JP2017077894A - レトルト用包装袋 - Google Patents

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茂実 杉山
実 川▲崎▼
Minoru Kawasaki
実 川▲崎▼
茂樹 工藤
Shigeki Kudo
茂樹 工藤
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Abstract

【課題】アルミニウム箔を使用することなく、ガスバリア性、内容物の長期保存性を備え、かつ包装袋の材料由来の成分の包装袋内部への移行によって、内容物の風味へ影響を与えることのない、レトルト用包装袋を提供することを課題とする。
【解決手段】プラスチックフィルムを基材とし、酸素バリア性および水蒸気バリア性を備え、シーラント層を有する包装材料フィルムと、プラスチックフィルムを基材とし、接着層を有する剥離フィルムとの二重構造の包装袋であって、包装材料フィルムを内側、剥離フィルムを外側として製袋されており、包装袋周縁部において、内側の包装材料フィルムはシーラント層同士が対向してヒートシールされて密着しており、外側の剥離フィルムは、接着層を介して内側の包装材料フィルムと剥離可能な強度に密着しており、包装袋本体部分では、包装材料フィルムと剥離フィルムとは互いに密着していないことを特徴とするレトルト用包装袋。
【選択図】図1

Description

本発明はレトルト用包装袋に関するものである。とくに内容物への包装袋成分の移行を防止することができるレトルト用包装袋に関するものである。
パウチとも呼ばれる包装袋は、プラスチックフィルムを基材とする単体または積層体から構成されるものが広く普及しており、さまざまな形態のものが、幅広い用途に用いられており、現代生活にとっては不可欠なものとなっている。
例えば飲料のほかレトルト食品などの食品分野でも広く用いられているほか、日用品やトイレタリーの分野でも、さまざまな商品がスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアの商品棚をにぎわしている。液体容器のほかにも、様々な用途展開がなされている。
包装袋の利点は、缶や瓶などの容器に比べて、価格が安いことや、要求品質によってきめ細かい材料設計で対応できる点、あるいは内容物充填前および流通や保管においても軽量で省スペースであることが挙げられる。
また表面から見える層への高精細の印刷によって、商品のイメージアップを図ることができ、内容物に関する必要な情報を表示することが可能であり、バーコードの印刷などは、商品の流通やマーケティング情報の源泉ともなっている。
レトルト用包装袋は、プラスチックフィルムなどの積層体で構成された包装袋であって、食品などを小分けして密封し、長期にわたって保存することができ、調理においては熱湯や高周波で加熱することができるものである。
特に長期にわたる保存においては、紫外線などの影響を遮断することが必要であり、また酸素や水蒸気などの透過を一定量以下に抑えることが求められる。従来はアルミニウム箔をガスバリア層および遮光層として採用したものがあった。
一例を挙げれば、包装袋内側から、シーラント層/接着剤層1/アルミニウム箔/接着剤層2/印刷インキ層/外側フィルム層、といった構成で、積層体を用いて包装袋を構成していた。しかしながら、たとえば、電子レンジでの加熱適性、環境適合性、内容物の目視事前確認性、金属探知機適性、などの点でアルミニウム箔を用いることなく、レトルト用包装袋として同等の性能を持つ材料が求められるようになった。
さらに一例を挙げれば、包装袋内側から、シーラント層/接着剤層1/遮光インキ層/フィルム層/接着剤層/ガスバリア層/プラスチックフィルム層/印刷インキ層、といった構成で積層体を用いて包装袋を構成することができ、保存性においてはアルミ箔を使用したものに匹敵する性能の実現が可能となった。
半面、アルミニウム箔を用いる場合に比べて、長期保存や加熱調理において、積層体に含まれるインキや接着剤成分が包装袋内側に移行することが避けられず、内容物に対する臭気の影響が問題であった。
特許文献1においては、アルミニウム箔と酸素吸収層を備えた包装材料が提案されているが、レトルト用途ではなく内容物の薬効の低下を防止することが目的であって、臭気等
の移行に対しては、特段の対策されたものではなかった。
また特許文献2においては剥離フィルムを包装材料から容易に剥離することのできる包装袋が提案されているが、食品用途を意図したものではなく、包装袋の成分の臭いなど
に特段の対策を講じたものではなかった。
また特許文献3においては、剥離フィルムを包装材料から容易に剥離することのできる包装袋が提案されているが、ごみやチリ対策を意図したものであって、包装袋の成分の臭いなどに特段の対策を講じたものではなかった。
特開2014−61187号公報 特開2009−1285号公報 特開2009−126546号公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、アルミニウム箔を使用することなく、ガスバリア性、内容物の長期保存性を備え、かつ包装袋の材料由来の成分の包装袋内部への移行によって、内容物の風味へ影響を与えることのない、レトルト用包装袋を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、プラスチックフィルムを基材とし、酸素バリア性および水蒸気バリア性を備え、シーラント層を有する包装材料フィルムと、プラスチックフィルムを基材とし、接着層を有する剥離フィルムとの二重構造の包装袋であって、包装材料フィルムを内側、剥離フィルムを外側として製袋されており、包装袋周縁部において、内側の包装材料フィルムはシーラント層同士が対向してヒートシールされて密着しており、外側の剥離フィルムは、接着層を介して内側の包装材料フィルムと剥離可能な強度に密着しており、包装袋本体部分では、包装材料フィルムと剥離フィルムとは互いに密着していないことを特徴とするレトルト用包装袋である。
また、請求項2に記載の発明は、前記剥離フィルムは、遮光性、酸素バリア性、水蒸気バリア性のいずれか、もしくはそれらのうち複数の機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載のレトルト用包装袋である。
また、請求項3に記載の発明は、前記包装材料フィルムは、二軸延伸プラスチックフィルムからなる基材層と、ポリオレフィン系樹脂からなるシーラント層から構成される積層体であって、そのうちの少なくとも一層は酸素バリア性7.0cc/m/day、水蒸気バリア性5.0g/m/dayより高いバリア性を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレトルト用包装袋である。
また、請求項4に記載の発明は、前記剥離フィルムの前記接着層は、ヒートシール可能な熱接着性樹脂であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のレトルト用包装袋である。
また、請求項5に記載の発明は、前記包装材料フィルムと、前記剥離フィルムとは、包装袋両端の周縁部でヒートシールされて剥離可能な強度で密着しており、包装袋本体部分では密着しておらず、かつ包装袋周縁部のうち他の2辺は剥離フィルムと包装材料フィル
ムが密着しておらず、そのうち一辺に限り剥離フィルムが包装材料フィルムより長く延長され、その周縁部では剥離フィルム同士が密着していることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のレトルト用包装袋である。
本発明によれば、アルミニウム箔を使用することなく、ガスバリア性、内容物の長期保存性を備え、かつ包装袋の材料由来の成分の包装袋内部への移行によって、内容物の風味へ影響を与えることのない、包装袋を提供することが可能である。
また、請求項2に記載の発明によれば、アルミニウム箔を使用することなく、ガスバリア性、内容物の長期保存性を備え、かつ包装袋の材料由来の成分の包装袋内部への移行によって、内容物の風味へ影響を与えることのより少ない、包装袋を提供することが可能である。
また請求項3に記載の発明によれば、アルミニウム箔を使用することなく、ガスバリア性、内容物の長期保存性を備え、かつ包装袋の材料由来の成分の包装袋内部への移行によって、内容物の風味へ影響を与えることのより少ない、包装袋を提供することが可能である。
また請求項4に記載の発明によれば、アルミニウム箔を使用することなく、ガスバリア性、内容物の長期保存性を備え、かつ包装袋の材料由来の成分の包装袋内部への移行によって、内容物の風味へ影響を与えることなのない包装袋を、使用に便利な形で提供することが可能である。
また請求項5に記載の発明によれば、アルミニウム箔を使用することなく、ガスバリア性、内容物の長期保存性を備え、かつ包装袋の材料由来の成分の包装袋内部への移行によって、内容物の風味へ影響を与えることなのない包装袋を、使用に便利な形で提供することが可能である。
図1は本発明に係る包装袋の一実施形態を説明するための、平面模式図である。 図2は本発明に係る包装袋の一実施形態を説明するための、包装袋中央部の部分断面模式図である。 図3は本発明に係る包装袋の他の実施形態を説明するための、平面模式図(a)および包装袋中央部の部分断面図模式図(b)である。 図3は本発明に係る包装袋を構成する剥離フィルムの一実施例を説明するための、部分断面模式図である。 図4は本発明に係る包装袋の一実施形態を説明するとともに、図3および図5の拡大模式断面図の位置を示す、包装袋中央部の部分断面模式図である。 図5は本発明に係る包装袋を構成する包装材料フィルムの一実施例を説明するための、部分断面模式図である。
以下本発明を実施するための形態について、図を参照しながら詳細な説明を加える。ただし本発明はここに示した例にのみ限定されるものではない。
図1は本発明に係る包装袋の一実施形態を説明するための、平面模式図である。また図2は本発明に係る包装袋の一実施形態を説明するための、包装袋中央部の部分断面模式図である。包装袋(10)は、包装材料フィルム(6)と剥離フィルム(5)を重ね合わせ
た二重構造であって、周縁部はヒートシールして製袋されている。
両端部(1)は酸素バリア性および水蒸気バリア性を備え、シーラント層を有する内側の包装材料フィルム(6)のシーラント層同士を対向させて重ね合わせヒートシールした部分である。加えて、包装材料フィルム(6)のシーラント層とは反対側の表面は、プラスチックフィルムを基材とし、接着層を有する外側の剥離フィルム(7)とヒートシールされて剥離可能な強度で密着している。
図1に示した例では、包装材料フィルム下部(2)は、包装材料フィルム(6)のシーラント層同士を対向させて重ね合わせヒートシールした部分である。包装材料フィルム下部(2)においては、剥離フィルム(7)とはヒートシールされていない。また剥離フィルム下部(3)は、包装材料フィルム下部(2)よりさらに下部に伸びており、剥離フィルム(7)の接着層同士がヒートシールされ密着している。
包装袋の上部(4)は、開口部(8)となっており、ここでは包装材料フィルム(6)も剥離フィルム(7)もヒートシールはされていない。
包装袋の上部(4)の開口部(8)は、内容物が充填された後に、包装材料フィルム(6)のシーラント層同士がヒートシールされて内容物は密封され、剥離フィルム(5)は両端部(1)同様、ヒートシールされて剥離可能な強度で、包装材料フィルム(6)のシーラント層とは反対側に密着している。
包装材料フィルム(6)と剥離フィルム(5)を重ね合わせて二重構造にした包装袋(10)は周縁部以外ではヒートシールされておらず、包装袋本体部分では密着しておらず、間隙(7)が存在する。
このため、包装材料フィルム(6)内側に内容物を入れて真空密封すると同時に、剥離フィルム(5)と包装材料フィルム(6)の間隙(7)に空気を入れて膨らませて密封すれば、包装材料フィルム(6)内部に内容物を真空密封すると内容物の形状に沿って包装材料フィルム(6)に生じる凹部に剥離フィルム(5)が挟まれることないため、剥離フィルムを(5)剥離しようとする際に、より容易に剥離することが可能である。空気を入れて膨らませて密封することによって、レトルト用包装袋表面は凹凸がなく平坦になるため意匠性にもすぐれたものとなる。
図3は本発明に係る包装袋の他の実施形態を説明するための、平面模式図(a)および包装袋中央部の部分断面図模式図(b)である。図1に示したヒートシール方法は、剥離フィルム(5)を剥離する際にはより容易で簡便なレトルト用包装袋を実現することができるが、剥離フィルム下部(3)は、包装材料フィルム下部(2)よりさらに下部に伸ばすことなく、三方シールで製袋することも可能である。
すなわち両端部(1)および包装材料フィルム下部(2)の三方の周縁部においては、包装材料フィルム(6)は、シーラント層(20)同士が対向してヒートシールされ、かつ剥離フィルム(5)と包装材料フィルム(6)は剥離可能な強度で密着している。この場合においても、剥離フィルム(5)と包装材料フィルム(6)の間には間隙(7)が存在しており、剥離フィルムを(5)剥離しようとする際に、容易に剥離することが可能である。
図4は本発明に係る包装袋を構成する剥離フィルムの一実施例を説明するための、部分断面模式図である。また図5は本発明に係る包装袋の一実施形態を説明するとともに、図4および図6の拡大断面模式図の位置を示す、包装袋中央部の部分断面模式図である。
ここに示す例において、剥離フィルム(5)は、積層体であって包装袋外側から、基材フィルム(13)およびインキ層(12)および遮光インキ層(14)および接着層(15)から構成される。そのほか、本発明において、剥離フィルムは、遮光性、酸素バリア性、水蒸気バリア性のいずれか、あるいはそれらのうち複数の機能を備えてもよい。
また、接着層(15)は、ヒートシール可能な熱接着性樹脂とすることができる。このヒートシール可能な熱接着性樹脂によって、剥離フィルムは(5)包装材料フィルム(6)にヒートシールして剥離可能な強度に密着させることができる。
従来は、インキ層(12)や遮光インキ層(14)はあるいは接着剤は、樹脂成分や有機溶剤成分を含み、長期保存や加熱調理において、レトルト用包装袋内部への移行によって内容物の味や香りに影響を与える恐れがあったが、本発明によるレトルト用包装袋においては、二重構造をとって剥離フィルム(5)が分離されているために、移行のおそれはほとんど解消する。
図6は本発明に係る包装袋を構成する包装材料フィルムの一実施例を説明するための、部分断面模式図である。また図5は本発明に係る包装袋の一実施形態を説明するとともに、図4および図6の拡大断面模式図の位置を示す、包装袋中央部の部分断面模式図である。
ここに示す例において、包装材料フィルム(6)は積層体であって、包装袋内側にシーラント層(20)を有し、中間層(19)を介してガスバリアフィルム(21)が積層されている。ガスバリアフィルム(21)は基材層(17)およびガスバリア層(18)から構成される。またガスバリアフィルム(21)には印刷インキ層(16)を設けることができる。
レトルト用包装袋の、内容物に接する側に用いられる包装材料フィルム(6)には、使用する材料を、とくにガスバリアフィルム(21)の内側においては酸素バリア性および水蒸気バリア性の機能、またシーラント層(20)のみにすることによって、接着剤や樹脂成分が内容物に移行して、味や香りなどの風味に与える影響を最小限にとどめることができる。
本発明において、包装材料フィルム(6)は、二軸延伸プラスチックフィルムからなる基材層(17)と、ポリオレフィン系樹脂からなるシーラント層(20)から構成され、そのうちの少なくとも一層は酸素バリア性7.0cc/m/day、水蒸気バリア性5.0g/m/dayより高いバリア性を付与することができる。
以下、本発明によるレトルト用包装袋を構成する各要素や特徴について、さらに詳しい説明を加える。
(二重構造)
本発明の特徴のひとつは、レトルト用包装袋が二重構造を持つことにある。レトルト用包装袋を構成する積層体の一例を挙げれば、包装袋内側から、シーラント層/接着剤層1/遮光インキ層/フィルム層/接着剤層/ガスバリア層/プラスチックフィルム層/印刷インキ層、といった構成の積層体を用いて包装袋を構成することができる。
このような構成であれば、アルミニウム箔を用いなくても、保存性においてはアルミニウム箔を使用したものに匹敵する性能の実現が可能となった。半面、アルミニウム箔を用いる場合に比べて、長期間の保存や加熱調理において、積層体に含まれるインキや接着剤
成分が包装袋内側に移行することが避けられず、内容物に対する味や香りなど風味に対する影響が問題であった。
本発明による二重構造を持つレトルト用包装袋においては、内側の包装材料フィルムは、内容物に直接触れる側であるので、保存機能向上材料を、酸素バリア性、水蒸気バリア性に絞ることで、内容物に溶出する接着剤やインキなどの臭いのもとになる成分の移行を最小限にすることが可能になる。
外側の剥離フィルムについては、内側の包装材料フィルムと分離することにして、印刷インキによる遮光層などを外側の剥離フィルムに配置して、包装袋に保存性向上のための遮光性能をもたせつつ、内容物への直接の移行、影響がないようにすることができる。
実際の使用の場面においては、内容物を充填したのち開口部はヒートシールして密閉され、商品として流通や保管、販売をへて消費者の手に渡った後、レトルト用包装袋として、湯や高周波によって加熱調理される。
この際、本発明によるレトルト用包装袋においては、剥離フィルムを剥がしてから調理することができるため、包装材料由来の成分による内容物の味や香りへの影響を、さらに抑えることが可能になる。
また剥離フィルムには、遮光インキ層が設けられているため、内容物の状態を剥離フィルムの視認することはできないが、剥離フィルムを剥離した段階においては、アルミニウム箔など遮光するものが含まれない包装材料フィルムだけになるため、内容物の状態の視認が可能である。
(剥離フィルム)
剥離フィルムは、内側の面にヒートシール可能な熱接着性樹脂による接着層を設けてあり、内側の包装材料フィルムとは剥離可能に接着されている。レトルト用包装袋を加熱調理する際には、加熱調理による熱で包装材料由来の成分による内容物の味や香りへの影響が促進されることを避けるため、剥離フィルムを剥離、除去することができる。接着層を、レトルト対応シーラントにすることもでき、この場合には包装袋は剥離フィルムを剥離せずに、加熱調理することが可能である。
(プラスチックフィルム)
本発明に係る包装材料フィルム、剥離フィルム等はプラスチックフィルムを基材として含む積層体である。プラスチックフィルムは高分子樹脂組成物からなるフィルムであって、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロンー6、ナイロンー66等)、ポリイミドなどが使用でき、用途に応じて適宜選択される。特にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートを基材フィルムとする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。
(遮光インキ層)
剥離フィルムに遮光インキ層を設けることにより、レトルト用包装袋が光線、とくに紫外線などの影響を回避することができる。インキ層を既知の各種コーティング、印刷手法を用いてプラスチックフィルム上に設けることができる。インキには、たとえば不透明顔料である酸化チタン、カーボンブラックなどを配合して用いることができる。
(接着層)
剥離フィルムに設けた接着層は、ヒートシール可能な熱接着性樹脂とすることができる。
接着層は外側の剥離フィルムの包装袋内側になる内側に設けられて、包装材料フィルムとの接着に用いられる。接着層を、レトルト対応シーラントにすることもでき、この場合には包装袋は剥離フィルムを剥離せずに、加熱調理することが可能である。
(包装材料フィルム)
包装材料フィルムは、本発明による二重構造の内側に位置し、シーラント層を対向させてヒートシールして製袋される。層構成の一例を挙げれば、包装袋内側から、シーラント層/中間層/ガスバリア層/基材層/印刷インキ層、とすることができる。
(ガスバリアフィルム)
また、内容物の保存性を向上させることなどを目的として、積層体中にガスバリア層を設けることができる。ガスバリア層には、プラスチックフィルムを基材層としてガスバリア層を設けたガスバリアフィルムを用いることができる。ガスバリアフィルム層は、包装材料フィルムに設けるが、それに加えて剥離フィルムにも設けてもよい。
ガスバリアフィルムの場合、ガスバリア層は無機化合物の蒸着層、コーティング層で構成することができ、基材フィルムにアンカーコートを設けた後、蒸着層、コーティング層を順次設ける。
ガスバリアフィルムのアンカーコート層には、例えばウレタンアクリレートを用いることができる。アンカーコート層の形成には、樹脂を溶媒に溶解した塗料をグラビアコーティングなど印刷手法を応用したコーティング方法を用いるほか、一般に知られているコーティング方法を用いて塗膜を形成することができる。
蒸着層を形成する方法としては,SiOやAlOなどの無機化合物を真空蒸着法を用いて、アンカーコート層を設けた基材フィルム上にコーティングし、真空蒸着法による無機化合物層を形成することができる。蒸着層の厚みは15nm〜30nmが良い。
コーティング層を形成する方法としては、水溶性高分子と、(a)一種以上のアルコキシドまたはその加水分解物、または両者、あるいは(b)塩化錫の、少なくともいずれかひとつを含む水溶液あるいは水/アルコール混合水溶液を主剤とするコーティング剤をフィルム上に塗布し、加熱乾燥してコーティング法による無機化合物層を形成しコーティング層とすることができる。このときコーティング剤にはシランモノマーを添加しておくことによってアンカーコート層との密着の向上を図ることができる。
無機化合物層は真空蒸着法による塗膜のみでもガスバリア性を有するが、コーティング法による無機化合物層であるコーティング層を真空蒸着法による無機化合物層である蒸着層に重ねて形成し、バリア層とすることができる。
これら2層の複合により、真空蒸着法による無機化合物層とコーティング法による無機化合物層との界面に両層の反応層を生じるか、或いはコーティング法による無機化合物層が真空蒸着法による無機化合物層に生じるピンホール、クラック、粒界などの欠陥あるいは微細孔を充填、補強することで、緻密構造が形成されるため、高いガスバリア性、耐湿性、耐水性を実現するとともに、変形に耐えられる可撓性を有するため、包装袋としての適性も具備することができる。
本発明において、プラスチックフィルムを基材として、このようなガスバリア層を設けることにより、酸素バリア性7.0cc/m/day、水蒸気バリア性5.0g/m/dayより高いバリア性を実現することができる。
またバリア層としてSiOを用いる場合には透明であるために、内容物を包装材料フィルムの外側から目で見ることが可能である。これらは、用途、要求品質によって適宜使い分けをすればよい。また金属を用いていないことから、金属探知機などに対する適性も備えており、電子レンジによる加熱などに対する適性もあり、包装袋を外側から押して使用した際などの、容器形状の復元性などにも利点を有する。
(中間層)
中間層として、包装材料フィルムの積層体中間にプラスチックフィルム層を設けることができる。プラスチックフィルムは高分子樹脂組成物からなるフィルムであって、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロンー6、ナイロンー66等)、ポリイミドなどが使用でき、用途に応じて適宜選択される。とくにポリアミドフィルムを用いる場合には、包装袋の機械的強度、耐衝撃性、コシ、などの点でより好ましく用いることができる。
(シーラント層)
シーラント層の材質としては、熱可塑性樹脂のうちポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂や、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂(PP)、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂等を使用することができる。
(印刷インキ層)
印刷は、内容物に対する情報を表示したり、識別のため、あるいは意匠性向上を目的として、剥離フィルムおよび包装材料フィルムの外側から見える層に設ける。包装材料フィルムへの印刷は、剥離フィルムを剥離するまでは、外側からは見ることはできないが、剥離フィルムを剥離した後、識別が可能であり、内容物に対する情報などを見ることが可能である。印刷はプラスチックフィルムを基材として行なうことができる。あるいは剥離フィルムの外側から見える層に設ける場合には、レトルト用包装袋として、外側から視認することができる。
プラスチックフィルムは高分子樹脂組成物からなるフィルムであって、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロンー6、ナイロンー66等)、ポリイミドなどが使用でき、用途に応じて適宜選択される。特にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートを基材フィルムとする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。
印刷方法および印刷インキには特に制約を設けるものではないが、既知の印刷方法の中からフィルムへの印刷適性、色調などの意匠性、密着性、食品容器としての安全性などを考慮すれば適宜選択してよく、たとえばグラビア印刷法、オフセット印刷法、グラビアオフセット印刷法、フレキソ印刷法、インクジェット印刷法などを用いることができる。中でもグラビア印刷法は生産性や絵柄の高精細度において好ましく用いることができる。
(積層体)
積層体を構成する各層を積層する際には、接着剤層を介して積層することができる。接着剤の材料としてはたとえば、ポリエステル−イソシアネート形樹脂、ウレタン樹脂、ポリ
エーテル系樹脂などを用いることができる。
また積層の方法については、ドライラミネーションあるいはノンソルベントラミネーションなどの方法を用いることができる。あるいは、熱可塑性樹脂を用いる場合には、押し出し機を用いてラミネート、あるいは層を形成することもできる。
このように、本発明によれば、アルミニウム箔を使用することなく、ガスバリア性、内容物の長期保存性を備え、かつ包装袋の材料由来の成分の包装袋内部への移行によって、内容物の風味へ影響を与えることのない、レトルト用包装袋を提供することが可能である。
以下実施例に基づいて、本発明をさらに具体的に説明を加える。但し本発明はここに示した例にのみ限定されるものではない。
<実施例1>
下記の層構成、材料構成で、包装袋を製袋した。
(1.包装材料フィルム)
(ガスバリアフィルム)/(接着剤)/(中間層)/(接着剤)/(シーラント層)
ガスバリアフィルム:GLフィルム(凸版印刷製、厚さ12μm)
中間層:延伸ポリアミドフィルム、(出光ユニテック製、厚さ15μm)
シーラント層:シーラントフィルム(東レフィルム加工製、ZK207、厚さ80μm)接着剤:主剤タケラックA−626/硬化剤タケネートA−50=8/1で配合。(乾燥状態で厚さ3μm)。
(2.剥離フィルム)
(基材フィルム)/(遮光インキ層)/(接着剤)/(接着層)
基材フィルム:片面コロナ処理ポリエチレンテレフタレートフィルム(二村化学製、厚さ12μm)
遮光インキ層:遮光インキを上記基材フィルムのコロナ処理面に印刷法で設けた。
接着層:レトルト対応ポリオレフィン系樹脂(三菱化学モディック製機能性樹脂を厚さ30μで製膜)
接着剤:主剤タケラックA−626/硬化剤タケネートA−50=8/1で配合。(乾燥状態で厚さ3μm)
上記包装材料フィルムおよび剥離フィルムとを、三軸製袋機又は四軸製袋機にて、剥離フィルムのレトルト対応ポリオレフィン系樹脂層同士、包装材料フィルムのシーラント層同士が対向するように重ね合わせ三方製袋に加工した。
<実施例2>
下記の層構成、材料構成で、包装袋を製袋した。
(1.包装材料フィルム)
(ガスバリアフィルム)/(接着剤)/(中間層)/(接着剤)/(シーラント層)
実施例1と同様である。
(2.剥離フィルム)
(基材フィルム)/(遮光インキ層)/(接着剤)/(白オレフィン層)/(接着剤)/(接着層)
基材フィルム:片面コロナ処理ポリエチレンテレフタレートフィルム(二村化学製、厚さ12μm)
遮光インキ層:遮光インキを上記基材フィルムのコロナ処理面に印刷法で設けた。
白オレフィン層:酸化チタンを配合したレトルト対応白オレフィン(凸版印刷製、厚み30μm)
接着層:レトルト対応ポリオレフィン系樹脂(三菱化学モディック製機能性樹脂を厚さ30μで製膜)
接着剤:主剤タケラックA−626/硬化剤タケネートA−50=8/1で配合。(乾燥状態で厚さ3μm)。
上記包装材料フィルムおよび剥離フィルムとを、三軸製袋機又は四軸製袋機にて、剥離フィルムのレトルト対応ポリオレフィン系樹脂層同士、包装材料フィルムのシーラント層同士が対向するように重ね合わせ三方製袋に加工した。
<実施例3>
下記の層構成、材料構成で、包装袋を製袋した。
(1.包装材料フィルム)
(ガスバリアフィルム)/(接着剤)/(中間層)/(接着剤)/(シーラント層)
実施例1と同様である。
(2.剥離フィルム)
(基材フィルム)/(遮光インキ層)/(接着剤)/(白オレフィン接着層)
基材フィルム:片面コロナ処理ポリエチレンテレフタレートフィルム(二村化学製、厚さ12μm)
遮光インキ層:遮光インキを上記基材フィルムのコロナ処理面に印刷法で設けた。
白オレフィン接着層:酸化チタンを配合したレトルト対応白オレフィン(凸版印刷製、厚み60μm)
接着剤:主剤タケラックA−626/硬化剤タケネートA−50=8/1で配合。(乾燥状態で厚さ3μm)。
上記包装材料フィルムおよび剥離フィルムとを、三軸製袋機又は四軸製袋機にて、剥離フィルムのレトルト対応ポリオレフィン系樹脂層同士、包装材料フィルムのシーラント層同士が対向するように重ね合わせ三方製袋に加工した。
<比較例1>
アルミニウム箔を用いた、従来仕様のレトルト用包装袋である。
<比較例2>
アルミニウム箔を用いない、従来仕様の保存性向上仕様のレトルト用包装袋である。
<評価項目および評価方法>
(官能評価)
「味」および「臭い」について下記評価基準で官能評価した。
〇:良好(従来品の比較例1と同等以上)
△〜〇:可(従来品の比較例1にやや劣る)
××:悪い(従来品の比較例1に明らかに劣る)。
(機能)
下記評価項目を評価した。
遮光性:太陽光を遮る機能、能力。
バリア性:酸素バリア性、水蒸気バリア性。大気中の酸素、水蒸気を遮る機能、能力。
保存性:バリア性により内容物の腐敗を防ぎ、保存可能な機能、能力。
表刷対応:内容物の味、臭いに影響を与えず、包装袋の最外層に印刷できる構成であるか。
金属探知機対応:金属探知機により金属異物混入確認ができるか。
電子レンジ対応:電子レンジによる内容物の加熱に対応できるか。
開封前の内容物確認:消費者が開封前に内容物の状態確認ができるか。
評価基準は、
〇:上記評価項目が要求機能に対応可能な場合
△〜〇:上記評価項目が要求機能に完全には対応していないが、実用上問題がない場合
××:上記評価項目が要求機能に対応不可能な場合
とした。
評価結果を表1に示す。
表1の結果からは、本発明による実施例1〜実施例3は、比較例1〜比較例2に比べて、全体的に優位にあることが見て取れる。
まず表1に示された結果からは、官能評価項目である、味および臭いについては、本発明による実施例1〜実施例3は従来品仕様のアルミ箔構成のレトルト用包装袋に比べて同等以上の評価である。
一方で、アルミニウム箔を用いない従来仕様の保存性向上仕様のレトルト用包装においては、味および臭いについて、変化があって明らかに劣るという評価結果になっている。これは本発明による、レトルト用包装袋のガスバリア層および二重構造の効果が顕著であることを示している。
機能の評価項目のうち、遮光性、バリア性、保存性についてはほとんど差がなく良好な結果となっている。これは、本発明によるレトルト用包装袋は、従来品仕様のアルミ箔構成のレトルト用包装袋、およびアルミニウム箔を用いない従来仕様の保存性向上仕様のレトルト用包装に比べて遜色なく、ガスバリア性を有していることを示している。
また、機能の評価項目のうち、表刷対応、金属探知機対応、電子レンジ加熱対応、開封前の内容物確認のいずれの項目に対しても、本発明による実施例1〜実施例3においては要求機能に対応可能である。これはアルミニウム箔をつかうことなく、また剥離フィルムを分離して製造するために得られた効果である。
一方で、従来品仕様のアルミニウム箔構成のレトルト用包装袋である比較例1においては、アルミニウム箔由来の問題点が明確になり、要求機能に対応不可能という評価結果である。
さらに、アルミニウム箔を用いない従来仕様の保存性向上仕様のレトルト用包装においても、表刷対応や、開封前の内容物確認は対応不可能という評価結果である。
これらの結果から、本発明によるレトルト用包装袋においては、アルミニウム箔を使用することなく、ガスバリア性、内容物の長期保存性を備え、かつ包装袋の材料由来の成分の包装袋内部への移行によって、内容物の風味へ影響を与えることのない、レトルト用包装袋を提供することが可能であることを検証することができた。
1・・・両端部
2・・・包装材料フィルム下部
3・・・剥離フィルム下部
4・・・包装袋の上部
5・・・剥離フィルム
6・・・包装材料フィルム
7・・・間隙
8・・・開口部
10・・・包装袋
12・・・印刷インキ層
13・・・基材フィルム
14・・・遮光インキ層
15・・・接着層
16・・・印刷インキ層
17・・・基材層
18・・・ガスバリア層
19・・・中間層
20・・・シーラント層
21・・・ガスバリアフィルム

Claims (5)

  1. プラスチックフィルムを基材とし、酸素バリア性および水蒸気バリア性を備え、シーラント層を有する包装材料フィルムと、
    プラスチックフィルムを基材とし、接着層を有する剥離フィルムとの二重構造の包装袋であって、
    包装材料フィルムを内側、剥離フィルムを外側として製袋されており、
    包装袋周縁部において、内側の包装材料フィルムはシーラント層同士が対向してヒートシールされて密着しており、
    外側の剥離フィルムは、接着層を介して内側の包装材料フィルムと剥離可能な強度に密着しており、
    包装袋本体部分では、包装材料フィルムと剥離フィルムとは互いに密着していないことを特徴とするレトルト用包装袋。
  2. 前記剥離フィルムは、遮光性、酸素バリア性、水蒸気バリア性のいずれか、もしくはそれらのうち複数の機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載のレトルト用包装袋。
  3. 前記包装材料フィルムは、二軸延伸プラスチックフィルムからなる基材層と、ポリオレフィン系樹脂からなるシーラント層から構成される積層体であって、そのうちの少なくとも一層は酸素バリア性7.0cc/m/day、水蒸気バリア性5.0g/m/dayより高いバリア性を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレトルト用包装袋。
  4. 前記剥離フィルムの前記接着層は、ヒートシール可能な熱接着性樹脂であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のレトルト用包装袋。
  5. 前記包装材料フィルムと、前記剥離フィルムとは、包装袋両端の周縁部でヒートシールされて剥離可能な強度で密着しており、包装袋本体部分では密着しておらず、
    かつ包装袋周縁部のうち他の2辺は剥離フィルムと包装材料フィルムが密着しておらず、そのうち一辺に限り剥離フィルムが包装材料フィルムより長く延長され、
    その周縁部では剥離フィルム同士が密着していることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のレトルト用包装袋。
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