JP6409469B2 - セルフラミネート用印刷テープ、小巻ロール、及びセルフラミネート用テープカセット - Google Patents

セルフラミネート用印刷テープ、小巻ロール、及びセルフラミネート用テープカセット Download PDF

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Description

本発明は、セルフラミネート用ラベルを作成するためのセルフラミネート用印刷テープ、小巻ロール、及びセルフラミネート用テープカセットに関するものである。
従来より、セルフラミネート用ラベルを作成するための印刷媒体には、例えば、下記特許文献1に記載されたテープ状のものと、下記特許文献2に記載されたラベル状のものとがある。
セルフラミネート用ラベルでは、印刷部分がケーブルに貼り付けられ、引き続き、透明部分が重ね合わされながらケーブルに巻き付けられる。これにより、透明部分で印刷部分が覆われるので、ケーブル上の印刷部分が透明部分でラミネートされることができる。
米国特許出願公開第2011/0268897号明細書 特表2011−524154号公報
しかしながら、従来技術のセルフラミネート用テープカセットに内蔵されたセルフラミネート用印刷テープでは、印刷部分でのテープ厚みと透明部分でのテープ厚みとが異なる。
具体的に説明する。図9は、長尺状のセルフラミネート用印刷テープ1011を、長尺方向(図面の垂線に平行な垂線方向(紙面上の奥行方向))とは直角な幅方向(図面の左右方向)の断面で模式的に示した図である。セルフラミネート用印刷テープ1011は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル1005になる。
セルフラミネート用印刷テープ1011は、透明フィルム部1031、着色層1032、透明受像層1033、透明粘着剤層1034、及び剥離紙1035を備える。透明フィルム部1031、着色層1032、透明受像層1033、透明粘着剤層1034、及び剥離紙1035は、いずれも、長尺状である。
この点、透明フィルム部1031の片面上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層1032が積層されている。着色層1032には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明受像層1033が積層されている。透明受像層1033には、インク1041が転写される。剥離紙1035は、透明粘着剤層1034を覆うと共に透明粘着剤層1034から引き剥がし可能に設けられる。
さらに、着色層1032の幅が透明フィルム部1031の幅より狭く、着色層1032が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部1031の一端側(図面左側)に寄っている。図9では、着色層1032の幅は、透明フィルム部1031の幅の数分の1程度である。
このような構成を有するセルフラミネート用印刷テープ1011では、インク1041が転写される透明受像層1033以下の着色層がある部分が印刷部分に相当し、着色層1032がない部分以下が透明部分に相当する。
従って、図9に示すように、セルフラミネート用印刷テープ1011では、印刷部分での厚みT1と透明部分での厚みT2とが異なる。
このようにして、セルフラミネート用テープカセットに内蔵されたセルフラミネート用印刷テープにおいて、印刷部分でのテープ厚みと透明部分でのテープ厚みとが異なると、セルフラミネートカセット内でセルフラミネート用印刷テープが蛇行し、セルフラミネート用印刷テープの走行性が安定しない虞があった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、安定な走行性を発揮することが可能なセルフラミネート用印刷テープ、小巻ロール、及びセルフラミネート用テープカセットを提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、長尺状の透明フィルム部と、前記透明フィルム部の片面に長尺方向に積層された着色層と、透明粘着剤層と、前記透明粘着剤層を直接に覆うと共に前記透明粘着剤層から引き剥がし可能に設けられた長尺状の剥離紙と、を有し、前記着色層の幅が前記透明フィルム部の幅より狭く、前記着色層が前記長尺方向とは直角な幅方向で前記透明フィルム部の一端側に寄っているセルフラミネート用印刷テープであって、前記透明粘着剤層が、前記透明フィルム部の片面上で前記着色層に隣接する層域を補填すると共に前記剥離紙に覆われる側の表面を平らにした状態で、前記透明フィルム部及び前記着色層に積層されることによって、当該セルフラミネート用印刷テープの厚みが均一であること、を特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、長尺状の透明フィルム部と、前記透明フィルム部の片面に長尺方向に積層された着色層と、透明粘着剤層と、前記透明粘着剤層及び前記着色層を直接に覆うと共に前記透明粘着剤層から引き剥がし可能に設けられた長尺状の剥離紙と、を有し、前記着色層の幅が前記透明フィルム部の幅より狭く、前記着色層が前記長尺方向とは直角な幅方向で前記透明フィルム部の一端側に寄っているセルフラミネート用印刷テープであって、前記透明粘着剤層が、前記透明フィルム部の片面上で前記着色層に隣接する層域を補填すると共に前記剥離紙に覆われる側の表面を前記着色層の表面とは面一の平らにした状態で、前記透明フィルム部に積層されることによって、当該セルフラミネート用印刷テープの厚みが均一であること、を特徴とする。
ここで、前記透明フィルム部の片面上で前記着色層に隣接する層域は、前記着色層の幅が前記透明フィルム部の幅より狭く、前記着色層が前記長尺方向とは直角な幅方向で前記透明フィルム部の一端側に寄っていることで設けられる。
また、請求項に係る発明は、請求項に記載するセルフラミネート用印刷テープであって、当該セルフラミネート用印刷テープの前記剥離紙とは反対側表面全体を形成する透明受像層を備えること、を特徴とする。
また、請求項に係る発明は、小巻ロールであって、請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載されたセルフラミネート用印刷テープが巻回されたこと、を特徴とする。
また、請求項に係る発明は、セルフラミネート用テープカセットであって、請求項に記載された小巻ロールが内蔵されたこと、を特徴とする。
また、請求項に係る発明は、請求項に記載するセルフラミネート用テープカセットであって、インクリボンが内蔵されたこと、を特徴とする。
すなわち、本発明のセルフラミネート用印刷テープ、小巻ロール、及びセルフラミネート用テープカセットでは、当該セルフラミネート用印刷テープの厚みが均一であることから、当該セルフラミネート用印刷テープの走行性を安定させることができる。
本発明の一実施形態に係るセルフラミネート用印刷テープから作成されるセルフラミネート用印刷済ラベルについて、ケーブル表示ラベルとしての使い方を説明するための斜視図である。 本発明の一実施形態に係るセルフラミネート用テープカセットの斜視図である。 上カセットケースを除いて示した同セルフラミネート用テープカセットの平面図である。 同セルフラミネート用印刷テープとインクリボンとが下カセットケース上で案内される過程の概要を示した図である。 同セルフラミネート用印刷テープの断面図を模式的に示した図である。 同セルフラミネート用印刷テープの断面図を模式的に示した図である。 同セルフラミネート用印刷テープの断面図を模式的に示した図である。 同セルフラミネート用印刷テープの断面図を模式的に示した図である。 従来のセルフラミネート用印刷テープの断面図を模式的に示した図である。
[1.セルフラミネート用印刷済ラベル]
先ず、本発明の一実施形態に係るセルフラミネート用印刷テープから作成されるセルフラミネート用印刷済ラベルについて、ケーブル表示ラベルとしての使い方を説明する。図1(a)や図1(b)に示すように、セルフラミネート用印刷済ラベル301は、印刷部分302と透明部分303とが隣接しながら一体的に設けられている。ここでは、印刷部分302の表面には、「1A−B01」と印刷されている。一方、印刷部分302の裏面及び透明部分303の裏面には、不図示の剥離紙が剥がされることにより、不図示の透明粘着剤層が露出している。
先ず、図1(a)に示すように、セルフラミネート用印刷済ラベル301の印刷部分302をケーブルCAに貼り付ける。次に、図1(b)に示すように、セルフラミネート用印刷済ラベル301の透明部分303を、セルフラミネート用印刷済ラベル301の印刷部分302に重ね、貼り合わせながらケーブルCAに巻き付ける。これにより、セルフラミネート用印刷済ラベル301の印刷部分302は、セルフラミネート用印刷済ラベル301の透明部分303にラミネートされるので、汚れ・削れなどから保護される。
[2.セルフラミネート用テープカセットの概要〕
次に、本発明の一実施形態に係るセルフラミネート用テープカセット1について説明する。図2に示すように、本実施形態に係るセルフラミネート用テープカセット1は、レセプタータイプのものであって、上カセットケース2と下カセットケース3を有しており、テープ排出部4からセルフラミネート用印刷テープ11,111が排出される。
尚、セルフラミネート用印刷テープ11,111は、異なる態様が存在する。つまり、第1実施形態に係るセルフラミネート用印刷テープ11(図5,図6参照)、及び第2実施形態に係るセルフラミネート用印刷テープ111(図7,図8参照)である。それらの詳細は後述する。
また、図3において、セルフラミネート用テープカセット1の下カセットケース3内には、セルフラミネート用印刷テープ11,111が巻回されたテープスプール12や、インクリボン6が巻回されたリボン供給スプール15、リボン巻取スプール16が、それぞれ上カセットケース2(図2参照)に形成されたスプール支持部(図示せず)との協働により回転可能に配置されている。
この点、セルフラミネート用印刷テープ11,111は、剥離紙を外側にして、テープスプール12に巻回されている。このようにして、セルフラミネート用印刷テープ11,111が巻回されることにより、小巻ロール12Aが形成される。
そして、テープスプール12に巻回されたセルフラミネート用印刷テープ11,111は、下カセットケース3に立設された案内ピン17から回転可能な案内コロ18を経て、下カセットケース3に形成された腕部19まで案内され、更に、腕部19からサーマルヘッド配置部20の外側で露出された後、案内部材21、送りローラ22を経てテープ排出部4からセルフラミネート用テープカセット1の外部に排出される。
また、インクリボン6は、インク塗布側の面を内側にしてリボン供給スプール15に巻回されており、このようにリボン供給スプール15に巻回されたインクリボン6は、腕部19からサーマルヘッド配置部20の外側で露出され、そのインク塗布面とセルフラミネート用印刷テープ11,111の印刷部分とが重ね合わされるように案内された状態でサーマルヘッド(不図示)で加熱された後に、案内部材21の外側に沿って案内されることによりセルフラミネート用印刷テープ11,111の印刷部分から離れ、リボン巻取スプール16に巻き取られる。
これにより、セルフラミネート用テープカセット1のテープ排出部4からは、セルフラミネート用印刷テープ11,111がその印刷部分に文字等が印刷された状態で排出される。尚、図4に、セルフラミネート用印刷テープ11,111とインクリボン6とが下カセットケース3上で上述したように案内される過程の概要を示す。
つまり、セルフラミネート用テープカセット1は、不図示のテープ印刷装置にセットされ、セルフラミネート用印刷テープ11,111がその印刷部分に文字等が印刷された状態でテープ排出部4から排出されるものである。そして、セルフラミネート用テープカセット1のテープ排出部4から排出されたセルフラミネート用印刷テープ11,111は、上記テープ印刷装置により切断され、上記セルフラミネート用印刷済ラベル301となる(図1参照)。
[3.セルフラミネート用印刷テープ(第1実施形態)]
先ず、図5及び図6に示す第1実施形態に係るセルフラミネート用印刷テープ11について説明する。図5及び図6は、第1実施形態に係る長尺状のセルフラミネート用印刷テープ11を、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向(紙面上の奥行方向))とは直角な幅方向(図面の左右方向)の断面で模式的に示した図である。
第1実施形態に係るセルフラミネート用印刷テープ11は、当該セルフラミネート用印刷テープ11の片側表面全体を形成する透明受像層33を有し、図5(a)(b)(c)乃至図6(a)(b)(c)の6パターンある。
図5(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、透明フィルム部31、着色層32、透明受像層33、透明粘着剤層34、及び剥離紙35を備え、その断面周縁が薄板の断面形状である。透明フィルム部31、着色層32、透明受像層33、透明粘着剤層34、及び剥離紙35は、いずれも、長尺状である。図5(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル5Aになる。
この点、透明フィルム部31の片面(図5(a)では上側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層32と透明受像層33とが積層されている。透明受像層33は、着色層32上にも、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って積層されている。これに対して、透明フィルム部31の他面(図5(a)では下側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明粘着剤層34が積層されている。着色層32に積層された透明受像層33の領域には、インク41が転写される。剥離紙35は、透明粘着剤層34を覆うと共に透明粘着剤層34から引き剥がし可能に設けられる。
特に、着色層32の幅が透明フィルム部31の幅より狭く、着色層32が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部31の一端側(図面左側)に寄っている。図5(a)では、着色層32の幅は、透明フィルム部31の幅の数分の1程度である。さらに、透明フィルム部31の片面(図5(a)では上側の面)上において、着色層32に隣接する層域Sには、透明受像層33の一部分が存在する。
このような構成を有することで、図5(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、その断面周縁が薄板の断面形状であり、厚みTが均一である。
尚、図5(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11から作成されたセルフラミネート用印刷済ラベル5Aがセルフラミネート用印刷済ラベル301(図1参照)に相当し、着色層32に積層されている透明受像層33の領域が印刷部分302(図1参照)に相当し、透明フィルム部31に積層されている透明受像層33の領域が透明部分303(図1参照)に相当する。
図5(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、透明フィルム部31、着色層32、透明受像層33、透明粘着剤層34、及び剥離紙35を備え、その断面周縁が薄板の断面形状である。透明フィルム部31、着色層32、透明受像層33、透明粘着剤層34、及び剥離紙35は、いずれも、長尺状である。図5(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル5Bになる。
この点、透明フィルム部31の片面(図5(b)では下側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層32と透明粘着剤層34とが積層されている。これに対して、透明フィルム部31の他面(図5(b)では上側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明受像層33が積層されている。着色層32と厚み方向(図面の上下方向)で重なる透明受像層33の領域には、インク41が転写される。剥離紙35は、透明粘着剤層34及び着色層32を覆うと共に透明粘着剤層34及び着色層32から引き剥がし可能に設けられる。
特に、着色層32の幅が透明フィルム部31の幅より狭く、着色層32が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部31の一端側(図面左側)に寄っている。図5(b)では、着色層32の幅は、透明フィルム部31の幅の数分の1程度である。さらに、透明フィルム部31の片面(図5(b)では下側の面)上において、着色層32に隣接する層域Sは、透明粘着剤層34と一致する。
このような構成を有することで、図5(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、その断面周縁が薄板の断面形状であり、厚みTが均一である。
尚、図5(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11から作成されたセルフラミネート用印刷済ラベル5Bがセルフラミネート用印刷済ラベル301(図1参照)に相当し、着色層32と厚み方向(図面の上下方向)で重なる透明受像層33の領域が印刷部分302(図1参照)に相当し、透明粘着剤層34と厚み方向(図面の上下方向)で重なる透明受像層33の領域が透明部分303(図1参照)に相当する。
図5(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、透明フィルム部31、着色層32、透明受像層33、透明粘着剤層34、剥離紙35、及び透明補填層36を備え、その断面周縁が薄板の断面形状である。透明フィルム部31、着色層32、透明受像層33、透明粘着剤層34、剥離紙35、及び透明補填層36は、いずれも、長尺状である。図5(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル5Cになる。
この点、透明フィルム部31の片面(図5(c)では上側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層32と透明補填層36とが積層されている。着色層32と透明補填層36とには、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明受像層33が積層されている。これに対して、透明フィルム部31の他面(図5(c)では下側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明粘着剤層34が積層されている。着色層32に積層された透明受像層33の領域には、インク41が転写される。剥離紙35は、透明粘着剤層34を覆うと共に透明粘着剤層34から引き剥がし可能に設けられる。
特に、着色層32の幅が透明フィルム部31の幅より狭く、着色層32が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部31の一端側(図面左側)に寄っている。図5(c)では、着色層32の幅は、透明フィルム部31の幅の数分の1程度である。さらに、透明フィルム部31の片面(図5(c)では上側の面)上において、着色層32に隣接する層域Sは、透明補填層36と一致する。
このような構成を有することで、図5(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、その断面周縁が薄板の断面形状であり、厚みTが均一である。
尚、図5(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11から作成されたセルフラミネート用印刷済ラベル5Cがセルフラミネート用印刷済ラベル301(図1参照)に相当し、着色層32に積層されている透明受像層33の領域が印刷部分302(図1参照)に相当し、透明補填層36に積層されている透明受像層33の領域が透明部分303(図1参照)に相当する。
図6(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、透明フィルム部31、着色層32、透明受像層33、透明粘着剤層34、剥離紙35、及び透明補填層36を備え、その断面周縁が薄板の断面形状である。透明フィルム部31、着色層32、透明受像層33、透明粘着剤層34、剥離紙35、及び透明補填層36は、いずれも、長尺状である。図6(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル5Dになる。
この点、透明フィルム部31の片面(図6(a)では下側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層32と透明補填層36とが積層されている。着色層32と透明補填層36とには、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明粘着剤層34が積層されている。これに対して、透明フィルム部31の他面(図6(a)では上側の面)上には、透明受像層33が積層されている。着色層32と厚み方向(図面の上下方向)で重なる透明受像層33の領域には、インク41が転写される。剥離紙35は、透明粘着剤層34を覆うと共に透明粘着剤層34から引き剥がし可能に設けられる。
特に、着色層32の幅が透明フィルム部31の幅より狭く、着色層32が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部31の一端側(図面左側)に寄っている。図6(a)では、着色層32の幅は、透明フィルム部31の幅の数分の1程度である。さらに、透明フィルム部31の片面(図6(a)では下側の面)上において、着色層32に隣接する層域Sは、透明補填層36と一致する。
このような構成を有することで、図6(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、その断面周縁が薄板の断面形状であり、厚みTが均一である。
尚、図6(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11から作成されたセルフラミネート用印刷済ラベル5Dがセルフラミネート用印刷済ラベル301(図1参照)に相当し、着色層32に積層された透明受像層33の領域が印刷部分302(図1参照)に相当し、透明補填層36に積層された透明受像層33の領域が透明部分303(図1参照)に相当する。
図6(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、透明フィルム部31、着色層32、透明受像層33、透明粘着剤層34、剥離紙35、及び透明補填層36を備え、その断面周縁が薄板の断面形状である。透明フィルム部31、着色層32、透明受像層33、透明粘着剤層34、剥離紙35、及び透明補填層36は、いずれも、長尺状である。図6(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル5Eになる。
この点、透明フィルム部31の片面(図6(b)では上側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層32と透明補填層36とが積層されている。着色層32と透明補填層36とには、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明受像層33が積層されている。これに対して、透明フィルム部31の他面(図6(b)では下側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明粘着剤層34が積層されている。着色層32に積層された透明受像層33の領域には、インク41が転写される。剥離紙35は、透明粘着剤層34を覆うと共に透明粘着剤層34から引き剥がし可能に設けられる。
また、透明粘着剤層34においては、幅方向(図面の左右方向)の中央付近に、空洞37が形成される。空洞37は、透明粘着剤層34から剥離紙35が引き剥がし可能に設けられる限り、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って連続して設けられてもよいし、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って断続して設けられてもよい。
特に、着色層32の幅が透明フィルム部31の幅より狭く、着色層32が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部31の一端側(図面左側)に寄っている。図6(b)では、着色層32の幅は、透明フィルム部31の幅の数分の1程度である。さらに、透明フィルム部31の片面(図6(b)では上側の面)上において、着色層32に隣接する層域Sは、透明補填層36と一致する。
このような構成を有することで、図6(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、その断面周縁が薄板の断面形状であり、厚みTが均一である。
尚、図6(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11から作成されたセルフラミネート用印刷済ラベル5Eがセルフラミネート用印刷済ラベル301(図1参照)に相当し、着色層32に積層されている透明受像層33の領域が印刷部分302(図1参照)に相当し、透明補填層36に積層されている透明受像層33の領域が透明部分303(図1参照)に相当する。
図6(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、透明フィルム部31、着色層32、透明受像層33、透明粘着剤層34、剥離紙35、及び透明補填層36を備え、その断面周縁が薄板の断面形状である。透明フィルム部31、着色層32、透明受像層33、透明粘着剤層34、剥離紙35、及び透明補填層36は、いずれも、長尺状である。図6(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル5Fになる。
この点、透明フィルム部31の片面(図6(c)では下側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層32と透明補填層36とが積層されている。着色層32と透明補填層36とには、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明粘着剤層34が積層されている。これに対して、透明フィルム部31の他面(図6(c)では上側の面)上には、透明受像層33が積層されている。着色層32と厚み方向(図面の上下方向)で重なる透明受像層33の領域には、インク41が転写される。剥離紙35は、透明粘着剤層34を覆うと共に透明粘着剤層34から引き剥がし可能に設けられる。
また、透明粘着剤層34においては、幅方向(図面の左右方向)の中央付近に、空洞37が形成される。空洞37は、透明粘着剤層34から剥離紙35が引き剥がし可能に設けられる限り、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って連続して設けられてもよいし、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って断続して設けられてもよい。
特に、着色層32の幅が透明フィルム部31の幅より狭く、着色層32が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部31の一端側(図面左側)に寄っている。図6(c)では、着色層32の幅は、透明フィルム部31の幅の数分の1程度である。さらに、透明フィルム部31の片面(図6(c)では下側の面)上において、着色層32に隣接する層域Sは、透明補填層36と一致する。
このような構成を有することで、図6(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11は、その断面周縁が薄板の断面形状であり、厚みTが均一である。
尚、図6(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ11から作成されたセルフラミネート用印刷済ラベル5Fがセルフラミネート用印刷済ラベル301(図1参照)に相当し、着色層32に積層された透明受像層33の領域が印刷部分302(図1参照)に相当し、透明補填層36に積層された透明受像層33の領域が透明部分303(図1参照)に相当する。
[4.セルフラミネート用印刷テープ(第2実施形態)]
次に、図7及び図8に示す第2実施形態に係るセルフラミネート用印刷テープ111について説明する。図7及び図8は、第2実施形態に係る長尺状のセルフラミネート用印刷テープ111を、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向(紙面上の奥行方向))とは直角な幅方向(図面の左右方向)の断面で模式的に示した図である。
第2実施形態に係るセルフラミネート用印刷テープ111は、透明受像層を有せず、図7(a)(b)(c)乃至図8(a)(b)(c)の6パターンある。
図7(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、透明フィルム部131、着色層132、透明粘着剤層134、及び剥離紙135を備え、その断面周縁が薄板の断面形状である。透明フィルム部131、着色層132、透明粘着剤層134、及び剥離紙135は、いずれも、長尺状である。図7(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル105Aになる。
この点、透明フィルム部131の片面(図7(a)では下側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層132と透明粘着剤層134とが積層されている。透明粘着剤層134は、着色層132上にも、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って積層されている。着色層132に積層された透明フィルム部131の領域には、インク141が転写される。剥離紙135は、透明粘着剤層134を覆うと共に透明粘着剤層134から引き剥がし可能に設けられる。
特に、着色層132の幅が透明フィルム部131の幅より狭く、着色層132が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部131の一端側(図面左側)に寄っている。図7(a)では、着色層132の幅は、透明フィルム部131の幅の数分の1程度である。さらに、透明フィルム部131の片面(図7(a)では下側の面)上において、着色層132に隣接する層域Sには、透明粘着剤層134の一部分が存在する。透明粘着剤層134の最大幅は透明フィルム部131の幅と同じである。
このような構成を有することで、図7(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、その断面周縁が薄板の断面形状であり、厚みTが均一である。
尚、図7(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111から作成されたセルフラミネート用印刷済ラベル105Aがセルフラミネート用印刷済ラベル301(図1参照)に相当し、着色層132に積層されている透明フィルム部131の領域が印刷部分302(図1参照)に相当し、透明粘着剤層134に直接積層されている透明フィルム部131の領域が透明部分303(図1参照)に相当する。
図7(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、透明フィルム部131、着色層132、透明粘着剤層134、及び剥離紙135を備え、その断面周縁が薄板の断面形状である。透明フィルム部131、着色層132、透明粘着剤層134、及び剥離紙135は、いずれも、長尺状である。図7(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル105Bになる。
この点、透明フィルム部131の片面(図7(b)では下側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層132と透明粘着剤層134とが積層されている。着色層132に積層された透明フィルム部131の領域には、インク141が転写される。剥離紙135は、透明粘着剤層134及び着色層132を覆うと共に透明粘着剤層134及び着色層132から引き剥がし可能に設けられる。
特に、着色層132の幅が透明フィルム部131の幅より狭く、着色層132が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部131の一端側(図面左側)に寄っている。図7(b)では、着色層132の幅は、透明フィルム部131の幅の数分の1程度である。さらに、透明フィルム部131の片面(図7(b)では下側の面)上において、着色層132に隣接する層域Sは、透明粘着剤層134と一致する。
このような構成を有することで、図7(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、その断面周縁が薄板の断面形状であり、厚みTが均一である。
尚、図7(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111から作成されたセルフラミネート用印刷済ラベル105Bがセルフラミネート用印刷済ラベル301(図1参照)に相当し、着色層132に積層された透明フィルム部131の領域が印刷部分302(図1参照)に相当し、透明粘着剤層134に積層された透明フィルム部131の領域が透明部分303(図1参照)に相当する。
図7(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、透明フィルム部131、着色層132、透明粘着剤層134、剥離紙135、及び透明補填層136を備え、その断面周縁が薄板の断面形状である。透明フィルム部131、着色層132、透明粘着剤層134、剥離紙135、及び透明補填層136は、いずれも、長尺状である。図7(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル105Cになる。
この点、透明フィルム部131の片面(図7(c)では上側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層132と透明補填層136とが積層されている。これに対して、透明フィルム部131の他面(図7(c)では下側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明粘着剤層134が積層されている。着色層132には、インク141が転写される。剥離紙135は、透明粘着剤層134を覆うと共に透明粘着剤層134から引き剥がし可能に設けられる。
特に、着色層132の幅が透明フィルム部131の幅より狭く、着色層132が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部131の一端側(図面左側)に寄っている。図7(c)では、着色層132の幅は、透明フィルム部131の幅の数分の1程度である。さらに、透明フィルム部131の片面(図7(c)では上側の面)上において、着色層132に隣接する層域Sは、透明補填層136と一致する。
このような構成を有することで、図7(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、その断面周縁が薄板の断面形状であり、厚みTが均一である。
尚、図7(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111から作成されたセルフラミネート用印刷済ラベル105Cがセルフラミネート用印刷済ラベル301(図1参照)に相当し、着色層132が印刷部分302(図1参照)に相当し、透明補填層136が透明部分303(図1参照)に相当する。
図8(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、透明フィルム部131、着色層132、透明粘着剤層134、剥離紙135、及び透明補填層136を備え、その断面周縁が薄板の断面形状である。透明フィルム部131、着色層132、透明粘着剤層134、剥離紙135、及び透明補填層136は、いずれも、長尺状である。図8(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル105Dになる。
この点、透明フィルム部131の片面(図8(a)では下側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層132と透明補填層136とが積層されている。着色層132と透明補填層136とには、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明粘着剤層134が積層されている。着色層132に積層された透明フィルム部131の領域には、インク141が転写される。剥離紙135は、透明粘着剤層134を覆うと共に透明粘着剤層134から引き剥がし可能に設けられる。
特に、着色層132の幅が透明フィルム部131の幅より狭く、着色層132が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部131の一端側(図面左側)に寄っている。図8(a)では、着色層132の幅は、透明フィルム部131の幅の数分の1程度である。さらに、透明フィルム部131の片面(図8(a)では下側の面)上において、着色層132に隣接する層域Sは、透明補填層136と一致する。
このような構成を有することで、図8(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、その断面周縁が薄板の断面形状であり、厚みTが均一である。
尚、図8(a)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111から作成されたセルフラミネート用印刷済ラベル105Dがセルフラミネート用印刷済ラベル301(図1参照)に相当し、着色層132に積層された透明フィルム部131の領域が印刷部分302(図1参照)に相当し、透明補填層136に積層された透明フィルム部131の領域が透明部分303(図1参照)に相当する。
図8(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、透明フィルム部131、着色層132、透明粘着剤層134、剥離紙135、及び透明補填層136を備え、その断面周縁が薄板の断面形状である。透明フィルム部131、着色層132、透明粘着剤層134、剥離紙135、及び透明補填層136は、いずれも、長尺状である。図8(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル105Eになる。
この点、透明フィルム部131の片面(図8(b)では上側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層132と透明補填層136とが積層されている。これに対して、透明フィルム部131の他面(図8(b)では下側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明粘着剤層134が積層されている。着色層132には、インク141が転写される。剥離紙135は、透明粘着剤層134を覆うと共に透明粘着剤層134から引き剥がし可能に設けられる。
また、透明粘着剤層134においては、幅方向(図面の左右方向)の中央付近に、空洞137が形成される。空洞137は、透明粘着剤層134から剥離紙135が引き剥がし可能に設けられる限り、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って連続して設けられてもよいし、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って断続して設けられてもよい。
特に、着色層132の幅が透明フィルム部131の幅より狭く、着色層132が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部131の一端側(図面左側)に寄っている。図8(b)では、着色層132の幅は、透明フィルム部131の幅の数分の1程度である。さらに、透明フィルム部131の片面(図8(b)では上側の面)上において、着色層132に隣接する層域Sは、透明補填層136と一致する。
このような構成を有することで、図8(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、その断面周縁が薄板の断面形状であり、厚みTが均一である。
尚、図8(b)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111から作成されたセルフラミネート用印刷済ラベル105Eがセルフラミネート用印刷済ラベル301(図1参照)に相当し、着色層132が印刷部分302(図1参照)に相当し、透明補填層136が透明部分303(図1参照)に相当する。
図8(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、透明フィルム部131、着色層132、透明粘着剤層134、剥離紙135、及び透明補填層136を備え、その断面周縁が薄板の断面形状である。透明フィルム部131、着色層132、透明粘着剤層134、剥離紙135、及び透明補填層136は、いずれも、長尺状である。図8(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、幅方向(図面の左右方向)で切断されることで、セルフラミネート用印刷済ラベル105Fになる。
この点、透明フィルム部131の片面(図8(c)では下側の面)上には、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って着色層132と透明補填層136とが積層されている。着色層132と透明補填層136とには、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って透明粘着剤層134が積層されている。着色層132に積層された透明フィルム部131の領域には、インク141が転写される。剥離紙135は、透明粘着剤層134を覆うと共に透明粘着剤層134から引き剥がし可能に設けられる。
また、透明粘着剤層134においては、幅方向(図面の左右方向)の中央付近に、空洞137が形成される。空洞137は、透明粘着剤層134から剥離紙135が引き剥がし可能に設けられる限り、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って連続して設けられてもよいし、長尺方向(図面の垂線に平行な垂直方向)に渡って断続して設けられてもよい。
特に、着色層132の幅が透明フィルム部131の幅より狭く、着色層132が幅方向(図面の左右方向)で透明フィルム部131の一端側(図面左側)に寄っている。図8(c)では、着色層132の幅は、透明フィルム部131の幅の数分の1程度である。さらに、透明フィルム部131の片面(図8(c)では下側の面)上において、着色層132に隣接する層域Sは、透明補填層136と一致する。
このような構成を有することで、図8(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111は、その断面周縁が薄板の断面形状であり、厚みTが均一である。
尚、図8(c)に示すパターンのセルフラミネート用印刷テープ111から作成されたセルフラミネート用印刷済ラベル105Fがセルフラミネート用印刷済ラベル301(図1参照)に相当し、着色層132に積層された透明フィルム部131の領域が印刷部分302(図1参照)に相当し、透明補填層136に積層された透明フィルム部131の領域が透明部分303(図1参照)に相当する。
[5.まとめ]
すなわち、本実施の形態に係るセルフラミネート用印刷テープ11,111、小巻ロール12A、及びセルフラミネート用テープカセット1では、当該セルフラミネート用印刷テープ11,111の厚みTが均一であることから、当該セルフラミネート用印刷テープ11,111の走行性を安定させることができる。
また、セルフラミネート用印刷テープ11,111の厚みTが均一であると、小巻ロール12Aを生産する際に、巻き乱れを防止することから、その生産の安定性に役立つ。
[6.その他]
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、透明フィルム部31,131の他面側に積層されている透明補填層36,136の材質を透明粘着剤層34,134の材質、あるいは透明受像層33の材質と同一にしてもよい。
1 セルフラミネート用テープカセット
6 インクリボン
11 セルフラミネート用印刷テープ
12A 小巻ロール
31 透明フィルム部
32 着色層
33 透明受像層
34 透明粘着剤層
35 剥離紙
36 透明補填層
111 セルフラミネート用印刷テープ
131 透明フィルム部
132 着色層
134 透明粘着剤層
135 剥離紙
136 透明補填層
S 透明フィルム部の片面上で着色層に隣接する層域
T セルフラミネート用印刷テープの厚み

Claims (6)

  1. 長尺状の透明フィルム部と、前記透明フィルム部の片面に長尺方向に積層された着色層と、透明粘着剤層と、前記透明粘着剤層を直接に覆うと共に前記透明粘着剤層から引き剥がし可能に設けられた長尺状の剥離紙と、を有し、前記着色層の幅が前記透明フィルム部の幅より狭く、前記着色層が前記長尺方向とは直角な幅方向で前記透明フィルム部の一端側に寄っているセルフラミネート用印刷テープであって、
    前記透明粘着剤層が、前記透明フィルム部の片面上で前記着色層に隣接する層域を補填すると共に前記剥離紙に覆われる側の表面を平らにした状態で、前記透明フィルム部及び前記着色層に積層されることによって、当該セルフラミネート用印刷テープの厚みが均一であること、を特徴とするセルフラミネート用印刷テープ。
  2. 長尺状の透明フィルム部と、前記透明フィルム部の片面に長尺方向に積層された着色層と、透明粘着剤層と、前記透明粘着剤層及び前記着色層を直接に覆うと共に前記透明粘着剤層から引き剥がし可能に設けられた長尺状の剥離紙と、を有し、前記着色層の幅が前記透明フィルム部の幅より狭く、前記着色層が前記長尺方向とは直角な幅方向で前記透明フィルム部の一端側に寄っているセルフラミネート用印刷テープであって、
    前記透明粘着剤層が、前記透明フィルム部の片面上で前記着色層に隣接する層域を補填すると共に前記剥離紙に覆われる側の表面を前記着色層の表面とは面一の平らにした状態で、前記透明フィルム部に積層されることによって、当該セルフラミネート用印刷テープの厚みが均一であること、を特徴とするセルフラミネート用印刷テープ。
  3. 請求項に記載するセルフラミネート用印刷テープであって、
    当該セルフラミネート用印刷テープの前記剥離紙とは反対側表面全体を形成する透明受像層を備えること、を特徴とするセルフラミネート用印刷テープ。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載されたセルフラミネート用印刷テープが巻回されたこと、を特徴とする小巻ロール。
  5. 請求項に記載された小巻ロールが内蔵されたこと、を特徴とするセルフラミネート用テープカセット。
  6. 請求項に記載するセルフラミネート用テープカセットであって、
    インクリボンが内蔵されたこと、を特徴とするセルフラミネート用テープカセット。
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