JP5564729B1 - 表巻きロール紙および表巻きロール紙の端止め方法 - Google Patents
表巻きロール紙および表巻きロール紙の端止め方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5564729B1 JP5564729B1 JP2013059001A JP2013059001A JP5564729B1 JP 5564729 B1 JP5564729 B1 JP 5564729B1 JP 2013059001 A JP2013059001 A JP 2013059001A JP 2013059001 A JP2013059001 A JP 2013059001A JP 5564729 B1 JP5564729 B1 JP 5564729B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- label
- mount
- front roll
- temporarily attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Abstract
【課題】表巻きロール紙の先端部が巻き解けないように仮止めシールなどを必要としない表巻きロール紙および表巻きロール紙の端止め方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】表巻きロール紙1は、帯状の台紙3に一定間隔をおいてラベル2が表巻きになるように仮着された状態で巻回されている。パーシャルカットライン4のどちらか一方の端部4aから先端台紙3aを引き千切ると先端台紙3aが剥離されて、先端ラベル2の前縁部2bの粘着剤層が形成された裏面が一部露出する。先端ラベル2を巻回させて1周内側のラベル2に粘着剤層が形成された裏面を仮着させると表巻きロール紙の端止めが容易にできる。
【選択図】図3
【解決手段】表巻きロール紙1は、帯状の台紙3に一定間隔をおいてラベル2が表巻きになるように仮着された状態で巻回されている。パーシャルカットライン4のどちらか一方の端部4aから先端台紙3aを引き千切ると先端台紙3aが剥離されて、先端ラベル2の前縁部2bの粘着剤層が形成された裏面が一部露出する。先端ラベル2を巻回させて1周内側のラベル2に粘着剤層が形成された裏面を仮着させると表巻きロール紙の端止めが容易にできる。
【選択図】図3
Description
本発明は、帯状の台紙に一定間隔をおいて仮着されたラベルが表巻きになるようにロール状に巻回された表巻きロール紙であって、先端ラベルが端止めし易いような表巻きロール紙および表巻きロール紙の端止め方法に関するものである。
通常、ラベルプリンターに装填されて印字されるロール紙は、原反と称される最大幅の原材料から所定の幅にカットされながら所定の長さに巻き取られる小巻工程を経て製造される。そして、巻回されたロール紙の先端部を一周内側のロール紙に粘着性のある固定シールで端止めされている。また、ロール紙をロール状に巻回する方法として、ラベルが台紙の表側(外側)を向くように仮着された状態で巻回された表巻きと、ラベルが台紙の裏側(内側)に隠れるように仮着された状態で巻回された表巻きとがある。
たとえば、裏巻きロール状印刷用紙の仮止め方法にかかるもので、裏巻きロール状印刷用紙の終端部のラベル片の背面側に位置する台紙を仮止め用シールに仮止めしたものが知られている(特許文献1の従来例参照)。また、ロール状記録紙が巻き解けないように、ロール状記録紙の先端部を1周内側の部分に固定する固定シールが知られている(特許文献2の従来例参照)。
しかしながら、特許文献1の裏巻きロール状印刷用紙およびその仮止め方法は、仮止めシールを別途用意しなければならなかった。また、特許文献2のロール状記録紙は、巻き解けないように固定する固定シールを別途用意しなければならなかった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、表巻きロール紙の先端部が巻き解けないように仮止めシールなどを必要としない表巻きロール紙および表巻きロール紙の端止め方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために請求項1に記載の表巻きロール紙は、帯状の台紙に一定間隔をおいて仮着されたラベルが表巻きになるようにロール状に巻回された表巻きロール紙において、先端ラベルが仮着されている領域の台紙の幅方向にパーシャルカットラインが形成されているものである。
また、上記の課題を解決するために請求項2に記載の表巻きロール紙は、前記パーシャルカットラインの両端部にカット部が形成されているものである。
また、上記の課題を解決するために請求項3に記載の表巻きロール紙は、前記先端ラベルの前縁部の形状が凹凸に形成されているものである。
また、上記の課題を解決するために請求項4に記載の表巻きロール紙の端止め方法は、帯状の台紙に一定間隔をおいて仮着されたラベルが表巻きになるようにロール状に巻回された表巻きロール紙の端止め方法において、先端ラベルが仮着されている領域の台紙の幅方向に形成されたパーシャルカットラインから先端台紙を剥離させてから、先端ラベルを一周内側のラベルに仮着させていることである。
請求項1に記載の表巻きロール紙は、帯状の台紙に一定間隔をおいて仮着されたラベルが表巻きになるようにロール状に巻回された表巻きロール紙において、先端ラベルが仮着されている領域の台紙の幅方向にパーシャルカットラインが形成されているので、パーシャルカットラインから先端台紙を剥離させることによって、先端ラベルを1周内部のラベルに仮着させるだけで容易に端止めすることができ、また、仮止めシールなどで別途仮着させる必要性がなくなる。
また、請求項2に記載の表巻きロール紙は、前記パーシャルカットラインの両端部にカット部が形成されているので、パーシャルカットラインから先端台紙を容易に剥離させることができる。
また、請求項3に記載の表巻きロール紙は、前記先端ラベルの前縁部の形状が凹凸に形成されているので、端止めした後、ラベルプリンターなどに装填する時に巻き解け易い。
また、請求項4に記載の表巻きロール紙の端止め方法は、帯状の台紙に一定間隔をおいて仮着されたラベルが表巻きになるようにロール状に巻回された表巻きロール紙の端止め方法において、先端ラベルが仮着とくされている領域の台紙の幅方向に形成されたパーシャルカットラインから先端台紙を剥離させてから、先端ラベルを一周内側のラベルに仮着させているので、仮止めシールなどで別途仮着させる必要がなく、また、ラベルプリンターなどに装填する時に巻き解け易い。
以下の実施例にて、本発明に係る表巻きロール紙および表巻きロール紙の端止め方法について詳述する。なお、本発明については、実施例の説明だけに限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施例では、帯状の台紙に一定間隔をおいて仮着されたラベルが表巻きになるようにロール状に巻回された表巻きロール紙および表巻きロール紙の端止め方法について説明する。図1は、本発明に係る表巻きロール紙を斜目下から見た斜視図である。図1において、表巻きロール紙1は、帯状の台紙3に一定間隔をおいてラベル2が表巻きになるように仮着された状態で巻回されている。
先端ラベル2が仮着されている領域の一部の台紙3の幅方向に台紙3の一部を残して切断する部分カットされた、いわゆるパーシャルカットライン4が形成されている。ここでは、先端ラベル2が仮着されている領域の略中央部にパーシャルカットライン4が形成されているが、先端ラベル2が仮着されている領域内であれば適宜パーシャルカットライン4を形成することができる。ここでは、パーシャルカットライン4は、先端ラベル2だけに形成された場合について示されているが、一定間隔を持って台紙3に形成することもできる。また、パーシャルカットライン4は、ミシン目などにすることもできる。
パーシャルカットライン4の両端部4a,4aにカット部が形成されることが望ましい。そうすることによって、両端部4a、4aのどちらか一方の端部4aから先端台紙3aを引き千切るようにすると剥離し易くなるからである。
表巻きロール紙1の他の実施例について説明する。図1と同じ箇所については、説明を省略する。図2は、本発明に係る他の表巻きロール紙を斜目下から見た斜視図である。図2において、先端ラベル2の前縁部2bが複数の山形形状に形成されている。前縁部2bを山形形状にすることにより、後述する端止めされた表巻きロール紙1を再度巻き解け易くなっている。前縁部2bの形状は、任意の凹凸状の形状にすることもできる。もちろん、図1のように先端ラベル2の前縁部2aを矩形にすることもできる。
次に、他の表巻きロール紙の場合について、その端止め方法を詳述する。図3は、本発明に係る他の表巻きロール紙の端止め方法を斜目下から見た斜視図であって、(a)図は、表巻きロール紙から先端ラベルを巻き解いた状態の斜視図であり、(b)図は、表巻きロール紙の先端台紙を剥離させた後の斜視図であり、(c)図は、表巻きロール紙の先端ラベルを巻回させて1周内側のラベルに仮着させた状態の斜視図である。
図3の(a)において、パーシャルカットライン4のどちらか一方の端部4aからパーシャルカットライン4に沿って先端台紙3aを引き千切ると先端台紙3aが剥離されて、図3の(b)図のように先端ラベル2の前縁部2bの粘着剤層が形成された裏面が一部露出する。図3の(b)図の状態から先端ラベル2を巻回させて1周内側のラベル2に粘着剤層が形成された裏面を仮着させると図3の(c)図の状態になり、表巻きロール紙1の端止めが容易できる。また、端止めされた表巻きロール紙1をラベルプリンターなどに装填する時は、端止め部分が山形形状になっているので先端ラベル2の前縁部2bから巻き解き易くなる。
図3では、先端ラベル2の前縁部2bが山形形状に形成された場合について、説明してあるが、図1のように先端ラベル2の前縁部2aが矩形であっても良い。また、前縁部2bの形状は、任意の凹凸状の形状にすることもできる。
表巻きのロール紙の端止めが容易にできるとともに容易に端止めを解き解すことができるので、ラベルプリンターなどに簡単に装填することができる。したがって、各種のラベルプリンターなどに装填される表巻きのロール紙として広く利用されている。
1 表巻きロール紙
2 ラベル
2a、2b 前縁部
3 台紙
3a 先端台紙
4 パーシャルカットライン
4a、4a 両端部
2 ラベル
2a、2b 前縁部
3 台紙
3a 先端台紙
4 パーシャルカットライン
4a、4a 両端部
Claims (4)
- 帯状の台紙に一定間隔をおいて仮着されたラベルが表巻きになるようにロール状に巻回された表巻きロール紙において、
先端ラベルが仮着されている領域の台紙の幅方向にパーシャルカットラインが形成されていることを特徴とする表巻きロール紙。 - 前記パーシャルカットラインの両端部にカット部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表巻きロール紙。
- 前記先端ラベルの前縁部の形状が凹凸に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の表巻きロール紙。
- 帯状の台紙に一定間隔をおいて仮着されたラベルが表巻きになるようにロール状に巻回された表巻きロール紙の端止め方法において、
先端ラベルが仮着されている領域の台紙の幅方向に形成されたパーシャルカットラインから先端台紙を剥離させてから、先端ラベルを一周内側のラベルに仮着させることを特徴とする表巻きロール紙の端止め方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013059001A JP5564729B1 (ja) | 2013-03-21 | 2013-03-21 | 表巻きロール紙および表巻きロール紙の端止め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013059001A JP5564729B1 (ja) | 2013-03-21 | 2013-03-21 | 表巻きロール紙および表巻きロール紙の端止め方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5564729B1 true JP5564729B1 (ja) | 2014-08-06 |
JP2014184990A JP2014184990A (ja) | 2014-10-02 |
Family
ID=51427122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013059001A Expired - Fee Related JP5564729B1 (ja) | 2013-03-21 | 2013-03-21 | 表巻きロール紙および表巻きロール紙の端止め方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5564729B1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000502975A (ja) * | 1995-12-14 | 2000-03-14 | マークポイント プリンタ アーベー | ラベルモジュール上へのオンデマンド印刷のための方法および装置 |
JP2002173257A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-21 | Kaneda Kikai Seisakusho Ltd | 巻取紙用タブ |
JP2007510604A (ja) * | 2003-11-03 | 2007-04-26 | パーマセル | スプライステープ用のブリッジラベル |
-
2013
- 2013-03-21 JP JP2013059001A patent/JP5564729B1/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000502975A (ja) * | 1995-12-14 | 2000-03-14 | マークポイント プリンタ アーベー | ラベルモジュール上へのオンデマンド印刷のための方法および装置 |
JP2002173257A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-21 | Kaneda Kikai Seisakusho Ltd | 巻取紙用タブ |
JP2007510604A (ja) * | 2003-11-03 | 2007-04-26 | パーマセル | スプライステープ用のブリッジラベル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014184990A (ja) | 2014-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010531917A5 (ja) | ||
JP5564729B1 (ja) | 表巻きロール紙および表巻きロール紙の端止め方法 | |
WO2016203775A1 (ja) | ウェブ材の巻き取り方法、巻き取り体、巻芯、及び粘着テープ | |
JP4764946B2 (ja) | 清掃用粘着テープロール | |
JP2013256763A (ja) | 仕上げ床材および仕上げ床材の設置方法 | |
JP2013078884A5 (ja) | ||
JP5874094B1 (ja) | 巻芯及びウェブ材の巻き取り方法。 | |
JP6478039B2 (ja) | リードフィルム付き熱転写シート、及びリードフィルム付き熱転写シートと巻取り用ボビンとの組合せ | |
JP2009057191A (ja) | 巻き止めシール | |
JP2009029609A (ja) | テープカッター | |
JP2008260601A (ja) | 巻回体、その製造方法、及び積層部含有長尺シート | |
JP2015006934A (ja) | フィルム巻取用巻芯及びその製造方法 | |
JP5033260B1 (ja) | ラベルロール体 | |
JP5202273B2 (ja) | 粘着テープロール | |
JP2015161805A5 (ja) | ||
JP2007253422A (ja) | フィルムロール | |
JP2007248492A (ja) | 分離用ラベル | |
JP2006212827A (ja) | 塗膜転写具用パンケーキおよびこれを搭載した塗膜転写具 | |
JP6587888B2 (ja) | ラベル連続体ロール | |
JP5663982B2 (ja) | コアレス粘着テープロール | |
JP6293493B2 (ja) | 粘着シート | |
JP6948228B2 (ja) | ラベルシート | |
JP4037299B2 (ja) | ラベル連続体を巻心に留める構造およびラベル連続体の巻状体 | |
JP5418656B2 (ja) | 巻回体、その製造方法、及び積層部含有長尺シート | |
JP2005262448A (ja) | パンケーキ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140513 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140529 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5564729 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |