JP2017075058A - 巻取り装置 - Google Patents

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祐一 山崎
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耕一 大山
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Abstract

【課題】最大径の大きな巻紙を巻きジワが発生することなく巻き取りできる巻取り装置とする。
【解決手段】用紙21を巻き取る巻芯11よりも用紙送り路20側に、アーム12を回動自在に設け、このアーム12の中間部に設けたフリーロールでガイドして用紙21を巻芯11まで紙通しすると共に、そのアーム12の先端部に巻紙22に接触する回転体であるコロ18を回転自在に設け、このコロ18を巻紙22に押しつけることで巻きジワの発生なく巻き取りできるようにし、前記コロ18とフリーロールとの用紙送り方向の距離が常に一定であるから、最大径の大きな巻紙22でも巻きジワの発生なく巻き取ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、用紙を巻き取りして巻紙とする巻取り装置に関する。
連続用紙などの被印刷用紙に印刷して巻取り軸(巻芯)に巻き取ることで巻紙とする場合、ある程度用紙にテンションをかけて強く巻取りしないと、巻紙が柔らかく、巻芯側と巻外周側が巻芯の軸方向にずれてしまう状態や、巻紙を搬送するときにほどける等の不具合が発生する。
特に、インクジェット記録装置で印刷した場合に、印刷後の用紙乾燥が弱く、用紙に水分が多く残っていると、巻き取り寸前でシワになり易く、強く巻き取ることができないため、前述の不具合を発生し易かった。
用紙のテンションを強くすることで、巻き取るときの巻きジワが発生しないようにした巻取り装置が特許文献1に開示されている。
この巻取り装置は、図1に示すように、用紙(フィルム)1を第1のフリーロール2a、第2のフリーロール2bでガイドし、回動支持部3で回動自在で、シリンダ4で回動されるアーム5に軸受けで回転自在に支持されたタッチロール6で、巻芯7の方向に押さえつけながら巻芯7を回転して巻き取りして巻紙8とする巻取り装置である。
特開平05−077994号公報
前述した従来の巻取り装置は、第2のフリーロール2bとタッチロール6との用紙送り方向の距離を短くすることで巻きジワが発生しないようにしている。例えば前述の距離を用紙1の紙幅の500%以下として巻きジワが発生しないようにしている。
一方、図1のフリーロール2bは用紙1を最大径まで巻取りした、巻紙8、つまり最大径の巻紙8と干渉しない位置に設置するので、最大径が大きな巻紙8′を巻き取る場合には第2のフリーロール2bとタッチロール6との用紙送り方向の距離が長くなり、第2のフリーロール2bとタッチロール6との用紙送り方向の距離が長くなり、第2のフリーロール2bをタッチロール6に用紙1の紙幅の500%以下まで近づけて設置することができず、巻きジワを発生する可能性がある。また、フリーロール2bとタッチロール6の用紙送り方向の距離は、巻紙8の径とともに変化し、径が大きくなるほど長くなってしまう。
また、タッチロール6を支持したアーム5は巻芯7を境とした第2のフリーロール2bと反対側に設置してあるので、最大径まで巻き取りした巻紙8を取り外し下流側へ転動して交換するときにタッチロール6、アーム5が障害物になるから、巻紙交換作業がやりづらい。
また、用紙1を表裏反転して表巻き、裏巻きできるようにすることが考慮されていない。
本発明は、前述した課題を解決できるようにした巻取り装置とすることを目的とする。
本発明は、用紙送り路で紙送りされた用紙を、回動自在なアームに設けたフリーロールでガイドして巻芯まで紙通し、その巻芯を回転して用紙を巻き取りして巻紙とする巻取り装置であって、
前記アームの基端部を、その先端部が巻芯に接近、離隔する方向に回動自在に支持する回動支持部は、巻芯よりも用紙送り路側で、かつ最大径の巻紙と干渉しないように設け、
前記フリーロールをアームの中間部に回転自在で、かつ最大径の巻紙と接しないように設け、
前記アームの先端部に巻紙に接触する回転体を設け、
前記回転体が巻紙を押さえつけるように、前記アームに回動力を付与する回動力付与手段を設け、
前記アームの基端部を固定することなく、前記アームにおける前記回転体と前記フリーロールとの間の巻芯側の部位に当接することで前記アームの前記巻芯に向かう回動の終端位置を決定する回動規制手段を設け、前記用紙を前記巻芯に紙通しするときに、前記アームの前記巻芯に向かう回動を前記終端位置で規制し、前記回転体が前記巻芯に接触しないようにすることを特徴とする巻取り装置である。
本発明の巻取り装置は、前記アームの中間部に基端部寄りの第1のフリーロールと先端部寄りの第2のフリーロールを設け、
前記第1のフリーロールでガイドした用紙を巻芯に、その用紙の裏面が巻芯に接する第1の紙通しと、前記第1のフリーロール及び第2のフリーロールでガイドした用紙を巻芯に、その用紙の表面が巻芯に接する第2の紙通しとに切換可能とし、
前記巻芯を正回転、逆回転できるようにできる。
このようにすれば、用紙の紙通しを選択すると共に、巻芯の回転方向を選択することで、用紙を表巻き、裏巻きで巻き取ることができる。
本発明の巻取り装置は、前記アームの中間部に1つのフリーロールを設け、
そのフリーロールでガイドした用紙を巻芯に、その用紙の裏面が巻芯に接する第1の紙通しと、前記フリーロールでガイドした用紙を回転体を経て巻芯に、その用紙の表面が巻芯に接する第2の紙通しとに切換可能とし、
前記巻芯を正回転、逆回転できるようにできる。
このようにすれば、用紙の紙通しと巻芯の回転方向を選択することで、用紙を表巻き、裏巻きで巻き取ることができる。
本発明の巻取り装置は、前記アームを、そのアームに設けた回転体が最大径の巻紙と離れる待機位置に回動自在とし、
アームを待機位置で保持する保持手段を設けることができる
このようにすれば、アームを待機位置に回動することで回転体が巻紙と離れるから、巻紙を取り外し、下流側へ転動して交換するときに回転体が障害物となることがなく、巻紙の交換作業がやり易いと共に、巻紙の表面を回転体により損傷することがない。
本発明の巻取り装置は、前記アームの回動力付与手段は、アームの自重による回動方向と反対方向の回動力を付与するバランスウエイトを備えているもの、又は、流体圧により伸縮するシリンダを備えているものとすることができる。
本発明によれば、フリーロールと回転体との用紙送り方向の距離は、巻紙の径の大小にかかわらず常に一定で、かつフリーロールと回転体が同一のアームに配置され、フリーロールを回転体に近接させることができて、最大径の大きな巻紙を巻き取る場合でも巻きジワの発生を防止できる。
また、アームの回動支持部は巻芯の用紙送り路側で、巻芯の用紙送り路と反対側にはアーム等が存在せずに巻紙の取り外しスペースを有しているから、巻紙を簡単に取り外しでき、巻紙交換作業がやり易い。
また、用紙を巻芯に紙通しするときに、アームの巻芯から離れる回動を規制することなく、アームの巻芯に向かう回動を終端位置で規制し、回転体が巻芯に接触するのを防止することができる。
従来技術の説明図である。 本発明の第1の実施の形態を示す巻取り装置の概略平面図である・ 図2の正面図である。 図2の背面図である。 アーム部分の詳細断面図である。 裏巻きの動作説明図である。 本発明の第2の実施の形態を示す巻取り装置の横断面図である。 図7の正面図である。 裏巻きの動作説明図である。 紙通しの異なる例を示す説明図である。
本発明の第1の実施の形態を説明する。
図2は巻取り装置の平面図で、巻取り装置10は用紙を巻取る巻芯11と、この巻芯11に向けて回動自在なアーム12を備えている。
巻芯11は用紙幅方向に対向した一対のフレーム13間に渡って回転自在で、かつ着脱自在に取り付けてある。そして、巻芯11は図示しない電動モータなどの駆動源で正回転駆動、逆回転駆動される。
アーム12は、その基端部が一対のフレーム13間に回動支持部、例えば支軸14で先端部が巻芯11に接近、離隔する方向に回動自在に支持され、アーム12の先端部が巻芯11に接近、離隔する。
アーム12は用紙幅方向に離隔した一対のアーム片12aの先端部を連結材12bで連結し、その連結材12bに把手12cが設けてある。
アーム12にはフリーロール及び巻紙と接触する回転体が回転自在に設けてある。例えば、第1・第2・第3フリーロール15,16,17及びコロ18が回転自在に設けてある。
第1フリーロール15はアーム12の基端部に支軸14と同芯に回転自在に設けてある。
第2フリーロール16はアーム12の中間部に回転自在に設けてある。
第3フリーロール17はアーム12の先端部寄りに回転自在に設けてある。
第1・第2・第3フリーロール15,16,17は長尺で巻き取る用紙の最大用紙幅とほぼ同一長さで、一対のアーム12a間に渡って回転自在に設けてある。
コロ18は短尺で、巻き取る用紙の最大用紙幅と比べて著しく短く、一対のアーム片12a間に渡って取り付けた軸18aに間隔を置いて一対のコロ18が回転自在に設けてある。
図3は巻取り装置の正面図で、用紙送り路20で送られる印刷された連続用紙などの用紙21が、用紙送り路20の最下流のロール20a、つまり用紙送り路20の出口から、回動自在なアーム12に設けた第1フリーロール15、第2フリーロール16をガイドして巻芯11まで紙通し、その巻芯11を回転して用紙21を巻き取り、巻紙22とする。
図3においてはフレーム13の図示を省略してある。
そして、巻芯11を回転して用紙21を巻き取る際に、アーム12の先端部に設けた巻紙と接触する回転体であるコロ18が巻紙22に接触して巻紙22を押さえつけることで部分的な押圧力を付与し、巻きジワが発生することがないように巻き取ることができるようにしてある。
つまり、アーム12は自重で巻芯11に向かう方向に回動し、そのアーム12の先端部に設けたコロ18が巻紙22に所定の押付力で接触して部分的な押圧力を付与すると共に、その巻紙22の径が大きくなるに追従してアーム12が巻芯11と離れる方向に回動する。
なお、アーム12の自重とは、アーム12の重さ、第2・第3フリーロール16,17の重さ、コロ18の重さ等を含むものである。
このように、アーム12が支軸14を中心として回動することでコロ18が巻芯11に接近、離隔して巻紙22と接触すると共に、第2フリーロール16が巻芯11に接近、離隔し、かつ巻芯22とは接触しない。
また、第2フリーロール16とコロ18との用紙送り方向の距離は常に同一で、巻紙22の最大径が変化しても同一距離であるから、最大径が大きな巻紙22を巻き取る場合でも巻きジワを発生することがない。
アーム12の回動支持部である支軸14は巻紙22の最大径よりも外周寄りで、その最大径と近接した位置に設けてある。つまり、最大径の巻紙22と干渉せずに、かつ最大径の巻紙22と近接した位置に設けてある。
第1フリーロール15は常に同一位置(アーム12の回動中心)に保持され、最大径の巻紙22と干渉することがないようにしてある。
しかも、アーム12の支軸14及び第1フリーロール15は巻芯11を境として用紙送り路20、つまり用紙送り込み側に設けてあり、巻芯11の用紙送り路20と反対側にはアーム12、支軸14等が存在せずに巻紙22の取り外しスペースを有している。
これによって、巻紙22を取り外しするとき、つまり巻紙交換時に支軸14、第1・第2・第3フリーロール15,16,17、コロ18及びアーム12が障害物になることがなく、巻紙交換作業がやり易い。
この実施の形態では、図4に示す保持手段30で、アーム12を図3、図4に仮想線で示す待機位置に保持できるようにしてある。なお、図4にはフレーム13の図示が省略してある。
そして、アーム12が待機位置のときには巻紙22と接触する回転体であるコロ18が、仮想線で示す最大径の巻紙22よりも外周寄りで、コロ18が最大径の巻紙22の表面と離れて接触しないようにしてある。
このようであるから、巻紙22を取り外すときにコロ18が障害物になることがなく、より容易に巻紙22を取り外すことができるので、巻紙交換作業がやり易いと共に、コロ18で巻紙22の表面を損傷することがない。
巻紙22に接触する回転体であるコロ18を巻紙22に押しつけるために、アーム12に巻芯11側への回動力を付与する回動力付与手段を有し、コロ18を所定の押圧力で巻紙22に押しつけている。
この実施の形態では、アーム12には、そのアーム12の自重で先端部が巻芯11に接近する方向の第1の回動力が生じるようにし、図2、図3、図4に示すように、支軸14のフレーム13から突出した両端部14a,14aに固着したバランスウエイト用のレバー40にバランスウエイト41を設け、このバランスウエイト41の重量でアーム12の先端部が巻芯11と離れる方向の第2の回動力が付与されている。
そして、第1の回動力は第2の回動力よりも大きく、その回動力の差がコロ18の巻紙22への押圧力である。
すなわち、アーム12の自重による回動力が大きく、コロ18の巻紙22への押圧力が大きすぎるので、バランスウエイト41を設けてコロ18の巻紙22への押圧力を所定の値としている。
バランスウエイト41の重量を増減してコロ18の巻紙22への押圧力を調整できるようにしてある。
例えば、バランスウエイト用のレバー40に複数のウエイト42を着脱自在に取り付け、そのウエイト42の数量を変えたり、重量の異なるウエイト42と交換することでバランスウエイト41の重量を増減できるようにしてある。
この実施の形態ではアーム12の巻芯11に向かう回動を規制するストッパ19を備え、図3に一点鎖線で示すように巻紙22の径が著しく小さいとき、巻芯11に用紙21を巻き掛けるときにアーム12、コロ18が巻紙22、巻芯11に接触しないようにしてある。
保持手段30は図2及び図4に示すように、一方のフレーム13にスペーサ31を介して磁石(マグネット)32を取り付け、アーム12が待機位置に回動するとバランスウエイト用のレバー40を磁石32が吸着して保持するようにしてある。
保持手段30は前述のものに限ることはなく、任意のものを用いることができる。
例えば、レバー41の孔からロックピンをフレーム13の穴に挿入するもの、レバー41をボルトでフレーム13に固定するもの等を用いることができる。
図2においては、アーム12を概略的に図示してあり、このアーム12の具体形状を図5に基づいて説明する。
アーム12は図5に示すように、支軸14に一対のアーム片12aの長手方向一端部を固着し、その一対のアーム片12a間に渡って複数のステー12dを固着してある。
第1フリーロール15は円筒状で、支軸14に軸受15aを介して回転自在に支持してある。
第2フリーロール16は、一対のアーム片21a間に渡って固着した軸16aに筒状体16bを軸受16cで回転自在に支持してある。
第3フリーロール17は、一対のアーム片21a間に渡って固着した軸17aに筒状体17bを軸受17cで回転自在に支持してある。
アーム12に第2フリーロール16と第3フリーロール17が設けてあるから、用紙21を表巻き又は裏巻きで巻芯11に巻き取ることができる。
例えば、表巻きで巻き取る場合には、図3に示すように、用紙21の裏面21aを第1フリーロール15、第2フリーロール16の表面に接し、裏面21aが巻芯11に接するように巻き掛けた第1の紙パスとし、巻芯11を矢印a方向に回転する。
これにより、用紙21を、その裏面21aが巻芯11に接し、表面21bが露出するように巻き取ることができるから、表巻きで巻き取ることができる。
裏巻きで巻き取る場合には、図6に示すように、用紙21の裏面21aを第1・第2・第3フリーロール15,16,17に順次接し、第3フリーロール17から用紙21の表面21bが巻芯11に接するように巻き掛けた第2の紙パスとし、巻芯11を矢印b方向に回転する。
この実施の形態の巻紙に接触する回転体は、短い一対のコロ18であるから、巻紙22に接触する面積が小さく、巻紙22を押す力が小さいので、用紙21が印刷紙の場合に印刷インクが用紙21の印刷面と反対側の面に転写することがない。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
図7及び図8に示すように、アーム12に第1フリーロール15と第2フリーロール16を設けると共に、巻紙と接触する回転体をフリーロールと同一長さのタッチロール50とする。
つまり、タッチロール50は一対のアーム片12a間に取り付けた軸50aに、第1・第2フリーロール15,16の筒状体と同一長さの筒状体50bを軸受50cで回転自在に設けてある。
フレーム13に回動自在に取り付けたシリンダ51の伸縮部52を、支軸14のフレーム13から突出した端部14aに固着したレバー53にピン等で回動自在に連結し、そのシリンダ51に圧力流体を供給制御することで、シリンダ51の伸縮部52を伸縮作動することでアーム12が支軸14を中心として巻芯11に接近、離隔する方向に回動するようにすることで、アーム12に回動力を付与する回動力付与手段としてある。
例えば、流体圧源(エア発生源)の圧力流体(圧縮エア)をシリンダ51の伸長室と縮小室に供給して伸縮部52を伸長作動してアーム12を巻芯11に向けて回動することで、タッチロール50を巻紙22に所定の力で押しつけ、巻紙22の径が大きくなるに追従して伸縮部52が縮小作動してアーム12が巻芯11から離れる方向に回動するようにする。
このようにすれば、シリンダ51をアーム12を待機位置に保持する保持手段30とすることができる。
例えば、巻紙22が最大径となった状態で、シリンダ51の伸縮部52を縮小作動してアーム12を待機位置に回動し、シリンダ51をその状態に維持してアーム12を待機位置に保持する。
この実施の形態において用紙21を表巻きで巻き取るには、図8に示すように用紙21を第1・第2フリーロール15,16をガイドとして巻芯11に裏面21aが接するように巻き掛ける第1の紙パスとし、巻芯11を矢印a方向に回転して巻き取る。
用紙21を裏巻きで巻き取るには、図9に示すように、用紙21を第1・第2フリーロール15,16をガイドとしてタッチロール50に巻き掛けて巻芯11に表面21bが接するように巻き掛ける第2の紙パスとし、巻芯11を矢印b方向に回転して巻き取る。
前述した第1の実施の形態において、バランスウエイト31の代りにシリンダ51を用いてアーム12に回動力を付与しても良いし、第2の実施の形態において、シリンダ51の代りにバランスウエイト31を用いてアーム12に回動力を付与しても良い。
前述の各実施の形態では、用紙21を第1フリーロール15をガイドして第2フリーロール16に紙通ししたが、図10に示すように用紙送り路20の出口側から用紙21をアーム12に設けた第2フリーロール16に直接紙通しするようにしても良い。このようにすれば、第1フリーロール15は不要である。
この場合に、第2の実施の形態においては用紙21を第2フリーロール16からタッチロール50を経て巻芯11に巻き掛け表巻きするようにすることもできる。
11…巻芯、12…アーム、13…フレーム、14…支軸(回転支持部)、15…第1フリーロール、16…第2フリーロール、17…第3フリーロール、18…コロ(回転体)、20…用紙送り路、21…用紙、22…巻紙、30…保持手段、41…バランスウエイト、50…タッチロール(回転体)、51…シリンダ。

Claims (6)

  1. 用紙送り路で紙送りされた用紙を、回動自在なアームに設けたフリーロールでガイドして巻芯まで紙通し、その巻芯を回転して用紙を巻き取りして巻紙とする巻取り装置であって、
    前記アームの基端部を、その先端部が巻芯に接近、離隔する方向に回動自在に支持する回動支持部は、巻芯よりも用紙送り路側で、かつ最大径の巻紙と干渉しないように設け、
    前記フリーロールをアームの中間部に回転自在で、かつ最大径の巻紙と接しないように設け、
    前記アームの先端部に巻紙に接触する回転体を設け、
    前記回転体が巻紙を押さえつけるように、前記アームに回動力を付与する回動力付与手段を設け、
    前記アームの基端部を固定することなく、前記アームにおける前記回転体と前記フリーロールとの間の巻芯側の部位に当接することで前記アームの前記巻芯に向かう回動の終端位置を決定する回動規制手段を設け、前記用紙を前記巻芯に紙通しするときに、前記アームの前記巻芯に向かう回動を前記終端位置で規制し、前記回転体が前記巻芯に接触しないようにすることを特徴とする巻取り装置。
  2. 前記アームの中間部に基端部寄りの第1のフリーロールと先端部寄りの第2のフリーロールを設け、
    前記第1のフリーロールでガイドした用紙を巻芯に、その用紙の裏面が巻芯に接する第1の紙通しと、前記第1のフリーロール及び第2のフリーロールでガイドした用紙を巻芯に、その用紙の表面が巻芯に接する第2の紙通しとに切換可能とし、
    前記巻芯を正回転、逆回転できるようにした請求項1記載の巻取り装置。
  3. 前記アームの中間部に1つのフリーロールを設け、
    そのフリーロールでガイドした用紙を巻芯に、その用紙の裏面が巻芯に接する第1の紙通しと、前記フリーロールでガイドした用紙を回転体を経て巻芯に、その用紙の表面が巻芯に接する第2の紙通しとに切換可能とし、
    前記巻芯を正回転、逆回転できるようにした請求項1記載の巻取り装置。
  4. 前記アームを、そのアームに設けた回転体が最大径の巻紙と離れる待機位置に回動自在とし、
    アームを待機位置で保持する保持手段を設けた請求項1〜3いずれか1項記載の巻取り装置。
  5. 前記アームの回動力付与手段は、アームの自重による回動方向と反対方向の回動力を付与するバランスウエイトを備えている請求項1〜4いずれか1項記載の巻取り装置。
  6. 前記アームの回動力付与手段は、流体圧により伸縮するシリンダを備えている請求項1〜4いずれか1項記載の巻取り装置。
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