JP3139751U - ウエブの正逆巻タッチローラ装置 - Google Patents

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實 上山
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Abstract

【課題】ウエブの巻取りにおいて、巻き取る寸前のタッチローラの抱角や接圧等の条件を変えることなく上巻,下巻を容易に切り替える。
【解決手段】前工程から送られてくるウエブをガイドローラ2、タッチローラ1を介して一定長さ毎に巻取ロールRに巻き取る巻取装置において、ガイドローラ2、タッチローラ1を駆動することなく連れ回りとすると共に、前記ガイドローラ2の上面を巻取ロールRとタッチローラ1の中心を結ぶ線上に合わせて配置し、ウエブとタッチローラ1の接触角度θ1,θ2をθ1=θ2とし、かつ巻取ロールRの駆動を正逆回転可能とした。
【選択図】図2

Description

本考案は前工程から送られるウエブを一定長さ毎に巻芯に巻き取るにあたり、原反ロールを反転することなくウエブの上面を上下巻き取る方向を切替可能としたタッチローラ装置に関するものである。
従来、原反ロールからの巻き出しには上巻出しと下巻出しの2つの態様があり、下巻き出しの場合には裏側が上面として巻出され、上巻出しの場合には表側が上面として巻き出される。そして、このウエブの巻取方向は一方向に決められたロールの配置になっているため、何れか一方向の巻き取りしか行うことができないのが通常である。しかし、巻取方向が一方向に決められているとしても、原反ロールの上巻出しと下巻出しを切り換えるためには原反ロールを反転させることにより可能であるが、原反ロールの反転には装置費用がかかり問題が多い。
ところで、前工程でアルミ蒸着又はコロナ処理等、ウエブ表面に特殊加工を施した場合、次の工程で上巻出しか、又は下巻出しを決められることがあり、その用途によって巻き取り側で上巻,下巻を選択する必要がある。
上述の如く原反の巻き出し方向を上巻出しにするか、下巻出しにすることにより巻き取りは同方向であっても特殊加工面を変えて巻き取ることはできるが、巻き出し側で処理面を変えると巻き取りまでのガイドロール,エオスパンダーロール,スリットロール等が一定方向にあるため特殊処理面にスリキズ等が発生することがある。
そこで、このことから特殊加工を施した場合には、特殊な処理面に悪い影響がないように巻き取る寸前で上巻,下巻を切り替えることが望ましい。なお、原反ロールを反転することなく上巻取りと下巻取りの切り替えを可能ならしめるため切替え用ロールを巻取軸への案内ロール近傍に設けた巻取装置を本出願人はさきに提案(例えば特許文献1参照)しているが、切替ロールはスリッターにおいて切断,分離後の左右巻取装置への巻き取りであって、特殊な加工処理がなされたウエブの巻き取りには適しない。
特開2004−217398号公報
本考案は上述の如き実状に対処し、特に巻き取る寸前のタッチローラ及びガイドローラに着目し、ガイドローラよりタッチローラに送入されるウエブの方向とタッチローラが圧接する巻取ロールへの巻付方向を探求することにより該タッチローラの抱角,接圧等の条件を変えることなく、ウエブの通し方を考慮するだけで容易に上巻,下巻を切り替えることを可能ならしめる手段を提供することを目的とするものである。
即ち、上記目的に適合する本考案の特徴は、前工程から送られてくるウエブをガイドローラ,タッチローラを介して一定長さ毎に巻取ロールに巻取る巻取装置において、ガイドローラ,タッチローラを駆動することなく連れ回りとすると共に、前記ガイドローラの上面を巻取ロールとタッチローラの中心を結ぶ線上に合わせて配置し、かつ巻取ロールの駆動を正逆回転可能ならしめたウエブの正逆巻タッチローラ装置にある。
上記本考案装置によれば、ガイドローラ上面と、タッチローラ及び巻取ロールの中心を結ぶ線は常に同一線上に位置し、従ってウエブをタッチローラの上下何れの方向へ進入させてもウエブとタッチローラの接触角は変わらず、またタッチローラと巻取ロール接触圧,タッチローラと巻取ロールのエアかみ込み角度等も全て同じになり、巻取ロールの駆動を正逆回転させ、ウエブの通し方を変えるだけで容易に上巻,下巻を切り替えることができる。
以下、更に添付図面に基づいて本考案装置の具体的形態を説明する。図1は本考案巻取装置の1例を示し、巻取軸に巻かれた巻取ロールRの外周面のウエブ進入位置にタッチローラ1が下部に回動の中心Oをもち、接圧用エアシリンダ4により接圧調整可能にタッチローラアーム3の上部に設置されていると共に、該タッチローラ1の上流側に隣接してガイドローラ2が同じくタッチローラアーム3に設けられて固定ガイドローラ2′に続きガイドローラ2を経て進入するウエブWをタッチローラ1を介してタッチローラ1が圧接する巻取ロールRへ巻付ける構成からなっている。このとき、ガイドローラ2′とガイドローラ2の間におけるウエブWの張力をT1とし、タッチローラ1が巻取ロールRに圧接して引っ張られる下方へのウエブWの張力をT2とすれば、T1,T2はタッチローラ1の支点Oに力Fとしてかかるが、この力方向は前記T1がガイドローラ2′と巻取ロールRに垂直方向であればF=T1+T2であり、タッチローラ1の巻取ロールRへの接圧方向の力は0となり、ウエブの張力を変えても接圧力は変わらない。
しかして、上記構成において本考案装置は特にその特徴としてガイドローラ2,タッチローラ1が駆動されることなく連れ回りによる自由回転となっていると共に、図2に示す如くガイドローラ2の上面とタッチローラ1の中心高さ、更に巻取ロールRの中心高さとは全て同じ高さに配置されている。このガイドローラ2上面が巻取ロールRとタッチローラ1の中心を結ぶ線上に位置することはガイドローラ2より進入し、タッチローラ1の外周に接触して巻取ロールRに巻付けられるウエブWのタッチローラ1に接触する角度が巻取ロールRとタッチローラ1の中心を結ぶ線の上下において同じ角度θ1,θ2となり、従って巻取ロールRの駆動を正逆何れの方向に変えても同じ接触角度をもってウエブが巻取ロールRに巻付けられることを示している。
同時に上記の如くタッチローラ1に同じ接触角度をもって接触することは巻取ロールRの駆動が正逆何れになってもタッチローラ1と巻取ロールRとの接触圧にも変動を来たさないと共に、タッチローラ1に抱き込まれているウエブWとタッチローラ1表面との間のエアかみ込み角度θ3,θ4も同じ角度になり、従って、巻取ロールの駆動を正逆変えるだけでウエブとタッチローラとの接触角度、タッチローラと巻取ロールとの接触圧、タッチローラと巻取ロールのエアかみ込み角度を特に変えることなく同じ条件下で巻取ロールへの巻付けを上巻き、下巻きと容易に切替えることができる。
図3は前記各例がガイドローラ2とタッチローラ1が共にタッチローラアーム3に接圧用シリンダ4により設置されているのに対し、タッチローラ1のみがタッチローラアーム3に接圧用シリンダ4により接圧調整可能に設置されていて、ガイドローラ2,2′が位置固定され、一方向の駆動も可能な場合であり、この場合も前記同様にガイドローラ2の上面がタッチローラ1と巻取ロールRの中心を結ぶ線上に配置されることにより、同じ条件をもって上巻,下巻の切替えが容易となり、同様な作用、効果を有している。
本考案に係る巻取装置の要部を示す概要図である。 本考案に係る巻取装置の作用態様を示す概要図である。 タッチローラのみをタッチローラアームに設置した本考案巻取装置を示す概要図である。
符号の説明
1:タッチローラ
2:ガイドローラ
3:タッチローラアーム
4:接圧用エアシリンダ
R:巻取ロール
W:ウエブ

Claims (1)

  1. 前工程から送られてくるウエブをガイドローラ,タッチローラを介して一定長さ毎に巻取ロールに巻取る巻取装置において、ガイドローラ,タッチローラを駆動することなく連れ回りとすると共に、前記ガイドローラの上面を巻取ロールとタッチローラの中心を結ぶ線上に合わせて配置し、かつ巻取ロールの駆動を正逆回転可能となしたことを特徴とするウエブの正逆巻タッチローラ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017075058A (ja) * 2016-12-12 2017-04-20 株式会社ミヤコシ 巻取り装置
JP2018048016A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 住友ゴム工業株式会社 シート状のゴム材料の巻取り装置および巻取り方法

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