JP6478039B2 - リードフィルム付き熱転写シート、及びリードフィルム付き熱転写シートと巻取り用ボビンとの組合せ - Google Patents

リードフィルム付き熱転写シート、及びリードフィルム付き熱転写シートと巻取り用ボビンとの組合せ Download PDF

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長尺の熱転写シートの先端に、リードフィルムが接続されたリードフィルム付き熱転写シート、さらに、そのリードフィルム付き熱転写シートを、巻取り用ボビンに巻き取って使用されるリードフィルム付き熱転写シートと巻取り用ボビンとの組合せに関するものである。
昇華型熱転写記録や感熱溶融転写記録に用いられる熱転写シートは、供給用ボビンに巻き取られた形で供給され、熱転写プリンター内あるいはカセットの巻取り用ボビンに、熱転写シートの先端を両面粘着テープ等により、接着させて固定していた。このような接着固定の方法は、巻取り用ボビン側だけではなく、供給用ボビン側でも同様の方法により実施されている。そして、熱転写シートは、サーマルヘッドで熱転写記録され、記録後の熱転写シートは巻取り用ボビンに巻き取られている。
従来は、この使用済の熱転写シートが巻取り用ボビンに巻かれた状態で廃棄されており、熱転写シートの残存する色素とバインダーからなる色材層および基材のポリエステルフィルムと、塩化ビニルあるいはポリスチレン等とからなるボビンとが一緒に廃棄されるので、環境問題の観点から好ましくなかった。最近になり、両者を分離して廃棄することも行われているが、熱転写シートの使用後の状態は、熱転写シートの先端部に粘着テープ等で巻取り用ボビンに止められており、かつその上に幾重にも使用済の熱転写シートが巻かれているので、容易にボビンと熱転写シートを分けることができなかった。
また、ボビンと熱転写シートを両面粘着テープ等で一度固定してしまうと、取り外しができず、また取り外しが容易な両面粘着テープ等で固定した場合は、印画中のリボン張力により貼着位置にずれが生じやすく、印画不良や巻き不良が発生することがあった。
このような問題に対して、例えば特許文献1には、巻取り用ボビンに熱転写シートあるいは熱転写受像シートを固定させるための穴が形成され、熱転写シートあるいは熱転写受像シートの先端に、上記ボビンの穴に対応して爪部が設けられ、その爪部と上記穴とを係合させて、熱転写シートあるいは熱転写受像シートをボビンに巻き取ることが記載されている。
しかし、上記の特許文献1の場合、爪部と穴との係合が1組の場合しか具体例が示されていなく、ボビンと、そのボビンに巻き取られる熱転写シートあるいは熱転写受像シートとの係合における位置精度があまり良くない問題がある。また巻き取られた熱転写シートあるいは熱転写受像シートをボビンから取り外すことは容易ではない問題もある。
特許文献2には、ボビンの胴部に爪が形成され、そのボビンの胴部外周に巻き付けられるウェブの先端部に、その爪に対応した孔を形成しておき、そのボビンの爪にウェブの孔を挿入して、ウェブをボビンに巻取り、ウェブの巻き戻し時に、そのウェブの孔がボビンの爪から自動的に外れる着脱機構が記載されている。
しかし、上記の特許文献2の場合、ボビンの胴部外周に溝が形成され、円周となるべきボビン外周ではなくなり、巻取り用ボビンに巻き取られるウェブが変形して、熱転写画像を形成する熱転写シートにシワ等の異常が生じて、画像品質が低下することが生じやすい。また、ウェブを使い尽くす前に、熱転写の調整の際などで、ウェブを巻き戻すことがあり、その時に巻き取っていたウェブがボビンから外れてしまい、再度ウェブを戻すことが難しく、ウェブを無駄にしてしまう問題がある。
特開平9−278292号公報 特開平9−193347号公報
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ボビンと巻き取り物(熱転写シート)との装着及び分離が非常に容易であり、ボビンの再利用を可能とし、また、巻き取り物の変形等による印画物の画質不良の発生を防止することにある。
上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、本発明は、長尺の熱転写シートの先端に、前記熱転写シートを巻き取ることが可能な巻取り用ボビンの胴部外周に挿入可能な円筒状のリードフィルムが接続され、前記巻取り用ボビンの両端で、前記巻取り用ボビンと着脱可能に、フランジを有し、前記フランジに前記熱転写シートを固定するために形成された孔を有し、前記円筒状のリードフィルムには、前記フランジに有する孔と係合するフラップが形成されていることを特徴とするリードフィルム付き熱転写シートの構成とした。
また、前記円筒状のリードフィルムに形成されたフラップが少なくとも2つあり、前記少なくとも2つのフラップの形状が互いに異なっていることを特徴とした。
また、本発明のリードフィルム付き熱転写シートと巻取り用ボビンとの組合せは、巻取り用ボビンの両端で、前記巻取り用ボビンと着脱可能に、フランジを有し、その合わせて2つのフランジには、長尺の熱転写シートを固定するための孔が、それぞれ形成され、かつ、前記熱転写シートの先端に、前記巻取り用ボビンの胴部外周に挿入可能な円筒状のリードフィルムが接続され、前記巻取り用ボビンと、前記熱転写シートとを、前記リードフィルムを介して係合されるリードフィルム付き熱転写シートと巻取り用ボビンとの組合せであって、前記円筒状のリードフィルムには、前記2つのフランジに有する孔と係合するフラップが形成され、前記フランジに有する孔と、前記円筒状のリードフィルムに形成されたフラップとが係合して、前記熱転写シートを巻き取ることを特徴とした。
さらに、上記のリードフィルム付き熱転写シートと巻取り用ボビンとの組合せの発明で、前記円筒状のリードフィルムに形成されたフラップが少なくとも2つあり、前記少なくとも2つのフラップの形状が互いに異なり、そのうち2つのフラップと係合するように、前記2つのフランジに有する孔の形状が互いに異なっていることを特徴とした。
本発明によれば、巻取り用ボビンと、そのボビンに巻き取られる長尺の熱転写シートの巻き取り物との装着及び分離が非常に容易となり、ボビンの再利用が可能であり、また、巻き取り物の変形等による印画物の画質不良の発生を防止することが可能となった。
本発明のリードフィルム付き熱転写シートの一つの実施形態を示す概略図である。 本発明のリードフィルム付き熱転写シートの他の実施形態を示す概略図である。 巻取り用ボビンの胴部外周に形成された孔と、円筒状のリードフィルムに形成されたフラップとの係合状態を説明する概略図である。 巻取り用ボビンの両端に装着されるフランジに形成された孔と、円筒状のリードフィルムに形成されたフラップとの係合状態を説明する概略図である。
次に、本発明の実施の形態について、図を参照して詳しく説明する。
図1は本発明のリードフィルム付き熱転写シートの一つの実施形態を示す。図示したリードフィルム付き熱転写シートは、熱転写シート1の先端に、円筒状のリードフィルム2が接続されていて、その円筒状のリードフィルム2には、その熱転写シート1を巻き取るための巻取り用ボビン5の胴部外周に形成された孔6で係合する切込からなるフラップ3が設けられている。そのフラップ3は熱転写シート1を、巻取り用ボビン5に巻取る方向Lと直交する方向、図ではMで示した方向で、フラップ3が巻取り用ボビン5の胴部外周に形成された孔6に差し込まれて、その孔6と係合する。なお、図示したリードフィルム付き熱転写シートは、供給用ボビン9に熱転写シート1が巻き取られた形態で示した。これによって、円筒状のリードフィルム2が巻取り用ボビン5の胴部外周に挿入されて、供給用ボビン9と巻取り用ボビン5とが、長尺の熱転写シート1を連続搬送できるようになっている。
図1で示したフラップ3は2本の平行線状の切断線11、11´と、それらの切断線の中央部に空白部10としてのリードフィルムが除去されて、形成された小片の形態である。また言い換えれば、フラップ3は、切断線11、11´の切込及び空白部を形成する切込から形成されている。この空白部10から、フラップ3をめくることができ、巻取り用ボビン5の胴部外周に形成された孔6に、そのフラップ3を挿入して係合させ、円筒状のリードフィルム2と巻取り用ボビン5が一体化して、巻取り用ボビン5に熱転写シート1を巻き取ることができる。なお、図1ではフラップ3と孔6との組合せが2組のもので示した。すなわちフラップ3、フラップ12、及び孔6、孔6´である。フラップ3と孔6との組合せが1組でも、フラップと孔との係合が可能であり、円筒状のリードフィルム2と巻取り用ボビン5を一体化できる。但し、図1に示すようなフラップと孔との組合せが2組のものの方が、両者の係合で位置ずれが少なく、熱転写シート1を巻取り用ボビン5に巻き不良もなく正確に巻き取ることができ、好ましい。
また、図2は本発明のリードフィルム付き熱転写シートの他の実施形態を示す。図示したリードフィルム付き熱転写シートは、熱転写シート1の先端に、円筒状のリードフィルム2が接続されている。その円筒状のリードフィルム2には、熱転写シート1を、巻取り用ボビン5に巻取る方向Lと直交する方向における両端に、凸部からなるフラップ4が形成されている。そのフラップ4は、巻取り用ボビン5の両端で、その巻取り用ボビン5と着脱可能なフランジ7に形成された孔8と係合するような形状となっている。
図2では、円筒状のリードフィルム2で、熱転写シート1を、巻取り用ボビン5に巻取る方向Lと直交する方向における両端に、フラップ4、4´が一つずつ、両者が同様の形状で示したが、例えば、フランジ7には巻取り用ボビン5を回転駆動させるためのギアが装着されているような場合などで、他方にあるフランジ7´とは形状や機能が異なる場合、フランジ7及び7´の巻取り用ボビン5の端で、どちら側の端か、位置関係が限定されることになり、その場合は、フラップ4及びフラップ4´の形状が異なり、かつそれらのフラップと係合する孔8及び孔8´も、互いの形状が異なっていて、フラップ4と孔8が係合し、フラップ4´と孔8´が係合するようにすることが好ましい。これにより、リードフィルム2の巻取り用ボビン5への装着で、誤って上下、逆転して取り付けて、熱転写記録時のトラブルにつながることを防止することができる。
図2における円筒状のリードフィルム2では、熱転写シート1を、巻取り用ボビン5に巻取る方向Lと直交する方向における両端に、フラップ4を一つずつ設けたが、これに限らずに、フラップを端面単位で、2つ以上設けることができる。例えば、リードフィルム2の端面である円筒状で、フラップを対称な位置になるように形成してリードフィルム2と巻取り用ボビン5との連結を確実にして、巻取り用ボビンに巻き取られる巻き取り物の変形等を無くすことが可能となり、結果的には印画物の画質不良を防止することができ、好ましい。
図3には、図1で示したような巻取り用ボビン5の胴部外周に形成された孔6と、円筒状のリードフィルム2に形成されたフラップ3との係合状態を説明する概略図である。図3の左側には、上記の巻取り用ボビン5の孔6と、円筒状のリードフィルム2に形成されたフラップ3との係合する前の状態を概略図で示した。すなわち、円筒状のリードフィルム2には、2本の平行線状に切断線11、11´と、空白部10から形成されるフラップ3が設けられている。なお、上記の2本の切断線の中央部にはリードフィルムが除去された空白部10が存在する。またその空白部10を間にして、リードフィルム2はフラップ3とフラップ3´が分断されて形成されている。また、上記フラップ3に対応して、巻取り用ボビン5の胴部には孔6が貫通されて形成されている。図示したフラップの形状に限定されるものではなく、例えば、フラップの空白部側を他の位置よりも狭く、窄めた形状にする、また切断線を直線でなく、曲線状に設けることも可能である。
図3の右側には、上記の巻取り用ボビン5の胴部外周に形成された孔6と、円筒状のリードフィルム2に形成されたフラップ3との係合する前から、それらが係合した後の状態を概略図で示した。その係合後の状態を平面的に見て概略を示した図と、その平面図でA−Aにおける断面を概略図で示した。円筒状のリードフィルム2の空白部10に指を入れて、フラップ3をめくって、巻取り用ボビン5の孔6に、フラップ3を挿入し、さらにフラップ3の切断線の端Pが、巻取り用ボビン5の孔6の端Qに一致するように、巻取り用ボビン5に巻取る方向と直交する方向に、リードフィルム2を移動させて位置決めを行なう。このように、複雑な位置合わせをすることなく、円筒状のリードフィルムと巻取り用ボビンとの装着は容易に行なえる。また、巻取り用ボビンに円筒状のリードフィルムを介して熱転写シートを巻き取ったもの(巻き取り物)は、熱転写シートをその巻取り用ボビンに巻取る方向と直交する方向で、その巻き取り物を巻取り用ボビンに対して動かして、フラップ3が、巻取り用ボビン5の孔6から出て、リードフィルム、すなわち熱転写シートの巻き取り物を巻取り用ボビンから、容易に分離することができる。これにより、熱転写記録後の熱転写シートの巻き取り物を、簡便に廃棄でき、さらにその分離した巻取り用ボビンを再度、使用して、巻取り用ボビンの再利用が可能となる。
上記の位置決めは、フラップ3が巻取り用ボビン5の中に入り込み、フラップ3は巻取り用ボビン5の胴部の下に隠れる状態となる。それに対して、フラップ3´は、巻取り用ボビン5の胴部の上で、巻取り用ボビン5の表面に露出される。また、フラップ3の空白部10と接する側と反対側では、A−A断面図の下側に示したように、巻取り用ボビン5の胴部外周の表面を覆うように、リードフィルム2として露出される。このようにして、巻取り用ボビン5の胴部外周に形成された孔6と、円筒状のリードフィルム2に形成されたフラップ3とが容易に係合して、円筒状のリードフィルム2と巻取り用ボビン5とが一体化する。
図4には、図2で示したような巻取り用ボビン5の両端に装着されるフランジ7に形成された孔8と、円筒状のリードフィルム2に形成された凸部からなるフラップ4との係合状態を説明する概略図である。図4の左側には、上記のフランジ7の孔8と、円筒状のリードフィルム2に形成されたフラップ4との係合する前の状態を概略図で示した。すなわち、円筒状のリードフィルム2には、フランジ7に有する孔8と係合するフラップ4が、円筒状のリードフィルム2の端面Tに、1個形成されている。なお、フランジ7は、7aで示される部分と、7bで示される部分から構成され、その7bの部分が巻取り用ボビン5の中心軸を含む中空部に挿入されて、フランジ7は巻取り用ボビン5と一体化する。
図示したフランジ7では、円筒状のリードフィルム2に形成されたフラップ4と係合する孔8が1個形成されているが、これに限らずに、孔8をフランジ1個の単位で、2つ以上設けることができる。例えば、フランジ7の端面である円筒状で、孔を対称な位置になるように形成してリードフィルム2と巻取り用ボビン5との連結を確実にして、巻取り用ボビンに巻き取られる巻き取り物の変形等を無くすことが可能となり、結果的には印画物の画質不良を防止することができ、好ましい。
図4の左側で示したフランジ7の孔8と、円筒状のリードフィルム2に形成されたフラップ4との係合する前の概略図であって、フランジ7の方は、正面から見た図を(a)で示し、その正面図で示されたフランジ7をRで示した方向から見た図を(b)で示した。
また図4の左側で示した円筒状のリードフィルム2では、正面から見た図を(c)で示し、その正面図で示されたリードフィルム2をSで示した方向から見た図を(d)で示した。
図4の右側には、上記のフランジ7の孔8と、円筒状のリードフィルム2に形成されたフラップ4との係合する前から、それらが係合した後の状態を概略図で示した。巻取り用ボビン5の両端に装着されるフランジ7に有する孔8に対して、円筒状のリードフィルム2に形成されたフラップ4が挿入されて、そのフラップ4全体が、フランジ7に有する孔8の凹部に入り込み、フランジ7の孔8と、円筒状のリードフィルム2に形成されたフラップ4とが係合される。その際、円筒状のリードフィルム2の端面Tが、フランジ7の7bの部分の端面Uと接するようにするだけで、フランジ7と円筒状のリードフィルム2との係合における複雑な位置合わせをすることなく、容易にフランジ7に円筒状のリードフィルム2を装着できる。これにより、円筒状のリードフィルム2とフランジ7とが一体化し、そしてフランジ7と巻取り用ボビン5とが一体化しているので、結果として円筒状のリードフィルム2と巻取り用ボビン5とが容易に一体化する。
図2及び図4では、巻取り用ボビンと着脱可能なフランジの形状を、7aで示される部分と、7bで示される部分から構成されたもので示したが、これに限らずに、例えば、7aと7bの機能を合わせて、外形は7aで、孔8を形成したフランジを本発明で適用することができる。
また、巻取り用ボビンに円筒状のリードフィルムを介して熱転写シートを巻き取ったもの(巻き取り物)は、フランジを巻取り用ボビンから取り外し、その巻き取り物を巻取り用ボビンに対して、熱転写シートをその巻取り用ボビンに巻取る方向と直交する方向で、動かすことで、熱転写シートの巻き取り物を巻取り用ボビンから、容易に分離することができる。
以下、本発明のリードフィルム付き熱転写シート、及びリードフィルム付き熱転写シートと巻取り用ボビンとの組合せで、使用される熱転写記録媒体である熱転写シートは、長尺の形態で、ボビンに巻き取ることができるものであれば、従来公知のものであり、限定されるものではない。
リードフィルムはプラスチックフィルム、紙、合成紙、セロハン等を使用することができる。リードフィルムは、巻取り用ボビンに形成された孔、あるいはフランジに形成された孔に切込からなるフラップ、あるいは凸部からなるフラップを用いて係合させるため、20〜200μmの厚さで使用される。
1 熱転写シート
2 リードフィルム
3、3´ 切込からなるフラップ
4、4´ 凸部からなるフラップ
5 巻取り用ボビン
6、6´ 孔
7、7´ フランジ
8、8´ 孔
9 供給用ボビン
10 空白部
11、11´ 切断線
12 フラップ

Claims (4)

  1. 長尺の熱転写シートの先端に、前記熱転写シートを巻き取ることが可能な巻取り用ボビンの胴部外周に挿入可能な円筒状のリードフィルムが接続され、
    前記巻取り用ボビンの両端で、前記巻取り用ボビンと着脱可能に、フランジを有し、前記フランジに前記熱転写シートを固定するために形成された孔を有し、
    前記円筒状のリードフィルムには、前記フランジに有する孔と係合するフラップが形成されていることを特徴とするリードフィルム付き熱転写シート。
  2. 前記円筒状のリードフィルムに形成されたフラップが少なくとも2つあり、前記少なくとも2つのフラップの形状が互いに異なっていることを特徴とする、請求項1に記載のリードフィルム付き熱転写シート。
  3. 巻取り用ボビンの両端で、前記巻取り用ボビンと着脱可能に、フランジを有し、その合わせて2つのフランジには、長尺の熱転写シートを固定するための孔が、それぞれ形成され、かつ、前記熱転写シートの先端に、前記巻取り用ボビンの胴部外周に挿入可能な円筒状のリードフィルムが接続され、
    前記巻取り用ボビンと、前記熱転写シートとを、前記リードフィルムを介して係合されるリードフィルム付き熱転写シートと巻取り用ボビンとの組合せであって、
    前記円筒状のリードフィルムには、前記2つのフランジに有する孔と係合するフラップが形成され、前記フランジに有する孔と、前記円筒状のリードフィルムに形成されたフラップとが係合して、前記熱転写シートを巻き取ることを特徴とするリードフィルム付き熱転写シートと巻取り用ボビンとの組合せ。
  4. 前記円筒状のリードフィルムに形成されたフラップが少なくとも2つあり、前記少なくとも2つのフラップの形状が互いに異なり、そのうち2つのフラップと係合するように、前記2つのフランジに有する孔の形状が互いに異なっていることを特徴とする請求項3に記載のリードフィルム付き熱転写シートと巻取り用ボビンとの組合せ。
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