JP2001051604A - ラベル連続体 - Google Patents

ラベル連続体

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JP2001051604A
JP2001051604A JP11230370A JP23037099A JP2001051604A JP 2001051604 A JP2001051604 A JP 2001051604A JP 11230370 A JP11230370 A JP 11230370A JP 23037099 A JP23037099 A JP 23037099A JP 2001051604 A JP2001051604 A JP 2001051604A
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JP
Japan
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label
peeling
piece
slit
base paper
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JP11230370A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Otaki
裕孝 大滝
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Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯状台紙からラベル片を剥離する際に、確
実に剥離させるとともに、剥離時に台紙の切れ目から台
紙が引き裂かれことがないラベル連続体を提供する。 【解決手段】 帯状台紙に所定の間隔で複数のラベル片
が仮着されたラベル連続体において、このラベル連続体
には、ラベル片を剥離する方向に移送された時に、前記
ラベル片の前端縁の内方から外方に向けて複数条のスリ
ットを前記帯状台紙に形成したことを特徴とするラベル
連続体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベル片が仮着さ
れたラベル連続体に関し、特に台紙からラベル片を剥離
する際に剥離性を向上させたラベル連続体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラベルは、感圧性接着剤層を有す
るラベル材料を、剥離剤層を有する剥離用に台紙に仮着
したものが一般的である。その製造にあたって、通常は
上質紙からなる帯状のラベル材料を帯状の台紙に仮着
し、所定のピッチでラベル材料を切断(型抜き)して所
定間隔で複数枚の単葉のラベル片が台紙上に仮着してラ
ベル連続体を構成している。
【0003】図5は、ラベル連続体の一部切り欠いた断
面図であって、ラベル連続体1は、台紙2の表面側に
は、剥離剤層4が形成されラベル片3の裏面側には感圧
性接着剤5が形成されている。ラベル連続体1を製造す
るにあっては、ラベル材料の表面側から台紙2に向かっ
て切断刃(図示省略)を押し切るように当てる方法が採
用されている。感圧性接着剤層5が完全に切断されない
とそれぞれのラベル片3を得ることができないこと、さ
らに、ラベル材料の感圧性接着剤層5および台紙2の剥
離剤層4が非常に薄いことから、切断時に台紙2の表面
に傷ないしカット目などの切断溝6がついてしまうこと
がある。したがって、図示のように切断操作にともなっ
て切断溝6に感圧性接着剤5が入り込み、ラベル片3の
台紙2からの剥離性を損なう場合がある。
【0004】図6はラベル片を剥離させる剥離部の概略
説明図であり、ラベル連続体1を機械的に台紙2からラ
ベル片3を剥離させる場合には、ラベル連続体1をF方
向に移送させて剥離部7の先端で台紙2を屈曲させ、ラ
ベル片3を台紙2から剥離させるようにするものです
が、前述のようなラベル連続体1にあっては、感圧性粘
着剤5が台紙2に食い込み、剥離性が低下しているので
ラベル片3が剥離しない問題が発生していた。
【0005】そこで、特開昭57−109974号公報
を挙げることができる。特開昭57−109974号公
報には、セパレータ(台紙)にラベル片の下面から当該
ラベル片の外部に達する平面U型、V型、などの形状を
した舌状の切れ目を刻設した提案がされており、機械
(ラベラー)で剥離する場合、剥離作用を容易かつ確実
にする技術が開示されている。
【0006】しかしながら、舌状の切れ目を入れたこと
により、ラベル片をセパレータから剥離する際に、台紙
を牽引する牽引力や、ラベル片を剥離する時のラベル連
続体の移送速度が早い場合に、舌状の切れ目からさらに
台紙が引き裂かれるなどして、剥離したラベル片に台紙
が一部仮着した状態で剥離されるので、ラベル片の剥離
不良になる問題が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
に鑑み成されたもので、台紙からラベルを剥離する際
に、確実に剥離させるとともに、剥離時に台紙の切れ目
から台紙が引き裂かれことがないラベル連続体を提供す
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯状台紙に所
定の間隔で複数のラベル片が仮着されたラベル連続体に
おいて、このラベル連続体には、ラベル片を剥離する方
向に移送された時に、前記ラベル片の前端縁の内方から
外方に向けて複数条のスリットを前記帯状台紙に形成し
たことを特徴とするラベル連続体である。
【0009】上記ラベル連続体において、前記スリット
は、帯状台紙の長手方向と略平行に形成してあることを
特徴とするラベル連続体である。
【0010】上記ラベル連続体において、前記スリット
は、帯状台紙の長手方向に対し斜行して形成してあるこ
とを特徴とするラベル連続体である。
【0011】従って、ラベル片の前端縁に複数条のスリ
ットを形成することにより、複数条にスリット部分に
は、感圧性粘着剤の食い込みが低減されるので、スリッ
ト部から剥離性が向上するので、ラベルの剥離時にスリ
ット部分からラベル片の剥離が容易にできるので確実に
ラベル片を剥離させることができるとともに、台紙がス
リット部から破れることがない。さらに、スリットを帯
状台紙の長手方向に対し斜行して設けられた場合には、
ラベル片の剥離時に台紙が引裂かれにくくなるので、帯
状台紙を牽引する牽引力や帯状台紙の移送速度などに影
響されない。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
3に基づいて説明する。従来と同一部分には同一符号を
付して説明を省略する。図1は本発明のラベル連続体の
一部平面図であり、ラベル連続体1aは帯状の台紙8に
所定の間隔でラベル片3・・3が仮着されている。ラベ
ル連続体1aのラベル片3が剥離する剥離方向(図1中
F1方向)のラベル片前端縁3aには、ラベル連続体1
aの長手方向と略同一方向にスリット9・・9が台紙8
に複数条形成するようにしてある。本実施の形態では5
条のスリット9・・9が形成されており、各スリット9
は、ラベル片3の内側から外方に亘って1mm乃至5m
mの直線状のスリット9・・9が形成されている。
【0013】図2は本発明の変形例1として示したラベ
ル連続体の一部平面図であり、ラベル連続体1bは帯状
の台紙10に所定の間隔でラベル片3・・3が仮着され
ている。ラベル連続体1bのラベル片3が剥離する剥離
方向(図2中矢印F2方向)のラベル片3の前端縁3b
に、ラベル連続体1bの剥離方向に対し斜行するように
スリット11・・11が台紙10に複数条形成するよう
にしてある。本実施の形態の変形例1では5条のスリッ
ト11が各スリット11に対し略平行に形成されている
が、斜行の角度あるいは斜行の方向は任意にできるもの
である。また、各スリット11は、ラベル片3の内側か
ら外方に亘って1mm乃至5mmのスリットに形成され
ている。
【0014】図3は本発明の変形例2として示したラベ
ル連続体1cの一部平面図であり、ラベル連続体1cは
帯状台紙12に所定の間隔でラベル片3・・3が仮着さ
れている。ラベル連続体1c剥離方向(図3中矢印F3
方向)のラベル片3の前端縁3cには、ラベル連続体1
cの移送方向に対しハの字状にスリット13が台紙12
に複数形成するようにしてある。本実施の形態の変形例
2として示したハの状のスリット13は、ラベル片3の
内側に向かって末広がり状に形成されているが、反対に
ラベル片3の外方に向かって末広がり状に形成しともよ
く、さらに各スリット13が任意に斜行するように形成
してもよいものである。また、各スリット13は、各ラ
ベル片3の内側から外方に亘って1mm乃至5mmのス
リット13が形成されている。
【0015】このように台紙にスリットが形成されたラ
ベル連続体の作用について剥離装置で説明する。なお、
ラベル連続体1aとして説明する。図4は本発明のラベ
ル連続体のラベル片を剥離させる剥離装置の概略説明図
であり、剥離装置20は供給部14、剥離部15、巻取
部16から構成されている。
【0016】供給部14は、ラベル連続体1aをロール
状にしたロール状ラベル連続体を回転可能に保持する供
給軸17が設けられ、ロール状ラベル連続体から繰り出
されたラベル連続体1aは、剥離部15に移送される。
剥離部15には、剥離板18が配置され帯状台紙を転向
させてラベル片3を剥離させるようにするものである。
ラベル片3を剥離した帯状台紙2は移送され巻取部16
に設けた巻取軸19に巻取られるようにしてある。な
お、巻取軸19には図示しない駆動源により巻取軸19
を回転駆動するように設けてある。図示しないが、供給
部14から剥離部15間のラベル連続体1aの移送路に
は、ラベル連続体1aを案内する案内部材を配置しても
よいものである。
【0017】この剥離装置20により、ラベル連続体1
aを移送させて剥離部15でラベル片3を剥離させた場
合、ラベル片3前端縁3a部の帯状台紙8に複数のスリ
ット9・・9が形成されてあるので、感圧性粘着剤5の
食い込みが低減され、剥離性が向上する。よって、スリ
ット9・・9部分からラベル片3の剥離が容易にできる
ので確実にラベル片3を剥離させることができる。
【0018】また、ラベル連続体1bまたは1cを剥離
装置20に装填してラベル片3を剥離させる場合におい
ても、ラベル片3の剥離が容易にできるので確実にラベ
ル片3を剥離させることができるとともに、スリットが
斜行して形成されているので、ラベル片の剥離時に台紙
がスリット部から引裂かれることを防止できる。従っ
て、帯状台紙の牽引力を強くした場合あるいはラベル連
続体の移送速度を早くした場合でもスリット部から引裂
かれることを防止できる。
【0019】本発明は、ラベルの連続体の剥離方向に移
送する移送方向に対し、ラベル前端縁のラベル片の内側
から外方に亘って、スリットを複数条形成するようにし
たので、スリットを形成した部分は、感圧性粘着剤の食
い込みが低減され、食い込みが低減する部分から容易に
ラベル片が剥離され台紙から確実に剥離することができ
る。また、スリットを直線状に形成した例で説明した
が、これに限定されるものでなく、ラベル片の前端縁に
交差するようにスリットを形成するものである。本発明
のラベル連続体を剥離装置で説明したが、ラベル片を自
動的に剥離するラベル貼付装置あるいはプリンタに設け
た剥離装置など、何れの装置でもよい。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は帯
状台紙に仮着されたラベル片を剥離装置などにより剥離
する際に、確実にラベル片を剥離させる効果を奏するこ
とができます。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラベル連続体1aの一部平面図であ
る。
【図2】本発明の変形例1として示したラベル連続体1
bの一部平面図である。
【図3】本発明の変形例2として示したラベル連続体1
cの一部平面図であり
【図4】本発明のラベル連続体のラベル片を剥離させる
剥離装置の概略説明図である。
【図5】従来のラベル連続体の一部切り欠いた断面図で
ある。
【図6】従来のラベル片を剥離させる剥離部の概略説明
図である。
【符号の説明】
1a 本発明のラベル連続体 1b 本発明のラベル連続体(変形例1) 1c 本発明のラベル連続体(変形例2) 3 ラベル片 3a、3b、3c ラベル片の前端縁 4 剥離剤層 5 感圧性粘着剤層 9、11,13 スリット 15 剥離部 20 剥離装置 25 従来のラベル連続体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状台紙に所定の間隔で複数のラベル
    片が仮着されたラベル連続体において、 このラベル連続体には、ラベル片を剥離する方向に移送
    された時に、前記ラベル片の前端縁の内側から外方に向
    けて複数条のスリットを前記帯状台紙に形成したことを
    特徴とするラベル連続体。
  2. 【請求項2】 前記スリットは、帯状台紙の長手方向
    と略平行に形成してあることを特徴とする請求項1記載
    のラベル連続体。
  3. 【請求項3】 前記スリットは、帯状台紙の長手方向
    に対し斜行して形成してあることを特徴とする請求項1
    記載のラベル連続体。
JP11230370A 1999-08-17 1999-08-17 ラベル連続体 Pending JP2001051604A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007298752A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Hisago Label Kk ラベル用シート
US8465615B2 (en) 2004-10-14 2013-06-18 Hitachi Chemical Company, Ltd. Adhesive sheet and method for manufacturing the same, semiconductor device manufacturing method and semiconductor device
US9327418B2 (en) 2011-09-16 2016-05-03 Hitachi Chemical Company, Ltd. Adhesive film
JP2017068169A (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 サトーホールディングス株式会社 ラベル連続体ロール

Cited By (5)

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