JP6582760B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本明細書では、アクセスポイントとの無線接続を確立可能な通信装置に関する技術を開示する。
特許文献1には、アクセスポイントと第1プリンタと第2プリンタとを備えるシステムが開示されている。第1プリンタは、アクセスポイントと無線通信を実行するためのネットワーク無線設定を記憶している。第1プリンタは、アドフォック無線通信を介して、ネットワーク無線設定を第2プリンタに送信する。第2プリンタは、ネットワーク無線設定を利用してアクセスポイントと無線通信を実行する。
特開2009−044701号公報 特開2005−065018号公報 特開2005−086583号公報 特開2005−142792号公報
例えば、無線通信に関する能力が第1プリンタと第2プリンタとで異なる状況が考えられる。従って、第1プリンタがアクセスポイントと無線通信を実行可能であっても、第2プリンタが当該アクセスポイントと無線通信を実行不可能である可能性がある。このような状況では、第2プリンタは、第1プリンタからネットワーク無線設定を受信しても、当該ネットワーク無線設定を利用して、アクセスポイントと無線通信を実行することができない。
本明細書では、通信装置がアクセスポイントとの無線接続を適切に確立し得る技術を提供する。
本明細書によって開示される通信装置は、第1の無線インターフェースと、第1の無線インターフェースを介した検索を実行して、1個以上の候補アクセスポイントを特定する特定部であって、候補アクセスポイントは、通信装置が無線接続を確立し得るアクセスポイントである、特定部と、実績アクセスポイントとの無線接続を確立するための情報の送信を要求するための情報要求を端末装置に送信する送信部であって、実績アクセスポイントは、端末装置との無線接続が確立された実績を有するアクセスポイントである、送信部と、端末装置が実績アクセスポイントとの無線接続を確立するために利用した利用情報を記憶している場合に、情報要求の送信に応じて、端末装置から利用情報に含まれる対象パスワードを含む応答を受信する受信部と、応答に含まれる対象パスワードを利用して、第1の無線インターフェースを介して、1個以上の候補アクセスポイントのうちの対象アクセスポイントとの無線接続を確立する確立部と、を備える。
上記の構成によると、通信装置は、通信装置自身が無線接続を確立し得る1個以上の候補アクセスポイントを特定する。従って、通信装置は、端末装置から受信される応答に含まれる対象パスワードを利用して、特定済みの1個以上の候補アクセスポイントのうちの対象アクセスポイントとの無線接続を適切に確立し得る。
上記の通信を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ可読記録媒体も、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 各実施例に共通の処理を表わす基本シーケンス図を示す。 1個の携帯端末に情報要求を送信するケースAのシーケンス図を示す。 複数個の携帯端末に情報要求を送信するケースBのシーケンス図を示す。 第2実施例の具体的なケースのシーケンス図を示す。 第3実施例の具体的なケースのシーケンス図を示す。 第4実施例の具体的なケースのシーケンス図を示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、プリンタ100と、複数個の携帯端末200等と、を備える。プリンタ100は、アクセスポイント(以下では「AP(Access Pointの略)」と呼ぶ)10等との無線接続を確立して、AP10等によって形成されている無線ネットワークに参加することができる。この場合、プリンタ100は、当該無線ネットワークを利用して(即ちAP10等を介して)、携帯端末200等との通信を実行することができる。なお、以下では、ネットワークのことを「NW」と記載することがある。また、プリンタ100は、WFD(Wi-Fi Direct(登録商標)の略)方式に従って、携帯端末200等との無線接続を確立することができる。この場合、プリンタ100は、AP10等を介さずに、携帯端末200等との通信を実行することもできる。
(プリンタ100の構成)
プリンタ100は、印刷機能を実行可能な周辺装置(即ち携帯端末200等の周辺装置)である。プリンタ100は、操作部102と、表示部104と、印刷実行部106と、無線LANインターフェース110と、制御部120と、を備える。各部102〜120は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する場合がある。なお、本実施例のプリンタ100は、NFCI/F108を備えていない。NFCI/F108は、後述の第4実施例で利用される。
操作部102は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部102を操作することによって、様々な指示をプリンタ100に入力することができる。表示部104は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部106は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。
制御部120は、CPU122と、メモリ124と、を備える。CPU122は、メモリ124に記憶されているプログラム126に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ124は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。
無線LANI/F110は、Wi−Fi方式に従った無線通信を実行するためのI/Fである。Wi−Fi方式は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に従って、無線通信を実行するための無線通信方式である。無線LANI/F110は、特に、Wi−Fi Allianceによって策定されたWFD方式をサポートしている。WFD方式は、Wi−Fi Allianceによって作成された規格書「Wi-Fi Peer-to-Peer (P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている無線通信方式である。
Wi−Fi方式では、通常、2.4GHz帯又は5.0GHz帯の周波数が利用される。ただし、本実施例では、無線LANI/F110は、2.4GHz帯の周波数を利用する能力を有するが、5.0GHz帯の周波数を利用する能力を有していない。また、Wi−Fi方式では、認証方式(例えば、WPA−PSK、WPA2−PSK等)及び暗号化方式(例えば、TKIP、AES、WEP等)の組合せに従った認証及び暗号化が実行される。以下では、認証方式及び暗号化方式の組合せのことを「利用方式」と呼ぶ。無線LANI/F110は、公知のあらゆる利用方式のうちの一部の利用方式(以下では符号U1で表現する)のみをサポートしている。即ち、無線LANI/F110は、利用方式U1に従った無線接続を確立する能力を有するが、利用方式U1とは異なる利用方式(以下では符号U2で表現する)に従った無線接続を確立する能力を有していない。
(AP10等の構成)
各AP10等は、無線アクセスポイント、無線LANルータ等と呼ばれる通常のAPである。各AP10等は、2.4GHz帯又は5.0GHz帯の周波数が利用される無線NWを現在形成している。具体的には、各AP10、20、40は、2.4GHz帯の周波数が利用される無線NWを形成しているおり、AP30は、5.0GHz帯の周波数が利用される無線NWを形成している。また、各AP10、20、30は、利用方式U1が利用される無線NWを形成しており、AP40は、利用方式U2が利用される無線NWを形成している。
プリンタ100が無線接続を確立可能なAPは限られている。即ち、プリンタ100は、2.4GHz帯の周波数を利用していると共に利用方式U1を利用している各AP10、20との無線接続を確立し得る。ただし、プリンタ100は、5.0GHz帯の周波数を利用しているAP30との無線接続を確立することができず、さらに、利用方式U2を利用しているAP40との無線接続を確立することができない。
各AP10等は、無線NWを形成するための情報として、SSID及びパスワードを利用する。SSID(Service Set Identifierの略)は、AP10等によって形成されている無線NWを識別するための識別子、換言すると、AP10等を識別するための識別子である。パスワードは、AP10等との無線接続を確立する際に認証及び暗号化のために利用される情報である。AP10は、現在、SSID「SS1」及びパスワード「P1」が利用される無線NWを確立している。なお、AP10は、過去に、SSID「SS1」及びパスワード「P0」が利用される無線NWを確立していた実績を有する。また、他のAP20、30、40のそれぞれも、現在、図1に記述されているSSID及びパスワードが利用される無線NWを確立している。具体的には、SSID及びパスワードとして、AP20、30、40のそれぞれは、「SS2」及び「P2」、「SS3」及び「P3」、「SS4」及び「P4」のそれぞれが利用される無線NWを確立している。
(携帯端末200等の構成)
各携帯端末200等は、例えば、携帯電話、スマートフォン、ノートPC、タブレットPC等の可搬型の端末である。携帯端末200は、操作部202と、表示部204と、無線LANI/F210と、制御部220と、を備える。各部202〜220は、バス線(符号省略)に接続されている。なお、本実施例では、携帯端末200は、NFCI/F208を備えていない。他の携帯端末300、400も、携帯端末200と同様の構成を有する。
操作部202は、複数のキーによって構成される。ユーザは、操作部202を操作することによって、様々な指示を携帯端末200に入力することができる。表示部204は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部204は、いわゆるタッチパネルとして機能する。即ち、表示部204は、ユーザによって操作される操作部としても機能する。無線LANI/F210は、Wi−Fi方式に従った無線通信を実行するためのI/Fであり、WFD方式をサポートしている。無線LANI/F210は、2.4GHz帯及び5.0GHz帯のどちらの周波数を利用する能力も有する。また、無線LANI/F210は、プリンタ100と同様に、利用方式U1に従った無線接続を確立する能力を有する。無線LANI/F210は、さらに、プリンタ100が利用不可能な利用方式U2に従った無線接続を確立する能力も有する。
制御部220は、CPU222と、メモリ224と、を備える。CPU222は、メモリ224に格納されているプログラム226、228に従って、様々な処理を実行する。メモリ224は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ224は、基本的な処理を実現するためのOSプログラム(Operating Systemの略)226に加えて、アプリケーションプログラム(以下では「アプリ」と呼ぶ)228と、利用テーブルUT1と、を格納する。
アプリ228は、プリンタ100のベンダによって提供されるプログラムであり、携帯端末200に記憶されている利用情報(即ちSSID及びパスワードの組合せ)をプリンタ100に供給するためのプログラムである。アプリ228は、例えば、ベンダによって提供されるインターネット上のサーバ(図示省略)から携帯端末200にインストールされてもよいし、プリンタ100と共に出荷されるメディアから携帯端末200にインストールされてもよい。
利用テーブルUT1は、利用情報が登録されるテーブルである。利用情報は、携帯端末200がAP10等との無線接続を確立するために利用した情報である。携帯端末200は、AP10等との無線接続を確立する場合に、当該無線接続を確立するために利用した利用情報を利用テーブルUT1に登録する。携帯端末300、400も、それぞれ、利用テーブルUT2、UT3を格納する。
携帯端末200は、AP10によって利用されるパスワードが「P0」から「P1」に変更された後に、AP10との無線接続を確立した実績を有し、AP10との無線接続を確立している状態を維持している。従って、利用テーブルUT1には、AP10に対応する利用情報(即ち「SS1」及び「P1」)が登録されている。また、携帯端末200は、AP10との無線接続を確立する前に、AP20との無線接続を確立した実績を有する。従って、利用テーブルUT1には、さらに、AP20に対応する利用情報(即ち「SS2」及び「P2」)が登録されている。
携帯端末300は、AP10によって利用されるパスワードが「P0」から「P1」に変更される前に、AP10との無線接続を確立した実績を有する。従って、利用テーブルUT2には、AP10に対応する利用情報(即ち「SS1」及び「P0」)が登録されている。また、携帯端末300は、AP20との無線接続を確立した実績を有し、AP20との無線接続を確立している状態を維持している。従って、利用テーブルUT2には、さらに、AP20に対応する利用情報(即ち「SS2」及び「P2」)が登録されている。
また、携帯端末400は、AP30との無線接続を確立した実績を有し、AP30との無線接続を確立している状態を維持している。従って、利用テーブルUT3には、AP30に対応する利用情報(即ち「SS3」及び「P3」)が登録されている。なお、いずれの携帯端末200〜400もAP40と無線接続を確立した実績を有さない。このために、いずれの利用テーブルUT1〜UT3にも、AP40に対応する利用情報(即ち「SS4」及び「P4」)が登録されていない。
(基本シーケンス;図2)
図2を参照して、プリンタ100が例えばAP10との無線接続を確立するための基本シーケンスを説明する。図2は、後述の図3〜図7の各ケースに共通する処理を示すシーケンスである。
S12では、CPU122は、無線LANI/F110を介した検索を実行して、AP10〜40の中から1個以上の候補APを特定する。候補APは、プリンタ100が無線接続を確立し得るAP、即ち、プリンタ100の無線通信能力(即ち無線LANI/F110の能力)に適合するAPである。本実施例では、無線LANI/F110は、2.4GHz帯の周波数のみを利用する能力を有し、かつ、利用方式U1のみを利用する能力を有する。この結果、候補APは、AP10〜40のうちのAP10、20である。
S16では、CPU122は、実績APとの無線接続を確立するための情報の送信を要求するための情報要求を例えば携帯端末200に送信する。実績APは、携帯端末200との無線接続が確立された実績を有するAPであり、本実施例では、AP10、20である。
S18では、CPU122は、携帯端末200が実績APであるAP10との無線接続を確立するために利用した利用情報(即ち「SS1」及び「P1」;図1のテーブルUT1参照)を記憶している場合に、S16の情報要求の送信に応じて、携帯端末200から利用情報に含まれる対象パスワード(即ち「P1」)を含む応答を受信する。
S20では、CPU122は、応答に含まれる対象パスワードを利用して、無線LANI/F110を介して、1個以上の候補AP10、20のうちの対象AP10との無線接続を確立する。
例えば、プリンタ100が、情報要求を携帯端末400に送信して、携帯端末400から、実績AP30によって利用されているパスワード「P3」を含む応答を受信する状況を想定する。この場合、プリンタ100は、AP30によって利用されている5.0GHz帯の周波数を利用する能力を有さないので、パスワード「P3」を利用して、AP30との無線接続を確立することができない。また、例えば、いずれかの携帯端末(例えば300)がAP40との無線接続を確立した実績を有する場合に、プリンタ100が、情報要求を当該携帯端末に送信して、当該携帯端末から、実績AP40によって利用されているパスワード「P4」を含む応答を受信する状況を想定する。この場合、プリンタ100は、AP40によって利用されている利用方式U2を利用する能力を有さないので、パスワード「P4」を利用して、AP40との無線接続を確立することができない。これに対し、本実施例では、プリンタ100は、プリンタ100が無線接続を確立し得る候補AP10、20を特定する(S12)。このために、プリンタ100は、携帯端末200から受信される応答に含まれる対象パスワード「P1」を利用して、1個以上の候補AP10、20のうちの対象AP10との無線接続を適切に確立することができる。
プリンタ100がAP10との無線接続を確立すると、プリンタ100及び携帯端末200の双方がAP10によって形成されている無線NWに所属している状態が構築される。この場合、プリンタ100及び携帯端末200は、当該無線NWを利用して(即ちAP10を介して)、様々なデータの通信を実行することができる。例えば、S22では、CPU222は、ユーザから印刷指示を受け付ける。この場合、CPU222は、S24、S26において、AP10を介して、印刷データをプリンタ100に送信する。印刷データは、印刷実行部106が解釈可能なデータ形式を有するデータである。
CPU122は、携帯端末200から印刷データを受信する場合に、S28において、印刷データを印刷実行部106に供給して、印刷データによって表わされる画像の印刷を印刷実行部106に実行させる。
(1個の携帯端末300に情報要求を送信するケースA;図3)
図3を参照して、図2の基本シーケンスに従った具体的なケースAを説明する。本ケースでは、プリンタ100が、携帯端末300から利用情報を受信して、APとの無線接続を確立する状況を想定している。
S40では、CPU122は、ユーザによって操作部102に実行されるWFD接続操作を受け付ける。WFD接続操作は、プリンタ100と他の装置との間にWFD方式に従った接続(以下では「WFD接続」と呼ぶ)を確立させるための操作であり、WPS(Wi-Fi Protected Setupの略)のうちのPBC(Push- Button Configurationの略)方式のプッシュボタン操作に対応する。WPSは、Wi−Fi Allianceによって策定された方式であり、自動無線接続方式又は簡単無線接続方式と呼ばれるものである。WPS方式は、一対の装置のそれぞれにおいて、無線接続を確立するための情報(例えばパスワード)がユーザによって入力されなくても、一対の装置の間に無線接続を自動的に確立するための方式である。
S42では、CPU122は、プリンタ100の動作状態を、WFD方式のデバイス状態からG/O(Group Ownerの略)状態へ移行させる。G/O状態は、WFD方式に従った無線NWの親局として動作する状態である。デバイス状態は、WFD方式のG/O状態及びCL(Clientの略)状態でない状態である。CPU122は、親局として動作する状態、即ち、G/O状態へ移行する際にSSID及びパスワードを決定して、決定済みの情報が利用される無線NWを形成する。この段階では、当該無線NWには、プリンタ100のみが所属しており、他の装置が所属していない。
S44では、携帯端末300は、WFD接続操作を受け付ける。この場合、図示省略しているが、携帯端末300は、携帯端末300の周囲に存在する無線NWの親局を検索するためのプローブ要求をブロードキャスト送信する。
CPU122は、無線LANI/F110を介して、携帯端末300からプローブ要求を受信する。この場合、CPU122は、S42で決定されたSSIDと、PBC方式のプッシュボタン操作が実行されたことを示す実行情報と、を含むプローブ応答を、無線LANI/F110を介して、携帯端末300に送信する。なお、各AP10〜40も、携帯端末300からプローブ要求を受信することに応じて、プローブ応答を携帯端末300に送信する。ただし、当該応答は、上記の実行情報を含まない。なお、以下では、特に記載する必要がない限り、「無線LANI/F110を介して」という記載を省略して説明する。
携帯端末300は、プリンタ100及びAP10〜40のそれぞれからプローブ応答を受信する場合に、実行情報を含むプローブ応答の送信元であるプリンタ100との無線接続を確立すべきと判断する。そして、S46において、携帯端末300は、様々な信号(例えば、Authentication信号、Association信号、4-way handshake等)の通信をプリンタ100と実行して、プリンタ100とのWFD接続を確立する。
CPU122は、S46において、上記の様々な信号の通信を携帯端末300と実行して携帯端末300とのWFD接続を確立すると、S50において、プリンタ100の周囲に存在するAP10等を検索する。具体的には、CPU122は、2.4GHz帯の周波数を利用して、プローブ要求をブロードキャスト送信する。プローブ要求は、2.4GHz帯の周波数を利用しているAP10、20、40によって受信されるが、5.0GHz帯の周波数を利用しているAP30によって受信されない。この結果、S52では、CPU122は、3個のAP10、20、40から3個のプローブ応答を受信する。プローブ応答は、AP情報を含む。AP情報は、送信元のAPによって形成されている無線NWで利用されるSSIDと、当該無線NWで利用される利用方式を示す方式情報と、を含む。
S54では、CPU122は、まず、3個のプローブ応答に含まれる3個のAP情報が記述されたAP情報テーブルを生成する。そして、CPU122は、AP情報テーブルの中から、無線LANI/F110がサポートしている利用方式U1に対応付けられている2個のSSID「SS1」、「SS2」を特定し、特定済みの2個のSSIDが記述されているSSIDリストSL1を生成する。これにより、CPU122は、プリンタ100が無線接続を確立し得る2個の候補AP10、20を特定することができる。
上述したように、CPU122は、S46のWFD接続が確立される際に、ユーザからさらなる操作を受け付けることなく、無線LANI/F110を介した検索を自動的に実行して(S50、S52)、候補AP10、20を特定する(S54)。このために、ユーザの利便性を向上させることができる。
S60では、CPU122は、ユーザからSSIDの選択のための操作を受け付けることなく、SSIDリストSL1から1個のSSID「SS1」を自動的に選択する。具体的には、CPU122は、各AP10等からS52の各プローブ応答を受信した際に、各プローブ応答の受信時の電波強度をメモリ124に記憶させる。そして、CPU122は、候補AP10、20のうち、最も高い電波強度を有するプローブ応答の送信元のAP10、即ち、プリンタ100から最も近い位置に存在するAP10に対応するSSID「SS1」を選択する。次いで、S62では、CPU122は、選択済みのSSID「SS1」を含む情報要求を携帯端末300に送信する。
なお、変形例では、メモリ124は、認証方式及び暗号化方式の様々な組合せに対してセキュリティの観点に基づく優先順位を記憶していてもよい。そして、CPU122は、候補AP10、20のうち、最も高い優先順位を有する利用方式を利用しているAPに対応するSSIDを選択してもよい。また、別の変形例では、CPU122は、候補AP10、20のうち、最も早く受信されたプローブ応答の送信元のAPのSSIDを選択してもよい。また、別の変形例では、CPU122は、ランダムにSSIDを選択してもよい。また、別の変形例では、CPU122は、SSIDリストSL1を表示部104に表示させて、ユーザからSSIDの選択のための操作を操作部102を介して受け付けることに応じて、SSIDを選択してもよい。
S64では、携帯端末300は、プリンタ100から情報要求を受信することに応じて、携帯端末300に格納されているアプリを起動し、アプリに従って以降の処理を実行する。即ち、携帯端末300は、利用テーブルUT2に含まれる各利用情報のうち、情報要求に含まれるSSID「SS1」を含む利用情報(即ち「SS1」及び「P0」;図1のUT2参照)を選択する。そして、S66では、携帯端末300は、選択済みの利用情報を含む応答をプリンタ100に送信する。
CPU122は、S66において、携帯端末300から利用情報を含む応答を受信すると、S70において、応答に含まれる利用情報を利用して、AP10との無線接続の確立を試行する。具体的には、CPU122は、利用情報内のSSID「SS1」を含むプローブ要求の送信、及び、プローブ応答の受信を実行し、さらに、様々な信号(例えば、Authentication信号、Association信号、4-way handshake等)の通信をAP10と実行する。上記の様々な信号の通信の過程で、利用情報内のパスワード「P0」がAP10に送信され、パスワード「P0」の認証がAP10によって実行される。パスワード「P0」は、AP10によって現在利用されていない。従って、S72では、CPU122は、AP10から、無線接続を確立不可能であることを示す接続エラー通知を受信する。
CPU122は、S72において、接続エラー通知を受信すると、S80において、SSIDリストSL1の中から他のSSID「SS2」を自動的に選択する。そして、上記のS62及びS66と同様に、CPU122は、S82において、選択済みのSSID「SS2」を含む情報要求を携帯端末300に送信し、S86において、携帯端末300から他の利用情報(即ち「SS2」及び「P2」;図1のUT2参照)を含む応答を受信する。
CPU122は、携帯端末300から利用情報を含む応答を受信すると、S90において、応答に含まれる利用情報を利用して、AP20との無線接続の確立を試行する。S90は、「SS2」及び「P2」が利用される点を除くと、S70と同様である。パスワード「P2」は、AP20によって現在利用されている。従って、AP20において、パスワード「P2」の認証が成功する。この結果、S92では、CPU122は、AP20との無線接続を確立することができる。
なお、上記のケースAにおいて、仮に、SSIDリストSL1が1個のSSID「SS1」のみを含む場合には、CPU122は、S72で接続エラー通知を受信すると、以降の処理(S80〜S92)を実行せずに、処理を終了する。また、仮に、携帯端末300の利用テーブルUT2において、AP10、20に対応する各利用情報が登録されていない場合には、CPU122は、S66において、携帯端末300から利用情報を含む応答を受信せずに、携帯端末300から利用情報が記憶されていないことを示す未記憶通知を受信する。この場合、CPU122は、S70及びS72を実行せずに、S80及びS82を実行する。ただし、CPU122は、S86において、携帯端末300から未記憶通知を受信し、以降の処理(S90、S92)を実行せずに、処理を終了する。
上述したように、ケースAによると、プリンタ100は、S62の情報要求を携帯端末300に送信してS66の応答を受信しても、AP10との無線接続を確立不可能である場合に、S82の情報要求を同じ携帯端末300に送信してS86の応答を受信する。このように、プリンタ100が2個以上の情報要求を同じ携帯端末300に送信する構成を採用すると、プリンタ10がAPとの無線接続を確立可能な適切なパスワード「P2」を取得する可能性を高めることができる。この結果、プリンタ100は、AP20との無線接続を適切に確立することができる。
(複数個の携帯端末200、400に情報要求を送信するケースB;図4)
図4を参照して、図2の基本シーケンスに従った具体的なケースBを説明する。図3のケースAでは、プリンタ100は、1個の携帯端末300のみとの無線接続を確立している。このために、プリンタ100は、携帯端末300へのSSID「SS1」を含む情報要求を送信(S62)に応じて受信されたパスワード「P0」を利用して、S72の接続エラー通知を受信すると、異なるSSID「SS2」を含む情報要求を同じ携帯端末300に送信する(S82)。これに対し、ケースBでは、プリンタ100は、複数個の携帯端末200、400のそれぞれとの無線接続を確立する。このために、プリンタ100は、仮に、一方の携帯端末への選択済みのSSIDを含む情報要求の送信に応じて受信されたパスワードを利用して、接続エラー通知を受信すると、同じSSIDを含む情報要求を他方の携帯端末に送信することができる。
S140、S142は、図3のS40、S42と同様である。S144A及びS144Bは、図3のS44と同様であり、S146A及びS146Bは、図3のS46と同様である。このために、CPU122は、2個の携帯端末200、400のそれぞれとの無線接続を確立する。
S150〜S164は、図3のS50〜S64と同様である。ただし、S50及びS52の処理をまとめてS150で表現している。なお、CPU122は、例えば、2個の携帯端末200、400のうち、先に無線接続が確立された携帯端末400に情報要求を優先的に送信する(S162)。
携帯端末400は、S162の情報要求内のSSID「SS1」を含む利用情報を記憶していない(図1のUT3参照)。この結果、S166では、CPU122は、携帯端末400から未記憶通知を受信する。そして、CPU122は、S182において、同じSSID「SS1」を含む情報要求を携帯端末200に送信して、携帯端末200においてアプリ228を起動させる(S184)。そして、S186では、CPU122は、携帯端末200から利用情報(即ち「SS1」及び「P1」)を含む応答を受信する。S190及びS192は、AP10が対象である点、及び、SSID「SS1」及びパスワード「P1」が利用される点を除くと、図3のS90、92と同様である。これにより、CPU122は、AP10との無線接続を確立することができる。
上述したように、ケースBによると、プリンタ100が複数個の携帯端末200、400に同じSSIDを含む情報要求を送信する構成を採用すると、プリンタ100がAP10との無線接続を確立可能な適切なパスワード「P1」を取得する可能性を高めることができる。この結果、プリンタ100は、最も高い電波強度を有するプローブ応答の送信元のAP10との無線接続を適切に確立することができる。
なお、プリンタ100が、複数個の携帯端末200、400のそれぞれに情報要求を同時的に送信するのではなく、携帯端末400から未記憶通知を受信した後に、携帯端末200に情報要求を送信する。即ち、プリンタ100は、仮に、携帯端末400から適切なパスワード「P1」を受信すれば、携帯端末200に情報要求を送信せずに済む。このために、プリンタ100の処理負荷を軽減させることができる。なお、変形例では、プリンタ100は、複数個の携帯端末200、400のそれぞれに情報要求を同時的に送信してもよい。
(対応関係)
プリンタ100が、「通信装置」の一例である。無線LANI/F110が、「第1の無線インターフェース」の一例である。図3のケースAでは、S82のSSID「SS2」、S86のパスワード「P2」、AP20が、それぞれ、「対象識別子(さらにはN個の識別子)」、「対象パスワード」、「対象アクセスポイント」の一例である。また、図4のケースBでは、S182のSSID「SS1」、S186のパスワード「P1」、AP10が、それぞれ、「対象識別子(さらにはN個の識別子)」、「対象パスワード」、「対象アクセスポイント」の一例である。また、携帯端末400、携帯端末200が、それぞれ、「第1の端末装置」、「第2の端末装置」の一例である。
2.4GHz帯の周波数、5.0GHz帯の周波数が、それぞれ、「第1の周波数」、「第2の周波数」の一例である。AP10、20、40が、「周辺アクセスポイント」の一例である。なお、例えば、AP40が存在しないケースを想定する。この場合、プリンタ100は、図3のS50の検索を実行すると、AP30からプローブ応答を受信せずに、各AP10、20からプローブ応答を受信し、SSID「SS1」、「SS2」を含むSSIDリストSL1を生成する。このケースでは、AP10、20、30が、「周辺アクセスポイント」の一例である。
(第2実施例)
本実施例では、プリンタ100は、複数個の候補APが存在する場合に、複数個の候補APに対応する複数個のSSIDを含む情報要求を携帯端末200等に送信する。特に、プリンタ100は、各候補APの優先順位を決定し、当該優先順位を示す順位情報を含む情報要求を携帯端末200等に送信する。図5を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースを説明する。
S240〜S250は、携帯端末200が利用される点、及び、S50及びS52の処理をまとめてS250で表現している点を除くと、図3のS40〜S52と同様である。S254では、CPU122は、S54と同様に、2個のSSID「SS1」、「SS2」を特定する。CPU122は、さらに、2個のSSID「SS1」、「SS2」に対応する2個の候補AP10、20の優先順位を決定して、順位情報を含むSSIDリストSL2を生成する。具体的には、CPU122は、プローブ応答の電波強度が高い順序、即ち、プリンタ100からの位置が近い順序で、候補AP10、20の優先順位を決定する。本ケースでは、CPU122は、高い電波強度を有するプローブ応答の送信元のAP10に対応するSSID「SS1」に優先順位「1」を割り当てると共に、低い電波強度を有するプローブ応答の送信元のAP20に対応するSSID「SS2」に優先順位「2」を割り当てる。次いで、S262では、CPU122は、SSIDリストSL2を含む情報要求を携帯端末200に送信する。なお、変形例では、CPU122は、認証方式及び暗号化方式の様々な組合せに対するセキュリティの観点に基づく優先順位を決定してもよい。
CPU222は、プリンタ100から情報要求を受信することに応じて、S264において、アプリ228を起動する。そして、CPU222は、SSIDリストSL2内の2個のSSID「SS1」、「SS2」のそれぞれが利用テーブルUT1に含まれるので、S265において、SSID「SS1」、「SS2」のうち、最も高い優先順位(即ち優先順位「1」)を示す順位情報に対応付けられているSSID「SS1」を選択する。CPU222は、さらに、利用テーブルUT1から選択済みのSSID「SS1」を含む利用情報(即ち「SS1」及び「P1」)を選択する。次いで、S266では、CPU222は、選択済みの利用情報を含む応答をプリンタ100に送信する。
CPU122は、S266において、携帯端末200から利用情報を含む応答を受信すると、図3のS90、S92と同様に、S290、S292を実行する。この結果、CPU122は、AP10との無線接続を確立することができる。
なお、本ケースにおいて、仮に、SSIDリストSL2内の1個のSSID「SS2」のみが利用テーブルUT1に含まれる場合には、S265において、CPU222は、順位情報に関わらず、利用テーブルUT1からSSID「SS2」を含む利用情報(即ち「SS2」及び「P2」)を選択する。また、仮に、SSIDリストSL2内のいずれのSSIDも利用テーブルUT1に含まれない場合には、CPU222は、未記憶通知をプリンタ100に送信する。この場合、以降の処理(S290、S292)が実行されずに、処理が終了する。
本実施例では、プリンタ100は、複数個のSSID「SS1」、「SS2」のそれぞれに対して優先順位を示す順位情報が対応付けられている情報要求を携帯端末200に送信し(S262)、優先順位に従って選択された利用情報(即ち「SS1」及び「P1」)を含む応答を受信する(S266)。このために、プリンタ100は、比較的に高い優先順位を有するAP10との無線接続を優先的に確立することができる。なお、本実施例では、S262の情報要求内のSSID「SS1」、「SS2」が、「2個以上の識別子であるN個の識別子」の一例である。また、S266の利用情報、SSID「SS1」、パスワード「P1」が、それぞれ、「特定の利用情報」、「対象識別子」、「対象パスワード」の一例である。
(第3実施例)
本実施例では、プリンタ100は、携帯端末200等から利用テーブルUT1等そのものを含む応答を受信する。特に、プリンタ100は、複数個の候補APが存在する場合に、各候補APの優先順位を決定し、当該優先順位に従って無線接続を確立すべきAPを選択する。図6を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースを説明する。
S340〜S354は、図5のS240〜S254と同様である。S362では、CPU122は、利用テーブルUT1そのものの送信を要求するための情報要求を携帯端末200に送信して、携帯端末200のアプリ228を起動させて(S364)、携帯端末200から利用テーブルUT1を含む応答を受信する(S366)。
CPU122は、利用テーブルUT1に含まれる2個のSSID「SS1」、「SS2」がSSIDリストSL2に含まれるので、S370において、SSID「SS1」、「SS2」のうち、最も高い優先順位(即ち優先順位「1」)を示す順位情報に対応付けられているSSID「SS1」を選択する。CPU122は、さらに、利用テーブルUT1から選択済みのSSID「SS1」を含む利用情報(即ち「SS1」及び「P1」)を選択する。そして、CPU122は、選択済みの利用情報を利用して、図5のS290、S292と同様に、S390及びS392を実行する。この結果、CPU122は、AP10との無線接続を確立することができる。
なお、本ケースにおいて、仮に、SSIDリストSL2内の1個のSSID「SS2」のみが利用テーブルUT1に含まれる場合には、S370において、CPU122は、順位情報に関わらず、SSIDリストSL2からAP20に対応する利用情報(即ち「SS2」及び「P2」)を選択し、S390、S392において、選択済みの利用情報AP20との無線接続を確立する。また、仮に、SSIDリストSL2内のいずれのSSIDも利用テーブルUT1に含まれない場合には、CPU122は、以降の処理(S390、S392)を実行せずに、処理を終了する。
第2実施例と同様に、本実施例でも、プリンタ100は、比較的に高い優先順位を有するAP10との無線接続を優先的に確立することができる。なお、本実施例では、S370で選択される利用情報が、「特定の利用情報」の一例である。
(第4実施例)
本実施例では、プリンタ100は、NFC(Near Field Communicationの略)I/F108(図1参照)を備える。NFCI/F108は、NFC方式に従ったNFC通信(即ちいわゆる近距離無線通信の一種)を実行するための無線I/Fである。NFC方式は、例えば、ISO/IEC21481又は18092の国際標準規格に基づく無線通信方式である。NFCI/F108は、NFCフォーラムデバイス(NFC Forum Device)と呼ばれるI/Fと、NFCフォーラムタグ(NFC Forum Tag)と呼ばれるI/Fと、のどちらでもよい。即ち、NFCI/F108は、情報(即ち後述のS474の情報要求)を能動的に送信するものであってもよいし(前者のI/F)、読取り要求に応じて情報を受動的に送信するものであってもよい(後者のI/F)。また、携帯端末200は、NFCI/F208を備える。
ここで、無線LANI/FとNFCI/Fとの間の相違点を説明しておく。無線LANI/Fを介した無線通信の通信速度(例えば最大の通信速度が11〜600Mbps)は、NFCI/Fを介した無線通信の通信速度(例えば最大の通信速度が100〜424Kbps)よりも速い。また、無線LANI/Fを介した無線通信に利用される周波数(例えば2.4GHz帯又は5.0GHz帯)は、NFCI/Fを介した無線通信に利用される周波数(例えば13.56MHz帯)とは異なる。また、無線LANI/Fを介した無線通信を実行可能な最大の距離(例えば最大で約100m)は、NFCI/Fを介した無線通信を実行可能な最大の距離(例えば最大で約10cm)よりも大きい。
図7を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースを説明する。S440では、CPU122は、候補APの検索のトリガであるサーチ操作がユーザによってプリンタ100の操作部102に実行されることを受け付ける。CPU122は、サーチ操作を受け付けることに応じて、図3のS50〜S60と同様に、S450〜S460を実行する。
S470では、携帯端末200のユーザは、携帯端末200をプリンタ100に近づける。これにより、NFCI/F108とNFCI/F208との間の距離が所定の距離(例えば10cm)以下になり、S472において、プリンタ100と携帯端末200との間に、NFCI/F108、208を介したNFC接続が確立される。
次いで、S474では、CPU122は、S460で選択されたSSID「SS1」を含む情報要求を、NFCI/F108を介して、携帯端末200に送信する。これにより、CPU122は、携帯端末200のアプリ228を起動させて(S476)、S478において、NFCI/F108を介して、携帯端末200から利用情報(即ち「SS1」及び「P1」)を含む応答を受信する。そして、CPU122は、応答内の利用情報を利用して、図3のS90、S92と同様に、S490及びS492を実行する。この結果、CPU122は、AP10との無線接続を確立することができる。
本実施例によると、プリンタ100は、NFC通信を利用して、情報要求及び応答の通信を実行する(S474、S478)。本実施例でも、プリンタ100は、1個以上の候補AP10、20のうちの対象AP10との無線接続を適切に確立することができる。なお、本実施例では、NFCI/F108が、「第2の無線インターフェース」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例が含まれる。
(変形例1)図3のS66、S86において、CPU122は、パスワード(例えば「P2」)のみを含む応答、即ち、SSID(例えば「SS2」)を含まない応答を携帯端末300から受信してもよい。この場合、CPU122は、例えばS90、S92において、S82の情報要求内のSSID「SS2」と、応答内のパスワード「P2」と、を利用して、AP20との無線接続を確立すればよい。一般的に言うと、「受信部」は、端末装置から少なくとも対象パスワードを含む応答を受信すればよい。
(変形例2)図6のケースでは、CPU122は、S350で候補APを特定した後に、S362で情報要求を携帯端末200に送信する。これに代えて、CPU122は、候補APを特定する前に、情報要求を携帯端末200に送信し、携帯端末200から利用テーブルUT1を含む応答を受信してもよい。その後、CPU122は、候補APを特定してSSIDリストSL2を生成し、「SS1」及び「P1」を含む利用情報を選択してもよい。即ち、「特定部」が候補アクセスポイントを特定する処理と、「送信部」及び「受信部」が情報要求を送信して応答を受信する処理と、の実行順序は、特に限定されない。
(変形例3)CPU122は、図3のS60において、SSIDリストSL1のうちの2個のSSID「SS1」、「SS2」を選択し、S62において、選択済みの2個のSSIDを含む情報要求を携帯端末300に送信し、S66において、携帯端末300から2個の利用情報を含む応答を受信してもよい。この場合、CPU122は、2個の利用情報を順次利用して、S70、S90の試行処理を順次実行してもよい。即ち、「第1の選択部」は、2個以上の識別子を選択してもよい。
(変形例4)CPU122は、NFCI/F108を介して、図3のS62、S66、S82、S86の通信を実行してもよい。また、CPU122は、NFCI/F108を介して、図4のS162、S166、S182、S186の通信を実行してもよい。この場合、CPU122は、S166で携帯端末400から未記憶通知を受信することに応じて、他の携帯端末をプリンタ100に近づけるべきことを示すメッセージを表示部104に表示する。この結果、ユーザが携帯端末200をプリンタ100に近づけるので、CPU122は、NFCI/F108を介して、S182、S186の通信を実行することができる。また、CPU122は、NFCI/F108を介して、図5のS262、S266での通信を実行してもよいし、図6のS362、S366の通信を実行してもよい。
(変形例5)無線LANI/F110は、WFD方式をサポートしておらず、いわゆるSoftAPをサポートしていてもよい。この場合、CPU122は、例えば図3のS42において、SoftAPを起動して、プリンタ100が親局として動作する無線NWを形成し、S46において、SoftAPに従った無線接続を携帯端末300と確立してもよい。即ち、「送信部」及び「受信部」は、WFD方式とは異なる無線接続方式に従った無線接続を利用してもよい。
(変形例6)また、プリンタ100は、NFCI/F108に代えて、BlueTooth(登録商標;以下では「BT」と記載する)方式に従った無線通信を実行するためのBTI/Fを備えてもよい。そして、CPU122は、例えば図7のS472において、BT方式に従った無線接続を確立し、BTI/Fを介して、S474、S478の通信を実行してもよい。即ち、「送信部」及び「受信部」は、第1の無線インターフェースとは異なる無線インターフェースであって、NFC方式とは異なる無線通信方式に従った無線通信を実行するための無線インターフェースを利用してもよい。
(変形例7)無線LANI/F110は、2.4GHz帯及び5.0GHz帯の双方の周波数を利用する能力を有していてもよい。この場合、図3のS54では、CPU122は、4個のAP10〜40のうちの3個のAP10〜30を特定してもよい。本変形例では、4個のAP10〜40、3個のAP10〜30が、それぞれ、「周辺アクセスポイント」、「候補アクセスポイント」の一例である。
(変形例8)無線LANI/F110は、利用方式「U1」のみならず、利用方式「U2」をサポートしていてもよい。この場合、図3のS54では、CPU122は、4個のAP10〜40のうちの3個のAP10、20、40からプローブ応答を受信することによって、3個のAP10、20、40を特定してもよい。本変形例では、4個のAP10〜40、3個のAP10、20、40が、それぞれ、「周辺アクセスポイント」、「候補アクセスポイント」の一例である。
(変形例9)「通信装置」は、プリンタ100に限られず、APとの無線接続を確立可能なあらゆる通信装置(例えば、多機能機、スキャナ、FAX装置等)を含む。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下に、本明細書に記載の技術の特徴を列挙する。
(項目1)
通信装置であって、
第1の無線インターフェースと、
前記第1の無線インターフェースを介した検索を実行して、1個以上の候補アクセスポイントを特定する特定部であって、前記候補アクセスポイントは、前記通信装置が無線接続を確立し得るアクセスポイントである、前記特定部と、
実績アクセスポイントとの無線接続を確立するための情報の送信を要求するための情報要求を端末装置に送信する送信部であって、前記実績アクセスポイントは、前記端末装置との無線接続が確立された実績を有するアクセスポイントである、前記送信部と、
前記端末装置が前記実績アクセスポイントとの無線接続を確立するために利用した利用情報を記憶している場合に、前記情報要求の送信に応じて、前記端末装置から前記利用情報に含まれる対象パスワードを含む応答を受信する受信部と、
前記応答に含まれる前記対象パスワードを利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記1個以上の候補アクセスポイントのうちの対象アクセスポイントとの無線接続を確立する確立部と、
を備える通信装置。
(項目2)
前記送信部は、前記情報要求を複数個の前記端末装置のそれぞれに送信する、項目1に記載の通信装置。
(項目3)
前記送信部は、前記複数個の端末装置のうちの第1の端末装置への前記情報要求の送信に応じて、前記第1の端末装置から前記対象パスワードを含む前記応答が受信されない場合に、前記複数個の端末装置のうちの第2の端末装置に前記情報要求を送信する、項目2に記載の通信装置。
(項目4)
前記特定部は、前記1個以上の候補アクセスポイントのそれぞれから、前記第1の無線インターフェースを介して、当該候補アクセスポイントを識別するための識別子を受信し、
前記送信部は、前記1個以上の候補アクセスポイントを識別するための1個以上の識別子のうちのN個(前記Nは1以上の整数)の識別子を含む前記情報要求を前記端末装置に送信し、
前記受信部は、前記端末装置が前記利用情報を記憶しており、かつ、前記情報要求に含まれる前記N個の識別子のうちのいずれかの対象識別子と前記対象パスワードとが前記利用情報に含まれる場合に、前記情報要求の送信に応じて、前記端末装置から前記利用情報に含まれる前記対象パスワードを含む前記応答を受信する、項目1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
(項目5)
前記通信装置は、さらに、
複数個の前記候補アクセスポイントが特定される場合に、ユーザの選択を受け付けることなく、前記複数個の候補アクセスポイントを識別するための複数個の識別子のうちの一部の識別子である前記N個の識別子を選択する第1の選択部を備え、
前記送信部は、前記第1の選択部によって選択された前記N個の識別子を含む前記情報要求を前記端末装置に送信する、項目4に記載の通信装置。
(項目6)
前記送信部は、複数個の前記候補アクセスポイントが特定される場合に、前記複数個の候補アクセスポイントを識別するための複数個の識別子のうちの2個以上の識別子である前記N個の識別子を含む前記情報要求を前記端末装置に送信する、項目4又は5に記載の通信装置。
(項目7)
前記通信装置は、さらに、
前記複数個の候補アクセスポイントの優先順位を決定する決定部を備え、
前記送信部は、前記N個の識別子のそれぞれに対して前記決定済みの優先順位を示す順位情報が対応付けられている前記情報要求を前記端末装置に送信し、
前記受信部は、前記端末装置が2個以上の前記実績アクセスポイントとの無線接続を確立するために利用した2個以上の前記利用情報を記憶しており、かつ、前記情報要求に含まれる前記N個の識別子のうちの2個以上の識別子が前記2個以上の利用情報に含まれる場合に、前記端末装置から、前記2個以上の利用情報のうちの特定の利用情報に含まれる前記対象パスワードを含む前記応答を受信し、
前記特定の利用情報は、前記2個以上の利用情報のうち、最も高い優先順位を示す前記順位情報に対応付けられている前記対象識別子を含む利用情報であり、
前記確立部は、前記対象識別子と、前記応答に含まれる前記対象パスワードと、を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記対象アクセスポイントとの無線接続を確立する、項目6に記載の通信装置。
(項目8)
前記特定部は、前記1個以上の候補アクセスポイントのそれぞれから、前記第1の無線インターフェースを介して、当該候補アクセスポイントを識別するための識別子を受信し、
前記通信装置は、さらに、
複数個の前記候補アクセスポイントが特定される場合に、前記複数個の候補アクセスポイントの優先順位を決定する決定部を備え、
前記受信部は、前記端末装置が2個以上の前記実績アクセスポイントとの無線接続を確立するために利用した2個以上の前記利用情報を記憶している場合に、前記端末装置から前記2個以上の利用情報を含む前記応答を受信し、
前記利用情報は、前記実績アクセスポイントを識別するための識別子と、前記実績アクセスポイントとの無線接続を確立するためのパスワードと、を含み、
前記通信装置は、さらに、
前記複数個の候補アクセスポイントを識別するための複数個の識別子が前記2個以上の利用情報に含まれる2個以上の識別子を含む場合に、前記2個以上の利用情報のうちの特定の利用情報を選択する第2の選択部であって、前記特定の利用情報は、前記2個以上の利用情報のうち、最も高い優先順位を有する候補アクセスポイントを識別するための識別子を含む利用情報である、前記第2の選択部を備え、
前記確立部は、前記第2の選択部によって選択された前記特定の利用情報に含まれる前記識別子と、前記特定の利用情報に含まれる前記対象パスワードと、を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記対象アクセスポイントとの無線接続を確立する、項目1に記載の通信装置。
(項目9)
前記特定部は、前記第1の無線インターフェースを介した前記検索を実行して、前記通信装置の周辺に存在する1個以上の周辺アクセスポイントから、前記第1の無線インターフェースを介して1個以上のアクセスポイント情報を受信し、
前記アクセスポイント情報は、前記周辺アクセスポイントによって現在利用されている認証方式及び暗号化方式を示す方式情報を含み、
前記特定部は、前記1個以上のアクセスポイント情報に含まれる1個以上の前記方式情報を利用して、前記1個以上の周辺アクセスポイントの中から、前記通信装置がサポートしている認証方式及び暗号化方式を現在利用している前記1個以上の候補アクセスポイントを特定する、項目1から8のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目10)
前記第1の無線インターフェースは、第1の周波数を有する信号の通信を実行可能であると共に、第2の周波数を有する信号の通信を実行不可能であり、
前記特定部は、前記第1の周波数を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して検索信号を送信して、前記通信装置の周辺に存在する1個以上の周辺アクセスポイントのうち、前記第1の周波数を現在利用している前記1個以上の候補アクセスポイントから、前記第1の無線インターフェースを介して1個以上のアクセスポイント情報を受信することによって、前記1個以上の候補アクセスポイントを特定する、項目1から8のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目11)
前記第1の無線インターフェースは、Wi-Fi Allianceによって策定されたWFD(Wi-Fi Direct(登録商標)の略)方式をサポートしており、
前記第1の無線インターフェースを介して、前記WFD方式に従った無線接続が前記端末装置と確立されている場合に、
前記送信部は、前記WFD方式に従った前記無線接続を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記情報要求を前記端末装置に送信し、
前記受信部は、前記WFD方式に従った前記無線接続を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記端末装置から前記応答を受信する、項目1から10のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目12)
前記特定部は、前記第1の無線インターフェースを介して、前記WFD方式に従った前記無線接続が前記端末装置と確立される際に、前記第1の無線インターフェースを介した前記検索を実行して、前記1個以上の候補アクセスポイントを特定する、項目11に記載の通信装置。
(項目13)
前記通信装置は、さらに、
前記第1の無線インターフェースとは異なる第2の無線インターフェースであって、NFC(Near Field Communicationの略)方式に従った無線通信を実行するための前記第2の無線インターフェースを備え、
前記送信部は、前記第2の無線インターフェースを介して、前記情報要求を前記端末装置に送信し、
前記受信部は、前記第2の無線インターフェースを介して、前記端末装置から前記応答を受信する、項目1から10のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目14)
通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
前記通信装置の第1の無線インターフェースを介した検索を実行して、1個以上の候補アクセスポイントを特定する特定処理であって、前記候補アクセスポイントは、前記通信装置が無線接続を確立し得るアクセスポイントである、前記特定処理と、
実績アクセスポイントとの無線接続を確立するための情報の送信を要求するための情報要求を端末装置に送信する送信処理であって、前記実績アクセスポイントは、前記端末装置との無線接続が確立された実績を有するアクセスポイントである、前記送信処理と、
前記端末装置が前記実績アクセスポイントとの無線接続を確立するために利用した利用情報を記憶している場合に、前記情報要求の送信に応じて、前記端末装置から前記利用情報に含まれる対象パスワードを含む応答を受信する受信処理と、
前記応答に含まれる前記対象パスワードを利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記1個以上の候補アクセスポイントのうちの対象アクセスポイントとの無線接続を確立する確立処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。
2:通信システム、10、20、30、40:AP、100:プリンタ、102:操作部、104:表示部、106:印刷実行部、108:NFCI/F、110:無線LANI/F、120:制御部、122:CPU、124:メモリ、126:プログラム、200:携帯端末、202:操作部、204:表示部、208:NFCI/F、210:無線LANI/F、220:制御部、222:CPU、224:メモリ、226:プログラム、228:アプリ、300、400:携帯端末

Claims (14)

  1. 通信装置であって、
    第1の無線インターフェースと、
    前記通信装置が前記第1の無線インターフェースを介した無線接続を端末装置と確立することを契機として、前記第1の無線インターフェースを介した検索を実行して、1個以上の候補アクセスポイントを特定する特定部であって、前記候補アクセスポイントは、前記通信装置が無線接続を確立し得るアクセスポイントである、前記特定部と、
    確立済みの前記無線接続を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、実績アクセスポイントとの無線接続を確立するための情報の送信を要求するための情報要求を前記端末装置に送信する送信部であって、前記実績アクセスポイントは、前記端末装置との無線接続が確立された実績を有するアクセスポイントである、前記送信部と、
    前記端末装置が前記実績アクセスポイントとの無線接続を確立するために利用した利用情報を記憶している場合に、確立済みの前記無線接続を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記情報要求の送信に応じて、前記端末装置から前記利用情報に含まれる対象パスワードを含む応答を受信する受信部と、
    前記応答に含まれる前記対象パスワードを利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記1個以上の候補アクセスポイントのうちの対象アクセスポイントとの無線接続を確立する確立部と、
    を備える通信装置。
  2. 通信装置であって、
    第1の無線インターフェースと、
    前記通信装置が、前記第1の無線インターフェースを介した無線接続を前記通信装置と端末装置との間に確立するための操作を受け付けることを契機として、前記第1の無線インターフェースを介した検索を実行して、1個以上の候補アクセスポイントを特定する特定部であって、前記候補アクセスポイントは、前記通信装置が無線接続を確立し得るアクセスポイントである、前記特定部と、
    前記操作によって確立された前記無線接続を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、実績アクセスポイントとの無線接続を確立するための情報の送信を要求するための情報要求を前記端末装置に送信する送信部であって、前記実績アクセスポイントは、前記端末装置との無線接続が確立された実績を有するアクセスポイントである、前記送信部と、
    前記端末装置が前記実績アクセスポイントとの無線接続を確立するために利用した利用情報を記憶している場合に、前記操作によって確立された前記無線接続を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記情報要求の送信に応じて、前記端末装置から前記利用情報に含まれる対象パスワードを含む応答を受信する受信部と、
    前記応答に含まれる前記対象パスワードを利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記1個以上の候補アクセスポイントのうちの対象アクセスポイントとの無線接続を確立する確立部と、
    を備える通信装置。
  3. 前記送信部は、前記情報要求を複数個の前記端末装置のそれぞれに送信する、請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記送信部は、前記複数個の端末装置のうちの第1の端末装置への前記情報要求の送信に応じて、前記第1の端末装置から前記対象パスワードを含む前記応答が受信されない場合に、前記複数個の端末装置のうちの第2の端末装置に前記情報要求を送信する、請求項に記載の通信装置。
  5. 前記特定部は、前記1個以上の候補アクセスポイントのそれぞれから、前記第1の無線インターフェースを介して、当該候補アクセスポイントを識別するための識別子を受信し、
    前記送信部は、前記1個以上の候補アクセスポイントを識別するための1個以上の識別子のうちのN個(前記Nは1以上の整数)の識別子を含む前記情報要求を前記端末装置に送信し、
    前記受信部は、前記端末装置が前記利用情報を記憶しており、かつ、前記利用情報に含まれる識別子と、前記情報要求に含まれる前記N個の識別子に含まれるいずれかの識別子と、が一致する場合に、前記情報要求の送信に応じて、前記端末装置から前記利用情報に含まれる前記対象パスワードを含む前記応答を受信する、請求項1からのいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記通信装置は、さらに、
    複数個の前記候補アクセスポイントが特定される場合に、ユーザの選択を受け付けることなく、前記複数個の候補アクセスポイントを識別するための複数個の識別子のうちの一部の識別子である前記N個の識別子を選択する第1の選択部を備え、
    前記送信部は、前記第1の選択部によって選択された前記N個の識別子を含む前記情報要求を前記端末装置に送信する、請求項に記載の通信装置。
  7. 前記送信部は、複数個の前記候補アクセスポイントが特定される場合に、前記複数個の候補アクセスポイントを識別するための複数個の識別子のうちの2個以上の識別子である前記N個の識別子を含む前記情報要求を前記端末装置に送信する、請求項又はに記載の通信装置。
  8. 前記通信装置は、さらに、
    前記複数個の候補アクセスポイントの優先順位を決定する決定部を備え、
    前記送信部は、前記N個の識別子のそれぞれに対して前記決定済みの優先順位を示す順位情報が対応付けられている前記情報要求を前記端末装置に送信し、
    前記受信部は、前記端末装置が2個以上の前記実績アクセスポイントとの無線接続を確立するために利用した2個以上の前記利用情報を記憶しており、かつ、前記情報要求に含まれる前記N個の識別子のうちの2個以上の識別子が前記2個以上の利用情報に含まれる場合に、前記端末装置から、前記2個以上の利用情報のうちの特定の利用情報に含まれる前記対象パスワードを含む前記応答を受信し、
    前記特定の利用情報は、前記2個以上の利用情報のうち、最も高い優先順位を示す前記順位情報に対応付けられている識別子を含む利用情報であり、
    前記確立部は、前記特定の利用情報に含まれる記識別子と、前記応答に含まれる前記対象パスワードと、を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記対象アクセスポイントとの無線接続を確立する、請求項に記載の通信装置。
  9. 前記特定部は、前記1個以上の候補アクセスポイントのそれぞれから、前記第1の無線インターフェースを介して、当該候補アクセスポイントを識別するための識別子を受信し、
    前記通信装置は、さらに、
    複数個の前記候補アクセスポイントが特定される場合に、前記複数個の候補アクセスポイントの優先順位を決定する決定部を備え、
    前記受信部は、前記端末装置が2個以上の前記実績アクセスポイントとの無線接続を確立するために利用した2個以上の前記利用情報を記憶している場合に、前記端末装置から前記2個以上の利用情報を含む前記応答を受信し、
    前記利用情報は、前記実績アクセスポイントを識別するための識別子と、前記実績アクセスポイントとの無線接続を確立するためのパスワードと、を含み、
    前記通信装置は、さらに、
    前記複数個の候補アクセスポイントを識別するための複数個の識別子が前記2個以上の利用情報に含まれる2個以上の識別子を含む場合に、前記2個以上の利用情報のうちの特定の利用情報を選択する第2の選択部であって、前記特定の利用情報は、前記2個以上の利用情報のうち、最も高い優先順位を有する候補アクセスポイントを識別するための識別子を含む利用情報である、前記第2の選択部を備え、
    前記確立部は、前記第2の選択部によって選択された前記特定の利用情報に含まれる前記識別子と、前記特定の利用情報に含まれる前記対象パスワードと、を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記対象アクセスポイントとの無線接続を確立する、請求項1又は2に記載の通信装置。
  10. 前記特定部は、前記第1の無線インターフェースを介した前記検索を実行して、前記通信装置の周辺に存在する1個以上の周辺アクセスポイントから、前記第1の無線インターフェースを介して1個以上のアクセスポイント情報を受信し、
    前記アクセスポイント情報は、前記周辺アクセスポイントによって現在利用されている認証方式及び暗号化方式を示す方式情報を含み、
    前記特定部は、前記1個以上のアクセスポイント情報に含まれる1個以上の前記方式情報を利用して、前記1個以上の周辺アクセスポイントの中から、前記通信装置がサポートしている認証方式及び暗号化方式を現在利用している前記1個以上の候補アクセスポイントを特定する、請求項1からのいずれか一項に記載の通信装置。
  11. 前記第1の無線インターフェースは、第1の周波数を有する信号の通信を実行可能であると共に、第2の周波数を有する信号の通信を実行不可能であり、
    前記特定部は、前記第1の周波数を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して検索信号を送信して、前記通信装置の周辺に存在する1個以上の周辺アクセスポイントのうち、前記第1の周波数を現在利用している前記1個以上の候補アクセスポイントから、前記第1の無線インターフェースを介して1個以上のアクセスポイント情報を受信することによって、前記1個以上の候補アクセスポイントを特定する、請求項1から10のいずれか一項に記載の通信装置。
  12. 前記第1の無線インターフェースは、Wi-Fi Allianceによって策定されたWFD(Wi-Fi Direct(登録商標)の略)方式をサポートしており、
    前記端末装置と確立される前記無線接続は、前記WFD方式に従った無線接続である、請求項1から11のいずれか一項に記載の通信装置。
  13. 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    前記通信装置が前記通信装置の第1の無線インターフェースを介した無線接続を端末装置と確立することを契機として、記第1の無線インターフェースを介した検索を実行して、1個以上の候補アクセスポイントを特定する特定処理であって、前記候補アクセスポイントは、前記通信装置が無線接続を確立し得るアクセスポイントである、前記特定処理と、
    確立済みの前記無線接続を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、実績アクセスポイントとの無線接続を確立するための情報の送信を要求するための情報要求を前記端末装置に送信する送信処理であって、前記実績アクセスポイントは、前記端末装置との無線接続が確立された実績を有するアクセスポイントである、前記送信処理と、
    前記端末装置が前記実績アクセスポイントとの無線接続を確立するために利用した利用情報を記憶している場合に、確立済みの前記無線接続を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記情報要求の送信に応じて、前記端末装置から前記利用情報に含まれる対象パスワードを含む応答を受信する受信処理と、
    前記応答に含まれる前記対象パスワードを利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記1個以上の候補アクセスポイントのうちの対象アクセスポイントとの無線接続を確立する確立処理と、
    を実行させるコンピュータプログラム。
  14. 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    前記通信装置が、前記通信装置の第1の無線インターフェースを介した無線接続を前記通信装置と端末装置との間に確立するための操作を受け付けることを契機として、記第1の無線インターフェースを介した検索を実行して、1個以上の候補アクセスポイントを特定する特定処理であって、前記候補アクセスポイントは、前記通信装置が無線接続を確立し得るアクセスポイントである、前記特定処理と、
    前記操作によって確立された前記無線接続を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、実績アクセスポイントとの無線接続を確立するための情報の送信を要求するための情報要求を前記端末装置に送信する送信処理であって、前記実績アクセスポイントは、前記端末装置との無線接続が確立された実績を有するアクセスポイントである、前記送信処理と、
    前記端末装置が前記実績アクセスポイントとの無線接続を確立するために利用した利用情報を記憶している場合に、前記操作によって確立された前記無線接続を利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記情報要求の送信に応じて、前記端末装置から前記利用情報に含まれる対象パスワードを含む応答を受信する受信処理と、
    前記応答に含まれる前記対象パスワードを利用して、前記第1の無線インターフェースを介して、前記1個以上の候補アクセスポイントのうちの対象アクセスポイントとの無線接続を確立する確立処理と、
    を実行させるコンピュータプログラム。
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