JP2013078912A - 熨斗付き配送伝票 - Google Patents
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Abstract
【課題】 プリンタ及びバースタの際にも、リブが脱落し難く、プリンタ及びバースタ作業に負荷がかからず、運用作業性にも優れる熨斗付き配送伝票10を提供する。
【解決手段】 印字基材11は複数の単位熨斗付き配送伝票9の全てに共通し、単位熨斗付き配送伝票9の間はマイクロミシンAにより分離可能に連接され、マイクロミシンAのリブ7への延設部分は全カットにより分離され、熨斗5と配達票4及び貼付票3との間はマイクロミシンBにより分離可能に連接し、該マイクロミシンBはリブ7まで延設され、リブ7と貼付票3及び熨斗5との間はハーフカットAにより、単位熨斗付き配送伝票9が剥離可能に連接し、配達票4と貼付票3とはハーフカットBにより配達票4のみが剥離可能に連接し、印字の際には熨斗付き配送伝票10のリブ7と反対側からプリンタに給紙することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 印字基材11は複数の単位熨斗付き配送伝票9の全てに共通し、単位熨斗付き配送伝票9の間はマイクロミシンAにより分離可能に連接され、マイクロミシンAのリブ7への延設部分は全カットにより分離され、熨斗5と配達票4及び貼付票3との間はマイクロミシンBにより分離可能に連接し、該マイクロミシンBはリブ7まで延設され、リブ7と貼付票3及び熨斗5との間はハーフカットAにより、単位熨斗付き配送伝票9が剥離可能に連接し、配達票4と貼付票3とはハーフカットBにより配達票4のみが剥離可能に連接し、印字の際には熨斗付き配送伝票10のリブ7と反対側からプリンタに給紙することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、熨斗付き配送伝票に関し、さらに詳しくは、配達票、貼付票及び熨斗を設けた複数面の配送伝票で、プリンタ及びバースタで印字又は単票配送伝票に処理する際にリブが脱落し難く、印字領域を無駄なく配置して、配送伝票のスペースを最大限使用して配送伝票のコストを抑えた熨斗付き配送伝票に関するものである。
本明細書において、配合を示す「比」、「部」、「%」などは特に断わらない限り質量基準であり、「/」印は一体的に積層されていることを示す。
(背景技術)近年、一枚の伝票用紙(印字基材ともいう)上に複数種類の伝票を配列させて、各伝票を同時にプリンター印字したものを組とする1パート形式の配送伝票(以下、1パート配送伝票という)が多く利用されている。その代表的な1パート配送伝票は、剥離紙、粘着剤層、タック基材の順に積層されてなるタック紙の前記粘着剤層の形成された面(以下、タック紙裏面という)と反対側の面(以下、タック紙表面という)に、接着剤層を介して配達票と貼付票とを面状に配置して形成する伝票用紙が設けられ、少なくとも該配達票は該タック紙表面から剥離可能である。
1パート配送伝票は、上記のように一枚の伝票用紙上に配達票と貼付票が設けられているので、コンピュータで管理されている配送情報に基づき、お届け先情報、依頼元情報、その他バーコード等の管理用の情報などを、プリンター装置で配送伝票上の所定個所に高速で印字できる。その使用に当たっては、1パート配送伝票に所定事項をプリンターで印字し、裏面の剥離紙を剥がし、粘着剤層を介して所定の配送物に貼付する。配送業者は受取人に前記配達票へ受領印あるいはサインを施してもらい、これを受け取る。通常は受け取った配達票に付されているバーコードを用いて、コンピュータで管理されている配送情報の消し込み処理などを行う。
配達票、貼付票及び熨斗を設けた複数の単位熨斗付き配送伝票9が連設された1パートの熨斗付き配送伝票10であっても、プリンタでの印字の際にもリブが脱落し難く、印字のカスレやシワなどの発生が少なく、印字品質に優れ、単票配送伝票にミシン目から分離するバースタの際にも、リブが脱落し難く、プリンタ及びバースタ作業に負荷がかからず、できるだけ小さいサイズの単票配送伝票にも、そのスペース内へ印字領域を無駄なく配置し印字内容を最大限印字でき、また、カスアゲすることでリブの脱落を防げるが、カスアゲ工程が1工程増えるため、製造が複雑で納期もかかるので、低コストで、運用時には伝票から必要な部分を剥がす際の手間がかからず、伝票から熨斗を剥がした際の熨斗のカール発生を抑制でき、さらに、リブを取り除き、裏面セパ紙にハーフカット加工する仕様ではプリンタ、バースタでの問題は解消されるが、セパ紙が捲り難く、伝票を貼る作業の負荷が大きく、時間もかかるので、運用作業性に優れる熨斗付き配送伝票10が求められている。
(従来技術)従来、1パート配送伝票として、粘着剤層と剥離紙からなる積層体の紙面に、熨斗紙部と配送伝票部がミシン目に切り取り可能に形成された帳票が記載されている。この配送伝票では、表面の印字面をフルに使用するもので、伝票裏面の剥離紙にハーフカット加工をして、ラベルを剥がして用いているものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、この配送伝票では、剥離紙を簡単には剥がせない、つまり剥がす作業に手間がかかるという問題がある。また、熨斗紙部を伝票から剥がした際に、その熨斗紙部の粘着剤層の影響で、熨斗紙のカール発生が大きい問題がある。
さらに、熨斗紙部と配送伝票部との断面で、高さが異なり、段差が生じており、伝票の表面における平坦性に劣り、ノンインパクトプリンターで印字処理する際に、印字のカスレや、シワなどが生じるという欠点がある。
また、1パート配送伝票で、伝票表面の平坦性を有するもので、表側用紙と、ラベル基材/粘着剤/離型紙の順に積層されたタック紙とが貼り合せられた構成の配送伝票であり、熨斗部分が、その一部分を除いて表側用紙のみが分離可能に剥離可能な構造を有しているものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。しかしながら、この配送伝票でも、熨斗紙部を伝票から剥がした際に、その熨斗紙部の粘着剤層の影響で、熨斗紙のカール発生を抑制することができていないという欠点がある。
さらに、連続帳票の記載方法は、1枚目の用紙と、2枚目基材及び前記2枚目基材の裏面に粘着剤を有する2枚目の用紙と、前記1枚目の用紙及び前記2枚目の用紙の間に設けられ、前記1枚目の用紙及び前記2枚目の用紙を剥離可能に接着する剥離構造とを有する積層ラベルと、一方向に連続する剥離紙とを備え、複数の前記積層ラベルが、前記2枚目基材の裏面の前記粘着剤によって、前記一方向に複数連設されるように前記剥離紙上に貼付され、前記連設される方向が前記1枚目の用紙に情報を印刷又は印字するプリンタの通紙方向である連続帳票であって、前記2枚目の用紙及び前記剥離紙を構成する区画内に、前記通紙方向に対して略直交する方向に形成され、プリンタ内部での前記1枚目の用紙が外側になる折り曲げ方向への折り曲げを容易にして前記剥離紙からの前記積層ラベルの剥離を抑制する易折り曲げ部を備え、前記1枚目の用紙は、境界を介して連設され、情報を印刷又は印字する複数の情報記載欄を備え、前記易折り曲げ部は、前記剥離紙と、前記2枚目の用紙を構成する全てとに形成されたミシン目、ハーフカット又は筋押しであり、前記1枚目の用紙には形成されておらず、前記積層ラベル表面を法線方向から見た場合に、前記境界上に形成され、前記1枚目の用紙及び前記2枚目の用紙を前記剥離可能に接着する前記剥離構造は、前記積層ラベル表面を法線方向から見た場合に、前記易折り曲げ部が設けられている領域には、設けられていないこと、を特徴とする連続帳票の記載方法において、前記連続帳票を前記プリンタの通紙方向に通紙させる通紙工程と、前記通紙工程で通紙させながら、前記情報記載欄に情報を印刷又は印字して記載する記載工程とを備えるものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。しかしながら、プリンタ内部等における通紙角度に対する追従性を高めるために、単位帳票の区画内に折り曲げを容易にする易折り曲げ部を設けたので、連続帳票以外には使用できないというという欠点がある。
さらにまた、本出願人は(特願2010−142091号)で、少なくとも貼付票と配達票及び熨斗を備えた1枚目用紙と、タック構造を有する2枚目用紙とが、接着剤を介して貼り合わせられた熨斗付き配送伝票において、前記熨斗と、他の部分とがハーフカットAにより隣接し、該ハーフカットAにより1枚目用紙から、タック基材が粘着剤を介して剥離紙と積層したタック構造の粘着剤の位置まで、切断され、貼付票と配達票とはハーフカットBにより隣接し、該ハーフカットBより1枚目用紙のみ切断され、またタック構造を有する2枚目用紙の熨斗に相当する位置で、左端部から間隔をおいてハーフカットCが予め施され、該ハーフカットCによりタック基材から粘着剤まで切断され、さらに熨斗の1枚目用紙の裏面側で、前記左端部からハーフカットCの位置までの部分を除いた箇所に、剥離層が形成され、前記熨斗を剥がした際に、熨斗が前記剥離層から剥がれ、前記ハーフカットCから2枚目用紙の粘着剤が付着したタック基材が分離して、任意の物に、熨斗を貼付可能となり、前記1枚目用紙の配達票の裏面に、剥離層が形成され、また前記熨斗の1枚目用紙の裏面側の剥離層と接して接着剤が、前記ハーフカットAと平行な方向で間隔をおいて複数のストライプ状に塗工されていることを特徴とする熨斗付き配送伝票を出願している。しかしながら、接着剤を前記ハーフカットAと平行な方向で間隔をおいて複数のストライプ状に塗工せねばならず、接着剤の塗布に従来の塗布方法を使用できないという問題点があり、本発明に必須のリブや、リブの単位熨斗付き配送伝票9の境界部分を全カットする点については記載も示唆もされていない。
そこで、本発明は上記のような問題点を解消するために、本発明者らは鋭意研究を進め、本発明の完成に至ったものである。その目的は、配達票、貼付票及び熨斗を設けた複数の単位熨斗付き配送伝票9が連設された1パートの熨斗付き配送伝票10であっても、プリンタでの印字の際にもリブが脱落し難く、印字のカスレやシワなどの発生が少なく、印字品質に優れ、単票配送伝票にミシン目から分離するバースタの際にも、リブが脱落し難く、プリンタ及びバースタ作業に負荷がかからず、できるだけ小さいサイズの単票配送伝票にも、そのスペース内へ印字領域を無駄なく配置し印字内容を最大限印字でき、また、カスアゲすることでリブの脱落を防げるが、カスアゲ工程が1工程増えるため、製造が複雑で納期もかかるので、低コストで、運用時には伝票から必要な部分を剥がす際の手間がかからず、伝票から熨斗を剥がした際の熨斗のカール発生を抑制でき、さらに、リブを取り除き、裏面セパ紙にハーフカット加工する仕様ではプリンタ、バースタでの問題は解消されるが、セパ紙が捲り難く、伝票を貼る作業の負荷が大きく、時間もかかるので、運用作業性に優れる熨斗付き配送伝票10を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1の発明に係わる熨斗付き配送伝票10は、リブ7に複数の単位熨斗付き配送伝票9が連設された熨斗付き配送伝票10であって、前記単位熨斗付き配送伝票9は少なくとも配達票4、貼付票3及び熨斗5を備えた1枚目の印字基材11と、タック基材21、粘着剤層33及び剥離紙25から構成される2枚目のタック紙20とが接着剤層31を介して積層されてなり、前記印字基材11は、複数の前記単位熨斗付き配送伝票9の全てに共通して用いられ、プリンタに対する印字適性を有し、前記配達票4に相当する1枚目の前記印字基材11の裏面側に剥離層13が形成され、前記単位熨斗付き配送伝票9の間は1枚目の前記印字基材11から前記タック紙20までの全層がマイクロミシンAにより分離可能に連接され、前記マイクロミシンAのリブ7への延設部分は1枚目の前記印字基材11から前記タック紙20までの全層が全カットにより分離され、前記熨斗5と配達票4及び貼付票3との間は、1枚目の前記印字基材11から前記タック紙20までの全層がマイクロミシンBにより分離可能に連接し、該マイクロミシンBはリブ7まで延設され、前記リブ7と前記貼付票3及び前記熨斗5との間は、前記印字基材11、接着剤層31、タック基材21及び粘着剤層33がハーフカットAにより、前記単位熨斗付き配送伝票9が剥離可能に連接し、前記配達票4と前記貼付票3とは、1枚目の前記印字基材11のみがハーフカットBにより、配達票4のみが剥離可能に連接し、前記熨斗5に相当する位置の間に、2枚目の前記タック紙20の前記剥離紙25のみが剥離可能にハーフカットCにより切断され、前記熨斗5を剥がした際に、該熨斗5が前記剥離紙25から剥がれ、前記マイクロミシンBから、前記印字基材11、接着剤層31、タック基材21及び粘着剤層33が分離して、任意の物に貼付可能となり、前記配達票4を構成する前記印字基材11が剥離層13から分離可能であり、印字の際には熨斗付き配送伝票10のリブ7と反対側からプリンタに給紙することを特徴とする熨斗付き配送伝票10である。
請求項2の発明に係わる熨斗付き配送伝票10は、前記リブ7の幅が4mm以上であることを特徴とする請求項1記載の熨斗付き配送伝票である。
請求項3の発明に係わる熨斗付き配送伝票10は、前記マイクロミシンA及び/又はマイクロミシンBが、普通ミシンA及び/又は普通ミシンBであることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の熨斗付き配送伝票である。
請求項4の発明に係わる熨斗付き配送伝票10は、前記全カット、ハーフカットA及び/又はハーフカットBの一部にアンカットが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熨斗付き配送伝票である。
請求項1の本発明によれば、配達票、貼付票及び熨斗を設けた複数の単位熨斗付き配送伝票9が連設された1パートの熨斗付き配送伝票10であっても、プリンタでの印字の際にもリブが脱落し難く、印字のカスレやシワなどの発生が少なく、印字品質に優れ、単票配送伝票にミシン目から分離するバースタの際にも、リブが脱落し難く、プリンタ及びバースタ作業に負荷がかからず、できるだけ小さいサイズの単票配送伝票にも、そのスペース内へ印字領域を無駄なく配置し印字内容を最大限印字でき、また、カスアゲすることでリブの脱落を防げるが、カスアゲ工程が1工程増えるため、製造が複雑で納期もかかるので、低コストで、運用時には伝票から必要な部分を剥がす際の手間がかからず、伝票から熨斗を剥がした際の熨斗のカール発生を抑制でき、さらに、リブを取り除き、裏面セパ紙にハーフカット加工する仕様ではプリンタ、バースタでの問題は解消されるが、セパ紙が捲り難く、伝票を貼る作業の負荷が大きく、時間もかかるので、運用作業性に優れる効果を奏する。
請求項2の本発明によれば、請求項1の効果に加えて、プリンタやバースタ作業の際にも、リブが脱落し難く、作業に負荷がよりかからない効果を奏する。
請求項3の本発明によれば、請求項1〜2の効果に加えて、外観がやや低下するが、同程度の機能を有するよいう効果を奏する。
請求項4の本発明によれば、請求項1〜3の効果に加えて、プリンタやバースタ作業の際にも、リブが脱落し難く、作業に負荷がよりかからない効果を奏する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
(熨斗付き配送伝票)本発明の熨斗付き配送伝票10は、図1(A)に示すように、リブ7に複数の単位熨斗付き配送伝票9が連設され、少なくとも配達票4、貼付票3及び熨斗5を備えている。
(単位熨斗付き配送伝票)前記単位熨斗付き配送伝票9は、図2(B)に示すように、少なくとも配達票4、貼付票3及び熨斗5を備えた1枚目の印字基材11と、タック基材21、粘着剤層33及び剥離紙25から構成される2枚目のタック紙20とが接着剤層31を介して、さらに、前記印字基材11は、複数の前記単位熨斗付き配送伝票9の全てに共通して用いられ、プリンタに対する印字適性を有し、前記配達票4に相当する1枚目の前記印字基材11の裏面側に剥離層13が形成されている。
(マイクロミシンA)前記単位熨斗付き配送伝票9の間は1枚目の前記印字基材11から前記タック紙20までの全層が、図2(A)に示すように、マイクロミシンAにより分離可能に連接されている。
(全カット)前記マイクロミシンAのリブ7への延設部分は1枚目の前記印字基材11から前記タック紙20までの全層が全カットにより分離されている。
(マイクロミシンB)前記熨斗5と配達票4及び貼付票3との間は、1枚目の前記印字基材11から前記タック紙20までの全層がマイクロミシンBにより分離可能に連接し、該マイクロミシンBはリブ7まで延設されている。
(ハーフカットA)前記リブ7と前記貼付票3及び前記熨斗5との間は、前記印字基材11、接着剤層31、タック基材21及び粘着剤層33が、図2(B)に示すように、ハーフカットAにより、前記単位熨斗付き配送伝票9が剥離可能に連接し、
(ハーフカットB)前記配達票4と前記貼付票3とは、1枚目の前記印字基材11のみがハーフカットBにより、配達票4のみが剥離可能に連接している。
(ハーフカットB)前記配達票4と前記貼付票3とは、1枚目の前記印字基材11のみがハーフカットBにより、配達票4のみが剥離可能に連接している。
(ハーフカットC)前記熨斗5に相当する位置の間に、2枚目の前記タック紙20の前記剥離紙25のみが剥離可能に、図1(C)に示すように、ハーフカットCにより切断されている。
(分離)前記熨斗5を剥がした際に、該熨斗5が前記剥離紙25から剥がれ、前記マイクロミシンBから、前記印字基材11、接着剤層31、タック基材21及び粘着剤層33が分離して、任意の物に貼付可能となり、前記配達票4を構成する前記印字基材11が剥離層13から分離可能である。
(作用効果)このようにすることで、印字の際には熨斗付き配送伝票10のリブ7と反対側からプリンタに給紙することで、次のような効果を奏することができる。
(1)本発明によれば、プリンタでの印字の際にもリブが脱落し難く、印字のカスレやシワなどの発生が少なく、印字品質に優れ、単票配送伝票にミシン目から分離するバースタの際にも、リブが脱落し難く、プリンタ及びバースタ作業に負荷がかからない。
(2)本発明によれば、できるだけ小さいサイズの単票配送伝票にも、そのスペース内へ印字領域を無駄なく配置し印字内容を最大限印字することができる。
(3)また、カスアゲすることでリブの脱落を防げるが、カスアゲ工程が1工程増えるため、製造が複雑で納期もかかるが、本発明によれば、工程が増えないので、低コストで、運用時には伝票から必要な部分を剥がす際の手間がかからない。
(4)さらに、リブを取り除き、裏面セパ紙にハーフカット加工する仕様ではプリンタ、バースタでの問題は解消されるが、セパ紙が捲り難く、伝票を貼る作業の負荷が大きくなり、時間もかかるが、本発明によれば、伝票から熨斗を剥がした際の熨斗のカール発生を抑制でき、運用作業性にも優れる。
(印字基材)印字基材11としては、充分な強度とプリンタによる印字適性及び搬送適性を有するものであれば使用でき、例えば、上質紙、クラフト紙、複写用紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成紙、樹脂フィルムによりラミネートされた紙等の紙が好適に用いられるが、セロファン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムであってもよい。印字基材11の厚さとしては、印字適性及び取扱性から、20〜200μm程度、好ましくは50〜150μmである。また、印字基材11へ絵柄や説明文などの印刷を予め施しておいてもよい。
(タック基材)タック基材5については、印字基材11と同様の紙やフィルムが使用できる。また、タック基材21へ絵柄や説明文などの印刷を予め施しておいてもよい。
(目止め層)タック基材21と接着剤層31との間に、接着剤層31が前記両者へ浸透を防止し、両者の接着力を高めるために、目止め層23を設けてもよい。目止め層23としては、所謂バインダと呼ばれる、従来公知の塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース誘導体などの熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂やこれらの混合物が使用し、必要に応じて添加剤を加えて、公知のコーティング法又は印刷法で塗布又は印刷すればよい。
(接着剤層)接着剤層31は、タック基材21と印字基材11を一体化するためのものであり、例えば、ウレタン系、アクリル系、酢酸ビニール系などの熱可塑性樹脂を使用することができ、フレキソ法、グラビア法などの公知の印刷法又はコーティング法によって、厚み0.1〜50μm程度、好ましくは2〜15μmに塗布し、貼り合わせ前又は後に、必要に応じて乾燥させる。タック基材21と印字基材11とを接着剤(又は樹脂)が乾燥していない状態で貼り合わせるウェット又はセミウェットラミネート方式、熱圧着方式や感圧方式によって貼り合わせることが好ましいが、特に限定されるものではない。
(剥離層)剥離層13としては、単位熨斗付き配送伝票9が剥離紙25から、また配達票4がタック基材21から、それぞれ容易に剥離できるような接着性の低い樹脂を使用することが好ましく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン等のオレフィン系(共)重合体を用いることが最も好ましいが、他にも、ポリスチレン、ポリビニルブチラール、酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、セルロース樹脂等の熱可塑性樹脂及びこれらの混合物からなるフィルムでもよい。また、ポリウレタン等の熱硬化性樹脂等から形成されたフィルムを用いてもよい。さらに、所望に応じて、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、スリップ剤、帯電防止剤、防曇剤、着色剤、フィラー等が添加されていてもよい。剥離層13を形成するための樹脂の塗布量・塗布厚は特に限定されないが、好ましくは、塗布量は0.1〜10μm程度、好ましくは0.5〜10μmである。
(粘着剤層)粘着剤層33は、荷物に単位熨斗付き配送伝票9を貼付可能とする層であり、アクリル系粘着剤が最も好ましいが、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、シリコーンゴム系粘着剤等でもよい。粘着剤層33を形成するための粘着剤の塗布量・塗布厚は特に限定されないが、好ましくは、塗布量は0.1〜50g/m2で程度、好ましくは3〜30g/m2であり、塗布厚は0.1〜50μm程度、好ましくは3〜30μmである。
(剥離紙)剥離紙25(セパレート紙、セパ紙とも呼ばれる)としては、上質紙・コート紙・含浸紙・プラスチックフィルムなどの基材の片面に離型層を有している。離型層としては、離型性を有する材料であれば、特に限定されないが、例えば、シリコーン樹脂、有機樹脂変性シリコーン樹脂、フッ素樹脂、アミノアルキド樹脂、ポリエステル樹脂などがある。これらの樹脂は、エマルジョン型、溶剤型又は無溶剤型のいずれもが使用できる。
(製造方法)本発明の熨斗付き配送伝票10の製造方法を説明する。図2(A)において、プリンタでの熨斗付き配送伝票10の搬送方向はX−X方向のX方向に搬送されるが、熨斗付き配送伝票10の製造にあたっては、図1の2面付けで、図3(A)のY1−Y1方向のY方向に搬送しながら製造する。しかしながら、2面付け、Y方向の搬送する製造方法に限定されるものではない。
(第一工程)まず、少なくとも配達票4、貼付票3及び熨斗5とが連設した印字基材11へ、貼付票には受取人住所氏名などの配送情報、貼付票には配送情報や受領印部など、熨斗5には熨斗マークやロゴなどの所望の印刷を行い、所望部分へ前記目止め層23を設ける。さらに、丁合のために少なくとも片側にマージナルパンチ部を設けてもよい。さらにまた、印刷及びマージナルパンチに加えて、図1(A)(B)に示すハーフカットA、ハーフカットB、全カット、マイクロミシンA、2本のマイクロミシンBを設けてもよく、これらは後工程で設けてもよい。印刷、マージナルパンチ、ハーフカット、マイクロミシン及び全カットは公知の方法でよい。なお、説明は2面付けの場合ですので、ハーフカットA、ハーフカットB、全カット、マイクロミシンA、マイクロミシンBなどの本数は面付け数によって増減させればよい。以下同様である。
(第二工程)次に、タック基材21、粘着剤層33及び剥離紙25からなるラベル用紙20を用意し、そのタック基材21の面に、必要に応じて使用方法などの所望の印刷を公知の方法で行う。さらに、丁合のために少なくとも片側にマージナルパンチ部を設けてもよい。さらにまた、印刷及びマージナルパンチに加えて、図1(C)に示すハーフカットA、全カット、マイクロミシンA、2本のマイクロミシンB、ハーフカットCを設けてもよく、これらは後工程で設けてもよい。印刷、マージナルパンチ、ハーフカット、マイクロミシン及び全カットは公知の方法でよい。
(第三工程)上記で得られた、印刷済み印字基材11の非印刷面と、ラベル用紙20のタック基材21面とを、それぞれのマージナルパンチ部などで印刷の位置が合うように丁合しながら、接着剤層31を介して積層する。積層はウェット、セミウェットラミネート方式、熱圧着方式又は感圧方式によって貼り合わせればよい。熱圧着方式又は感圧方式の場合には予め、印字基材11の非印刷面、及び/又はラベル用紙20のタック基材21面に接着剤層層31を形成しておいてもよい。該積層体は、印字基材11(配達票4と貼付票3及び熨斗5とが連設)/剥離層13/接着剤層31/ラベル用紙20(タック基材21/粘着剤層33/剥離紙25)から構成され、図1〜3に示すように、ハーフカットA、ハーフカットB及びハーフカットCが指定の層に、全カットが全層に、マイクロミシンA及びマイクロミシンBが全層に、施されている。
(第四工程)次いで、シートカット加工して枚葉状に仕上げ、搬送方向の両側にマージナルパンチ部分があればこれもスリットして仕上げればよい。なお、配達票4及び貼付票3及び熨斗5の寸法や、印字基材11及びラベル用紙20の寸法の都合で、余白が生じる場合には、シートカット加工時に裁断して、所望の寸法にすればよい。所望の寸法はA4が好ましいが、これに限定されるものではなく、用途に応じて決めればよい。
(ミシンとハーフカットの位置ズレ)上記製造方法では、ミシン、ハーフカット及び全カットが、積層する際に印字基材11とラベル用紙20の用紙の伸縮、機械精度や丁合の都合により、位置ズレが生じることがあります。これ位置ズレは±2.0mm、好ましくは±1.5mm以下であれば実運用上での支障はありません。しかしながら、全カット、マイクロミシンA及びマイクロミシンBの加工は、積層後に行う方が、位置ズレがなくなる点で好ましい。
(リブ幅)本発明の熨斗付き配送伝票10のリブ7の幅は特に限定されるものではないが、好ましくは4mm以上である。この範囲未満(リブ4mm未満)では、剥離紙との接着面が狭すぎるため、脱落し易い。
(マイクロミシン)また、熨斗付き配送伝票10のマイクロミシンA及び/又はマイクロミシンBが、普通ミシンA及び/又は普通ミシンBであってもよい。熨斗5は感謝や敬意を表すものであり、熨斗5のエッジは美麗に仕上げることが求められ、マイクロミシンで加工することが好ましい。また、マイクロミシンで加工した熨斗付き配送伝票10は、図3(A)(B)(C)のY−Y断面図で示したように、プリンタの走行方向に伝票の表面における平坦性が高いので、1枚目の印字基材11への印字におけるカスレや、シワなどが生じることなく、印字品質に優れる点でも好ましい。また、伝票の印字基材11の表面の平坦性を高めるため、ミシン目の位置ズレが生じさせないために、印字基材11とラベル用紙20とを積層後に、マイクロミシンA及びマイクロミシンBを加工することが好ましい。
(普通ミシン)しかしながら、普通ミシンでも製品の運用上は問題ないので、普通ミシンでの加工でもよい。なお、本明細書において、マイクロミシンとはミシン目の切断部:非切断部=350μm:230μmなどの数十μm〜数百μm単位のものを言い、普通ミシンとはミシン目の切断部:非切断部=3mm:1mmや、切断部:非切断部=2.8:0.7mmなどのmm単位のものを言う。
(アンカット)本発明の熨斗付き配送伝票10は、前記全カット、ハーフカットA及び/又はハーフカットBの一部にアンカットを設けてもよい。なお、アンカットとは、重剥離仕様のタック紙は、ラベルを剥離紙から剥がすときに大きくカールしてしまうため、丸まって裏面の粘着剤が印字基材11に粘接着してしまったり、配送物である被着体に貼るときに曲がってしまったり、さらには、カールしたラベルを被着体に貼り込むときにカールを伸ばすことになり、その影響で剥離可能な部分が使用前に剥がれてしまうことがある。そこで、区画線に点止めといわれる幅1mm以下のアンカット部を数箇所設けておくことが好ましい。
(運用方法)本発明の熨斗付き配送伝票10は次のように運用することができます。
(a)プリンタ工程:例えば、図1に示すような、A4カット紙2面付けの熨斗付き配送伝票10をリブ7とは反対側の片から給紙し2面を一緒に印字する。該プリンタの印字に際してもリブ7が脱落し難く、印字のカスレやシワなどの発生が少なく、印字品質に優れ、かつ、プリンタ作業に負荷がかからない。
(b)シートバースタ工程:シートバースタ工程は、印字済みのA4カット紙2面付けの熨斗付き配送伝票10を2面の単位熨斗付き配送伝票9を単票の配送伝票に、マイクロミシンAから分離する工程である。該バースタ工程でも、リブ7が脱落し難く、バースタ作業に負荷がかからない。なお、リブ7の脱落を防止する方法として、カスアゲする方法がある。該カスアゲ法は、印字基材11(配達票4と貼付票3及び熨斗5とが連設)/剥離層13/接着剤層31/ラベル用紙20(タック基材21/粘着剤層33/剥離紙25)から構成されている積層体の、配達票4、貼付票3及び熨斗5の周囲を剥離紙25から、印字基材11/剥離層13/接着剤層31/粘着剤層33の部分を除去する方法である。該方法はリブ7の脱落は防止されるが、製造工程が1工程増えるため、納期がかかり、高コストとなる。
(c)梱包工程:配送業者は、配送物自身へ熨斗を貼付する内熨斗の場合には、まず、熨斗5を剥離紙25から、ハーフカットA、マイクロミシンA及びマイクロミシンBを切断しながら、分離して、配送物自身へ貼付し、梱包すればよい。配送物を梱包した外へ熨斗を貼付する外熨斗の場合には、梱包後に貼付すればよい。
(d)次に、配達票4及び貼付票3及から構成される配送伝票部を剥離紙25から、ハーフカットA、マイクロミシンA及びマイクロミシンBを切断しながら、分離して、梱包した配送物へ貼付すればよい。
(e)そして、配達した受領印をもらった配達票4のみは剥離層13から容易に剥離し分離できるので、控とすればよい。
(a)プリンタ工程:例えば、図1に示すような、A4カット紙2面付けの熨斗付き配送伝票10をリブ7とは反対側の片から給紙し2面を一緒に印字する。該プリンタの印字に際してもリブ7が脱落し難く、印字のカスレやシワなどの発生が少なく、印字品質に優れ、かつ、プリンタ作業に負荷がかからない。
(b)シートバースタ工程:シートバースタ工程は、印字済みのA4カット紙2面付けの熨斗付き配送伝票10を2面の単位熨斗付き配送伝票9を単票の配送伝票に、マイクロミシンAから分離する工程である。該バースタ工程でも、リブ7が脱落し難く、バースタ作業に負荷がかからない。なお、リブ7の脱落を防止する方法として、カスアゲする方法がある。該カスアゲ法は、印字基材11(配達票4と貼付票3及び熨斗5とが連設)/剥離層13/接着剤層31/ラベル用紙20(タック基材21/粘着剤層33/剥離紙25)から構成されている積層体の、配達票4、貼付票3及び熨斗5の周囲を剥離紙25から、印字基材11/剥離層13/接着剤層31/粘着剤層33の部分を除去する方法である。該方法はリブ7の脱落は防止されるが、製造工程が1工程増えるため、納期がかかり、高コストとなる。
(c)梱包工程:配送業者は、配送物自身へ熨斗を貼付する内熨斗の場合には、まず、熨斗5を剥離紙25から、ハーフカットA、マイクロミシンA及びマイクロミシンBを切断しながら、分離して、配送物自身へ貼付し、梱包すればよい。配送物を梱包した外へ熨斗を貼付する外熨斗の場合には、梱包後に貼付すればよい。
(d)次に、配達票4及び貼付票3及から構成される配送伝票部を剥離紙25から、ハーフカットA、マイクロミシンA及びマイクロミシンBを切断しながら、分離して、梱包した配送物へ貼付すればよい。
(e)そして、配達した受領印をもらった配達票4のみは剥離層13から容易に剥離し分離できるので、控とすればよい。
(運用作業性)以上のように、プリンタ工程、バースタ工程、及び伝票の貼付作業の負荷は意外に大きく時間もかかるが、本発明の熨斗付き配送伝票10によれば、プリンタ工程でもリブ7が脱落し難く、印字のカスレやシワなどの発生が少なく、印字品質に優れ、かつ、バースタ工程でも、リブ7が脱落し難く、バースタ作業に負荷がかからない。さらに、配送業者による配送物への伝票の貼付作業の負荷も少なく、運用作業性に優れている
また、熨斗付き配送伝票10の必要な部分だけ印字し、単位熨斗付き配送伝票9に切り取った後、再度印字することも可能である。
また、熨斗付き配送伝票10の必要な部分だけ印字し、単位熨斗付き配送伝票9に切り取った後、再度印字することも可能である。
(産業上の利用可能性)本発明は、配達票、貼付票及び熨斗を設けた1パートの熨斗付き配送伝票10に利用することができる。
3:貼付票
4:配達票
5:熨斗
7:リブ
9:単位熨斗付き配送伝票
10:熨斗付き配送伝票
11:印字基材
13:剥離層
20:ラベル用紙
21:タック基材
25:剥離紙
31:接着剤層
33:粘着剤層
4:配達票
5:熨斗
7:リブ
9:単位熨斗付き配送伝票
10:熨斗付き配送伝票
11:印字基材
13:剥離層
20:ラベル用紙
21:タック基材
25:剥離紙
31:接着剤層
33:粘着剤層
Claims (4)
- リブ(7)に複数の単位熨斗付き配送伝票(9)が連設された熨斗付き配送伝票(10)であって、
前記単位熨斗付き配送伝票(9)は少なくとも配達票(4)、貼付票(3)及び熨斗(5)を備えた1枚目の印字基材(11)と、タック基材(21)、粘着剤層(33)及び剥離紙(25)から構成される2枚目のタック紙(20)とが接着剤層(31)を介して積層されてなり、
前記印字基材(11)は、複数の前記単位熨斗付き配送伝票(9)の全てに共通して用いられ、プリンタに対する印字適性を有し、
前記配達票(4)に相当する1枚目の前記印字基材(11)の裏面側に剥離層(13)が形成され、
前記単位熨斗付き配送伝票(9)の間は1枚目の前記印字基材(11)から前記タック紙(20)までの全層がマイクロミシンAにより分離可能に連接され、
前記マイクロミシンAのリブ(7)への延設部分は1枚目の前記印字基材(11)から前記タック紙(20)までの全層が全カットにより分離され、
前記熨斗(5)と配達票(4)及び貼付票(3)との間は、1枚目の前記印字基材(11)から前記タック紙(20)までの全層がマイクロミシンBにより分離可能に連接し、
該マイクロミシンBはリブ(7)まで延設され、
前記リブ(7)と前記貼付票(3)及び前記熨斗(5)との間は、前記印字基材(11)、接着剤層(31)、タック基材(21)及び粘着剤層(33)がハーフカットAにより、前記単位熨斗付き配送伝票(9)が剥離可能に連接し、
前記配達票(4)と前記貼付票(3)とは、1枚目の前記印字基材(11)のみがハーフカットBにより、配達票(4)のみが剥離可能に連接し、
前記熨斗(5)に相当する位置の間に、2枚目の前記タック紙(20)の前記剥離紙(25)のみが剥離可能にハーフカットCにより切断され、
前記熨斗(5)を剥がした際に、該熨斗(5)が前記剥離紙(25)から剥がれ、前記マイクロミシンBから、前記印字基材(11)、接着剤層(31)、タック基材(21)及び粘着剤層(33)が分離して、任意の物に貼付可能となり、
前記配達票(4)を構成する前記印字基材(11)が剥離層(13)から分離可能であり、
印字の際には熨斗付き配送伝票(10)のリブ(7)と反対側からプリンタに給紙することを特徴とする熨斗付き配送伝票(10)。 - 前記リブ(7)の幅が4ミリ以上であることを特徴とする請求項1記載の熨斗付き配送伝票(10)。
- 前記マイクロミシンA及び/又はマイクロミシンBが、普通ミシンA及び/又は普通ミシンBであることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の熨斗付き配送伝票(10)。
- 前記全カット、ハーフカットA及び/又はハーフカットBの一部にアンカットが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熨斗付き配送伝票(10)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011220699A JP2013078912A (ja) | 2011-10-05 | 2011-10-05 | 熨斗付き配送伝票 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011220699A JP2013078912A (ja) | 2011-10-05 | 2011-10-05 | 熨斗付き配送伝票 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013078912A true JP2013078912A (ja) | 2013-05-02 |
Family
ID=48525697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011220699A Pending JP2013078912A (ja) | 2011-10-05 | 2011-10-05 | 熨斗付き配送伝票 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013078912A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109844491A (zh) * | 2016-09-28 | 2019-06-04 | 光云大学校产学协力团 | 基于折纸的试样分离装置 |
-
2011
- 2011-10-05 JP JP2011220699A patent/JP2013078912A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109844491A (zh) * | 2016-09-28 | 2019-06-04 | 光云大学校产学协力团 | 基于折纸的试样分离装置 |
CN109844491B (zh) * | 2016-09-28 | 2022-04-15 | 卡尔斯股份有限公司 | 基于折纸的试样分离装置 |
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