JP2017071365A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モードに適した表示を行うこと。
【解決手段】前後に移動するための標準モードに加えて左右に移動するための横移動モードを設定できるフォークリフト11には、表示装置が搭載されている。表示装置は、ディスプレイ35と制御部とから構成されている。制御部は、選択されたモードに応じて、ディスプレイ35に表示される表示内容を変更し、現在の操舵方向、現在の進行方向、及び、モードに応じた操舵可能な範囲をディスプレイ35に表示している。
【選択図】図4

Description

本発明は、産業車両に搭載される表示装置に関する。
進行方向を操作者に視認させるようにした産業車両としては、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の産業車両は、産業車両の進行方向を表示する表示部を備えている。表示部は、産業車両を示すシンボルと、そのシンボルを囲むように複数配置されたLEDとを備えている。産業車両が走行すると、産業車両の進行方向に対応するLEDが点灯することで、産業車両の進行方向を操作者に視認させることができる。
特開2002−274798号公報
ところで、リーチ型フォークリフトなど、限られたスペース内で走行を行う産業車両は、移動方向の異なる走行用のモードを複数有している場合がある。モードとしては、例えば、前後に移動するための標準モードと、左右に移動するための横移動モードが挙げられる。しかしながら、産業車両に搭載される表示装置においては、モードが変わったときでも表示がその変更に対応していない。そのため、横移動モードでコーナーを曲がる時などにおいて、表示を参考にできず操作性が悪化する可能性があり、好ましい表示をすることが望まれている。
本発明の目的は、モードに適した表示を行うことができる表示装置を提供することにある。
上記課題を解決する表示装置は、前後に移動するための標準モードに加えて左右に移動するための横移動モードを設定でき、選択した進行方向において操舵しつつ走行可能な産業車両に搭載される表示装置であって、表示部に、現在の進行方向、現在の操舵方向、及び、現在の操舵方向に対しモードに応じた操舵可能な範囲を表示してなる。
これによれば、表示部には、操舵可能な範囲が表示されるため、現在の進行方向、及び、現在の操舵方向に基づいて、現在の操舵方向から操舵可能な範囲内の限度までどの程度の操舵を行えるかを操作者に視認させることができる。操舵可能な範囲は、モードに応じて変わるため、モードが変更された場合であっても操舵可能な範囲内の限度までどの程度の操舵を行えるかを操作者に視認させることができる。すなわち、コーナーを曲がろうとするときに、モードに適した表示を行うことができる。
上記表示装置について、横移動モードの設定時に前記現在の進行方向に対し反対方向側での操舵可能な範囲も前記表示部に表示してもよい。これによれば、横移動モードの設定時に、現在の進行方向に対し反対方向側での操舵可能な範囲も操作者に視認させることができる。
上記表示装置について、進行方向を選択するための操作部材であるディレクションレバーにおける操作方向に対する指示内容も前記表示部に表示してもよい。これによれば、ディレクションレバーの操作方向と産業車両の進行方向との対応関係を操作者に視認させることができる。
本発明によれば、モードに適した表示を行うことができる。
リーチ型フォークリフトを示す概略側面図。 リーチ型フォークリフトの一部を破断して示す斜視図。 リーチ型フォークリフトの電気的構成を示すブロック図。 (a)は標準モードでの中立時のリーチ型フォークリフトの各車輪の向きを示す概略図、(b)は標準モードでの前進時のディスプレイの表示内容を示す概略図、(c)は標準モードでの後進時のディスプレイの表示内容を示す概略図。 (a)は標準モードでの操舵時のリーチ型フォークリフトの各車輪の向きを示す概略図、(b)は標準モードでの操舵時のディスプレイの表示内容を示す概略図。 (a)は横移動モードでの左方向に進行する時のリーチ型フォークリフトの各車輪の向きを示す概略図、(b)は横移動モード時のディスプレイの表示内容を示す概略図。 (a)は横移動モードでの操舵時のリーチ型フォークリフトの各車輪の向きを示す概略図、(b)は横移動モードでの左方向に進行かつ操舵時のディスプレイの表示内容を示す概略図、(c)は横移動モードでの右方向に進行かつ操舵時のディスプレイの表示内容を示す概略図。 (a)及び(b)はディスプレイの表示内容の変形例を示す概略図。 ディスプレイの表示内容の変形例を示す概略図。
以下、表示装置の一実施形態について説明する。本実施形態の表示装置は、リーチ型フォークリフト(以下、フォークリフトと称する)に搭載される。以下の説明において「前」「後」「左」「右」は、フォークリフトの操作者がフォークリフトの前方向(前進方向)を向いた状態を基準とした場合の「前」「後」「左」「右」を示すものとする。
図1及び図2に示すように、産業車両としてのフォークリフト11の車体12には、左右一対のリーチレグ13が前方向に向かって延設されている。各リーチレグ13の前方向にはそれぞれ前輪14が設けられている。車体12の後方向には、操舵輪である後輪16とキャスタホイール17が配設されている。後輪16は、車体12の左方向に設けられており、キャスタホイール17は右方向に設けられている。本実施形態では、二つの前輪14、及び、一つの後輪16の三つの車輪でフォークリフト11は走行する。また、車体12には、フォークリフト11の駆動源となるモータMと、モータMの電力源となるバッテリBが設けられている。
車体12の前方向には、荷役装置21が設けられている。荷役装置21は、各リーチレグ13に沿ってリーチシリンダ(図示せず)の駆動により前後動作するマスト22を備えている。マスト22の前面側には、左右一対のフォーク23がリフトブラケット24を介して設けられている。そして、フォーク23は、マスト22に沿って上下に昇降するようになっている。
車体12の後部には、立席タイプの運転室31が設けられている。なお、運転室31を基準として、リーチレグ13が設けられている側が「前」であり、運転室31を挟んで「前」とは反対側が「後」であるともいえる。
運転室31の前方向及び左方向には、ステアリングテーブル32a,32bが設けられている。運転室31の前方向に位置するステアリングテーブル32aには、フォークリフト11を走行動作させるディレクションレバー33、荷役装置21を動作させる複数の荷役レバー34、表示部としてのディスプレイ35、及び、モード選択スイッチ36が設けられている。運転室31の左方向に位置するステアリングテーブル32bには、後輪16の操舵操作を行うハンドル37が設けられている。また、運転室31の床面には、フットペダル38が設けられている。フォークリフト11では、フットペダル38が踏み込まれることでブレーキが解除される、いわゆるデッドマンブレーキが採用されている。
図3に示すように、フォークリフト11は、制御部41を備えている。制御部41は、各種処理を所定の手順で実行する処理部41aと、制御プログラムなどの各種制御の情報を記憶する記憶部41bとを有している。制御部41には、ディレクションセンサ42と、操舵角センサ43と、モード選択スイッチ36と、ハンドル角センサ44とが接続されている。
ディレクションセンサ42は、ディレクションレバー33の操作方向と、操作量を検出する。ディレクションレバー33の操作方向は、フォークリフト11を前進させる前進指示方向と、後進させる後進指示方向である。中立位置(中央位置)を基準として、ディレクションレバー33を前傾させる方向が前進指示方向であり、後傾させる方向が後進指示方向である。ディレクションセンサ42は、ディレクションレバー33の操作方向と操作量に応じた電気信号を制御部41に出力する。
ハンドル角センサ44は、ハンドル37に配設されており、ハンドル37の操作量(角度)を検出する。ハンドル角センサ44は、ハンドル37の操作量に応じた電気信号を制御部41に出力する。
モード選択スイッチ36は、操作者によって操作されることで制御部41に電気信号を出力する。
操舵角センサ43は、車体12に設けられており、後輪16の操舵角を検出する。操舵角センサ43は、後輪16の操舵方向に応じた電気信号を制御部41に出力する。
制御部41は、ディレクションセンサ42、操舵角センサ43、モード選択スイッチ36からの電気信号に応じた制御を行うことで、操作者の操作に応じた動作をフォークリフト11に行わせる。
更に、制御部41は、ディレクションセンサ42、操舵角センサ43、モード選択スイッチ36からの電気信号に応じて、ディスプレイ35の表示内容を更新する。本実施形態において、制御部41とディスプレイ35から表示装置50が構成されている。
上記したフォークリフト11は、走行用のモードとして、前後に移動するための標準モードと、左右に移動するための横移動モードを設定することができる。モードの切り替えは、モード選択スイッチ36の操作によって行われる。
図4(a)に示すように、標準モードでの直進の際には、前輪14、及び、後輪16が前後を向いた状態となり、フォークリフト11は前後に直進移動する。図5(a)に示すように、標準モードでのコーナリングの際には後輪16のみが斜めを向く。標準モードでは、操作者M1は、フォークリフト11の前後を向いて操作を行う。
図6(a)に示すように、横移動モードでの直進の際には、前輪14、及び、後輪16が左右を向いている。図7(a)に示すように、横移動モードでのコーナリングの際には、前輪14及び後輪16が斜めを向く。
なお、横移動モードでは、二つの前輪14のうち、左側の前輪14のみが後輪16に追従して向きを変える一方で、右側の前輪14は一方向を向いた状態で維持される(図7(a)参照)。また、本実施形態のフォークリフト11では、横移動モードでディレクションレバー33を前傾させるとフォークリフト11が左方向に進行し、ディレクションレバー33を後傾させるとフォークリフト11が右方向に進行する。したがって、ディレクションレバー33は、モードによっては、前進と後進を指示させるのに換えて、右方向への進行と左方向への進行を指示する部材となる。
次に、標準モード時のディスプレイ35の表示内容について説明する。
標準モードにおいて図4(a)においては、リーチレグ13先端方向が前進方向となっている。標準モードでの前進時の図4(b)及び後進時の図4(c)に示すように、ディスプレイ35には、バッテリBの残容量を示すバッテリシンボルBS、フォークリフト11の現在の進行方向を示す進行方向シンボルDS、フォークリフト11の現在の操舵方向、及び、操舵可能な範囲を示すための四角シンボルS1〜S7が表示される。また、図示は省略しているが、ディスプレイ35には、上記した以外の車両情報も表示される。
進行方向シンボルDSは、矢印のシンボルであり、フォークリフト11の進行方向を示す。フォークリフト11が前進していれば、すなわち、ディレクションレバー33が中立位置よりも前傾していれば進行方向シンボルDSとして前方向を指す矢印が表示される。一方で、フォークリフト11が後進していれば、すなわち、ディレクションレバー33が中立位置よりも後傾していれば、進行方向シンボルDSとして後方向を指す矢印が表示される。
また、7つの四角シンボルS1〜S7を用いて、現在の操舵方向と操舵可能な範囲を表すことができるようになっている。7つの四角シンボルS1〜S7は、それぞれ、四角い枠状に点灯する枠状点灯と、四角の全体が点灯する四角点灯とが可能である。7つの四角シンボルS1〜S7のうち、1つが四角点灯することにより、現在の操舵方向を示すことができる。また、四角シンボルS1〜S7が枠状点灯することにより、操舵可能な範囲を示すことができる。
7つの四角シンボルS1〜S7は、略半円状を描くように位置している。進行方向シンボルDSの前方向に位置する第1四角シンボルS1の位置を基準とし、第2四角シンボルS2、第3四角シンボルS3、及び、第4四角シンボルS4は、第1四角シンボルS1から反時計回り側へ所定の角度ずれて位置している。第5四角シンボルS5、第6四角シンボルS6及び第7四角シンボルS7は、第1四角シンボルS1から時計回り側へ所定の角度ずれて位置している。第2四角シンボルS2と第5四角シンボルS5、第3四角シンボルS3と第6四角シンボルS6、第4四角シンボルS4と第7四角シンボルS7とは、それぞれ、第1四角シンボルS1からの角度が等角度となっている。
四角シンボルS1〜S7のうち、最も後方向に位置するシンボルである第4四角シンボルS4と第7四角シンボルS7は、最大操舵角θmax(+θmax,−θmax)を示している。それぞれの四角シンボルS1〜S7は、予め定められた範囲の操舵角に対応しており、制御部41の制御によって現在の操舵方向(操舵角)に対応した四角シンボルS1〜S7が四角点灯される(黒くなる)。そして、現在の操舵方向に対応する四角シンボルS1〜S7とは異なる四角シンボルS1〜S7は、制御部41によって枠状点灯される。
具体的には、標準モードにおいて、第1四角シンボルS1は、前後方向に対する操舵角が最も小さいときに四角点灯する。第1四角シンボルS1は、第1四角シンボルS1と第2四角シンボルS2との中央に対応する操舵角から、第1四角シンボルS1と第5四角シンボルS5との中央に対応する操舵角までの範囲A1内の操舵角のときに四角点灯する。第2四角シンボルS2は、第1四角シンボルS1と第2四角シンボルS2との中央に対応する操舵角から、第2四角シンボルS2と第3四角シンボルS3の中央に対応する操舵角までの範囲A2内の操舵角のときに四角点灯する。第3四角シンボルS3は、第2四角シンボルS2と第3四角シンボルS3との中央に対応する操舵角から、第3四角シンボルS3と第4四角シンボルS4の中央に対応する操舵角までの範囲A3内の操舵角のときに四角点灯する。第4四角シンボルS4は、第4四角シンボルS4と第3四角シンボルS3との中央に対応する操舵角から、第4四角シンボルS4に対応する操舵角の範囲A4内の操舵角のときに四角点灯する。
第5四角シンボルS5は、第1四角シンボルS1と第5四角シンボルS5との中央に対応する操舵角から、第5四角シンボルS5と第6四角シンボルS6の中央に対応する操舵角までの範囲A5内の操舵角のときに四角点灯する。第6四角シンボルS6は、第5四角シンボルS5と第6四角シンボルS6との中央に対応する操舵角から、第6四角シンボルS6と第7四角シンボルS7の中央に対応する操舵角までの範囲A6内のときに四角点灯する。第7四角シンボルS7は、第6四角シンボルS6と第7四角シンボルS7との中央に対応する操舵角から、第4四角シンボルS4に対応する操舵角の範囲A7内のときに四角点灯する。
そして、四角点灯している四角シンボルS1〜S7から、第4四角シンボルS4、及び、第7四角シンボルS7までの角度が、現在の操舵方向に対し操舵可能な範囲となる。
次に、横移動モード時のディスプレイ35の表示内容について説明する。
横移動モードにおいて、図6(a)においては、リーチレグ13左右方向が進行方向となっている。図6(b)に示すように、横移動モードでは、進行方向シンボルDSとして左右方向を向く矢印が表示される。進行方向シンボルDSは、ディレクションレバー33が中立位置よりも前傾していれば左方向を指す矢印となり、ディレクションレバー33が中立位置よりも後傾していれば右方向を指す矢印となる。
また、横移動モードでは、6つのシンボルLS1,LS2,LS3,RS1,RS2,RS3が用いられる。各シンボルLS1,LS2,LS3,RS1,RS2,RS3は、それぞれ、四角い枠状に点灯する枠状点灯と、四角の全体が点灯する四角点灯とが可能である。シンボルLS1,LS2,LS3,RS1,RS2,RS3のうち、1つが四角点灯することにより、現在の操舵方向を示すことができる。また、シンボルLS1,LS2,LS3,RS1,RS2,RS3が枠状点灯することにより、操舵可能な範囲を示すことができる。
ディスプレイ35には、フォークリフト11の左方向への進行に対応した左シンボルLS1〜LS3が表示され、右方向への進行に対応した右シンボルRS1〜RS3が表示される。左シンボルLS1〜LS3、及び、右シンボルRS1〜RS3は横移動モード時の操舵方向、及び、操舵可能な範囲を示す。
それぞれの左シンボルLS1〜LS3、及び、右シンボルRS1〜RS3は、予め定められた範囲の操舵方向に対応しており、制御部41の制御によって操舵方向に対応したシンボルが四角点灯される(黒くなる)。そして、現在の操舵方向に対応するシンボルLS1〜LS3、RS1〜RS3とは異なるシンボルLS1〜LS3、RS1〜RS3は、制御部41によって枠状点灯される。
左シンボルLS1〜LS3は、最も左方向に位置する第1左シンボルLS1を基準位置として、反時計回り側にずれて位置する第2左シンボルLS2と、第1左シンボルLS1から時計回り側に第2左シンボルLS2と等角度ずれて位置する第3左シンボルLS3とを有している。第2左シンボルLS2、及び、第3左シンボルLS3は、左方向への進行時の最大操舵角θmax(+θmax,−θmax)を示している。
第1左シンボルLS1は、左方向への進行時において、左方向に対する操舵角が最も小さいときに四角点灯する。第1左シンボルLS1は、第1左シンボルLS1と第2左シンボルLS2との中央に対応する操舵角から、第1左シンボルLS1と第3左シンボルLS3との中央に対応する操舵角までの範囲A11内の操舵角のときに四角点灯する。第2左シンボルLS2は、第1左シンボルLS1と第2左シンボルLS2との中央に対応する操舵角から第2左シンボルLS2に対応する操舵角までの範囲A12内の操舵角のときに四角点灯する。第3左シンボルLS3は、第1左シンボルLS1と第3左シンボルLS3との中央に対応する操舵角から第3左シンボルLS3に対応する操舵角までの範囲A13内の操舵角のときに四角点灯する。
そして、四角点灯している左シンボルLS1〜LS3から第2左シンボルLS2、及び、第3左シンボルLS3までの角度が、現在の操舵方向に対し操舵可能な範囲となる。
右シンボルRS1〜RS3は、最も右方向に位置する第1右シンボルRS1を基準位置として、反時計回り側にずれて位置する第2右シンボルRS2と、第1右シンボルRS1から時計回り側に第2右シンボルRS2と等角度ずれて位置する第3右シンボルRS3を有している。第2右シンボルRS2、及び、第3右シンボルRS3は、右方向への進行時の最大操舵角θmax(+θmax,−θmax)を示している。
第1右シンボルRS1は、右方向への進行時に、右方向に対する操舵角が最も小さいときに四角点灯する。第1右シンボルRS1は、第1右シンボルRS1と第2右シンボルRS2との中央に対応する操舵角から、第1右シンボルRS1と第3右シンボルRS3との中央に対応する操舵角までの範囲A21内の操舵角のときに四角点灯する。第2右シンボルRS2は、第1右シンボルRS1と第2右シンボルRS2との中央に対応する操舵角から第2右シンボルRS2に対応する操舵角までの範囲A22内の操舵角のときに四角点灯する。第3右シンボルRS3は、第1右シンボルRS1と第3右シンボルRS3との中央に対応する操舵角から第3右シンボルRS3に対応する操舵角までの範囲A23内の操舵角のときに四角点灯する。
そして、四角点灯している右シンボルRS1〜RS3から第2右シンボルR2、及び、第3右シンボルR3までの角度が、現在の操舵方向に対し操舵可能な範囲となる。
左シンボルLS1〜LS3、及び、右シンボルRS1〜RS3のそれぞれの個数は、標準モード時の操舵シンボルに比べて少ない。これは、横移動モードでは、標準モードに比べて操舵可能な範囲が小さいためである。すなわち、図4(b)、図4(c)、及び、図5(b)に示す標準モードでの最大操舵角θmax(+θmax,−θmax)に比べて、図6(b)、図7(b)、及び、図7(c)での最大操舵角θmax(+θmax,−θmax)のほうが狭くなっている。
次に、本実施形態の表示装置50の作用について説明する。
まず、標準モードでの表示について図4及び図5を用いて説明する。
図4(a)に示すように、標準モードで直進させる場合、フォークリフト11を移動(走行)させると、制御部41は、標準モードに応じた各種シンボルをディスプレイ35に表示する。制御部41は、ディレクションセンサ42から入力されるディレクションレバー33の操作方向に応じて、図4(b)及び図4(c)に示すように進行方向シンボルDSの矢印の向きを変更する。制御部41は、操舵角センサ43から入力される操舵角からフォークリフト11の操舵方向を把握し、現在の操舵方向に該当する四角シンボルS1〜S7を四角点灯させる。
この直進走行から、図5(a)及び図5(b)に示すように、ハンドル37が操作され、フォークリフト11を旋回させようとすると、図5(b)に示すように、フォークリフト11の操舵方向に応じた四角シンボルS1〜S7が四角点灯する。ここで、本実施形態のように後輪16によって操舵を行う産業車両は、前進時における産業車両の操舵方向と、後輪16の向く方向とが反対方向となる。すなわち、後輪16が左側を向くと、フォークリフト11は右側に操舵され、後輪16が右側を向くと、フォークリフト11は、左側に操舵される。したがって、本実施形態の制御部41は、操舵角センサ43によって検出される後輪16の操舵角をフォークリフト11の操舵方向に変換(例えば、操舵角の正負を反転するなど)して、操舵方向に対応する四角シンボルS1〜S7が四角点灯するように制御を行っている。図5(a)では、フォークリフト11を右側に旋回させるために、後輪16を左側に向けている。そして、ディスプレイ35では、第5四角シンボルS5が四角点灯している。
また、標準モードにおいては、フォークリフト11の前進と後進を切り替えたときに進行方向シンボルDSの向きが変更となる。一方で、フォークリフト11の前進時と後進時で、後輪16の位置が同一であれば、四角点灯する四角シンボルS1〜S7は同一となる。
フォークリフト11の操作者M1は、進行方向シンボルDSの矢印の向きからフォークリフト11の現在の進行方向を視認することができ、四角点灯している四角シンボルS1〜S7から現在の操舵方向を視認することができる。また、枠状点灯している四角シンボルS1〜S7から、フォークリフト11の操舵可能な範囲を視認することができる。
次に、横移動モードでの表示について図6及び図7を用いて説明する。
図6(a)に示すように、モード選択スイッチ36の操作によって標準モードから横移動モードにモードが変更されると、制御部41は、進行方向シンボルDSの矢印の向きを変更し、左シンボルLS1〜LS3、及び、右シンボルRS1〜RS3をディスプレイ35に表示させる。これにより、ディスプレイ35には、横移動モードに適した表示が行われる。
図7(a)に示すように、直進走行からハンドル37が操作され、左側の前輪14と、後輪16が左下を向いている状態で、フォークリフト11が左方向へ進行している場合(ディレクションレバー33が前傾している場合)、制御部41は、図7(b)に示すように、進行方向シンボルDSとして左向きの矢印をディスプレイ35に表示する。また、制御部41は、第2左シンボルLS2を四角点灯させる。
左側の前輪14と、後輪16が左下を向いている状態で、フォークリフト11が右方向へ進行している場合(ディレクションレバー33が後傾している場合)、制御部41は、図7(c)に示すように、第3右シンボルRS3を四角点灯させる。
操作者M1は、横移動モード時には、横移動モードに適した進行方向シンボルDS、左シンボルLS1〜LS3、及び、右シンボルRS1〜RS3からフォークリフト11の現在の進行方向、現在の操舵方向、及び、操舵可能な範囲を視認することができる。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)制御部41は、選択されたモードに適したシンボルをディスプレイ35に表示させている。このため、操作者M1は、モードの選択に応じて、進行方向、現在の操舵方向、及び、モードに適した操舵可能な範囲を視認することができる。そして、現在の進行方向と現在の操舵方向から、操舵可能な範囲の限度に至るまで、どの程度の操舵を行えるかを把握することができる。
ここで、標準モードと、横移動モードでは、フォークリフト11の特性から操舵可能な範囲が異なり、この操舵可能な範囲が異なることを原因として、コーナーを曲がる際には、その特性を理解して操舵を行わないと一度で回り切れない事態が生じ得るおそれがある。仮に、操作者M1が、標準モードと横移動モードの操舵可能な範囲が同一と視認してコーナーに進入すると、操作者M1の想定する操舵可能な範囲よりも実際の操舵可能な範囲が小さく、コーナーを曲がり切ることができない事態が生じ、操作性が悪化させることとなる。
本実施形態のように、標準モードと横移動モードでそれぞれモードに適した表示を行うことで、コーナーを曲がる上で、モードに適した表示を行うことができる。これにより、操作者M1はモードによる特性を理解しながら、適切な操作を行うことができる。
(2)横移動モード時には、左方向への進行に対応した左シンボルLS1〜LS3と、右方向への進行に対応した右シンボルRS1〜RS3がディスプレイ35に表示されている。すなわち、現在の進行方向に対し後進側に対応するシンボルも表示される。このため、横移動モード時に、左シンボルLS1〜LS3と右シンボルRS1〜RS3のうちいずれか一方のみが表示され、ディレクションレバー33の操作方向に応じて表示が切り替わる場合に比べて、操舵可能な範囲を操作者M1に視認させやすい。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
○図4(c)などで示したごとく、進行方向シンボルDSは、矢印で表示したが、これに代わり、図8(a)、及び、図8(b)に示すように、ディレクションレバー33に対応する表示を行ってもよい。ディスプレイ35には、枠内に左向きの矢印が表示された左進行シンボルLと、枠内に右向きの矢印が表示された右進行シンボルRと、枠内に「N」の表示がされた中立シンボルNとが表示されている。そして、各シンボルL,N,Rは、左進行シンボルLが最も前方向に位置し、左進行シンボルLよりも後方向に中立シンボルNが位置し、中立シンボルNよりも後方向に右進行シンボルRが位置するように並べられている。すなわち、各シンボルが示す進行方向がディレクションレバー33の操作方向と対応するように各シンボルL,N,Rが並べられている。
そして、ディレクションレバー33を前傾させると、図8(a)に示すように、左進行シンボルLのうち矢印を除く部分が点灯することで左進行シンボルLが白抜きとなる。また、ディレクションレバー33を後傾させると、図8(b)に示すように、右進行シンボルRのうち矢印を除く部分が点灯することで右進行シンボルRが白抜きとなる。したがって、反転表示によりディレクションレバー33に対応した表示を強調させることで、進行方向を操作者M1に視認させることができる。なお、ディレクションレバー33が中立位置のときには、中立シンボルNが点灯する。
また、ディレクションレバー33に対応する各シンボルL,N,Rをディレクションレバー33の操作方向に対応した並びとし、矢印によって進行方向を示すことで、ディレクションレバー33の操作方向に対応するフォークリフト11の進行方向を操作者M1に視認させることができる。
○ディレクションレバー33の操作方向の対応は、図8に示した態様に限られない。例えば、図9に示すように、左シンボルLS1〜LS3に対応して、「DIR PUSH」が表示されてもよい。ここで、DIRは「ディレクションレバー」を意味し、PUSHは「押す」を意味する。したがって、ディレクションレバー33を押して前傾させることで、フォークリフト11が左方向に進行することを示している。同様に、右シンボルRS1〜RS3に対応して「DIR PULL」が表示されてもよい。PULLは「引く」を意味し、ディレクションレバー33を引いて後傾させることで、フォークリフト11が右方向に進行することを示している。
○横移動モード時に、左方向への進行に対応する左シンボルLS1〜LS3と、右方向への進行に対応する右シンボルRS1〜RS3のいずれか一方のみを表示してもよい。左シンボルLS1〜LS3と右シンボルRS1〜RS3の表示は、ディレクションレバー33の位置に応じて切り替えられる。
○ディスプレイ35に表示される進行方向の表示は、進行方向シンボルDSに限られない。例えば、実施形態で、左シンボルLS1〜LS3のいずれかが点灯していれば、フォークリフト11は左方向に進行すると視認させることができ、右シンボルRS1〜RS3のいずれかが点灯していれば、フォークリフト11は右方向に進行すると視認させることができる。
○現在の操舵方向、操舵可能な範囲、及び、進行方向は数値など、シンボル以外の態様で表示されてもよい。
○表示装置は、標準モード、及び、横移動モードを行うことができる産業車両であれば、フォークリフト11以外に搭載されてもよい。
○四角シンボル、右シンボル、左シンボルなどのシンボルの数は、増やしてもよいし、減らしてもよい。
○車輪の操舵方向は、ハンドル角センサ44によって検出されるハンドル37の操作量から検出してもよい。
○産業車両として、前輪操舵の産業車両を用いてもよい。
○実施形態において、フォークリフト11の走行などを制御する制御部41によってディスプレイ35を制御したが、フォークリフト11の走行などを制御する制御部41と、ディスプレイ35の制御を行う制御部(表示装置50の制御部)は、異なっていてもよい。
○走行モードに応じてディスプレイ35の表示が切り替わるときに、各種のシンボルを点滅させたり、ブザー音を鳴らすことで報知を行ってもよい。
○現在の操舵方向、及び、操舵可能な範囲を示すシンボルは、2種類の表示(実施形態における枠状点灯と四角点灯)を切り替えることができれば、どのようなシンボルであってもよい。四角状の点灯と、三角形状の点灯が切り替えられてもよい。
DS…進行方向シンボル、S1〜S7…四角シンボル、LS1〜LS3…左シンボル、RS1〜RS3…右シンボル、11…フォークリフト、14…前輪、16…後輪、35…ディスプレイ、41…制御部、42…ディレクションセンサ、43…操舵角センサ、50…表示装置。

Claims (3)

  1. 前後に移動するための標準モードに加えて左右に移動するための横移動モードを設定でき、選択した進行方向において操舵しつつ走行可能な産業車両に搭載される表示装置であって、
    表示部に、現在の進行方向、現在の操舵方向、及び、現在の操舵方向に対しモードに応じた操舵可能な範囲を表示してなる表示装置。
  2. 横移動モードの設定時に前記現在の進行方向に対し反対方向側での操舵可能な範囲も前記表示部に表示してなる請求項1に記載の表示装置。
  3. 進行方向を選択するための操作部材であるディレクションレバーにおける操作方向に対する指示内容も前記表示部に表示してなる請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
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