JPH0986734A - スリッタの巻取装置 - Google Patents
スリッタの巻取装置Info
- Publication number
- JPH0986734A JPH0986734A JP26946695A JP26946695A JPH0986734A JP H0986734 A JPH0986734 A JP H0986734A JP 26946695 A JP26946695 A JP 26946695A JP 26946695 A JP26946695 A JP 26946695A JP H0986734 A JPH0986734 A JP H0986734A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- take
- pressing roller
- rollers
- pressing rollers
- winding
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/513—Modifying electric properties
- B65H2301/5133—Removing electrostatic charge
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の押さえローラ４を複数の巻取ロール３
に個別に接触させるようにしたスリッタの巻取装置にお
いて、その構成が簡単であり、コストが低く、各押さえ
ローラの位置調節が容易であるようにする。 【構成】 各押さえローラとしてゴム製のローラが使用
され、これが共通の支軸５に回転可能に支持される。
に個別に接触させるようにしたスリッタの巻取装置にお
いて、その構成が簡単であり、コストが低く、各押さえ
ローラの位置調節が容易であるようにする。 【構成】 各押さえローラとしてゴム製のローラが使用
され、これが共通の支軸５に回転可能に支持される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、紙、プラスチックフ
ィルムなどの連続ウエブを複数条にスリットし、巻き取
るスリッタに関するものであり、特にその巻取装置に関
するものである。
ィルムなどの連続ウエブを複数条にスリットし、巻き取
るスリッタに関するものであり、特にその巻取装置に関
するものである。
【０００２】
【従来技術とその問題点】スリッタでは、紙、プラスチ
ックフィルムなどの連続ウエブが複数条にスリットさ
れ、巻取軸に巻き取られ、巻取軸上に複数の巻取ロール
が形成される。さらに、その巻取工程に押さえローラが
使用される。普通、押さえローラは金属製のもので、各
巻取ロールにそれぞれ接触する。したがって、押さえロ
ーラと巻取ロール間に接圧が生じ、連続ウエブを緊密に
巻き取ることができる。各個独立方式と呼ばれているも
のでは、複数の押さえローラが複数の支軸に個別に支持
され、複数の巻取ロールに個別に接触し、各支軸におい
て、一対の揺動アームによってその両端が支持される。
さらに、各押さえローラ毎にエアシリンダが設けられ、
各エアシリンダが揺動アームおよび押さえローラに作用
し、これによって接圧が与えられる。したがって、各押
さえローラを互いに独立させ、各巻取ロールに回転ぶれ
が生じたとき、各巻取ロール毎にその回転ぶれを吸収す
ることができる。したがって、回転ぶれに関係なく、各
巻取ロールにおいて、連続ウエブを的確に巻き取ること
ができ、好ましい。
ックフィルムなどの連続ウエブが複数条にスリットさ
れ、巻取軸に巻き取られ、巻取軸上に複数の巻取ロール
が形成される。さらに、その巻取工程に押さえローラが
使用される。普通、押さえローラは金属製のもので、各
巻取ロールにそれぞれ接触する。したがって、押さえロ
ーラと巻取ロール間に接圧が生じ、連続ウエブを緊密に
巻き取ることができる。各個独立方式と呼ばれているも
のでは、複数の押さえローラが複数の支軸に個別に支持
され、複数の巻取ロールに個別に接触し、各支軸におい
て、一対の揺動アームによってその両端が支持される。
さらに、各押さえローラ毎にエアシリンダが設けられ、
各エアシリンダが揺動アームおよび押さえローラに作用
し、これによって接圧が与えられる。したがって、各押
さえローラを互いに独立させ、各巻取ロールに回転ぶれ
が生じたとき、各巻取ロール毎にその回転ぶれを吸収す
ることができる。したがって、回転ぶれに関係なく、各
巻取ロールにおいて、連続ウエブを的確に巻き取ること
ができ、好ましい。
【０００３】しかしながら、各個独立方式の場合、各押
さえローラ毎に支軸、揺動アームおよびエアシリンダを
設ける必要があり、その構成が複雑であり、コストが高
いという問題がある。さらに、各巻取ロールの位置につ
いては、連続ウエブのスリット位置によってそれが決定
され、連続ウエブのスリット幅の変更にともない、その
スリット位置を変更すると、それによって各巻取ロール
の位置も変化する。したがって、その都度、各押さえロ
ーラを巻取軸の軸方向に移動させ、その位置を適宜調節
し、各巻取ロールにそれぞれ対応させる必要があるが、
これを達成するには、各押さえローラにおいて、その揺
動アームを巻取軸の軸方向に移動させねばならず、その
作業は容易ではないという問題もある。
さえローラ毎に支軸、揺動アームおよびエアシリンダを
設ける必要があり、その構成が複雑であり、コストが高
いという問題がある。さらに、各巻取ロールの位置につ
いては、連続ウエブのスリット位置によってそれが決定
され、連続ウエブのスリット幅の変更にともない、その
スリット位置を変更すると、それによって各巻取ロール
の位置も変化する。したがって、その都度、各押さえロ
ーラを巻取軸の軸方向に移動させ、その位置を適宜調節
し、各巻取ロールにそれぞれ対応させる必要があるが、
これを達成するには、各押さえローラにおいて、その揺
動アームを巻取軸の軸方向に移動させねばならず、その
作業は容易ではないという問題もある。
【０００４】
【発明の目的】したがって、この発明は、複数の押さえ
ローラを複数の巻取ロールに個別に接触させるようにし
たスリッタの巻取装置において、その構成が簡単であ
り、コストが低いようにすること、および各押さえロー
ラの位置調節が容易であるようにすることを目的として
なされたものである。
ローラを複数の巻取ロールに個別に接触させるようにし
たスリッタの巻取装置において、その構成が簡単であ
り、コストが低いようにすること、および各押さえロー
ラの位置調節が容易であるようにすることを目的として
なされたものである。
【０００５】
【発明の構成】この発明によれば、各押さえローラとし
てゴム製のローラが使用され、これが共通の支軸に回転
可能に支持される。
てゴム製のローラが使用され、これが共通の支軸に回転
可能に支持される。
【０００６】これに代えて、複数の偏心カラーを共通の
支軸に回転可能に支持し、各押さえローラを各偏心カラ
ーに回転可能に支持してもよい。
支軸に回転可能に支持し、各押さえローラを各偏心カラ
ーに回転可能に支持してもよい。
【０００７】
【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。
【０００８】図１および図２において、これはスリッタ
の巻取装置であり、紙、プラスチックフィルムなどの連
続ウエブ１を巻き取るためのもので、連続ウエブ１は複
数条にスリットされ、巻取軸２に導かれ、巻き取られ
る。これによって複数の巻取ロール３が形成される。な
お、このスリッタは２つの巻取装置を有し、連続ウエブ
１のスリット後、連続ウエブ１は各巻取装置に振り分け
られる。したがって、各巻取装置において、各巻取ロー
ル３が間隔を置いて形成される。
の巻取装置であり、紙、プラスチックフィルムなどの連
続ウエブ１を巻き取るためのもので、連続ウエブ１は複
数条にスリットされ、巻取軸２に導かれ、巻き取られ
る。これによって複数の巻取ロール３が形成される。な
お、このスリッタは２つの巻取装置を有し、連続ウエブ
１のスリット後、連続ウエブ１は各巻取装置に振り分け
られる。したがって、各巻取装置において、各巻取ロー
ル３が間隔を置いて形成される。
【０００９】この装置は複数の押さえローラ４を有し、
押さえローラ４は同一径のもので、ゴム製であり、共通
の支軸５に回転可能に支持されている。この実施例で
は、図３に示すように、押さえローラ４がスリーブ６の
まわりに設けられ、一体化されており、これが支軸５の
まわりに設けられ、同心に配置され、スリーブ６と支軸
５間にベアリング７が設けられている。スリーブ６は金
属製のものである。したがって、ベアリング７によって
押さえローラ４が支持され、押さえローラ４は支軸５の
まわりを回転することができる。ベアリング７および押
さえローラ４を支軸５に沿って移動させることもでき
る。その方向は巻取軸２の軸方向である。
押さえローラ４は同一径のもので、ゴム製であり、共通
の支軸５に回転可能に支持されている。この実施例で
は、図３に示すように、押さえローラ４がスリーブ６の
まわりに設けられ、一体化されており、これが支軸５の
まわりに設けられ、同心に配置され、スリーブ６と支軸
５間にベアリング７が設けられている。スリーブ６は金
属製のものである。したがって、ベアリング７によって
押さえローラ４が支持され、押さえローラ４は支軸５の
まわりを回転することができる。ベアリング７および押
さえローラ４を支軸５に沿って移動させることもでき
る。その方向は巻取軸２の軸方向である。
【００１０】さらに、押さえローラ４の軸方向両側に止
めカラー８が設けられ、止めカラー８は支軸５の外周面
に移動可能に嵌め合わされ、ベアリング７に接触する。
さらに、セットびす９が止めカラー８にねじ込まれ、そ
の先端が支軸５の外周面に押し付けられ、これによって
止めカラー８が固定され、ベアリング７および押さえロ
ーラ４が拘束されている。その位置は各巻取ロール３に
それぞれ対応する。
めカラー８が設けられ、止めカラー８は支軸５の外周面
に移動可能に嵌め合わされ、ベアリング７に接触する。
さらに、セットびす９が止めカラー８にねじ込まれ、そ
の先端が支軸５の外周面に押し付けられ、これによって
止めカラー８が固定され、ベアリング７および押さえロ
ーラ４が拘束されている。その位置は各巻取ロール３に
それぞれ対応する。
【００１１】さらに、一対の揺動アーム１０によって支
軸５の両端が支持されている。揺動アーム１０はその支
点１１のまわりを揺動することができる。さらに、この
装置は一対のエアシリンダ１２を有し、エアシリンダ１
２は各揺動アーム１０に連結されている。
軸５の両端が支持されている。揺動アーム１０はその支
点１１のまわりを揺動することができる。さらに、この
装置は一対のエアシリンダ１２を有し、エアシリンダ１
２は各揺動アーム１０に連結されている。
【００１２】したがって、この装置において、エアシリ
ンダ１２によって揺動アーム１０を操作し、これをその
支点１１のまわりに揺動させると、複数の押さえローラ
４を複数の巻取ロール３に個別に接触させることができ
る。したがって、押さえローラ４と巻取ロール３間に接
圧が生じ、連続ウエブ１を緊密に巻き取ることができ
る。さらに、各巻取ロール３の回転にともない、各押さ
えローラ４が支軸５のまわりを回転し、連続ウエブ１を
円滑に巻き取ることができる。エアシリンダ１２を揺動
アーム１０、支軸５および押さえローラ４に作用させ、
エアシリンダ１２によって接圧を調節することもでき
る。
ンダ１２によって揺動アーム１０を操作し、これをその
支点１１のまわりに揺動させると、複数の押さえローラ
４を複数の巻取ロール３に個別に接触させることができ
る。したがって、押さえローラ４と巻取ロール３間に接
圧が生じ、連続ウエブ１を緊密に巻き取ることができ
る。さらに、各巻取ロール３の回転にともない、各押さ
えローラ４が支軸５のまわりを回転し、連続ウエブ１を
円滑に巻き取ることができる。エアシリンダ１２を揺動
アーム１０、支軸５および押さえローラ４に作用させ、
エアシリンダ１２によって接圧を調節することもでき
る。
【００１３】さらに、押さえローラ４はゴム製であり、
やわらかい。したがって、各巻取ロール３に回転ぶれが
生じると、各押さえローラ４がそれに応じて弾性変形
し、これによって回転ぶれが吸収される。したがって、
各巻取ロール３毎にその回転ぶれを吸収することがで
き、回転ぶれに関係なく、各巻取ロール３において、連
続ウエブ１を的確に巻き取ることができる。
やわらかい。したがって、各巻取ロール３に回転ぶれが
生じると、各押さえローラ４がそれに応じて弾性変形
し、これによって回転ぶれが吸収される。したがって、
各巻取ロール３毎にその回転ぶれを吸収することがで
き、回転ぶれに関係なく、各巻取ロール３において、連
続ウエブ１を的確に巻き取ることができる。
【００１４】さらに、連続ウエブ１のスリット幅および
スリット位置を変更するとき、それによって各巻取ロー
ル３の位置も変化するが、この装置の場合、工具によっ
てセットびす９を回転させ、これを支軸５の外周面から
後退させると、止めカラー８を支軸５に沿って移動さ
せ、ベアリング７から後退させることができる。したが
って、巻取軸２の軸方向において、ベアリング７および
押さえローラ４を支軸５に沿って移動させることがで
き、その位置を任意に調節し、各巻取ロール３にそれぞ
れ対応させることができる。その作業は容易である。
スリット位置を変更するとき、それによって各巻取ロー
ル３の位置も変化するが、この装置の場合、工具によっ
てセットびす９を回転させ、これを支軸５の外周面から
後退させると、止めカラー８を支軸５に沿って移動さ
せ、ベアリング７から後退させることができる。したが
って、巻取軸２の軸方向において、ベアリング７および
押さえローラ４を支軸５に沿って移動させることがで
き、その位置を任意に調節し、各巻取ロール３にそれぞ
れ対応させることができる。その作業は容易である。
【００１５】図４および図５は他の実施例を示す。この
実施例では、図１の装置において、複数の偏心カラー１
３が共通の支軸５に回転可能に支持され、各押さえロー
ラ４が各偏心カラー１３に回転可能に支持されている。
偏心カラー１３は金属製のもので、支軸５に対し一定量
偏心している。押さえローラ４は金属製でも、ゴム製で
もよく、偏心カラー１３と同心に配置されている。
実施例では、図１の装置において、複数の偏心カラー１
３が共通の支軸５に回転可能に支持され、各押さえロー
ラ４が各偏心カラー１３に回転可能に支持されている。
偏心カラー１３は金属製のもので、支軸５に対し一定量
偏心している。押さえローラ４は金属製でも、ゴム製で
もよく、偏心カラー１３と同心に配置されている。
【００１６】さらに、この実施例では、各押さえローラ
４において、スリーブ１４が支軸５の外周面に移動可能
に嵌め合わされ、偏心カラー１３はスリーブ１４の外周
面に回転可能に嵌め合わされ、支持されている。スリー
ブ１４は金属製のもので、支軸５と同心である。さら
に、押さえローラ４が偏心カラー１３のまわりに設けら
れ、押さえローラ４と偏心カラー１３間にベアリング１
５が設けられ、ベアリング１５によって押さえローラ４
が支持されている。したがって、押さえローラ４は偏心
カラー１３のまわりを回転することができる。
４において、スリーブ１４が支軸５の外周面に移動可能
に嵌め合わされ、偏心カラー１３はスリーブ１４の外周
面に回転可能に嵌め合わされ、支持されている。スリー
ブ１４は金属製のもので、支軸５と同心である。さら
に、押さえローラ４が偏心カラー１３のまわりに設けら
れ、押さえローラ４と偏心カラー１３間にベアリング１
５が設けられ、ベアリング１５によって押さえローラ４
が支持されている。したがって、押さえローラ４は偏心
カラー１３のまわりを回転することができる。
【００１７】さらに、押さえローラ４の軸方向両側に止
めカラー１６が設けられ、止めカラー１６は支軸５の外
周面に移動可能に嵌め合わされており、スリーブ１４に
接触する。さらに、セットびす１７が止めカラー１６に
ねじ込まれ、その先端が支軸５の外周面に押し付けられ
ており、これによって止めカラー１６が固定され、スリ
ーブ１４が拘束されている。さらに、ストップねじ１８
が止めカラー１６にねじ合わされ、その先端が偏心カラ
ー１３の端面に接触し、ストップねじ１８によって偏心
カラー１３が拘束されている。ストップねじ１８は樹脂
製のもので、スリップしやすい。したがって、偏心カラ
ー１３はストップねじ１８に対しスリップし、スリーブ
１４のまわりを回転することができる。
めカラー１６が設けられ、止めカラー１６は支軸５の外
周面に移動可能に嵌め合わされており、スリーブ１４に
接触する。さらに、セットびす１７が止めカラー１６に
ねじ込まれ、その先端が支軸５の外周面に押し付けられ
ており、これによって止めカラー１６が固定され、スリ
ーブ１４が拘束されている。さらに、ストップねじ１８
が止めカラー１６にねじ合わされ、その先端が偏心カラ
ー１３の端面に接触し、ストップねじ１８によって偏心
カラー１３が拘束されている。ストップねじ１８は樹脂
製のもので、スリップしやすい。したがって、偏心カラ
ー１３はストップねじ１８に対しスリップし、スリーブ
１４のまわりを回転することができる。
【００１８】したがって、図４の装置でも、複数の押さ
えローラ４が複数の巻取ロール３に個別に接触し、押さ
えローラ４と巻取ロール３間に接圧が生じる。したがっ
て、連続ウエブ１を緊密に巻き取ることができる。さら
に、巻取ロール３の回転にともない、各押さえローラ４
が偏心カラー１３のまわりを回転し、連続ウエブ１を円
滑に巻き取ることができる。エアシリンダ１２を揺動ア
ーム１０、支軸５および押さえローラ４に作用させ、エ
アシリンダ１２によって接圧を調節することもできる。
えローラ４が複数の巻取ロール３に個別に接触し、押さ
えローラ４と巻取ロール３間に接圧が生じる。したがっ
て、連続ウエブ１を緊密に巻き取ることができる。さら
に、巻取ロール３の回転にともない、各押さえローラ４
が偏心カラー１３のまわりを回転し、連続ウエブ１を円
滑に巻き取ることができる。エアシリンダ１２を揺動ア
ーム１０、支軸５および押さえローラ４に作用させ、エ
アシリンダ１２によって接圧を調節することもできる。
【００１９】さらに、各巻取ロール３に回転ぶれが生じ
ると、各押さえローラ４において、摩擦および自重が押
さえローラ４、ベアリング１５および偏心カラー１３に
作用し、偏心カラー１３がスリーブ１４のまわりを回転
する。これによって回転ぶれが吸収される。したがっ
て、各巻取ロール３毎にその回転ぶれを吸収することが
でき、回転ぶれに関係なく、各押さえローラ４におい
て、連続ウエブ１を的確に巻き取ることができる。
ると、各押さえローラ４において、摩擦および自重が押
さえローラ４、ベアリング１５および偏心カラー１３に
作用し、偏心カラー１３がスリーブ１４のまわりを回転
する。これによって回転ぶれが吸収される。したがっ
て、各巻取ロール３毎にその回転ぶれを吸収することが
でき、回転ぶれに関係なく、各押さえローラ４におい
て、連続ウエブ１を的確に巻き取ることができる。
【００２０】連続ウエブ１のスリット幅およびスリット
位置を変更するとき、工具によってセットびす１７を回
転させ、これを支軸５の外周面から後退させると、止め
カラー１６を支軸５に沿って移動させることもできる。
したがって、巻取軸２の軸方向において、スリーブ１
４、偏心カラー１３、ベアリング１５および押さえロー
ラ４を支軸５に沿って移動させることができ、その位置
を任意に調節し、各巻取ロール３にそれぞれ対応させる
ことができる。その作業は容易である。
位置を変更するとき、工具によってセットびす１７を回
転させ、これを支軸５の外周面から後退させると、止め
カラー１６を支軸５に沿って移動させることもできる。
したがって、巻取軸２の軸方向において、スリーブ１
４、偏心カラー１３、ベアリング１５および押さえロー
ラ４を支軸５に沿って移動させることができ、その位置
を任意に調節し、各巻取ロール３にそれぞれ対応させる
ことができる。その作業は容易である。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、各押さえローラ４を共通の支軸５に回転可能に支持
すればよく、従来の各個独立方式のものと異なり、各押
さえローラ４毎に支軸５、揺動アーム１０およびエアシ
リンダ１２を設ける必要はない。その構成は簡単であ
り、コストは低い。しかも、各巻取ロール３に回転ぶれ
が生じたとき、各巻取ロール３毎にその回転ぶれを吸収
することができる。したがって、回転ぶれに関係なく、
各巻取ロール３において、連続ウエブ１を的確に巻き取
ることができ、性能は低下しない。さらに、巻取軸２の
軸方向において、各押さえローラ４を支軸５に沿って移
動させ、その位置を任意に調節することができる。従来
の各個独立方式のものと異なり、揺動アーム１０を巻取
軸２の軸方向に移動させる必要はなく、その作業は容易
であり、所期の目的を達成することができるものであ
る。
ば、各押さえローラ４を共通の支軸５に回転可能に支持
すればよく、従来の各個独立方式のものと異なり、各押
さえローラ４毎に支軸５、揺動アーム１０およびエアシ
リンダ１２を設ける必要はない。その構成は簡単であ
り、コストは低い。しかも、各巻取ロール３に回転ぶれ
が生じたとき、各巻取ロール３毎にその回転ぶれを吸収
することができる。したがって、回転ぶれに関係なく、
各巻取ロール３において、連続ウエブ１を的確に巻き取
ることができ、性能は低下しない。さらに、巻取軸２の
軸方向において、各押さえローラ４を支軸５に沿って移
動させ、その位置を任意に調節することができる。従来
の各個独立方式のものと異なり、揺動アーム１０を巻取
軸２の軸方向に移動させる必要はなく、その作業は容易
であり、所期の目的を達成することができるものであ
る。
【図１】この発明の実施例を示す正面図である。
【図２】図１の装置の側面図である。
【図３】図１の押さえローラの断面図である。
【図４】他の実施例を示す断面図である。
【図５】図４の押さえローラの側面図である。
３ 巻取ロール ４ 押さえローラ ５ 支軸 １３ 偏心カラー
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の押さえローラを複数の巻取ロール
に個別に接触させるようにしたスリッタの巻取装置にお
いて、前記各押さえローラとしてゴム製のローラを使用
し、これを共通の支軸に回転可能に支持したことを特徴
とするスリッタの巻取装置。 - 【請求項２】 複数の押さえローラを複数の巻取ロール
に個別に接触させるようにしたスリッタの巻取装置にお
いて、複数の偏心カラーを共通の支軸に回転可能に支持
し、前記各押さえローラを前記各偏心カラーに回転可能
に支持したことを特徴とするスリッタの巻取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26946695A JPH0986734A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | スリッタの巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26946695A JPH0986734A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | スリッタの巻取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0986734A true JPH0986734A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17472834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26946695A Pending JPH0986734A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | スリッタの巻取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0986734A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007099420A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Lintec Corp | タッチロールユニット及びタッチロール装置 |
| CN108622691A (zh) * | 2017-03-17 | 2018-10-09 | 温科尼克斯多夫国际有限公司 | 用于对齐有价票据的装置 |
| CN113638114A (zh) * | 2021-08-09 | 2021-11-12 | 江苏佩捷纺织智能科技有限公司 | 一种用于宽幅织机的单幅改多幅调节装置 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP26946695A patent/JPH0986734A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007099420A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Lintec Corp | タッチロールユニット及びタッチロール装置 |
| CN108622691A (zh) * | 2017-03-17 | 2018-10-09 | 温科尼克斯多夫国际有限公司 | 用于对齐有价票据的装置 |
| CN113638114A (zh) * | 2021-08-09 | 2021-11-12 | 江苏佩捷纺织智能科技有限公司 | 一种用于宽幅织机的单幅改多幅调节装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |