JP7280087B2 - ラベル連続体製造装置及びラベル連続体の製造方法 - Google Patents

ラベル連続体製造装置及びラベル連続体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、長尺帯状のセパレータにラベルが所定間隔で配置されてなるラベル連続体を製造するラベル連続体製造装置及びラベル連続体の製造方法に関する。
特許文献1には、ラベル基材と粘着剤層とセパレータとがこの順に積層された長尺帯状の粘着紙に、基材側から粘着剤層までハーフカットすることによりラベル片を区画形成し、ラベル片を構成しないラベルカス(不要部分)を粘着紙から引き剥がすことによってラベル連続体を形成する方法が開示されている。
特開2010-234574号公報
近年、商品宣伝効果や意匠性の観点から、ラベルの外形の一部に曲線部分や星形部分を含む矩形状ではない、いわゆる異形ラベルと呼ばれるラベルが用いられるようになってきている。このような異形ラベルには、ラベルの搬送方向に沿ったカットラインが搬送方向に平行な直線になっていない非直線部分がある。
このため、異形ラベルの場合には、特許文献1に記載された技術であっても、ラベル基材の不要部分を粘着紙から引き剥がす際に、非直線部分に過度の引っ張り応力或いは曲げ応力が加わることがあり、この部分が破断する問題が生じ得る。また、これらの問題により、ラベル連続体の製造ラインの停止を余儀なくされ、製造効率の低下が引き起こされる虞があった。
そこで、本発明は、ラベル連続体を製造する際、ラベル基材の不要部分、いわゆるラベルカスの破断を防止し、ラベル連続体の製造効率の低下を防止することを目的とする。
本発明のある態様によれば、ラベル基材と粘着剤層とセパレータとがこの順に積層された長尺帯状の粘着紙にラベルを区画形成し、前記粘着紙から前記ラベルを構成しない不要部分を分離し、前記ラベルが配置されたラベル連続体を製造するラベル連続体製造装置であって、前記粘着紙の搬送方向に対して前記ラベルが区画形成された前記セパレータの搬送方向を転向させて、前記粘着紙から前記不要部分を分離する分離部を備え、前記分離部は、前記分離部の搬送方向下流側において、前記分離部の搬送方向上流側における前記粘着紙の搬送方向と同じ方向に前記不要部分を搬送するように構成された、ラベル連続体製造装置が提供される。
本発明によれば、ラベル連続体を製造する際、ラベル基材の不要部分の破断を防止することができ、ラベル連続体の製造効率の低下を防止することができる。
本発明の実施形態に係るラベル連続体製造装置によるラベル連続体の製造課程における粘着紙の平面図である。 図1のII-II線における断面図である。 本発明の実施形態に係るラベル連続体製造装置を示す構成図である。 図3の要部を拡大して示す要部拡大図である。
以下、図1から図4を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
[ラベル連続体]
図1は、本発明の実施形態に係るラベル連続体製造装置1(図3参照)によるラベル連続体100の製造課程における粘着紙110の平面図であり、図2は、図1のII-II線における断面図である。図1には、ラベル連続体製造装置1にセットされた際の搬送方向が矢印により示されている。また、搬送方向に交差する方向を幅方向という。
粘着紙110は、ラベル基材111と粘着剤層112とセパレータ113とをこの順に積層した長尺帯状の連続体である。粘着紙110の所定位置にラベル114を形成するためのハーフカットを施した後、粘着紙110からラベル114を構成しない不要部分115を分離することにより、ラベル114がセパレータ113に残存したラベル連続体100が形成される。
すなわち、ラベル連続体100は、長尺帯状のセパレータ113に、粘着剤層112を介して所定間隔でラベル114が仮着されたものである。ラベル114の各々は、ラベル114の端部をセパレータ113から浮き上がらせることにより、セパレータ113から容易に剥離することができる。以下では、不要部分115をラベルカス115と記す。
ここで、ハーフカットとは、ラベル基材111側から粘着剤層112まで切り込みを入れ、セパレータ113は切断しない切断方法である。なお、図1及び図2には、ハーフカットのカットライン116を示した。これは、ラベルカス115がセパレータ113から剥がされる前の状態(粘着紙110)を表したものである。
ラベル基材111の種類や材質は、ラベルとして使用される材料であれば、特に限定されない。ラベル基材111として、紙や合成樹脂フィルム等を使用可能であり、例えば、上質紙、コート紙、アート紙のような紙基材、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)を素材とした合成樹脂フィルムや、前記の合成樹脂フィルムを複数種組み合わせたシート、合成樹脂フィルムと紙とを合わせた複合シートを使用することができる。また、ラベル基材111は、感熱紙(サーマル紙)であってもよい。
粘着剤層112を形成する粘着剤は、例えば、エマルジョン系(粘着剤を水に分散したもの)、ソルベント系(粘着剤を溶剤に溶解したもの)、ホットメルト系(熱可塑性を利用したもの)等を使用可能である。粘着剤の材料としては、合成ゴム系材料や天然ゴム系材料、アクリル樹脂系材料、ポリビニルエーテル樹脂系材料、ウレタン樹脂系材料、シリコーン樹脂系材料等の材料が挙げられる。粘着剤の粘着力は、ラベル114の用途に応じて適宜設定可能である。
セパレータ113は、例えば、紙やフィルムに紫外線硬化型のシリコーン、熱硬化型のシリコーン、溶剤型のシリコーン、アルキルペンダントポリマーのほか、フッ素系の剥離剤を塗工したものを使用可能である。
[ラベル連続体製造装置]
続いて、本発明の実施形態に係るラベル連続体製造装置1について説明する。図3は、ラベル連続体製造装置1を説明する構成図である。図4は、図3の要部を拡大して示す要部拡大図である。
ラベル連続体製造装置1は、ラベル基材111と粘着剤層112とセパレータ113とがこの順に積層された長尺帯状の粘着紙110にラベル114を区画形成し、粘着紙110からラベル基材111のラベルカス115を分離することにより、セパレータ113にラベル114が仮着されたラベル連続体100を製造する装置である。
ラベル連続体製造装置1は、図1に示す粘着紙110を巻き出す巻出工程30と、粘着紙110の裏面に印刷する裏面印刷工程40と、ラベル基材111に印刷データを印刷する第1表面印刷工程50と、同じく第2表面印刷工程60と、粘着紙110にラベル114の区画を形成するダイカット工程70と、ラベル114を構成しないラベルカス115を分離するための分離工程80と、ラベル連続体を巻き取る巻取工程90とを実行する各部を備える。
巻出工程30は、供給軸31を備える。供給軸31には、粘着紙110のロール32が装着され、粘着紙110が巻出される。粘着紙110は、ガイドローラ22に案内されて裏面印刷工程40に搬送される。
裏面印刷工程40は、版胴42、圧胴43等からなる印刷ユニット41と、その下流側に設けられたUVランプ44とを備える。裏面印刷工程40は、版胴42と圧胴43とによって、粘着紙110を挟圧して搬送するとともに、版胴42に紫外線硬化型インキを供給して粘着紙110に印刷を行う。
裏面印刷工程40は、UVランプ44から紫外線を照射して、粘着紙110に印刷したインキを硬化させることにより、粘着紙110のセパレータ113側にタイミングマークを印刷する。
タイミングマークは、例えば、粘着紙110に区画形成されるラベル114のピッチと同じピッチに印刷されるものであり、ラベル114における印字開始位置の位置合わせ等に用いられる。
第1表面印刷工程50は、版胴52、圧胴53等からなる印刷ユニット51と、その下流側に設けられたUVランプ54とを備える。
第2表面印刷工程60は、同様に、版胴62、圧胴63等からなる印刷ユニット61と、その下流側に設けられたUVランプ64とを備える。
第1表面印刷工程50と第2表面印刷工程60はともに、粘着紙110のラベル基材111に印刷データを印刷するものであり、裏面印刷工程40と同一の構成を適用可能である。本実施形態において、第1表面印刷工程50と第2表面印刷工程60は、それぞれ異なる色のインキを印刷するために設けられている。すなわち、本実施形態では、二色印刷を可能としている。
粘着紙110は、ガイドローラ23,24,25及び26に案内されて、第1表面印刷工程50から第2表面印刷工程60まで搬送され、さらに、ガイドローラ28に案内されて、ダイカット工程70に向けて搬送される。
ダイカット工程70は、ラベル114の区画形状を形成するための刃が立設されたダイロール71と、アンビルロール72とを備え、粘着紙110のラベル基材111側から粘着剤層112に至るハーフカットを行う。
粘着紙110がダイロール71とアンビルロール72との間に搬送されると、ダイロール71の刃がラベル基材111に押し当てられて回転される。これにより、粘着紙110にラベル114の区画が形成される。
ダイロール71の下流側には、粘着紙110からラベル基材111のラベルカス115を分離する分離工程80(分離部に相当する)が配置されている。
分離工程80は、粘着紙110の搬送方向に対して、ラベル114が区画形成されたセパレータ113の搬送方向を転向させることにより、ラベルカス115をセパレータ113から分離する。
図3及び図4に示されるように、分離工程80は、ラベル114が区画形成されたセパレータ113の搬送方向のみを転向させる転向ローラ81を備える。分離工程80は、ラベル114が区画形成されたセパレータ113を転向ローラ81に沿わせて搬送方向を粘着紙110の搬送方向上流側に戻す方向(反対方向)に転向させるように構成されている。これにより、ラベルカス115がセパレータ113から分離される、すなわち、カス上げされる。以下、転向ローラ81をカス上げローラ81と記す。
本実施形態においては、ラベル連続体製造装置1は、分離工程80の搬送方向上流側に、粘着紙110の搬送方向を上方に転向させるガイドローラ82と、分離工程80の搬送方向下流側に、カス上げローラ81によって分離されたラベル基材111のラベルカス115をガイドするガイドローラ83とを備える。ガイドローラ82とガイドローラ83は、カス上げローラ81を挟んで、カス上げローラ81の搬送方向上流側から下流側に向けて、ラベル基材111のラベルカス115を直進させるように配置されている。
また、本実施形態において、ラベル連続体製造装置1は、ラベル基材111のラベルカス115を所定の張力で巻き取る駆動源に接続された巻取軸84と、カス上げローラ81に対してラベル連続体100の搬送方向下流側に配置されてラベル連続体100を巻取工程90に向けて転向させるガイドローラ85とを、さらに備える。
巻取工程90は、巻取軸91を備え、分離工程80を経て得られたラベル連続体100が巻取軸91に巻き取られる。巻き取られたラベル連続体100は、ラベルロール92を構成する。
上述した構成を備えたラベル連続体製造装置1は、以下のようにしてラベル連続体10を製造することができる。
ラベル連続体製造装置1は、巻出工程30から粘着紙110を繰り出して裏面印刷工程40へと搬送する。続いて、ラベル連続体製造装置1は、裏面印刷工程40において、セパレータ113の裏面に紫外線硬化型インキでタイミングマーク(不図示)を印刷する。ラベル連続体製造装置1は、タイミングマークの印刷後、UVランプ44によってインキを硬化させる。
続いて、ラベル連続体製造装置1は、粘着紙110を第1表面印刷工程50へ搬送し、さらに第2表面印刷工程60へと搬送し、それぞれの印刷ユニット51,61において、ラベル基材111に印刷データを印刷する。印刷後、ラベル連続体製造装置1は、UVランプ54,64によってインキを硬化させる。
ラベル連続体製造装置1は、印刷を終えた粘着紙110を、ダイカット工程70へと搬送し、ダイロール71及びアンビルロール72によって、粘着紙110にラベル114の形状のハーフカットを施す。
続いて、図4に示すように、分離工程80は、分離工程80よりも搬送方向上流側における粘着紙110の搬送方向と同じ方向に、ラベル基材111のラベルカス115を搬送する。具体的には、カス上げローラ81の搬送方向上流側から下流側に向けて、ラベル基材111のラベルカス115を直進させている。
一方、ラベル連続体製造装置1は、ラベル114が区画形成されたセパレータ113をカス上げローラ81に沿わせて反対方向に転向させる。これにより、セパレータ113とその上に区画形成されたラベル114の搬送方向をラベルカス115と異なる方向(反対方向)に搬送する。
この結果、粘着紙110からラベルカス115が分離され、セパレータ113にラベル114が仮着されたラベル連続体100を製造することができる。
セパレータ113から分離されたラベルカス115は、巻取軸84によって巻き取られる。一方、得られたラベル連続体100は、巻取工程90に送られて巻取軸91に巻き取られ、ラベルロール92を構成する。
[効果]
ラベル連続体製造装置1は、ラベル基材111と粘着剤層112とセパレータ113とがこの順に積層された長尺帯状の粘着紙110にラベル114を区画形成し、分離工程80によって、粘着紙110の搬送方向に対して、ラベル114が区画形成されたセパレータ113の搬送方向を転向させる。
つまり、ラベル連続体製造装置1において、分離工程80は、分離工程80の搬送方向下流側において、分離工程80の搬送方向上流側における粘着紙110の搬送方向と同じ方向にラベルカス115を搬送するとともに、粘着紙110の搬送方向に対してラベル114が区画形成されたセパレータ113の搬送方向を転向させている。
これにより、粘着紙110からラベル基材111のラベルカス115を分離することができ、セパレータ113とセパレータ113に配置されたラベル114とからなるラベル連続体100を製造することができる。
ラベル基材111のラベルカス115は、ラベル114が型抜きされた梯子状の枠部分であるため、シート状のラベル基材111に比べて破断し易く、ラベルカス115を粘着紙110から高速で連続的に剥離して回収することは困難な作業であった。
これに対して、本実施形態に係るラベル連続体製造装置1において、分離工程80は、ラベル連続体100の搬送方向を転向させるカス上げローラ81を備え、ラベルカス115よりも丈夫で強度が高いセパレータ113の方をカス上げローラ81に沿わせて、その搬送方向を搬送方向上流側に戻す方向(反対方向)に転向している。
特に、本実施形態においては、カス上げローラ81を挟んで、ガイドローラ82と非粘着加工されたガイドローラ83が設けられており、これらは、カス上げローラ81の搬送方向上流側から下流側に向けて、ラベル基材111のラベルカス115を直進させるような配置とされている。
このように、ラベル基材111のラベルカス115が直線的に搬送されることにより、ラベルカス115に引っ張り応力の他に過度の曲げ応力が加わることがなく、ラベルカス115の破断を防止できる。
また、本実施形態に係るラベル連続体製造装置1には、分離工程80の上流側に、粘着紙110の搬送方向を上方に転向させるためのガイドローラ82が設けられている。これにより、ラベル連続体製造装置1の装置全体のサイズをコンパクトに構成することができる。
また、本実施形態においては、ガイドローラ83は、ラベルカス115の巻取軸84に至る搬送方向を転向するような位置関係で配置されている。
これにより、巻取軸84の回転によって付加された張力が、ラベルカス115とセパレータ113とを分離する分離ポイントに直接加わることを防止できる。また、ラベルカス115をセパレータ113から引き剥がす際の張力の変動を抑制することができ、ラベルカス115の破断を防止できる。また、ガイドローラ83によって、ラベルカス115の搬送方向を転向することにより、ラベル連続体製造装置1の装置全体のサイズをコンパクトに構成することができる。
このように、ラベル連続体製造装置1によれば、ラベル連続体100を製造する際に、ラベル基材111のラベルカス115の破断を防止することができ、ラベル連続体100の製造効率の低下を防止することができる。
[ラベル連続体製造方法]
本発明の実施形態に係るラベル連続体の製造方法は、ラベル基材111と粘着剤層112とセパレータ113とがこの順に積層された長尺帯状の粘着紙110からラベル114を区画形成し、粘着紙110からラベル114を構成しないラベルカス115を分離することによって、ラベル連続体100を製造する方法であって、ラベルカス115を粘着紙110の搬送方向と同じ方向に搬送し、ラベル114が区画形成されたセパレータ113を粘着紙110の搬送方向に対して転向することにより、粘着紙110からラベルカス115を分離するという方法である。この製造方法は、上述したラベル連続体製造装置1によって実現される。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は、本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
図1において、ラベル114は矩形状であって、カットライン116は、搬送方向に平行な直線と直行する直線で表されている。しかし、ラベル114は、矩形状に限定されない。隣接するラベル114の輪郭をなすカットライン116は、直線であっても曲線であってもよい。
本実施形態に係るラベル連続体製造装置1には、第1表面印刷工程50及び第2表面印刷部が設けられているが、ラベル114の表面に印刷を施すための構成は、適宜変更可能である。
本実施形態に係るラベル連続体製造装置1において、セパレータ113の搬送方向のみを転向させるカス上げローラ81は、ローラのような回転体の代わりに、回転しない棒状部材や板状部材であってもよい。この場合には、ラベル114が区画形成されたセパレータ113を棒状部材の外周面や板状部材の端部に摺動させながら搬送方向を転向させる。
本実施形態に係るラベル連続体製造装置1において、カス上げローラ81を挟んで配置されたガイドローラ82とガイドローラ83とは、粘着紙110及び粘着紙110から分離されるラベルカス115が略直線になるような配置とされることが好ましいが、厳密に直線でなくともよい。本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、分離工程80におけるカス上げローラ81、ガイドローラ82,83の配置を変更することは可能である。
1 ラベル連続体製造装置
22 ガイドローラ
23,24,25,26,28 ガイドローラ
30 巻出工程
31 供給軸
32 ロール
40 裏面印刷工程
41 印刷ユニット
42 版胴
43 圧胴
44 UVランプ
50 第1表面印刷工程
51 印刷ユニット
52 版胴
53 圧胴
54 UVランプ
60 第2表面印刷工程
61 印刷ユニット
62 版胴
63 圧胴
64 UVランプ
70 ダイカット工程
71 ダイロール
72 アンビルロール
80 分離工程
81 カス上げローラ(転向ローラ)
82,83 ガイドローラ
84 巻取軸
85 ガイドローラ
90 巻取工程
91 巻取軸
92 ラベルロール
100 ラベル連続体
110 粘着紙
111 ラベル基材
112 粘着剤層
113 セパレータ
114 ラベル
115 ラベルカス(不要部分)
116 カットライン

Claims (6)

  1. ラベル基材と粘着剤層とセパレータとがこの順に積層された長尺帯状の粘着紙にラベルを区画形成し、前記粘着紙から前記ラベルを構成しない不要部分を分離し、前記ラベルが配置されたラベル連続体を製造するラベル連続体製造装置であって、
    前記粘着紙の搬送方向に対して前記ラベルが区画形成された前記セパレータの搬送方向を転向させて、前記粘着紙から前記不要部分を分離する分離部を備え、
    前記分離部は、前記分離部の搬送方向下流側において、前記分離部の搬送方向上流側における前記粘着紙の搬送方向と同じ方向に前記不要部分を搬送するように構成された、
    ラベル連続体製造装置。
  2. 請求項に記載のラベル連続体製造装置であって、
    前記分離部は、前記分離部よりも搬送方向上流側から下流側に向けて前記不要部分を直進させるように構成された、
    ラベル連続体製造装置。
  3. 請求項1又は2に記載のラベル連続体製造装置であって、
    前記分離部は、前記ラベルが区画形成された前記セパレータを前記搬送方向上流側に戻す方向に転向するように構成された、
    ラベル連続体製造装置。
  4. 請求項1からの何れか1項に記載のラベル連続体製造装置であって、
    前記分離部は、
    前記ラベルが区画形成された前記セパレータの搬送方向を転向させる転向ローラを備え、
    前記ラベルが区画形成された前記セパレータを前記転向ローラに沿わせることにより前記セパレータの搬送方向を転向させる、
    ラベル連続体製造装置。
  5. 請求項1からの何れか1項に記載のラベル連続体製造装置であって、
    所定の張力で牽引しながら前記不要部分を巻き取る巻取軸と、
    前記巻取軸と前記分離部との間に配置され、前記不要部分の搬送方向を転向するガイドローラと、をさらに備え、
    前記巻取軸は、前記ガイドローラにより転向された前記不要部分の搬送方向の延長上に配置される、
    ラベル連続体製造装置。
  6. ラベル基材と粘着剤層とセパレータとがこの順に積層された長尺帯状の粘着紙にラベルを区画形成し、前記粘着紙から前記ラベルを構成しない不要部分を分離し、前記ラベルが配置されたラベル連続体を製造するラベル連続体の製造方法であって、
    前記不要部分を前記粘着紙の搬送方向と同じ方向に搬送し、前記ラベルが区画形成された前記セパレータを前記粘着紙の搬送方向に対して転向することにより、前記粘着紙から前記不要部分を分離し、
    前記粘着紙から前記不要部分を分離する前と分離した後において、前記不要部分を搬送方向上流側から下流側に向けて直進させる、
    ラベル連続体の製造方法。
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