JP3210528B2 - ワイヤソー装置 - Google Patents

ワイヤソー装置

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JP3210528B2
JP3210528B2 JP18498094A JP18498094A JP3210528B2 JP 3210528 B2 JP3210528 B2 JP 3210528B2 JP 18498094 A JP18498094 A JP 18498094A JP 18498094 A JP18498094 A JP 18498094A JP 3210528 B2 JP3210528 B2 JP 3210528B2
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敏晴 安立
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康彦 森山
茂雄 小林
靖弘 伊東
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株式会社日平トヤマ
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D57/00Sawing machines or sawing devices not covered by one of the preceding groups B23D45/00 - B23D55/00
    • B23D57/003Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D57/0053Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts of drives for saw wires; of wheel mountings; of wheels

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばワイヤソー装
置において、切断用ワイヤをリールから繰出す際、また
はリールに巻取る際に、線材をリールの軸線方向にトラ
バースさせるためのトラバース装置、及び同装置を備え
たワイヤソー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤソー装置におけるトラバース装置
においては、線材のトラバースを案内するためにトラバ
ース方向に移動される移動体上に、センサを有する一対
のタッチローラ、あるいは一対の電極が線材の走行経路
を挟んでトラバース方向の両側に位置するように配置さ
れている。そして、線材のトラバース運動中に、線材が
タッチローラや電極と接触したとき、検出信号が出力さ
れる。
【0003】移動体のトラバース速度が遅くて、トラバ
ースの移動方向の前方側に位置するセンサや電極から検
出信号が出力された場合には、移動体のトラバース速度
が増速される。一方、移動体のトラバース速度が速く
て、トラバースの移動方向の後方側に位置するセンサや
電極から検出信号が出力された場合には、トラバース速
度が減速される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
トラバース装置においては、タッチローラや電極に対す
る線材の接触に依存することのみによって、移動体のト
ラバース速度が制御されるため、各タッチローラや電極
に走行中の線材が頻繁に接触して、タッチローラや電極
の摩耗が著しいという問題があった。
【0005】特に、ワイヤソー装置におけるワイヤのト
ラバース装置においては、切断機構においてワイヤ上に
砥粒を含むスラリが供給されるため、タッチローラや電
極の摩耗が甚だしいものであった。この摩耗を減少させ
るためには、一対のタッチローラや電極間の間隔を広げ
て、線材がタッチローラや電極に接触する回数を少なく
すればよいが、このようにすれば、特にリールの線材を
巻き付ける際に、その巻きピッチが不揃いになる。そし
て、このことは、例えばリールの端部において、線材が
すでに巻回されている線材間の隙間に楔状に食い込むこ
とを招き、この食い込みにより、リール両端のフランジ
に過大な拡開圧力が作用して、フランジが破損するおそ
れがあった。
【0006】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その主たる
目的は、線材との機械的接触に依存することなくトラバ
ース速度を自動的に制御することができ、タッチローラ
等が著しく摩耗するおそれを防止することができるとと
もに、線材をリールに対して所定ピッチで巻回できる
イヤソー装置を提供することにある。
【0007】この発明のその他の目的は、リールの両端
と対応するトラバースの端部位置において、トラバース
の移動方向を正確に反転させることができ、リールの両
端で線材の繰出しや巻取り動作に支障を来すおそれを防
止することができるワイヤソー装置を提供することにあ
る。
【0008】この発明のその他の目的は、繰出し側のリ
ールが最小径になったとき、それを検出してリールの繰
出し回転から巻取り回転への反転を自動的に行うことが
できるワイヤソー装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、繰出し側のリール及
び巻取り側のリールを備えるとともに、両リール間には
線材が複数回掛け渡されるようにした互いに平行な複数
のローラを備え、それらのローラ間において線材により
切断加工を行うようにしたワイヤソー装置において、
材の走行速度及び各リールの最小径を予め設定可能な
定手段と、リールの回転速度を検出する一対のリール
速度検出手段と、線材の走行速度と繰出し側リールの回
転速度とに基づいて繰出し側リールの巻径を算出すると
ともに、その巻径が予め設定された最小径に達したか否
かを判別して、最小径に達した場合に両リールの回転を
反転させて、線材の走行方向を反転させる制御手段とを
設けた。
【0010】請求項2に記載の発明においては、前記繰
出し側のリール及び巻取り側のリールにそれぞれ対応し
て配置され、各リールの軸線方向に沿ってトラバース動
作される案内手段よって線材の繰出し及び巻取りを案内
するようにしたトラバース装置と、トラバース方向にお
ける線材の位置を検出する一対のトラバース位置検出手
段と、前記設定手段は各リールの両端に対応するトラバ
ースの端部位置を予め設定可能であることと、前記制御
手段は線材が各リールの端部位置に達したとき、案内手
段のトラバース移動方向を反転させることとからなる。
【0011】請求項3に記載の発明においては、前記繰
出し側のリール及び巻取り側のリールにそれぞれ対応し
て配置され、各リールの軸線方向に沿ってトラバース動
作される案内手段よって線材の繰出し及び巻取りを案内
するようにしたトラバース装置と、トラバース方向にお
ける線材の位置を検出する一対のトラバース位置検出手
段と、前記設定手段は、各リールに対する線材の巻きピ
ッチ及びリールの両端に対応するトラバースの端部位置
を予め設定可能であることと、前記制御手段は、各リー
ルの巻径、線材の巻きピッチ及び線材の走行速度に基づ
いて、前記案内手段のトラバース速度を制御するととも
に、線材が予め設定されたトラバースの端部位置に達し
たとき、案内手段のトラバース移動方向を反転させるこ
ととからなる。
【0012】請求項4に記載の発明においては、前記案
内手段は、線材の走行経路を挟んでトラバース方向の両
側に位置する一対のタッチローラと、その両タッチロー
ラにそれぞれ対応して配置され、タッチローラが線材と
の接触により回転されたときに検出信号を出力する一対
のセンサとを備えることと、前記制御手段はいずれか一
方のセンサから検出信号が出力されたときに、案内手段
によるトラバース速度を変更させることとからなる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】請求項1の発明によれば、各リールの最小径を
設定手段から予め入力しておけば、繰出しリールより線
材が最大量繰り出されて、そのリールが最小径になった
とき、両リールの回転方向を自動的に反転させることが
できる。従って、ワイヤソー装置において、作業者が装
置を停止させて両リールの回転方向を反転させる必要が
なく、長時間にわたる加工を少ない労力で続行すること
ができる。
【0017】
【0018】請求項2及び3の発明によれば、リールの
両端に対応するトラバースの端部位置が予め設定され、
線材のトラバース位置が検出される。そして、線材のト
ラバース位置が端部位置に達したか否かが判別され、そ
の判別の結果トラバース移動方向が反転される。
【0019】
【0020】請求項の発明によれば、線材の繰出しま
たは巻取り時に、案内手段のトラバース速度が遅い場合
には、トラバース方向の前方側に位置するタッチローラ
が回転されて、対応するセンサから検出信号が出力され
る。そして、この検出信号に基づいて、トラバース速度
が増速側に修正される。一方、案内手段のトラバース速
度が速い場合には、トラバース方向の後方側に位置する
タッチローラが回転されて、対応するセンサから検出信
号が出力される。そして、この検出信号に基づいて、ト
ラバース速度が減速側に修正される。
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】以下、この発明をワイヤソー装置に具体化し
た一実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1及び図2に示すように、切断機構1は
装置フレーム2上に装設されている。この切断機構1は
平行に延びる駆動溝ローラ3及び被動溝ローラ4を備
え、それらの外周には環状の溝3a,4aが所定ピッチ
で形成されている。なお、図面においては理解を容易に
するために、溝3a,4aの数を実際よりも少なく描い
てある。鋼線よりなる線材としての1本の切断用ワイヤ
5は前記溝ローラ3,4の各溝3a,4aに連続的に巻
回されている。ワイヤ走行用モータ6は装置フレーム2
上に配設され、このモータ6により駆動溝ローラ3が直
接回転される。そして、溝ローラ3,4の回転によっ
て、ワイヤ5が一方向または双方向に走行される。
【0025】ワーク支持機構9は前記切断機構1の上方
において、フレーム2に上下動可能に支持され、その下
部には複数のワーク10が着脱自在にセットされる。そ
して、ワイヤ5が切断機構1の溝ローラ3,4間で一方
向または双方向に走行されながら、ワーク支持機構9が
切断機構1に向かって下降される。このとき、ワイヤ5
上へ砥粒を含むスラリが図示しないスラリ供給装置から
供給されるとともに、そのワイヤ5に対しワーク10が
押し付けられ、ラッピング作用によってワーク10がス
ライス加工される。
【0026】リール機構11は前記フレーム2上に装設
されている。このリール機構11は、ワイヤ5を繰り出
すための一対のリール12,13を備えている。なお、
両リール12,13は巻取り、繰出しの両機能を交互に
分担するが、以降の説明においては、一方のリール12
を繰出しリール,他方のリール13を巻取りリールとす
る。一対のリール回転用モータ14はフレーム2に配設
され、これらのモータ14により繰出しリール12及び
巻取りリール13が各別に回転される。トラバース機構
15はリール機構11に隣接してフレーム2上に装設さ
れ、繰出しリール12からのワイヤ5の繰出し及び巻取
りリール13へのワイヤ5の巻取りをトラバースしなが
ら案内する。
【0027】そして、前記リール機構11の両リール1
2,13の回転により、繰出しリール12から切断機構
1へワイヤ5が繰り出されるとともに、加工動作後のワ
イヤ5が巻取りリール13に巻き取られる。繰出しリー
ル12上のワイヤ5が、切断機構6を経て巻取りリール
13にすべて巻き取られたとき、両リール12,13の
回転方向が切り換えられて、リール12,13の繰出し
機能及び巻取り機能が反転される。
【0028】ワイヤ張力付与機構16は前記リール機構
11と切断機構1との間に配設されている。この張力付
与機構16は一対のダンサアーム17を備え、それらの
先端にはガイドローラ18及びウェイト19が取り付け
られている。ワイヤガイド機構20は切断機構1に近接
して配置され、ワイヤ5を案内するための2組のガイド
ローラ21を備えている。前記切断機構1の溝ローラ
3,4間に巻回されたワイヤ5の両端は、ワイヤガイド
機構20のガイドローラ21及びフレーム2上の一対の
ガイドローラ22を介して、ワイヤ張力付与機構16の
ガイドローラ18に掛装されている。そして、ワイヤ張
力付与機構16の両ダンサアーム17がウェイト19に
て回動されることにより、溝ローラ3,4間のワイヤ5
に所定の張力が付与される。
【0029】ワイヤ張力低減機構23は前記リール機構
11とワイヤ張力付与機構16との間に配設されてい
る。この張力低減機構23は一対の回転ローラ24を備
え、それらの外周にはワイヤ5が接触支持されている。
そして、両回転ローラ24にはそれらの回転に抗する負
荷トルクが常時作用しており、これによってワイヤ張力
付与機構16からリール機構11の各リール12,13
側へ波及するワイヤ5の張力が低減される。
【0030】そして、ワイヤ5は繰出しリール12から
繰出されて、ワイヤ張力低減機構23の一方のローラ2
4,ワイヤ張力付与機構16の一方のローラ18,一対
のガイドローラ22のうちの一方及びワイヤガイド機構
20の1組のガイドローラを経て切断機構1に至る。そ
して、その切断機構1からワイヤガイド機構20のもう
1組のガイドローラ21,ガイドローラ22のうちの他
方,ワイヤ張力付与機構16の他方のローラ18及びワ
イヤ張力低減機構23の他方のローラ24を経て巻取り
リール13に巻き取られる。
【0031】次に、前記トラバース機構15について詳
述する。図3及び図4に示すように、前記両リール1
2,13はそれぞれ胴部12a,13aと、その両端の
フランジ12b,13bとよりなる。
【0032】一対の取付板27は前記フレーム2上に所
定間隔をおいて立設され、それらの内面には垂直方向に
延びるガイドレール28が敷設されている。一対の移動
板29は各ガイドレール28にそれぞれ上下動可能に支
持され、それらの外面には垂直方向に延びるラック30
が固定されている。一対のトラバース用モータ31は各
取付板27の外面に装着され、そのモータ軸にはラック
30に噛合するピニオン32が固定されている。
【0033】横ガイドローラ33は前記各移動板29の
内面に垂直軸線の周りで回転可能に支持され、繰出しリ
ール12から繰り出されるワイヤ5及び巻取りリール1
3に巻き取られるワイヤ5がほぼ水平方向へ走行するよ
うに規制する。縦ガイドローラ34は各移動体29の内
面に水平軸線の周りで回転可能に支持され、前記ワイヤ
5が上下方向へ走行するように規制する。定位置ガイド
ローラ35は各取付板27の内面に回転可能に支持さ
れ、ワイヤ張力低減機構23の各回転ローラ24と各縦
ガイドローラ34との間においてワイヤ5の走行をガイ
ドする。これらのガイドローラ33,34及び35によ
りワイヤの案内手段が構成されている。
【0034】そして、前記トラバース用モータ31が回
転されると、ピニオン32及びラック30を介して、移
動板29が繰出しリール12及び巻取りリール13の外
周面に沿って両リール12,13の軸線方向へトラバー
ス移動される。これにより、繰出しリール12上からワ
イヤ5がトラバースされながら繰り出されるとともに、
巻取りリール13上にワイヤ5がトラバースされながら
巻き取られる。
【0035】各一対のタッチローラ36は上下方向へ所
定間隙をおいて隣接配置されるように、前記各移動板2
9に回転可能に支持され、このタッチローラ36間の間
隙中をワイヤ5が通過される。なお、このタッチローラ
36間の間隙の広さは、ワイヤ5の線径の10〜200
倍程度である。タッチローラセンサ37は各タッチロー
ラ36の回転軸36aに連結され、タッチローラ36が
ワイヤ5との接触によって回転されたときに検出信号を
出力する。すなわち、前記のトラバース動作時におい
て、移動板29のトラバース速度が遅い場合には、移動
板29の移動方向の前方側に位置する一方のタッチロー
ラ36が回転されて、対応する一方のセンサ37から回
転検出信号が出力される。
【0036】また、移動板29のトラバース速度が速い
場合には、移動方向の後方側に位置する他方のタッチロ
ーラ36が回転されて、対応する他方のセンサ37から
回転検出信号が出力される。3枚のフィン38は前記各
タッチローラ36の回転軸36aの端部に連結され、タ
ッチローラ36がワイヤ5との接触により回転されると
き、回転軸36aと一体回転する。従って、回転軸36
aの回転に伴い、フィン38は空気抵抗を生じさせてタ
ッチローラ36に制動を付与する。これにより、ワイヤ
5がタッチローラ36から離間すると、そのタッチロー
ラ36はフィン38の制動作用によって素早く停止さ
れ、センサ37からの検出信号の出力が停止される。
【0037】次に、前記リール機構11及びトラバース
機構15に関連した制御装置について説明する。図2及
び図5に示すように、制御手段としての制御装置41は
前記装置フレーム2の近傍に配設され、その内部には中
央処理装置(CPU)42及びメモリ43が実装されて
いる。CPU42は装置全体の動作を統括する。メモリ
43は装置を動作させるためのプログラムを記憶してい
るとともに、各種の入力データや検出データを一時的に
記憶する。
【0038】操作パネル44は前記制御装置41の前面
に取り付けられ、この操作パネル44上には図5に示す
運転準備スイッチ45及びスタートスイッチ46を含む
各種スイッチや、各種表示ランプが配設されている。設
定手段としてのキーボード47は制御装置41の前部に
配置され、その上面には多数の入力キー48が配列され
ている。そして、このキーボード47からCPU42に
対して、前記各リール12,13に対するワイヤ5の巻
きピッチ、ワイヤ5の走行速度、リール12,13の両
端に対応するトラバースの端部位置、及びリール12,
13の最小径の各データが入力される。
【0039】図1、図2、図4及び図5に示すように、
回転検出センサよりなるリール速度検出手段としての一
対のリール回転数センサ49は、前記各リール回転用モ
ータ14のモータ軸に連結されている。そして、前記リ
ール機構11の各リール12,13からワイヤ5が繰出
されるとき、及びリール12,13に巻取られるとき、
これらのセンサ49によりモータ14の回転数に基づい
て、各リール12,13の回転速度が検出される。
【0040】図2、図4及び及び図5に示すように、エ
ンコーダよりなるトラバース位置検出手段としての一対
のトラバース位置センサ50は、前記各トラバース用モ
ータ31のモータ軸に連結されている。そして、各リー
ル12,13にワイヤ5がトラバースされながら繰出さ
れるとき、及びリール12,13に巻取られるとき、こ
れらのセンサ50によりモータ31の回転数に基づい
て、トラバース機構15の各移動板29の移動位置が検
出されて、ワイヤ5のトラバース位置が検出される。
【0041】図3及び図5に示すように、近接スイッチ
よりなる各一対のセンサ51はトラバース機構15の各
ラック30の両端の移動端と対応するように、ラックカ
バー52を介して取付板27の上下に取り付けられてい
る。そして、トラバース機構15の各移動板29が所定
のトラバース範囲から外れて、最大移動位置まで移動さ
れたとき、これらのセンサ51から検出信号が出力され
て、リール機構11及びトラバース機構15を含む装置
全体の運転が停止される。従って、これらのセンサ51
はトラバースの限界範囲を規定する。
【0042】図1及び図5に示すように、一対のダンサ
アームセンサ53は、前記ワイヤ張力付与機構16にお
ける各ダンサアーム17の回動軸に連結されている。そ
して、装置の起動時におけるワイヤ5の走行開始に伴
い、各ダンサアーム17が図1に鎖線で示す原位置から
実線で示す作用位置に回動されるとき、これらのセンサ
53から、アーム17の回動量に応じた検出信号が出力
される。CPU42は図7に示すように、ワイヤ5の走
行速度が予め設定された所定速度に達する前のt0 時点
において、センサ53からの検出信号と走行開始からの
経過時間とにより、ワイヤ5の走行量を算出する。
【0043】なお、前記ワイヤ5が双方向に走行される
場合には、図7に示すように、ワイヤ5の一方向への走
行時間t1 が反転方向への走行時間t2 よりも大きくな
るように、これらの時間データがキーボード47からC
PU42に予め入力される。このため、ワイヤ5は走行
方向を間欠的に反転されながら、総合的に繰出しローラ
12から繰り出されて、巻取りローラ13に巻き取られ
る。
【0044】次に、前記のように構成されたワイヤソー
装置において、特にリール機構11及びトラバース装置
の動作を、図6のフローチャートに従って説明する。こ
のフローチャートはメモリ43内のプログラムに基づ
き、CPU42の制御のもとに進行する。
【0045】さて、このワイヤソー装置では、作業者
が、運転に先だってキーボード47から、ワイヤ5の巻
きピッチ、ワイヤ5の走行速度(ワイヤ走行用モータ6
の回転速度)、トラバースの端部位置、及びリール1
2,13の最小径(リール12,13の胴部12a,1
3aの径)の各データを入力する(ステップS1)。す
ると、これらの入力データがCPU42を介してメモリ
43に記憶される(ステップS2)。その後、作業者が
運転準備スイッチ45をオンすると、ワイヤ回転用モー
タ6、リール回転用モータ14及びトラバース用モータ
31が回転されて、ワイヤ5の走行が開始される(ステ
ップS3,S4)。
【0046】このワイヤ5の走行開始時には、ダンサア
ームセンサ53からの検出信号に基づいて、ワイヤ5の
走行量Lが算出される(ステップS5)。また、リール
回転数センサ49によりリール12,13の回転速度N
が検出され、このリール12,13の回転速度とワイヤ
5の走行量とにより、繰出しリール12の現在の巻径D
が算出される(ステップS6)。D=L/(Nπ)その
後、作業者がスタートスイッチ46をオンすると、算出
された繰出しリール12の巻径がメモリ43に記憶され
た最小径データと一致するか否かが判別される(ステッ
プS7,S8)。そして、いずれか繰出しリール12の
算出データと記憶データとが一致する場合には、繰出し
リール12上のワイヤ5が繰出され尽くしたことになる
ので、両リール回転用モータ14の回転方向が逆転され
て、ワイヤ5の走行方向が反転される(ステップS
9)。従って、この段階で、繰出しリール12が巻取り
リールに、巻取りリール13が繰出しリールになって、
ワイヤ走行、すなわち、切断加工が続行される。
【0047】一方、前記リール径の設定データと算出デ
ータとが一致しない場合には、トラバース位置センサ5
0により両リール12,13のトラバース機構15の移
動板27の移動位置が検出されて、ワイヤ5のトラバー
ス位置が検出され、その検出位置がメモリ43に記憶さ
れたトラバースの端部位置に達したか否かが判別される
(ステップS10)。そして、検出位置がトラバースの
端部位置に達した場合には、トラバース用モータ31の
回転方向が逆転されて、トラバースの方向が反転される
(ステップS11)。
【0048】従って、ワイヤ5は常に両リール12,1
3におけるフランジ12b,13bの内側面に正確に一
致するトラバース端部位置で確実に反転される。ちなみ
に、トラバース反転位置が一定でない場合は、ワイヤ5
の巻き付け状態が乱れ、ワイヤ5がすでに巻回されてい
るワイヤ間の隙間に楔状に食い込んだりするが、この実
施例ではこのようなおそれはない。
【0049】また、トラバース位置に関する検出データ
と設定データとが一致しない場合には、図示しない停止
スイッチ等の操作に基づく加工終了か否かが判別される
(ステップS12)。そして、加工を終了する場合に
は、前記各モータ6,14,31の停止によりワイヤ5
の走行が停止され、プログラムの進行が終了する(ステ
ップS13)。
【0050】それに対して、加工が続行される場合に
は、前記ステップS6で算出された現在の両リール1
2,13の巻径と、メモリ43に記憶されたワイヤ5の
巻きピッチ及びワイヤ走行速度とにより、両リールにお
けるトラバース速度が算出される(ステップS14)。
そして、このトラバース速度に基づいてトラバース用モ
ータ31が回転され、ワイヤ5がリール12,13の巻
径に応じた適正な速度でトラバースされながら、それら
のリール12,13に対してワイヤ5の繰出し及び巻取
りが行われる(ステップS15)。
【0051】このワイヤ5の繰出し及び巻き取り中は、
ワイヤ5がタッチローラ36に接触して、タッチローラ
センサ37から検出信号が出力されるか否かが判別され
る(ステップS16)。検出信号が出力されない場合に
は、前記ステップS6に戻って、ステップS6からステ
ップS16までの動作が繰り返し行われる。
【0052】それに対して、検出信号が出力された場合
には、トラバースの移動方向の前方側に位置するタッチ
ローラセンサ37からの検出信号であるか否かが判別さ
れる(ステップS17)。そして、移動板27のトラバ
ース速度がワイヤ5のトラバース速度より遅いために前
方側のタッチローラセンサ37から検出信号が出力され
た場合には、トラバース用モータ31の回転速度を速め
て、トラバース速度が増速される(ステップS18)。
その後、前記ステップS6に戻って、そのステップS6
以降の動作が繰り返し行われる。
【0053】一方、移動板27のトラバース速度がワイ
ヤ5のトラバース速度より速いために、トラバースの移
動方向の後方側に位置するタッチローラセンサ37から
検出信号が出力された場合には、トラバース用モータ3
1が停止されて、移動体27のトラバース移動が一時的
(例えば0.5秒程度)に停止される(ステップS1
9)。その後、後方側のタッチローラセンサ37からの
検出信号の出力が継続されている否かが判別され、検出
信号がない場合には、前記ステップS6に戻って、その
ステップS6以降の動作が繰り返し行われる(ステップ
S20)。
【0054】また、移動体27がワイヤ5のトラバース
より大きく先行して後方側のタッチローラセンサ37か
らの検出信号の出力が継続されている場合には、トラバ
ース用モータ31の回転方向が逆転されて、トラバース
方向が一時的(0.5秒程度)に反転される(ステップ
S21)。その後、前記ステップS6に戻って、そのス
テップS6以降の動作が繰り返し行われる。
【0055】以上のように、この実施例のトラバース装
置においては、繰出しリール12からのワイヤ5の繰出
し状態、または巻取りリール13へのワイヤ5の巻取り
状態に応じて、プログラムに基づいてワイヤ5のトラバ
ース速度を適正な値に自動的に設定することができる。
従って、繰出しリール12からワイヤ5を無理なく繰り
出すことができて、ワイヤ5の張力変動を防止し、正確
な切断加工を行うことができる。
【0056】また、ワイヤ5を巻取りリール13に正確
な設定ピッチで巻き取ることができ、その巻取りリール
13が繰出しリールになったときに、前記と同様にワイ
ヤ5の繰出しを無理なくスムーズに行うことができ、ワ
イヤ5の張力変動を抑制できる。また、ワイヤ5を正確
なピッチでリールに巻回できるため、ワイヤ5がすでに
リール上に巻回されているワイヤ間の隙間に食い込むこ
とがなく、ワイヤ5の食い込みに起因するリールフラン
ジの破損や巻取り不良を防止できる。
【0057】そして、ワイヤ5の繰出し及び巻取りがそ
の巻きピッチに従った正確なトラバース速度で行われる
ため、ワイヤ5がタッチローラ36に頻繁に接触するこ
とはなく、タッチローラ36の摩耗を従来と比較して大
きく減少させることができる。加えて、ワイヤ5のトラ
バースがタッチローラ36との接触に依存することなく
正確に行われるため、タッチローラ36間の間隔を大き
く確保して、ワイヤ3とタッチローラ36との接触回数
をさらに少なくすることが可能となり、タッチローラ3
6の摩耗をいっそう減少できる。
【0058】また、この実施例のトラバース装置では、
リール12,13の両端と対応するトラバースの端部位
置をキーボード47から予め入力しておけば、そのトラ
バースの端部位置において、トラバースの移動方向を正
確に反転させることができる。従って、トラバースの移
動方向が適正位置で反転されないで、リール12の両端
にてワイヤ5の繰出しや巻取り動作に支障を来すおそれ
を防止することができる。
【0059】さらに、この実施例のトラバース装置で
は、リール12,13の最小径をキーボード47から予
め入力しておけば、繰出しリール12よりワイヤ5が最
大量繰り出されて、そのリール12が最小径になったと
き、リール12,13の回転方向を自動的に反転させる
ことができる。従って、ワイヤソー装置等において、作
業者が装置を停止させてリール12,13の回転方向を
反転させる必要がなく、長時間にわたる加工を少ない労
力で続行することができる。
【0060】しかも、この実施例のトラバース装置にお
いては、トラバース機構15の作動中に、キーボード4
7においてトラバース速度やトラバースの端部位置のデ
ータを実情に則して修正することができる。従って、常
に最適なトラバース機能を確保できる。
【0061】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、以下のような態様で具体化するこ
とも可能である。 (1) この発明を、ワイヤソー装置以外の装置におけ
るトラバース装置に実施すること。
【0062】(2)タッチローラ36のかわりに、同部
分に電極を設け、ワイヤ5が電極に接触することにより
トラバース速度の変動を検出するように構成すること
【0063】(4)フィン38の枚数を適宜変更して具
体化すること。
【0064】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、次のような効果を奏する。
【0065】請求項1の発明によれば、繰出し側のリー
ルが最小径になったとき、両リールの回転方向を自動的
に反転させることができる。従って、ワイヤソー装置に
おいて、作業者が装置を停止させて両リールの回転方向
を反転させる必要がなく、長時間にわたる加工を少ない
労力で続行することができる。
【0066】請求項2及びの発明によれば、リールの
両端と対応するトラバースの端部位置において、トラバ
ースの移動方向を正確に反転させることができ、リール
の両端で線材の繰出しや巻取り動作に支障を来すおそれ
を防止することができる。
【0067】請求項の発明によれば、リールへの線材
の巻取りおいて、トラバース速度を自動的にかつ正確に
制御することができ、線材を等ピッチでリールに巻き取
ることができるとともに、タッチローラの摩耗を抑制で
きる。また、線材のリールからの繰出しにおいて、トラ
バース速度を自動的にかつ正確に制御することができ、
線材を無理なく繰り出すことができるとともに、ローラ
の摩耗を抑制できる。
【0068】
【0069】
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化したワイヤソー装置の一実
施例を示す正面図である。
【図2】 そのワイヤソー装置の要部平面図である。
【図3】 図1のワイヤソー装置において、リール機構
及びトラバース機構を拡大して示す部分破断正面図であ
る。
【図4】 そのリール機構及びトラバース機構の拡大平
面図である。
【図5】 同じくリール機構及びトラバース機構に関連
した制御装置の回路構成を示すブロック図である。
【図6】 そのリール機構及びトラバース機構に関連し
た制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】 ワイヤの走行速度と時間との関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1…切断機構、3…駆動溝ローラ、4…被動溝ローラ、
5…線材としての切断用ワイヤ、9…ワイヤ支持・スラ
リ供給機構、10…ワーク、11…リール機構、12…
繰出しリール、13…巻取りリール、14…リール回転
用モータ、15…トラバース機構、29…移動板、31
…トラバース用モータ、33…案内手段としての横ガイ
ドローラ、34…案内手段としての縦ガイドローラ、3
5…案内手段としての定位置ガイドローラ、36…タッ
チローラ、36a…タッチローラの回転軸、37…タッ
チローラセンサ、38…フィン、41…制御手段として
の制御装置、42…CPU、43…メモリ、47…設定
手段としてのキーボード、49…リール速度検出手段と
してのリール回転数センサ、50…トラバース位置検出
手段としてのトラバース位置センサ。
フロントページの続き (72)発明者 森山 康彦 神奈川県横浜市金沢区堀口120番地 株 式会社 日平トヤマ 横浜工場 内 (72)発明者 小林 茂雄 神奈川県横浜市金沢区堀口120番地 株 式会社 日平トヤマ 横浜工場 内 (72)発明者 伊東 靖弘 神奈川県横浜市金沢区堀口120番地 株 式会社 日平トヤマ 横浜工場 内 (56)参考文献 特開 平4−135158(JP,A) 特開 平6−155279(JP,A) 実開 平4−19757(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 27/06 B65H 54/28 B28D 1/22 B23H 7/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰出し側のリール及び巻取り側のリール
    を備えるとともに、両リール間には線材が複数回掛け渡
    されるようにした互いに平行な複数のローラを備え、そ
    れらのローラ間において線材により切断加工を行うよう
    にしたワイヤソー装置において、線材の走行速度及び各リールの最小径を予め設定可能な
    設定手段と、 リールの回転速度を検出する一対のリール速度検出手
    段と、 線材の走行速度と繰出し側リールの回転速度とに基づい
    繰出し側リールの巻径を算出するとともに、その巻径
    が予め設定された最小径に達したか否かを判別して、最
    小径に達した場合に両リールの回転を反転させて、線材
    の走行方向を反転させる制御手段とからなるワイヤソー
    装置。
  2. 【請求項2】 前記繰出し側のリール及び巻取り側のリ
    ールにそれぞれ対応して配置され、各リールの軸線方向
    に沿ってトラバース動作される案内手段よって線材の繰
    出し及び巻取りを案内するようにしたトラバース装置
    と、 トラバース方向における線材の位置を検出する一対のト
    ラバース位置検出手段と、 前記設定手段は各リールの両端に対応するトラバースの
    端部位置を予め設定可能であることと、 前記制御手段は線材が各リールの端部位置に達したと
    き、案内手段のトラバース移動方向を反転させることと
    からなる請求項1に記載のワイヤソー装置。
  3. 【請求項3】 前記繰出し側のリール及び巻取り側のリ
    ールにそれぞれ対応して配置され、各リールの軸線方向
    に沿ってトラバース動作される案内手段よって線材の繰
    出し及び巻取りを案内するようにしたトラバース装置
    と、 トラバース方向における線材の位置を検出する一対のト
    ラバース位置検出手段と、 前記設定手段は、各リールに対する線材の巻きピッチ及
    びリールの両端に対応するトラバースの端部位置を予め
    設定可能であることと、 前記制御手段は、各リールの巻径、線材の巻きピッチ及
    び線材の走行速度に基づいて、前記案内手段のトラバー
    ス速度を制御するとともに、線材が予め設定されたトラ
    バースの端部位置に達したとき、案内手段のトラバース
    移動方向を反転させることとからなる請求項2に記載の
    ワイヤソー装置。
  4. 【請求項4】 前記案内手段は、線材の走行経路を挟ん
    でトラバース方向の両側に位置する一対のタッチローラ
    と、その両タッチローラにそれぞれ対応して配置され、
    タッチローラが線材との接触により回転されたときに検
    出信号を出力する一対のセンサとを備えることと、 前記制御手段はいずれか一方のセンサから検出信号が出
    力されたときに、案内手段によるトラバース速度を変更
    させることとからなる請求項2又は3に記載のワイヤソ
    ー装置。
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