の無線通信方式は、前記通信機器及び前記外部機器のうちの一方が親局として動作すると共に他方が子局として動作する無線ネットワークを構築するための無線通信方式であってもよい。
前記第1の表示制御部は、
前記外部機器から前記機器検索信号が受信され、かつ、前記機器検索信号の通信で利用される搬送波の電波強度が所定値以上である場合に、前記第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させ、
前記外部機器から前記機器検索信号が受信され、かつ、前記搬送波の前記電波強度が前記所定値未満である場合に、前記第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させなくてもよい。
前記制御部は、さらに、
前記第1の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択されず、かつ、前記機器検索信号とは異なる接続要求信号が前記外部機器から受信される場合に、前記第1の問合せメッセージとは異なる第2の問合せメッセージを前記表示部に表示させる第2の表示制御部であって、前記接続要求信号は、前記通信機器を識別するための識別情報を含む選択画面を表示している前記外部機器において、前記識別情報が前記ユーザによって選択される場合に、前記外部機器から前記通信機器に送信される信号であり、前記第2の問合せメッセージは、前記接続要求信号に応じて前記特定の無線接続を確立するのか否かを前記ユーザに問い合わせるためのメッセージである、前記第2の表示制御部と、
前記第2の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記特定の無線接続を確立する第2の確立部と、
を備えてもよい。
前記第2の確立部は、
前記通信機器が無線ネットワークの親局及び子局のどちらとしても動作していない状態で、前記第2の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記通信機器が前記親局及び前記子局のどちらとして動作すべきかを決定するための動作決定通信を実行し、
前記動作決定通信の結果に応じて、前記通信機器が前記親局として動作すべきことを決定する場合に、前記特定の無線接続を確立して、前記通信機器が前記親局として動作する第5の無線ネットワークに前記外部機器を前記子局として所属させ、
前記動作決定通信の結果に応じて、前記通信機器が前記子局として動作すべきことを決定する場合に、前記特定の無線接続を確立して、前記外部機器が前記親局として動作する第6の無線ネットワークに前記通信機器を前記子局として所属させてもよい。
前記第2の確立部は、前記通信機器が親局として動作する第7の無線ネットワークが形成されている状態で、前記第2の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記特定の無線接続を確立して、前記第7の無線ネットワークに前記外部機器を前記子局として所属させてもよい。

上記の通信機器を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の通信機器と上記の外部機器とを備えるシステムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 プリンタが実行する処理のフローチャートを示す。 第1の監視処理のフローチャートを示す。 第1の監視処理の続きのフローチャートを示す。 第2の監視処理のフローチャートを示す。 プリンタがG/O状態であるケースAのシーケンス図を示す。 プリンタがデバイス状態であるケースBのシーケンス図を示す。 プリンタがG/O状態であるケースCのシーケンス図を示す。 プリンタがデバイス状態であるケースDのシーケンス図を示す。 第2実施例の第1の監視処理のフローチャートを示す。 G/O状態であるプリンタがPersistent情報を記憶しているケースEのシーケンス図を示す。 デバイス状態であるプリンタがPersistent情報を記憶しているケースFのシーケンス図を示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
通信システム2は、プリンタPRと、端末機器TAと、を備える。プリンタPRと端末機器TAとは、無線接続(以下では「接続」と記載する)を確立可能であり、当該接続を利用した無線通信を相互に実行可能である。
(プリンタPRの構成)
プリンタPRは、印刷機能を実行可能な周辺機器(即ち端末機器TA等の周辺機器)であり、デバイス名「AAA」を有する。プリンタPRは、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、無線インターフェース20と、制御部30と、を備える。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーによって構成される。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をプリンタPRに入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。また、表示部14は、タッチパネルとしても機能する。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。
無線I/F20には、MACアドレス「aaa」が予め割り当てられている。無線I/F20は、Wi−Fi Allianceによって策定されたWFD方式に従った無線通信(即ちWFD通信)を実行するためのインターフェースである。WFD方式は、Wi−Fi Allianceによって作成された仕様書「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている無線通信方式である。また、米国特許出願公開第2013/0260683号公報にも、WFD方式の詳細が開示されており、当該文献を参照して引用する。制御部30は、無線I/F20を介して、WFD通信を実行することができる。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に記憶されているプログラム36に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ34は、RAM、ROM等によって構成される。
プリンタPRは、WFD方式のGroup Owner状態、Client状態、及び、デバイス状態のいずれかの状態で動作することができる。以下では、Group Owner状態、Client状態のことを、それぞれ、「G/O状態」、「CL状態」と記載する。プリンタPRがG/O状態で動作する場合には、プリンタPRは、WFDネットワーク(以下では「WFDNW」と記載する)を形成して、1個以上の外部機器(例えば端末機器TA)と接続を確立して、当該1個以上の外部機器をWFDNWに参加させることができる。例えば、外部機器がWFD方式をサポートしている機器(以下では「WFD機器」と呼ぶ)である場合には、当該外部機器は、CL状態で動作して、WFDNWに参加する。また、例えば、外部機器がWFD方式をサポートしていない場合、即ち、当該外部機器がレガシー機器である場合には、当該外部機器は、WFD方式のいずれかの状態で動作することなく、WFDNWに参加する。即ち、当該外部機器は、ステーションとしてWFDNWに参加する。プリンタPRがG/O状態で動作する状態において、プリンタPRが同時的に確立可能な接続の上限数は予め決められている。本実施例では、上限数は、「2」であるが、他の値(例えば「1」、「3」以上)であってもよい。また、プリンタPRがCL状態で動作する場合には、プリンタPRは、G/O状態で動作する外部機器と接続を確立して、当該外部機器によって形成されているWFDNWに参加することができる。なお、デバイス状態は、G/O状態及びCL状態のどちらでもない状態、即ち、プリンタPRが外部機器と接続を確立していない状態である。
(端末機器TAの構成)
端末機器TAは、例えば、携帯電話、スマートフォン、ノートPC、タブレットPC等の可搬型の機器であってもよいし、デスクトップPC、テレビ等の据置型の機器であってもよい。端末機器TAは、デバイス名「BBB」を有し、端末機器TAの無線I/F(図示省略)には、MACアドレス「bbb」が割り当てられている。端末機器TAは、WFD機器であってもよいし、レガシー機器であってもよい。
(プリンタPRの処理;図2)
続いて、図2を参照して、プリンタPRのCPU32が実行する処理の内容について説明する。当該処理は、プリンタPRの電源がONされることをトリガとして実行される。
S2では、CPU32は、端末機器TAから無線I/F20を介してProbe Request信号を受信することを監視する。Probe Request信号は、端末機器TAにおいて、端末機器TAとの接続を確立すべき対象である機器を検索するためのサーチ操作がユーザによって実行される場合に、端末機器TAから送信される信号である。端末機器TAがWFD機器である場合には、Probe Request信号は、端末機器TAがWFD方式をサポートしていることを示すWFD情報と、端末機器TAのデバイス名「BBB」と、を含む。一方において、端末機器TAがレガシー機器である場合には、Probe Request信号は、デバイス名「BBB」を含むが、WFD情報を含まない。CPU32は、端末機器TAからProbe Request信号が受信される場合(S2でYES)に、S4に進む。Probe Request信号が受信される場合では、プリンタPRは、G/O状態で動作しているG/O機器であるか、デバイス状態で動作しているデバイス機器である。即ち、プリンタPRは、CL状態で動作しているCL機器である場合に、端末機器TAからProbe Request信号を受信しない。なお、以下では、Requestのことを「Req.」と記載する。また、以下では、プリンタPRによって実行される全ての通信は、無線I/F20を介して実行されるので、「無線I/F20を介して」という説明を省略する。
S4では、CPU32は、Probe Response信号を端末機器TAに送信する。プリンタPRがG/O機器である場合には、メモリ34には、プリンタPRによって形成されたWFDNWで現在利用されているパスワード、SSID「XXX」、認証方式、暗号化方式等(以下では、「パスワード等」と呼ぶ)が記憶されている。プリンタPRがG/O機器である場合には、Probe Response信号は、メモリ34内のWFDNWを識別するためのSSID「XXX」を含む。一方において、プリンタPRがデバイス機器である場合には、Probe Response信号は、プリンタPRのデバイス名「AAA」を含む。なお、以下では、Responseのことを「Res.」と記載する。
S6では、CPU32は、プリンタPRが現在確立している無線接続の数(以下では「接続数」と呼ぶ)が上限数である「2」未満であるか否かを判断する。CPU32は、プリンタPRがG/O機器であり、かつ、接続数が上限数未満である場合に、S6でYESと判断し、S10に進む。また、CPU32は、プリンタPRがデバイス機器である場合、即ち、接続数が「0」である場合には、S6でYESと判断し、S10に進む。一方において、CPU32は、プリンタPRがG/O機器であり、かつ、接続数が上限数である場合に、S6でNOと判断し、S10以降の処理を実行せずに、S2に戻る。
S10では、CPU32は、S2で受信されたProbe Req.信号がWFD情報を含むのか否かを判断する。CPU32は、Probe Req.信号がWFD情報を含むと判断する場合(S10でYES)に、S14に進む。一方において、CPU32は、Probe Req.信号がWFD情報を含まないと判断する場合(S10でNO)に、S20に進み、第2の監視処理(図5参照)を実行する。CPU32は、S20を終了すると、S2に戻る。
S14では、CPU32は、S2で受信されたProbe Req.信号の通信で利用された搬送波の電波強度が閾値Th以上であるのか否かを判断する。CPU32は、電波強度が閾値Th以上であると判断する場合(S14でYES)に、S16に進む。一方において、CPU32は、電波強度が閾値Th未満であると判断する場合(S14でNO)に、S20に進む。
S16では、CPU32は、第1の問合せ画像100を表示部14に表示させる。第1の問合せ画像100は、S2で受信されたProbe Req.信号に含まれるデバイス名「BBB」を有する端末機器TAが接続対象の機器を検索していることをユーザに通知するためのメッセージと、プリンタPRと端末機器TAとの間に接続を確立するのか否かをユーザに問い合わせるためのメッセージと、を含む。また、第1の問合せ画像100は、接続を確立することを選択するためのOKボタン102と、接続を確立しないことを選択するためのCancelボタン104と、を含む。
次いで、S18では、CPU32は、第1の監視処理を実行する(図3及び図4参照)。CPU32は、S18を終了すると、S2に戻る。
上述したように、プリンタPRは、Probe Req.信号がWFD情報を含む場合(S10でYES)、即ち、端末機器TAがWFD機器である場合に、第1の問合せ画像100を表示する。詳しくは後述するが、第1の問合せ画像100内のOKボタン102が選択されると、Invitation Req.信号又はG/O Negotiation Req.信号がプリンタPRから端末機器TAに送信される(図3のS106、S112参照)。この結果、プリンタPRは、WFD機器である端末機器TAと接続を適切に確立することができる。一方において、プリンタPRは、Probe Req.信号がWFD情報を含まない場合(S10でNO)、即ち、端末機器TAがレガシー機器である場合に、第1の問合せ画像100を表示しない。レガシー機器は、上記のInvitation Req.信号又はG/O Negotiation Req.信号に応じた処理を実行することができない。仮に、端末機器TAがレガシー機器である場合に、第1の問合せ画像100が表示されると、ユーザは、第1の問合せ画像100内のOKボタン102を選択する可能性がある。この場合に、レガシー機器である端末機器TAが対応不可能な信号(即ちInvitation Req.信号又はG/O Negotiation Req.信号)が端末機器TAに送信される。本実施例では、第1の問合せ画像100が表示されないので、レガシー機器である端末機器TAが対応不可能な信号が送信されるのを抑制することができる。
また、プリンタPRは、Probe Req.信号の通信で利用された搬送波の電波強度が閾値Th以上である場合(S14でYES)に、第1の問合せ画像100を表示し、電波強度が閾値Th未満である場合(S14でNO)に、第1の問合せ画像100を表示しない。例えば、プリンタPRと端末機器TAとの間の距離が小さいと、電波強度が閾値Th以上になり、プリンタPRと端末機器TAとの間の距離が大きいと、電波強度が閾値Th未満になる。例えば、端末機器TAのユーザは、端末機器TA内のデータによって表わされる画像の印刷を実行すべき場合に、通常、端末機器TAの近くに存在するプリンタを利用することを望む。このような要求に鑑みて、プリンタPRは、端末機器TAがプリンタPRの近くに存在する状況、即ち、電波強度が閾値Th以上である状況では、第1の問合せ画像100を表示する。従って、ユーザは、第1の問合せ画像100内のOKボタン102を選択することによって、端末機器TAとその近くに存在するプリンタPRとの間に接続を確立させることができ(後述の図3のS116等参照)、この結果、プリンタPRに印刷を実行させることができる。一方において、プリンタPRは、端末機器TAがプリンタPRの近くに存在しない状況、即ち、電波強度が閾値Th未満である状況では、第1の問合せ画像100を表示しない。従って、例えば、端末機器TAのユーザとは異なる第三者が、端末機器TAから離れた位置に存在するプリンタPRに表示される第1の問合せ画像100内のOKボタン102を間違って選択することを抑制することができる。即ち、端末機器TAのユーザが、プリンタPRを利用することを望んでいないにも関わらず、端末機器TAとプリンタPRとの間に接続が確立されることを抑制することができる。
(第1の監視処理;図3)
続いて、図3を参照して、図2のS18で実行される第1の監視処理の内容について説明する。S102では、CPU32は、第1の問合せ画像100に応じてユーザによって操作が実行されることを監視する。CPU32は、ユーザによって表示部14のタッチパネルが操作されて、OKボタン102が選択される場合に、S104に進み、Cancelボタン104が選択される場合に、第1の監視処理を終了する。CPU32は、ユーザによってOKボタン102もCancelボタン104も選択されない場合に、図4のS202に進む。
S104では、CPU32は、プリンタPRがG/O機器であるのか否かを判断する。CPU32は、プリンタPRがG/O機器であると判断する場合(S104でYES)に、S106に進む。一方において、CPU32は、プリンタPRがデバイス機器であると判断する場合(S104でNO)に、S112に進む。
S106では、CPU32は、Invitation Req.信号を端末機器TAに送信する。Invitation Req.信号は、プリンタPRによって形成されているWFDNWのCL機器として端末機器TAを招待するための信号である。S108では、CPU32は、Invitation Req.信号の応答信号であるInvitation Res.信号を端末機器TAから受信する。
次いで、S116では、CPU32は、第1の接続シーケンスを端末機器TAと実行して、端末機器TAと接続を確立する。具体的には、CPU32は、WCS Exchangeを端末機器TAと実行する。S108を経て実行されるS116では、プリンタPRがG/O機器であり、メモリ34には、プリンタPRによって形成されたWFDNWで現在利用されているパスワード等が記憶されている。CPU32は、WCS Exchangeにおいて、メモリ34内のパスワード等を端末機器TAに送信する。次いで、CPU32は、4-Way Handshakeを端末機器TAと実行して、認証を実行する。これにより、CPU32は、プリンタPRによって形成されたWFDNWに、端末機器TAをCL機器として参加させることができる。S116が終了すると、第1の監視処理が終了する。
一方において、S112では、CPU32は、プリンタPRのG/O優先度を示すIntent値を含むG/O Negotiation Req.信号を端末機器TAに送信する。次いで、S114では、CPU32は、端末機器TAのG/O優先度を示すIntent値を含むG/O Negotiation Res.信号を端末機器TAから受信する。プリンタPRのIntent値は、プリンタPRがG/O機器になるべき程度を示す指標であり、プリンタPRにおいて予め決められている。同様に、端末機器TAのIntent値は、端末機器TAがG/O機器になるべき程度を示す指標であり、端末機器TAにおいて予め決められている。CPU32は、プリンタPRのIntent値と端末機器TAのIntent値とを比較して、Intent値が大きい方の機器がG/O機器になることを決定し、Intent値が小さい方の機器がCL機器になることを決定する。なお、以下では、Negotiationのことを「Nego.」と記載する。
S115では、CPU32は、G/O Nego. Confirmation信号を端末機器TAに送信する。G/O Nego. Confirmation信号は、プリンタPR及び端末機器TAのうちのどちらがG/O機器になるべきかを示す情報を含む。上述したように、G/O Nego. Req.信号、G/O Nego. Res.信号、及び、G/O Nego. Confirmation信号の通信は、いわゆるG/Oネゴシエーションと呼ばれる通信であり、プリンタPRがG/O機器及びCL機器のどちらとして動作すべきかを決定するための動作決定通信である。
CPU32は、G/Oネゴシエーションの結果に応じて、プリンタPRの動作状態をデバイス状態からG/O状態又はCL状態に移行させる。また、端末機器TAは、プリンタPRからG/O Nego. Confirmation信号を受信する場合に、G/O Nego. Confirmation信号が示す情報に応じて、端末機器TAの動作状態をデバイス状態からCL状態又はG/O状態に移行させる。プリンタPRの動作状態がG/O状態に移行する場合には、CPU32は、プリンタPRがG/O機器として動作するWFDNWを形成する。この場合、CPU32は、WFDNWで利用されるべきパスワード等を生成し、これらの情報をメモリ34に記憶させる。一方において、プリンタPRの動作状態がCL状態に移行する場合には、端末機器TAは、端末機器TAがG/O機器として動作するWFDNWを形成する。
次いで、S115を経て実行されるS116では、CPU32は、プリンタPRの動作状態に応じた第1の接続シーケンスを端末機器TAと実行して、端末機器TAと接続を確立する。プリンタPRがG/O機器である場合には、S108を経て実行されるS116と同様である。プリンタPRがCL機器である場合には、CPU32は、WCS Exchangeにおいて、端末機器TAによって形成されたWFDNWで利用されるべきパスワード等を端末機器TAから受信する。そして、CPU32は、4-Way Handshakeを端末機器TAと実行し、認証を実行する。これにより、CPU32は、プリンタPRがCL機器である場合に、端末機器TAがG/O機器として動作するWFDNWに、プリンタPRをCL機器として参加させることができる。S116が終了すると、第1の監視処理が終了する。
(第1の監視処理の続き;図4)
続いて、図4を参照して、第1の問合せ画像100に応じてOKボタン102又はCancelボタン104が選択されない場合の処理について説明する。S202では、CPU32は、端末機器TAからProvision Discovery Req.信号を受信することを監視する。Provision Discovery Req.信号は、WPS(Wi-Fi Protected Setupの略)の方式(例えば、プッシュボタン方式、PINコード方式等)を確認するための信号である。プリンタPRがG/O機器であり、かつ、端末機器TAがWFD機器である場合に、S202において、Provision Discovery Req.信号が受信され得る。CPU32は、端末機器TAからProvision Discovery Req.信号が受信される場合(S202でYES)に、S204に進む。一方において、CPU32は、端末機器TAからProvision Discovery Req.信号が受信されない場合(S202でNO)に、S210に進む。
WFD機器である端末機器TAからProvision Discovery Req.信号が受信される状況は、以下のとおりである。G/O機器であるプリンタPRは、端末機器TAからProbe Req.信号を受信済みであり(図2のS2でYES)、プリンタPRによって形成されているWFDNWのSSID「XXX」を含むProbe Res.信号を端末機器TAに送信済みである(S4)。なお、プリンタPR以外に、G/O機器又はデバイス機器である1個以上の機器が端末機器TAの周囲に存在する場合には、端末機器TAは、当該1個以上の機器から、当該1個以上の機器のデバイス名又はSSIDを含むProbe Res.信号を受信する。端末機器TAは、SSID「XXX」を含む選択画面を表示する。当該選択画面は、さらに、上記の1個以上の機器のデバイス名又はSSIDを含み得る。端末機器TAは、選択画面において、SSID「XXX」がユーザによって選択される場合に、Provision Discovery Req.信号をプリンタPRに送信する。これにより、端末機器TAからProvision Discovery Req.信号が受信される。
S204では、CPU32は、図2のS16で表示された第1の問合せ画像100に代えて、第2の問合せ画像200を表示部14に表示させる。第2の問合せ画像200は、デバイス名「BBB」を有する端末機器TAから接続要求が受信されたことをユーザに通知するためのメッセージと、プリンタPRと端末機器TAとの間に接続を確立するのか否かをユーザに問い合わせるためのメッセージと、を含む。また、第2の問合せ画像200は、接続を確立することを選択するためのOKボタン202と、接続を確立しないことを選択するためのCancelボタン204と、を含む。S206では、CPU32は、第2の問合せ画像200に応じてユーザによって実行される操作を特定する。CPU32は、ユーザによって表示部14のタッチパネルが操作されて、OKボタン202が選択される場合に、S208に進み、Cancelボタン204が選択される場合に、第1の監視処理を終了する。なお、本実施例では、CPU32は、第1の問合せ画像100に代えて第2の問合せ画像200を表示部14に表示させるが、第1の問合せ画像100が表示部14に表示された状態を維持しつつ、第2の問合せ画像200をさらに表示部14に表示させてもよい。
S208では、CPU32は、第2の接続シーケンスを端末機器TAと実行して、端末機器TAと接続を確立する。具体的には、CPU32は、Provision Discovery Req.信号に対する応答信号であるProvision Discovery Res.信号を端末機器TAに送信する。次いで、CPU32は、WCS Exchange及び4-Way Handshakeを端末機器TAと実行する。プリンタPRがG/O機器であるので、CPU32は、WCS Exchangeにおいて、プリンタPRによって形成されたWFDNWで現在利用されているメモリ34内のパスワード等を端末機器TAに送信する。これにより、CPU32は、プリンタPRがG/O機器として動作するWFDNWに、端末機器TAをCL機器として参加させることができる。S208が終了すると、第1の監視処理が終了する。
S210では、CPU32は、端末機器TAのG/O優先度を示すIntent値を含むG/O Nego. Req.信号を端末機器TAから受信することを監視する。プリンタPRがデバイス機器であり、かつ、端末機器TAがWFD機器である場合に、S210において、G/O Nego. Req.信号が受信され得る。CPU32は、端末機器TAからG/O Nego. Req.信号が受信される場合(S210でYES)に、S212に進む。なお、CPU32は、端末機器TAからProvision Discovery Req.信号もG/O Nego. Req.信号も受信されない場合(S210でNO)に、図3のS102に戻る。
WFD機器である端末機器TAからG/O Nego. Req.信号が受信される状況は、以下のとおりである。デバイス機器であるプリンタPRは、端末機器TAからProbe Req.信号を受信済みであり(図2のS2でYES)、プリンタPRのデバイス名「AAA」を含むProbe Res.信号を端末機器TAに送信済みである(S4)。次いで、端末機器TAは、デバイス名「AAA」を含む選択画面を表示する。S204で説明したのと同様に、選択画面は、さらに、1個以上の機器のデバイス名又はSSIDを含み得る。端末機器TAは、選択画面において、デバイス名「AAA」がユーザによって選択される場合に、G/O Nego. Req.信号をプリンタPRに送信する。これにより、端末機器TAからG/O Nego. Req.信号が受信される。
S212及びS214は、S204及びS206と同様である。S216では、CPU32は、第3の接続シーケンスを端末機器TAと実行して、端末機器TAと接続を確立する。具体的には、CPU32は、プリンタPRのG/O優先度を示すIntent値を含むG/O Nego. Res.信号を端末機器TAに送信する。さらに、CPU32は、プリンタPR及び端末機器TAのうちのどちらがG/O機器になるべきかを示す情報を含むG/O Nego. Confirmation信号を端末機器TAから受信する。CPU32は、G/Oネゴシエーションの結果に応じて、プリンタPRの動作状態をデバイス状態からG/O状態又はCL状態に移行させる。プリンタPRの動作状態に応じたこの後の各処理は、図3のS116で説明した各処理と同様である。S216が終了すると、第1の監視処理が終了する。
(第2の監視処理;図5)
続いて、図5を参照して、図2のS20で実行される第2の監視処理の内容について説明する。S232〜S246は、図4のS202〜S216と同様である。ただし、S234及びS242では、第1の問合せ画像100に代えて第2の問合せ画像200が表示されるのではなく、第1の問合せ画像100が表示されていない状態で、第2の問合せ画像200が表示される。
S248では、CPU32は、図2のS2で受信されたProbe. Req.信号がWFD情報を含まず、かつ、WPS情報を含むか否かを判断する。WPS情報は、Probe. Req.信号の送信元の機器がWPSの方式に従った処理を実行中であることを示す情報である。Probe. Req.信号がWPS情報を含む場合では、ユーザは、Probe. Req.信号の送信元の機器と送信先の機器との間に接続が確立されることを望んでいる可能性が高い。プリンタPRがG/O機器又はデバイス機器であり、かつ、端末機器TAがレガシー機器である場合に、S2で受信されたProbe. Req.信号にWFD情報が含まれず、かつ、WPS情報が含まれ得る。CPU32は、S2で受信されたProbe. Req.信号がWFD情報を含まず、かつ、WPS情報を含む場合(S248でYES)に、S250に進む。一方において、CPU32は、S2で受信されたProbe. Req.信号がWFD情報を含む場合、又は、Probe. Req.信号がWPS情報を含まない場合(S248でNO)に、S232に戻る。
S250,S252は、S234,S236と同様である。S256では、CPU32は、第1の接続シーケンスを端末機器TAと実行して、端末機器TAと接続を確立する。具体的には、CPU32は、プリンタPRの動作状態がデバイス状態である場合に、プリンタPRの動作状態をデバイス状態からG/O状態に移行させ、WFDNWを形成する。なお、プリンタPRの動作状態がG/O状態である場合には、WFDNWが形成済みである。CPU32は、WCS Exchange及び4-Way Handshakeを端末機器TAと実行する。WCS Exchange及び4-Way Handshakeを実行する処理は、図3のS116で説明した処理と同様である。S256が終了すると、第2の監視処理が終了する。
(具体的なケース;図6〜図9)
続いて、図6〜図9を参照して、図2〜図5のフローチャートに従って実現される具体的なケースA〜Dの内容を説明する。なお、いずれのケースA〜Dでも、端末機器TAは、WFD機器であり、デバイス状態である。また、いずれのケースA〜Dでも、図示省略しているが、端末機器TAの周囲には、デバイス名「CCC」を有する特定の機器が存在する。
(ケースA;図6)
本ケースでは、プリンタPRは、G/O機器であり、SSID「XXX」を有するWFDNWを形成している。プリンタPRの接続数は、上限数未満である。T2では、ユーザは、端末機器TAにおいて、サーチ操作を実行する。T4では、端末機器TAは、WFD情報と、端末機器TAのデバイス名「BBB」と、を含むProbe Req.信号を送信する。
プリンタPRは、Probe Req.信号を端末機器TAから受信すると(図2のS2でYES)、T6において、SSID「XXX」を含むProbe Res.信号を端末機器TAに送信する(S4)。
端末機器TAは、プリンタPRからProbe Res.信号を受信し、さらに、端末機器TAの周囲に存在する特定の機器から、特定の機器のデバイス名「CCC」を含むProbe Res.信号を受信する。この場合、T8では、端末機器TAは、SSID「XXX」と、デバイス名「CCC」と、を含む選択画面300を表示する。
また、T10では、プリンタPRは、T4のProbe Req.信号がWFD情報を含むと判断する(S10でYES)。次いで、プリンタPRは、T12において、Probe Req.信号の通信で利用された搬送波の電波強度が閾値Th以上であると判断し(S14でYES)、T14において、第1の問合せ画像100(図2参照)を表示する(S16)。そして、T16では、ユーザは、第1の問合せ画像100に応じてOKボタン102(図2参照)を選択する(図3のS102でOK)。この場合、T18において、プリンタPRは、Invitation Req.信号を端末機器TAに送信する(S104でYES、S106)。
端末機器TAは、プリンタPRからInvitation Req.信号を受信すると、T20において、第3の問合せ画像400を表示する。第3の問合せ画像400は、デバイス名「AAA」を有する機器(即ちプリンタPR)から接続要求が受信されたことをユーザに通知するためのメッセージと、プリンタPRと端末機器TAとの間に接続を確立するのか否かをユーザに問い合わせるためのメッセージと、を含む。また、第3の問合せ画像400は、接続を確立することを選択するためのOKボタン402と、当該接続を確立しないことを選択するためのCancelボタン404と、を含む。T22では、ユーザは、第3の問合せ画像400に応じてOKボタン402を選択する。この場合、T24では、端末機器TAは、Invitation Res.信号をプリンタPRに送信し、CL状態に移行する。
プリンタPRは、端末機器TAからInvitation Res.信号を受信する場合(S108)に、T26において、第1の接続シーケンスを端末機器TAと実行して、端末機器TAと接続を確立する(S116)。これにより、プリンタPRは、プリンタPRがG/O機器として動作するWFDNWに、端末機器TAをCL機器として参加させることができる。このように、プリンタPRと端末機器TAとが同じWFDNWに所属している状態では、例えば、プリンタPRは、当該WFDNWを利用して、端末機器TAから画像ファイルを受信して、当該画像ファイルによって表わされる画像の印刷を実行する。
上述したように、プリンタPRは、端末機器TAからProbe Req.信号が受信される場合(T4)に、プリンタPRと端末機器TAとの間に接続を確立するのか否かをユーザに問い合わせるための第1の問合せ画像100(図2参照)を表示する(T14)。プリンタPRは、第1の問合せ画像100に応じてOKボタン102(図2参照)がユーザによって選択される場合(T16)に、プリンタPRと端末機器TAとの間に接続を確立する(T18,T24,T26)。
仮に、T14において、プリンタPRが第1の問合せ画像100を表示しない構成を採用すると、ユーザは、プリンタPRと端末機器TAとの間に接続を確立させるために、T8で表示された選択画面300において、SSID「XXX」を選択する必要がある。しかしながら、無線通信に関する知識に乏しいユーザは、選択画面300において、SSID「XXX」を選択するのが困難であり、間違ってデバイス名「CCC」を選択し得る。即ち、ユーザは、プリンタPRと端末機器TAとの間に接続を確立させるのが困難である。これに対し、本実施例では、ユーザは、プリンタPRと端末機器TAとの間に接続を確立させるために、第1の問合せ画像100内のOKボタン102を選択し、さらに、第3の問合せ画像400内のOKボタン402を選択すれば済む。即ち、ユーザは、選択画面300においてSSID「XXX」を選択せずに済むので、プリンタPRと端末機器TAとの間に接続を容易に確立させることができる。特に、ケースAでは、ユーザは、G/O機器であるプリンタPRと端末機器TAとの間に接続を容易に確立させることができる。
(ケースB;図7)
本ケースでは、プリンタPRは、デバイス機器である。T102,T104は、図6のT2,T4と同様である。プリンタPRは、Probe Req.信号を端末機器TAから受信すると(図2のS2でYES)、T106において、プリンタPRのデバイス名「AAA」を含むProbe Res.信号を端末機器TAに送信する(S8)。
T108では、端末機器TAは、デバイス名「AAA」と、デバイス名「CCC」と、を含む選択画面310を表示する。
T110〜T116は、図6のT10〜T16と同様である。T118では、プリンタPRは、G/O Nego. Req.信号を端末機器TAに送信する(S104でNO、S112)。
T120,T122は、図6のT20,22と同様である。T124では、端末機器TAは、G/O Nego. Res.信号をプリンタPRに送信する。
プリンタPRは、端末機器TAからG/O Nego. Res.信号を受信すると(S114)に、T125において、G/O Nego. Confirmation信号を端末機器TAに送信する(S115)。本ケースでは、プリンタPRのG/O優先度が端末機器TAのG/O優先度よりも高いので、即ち、プリンタPRのIntent値が端末機器TAのIntent値よりも大きいので、プリンタPRは、G/O状態に移行し、端末機器TAは、CL状態に移行する。
T128では、プリンタPRは、第1の接続シーケンスを端末機器TAと実行して、端末機器TAと接続を確立する(S116)。これにより、プリンタPRは、プリンタPRがG/O機器として動作するWFDNWに、端末機器TAをCL機器として参加させることができる。
ケースBでも、図6のケースAと同様に、比較例の構成に比べて、ユーザが、プリンタPRと端末機器TAとの間に接続を容易に確立させることができる。特に、ケースBでは、ユーザは、デバイス機器であるプリンタPRと端末機器TAとの間に接続を容易に確立させることができる。
(ケースC;図8)
本ケースでは、プリンタPRは、G/O機器であり、SSID「XXX」を有するWFDNWを形成している。プリンタPRの接続数は、上限数未満である。T202〜T214は、図6のT2〜T14と同様である。ユーザは、T214でプリンタPRに表示される第1の問合せ画像100内のOKボタン102を選択しない。そして、T216では、ユーザは、端末機器TAに表示される選択画面300において、SSID「XXX」を選択する。この場合、T218では、端末機器TAは、Provision Discovery Req.信号をプリンタPRに送信する。
プリンタPRは、端末機器TAからProvision Discovery Req.信号を受信する場合(図4のS202でYES)に、T220において、第1の問合せ画像100に代えて第2の問合せ画像200を表示する(S204)。T222では、ユーザは、第2の問合せ画像200に応じてOKボタン202を選択する(S206でOK)。この場合、T226では、プリンタPRは、第2の接続シーケンスを端末機器TAと実行して、端末機器TAと接続を確立する(S208)。なお、第2の接続シーケンスにおいて、Provision Discovery Res.信号の通信が実行されることによって、端末機器TAは、CL状態に移行する。これにより、プリンタPRは、プリンタPRがG/O機器として動作するWFDNWに、端末機器TAをCL機器として参加させることができる。
上述したように、プリンタPRは、第1の問合せ画像100に応じてOKボタン102がユーザによって選択されず、かつ、端末機器TAからProvision Discovery Req.信号が受信される場合(T218)に、第2の問合せ画像200を表示する(T220)。次いで、プリンタPRは、第2の問合せ画像200に応じてOKボタン202がユーザによって選択される場合(T222)に、端末機器TAと接続を確立する(T226)。このように、プリンタPRは、第1の問合せ画像100に応じてOKボタン102がユーザによって選択されない場合でも、端末機器TAと接続を適切に確立することができる。
(ケースD;図9)
本ケースでは、プリンタPRは、デバイス機器である。T302〜T314は、図7のT102〜T114と同様である。ユーザは、T314でプリンタPRに表示される第1の問合せ画像100内のOKボタン102を選択しない。そして、T316では、ユーザは、端末機器TAに表示される選択画面310において、デバイス名「AAA」を選択する。この場合、T318では、端末機器TAは、G/O Nego. Req.信号をプリンタPRに送信する。
T320,T322は、図8のT220,T222と同様である。T324では、プリンタPRは、第3の接続シーケンスを端末機器TAと実行して、端末機器TAと接続を確立する(図4のS216)。なお、第3の接続シーケンスにおいて、G/O Nego. Res.信号及びG/O Nego. Confirmation信号の通信が実行されることによって、プリンタPRは、G/O状態に移行し、端末機器TAは、CL状態に移行する。これにより、プリンタPRは、プリンタPRがG/O機器として動作するWFDNWに、端末機器TAをCL機器として参加させることができる。
上述したように、プリンタPRは、第1の問合せ画像100に応じてOKボタン102がユーザによって選択されず、かつ、G/O Nego. Req.信号が受信される場合(T318)に、第2の問合せ画像200を表示する(T320)。次いで、プリンタPRは、第2の問合せ画像200に応じてOKボタン202がユーザによって選択される場合(T322)に、端末機器TAと接続を確立する(T324)。このように、プリンタPRは、第1の問合せ画像100に応じてOKボタン102がユーザによって選択されない場合でも、端末機器TAと接続を適切に確立することができる。
(対応関係)
プリンタPR、端末機器TAが、それぞれ、「通信機器」、「外部機器」の一例である。G/O機器、CL機器が、それぞれ、「親局」、「子局」の一例である。デバイス状態が、「無線ネットワークの親局及び子局のどちらとしても動作していない状態」の一例である。図2のS2で受信されるProbe Req.信号が、「機器検索信号」の一例である。Invitation Req.信号が、「招待信号」の一例である。図4のS202で受信されるProvision Discovery Req.信号、及び、S210で受信されるG/O Nego. Req.信号が、「機器検索信号とは異なる接続要求信号」の一例である。
図3のS104でYESの場合において形成済みのWFDNWが、「第1の無線ネットワーク」の一例である。S112〜S115において形成され、プリンタPRがG/O機器として動作するWFDNWが、「第2の無線ネットワーク」の一例である。S112〜S115において形成され、端末機器TAがG/O機器として動作するWFDNWが、「第3の無線ネットワーク」の一例である。図4のS216において形成され、プリンタPRがG/O機器として動作するWFDNWが、「第5の無線ネットワーク」の一例である。S216において形成され、端末機器TAがG/O機器として動作するWFDNWが、「第6の無線ネットワーク」の一例である。図5のS232でYESの場合において形成済みのWFDNWが、「第7の無線ネットワーク」の一例である。第1の問合せ画像100に含まれるメッセージ、第2の問合せ画像200に含まれるメッセージが、それぞれ、「第1の問合せメッセージ」、「第2の問合せメッセージ」の一例である。WFD方式、WFD情報、閾値Thが、それぞれ、「所定の無線通信方式」、「サポート情報」、「所定値」の一例である。SSID「XXX」及びデバイス名「AAA」が、「識別情報」の一例である。
図2のS16の処理が、「第1の表示制御部」によって実行される処理の一例である。図3のS106〜S116の処理が、「第1の確立部」によって実行される処理の一例である。図4のS204,S212の処理が、「第2の表示制御部」によって実行される処理の一例である。S208,S216の処理が、「第2の確立部」によって実行される処理の一例である。
(第2実施例)
図1に示されるように、本実施例では、プリンタPRのメモリ34は、さらに、Persistent情報38を記憶し得る。Persistent情報38は、プリンタPRが過去に確立した接続に関する情報、即ち、プリンタPRの接続実績に関する情報である。例えば、プリンタPRとWFD機器である端末機器TAとが過去に接続を確立済みである場合、即ち、プリンタPRと端末機器TAとが同一のWFDNWに過去に所属済みである場合には、Persistent情報38は、端末機器TAのMACアドレス「bbb」と、上記のWFDNWのSSID「YYY」と、上記のWFDNWのパスワード「ppp」と、状態情報と、を含む。状態情報は、上記のWFDNWにおいて、プリンタPRがG/O状態であったか、CL状態であったかを示す情報である。なお、図示省略しているが、端末機器TAも、Persistent情報を記憶し得る。なお、当該Persistent情報に含まれる状態情報は、上記のWFDNWにおいて、端末機器TAがG/O状態であったか、CL状態であったかを示す情報である。
(第1の監視処理)
本実施例では、図3の第1の監視処理に代えて、図10の第1の監視処理が実行される。S302〜S308は、図3のS102〜S108と同様である。
S310では、CPU32は、端末機器TAとの接続実績があるのか否かを判断する。特に、CPU32は、プリンタPRによって現在形成されているWFDNW(以下では「現行WFDNW」と呼ぶ)に端末機器TAがCL機器として過去に参加していたことを示す接続実績があるのか否かを判断する。具体的には、CPU32は、まず、図2のS2で端末機器TAから受信されたProbe Req.信号に含まれる端末機器TAのMACアドレス「bbb」を特定する。CPU32は、特定済みのMACアドレス「bbb」を含むPersistent情報38(以下では「特定のPersistent情報」と呼ぶ)がメモリ34に記憶されており、かつ、特定のPersistent情報に含まれるSSID「YYY」が現行WFDNWのSSIDに一致する場合に、S310でYESと判断し、S312に進む。一方において、CPU32は、特定のPersistent情報がメモリ34に記憶されていない場合、又は、特定のPersistent情報にメモリ34に記憶されているが、特定のPersistent情報に含まれるSSID「YYY」が現行WFDNWのSSIDに一致しない場合に、S310でNOと判断し、S314に進む。S314は、図3のS116と同様である。S314が終了すると、第1の監視処理が終了する。
S312では、CPU32は、第4の接続シーケンスを端末機器TAと実行して、端末機器TAと接続を確立する。具体的には、CPU32は、WCS Exchangeを実行せずに、即ち、現行WFDNWのパスワード等を端末機器TAに送信せずに、4-Way Handshakeを端末機器TAと実行する。現行WFDNWのパスワード等を端末機器TAに送信しない理由は、以下のとおりである。即ち、端末機器TAは、現行WFDNWにCL機器として過去に所属済みであり、現行WFDNWのパスワード等を含むPersistent情報を記憶している。このために、端末機器TAは、プリンタPRから現行WFDNWのパスワード等を取得しなくても、プリンタPRと接続を確立することができる。このように、WCS Exchangeが実行されないので、プリンタPRと端末機器TAとの間の接続が迅速に確立され、さらに、プリンタPRと端末機器TAとの間の通信負荷が軽減される。S312が終了すると、第1の監視処理が終了する。
また、プリンタPRがデバイス機器である場合には、S316において、CPU32は、端末機器TAとの接続実績があるのか否かを判断する。CPU32は、端末機器TAのMACアドレス「bbb」を特定し、特定済みのMACアドレス「bbb」を含む特定のPersistent情報がメモリ34に記憶されている場合に、S316でYESと判断して、S318に進み、特定のPersistent情報38がメモリ34に記憶されていない場合に、S316でNOと判断して、S326に進む。S326〜S330は、図3のS112〜S116と同様である。S330が終了すると、第1の監視処理が終了する。
また、S318,S319は、S306,S308と同様である。S320では、CPU32は、特定のPersistent情報に含まれる状態情報に従って、プリンタPRの動作状態をデバイス状態からG/O状態又はCL状態に移行させる。具体的には、CPU32は、状態情報がG/O状態を示す第1の場合に、プリンタPRの動作状態をデバイス状態からG/O状態に移行させ、プリンタPRがG/O機器として動作するWFDNWを形成する。第1の場合は、プリンタPRが、プリンタPRと端末機器TAとが以前に所属していたWFDNWにG/O機器として所属し、端末機器TAが、当該WFDNWにCL機器として所属していた場合である。第1の場合では、端末機器TAは、端末機器TAの動作状態をデバイス状態からCL状態に移行させる。一方において、CPU32は、状態情報がCL状態を示す第2の場合に、プリンタPRの動作状態をデバイス状態からCL状態に移行させる。第2の場合では、端末機器TAが、端末機器TAの動作状態をデバイス状態からG/O状態に移行させ、端末機器TAがG/O機器として動作するWFDNWを形成する。第1,2の場合にS320で形成されるWFDNWは、プリンタPRと端末機器TAとが以前に所属していたWFDNWと同一のWFDNWである。また、第1,2の場合において、CPU32は、新たに形成されるWFDNW(以下では「新WFDNW」と呼ぶ)のパスワードとして、特定のPersistent情報に含まれるパスワード「ppp」を利用し、新WFDNWのSSIDとして、特定のPersistent情報に含まれるSSID「YYY」を利用する。また、CPU32は、新WFDNWの認証方式として、特定のPersistent情報に含まれる認証方式を利用し、新WFDNWの暗号化方式として、特定のPersistent情報に含まれる暗号化方式を利用する。
S324は、S312と同様である。即ち、プリンタPRと端末機器TAとは、新WFDNWのパスワード等を含むPersistent情報を記憶しているので、パスワード等の通信を実行しなくても、接続を確立することができる。従って、プリンタPRと端末機器TAとの間の接続が迅速に確立され、さらに、プリンタPRと端末機器TAとの間の通信負荷が軽減される。S324が終了すると、第1の監視処理が終了する。
(具体的なケース;図11、図12)
続いて、図11及び図12を参照して、図2、図4、図5、及び、図10のフローチャートに従って実現される具体的なケースE,Fの内容を説明する。なお、いずれのケースE,Fでも、端末機器TAは、WFD機器であり、デバイス状態である。また、いずれのケースE,Fでも、図示省略しているが、端末機器TAの周囲には、デバイス名「CCC」を有する特定の機器が存在する。
(ケースE;図11)
本ケースでは、プリンタPRは、G/O機器であり、SSID「XXX」を有するWFDNWを形成している。また、プリンタPRは、Persistent情報38を記憶している。Persistent情報38に含まれる状態情報は、プリンタPRがG/O状態であったことを示す。プリンタPRの接続数は、上限数未満である。T402〜T424は、図6のT2〜T24と同様である。
プリンタPRは、端末機器TAとの接続実績があるため(図10のS310でYES)、T426において、第4の接続シーケンスを端末機器TAと実行する(S312)。
上述したように、プリンタPRは、端末機器TAとの接続実績があるため、WSC Exchangeを含まない第4の接続シーケンスを端末機器TAと実行する(T426)。WCS Exchangeが実行されないので、プリンタPRと端末機器TAとの間の接続が迅速に確立され、さらに、プリンタPRと端末機器TAとの間の通信負荷が軽減される。
(ケースF;図12)
本ケースでは、プリンタPRは、デバイス機器であり、Persistent情報38を記憶している。Persistent情報38に含まれる状態情報は、プリンタPRがG/O状態であったことを示す。T502〜T516は、図7のT102〜T116と同様である。
プリンタPRは、端末機器TAとの接続実績があるため(図10のS316でYES)、T518において、Invitation Req.信号を端末機器TAに送信する(S318)。T520〜T524は、図11のT420〜T424と同様である。プリンタPRは、端末機器TAからInvitation Res.信号を受信する場合(S319)に、G/O状態に移行する(S320)。また、端末機器TAは、CL状態に移行する。T526は、図11のT426と同様である。
本ケースでも、図11のケースEと同様に、WCS Exchangeが実行されないので、プリンタPRと端末機器TAとの間の接続が迅速に確立され、さらに、プリンタPRと端末機器TAとの間の通信負荷が軽減される。
(対応関係)
Invitation Req.信号が「特定信号」の一例である。図10のS316でYESの場合における新WFDNWが、「第4の無線ネットワーク」の一例である。S306,S308,S312,S314,S318〜S330の処理が、「第1の確立部」によって実行される処理の一例である。S310の処理、S316の処理、S320で新WFDNWを形成する処理が、それぞれ、「第1の判断部」、「第2の判断部」、「形成部」によって実行される処理の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)上記の各実施例では、プリンタPRは、WFD機器であるが、変形例では、WFD機器でなくてもよい。プリンタPRのCPU32は、プリンタPRの電源がONされる場合に、いわゆるSoftAPを起動して、プリンタPRを疑似的なAPとして動作させてもよい。本変形例でも、CPU32は、端末機器TAからProbe Req.信号が受信される場合に(図2のS2でYES)、第1の問合せ画像100を表示部14に表示させてもよい(S16)。CPU32は、第1の問合せ画像100内のOKボタン102が選択される場合に(図3のS102でOK)、端末機器TAと接続を確立してもよい。即ち、CPU32は、プリンタPRが疑似的なAPとして動作するネットワークに、端末機器TAをCL機器として参加させることができる。本変形例では、SoftAPが「親局」の一例である。
(変形例2)上記の各実施例では、プリンタPRのCPU32は、図2のS2で受信されたProbe Req.信号がWFD情報を含むのか否かを判断するが(S10)、変形例では、判断しなくてもよい。即ち、CPU32は、S10を省略し、S14に進んでもよい。
(変形例3)上記の各実施例では、プリンタPRのCPU32は、図2のS2で受信されたProbe Req.信号の通信で利用された搬送波の電波強度が閾値Th以上であるのか否かを判断するが(S14)、変形例では、判断しなくてもよい。即ち、CPU32は、S14を省略し、S16に進んでもよい。なお、変形例2及び3を組み合わせた変形例では、CPU32は、S20の第2の監視処理を実行しなくてもよい。
(変形例4)上記の各実施例では、「通信機器」は、印刷機能を実行可能なプリンタPRに限られず、スキャン機能を実行可能なスキャナであってもよい。また、「通信機器」は、印刷機能及びスキャン機能とは異なる機能(例えば、画像の表示機能、データの演算機能)を実行する機器(例えば、PC、サーバ、携帯端末(携帯電話、スマートフォン、PDA等))であってもよい。即ち、「通信機器」は、無線接続を確立可能なあらゆるデバイスを含む。
(変形例5)上記の各実施例では、プリンタPRのCPU32がプログラム(即ちソフトウェア)を実行することによって、図2〜図5、及び、図10の各処理が実現される。これに代えて、図2〜図5、及び、図10の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、12:操作部、14:表示部、16:印刷実行部、20:無線インターフェース、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、38:Persistent情報、100:第1の問合せ画像、102,202,402:「OK」ボタン、104,204,404:「Cancel」ボタン、200:第2の問合せ画像、300,310:選択画面、400:第3の問合せ画像、PR:プリンタ、TA:端末機器、Th:閾値

Claims (12)

  1. 通信機器であって、
    表示部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    外部機器との無線接続を確立すべき対象である機器を検索するための機器検索信号が前記外部機器から受信される場合に、前記通信機器と前記外部機器との間に特定の無線接続を確立するのか否かをユーザに問い合わせるための第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させる第1の表示制御部と、
    前記第1の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記外部機器との無線接続を確立するための要求信号を前記外部機器に送信することによって、前記通信機器と前記外部機器との間に前記特定の無線接続を確立する第1の確立部と、
    を備える、通信機器。
  2. 前記第1の確立部は、前記通信機器が親局として動作する第1の無線ネットワークが形成されている状態で、前記第1の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記第1の無線ネットワークの子局として前記外部機器を招待するための招待信号である前記要求信号を前記外部機器に送信することによって前記特定の無線接続を確立する、請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記制御部は、さらに、
    前記第1の無線ネットワークが形成されている状態で、前記第1の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記外部機器が前記第1の無線ネットワークに子局として過去に所属していたのか否かを判断する第1の判断部を備え、
    前記第1の確立部は、
    前記外部機器が前記第1の無線ネットワークに子局として過去に所属していなかったと判断される場合に、前記第1の無線ネットワークで利用されているパスワードを前記外部機器に送信することによって前記特定の無線接続を確立し、
    前記外部機器が前記第1の無線ネットワークに子局として過去に所属していたと判断される場合に、前記パスワードを前記外部機器に送信せずに前記特定の無線接続を確立する、請求項2に記載の通信機器。
  4. 前記第1の表示制御部は、
    前記通信機器が親局として動作する第1の無線ネットワークが形成されており、かつ、前記通信機器が現在確立している無線接続の数が上限数未満である状態で、前記外部機器から前記機器検索信号が受信される場合に、前記第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させ、
    前記第1の無線ネットワークが形成されており、かつ、前記通信機器が現在確立している無線接続の数が前記上限数である状態で、前記外部機器から前記機器検索信号が受信される場合に、前記第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させない、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信機器。
  5. 前記第1の確立部は、
    前記通信機器が無線ネットワークの親局及び子局のどちらとしても動作していない状態で、前記第1の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記通信機器が前記親局及び前記子局のどちらとして動作すべきかを決定するための動作決定通信の実行を要求する前記要求信号を前記外部機器に送信して、前記動作決定通信を実行し、
    前記動作決定通信の結果に応じて、前記通信機器が前記親局として動作すべきことを決定する場合に、前記特定の無線接続を確立して、前記通信機器が前記親局として動作する第2の無線ネットワークに前記外部機器を前記子局として所属させ、
    前記動作決定通信の結果に応じて、前記通信機器が前記子局として動作すべきことを決定する場合に、前記特定の無線接続を確立して、前記外部機器が前記親局として動作する第3の無線ネットワークに前記通信機器を前記子局として所属させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の通信機器。
  6. 前記制御部は、さらに、
    前記通信機器が前記無線ネットワークの前記親局及び前記子局のどちらとしても動作していない状態で、前記第1の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記外部機器が、前記通信機器が親局又は子局として動作する第4の無線ネットワークに過去に子局又は親局として所属していたのか否かを判断する第2の判断部と、
    前記外部機器が前記第4の無線ネットワークに過去に前記子局として所属していたと判断される場合に、前記通信機器が前記親局として動作する前記第4の無線ネットワークを再形成する形成部と、を備え、
    前記第1の確立部は、
    前記外部機器が前記第4の無線ネットワークに過去に前記子局として所属していたと判断される場合に、前記通信機器及び前記外部機器の双方が、前記通信機器によって再形成されるべき前記第4の無線ネットワークに所属することを要求するための前記要求信号を前記外部機器に送信することによって前記特定の無線接続を確立し、
    前記外部機器が前記第4の無線ネットワークに過去に前記親局として所属していたと判断される場合に、前記通信機器及び前記外部機器の双方が、前記外部機器によって再形成されるべき前記第4の無線ネットワークに所属することを要求するための前記要求信号を前記外部機器に送信することによって前記特定の無線接続を確立し、
    前記外部機器が前記第4の無線ネットワークに過去に前記子局又は前記親局として所属していなかったと判断される場合に、前記動作決定通信の実行を要求する前記要求信号を前記外部機器に送信して、前記動作決定通信を実行することによって前記特定の無線接続を確立する、請求項5に記載の通信機器。
  7. 前記第1の表示制御部は、
    前記外部機器から前記機器検索信号が受信され、かつ、前記機器検索信号が、前記外部機器が所定の無線通信方式をサポートしていることを示すサポート情報を含む場合に、前記第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させ、
    前記外部機器から前記機器検索信号が受信され、かつ、前記機器検索信号が前記サポート情報を含まない場合に、前記第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させず、
    前記所定の無線通信方式は、前記通信機器及び前記外部機器のうちの一方が親局として動作すると共に他方が子局として動作する無線ネットワークを構築するための無線通信方式である、請求項1から6のいずれか一項に記載の通信機器。
  8. 前記第1の表示制御部は、
    前記外部機器から前記機器検索信号が受信され、かつ、前記機器検索信号の通信で利用される搬送波の電波強度が所定値以上である場合に、前記第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させ、
    前記外部機器から前記機器検索信号が受信され、かつ、前記搬送波の前記電波強度が前記所定値未満である場合に、前記第1の問合せメッセージを前記表示部に表示させない、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信機器。
  9. 前記制御部は、さらに、
    前記第1の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択されず、かつ、前記機器検索信号とは異なる接続要求信号が前記外部機器から受信される場合に、前記第1の問合せメッセージとは異なる第2の問合せメッセージを前記表示部に表示させる第2の表示制御部であって、前記接続要求信号は、前記通信機器を識別するための識別情報を含む選択画面を表示している前記外部機器において、前記識別情報が前記ユーザによって選択される場合に、前記外部機器から前記通信機器に送信される信号であり、前記第2の問合せメッセージは、前記接続要求信号に応じて前記特定の無線接続を確立するのか否かを前記ユーザに問い合わせるためのメッセージである、前記第2の表示制御部と、
    前記第2の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記特定の無線接続を確立する第2の確立部と、
    を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の通信機器。
  10. 前記第2の確立部は、
    前記通信機器が無線ネットワークの親局及び子局のどちらとしても動作していない状態で、前記第2の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記通信機器が前記親局及び前記子局のどちらとして動作すべきかを決定するための動作決定通信を実行し、
    前記動作決定通信の結果に応じて、前記通信機器が前記親局として動作すべきことを決定する場合に、前記特定の無線接続を確立して、前記通信機器が前記親局として動作する第5の無線ネットワークに前記外部機器を前記子局として所属させ、
    前記動作決定通信の結果に応じて、前記通信機器が前記子局として動作すべきことを決定する場合に、前記特定の無線接続を確立して、前記外部機器が前記親局として動作する第6の無線ネットワークに前記通信機器を前記子局として所属させる、請求項9に記載の通信機器。
  11. 前記第2の確立部は、前記通信機器が親局として動作する第7の無線ネットワークが形成されている状態で、前記第2の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記特定の無線接続を確立して、前記第7の無線ネットワークに前記外部機器を子局として所属させる、請求項9又は10に記載の通信機器。
  12. 通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記通信機器に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    外部機器との無線接続を確立すべき対象である機器を検索するための機器検索信号が前記外部機器から受信される場合に、前記通信機器と前記外部機器との間に特定の無線接続を確立するのか否かをユーザに問い合わせるための第1の問合せメッセージを前記通信機器の表示部に表示させる第1の表示制御処理と、
    前記第1の問合せメッセージに応じて前記特定の無線接続を確立することが前記ユーザによって選択される場合に、前記外部機器との無線接続を確立するための要求信号を前記外部機器に送信することによって、前記通信機器と前記外部機器との間に前記特定の無線接続を確立する第1の確立処理と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
JP2014178065A 2014-09-02 2014-09-02 通信機器 Active JP6387748B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014178065A JP6387748B2 (ja) 2014-09-02 2014-09-02 通信機器
US14/843,223 US9848062B2 (en) 2014-09-02 2015-09-02 Communication apparatus which establishes wireless connection with external apparatus
US15/822,752 US10362144B2 (en) 2014-09-02 2017-11-27 Communication apparatus which establishes wireless connection with external apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014178065A JP6387748B2 (ja) 2014-09-02 2014-09-02 通信機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016052097A JP2016052097A (ja) 2016-04-11
JP6387748B2 true JP6387748B2 (ja) 2018-09-12

Family

ID=55404228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014178065A Active JP6387748B2 (ja) 2014-09-02 2014-09-02 通信機器

Country Status (2)

Country Link
US (2) US9848062B2 (ja)
JP (1) JP6387748B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6724338B2 (ja) * 2015-10-30 2020-07-15 ブラザー工業株式会社 通信機器
JP6784194B2 (ja) 2017-02-28 2020-11-11 ブラザー工業株式会社 通信装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002290414A (ja) 2001-03-27 2002-10-04 Seiko Epson Corp 端末装置の位置通知方法、端末装置、位置通知用プログラム及び当該位置通知用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR20090113033A (ko) * 2008-04-25 2009-10-29 삼성전자주식회사 기기의 무선 랜 설정 방법 및 장치
US8391260B1 (en) * 2009-06-22 2013-03-05 Marvell International Ltd Power management systems and methods for peer-to-peer network devices
JP5418394B2 (ja) * 2010-04-28 2014-02-19 ブラザー工業株式会社 無線通信装置
JP5671879B2 (ja) 2010-08-24 2015-02-18 ソニー株式会社 無線通信装置、プログラム、無線通信方法、および無線通信システム
KR101735334B1 (ko) * 2010-11-25 2017-05-15 삼성전자 주식회사 와이파이 P2P 디바이스(Wi-Fi Peer to Peer Device)의 디스커버리(Discovery) 방법 및 장치
US9294545B2 (en) * 2010-12-16 2016-03-22 Microsoft Technology Licensing, Llc Fast join of peer to peer group with power saving mode
JP5754254B2 (ja) * 2011-06-14 2015-07-29 ブラザー工業株式会社 無線通信装置
JPWO2013076920A1 (ja) * 2011-11-25 2015-04-27 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America マスター機器、連携サービス管理システム、及び連携サービス管理方法
JP5962146B2 (ja) 2012-03-30 2016-08-03 ブラザー工業株式会社 通信装置
SG11201406385UA (en) 2012-04-13 2014-11-27 Sony Corp Wireless communication device, information processing device, and communication method
KR20140054779A (ko) * 2012-10-29 2014-05-09 삼성전자주식회사 전자 장치, 화상형성장치, 인쇄 제어 방법, 화상형성방법 및 컴퓨터 판독가능 기록매체
WO2014084519A1 (ko) * 2012-11-29 2014-06-05 엘지전자 주식회사 와이파이 다이렉트 서비스 시스템에서 통신 설정 방법 및 이를 위한 장치
JP6448173B2 (ja) * 2013-03-14 2019-01-09 キヤノン株式会社 通信装置及びその制御方法、プログラム
US9525714B2 (en) * 2013-08-02 2016-12-20 Blackberry Limited Wireless transmission of real-time media
JP6281222B2 (ja) * 2013-09-30 2018-02-21 ブラザー工業株式会社 通信機器
JP2016019044A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US20180091628A1 (en) 2018-03-29
US10362144B2 (en) 2019-07-23
JP2016052097A (ja) 2016-04-11
US20160066359A1 (en) 2016-03-03
US9848062B2 (en) 2017-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5673436B2 (ja) 無線通信装置
JP6368989B2 (ja) 通信装置
JP5736987B2 (ja) 無線通信装置
JP5736986B2 (ja) 無線通信装置
JP5966827B2 (ja) 通信装置
JP6387698B2 (ja) 通信装置
KR101574039B1 (ko) 휴대용 전자 디바이스와 페어링하기 전에 프린터를 인증하는 방법
JP2013157943A (ja) 無線通信装置
KR20160033794A (ko) 인쇄 작업을 위한 프린터의 애드혹 검색 및 선택
JP6221587B2 (ja) 通信機器
JP2013157941A (ja) 無線通信装置
JP6015315B2 (ja) 通信装置
JP6171297B2 (ja) 無線通信装置
JP6709015B2 (ja) 通信装置
JP6387748B2 (ja) 通信機器
EP3267737B1 (en) Wireless communication system and wireless communication device
JP2017069721A (ja) 通信機器
US9467935B2 (en) Communication apparatus and control method thereof
JP2016036190A (ja) 通信装置
JP6398750B2 (ja) 通信機器
JP6102799B2 (ja) 無線通信機器
JP6213307B2 (ja) 無線通信機器
JP6638786B2 (ja) 通信機器
JP6471775B2 (ja) 無線通信装置
JP6179437B2 (ja) 機能実行装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180501

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180717

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6387748

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150