JPH09106250A - 台紙なし感圧性ラベル連続体 - Google Patents
台紙なし感圧性ラベル連続体Info
- Publication number
- JPH09106250A JPH09106250A JP28936495A JP28936495A JPH09106250A JP H09106250 A JPH09106250 A JP H09106250A JP 28936495 A JP28936495 A JP 28936495A JP 28936495 A JP28936495 A JP 28936495A JP H09106250 A JPH09106250 A JP H09106250A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- label
- pressure
- label base
- adhesive layer
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ロール状に巻回された台紙なし感圧性ラベル
連続体をロール状形態からスムーズに繰出すこと、単葉
ラベルとする為の切断を適正とする台紙なし感圧性ラベ
ル連続体を提供する。 【解決手段】 帯状のラベル基材2の裏面に全面塗布の
感圧性粘着剤層3が施され、この表面に、少なくともそ
の長手方向の両縁部に非粘着層4、4を施し、更に長手
方向に多条の非粘着層4aを設け、更には前記非粘着層
4、4間の幅方向に非粘着層4bを印刷。
連続体をロール状形態からスムーズに繰出すこと、単葉
ラベルとする為の切断を適正とする台紙なし感圧性ラベ
ル連続体を提供する。 【解決手段】 帯状のラベル基材2の裏面に全面塗布の
感圧性粘着剤層3が施され、この表面に、少なくともそ
の長手方向の両縁部に非粘着層4、4を施し、更に長手
方向に多条の非粘着層4aを設け、更には前記非粘着層
4、4間の幅方向に非粘着層4bを印刷。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にラベルの自動
貼付機に用いて好適なロール状に巻回された台紙なし感
圧性ラベル連続体に関する。
貼付機に用いて好適なロール状に巻回された台紙なし感
圧性ラベル連続体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に台紙なし感圧性ラベルにおいて
は、ラベルの裏面に常温でも粘着性のある感圧性粘着剤
が施されている関係上、これをロール状に巻回すると、
その粘着面がラベルの表面に接する。従ってその粘着作
用によりラベル連続体はスムーズに繰り出しができない
と共に、ラベル切断時にラベル裏面の粘着剤が受台に付
着して、ラベルの適正な切断ができない欠陥を有する。
は、ラベルの裏面に常温でも粘着性のある感圧性粘着剤
が施されている関係上、これをロール状に巻回すると、
その粘着面がラベルの表面に接する。従ってその粘着作
用によりラベル連続体はスムーズに繰り出しができない
と共に、ラベル切断時にラベル裏面の粘着剤が受台に付
着して、ラベルの適正な切断ができない欠陥を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来の欠
陥に鑑み、ロール状に巻回された台紙なし感圧性ラベル
連続体の繰出(剥離性)を良好とすると共に、その適正
な切断のできる台紙なし感圧性ラベル連続体を提供する
ことを目的とする。
陥に鑑み、ロール状に巻回された台紙なし感圧性ラベル
連続体の繰出(剥離性)を良好とすると共に、その適正
な切断のできる台紙なし感圧性ラベル連続体を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、その
一として台紙なし感圧性ラベル1Aとして、帯状のラベ
ル基材2の裏面に、全面塗布の感圧性粘着剤層3が施さ
れ、この感圧性粘着剤層3の表面に、前記ラベル基材2
の長手方向の少なくともその両縁部を含むように、多条
の非粘着層4、4aを印刷した構成としたものである。
一として台紙なし感圧性ラベル1Aとして、帯状のラベ
ル基材2の裏面に、全面塗布の感圧性粘着剤層3が施さ
れ、この感圧性粘着剤層3の表面に、前記ラベル基材2
の長手方向の少なくともその両縁部を含むように、多条
の非粘着層4、4aを印刷した構成としたものである。
【0005】その二として台紙なし感圧性ラベル1Bと
して、帯状のラベル基材2の裏面に、全面塗布の感圧性
粘着剤層3が施され、この感圧性粘着剤層3の表面に、
前記ラベル基材2の少なくとも長手方向の両縁部に非粘
着層4を印刷すると共に、この両縁部の幅方向に、かつ
等間隔な非粘着層4bを印刷した構成としたものであ
る。
して、帯状のラベル基材2の裏面に、全面塗布の感圧性
粘着剤層3が施され、この感圧性粘着剤層3の表面に、
前記ラベル基材2の少なくとも長手方向の両縁部に非粘
着層4を印刷すると共に、この両縁部の幅方向に、かつ
等間隔な非粘着層4bを印刷した構成としたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】台紙なし感圧性ラベル連続体1A
の一部裏面図として示した図1およびその断面図である
図2を参照して、本発明の第一実施の形態を説明する。
ロール状に巻回された台紙なし感圧性ラベル連続体1A
はその帯状のラベル基材2の裏面側に、全面塗工された
感圧性粘着剤層3が施され、更にこの表面に、前記帯状
のラベル基材2の長手方向に形成される両縁部にUVイ
ンク、UVワニス等から成る非粘着層4、4が施されて
いる。
の一部裏面図として示した図1およびその断面図である
図2を参照して、本発明の第一実施の形態を説明する。
ロール状に巻回された台紙なし感圧性ラベル連続体1A
はその帯状のラベル基材2の裏面側に、全面塗工された
感圧性粘着剤層3が施され、更にこの表面に、前記帯状
のラベル基材2の長手方向に形成される両縁部にUVイ
ンク、UVワニス等から成る非粘着層4、4が施されて
いる。
【0007】更にはこの両縁部に平行に、すなわちラベ
ル基材2の長手方向に、ほぼ等間隔な多条となした前記
同様な成分の非粘着層4aが施されている。また前記ラ
ベル基材2の表面側にはシリコン等の離型剤5を塗布し
ておけば、更にラベルの剥離性がよい。
ル基材2の長手方向に、ほぼ等間隔な多条となした前記
同様な成分の非粘着層4aが施されている。また前記ラ
ベル基材2の表面側にはシリコン等の離型剤5を塗布し
ておけば、更にラベルの剥離性がよい。
【0008】次に台紙なし感圧性ラベル連続体1Bの一
部、裏面図として示した図3を参照して本発明の第二実
施の形態を説明する。ロール状に巻回された台紙なし感
圧性ラベル連続体1Bは、そのラベル基材2の裏面側
に、全面塗布された感圧性粘着剤層3が施され、更にこ
の表面において、ラベル基材2の長手方向に、その両縁
部に前記同様にUVインク、UVワニス等から成る非粘
着層4、4が施されている。
部、裏面図として示した図3を参照して本発明の第二実
施の形態を説明する。ロール状に巻回された台紙なし感
圧性ラベル連続体1Bは、そのラベル基材2の裏面側
に、全面塗布された感圧性粘着剤層3が施され、更にこ
の表面において、ラベル基材2の長手方向に、その両縁
部に前記同様にUVインク、UVワニス等から成る非粘
着層4、4が施されている。
【0009】更にはこの両縁部の非粘着層4、4に、幅
方向に接続して非粘着層4bを等間隔に印刷されてい
て、所謂、この非粘着層4、4、4bが梯子段状を呈す
る。そしてこの幅方向に設けた非粘着層4B部分に、切
断し易いように、ミシン目6を施してもよい。この位置
が切断位置で、一般にはこのラベル連続体1bの移送途
中でロータリカッタ等の切断装置(装置省略)にて、ラ
ベル連続体1bを一定の位置で切断し、一枚の単葉ラベ
ルとし、所望の貼付手段をもって、コンベア上に搭載さ
れて移送される物品上に、この単葉ラベルを貼付するも
のである。
方向に接続して非粘着層4bを等間隔に印刷されてい
て、所謂、この非粘着層4、4、4bが梯子段状を呈す
る。そしてこの幅方向に設けた非粘着層4B部分に、切
断し易いように、ミシン目6を施してもよい。この位置
が切断位置で、一般にはこのラベル連続体1bの移送途
中でロータリカッタ等の切断装置(装置省略)にて、ラ
ベル連続体1bを一定の位置で切断し、一枚の単葉ラベ
ルとし、所望の貼付手段をもって、コンベア上に搭載さ
れて移送される物品上に、この単葉ラベルを貼付するも
のである。
【0010】
【発明の効果】本発明は叙述の如く、その一の基本構成
として、ロール状に巻回された台紙なし感圧性ラベル連
続体1A、1Bにおいて、そのラベル基材2の裏面の長
手方向の少なくとも両縁部に非粘着層4、4を印刷した
構成なので、ロール状に巻回されてもこの感圧性粘着剤
層3がラベルの外縁部ははみ出さないで、その接着性を
回避できる。従ってラベルの繰出(剥離)性が良好であ
る。
として、ロール状に巻回された台紙なし感圧性ラベル連
続体1A、1Bにおいて、そのラベル基材2の裏面の長
手方向の少なくとも両縁部に非粘着層4、4を印刷した
構成なので、ロール状に巻回されてもこの感圧性粘着剤
層3がラベルの外縁部ははみ出さないで、その接着性を
回避できる。従ってラベルの繰出(剥離)性が良好であ
る。
【0011】その二として帯状のラベル基材2の感圧性
粘着剤層3が施された表面の長手方向に、多条とした非
粘着層4aを形成したので、ロール形態よりのラベル繰
出方向の接着抵抗が小なので、ラベルの繰出(剥離)が
スムーズである。
粘着剤層3が施された表面の長手方向に、多条とした非
粘着層4aを形成したので、ロール形態よりのラベル繰
出方向の接着抵抗が小なので、ラベルの繰出(剥離)が
スムーズである。
【0012】その三として帯状のラベル基材2の感圧性
粘着剤層3が施されたその表面の長手方向に、両縁部に
設けられた非粘着層4、4間の幅方向に、かつ等間隔に
形成される非粘着層4bを印刷した構成なので、この非
粘着層4bのため、ラベル切断時に粘着剤が切断刃に付
着せず、適正な切断ができる。
粘着剤層3が施されたその表面の長手方向に、両縁部に
設けられた非粘着層4、4間の幅方向に、かつ等間隔に
形成される非粘着層4bを印刷した構成なので、この非
粘着層4bのため、ラベル切断時に粘着剤が切断刃に付
着せず、適正な切断ができる。
【図1】本発明の台紙なし感圧性ラベル連続体の第一実
施の形態を示し、ロール状に巻回されるラベル連続体の
一部を切断した裏面図である。
施の形態を示し、ロール状に巻回されるラベル連続体の
一部を切断した裏面図である。
【図2】図1のII−II線に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の台紙なし感圧性ラベル連続体の第二実
施の形態を示し、その一部を示す裏面図である。
施の形態を示し、その一部を示す裏面図である。
1A、1B 台紙なし感圧性ラベル連続体 2 ラベル基材 3 感圧性粘着剤層 4 非粘着層(ラベル基材の長手方向の両縁
部) 4a 非粘着層(長手方向に多条) 4b 非粘着層(幅方向) 5 離型剤 6 ミシン目
部) 4a 非粘着層(長手方向に多条) 4b 非粘着層(幅方向) 5 離型剤 6 ミシン目
Claims (4)
- 【請求項1】帯状ラベル基材の裏面に、全面塗布の感圧
性粘着剤層が施され、該感圧性粘着剤層の表面で、かつ
前記ラベル基材の長手方向の少なくともその両縁部に非
粘着剤層を印刷したことを特徴とする台紙なし感圧性ラ
ベル連続体。 - 【請求項2】前記帯状のラベル基材の裏面に施される非
粘着層は、その長手方向に多条とした請求項1記載の台
紙なし感圧性ラベル連続体。 - 【請求項3】帯状のラベル基材の裏面に、全面塗布の感
圧性粘着剤層が施され、該感圧性粘着剤層の表面に、か
つ前記ラベル基材の長手方向の少なくともその両縁部に
非粘着層が施され更に該両縁部に接続して、その幅方向
に等間隔に印刷した非粘着層を有することを特徴とする
台紙なし感圧性ラベル連続体。 - 【請求項4】前記帯状のラベル基材の表面に、剥離性を
良好とするため離型剤を塗布したことを特徴とする請求
項1および請求項3記載の台紙なし感圧性ラベル連続
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28936495A JPH09106250A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 台紙なし感圧性ラベル連続体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28936495A JPH09106250A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 台紙なし感圧性ラベル連続体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09106250A true JPH09106250A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17742256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28936495A Pending JPH09106250A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 台紙なし感圧性ラベル連続体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09106250A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007171776A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Takara Pac Ltd | 粘着剤部分塗布によるライナーレスラベル |
JP2013142790A (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-22 | Ucos:Kk | 印刷用紙 |
JP2014113698A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Sato Holdings Corp | 台紙なしラベル印刷加工小巻装置、及び、台紙なしラベル印刷加工小巻方法 |
JP2016045364A (ja) * | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 東芝テック株式会社 | 台紙なしラベル用紙およびプリンタ |
US11783730B2 (en) | 2020-12-30 | 2023-10-10 | Upm Raflatac Oy | Linerless label |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP28936495A patent/JPH09106250A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007171776A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Takara Pac Ltd | 粘着剤部分塗布によるライナーレスラベル |
JP2013142790A (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-22 | Ucos:Kk | 印刷用紙 |
JP2014113698A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Sato Holdings Corp | 台紙なしラベル印刷加工小巻装置、及び、台紙なしラベル印刷加工小巻方法 |
JP2016045364A (ja) * | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 東芝テック株式会社 | 台紙なしラベル用紙およびプリンタ |
US11783730B2 (en) | 2020-12-30 | 2023-10-10 | Upm Raflatac Oy | Linerless label |
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