JP2017068169A - ラベル連続体ロール - Google Patents

ラベル連続体ロール Download PDF

Info

Publication number
JP2017068169A
JP2017068169A JP2015196188A JP2015196188A JP2017068169A JP 2017068169 A JP2017068169 A JP 2017068169A JP 2015196188 A JP2015196188 A JP 2015196188A JP 2015196188 A JP2015196188 A JP 2015196188A JP 2017068169 A JP2017068169 A JP 2017068169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
continuous body
slit
mount
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015196188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6587888B2 (ja
Inventor
喜市 小宮山
Kiichi Komiyama
喜市 小宮山
和幸 速見
Kazuyuki Hayami
和幸 速見
徳裕 児玉
Tokuhiro Kodama
徳裕 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Holdings Corp
Original Assignee
Sato Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Holdings Corp filed Critical Sato Holdings Corp
Priority to JP2015196188A priority Critical patent/JP6587888B2/ja
Publication of JP2017068169A publication Critical patent/JP2017068169A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6587888B2 publication Critical patent/JP6587888B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】ラベル連続体ロールにシワが発生しないようにし、サーマルラベルプリンターなどに装填しても移送や印字品質に問題が生じないようにしたラベル連続体ロールを提供する。【解決手段】ラベル連続体ロールにおける台紙8に若干の伸縮機能を持たせることに着目したもので、帯状の台紙8と、台紙8の表面に粘着剤層を介して仮着する複数枚のラベル片7Bと、をラベル連続体としてロール状に巻いたラベル連続体ロールであって、ラベル片7Bは互いの間をアンカット部により接続して連接ラベル材としているとともに、台紙8にスリット32を形成している。【選択図】図1

Description

本発明はラベル連続体ロールにかかるもので、とくに帯状の台紙(剥離紙)に複数枚のラベル片を仮着した構成のラベル連続体ロールに関するものである。
従来から、各種のラベルプリンターに印字用紙として供給されるラベル連続体は、ロール状に巻き取った形態でラベルプリンターに装填されることが一般的である。
図10ないし図12にもとづき説明する。
図10は、従来からの一般的なラベルプリンター(たとえば、サーマルラベルプリンター1)の概略側面図であって、サーマルラベルプリンター1は、供給部2と、案内部3と、検出部4と、印字部5と、切断部6と、を有する。
供給部2は、ロール状のラベル連続体(ラベル連続体ロール7)を保持し、案内部3、検出部4、印字部5および切断部6方向にラベル連続体ロール7を帯状ラベル連続体7Aとして繰り出し可能とする。
帯状ラベル連続体7Aは、図10にその断面を拡大して示すように、帯状の台紙8と、台紙8の表面側に重ね合わせるように仮着した同じく帯状の連接ラベル材9と、を有する。
連接ラベル材9は、ラベル基材10の裏面に粘着剤層11を有し、台紙8の表面には剥離剤層(図示せず)を形成し、粘着剤層11を介して連接ラベル材9を台紙8に対して仮着し、使用時に剥離可能としている。
図11は、帯状ラベル連続体7Aの平面図であって、連接ラベル材9および台紙8には、表面から裏面まで貫通してミシン目12(貫通ミシン目)を形成している(図10の拡大断面図も参照)。
連接ラベル材9は、互いの間をミシン目12により接続した複数枚のラベル片7Bを有する。すなわち、ミシン目12は、そのアンカット部12Aにおいて複数枚のラベル片7Bを連接し、連接ラベル材9を形成している。
なお、ラベル片7Bを連接するためのアンカット部としては、互いのラベル片7Bの間をごく短い長さでつなぐ構成(すなわち上記アンカット部12Aの間のカット部12Bの長さがアンカット部12Aの長さより比較的長い、いわゆる、点留め構成)であってもよい。
台紙8は、ラベル片7Bの裏面側にラベル片7Bと同じ大きさの複数の台紙片8Aを有し、このミシン目12の部分においてラベル片7Bおよび台紙片8Aを切り離すことができる。
ただし、連接ラベル材9のみにミシン目12を形成し、台紙8にはミシン目12を形成しないラベル連続体もある。
なお、台紙8の裏面には、所定ピッチで位置検出用マーク13をあらかじめ印刷してある。
ラベル連続体ロール7は、複数枚のラベル片7B(連接ラベル材9)を台紙8に対して表側にしてロール状に巻いている。
図10に戻って、案内部3は、ガイドローラー14を有し、繰り出された帯状ラベル連続体7Aを検出部4および印字部5方向に案内可能とする。
検出部4は、位置検出センサー15を有し、ラベル片7Bの裏面側の位置検出用マーク13を検出して、印字部5に対する帯状ラベル連続体7A(ラベル片7B)の相対的位置を検出可能とする。
印字部5は、サーマルヘッド16と、プラテンローラー17と、を有し、この間に所定印字圧力で帯状ラベル連続体7Aを挟持し、一定速度でプラテンローラー17を回転駆動することにより印字を行う。
なお、連接ラベル材9のラベル基材10としては、任意の構成を採用可能であり、たとえば、ラベル基材10として感熱発色剤層(図示せず)を有するものを採用すれば、サーマルヘッド16への印字データの供給によりこの感熱発色剤層を発色させ、帯状ラベル連続体7A(ラベル片7B)に所定の可変情報を印字可能である。
また、ラベル基材10としてコート紙や上質紙などを採用した場合には、熱転写インクリボン18(図10中、仮想線)を用い、熱転写方式により同様に可変情報を印字することができる。
切断部6は、印字部5のラベル発行部に設けたカッター19を有し、上記ミシン目12の部分で、印字済みのラベル片7B(台紙片8A)を手動により切断可能とする。
なお、当該ラベル連続体ロール7は、印字部5における印字データの量に応じて、単一のラベル片7Bあるいは複数枚のラベル片7Bにわたって印字を行い、必要な枚数のラベル片7B(台紙片8A)の部分で切断することができる。
こうした構成のラベル連続体ロール7あるいは帯状ラベル連続体7Aにおいて、供給部2におけるロール状形態から帯状に繰り出された帯状ラベル連続体7Aの外側(表側)に位置する連接ラベル材9にシワ20が発生するという問題がある。
図12にもとづき説明する。
図12は、帯状ラベル連続体7A(連接ラベル材9)におけるシワ20の発生を説明するための概略側面図である。
図12(1)は供給部2の側面図であって、帯状ラベル連続体7Aは、供給部2のラベル連続体ロール7から帯状に繰り出された際に連接ラベル材9にシワ20が生じていることがある。
図12(2)は、シワ20の部分の拡大側面図であって、台紙8から連接ラベル材9の部分、とくに、その表面の剛性ないし強度が比較的弱い部分、すなわち、ミシン目12の部分が盛り上がっていることがわかる。
図12(3)は、ラベル連続体ロール7における台紙8および連接ラベル材9の拡大側面図であって、ラベル連続体ロール7の外側に位置する連接ラベル材9には、円周方向に伸張させようとする力が作用するとともに、内側に位置する台紙8には、円周方向に収縮させようとする力が作用する。
すなわち、ロール状に巻かれているラベル連続体ロール7の状態では、巻かれている外側と内側とでは、互いに相反する伸縮作用が生じ、一体に積層されている連接ラベル材9と台紙8との間では伸縮仕切れないために、互いの間にずれ(応力)が生ずるが、この状態ではまだシワ20は発生しない。
図12(4)は、図12(3)の状態のラベル連続体ロール7を帯状に延ばした帯状ラベル連続体7Aの側面説明図であって、外側に位置する連接ラベル材9が内側に位置する台紙8より、その長さが伸張することになる(この長さの差をΔLとする)。
ただし、実際には帯状ラベル連続体7Aは、積層一体構造物であるので、上記ずれ(応力)による内外の伸張力の相違を吸収するために、外側の連接ラベル材9における剛性が比較的弱い部分(一般的にはミシン目12の部分)が上記長さの差ΔLに起因して隆起し、連接ラベル材9にシワ9を発生させることになる。
ただし、連接ラベル材9の全体における剛性の不均一性に起因して、ミシン目12以外の部位にもシワ20が発生する可能性はあり、シワ20自体の形状も直線あるいは非定型の凹凸形状である場合もある。もちろん、ミシン目12全体ではなく、その局所部位のみにシワ20が発生する可能性もある。
シワ20が発生した帯状ラベル連続体7Aはサーマルラベルプリンター1における移送作用への支障(連接ラベル材9の表面の凹凸形状にもとづく移送安定性の低下のみならず、ラベル片7Bがめくれ上がり、あるいは台紙8からはがれて移送路における周辺機器部分に貼り付いてラベル詰まりが発生するなどの支障)はもちろん、印字部5における印字欠落その他の印字品質低下を招くという問題がある。
このようなシワ20の発生を回避するために、ラベル連続体ロール7を巻き取る芯管を極力大径のものとすること、あるいは台紙8や連接ラベル材9の厚さが薄い基材を選択すること、さらには、ラベル連続体ロール7の巻締めトルクを極力小さくすること、などの対策があるが、抜本的な解決策がないのが現状である。
なお、それぞれのラベル片7Bの間をミシン目12ではなく、ラベル片7Bの幅方向を完全に横断する分離用切り目(図示せず)により分離しているラベル連続体であっても、上述のミシン目12を形成した連接ラベル材9と同様に、シワが発生する場合があり得るという問題がある。
特開2011−159029号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、ラベル連続体ロールにシワが発生しないようにしたラベル連続体ロールを提供することを課題とする。
また本発明は、ラベル連続体ロールにおける台紙やラベル片に発生する伸張力あるいは収縮力の相違からくる不具合を解消可能なラベル連続体ロールを提供することを課題とする。
また本発明は、サーマルラベルプリンターなどに装填しても移送や印字品質に問題が生じないようにしたラベル連続体ロールを提供することを課題とする。
すなわち本発明は、ラベル連続体ロールにおける台紙に若干の伸縮機能を持たせることに着目したもので、帯状の台紙と、この台紙の表面に粘着剤層を介して仮着する複数枚のラベル片と、をラベル連続体としてロール状に巻いたラベル連続体ロールであって、上記台紙にスリットを形成していることを特徴とするラベル連続体ロールである。
上記スリットは、上記ラベル連続体の移送方向に対して、直交あるいは傾斜していることができる。
上記スリットは、上記ラベル連続体の表裏において上記ラベル片の境界線に対して交差する位置にこれを形成していることができる。
上記スリットは、上記ラベル連続体の表裏において上記ラベル片の境界線に対して交差しない位置にこれを形成していることができる。
上記スリットは、上記ラベル連続体の表裏において上記ラベル片の境界線にその一方の端部が突き当たる位置にこれを形成していることができる。
上記スリットは、上記台紙をその長さ方向に伸張可能にこれを形成していることができる。
上記スリットは、上記ラベル片の一枚あたり、その一本または二本以上を上記台紙に形成していることができる。
上記スリットは、その複数本をスリット群として上記台紙に形成していることができる。
上記スリット群は、上記ラベル片の一枚あたり、少なくともそのひとつを形成していることができる。
上記連接ラベル材および上記台紙には、その表裏方向に貫通する貫通ミシン目を形成していることができる。
本発明によるラベル連続体ロールにおいては、連続ラベル材を仮着した台紙にスリットを形成しておくことにより、積層体としてのラベル連続体ロールにおける内外層の伸縮作用を吸収して、帯状ラベル連続体における台紙に追随機能ないし伸縮機能を持たせてラベル片におけるシワの発生を防止することができる。
本発明の実施例によるラベル連続体ロール30を帯状に繰り出した状態の帯状ラベル連続体30Aの裏面図である。 同、図1のII−II線断面図である。 本発明におけるスリット群およびスリットの第1のパターン例(スリット群31)を台紙8側から見た裏面図である。 同、第2のパターン例(スリット群40)を示す裏面図である。 同、第3のパターン例(スリット群50)を示す裏面図である。 同、第4のパターン例(スリット群60)を示す裏面図である。 同、第5のパターン例(スリット群70)を示す裏面図である。 同、第6のパターン例(スリット群80)を示す裏面図である。 同、第7のパターン例(スリット群90)を示す裏面図である。 従来からの一般的なラベルプリンター(たとえば、サーマルラベルプリンター1)の概略側面図である。 同、帯状ラベル連続体7Aの平面図である。 同、帯状ラベル連続体7A(連接ラベル材9)におけるシワ20の発生を説明するための概略側面図であって、図12(1)は、供給部2の側面図、図12(2)は、シワ20の部分の拡大側面図、図12(3)は、ラベル連続体ロール7における台紙8および連接ラベル材9の拡大側面図、図12(4)は、図12(3)の状態のラベル連続体ロール7を帯状に延ばした帯状ラベル連続体7Aの側面説明図である。
本発明は、台紙にスリットを形成しておくことにより、台紙に伸縮機能を持たせてシワの発生を防止したラベル連続体ロールを実現した。
つぎに本発明の実施例によるラベル連続体ロール30を図1ないし図2にもとづき説明する。ただし、図10ないし図12と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、ラベル連続体ロール30を帯状に繰り出した状態の帯状ラベル連続体30Aの裏面図であって、帯状ラベル連続体30Aは、従来のラベル連続体ロール7(帯状ラベル連続体7A、図10)と同様に、台紙8および連接ラベル材9を有するが、台紙8にスリット群31を形成している点が異なる。
スリット群31は、複数のスリット32からなる。
このようなスリット32ないしスリット群31は、台紙8をその長さ方向に伸張可能にこれを形成している。
図1に示した例では、それぞれのスリット32は、台紙8の長さ方向に対して所定角度(図示の例では、45度)に傾斜しており、それぞれのスリット32の長さ、あるいはそれぞれの間の間隔を任意に設定可能である。スリット群31としては、台紙8の幅方向にわたってこれを配置している。
スリット群31およびスリット32の形成パターンは、任意のパターンで台紙8にこれを形成する。
たとえば図1には、スリット32(スリット群31)とミシン目12(あるいはラベル片7Bないし、その境界線)との相対位置関係について三つのパターンを示している。
すなわち、図1の左側に位置するように描いたスリット群31Aは、帯状ラベル連続体7Aの表裏においてミシン目12(境界線)に対して交差する位置にこれを形成している。
図1の真ん中に位置するように描いたスリット群31Bは、帯状ラベル連続体7Aの表裏においてミシン目12に対して交差しない位置(すなわち、ラベル片7Bの内部領域内の位置)にこれを形成している。
図1の右側に位置するように描いたスリット群31Cは、スリット群31Aと同様に、帯状ラベル連続体7Aの表裏においてミシン目12に対して交差する形態ではあるが、帯状ラベル連続体7Aの表裏においてその一方の端部がミシン目12に突き当たる位置にこれを形成している。
いずれのスリット32も、その複数本をスリット群31として台紙8に形成しているが、単一のスリット32を採用することもできる。
スリット群31は、ラベル片7Bの一枚あたり、少なくともそのひとつを形成している。すなわち、ラベル片7Bの大きさに応じて、スリット群31をふたつ以上形成することもできる。また、ラベル片7Bの一枚あたり、スリット32を一本または二本以上を台紙8に形成することもできる。
本発明において、ラベル連続体ロール30(帯状ラベル連続体30A)の使用形態や、材質その他に応じて、スリット32は、その長さ、傾斜角度、ピッチその他について、台紙8に均一、あるいは不均一にこれを形成することができる。
また、スリット群31およびスリット32は、台紙8に均一、あるいは不均一に分布していることができる。
こうした構成のラベル連続体ロール30(帯状ラベル連続体30A)では、図12(4)において既述したように、内側の台紙8および外側の連接ラベル材9においてずれ応力が発生しても、台紙8にはスリット群31(スリット32)が形成されているので、台紙8が、このずれ応力によって連接ラベル材9に追随してわずかに伸張し、台紙8と連接ラベル材9との間のずれを微調整することができる。
すなわち、図2は、図1のII−II線断面図であって、帯状ラベル連続体30Aの要部拡大断面を示す。
図示のように、台紙8のスリット32がわずかに広がってわずかな隙間32A(説明のため、誇張して描いてある)を形成することができる。
したがって、ラベル連続体ロール30が帯状ラベル連続体7Aとなって供給部2からくり出されても、ラベル連続体ロール30(帯状ラベル連続体30A)には前記シワ20が発生することなく、サーマルラベルプリンター1内における移送および印字に何らの支障もなく、安定した印字品質を得ることができる。
本発明において、スリット群およびスリットの形成パターンは任意であって、スリットは、帯状ラベル連続体の移送方向に対して、直交あるいは傾斜していることができる。
また、それぞれのスリット群ないしスリットのそれぞれの形状や大きさなどについては、ラベル連続体ロールの基材の種類や厚さ、粘着剤層11の粘着力や台紙8の剥離能力に応じて任意に選択設計することができる。
図3ないし図9は、本発明におけるスリット群およびスリットの各種パターンの例を示す台紙8側から見た裏面図である。
図3は第1のパターン例を示す裏面図であって、図1にもとづいて説明したスリット群31のスリット32が帯状ラベル連続体30Aの移送方向に対して傾斜(たとえば、斜め45度に傾斜)しているとともに、それぞれのスリット32が帯状ラベル連続体30Aの幅方向に均一ピッチで形成されている。
図4は第2のパターン例(スリット群40)を示す裏面図である。
スリット群40は、帯状ラベル連続体30Aの移送方向に対して傾斜している上記スリット32、およびこのスリット32に対して、反対側の傾斜方向を有するスリット41の組み合わせからなる。
図5は第3のパターン例(スリット群50)を示す裏面図である。
スリット群50は、鈎の手状のスリット51の組み合わせからなり、スリット51の尖端部が、帯状ラベル連続体30Aの移送方向上流側を向いている。
図6は第4のパターン例(スリット群60)を示す裏面図である。
スリット群60は、上記鈎の手状のスリット51の組み合わせからなるが、それぞれのスリット51が帯状ラベル連続体30Aの移送方向に互いにわずかにずれて、互いの間に脆い接続部61を有している。
図7は第5のパターン例(スリット群70)を示す裏面図である。
スリット群70は、交差状のスリット71の組み合わせからなる。
図8は第6のパターン例(スリット群80)を示す裏面図である。
スリット群80は、帯状ラベル連続体30Aの移送方向に対して直交する(帯状ラベル連続体30Aの幅方向に平行な)スリット81の組み合わせからなり、それぞれのスリット81は、帯状ラベル連続体30Aの移送方向に互いにずれている。
図9は第7のパターン例(スリット群90)を示す裏面図である。
スリット群90は、細長く延びたクランク形状のスリット91の組み合わせからなる。
いずれのスリット群30、40、50、60、70、80、90についても、図1および図2にもとづいて既述したスリット群31、31A、31B、31Cと同様に、シワ20の発生防止効果を得ることができる。
なお、背景技術の欄において述べた、それぞれのラベル片7Bの間をミシン目12ではなく、ラベル片7Bの幅方向を完全に横断する分離用切り目(図示せず)により分離しているラベル連続体(ラベル連続体ロール)の場合にも、台紙8におけるミシン目12の有無には関係なく、上述の実施例ないし各種パターン例にもとづくスリットを台紙8に形成しておくことにより、シワ20の発生を防止することができる。
とくに、上記分離用切り目を形成したラベル連続体において、当該シワ20が発生した場合には、ラベル片7Bがめくり上がって、ラベルプリンターの移送路におけるラベル片7Bの貼付きおよびラベル詰まり現象が発生しやすくなるため、シワ20を防止することが有用である。
1 サーマルラベルプリンター(図10)
2 供給部
3 案内部
4 検出部
5 印字部
6 切断部
7 ラベル連続体ロール
7A 帯状ラベル連続体(ラベル連続体)
7B ラベル連続体ロール7(帯状ラベル連続体7A)のラベル片
8 台紙
8A 台紙8の台紙片
9 連接ラベル材
10 ラベル基材
11 粘着剤層
12 ミシン目
12A ミシン目12のアンカット部
12B ミシン目12のカット部
13 位置検出用マーク
14 ガイドローラー
15 位置検出センサー
16 サーマルヘッド
17 プラテンローラー
18 熱転写インクリボン
19 カッター
20 シワ
30 ラベル連続体ロール(実施例、図1)
30A 帯状ラベル連続体(ラベル連続体)
31 スリット群(図1、図3)
31A スリット群
31B スリット群
31C スリット群
32 スリット
32A スリット32による隙間(図2)
40 スリット群(図4)
41 スリット
50 スリット群(図5)
51 鈎の手状のスリット
60 スリット群(図6)
61 スリット51の互いの間の脆い接続部
70 スリット群(図7)
71 交差状のスリット
80 スリット群(図8)
81 帯状ラベル連続体30Aの移送方向に対して直交する(帯状ラベル連続体30Aの幅方向に平行な)スリット
90 スリット群(図9)
91 細長く延びたクランク形状のスリット
ΔL 外側に位置する連接ラベル材9と内側に位置する台紙8との長さの差(図12(4))

Claims (10)

  1. 帯状の台紙と、
    この台紙の表面に粘着剤層を介して仮着する複数枚のラベル片と、をラベル連続体としてロール状に巻いたラベル連続体ロールであって、
    前記ラベル片は、互いの間をアンカット部により接続して連接ラベル材としているとともに、
    前記台紙にスリットを形成していることを特徴とするラベル連続体ロール。
  2. 前記スリットは、前記ラベル連続体の移送方向に対して、直交あるいは傾斜していることを特徴とする請求項1記載のラベル連続体ロール。
  3. 前記スリットは、前記ラベル連続体の表裏において前記ラベル片の境界線に対して交差する位置にこれを形成していることを特徴とする請求項1または2記載のラベル連続体ロール。
  4. 前記スリットは、前記ラベル連続体の表裏において前記ラベル片の境界線に対して交差しない位置にこれを形成していることを特徴とする請求項1または2記載のラベル連続体ロール。
  5. 前記スリットは、前記ラベル連続体の表裏において前記ラベル片の境界線にその一方の端部が突き当たる位置にこれを形成していることを特徴とする請求項1または2記載のラベル連続体ロール。
  6. 前記スリットは、前記台紙をその長さ方向に伸張可能にこれを形成していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のラベル連続体ロール。
  7. 前記スリットは、前記ラベル片の一枚あたり、その一本または二本以上を前記台紙に形成していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のラベル連続体ロール。
  8. 前記スリットは、その複数本をスリット群として前記台紙に形成していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のラベル連続体ロール。
  9. 前記スリット群は、前記ラベル片の一枚あたり、少なくともそのひとつを形成していることを特徴とする請求項8記載のラベル連続体ロール。
  10. 前記ラベル連続材および前記台紙には、その表裏方向に貫通する貫通ミシン目を形成していることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のラベル連続体ロール。
JP2015196188A 2015-10-01 2015-10-01 ラベル連続体ロール Active JP6587888B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015196188A JP6587888B2 (ja) 2015-10-01 2015-10-01 ラベル連続体ロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015196188A JP6587888B2 (ja) 2015-10-01 2015-10-01 ラベル連続体ロール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017068169A true JP2017068169A (ja) 2017-04-06
JP6587888B2 JP6587888B2 (ja) 2019-10-09

Family

ID=58494708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015196188A Active JP6587888B2 (ja) 2015-10-01 2015-10-01 ラベル連続体ロール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6587888B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020105206A1 (ja) * 2018-11-22 2020-05-28 株式会社村田製作所 伸縮性配線基板及び伸縮性配線基板の製造方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5884425A (en) * 1997-05-23 1999-03-23 Avery Dennison Corporation Anti-tamper tag with theft protection
JP2001051604A (ja) * 1999-08-17 2001-02-23 Sato Corp ラベル連続体
US20050126701A1 (en) * 2003-11-12 2005-06-16 Hodsdon Jerry G. Rolls of badge stock for use in printing identification badges in roll-fed printers
JP2007041195A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Brother Ind Ltd ラベル用印字媒体
JP2007084314A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Brother Ind Ltd ロールテープ及びそれを用いたテープユニット
JP2007233242A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Toppan Forms Co Ltd 携帯プリンタ用連続ラベル用紙
JP2007233189A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Nippon Paper Industries Co Ltd 帯状ラベルシート
JP2007286462A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Sato Corp プリンター用ラベル連続体およびその製造方法
JP2008003156A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Kobayashi Create Co Ltd ラベルシート
JP2012078534A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Nec Embedded Products Ltd プリンタ用連続ラベル体

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5884425A (en) * 1997-05-23 1999-03-23 Avery Dennison Corporation Anti-tamper tag with theft protection
JP2001051604A (ja) * 1999-08-17 2001-02-23 Sato Corp ラベル連続体
US20050126701A1 (en) * 2003-11-12 2005-06-16 Hodsdon Jerry G. Rolls of badge stock for use in printing identification badges in roll-fed printers
JP2007041195A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Brother Ind Ltd ラベル用印字媒体
JP2007084314A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Brother Ind Ltd ロールテープ及びそれを用いたテープユニット
JP2007233189A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Nippon Paper Industries Co Ltd 帯状ラベルシート
JP2007233242A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Toppan Forms Co Ltd 携帯プリンタ用連続ラベル用紙
JP2007286462A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Sato Corp プリンター用ラベル連続体およびその製造方法
JP2008003156A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Kobayashi Create Co Ltd ラベルシート
JP2012078534A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Nec Embedded Products Ltd プリンタ用連続ラベル体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020105206A1 (ja) * 2018-11-22 2020-05-28 株式会社村田製作所 伸縮性配線基板及び伸縮性配線基板の製造方法
JPWO2020105206A1 (ja) * 2018-11-22 2021-06-10 株式会社村田製作所 伸縮性配線基板及び伸縮性配線基板の製造方法
JP7014307B2 (ja) 2018-11-22 2022-02-01 株式会社村田製作所 伸縮性配線基板及び伸縮性配線基板の製造方法
US11785714B2 (en) 2018-11-22 2023-10-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Extensible and contractible wiring board and method for manufacturing extensible and contractible wiring board

Also Published As

Publication number Publication date
JP6587888B2 (ja) 2019-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10861354B2 (en) Perforated, combined receipt and label roll
JP4799256B2 (ja) プリンター用ラベル連続体
JP6587888B2 (ja) ラベル連続体ロール
US20150015654A1 (en) Rollers for a printer and a printer equipped with said rollers
JP5199037B2 (ja) 台紙なしラベル
JP4750569B2 (ja) ラベル連続体
JP6478039B2 (ja) リードフィルム付き熱転写シート、及びリードフィルム付き熱転写シートと巻取り用ボビンとの組合せ
JP4545283B2 (ja) 剥離紙付きラベル
JP4619206B2 (ja) 熱転写リボンの巻取り装置
JP3223959U (ja) 封緘テープ及び封緘テープ製造システム
JP4322489B2 (ja) ラベル連続体
JP5893255B2 (ja) 極小ラベルの製造方法
CN112571981B (zh) 带盒、用带盒生成标签的方法和将标签附着到物体的方法
JP2002169467A (ja) ラベル連続体およびその製造方法
JP3830252B2 (ja) 積層複合シート
JP2004333740A (ja) ライナーレスラベル
JP5596407B2 (ja) 複合ラベルおよびその切取り方法
JP2015075515A (ja) プリンターラベル
EP2799242B1 (en) Self-cleaning thermal media and methods of manufacturing thereof
SE0401093D0 (sv) Sätt att låta framställa en eller flera upplindade pappersremsor och en pappersremsa sålunda framställd
JP3830253B2 (ja) 積層複合シート
JP5564729B1 (ja) 表巻きロール紙および表巻きロール紙の端止め方法
JP5569779B2 (ja) 受像紙ロール
JP2013078912A (ja) 熨斗付き配送伝票
JP2001246884A (ja) 貼合せ型連続帳票及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6587888

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250