JPH0669065U - フォークリフトの走行モード選択装置 - Google Patents

フォークリフトの走行モード選択装置

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JPH0669065U
JPH0669065U JP1788093U JP1788093U JPH0669065U JP H0669065 U JPH0669065 U JP H0669065U JP 1788093 U JP1788093 U JP 1788093U JP 1788093 U JP1788093 U JP 1788093U JP H0669065 U JPH0669065 U JP H0669065U
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steering angle
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steering
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mode
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JP1788093U
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忍 田中
茂 広岡
郁也 刀谷
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日本輸送機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライブホイールの操舵角を気にせず、容易
に走行モードの選択を行い得る走行モード選択装置を提
供すること。 【構成】 走行モードを入力しうるモード選択スイッチ
21、22、23と、ハンドルの操舵すべき方向を表示
しうる操舵指示部24、25と、モード選択スイッチ2
1、22、23にて選択された走行モードにおけるドラ
イブホイールの限界操舵角を記憶する手段、現在のドラ
イブホイールの実操舵角を検出する手段、前記ドライブ
ホイールの限界操舵角と実操舵角とを比較する手段とを
具え、ドライブホイールの実操舵角が前記限界操舵角の
範囲を超えていると判断した場合に、ドライブホイール
の実操舵角が限界操舵角の範囲内に入るよう操舵指示部
24、25を表示する手段とを具え、運転者が熟練した
技術を要せずとも、走行モードの選択ができ、作業性の
向上が図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の走行モードを切り換え制御可能なフォークリフトにおいて、 運転者が希望する走行モードを容易に選択できるように改良した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、本件出願人が先に提案している特願平3−306767号に代表される ごとく、フォークリフトを改良し、種々の走行態様(以下、「走行モード」、又 は単に「モード」という)を行えるようにしたものが提案されている。
【0003】 かかるフォークリフト1は、図6に略示するごとく、ハンドル3にて操舵され るドライブホイール4と、ステアリングモータ11、12、伝動具10を介して 操舵可能な左右のロードホイール5、6と、これら夫々の操舵角を検知しうるポ テンショメータ13、14、及びドライブホイールの操舵角を検知しうるポテン ショメータ18等が装着されている。尚、図示していないが、ハンドルに加えら れるトルクは、パワーステアリングモータによるアシストトルクを得て、ドライ ブホイール4を操舵する。
【0004】 然して、フォークリフト1は、ドライブホイール4の操舵角を指令信号とし、 この信号に基づき左右のロードホイールを操舵するものであるが、走行モード選 択装置15のスイッチA、B、Cを操作することにより、希望の走行モードで走 行できるようになっている。
【0005】 例えば、スイッチAを選択すると、同位相モードとなり、図5(a)に示す如 く、ドライブホイール4の操舵角と左右のロードホイール5、6の操舵角θD 、 θL 、θR を共に等しく制御し、フォークリフトの姿勢を変化させずに走行を 可能とする。
【0006】 又、スイッチBを選択すると、スピンターンモードとなり、図5(b)に示す 如く、ハンドルの最大切れ角で旋回中心点をフォークリフトの車体中心に一致さ せ得ることができる。
【0007】 さらに、スイッチCを選択すると、いわゆる逆位相モードとなり、旋回中心が 連続する軸が左右のロードホイールを結ぶ軸よりも下方に位置し得るよう制御さ れ小回りが利くように構成されている。
【0008】 ところで、上述の各走行モードには、夫々ドライブホイール4の操舵角による 制約が存在する。即ち、ドライブホイール4は、左右のステアリング端が機械的 に制限され、360度連続して操舵できるものではなく、又、制御装置(図示せ ず)の演算処理の都合上、任意のある走行モードを実行するためには、ドライブ ホイール4の操舵角を一定の角度範囲内に制限しなければならない場合がある。
【0009】 一例として、図5(c)に示す如く、逆位相モードでは、旋回中心点の軌跡が 連続していないため、ドライブホイール4の操舵角が図示αの範囲にある場合に は、前記スイッチCを押しても逆位相モードは選択することができないように設 定される。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、フォークリフト1の運転者に、常にドライブホイール4が現在 どの方向に向いているのか、又、各走行モードでのドライブホイール4の操舵角 の制限角等を熟知させておくのは困難である一方、熟知していても運転技術を要 すると共に疲労し易く作業性が悪いという問題点があった。
【0011】 本考案は、かかる問題点を解決するために案出されたもので、その目的は、ド ライブホイールの操舵角を気にせず、容易に走行モードの選択を行い得る走行モ ード選択装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数の走行モードを切り換え可能なフォークリフトに用いられる選 択装置であって、複数の走行モードを選択入力しうるモード選択スイッチと、ハ ンドルの操舵すべき方向を表示しうる操舵指示部と、モード選択スイッチにて選 択された走行モードにおけるドライブホイールの限界操舵角を記憶する手段と、 現在のドライブホイールの実操舵角を検出する手段と、前記ドライブホイールの 限界操舵角と実操舵角とを比較する手段とを具え、ドライブホイールの実操舵角 が前記限界操舵角の範囲を超えていると判断した場合に、ドライブホイールの実 操舵角が限界操舵角の範囲内に入るよう操舵指示部を表示する手段とを具えたこ とを特徴とするフォークリフトの走行モード選択装置である。
【0013】
【実施例】
本考案の一実施例について、以下図面を参照しながら説明するが、従来と同一 の箇所には同一の符号を付している。図1には、本考案のブロック図を示し、操 作表示部40と、ドライブホイール4の実操舵角を検知しうるポテンショメータ 18と、これらの入力信号に基づき演算処理を行うCPU27と、各走行モード におけるドライブホイール4の限界操舵角、並びに各種の処理手順を記憶するR OM29と、ハンドルの操舵すべき方向を表示しうるインジケータ24、25と から構成される。
【0014】 操作表示部40は、図2に例示する如く、各走行モードに対応しているモード 選択スイッチ21、22、23と、ハンドルのイラスト等が描かれたイラスト表 示部33、及びその周囲にハンドルを操舵すべき方向を本例では点灯により表示 し得る矢印状からなるインジケータ24、25とから構成される。
【0015】 また、図2は、インジケータ24が点灯している状態を例示しており、これに より、ハンドルを反時計回りに操舵すべきことを表示している。尚、インジケー タ部分は、本実施例で示した矢印状のものに限定されず、LEDや、液晶表示板 でキャラクタ文字等を使うものでも勿論良い。
【0016】 前記ROM29には、後述するCPU27の処理手順のほか、各走行モードが 実行可能なドライブホイール4の操舵角の範囲、即ち限界操舵角を記憶させてい る。
【0017】 尚、図1中、符号28は作業用のメモリであるRAM、同30、31は夫々入 出力インターフェース、32はインジケータ24、25の点灯コントローラであ る。
【0018】
【作用】
以上のように構成された本考案の作用について、図3に示すフローチャートを 参照して説明する。尚、説明の便宜上、本例ではハンドル3と、ドライブホイー ル4とは同方向に回転するものとする。
【0019】 先ず、フォークリフト1の運転者が走行モードを切り換えようと、任意のモー ド選択スイッチをオンすると、現在選択中である走行モードと同じか否かが判断 され(S1)、同一であればそのままの走行モードが実行される。
【0020】 選択された走行モードが、前回と異なる場合(S1でN)、フォークリフトの 走行を停止させ(S2)、ROM29から当該走行モードにおけるドライブホイ ールの限界操舵角θDR、θDLをRAM28内に読み込む(S3)。ここで、θDR は、図4に略示する如く、限界操舵角の右端の角度であり、θDLは同左端の角度 である。
【0021】 次に、現在のドライブホイール4の実操舵角θD をRAM28内に読み込み( S4)、実操舵角θD と、限界操舵角の右端の角度θDRとを比較する(S5)。
【0022】 図4に略示するごとく、ドライブホイール4の実操舵角θD が、限界操舵角の 右端の角度θDRよりも大きい場合は(S5でY)、そのままでは走行モードを変 更する事ができない。従って、この場合には、左側のインジケータ24の点灯指 示信号を出力すると共に、右側のインジケータ25には消灯指示信号を出力する (S11)。これにより、操作表示部40を見た運転者は、ハンドル3をインジ ケータ24の示す方向へハンドルを回転させれば、ドライブホイール4は限界操 舵角の範囲内に位置させることができる。
【0023】 同様に、ステップS5はクリアーしたものの、ステップS6で、実操舵角θD が、限界操舵角の左端の角度θDLよりも小さい場合にも(S6でY)、走行モー ドを変更する事ができないため、θD を増加させるべく左側のインジケータ24 に消灯指示信号を出力すると共に、右側のインジケータ25には点灯指示信号を 出力する(S12)。操作表示部を見た運転者は、ハンドル3をインジケータ2 5の示す方向へ回転させれば、ドライブホイール4は限界操舵角の範囲内に位置 させ得る。
【0024】 尚、ステップS11、S12の後に、前回選択されていた走行モードでのハン ドル操舵範囲の規制を解く手順を入れているのは(S10)、前回選択されてい た走行モードでの限界操舵角の範囲によってドライブホイールの操舵角が制限を 受けていると、ハンドルを回せず、次の選択されている走行モードへの移行がで きない場合に対処するためである。
【0025】 ステップS5、S6をクリアーすると、ドライブホイール4の操舵角は、限界 操舵角の範囲内に位置し得るため、選択されている走行モードへの移行が可能と なるが、再度ハンドルを切りすぎて、限界操舵角の範囲から出ないように、選択 されている限界操舵角の範囲にハンドル操舵範囲を規制したる後(S7)、全て のインジケータ24、25に消灯指示信号を出力し(S8)、走行停止を解除す る(S9)。
【0026】 これにより、走行モードの変更が完了するまで、フォークリフトは走行する事 ないから、安全であり、しかる後選択された走行モードが実行される。
【0027】 尚、ドライブホイールの操舵角の端を制限する手段としては、いちいち図示し ないが、機械的にストッパを移動させて行うものや、ドライブホイールが限界操 舵角に近づくにつれてパワーステアリングモータのアシストトルクを減じ、限界 操舵角では最終的にはハンドルに加えられているトルクと等しくかつ逆向きのア シストトルクを発生させて制限する等、種々のものを採用し得る。
【0028】 又、本例とは逆に、ハンドル3とドライブホイール4との回転方向が逆転で伝 達されるような場合には、インジケータ24、25の点灯は本例とは逆になるよ う構成すれば良い。
【0029】
【考案の効果】
本考案は、上記の構成を採用した結果、運転者がドライブホイールの限界操舵 角等を全く認識する必要がなく、しかも、熟練した運転技術を要せずして走行モ ードの選択ができるから、運転に際しての疲労を軽減でき作業性を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すブロック図である。
【図2】操作表示部の平面図である。
【図3】CPUの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】限界操舵角を説明するための概略図である。
【図5】走行モードを説明するための略図である。
【図6】フォークリフトの実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 フォークリフト 3 ハンドル 4 ドライブホイール 5 ロードホイール 6 ロードホイール 18 ポテンショメータ 21 モード選択スイッチ 22 モード選択スイッチ 23 モード選択スイッチ 24 インジケータ 25 インジケータ 27 CPU 40 操作表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走行モードを切り換え可能なフォ
    ークリフトに用いられる選択装置であって、複数の走行
    モードを選択入力しうるモード選択スイッチと、ハンド
    ルを操舵すべき方向を表示しうる操舵指示部と、モード
    選択スイッチにて選択された走行モードにおけるドライ
    ブホイールの限界操舵角を記憶する手段と、現在のドラ
    イブホイールの実操舵角を検出する手段と、前記ドライ
    ブホイールの限界操舵角と実操舵角とを比較する手段と
    を具え、ドライブホイールの実操舵角が前記限界操舵角
    の範囲を超えていると判断した場合に、ドライブホイー
    ルの実操舵角が限界操舵角の範囲内に入るよう操舵指示
    部を表示する手段とを具えたことを特徴とするフォーク
    リフトの走行モード選択装置。
JP1993017880U 1993-03-16 1993-03-16 全方向フォークリフト Expired - Lifetime JP2599328Y2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232719A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Sumitomonacco Materials Handling Co Ltd ステアリング装置、産業車両およびプログラム
JP2015117005A (ja) * 2013-11-18 2015-06-25 Ntn株式会社 ステアリング装置
WO2015178269A1 (ja) * 2014-05-22 2015-11-26 Ntn株式会社 車両
JP2017071365A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 株式会社豊田自動織機 表示装置
JP2017226514A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 株式会社豊田自動織機 産業車両

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