JP5628697B2 - ラベルロールの製造方法 - Google Patents

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本発明は、ラベルロールの製造方法に関し、特に長尺なラベル連続体を巻芯に巻取る方法に関するものである。
商品の価格表示用の値札や配送用の荷札、食品用ラベルなど各種の情報を表示するための印刷用紙として、粘着紙が使われてきた。多くの場合、粘着紙は円筒形の巻芯に巻回され、印字用ロール紙として提供され、ラベルプリンタで様々な情報を印字して発行される。
印字用ロール紙の一例として図6に従来のラベルロール22を示す。ラベルロール22は長尺の剥離台紙5の剥離面上に、ラベル基材3と粘着剤層4とからなるラベル片2を一定間隔で配置したラベル連続体10を円筒形の巻芯11に巻取ったものである。ラベル連続体10を巻芯11に巻取るには、図7に示すように、ラベル連続体10の巻始め、つまりはラベル連続体10の端を粘着テープ95や両面テープを用いて巻芯11に固定する方法が採られている。
ラベルロール22は、ラベルプリンタなどで文字やバーコードなどの可変情報を印字して使用する場合が多い。使いかけたラベルロール22の外周の端を留める際にも粘着テープ95を使うことが多い。
特許文献1にはシートの終端部と巻芯11とを接合するために接合シールを用いた発明が開示されている。特許文献2には、連続紙の巻始め端を巻芯11に形成する狭持部に差し込んで巻回する印字用ロールが開示されている。特許文献3の仮止用ラベルは、ラベルの台紙面にスリットやミシン目などの切り込みを入れ、その切り込みを折り返して粘着剤を露出させ、被着体に仮止めする発明である。
しかしながら、シートの終端部を巻芯に留めるには、接合シール(特許文献1)などの別な部材を準備する必要がある。特許文献2では、巻芯11に特別な加工を施す必要がある。特許文献3の仮止用ラベルは、被着体に仮止めするために作られたラベルではあるが、本発明は新たな知見に基づいて、ラベルロール20の製造にも利用可能にしたものである。
特開2006−96485号公報 特開2001−335200号公報 特開2007−140321号公報
本発明は上記の課題を解決するためなされたもので、ラベル連続体の端部を簡単に固定できるラベルロールの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明に係るラベルロールの製造方法は、ラベル基材、粘着剤層および剥離台紙をこの順に積層した長尺の粘着紙を繰出す繰出し工程と、前記剥離台紙を貫通する少なくとも2つの端部を有する切込みを形成し、前記剥離台紙の一部を捲り可能とする捲り部を設ける台紙切込み工程と、前記ラベル基材を所定形状に型抜きしてラベル片を区画するダイカット工程と、前記ラベル片外周のカス部を前記剥離台紙から剥離して前記剥離台紙に前記ラベル片のみが一定間隔に配列したラベル連続体を作製するカス上げ工程と、得られた前記ラベル連続体を巻芯に巻取る巻取り工程と、を含み、前記捲り部は前記切込みの端部同士を結ぶ線分と前記切込みとで区画された部分であり、前記巻取り工程では前記剥離台紙の前記捲り部を捲って前記粘着剤層を露出させ、露出した前記粘着剤層を前記巻芯に圧接貼付し前記ラベル連続体を固定した後に巻回を開始することを特徴とする。
前記切込みを一点鎖線で形成しても良い。
前記捲り部を形成する前記切込みの端部同士を結ぶ線分が前記粘着紙の搬送方向に対して略平行であることが望ましい。
前記捲り部を少なくとも各ラベル片毎、もしくは複数枚おきに設けても良い。
本発明のラベルロールの製造方法によれば、ラベル連続体の剥離台紙に剥離台紙を貫通する切込みを施すことによって捲り部が形成される。ラベル連続体を巻回する際は、この捲り部を捲ることによって、粘着剤層を露出させ、露出した粘着剤層を巻芯に圧接貼付するだけで済むため、作業効率が向上する。ラベルロール自体に加工を施すので、粘着テープや仮止用ラベルなど他の部材が不要となり、省資源に寄与する。
本発明のラベルロールの製造方法で製造したラベルロールの斜視図および断面図。 本発明のラベルロールの製造方法を用いたラベル加工機の概略側面図。 本発明のラベルロールの製造方法におけるラベル連続体を巻芯に巻取る手順を説明する斜視図。 本発明のラベルロールの製造方法におけるラベル連続体の巻始め部分を説明する要部断面図。 本発明のラベルロールの製造方法を用いたラベル小巻機の概略側面図。 従来のラベルロールの斜視図。 従来のラベル連続体のテープ留めを説明する斜視図。
はじめに本発明の方法で製造するラベル片2とラベルロール20について説明する。図1(a)はラベルロール20の斜視図、図1(b)は同図(a)のb−b線断面図である。ラベルロール20は、長尺の剥離台紙5にラベル基材3と粘着剤層4とからなるラベル片2を所定間隔で仮着したラベル連続体10を円筒形の巻芯11に巻回したものである。ラベル片2の表面はラベルプリンタ(図示せず)などで印字可能な画像表示領域になっている。
ラベルロール20の剥離台紙5には、剥離台紙5を貫通した切込み30が形成されている。切込み30の形状は略U字形状で、その両端を結ぶ線分31(以下、折返し線31と称す)は、粘着紙の搬送方向と略平行である。折返し線31(仮想線示)とこの切込み30とによって区画された領域は、切込み30をきっかけに剥離台紙5を捲って粘着剤層4を露出する捲り部32である。
次に、図1に示したラベルロール20を製造する方法について図2を用いて説明する。同図は、ラベル加工機40の概略側面図である。
ラベル加工機40は、通紙経路順に、繰出し工程51、第1の表面印刷工程52、第2の表面印刷工程53、裏面印刷工程54、切込み工程55、ダイカット工程56、カス巻取り工程57、巻取り工程58で構成される。
繰出し工程51には、ラベル基材3、粘着剤層4および剥離台紙5をこの順に積層してロール状に巻回した粘着紙1が供給軸60に回転可能な状態で装着されるとともに、供給軸60が回転することによって粘着紙1を繰出す。繰出された粘着紙1は、ガイドローラ61に案内されて第1の表面印刷工程52、第2の表面印刷工程53、裏面印刷工程54の順に進む。
第1の表面印刷工程52は、主に版胴63、圧胴62などからなる印刷ユニット64と、その下流に設けられたUVランプ65とからなる。粘着紙1は、版胴63と圧胴62とで粘着紙1を狭圧して移送するとともに、版胴63に紫外線硬化型インキを供給して粘着紙1のラベル基材3側に所望の文字や図柄など印刷を行う。そして、UVランプ65から紫外線を照射して粘着紙1に印刷したインキを硬化させる。
第2の表面印刷工程53は、第1の表面印刷工程52と同様に、主に版胴67、圧胴68などからなる印刷ユニット66と、その下流に設けられたUVランプ69とからなる。粘着紙1は、版胴67と圧胴68とで粘着紙1を狭圧して移送するとともに、版胴67に紫外線硬化型インキを供給して粘着紙1のラベル基材3側に所望の文字や図柄など印刷を行う。そして、UVランプ69から紫外線を照射して粘着紙1に印刷したインキを硬化させ、複数のガイドローラ70・71に案内されて、次工程の裏面印刷工程54に進む。
裏面印刷工程54は、第1の表面印刷工程52もしくは第2の表面印刷工程53と同様に、主に版胴73、圧胴72などからなる印刷ユニット74と、その下流に設けられたUVランプ75とからなる。また、裏面印刷工程54は、粘着紙1の剥離台紙5側に所望の文字や図柄などを印刷するとともに、ラベルプリンタで印字発行する際に必要なタイミングマーク(図示せず)も印刷できる。印刷が施された粘着紙1は続いてガイドローラ76に案内されて、台紙切込み工程55へ進む。
台紙切込み工程55は、粘着紙1の剥離台紙5を切込んで捲り部32を形成する工程である。例えば、ダイロール78と呼ばれる刃付ロールとアンビルロール77との間に粘着紙1を挟み、ダイロール78を剥離台紙5に押し当てて回転させることにより剥離台紙5に剥離台紙5のみを貫通する切込み30を形成する。
ダイカット工程56は、粘着紙1のラベル基材3側から粘着剤層4に至るハーフカットを行う工程である。ハーフカット線は、ダイロール79と呼ばれる刃付ロールとアンビルロール80との間に粘着紙1を挟み、ダイロール79をラベル基材3に押し当てて回転させることにより所望のラベル片2の輪郭を形成する。ダイロール79の下流に設けられ、粘着紙1からラベルカス6を分離する一対のカス取りローラ81・82が配置されている。
巻取り工程58は、ラベル連続体10を巻取るための巻取り軸85が設けられ、カス巻取り工程57には、ダイカット工程56においてラベル片2以外の不要なカスを取り去るようにカス取りローラ81・82が設けられている。
ラベルロール20は以下のようにして加工する。図2に示すように、繰出し工程51の供給軸60にロール状に巻回された粘着紙1は、ガイドローラ61を経て、第1の表面印刷工程52、第2の表面印刷工程53へと移送され、それぞれの印刷ユニット64・66でラベル基材3側に文字や図柄などが紫外線硬化型インキで印刷される。印刷されたインキは、UVランプ65・69で瞬時に硬化される。続いて粘着紙1は、裏面印刷工程54へ送られ、剥離台紙5の裏面に紫外線硬化型インキで文字や図柄以外にタイミングマークが印刷される。印刷されたインキは、UVランプ75によって瞬時に硬化される。
印刷を終えた粘着紙1は、台紙切込み工程55に至り、剥離台紙5にダイロール78の刃が押し当てられて切込み30が形成される。切込む深さは、剥離台紙5を貫通して粘着剤層4にやや食い込む程度である。この切込み30は、略U字形状の切込み30であって、この切込み30の両端を結ぶ折返し線31と切込み30とで区画された部分が捲り部32となる。捲り部32は、折返し線31と切込み30によって区画される領域である。
捲り部32の一部を区画する折返し線31は、粘着紙1の長手方向に対して略平行に設ける。ラベル加工中やラベルプリンタなどで印字走行する際に、捲り部32が捲れ、粘着剤層4がガイドローラ84などに貼り付いたり、粘着紙1が切断するなどのトラブルを避けるためである。
台紙切込み工程55を経た粘着紙1はダイカット工程56に至り、ダイロール79によってラベル基材3側から粘着剤層4まで所定形状のハーフカットが施されラベル片2の輪郭が形成される。ラベル片2が区画形成された粘着紙1は、カス取りローラ81・82でラベルカス6部分を引き剥がされ、ラベル連続体10が現れる。ラベル連続体10は剥離台紙5を内方にした状態で巻取り軸85に巻取られる。
次に巻取り工程58でのラベル連続体10の巻取り作業について、図3および図4を用いて詳細に説明する。
図3(a)〜(c)は巻芯11にラベル連続体10の端部を固定する作業を順に説明した図である。図4は、図3(c)に示したラベル連続体10のc−c線断面図である。c−c線はラベル連続体10の幅中央に沿う。
図3(a)では、ラベル連続体10の端部にあたるラベル片2をラベル表面側から指先で押圧して歪める。すると、裏側に位置する捲り部32の一部が剥離し、浮いた状態となる。浮いた捲り部32を指先で摘んで捲ると、捲り部32下層の粘着剤層4が表出する。さらに捲り部32を摘んで、折返し線31を基線に180度折り返す。
続いて、図3(b)、図4に示すように表出した粘着剤層4を巻芯11の外周に圧接貼付する。ラベル連続体10の端部は、図3(c)に示すように巻芯11に固定された状態になる。この状態で巻芯11がセットされた巻取り軸85を回転させることで、巻芯11に固定されたラベル連続体10は、ロール状に巻取られ、ラベルロール20が製造される。
本発明のラベルロール20の製造方法によれば、剥離台紙5に切込み30を形成することによって、巻芯11とラベル連続体10を簡単に固定できる。また、ラベルロール20以外に粘着テープ95などを使う必要がなく、作業効率が高まる。
本発明のラベルロール20の製造方法は、図5で示すように、大巻きのラベルロール21を小分けする作業(以下、小巻作業と称す)にも応用できる。小巻作業とは、ラベルロール20の元になるラベル連続体10を数百から数千メートルの長さに渡って一本の巻芯に巻回して大巻きのラベルロール21を作製しておき、その後に、この大巻きのラベルロール21を所定の枚数もしくは所定の巻き径の小さなロールに分割し、複数のラベルロール20を得る作業である。
小巻作業も、ラベル加工機40の巻取り工程58と同様に、あらかじめラベル加工機40などで捲り部32が形成された大巻きのラベルロール21の捲り部32を捲って180度折り返し、露出させた粘着剤層4を巻取り軸89へ嵌装する巻き芯11に固定し、巻回すことでラベルロール20を作製することができる。
また、小巻作業で作製したラベルロール20の外周を固定する場合、露出した粘着剤層4を一周内側のラベル表面に貼付することでロールの端部を固定し、ラベルロール20の巻崩れを防止することもできる。ラベルロール20外周の固定に用いる場合、粘着剤層4の粘着力が50〜500gf/25mm(JIS Z 0237)の再剥離粘着性もしくは弱粘着性であることが望ましい。粘着力が50gf/25mm未満の場合は貼り付きが弱く適当でない。粘着力が500gf/25mmを越える場合は、ラベルロール20の外周をしっかりと固定できる一方で貼付きが強すぎ、剥がす際に一周内側のラベル基材3表面を損傷する恐れがある。
また、切込み30は、捲り部32を捲るためのきっかけとして設けるものであり、ラベル連続体10の各ラベル片2の範囲内に形成されていれば良い。切込み30がラベル片の先頭側に形成しても、後尾側に設けられても良く、位置は特に限定されるものではない。
切込み30の形状は、例えばV字形のような直線の組み合わせでも、U字形のような直線と曲線の組み合わせでも、S字のような曲線でも良い。この他、H字やJ字、L字、M字、N字、T字、X字、Y字、Z字のような形状であっても構わない。
さらに、切込み30はラベルプリンタなどの搬送や印字の際に、剥離台紙5の捲り部32が捲れてしまうなどのトラブルを防止するため、所々が繋がった状態、いわゆる点留めを設けても良い。この切込み30は1点鎖線の形状であることが望ましい。
前述した加工方法では、台紙切込み工程55およびダイカット工程56にダイロール78・79とアンビルロール77・80を用いたが、フラットダイを用いてもよい。また、ダイロール78・79としてフレキシブルダイを用いても構わない。
また、台紙切込み工程において、捲り部32を各々のラベル片2に設けたが、複数枚おきに設けても良い。間欠的に形成することにより、ダイロールやフラットダイ、フレキシブルダイの刃の磨耗が軽減できる。
ラベル片2を構成するラベル基材3の種類や材質は、紙や合成樹脂フィルムなど特に限定されるものではなく、粘着紙1として一般的に用いられているものである。例えば、上質紙、コート紙、アート紙のような紙基材、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)を素材とした合成樹脂フィルムや、前記の合成樹脂を複数種組み合わせたシート、合成樹脂フィルムと紙とを合わせた複合シートも使用できる。感熱紙(サーマル紙)でも構わない。
ラベル片2を構成する粘着剤層4の粘着剤は、例えば、エマルジョン系(粘着剤を水に分散したもの)、ソルベント系(粘着剤を溶剤に溶解したもの)、ホットメルト系(熱可塑性を利用したもの)などである。材質としては、合成ゴム系や天然ゴム系、アクリル樹脂系、ポリビニルエーテル樹脂系、ウレタン樹脂系、シリコーン樹脂系などの粘着剤があげられる。尚、粘着剤の粘着力は用途に応じて設定可能である。
剥離台紙5は、汎用のものである。例えば、紙やフィルムに紫外線硬化型のシリコーン、熱硬化型のシリコーン、溶剤型のシリコーン、アルキルペンダントポリマーの他、フッ素系の剥離剤を塗工したものがあげられる。剥離台紙5の剥離能力は、粘着剤の粘着力に応じて軽剥離のもの、あるいは重剥離のものを適宜選択する。
尚、本発明が前述した実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状、配置などは上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状などにすることができる。
1 粘着紙
2 ラベル片
3 ラベル基材
4 粘着剤層
5 剥離台紙
6 ラベルカス
10 ラベル連続体
11 巻芯
20・22 ラベルロール
21 大巻きのラベルロール
30 切込み
31 両端を結ぶ線分(折返し線)
32 捲り部
40 ラベル加工機
50 ラベル小巻機
51・90 繰出し工程
52 第1の表面印刷工程
53 第2の表面印刷工程
54 裏面印刷工程
55 台紙切込み工程
56 ダイカット工程
57 カス巻取り工程
58・100 巻取り工程
60・86 供給軸
61・70・71・76・84・87 ガイドローラ
62・68・72 圧胴
63・67・73 版胴
64・66・74 印刷ユニット
65・69・75 UVランプ
77・80 アンビルロール
78・79 ダイロール
81・82 カス取りローラ
83 カス巻取り軸
85・89 巻取り軸
88 ニップローラ
95 粘着テープ

Claims (4)

  1. ラベル基材、粘着剤層および剥離台紙をこの順に積層した長尺の粘着紙を繰出す繰出し工程と、
    前記剥離台紙を貫通する少なくとも2つの端部を有する切込みを形成し、前記剥離台紙の一部を捲り可能とする捲り部を設ける台紙切込み工程と、
    前記ラベル基材を所定形状に型抜きしてラベル片を区画するダイカット工程と、
    前記ラベル片外周のカス部を前記剥離台紙から剥離して前記剥離台紙に前記ラベル片のみが一定間隔に配列したラベル連続体を作製するカス上げ工程と、
    得られた前記ラベル連続体を巻芯に巻取る巻取り工程と、を含み、
    前記捲り部は前記切込みの端部同士を結ぶ線分と前記切込みとで区画された部分であり、
    前記巻取り工程では前記剥離台紙の前記捲り部を捲って前記粘着剤層を露出させ、露出した前記粘着剤層を前記巻芯に圧接貼付し前記ラベル連続体を固定した後に巻回を開始すること特徴とするラベルロールの製造方法。
  2. 前記切込みを一点鎖線で形成することを特徴とする請求項1記載のラベルロールの製造方法。
  3. 前記捲り部を形成する前記切込みの端部同士を結ぶ線分が前記粘着紙の搬送方向に対して略平行であることを特徴とする請求項1記載のラベルロールの製造方法。
  4. 前記捲り部を少なくとも各ラベル片毎、もしくは複数枚おきに設けることを特徴とする請求項1記載のラベルロールの製造方法。
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