JP2013256763A - 仕上げ床材および仕上げ床材の設置方法 - Google Patents

仕上げ床材および仕上げ床材の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】仕上げ床材の設置をしやすくすることができ、かつ粘着面保護シートを有効に利用できる仕上げ床材および仕上げ床材の設置方法を提供する。
【解決手段】仕上げ床材1は、裏面14に粘着層12を設けて粘着面12aを形成した仕上げ床材1であって、裏面の一辺縁14aから、その辺縁に対向する他辺縁14bを経由し、少なくとも、裏面の一辺縁14に対応する表面13側の辺縁13aにいたるまでのほぼ全周に、離型性の粘着面保護シート20が巻回、取り付けされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、裏面に形成された粘着面に離型性の粘着面保護シートが取り付けられた仕上げ床材および仕上げ床材の設置方法に関する。
従来の仕上げ床材には、床に配設された床下地材に対して粘着力を利用して設置するために、裏面に予め、たとえば両面テープなどで粘着層を形成したものがある。
このような粘着層を有した仕上げ床材は、使用前の粘着面を保護するために、施工前には粘着面全体に離型性の粘着面保護シート(剥離紙、離型紙)が取り付けされているのが通例である(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のものは、粘着面に対して約2倍の長さの粘着面保護シートが取り付けられ、粘着面を覆う部分以外の余剰の部分は折り返されて二重に重ねられ、さらにその端部が仕上げ床材の端部よりも突出した状態となっている。
そして、仕上げ床材を下地上に設置する際には、余剰の粘着面保護シートを下方の床下地材に向けた状態で位置決めし、粘着面保護シートの突出した部分を引っ張って粘着面を徐々に露出させながら、粘着面を床下地材の上面に粘着させるようにすることができる。
このように、粘着面保護シートが端部で折り返されて二重に取り付けてあるため、粘着面を露出させない状態で仕上げ床材を位置決めすることができ、またその後の粘着面保護シートの引き剥がしもたやすく行える。
特開2004−324339号公報
しかしながら、上記構成では、約2倍の長さの粘着面保護シートを使用するためコストが余分にかかる。特に、粘着面保護シートは施工後に廃棄するものであるため、有効に利用したいとの要望もある。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、仕上げ床材の設置をしやすくでき、かつ粘着面保護シートを有効に利用できる仕上げ床材および仕上げ床材の設置方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る仕上げ床材は、裏面に粘着層を設けて粘着面を形成した仕上げ床材であって、裏面の一辺縁から、その辺縁に対向する他辺縁を経由し、少なくとも、裏面の一辺縁に対応する表面側の辺縁にいたるまでのほぼ全周に、離型性の粘着面保護シートが巻回、取り付けされていることを特徴とする。
本発明において、巻回された粘着面保護シートの外面に、当該仕上げ床材の設置方法が記載されている構成としてもよい。
また、本発明に係る仕上げ床材の設置方法は、請求項1または2の仕上げ床材を下地上に設置する仕上げ床材の設置方法であって、粘着面保護シートのうち仕上げ床材の表面側を覆った表面シート部を裏面側に折り返すように巻き戻し、折り返した表面シート部を粘着面を覆っている裏面シート部に重ね合わせ、粘着面を下方に向けた状態で、粘着面保護シートの折り返し部の近傍面を下地に接触させ、表面シート部の端部を引っ張って、裏面シート部を粘着面から引き剥がして、その粘着面を下地に粘着させるようにしたことを特徴とする。
本発明に係る仕上げ床材、仕上げ床材の設置方法によれば、上述の構成としたことで、仕上げ床材の設置をしやすくでき、かつ粘着面を覆う粘着面保護シートを有効に利用することができる。
(a)は本発明の一実施形態に係る仕上げ床材の平面図、(b)は(a)のX−X矢視断面図、(c)は(a)のY−Y線矢視断面図および拡大部分断面図である。 (a)〜(c)は、仕上げ床材の設置方法(1/2)を示した、図1(a)のX−X線に対応した断面図である。 (a)〜(c)は、仕上げ床材の設置方法(2/2)を示した、図1(a)のX−X線に対応した断面図である。 仕上げ床材の粘着面保護シートの外面の拡大図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
本実施形態の仕上げ床材1は、大引き等の床下構造体(不図示)の上に配設される床下地材2(図3参照)などの下地の上に配設される仕上げ用の床材である。
この仕上げ床材1の床材本体10は、木質材の表面側に化粧シート(不図示)を積層してなる矩形状の基材11と、その裏面14側に積層させた粘着層12とを備えている(図1(a)(c)参照)。なお、粘着層12は裏面14のほぼ全面に形成することが望ましいが、たとえば仕上げ床材1の縦横寸法よりも十分に細い両面テープを複数列に取着して構成したものなど、裏面14全面に取り付けたものでなくてもよい。
そしてその粘着層12によってできた床材本体10の粘着面12aには、粘着面12aを保護するための離型性を有した粘着面保護シート20(剥離紙、離型紙)が貼着されている。
粘着面保護シート20は、基材となる紙(不図示)と、粘着面12aに接する、シリコーン樹脂などよりなる剥離層(不図示)とを備え、その剥離層側を粘着面12aに取り付けて剥離可能に保護できるようになっている。
この粘着面保護シート20は、床材本体10の裏面の一辺縁14aから、その辺縁に対向する裏面の他辺縁14bを経由し、裏面の一辺縁14aに対応する表面13側の辺縁13aにいたるまでのほぼ全周に巻回、取り付けされている。つまり、粘着面保護シート20は、粘着面12aを含む床材本体10の裏面14、側面15および表面13を覆っている。本明細書および特許請求の範囲では、このように床材本体10に巻回された連続状の粘着面保護シート20のうち、裏面14を覆う部分を裏面シート部25、表面13を覆う部分を表面シート部24という。
粘着面保護シート20の終端22は、表面13側の辺縁13aよりも突出させておくことが望ましく、本図例では、突出したシートがさらに他の側面15を介して裏面14側にも巻回されている。このように、粘着面保護シート20を先端21と終端22とがわずかに重なった状態に床材本体10に巻回し、さらに終端22を先端21の外面に剥離が可能なように糊付けしておくことが望ましい。なお、粘着面保護シート20の終端22を先端21に重ねずに、床材本体10の側面15に剥離可能に糊付けしておいてもよい。
このように、この仕上げ床材1は、使用(施工)前において粘着面12a(裏面14)だけではなく、表面13も1枚の粘着面保護シート20で覆われた構造であるため、粘着面保護シート20により床材本体10の表面13と裏面14を含む外面を保護することができる。
また、粘着面保護シート20の終端22を先端21または床材本体10の側面15に糊付けしておけば、持ち運びなどの施工前の取り扱いの際に、表面シート部24が剥がれるおそれはなく、仕上げ床材10を、粘着面保護シート20が巻き付いた状態に維持することができる。
したがって、この粘着面保護シート20は床材本体10の包装材、簡易梱包材としても兼用でき、その結果、生産コストの低減化を図ることができる。
この仕上げ床材1は、図2、図3に示したような手順で施工される。
まず、仕上げ床材1の粘着面保護シート20の終端22を剥がし、表面シート部24を床材本体10の表面13から引き離し、その表面シート部24を裏面14側へと折り返すように巻き戻し、裏面シート部25に重なるようにして終端22を先端21よりも突出した状態にする(図2(a)〜(c)参照)。なお、図2(c)に示すように、この状態では粘着面12aがほとんど露出しないようにしておくことが望ましい。
ついで、仕上げ床材1の裏面14を下方に向け斜めにした状態で、粘着面保護シート20の折り返し部23(床材本体10の角部)を床下地材2の上面に接触させながら、位置決めする(図3(a)参照)。位置決めは、既設の仕上げ床材(床材本体10A)の側端部に対し、側端部を突き合わせるようにしてから、さらに仕上げ床材1を長手方向に沿って移動させながら位置を合わせるようにすればよい。
そして、位置決めをした後、粘着面保護シート20の終端22(表面シート部24の端部)を、引き剥がす方向に30〜50mm程度引っ張って粘着面をわずかに露出させ、その露出部位を床下地材2に軽く押し当て密着させる(図3(b)参照)。ついで、表面シート部24をさらに引っ張って裏面シート部25を粘着面12aから引き剥がして、その粘着面12aの全体を床下地材2に粘着させる(図3(b)(c)参照)。
このように、粘着面保護シート20の表面シート部24は、仕上げ床材1の施工において、粘着面12aを露出させるための操作手段(引き剥がし手段)として作用する。そのため、仕上げ床材1の設置を、粘着面12aに手指が触れることなく、迅速かつ簡易に行うことができる。
また、粘着面12aを下方に向けて位置決めをする時には、粘着面12aが粘着面保護シート20に覆われた状態にあるから、仕上げ床材1の角部を床下地材2に接触させても粘着面12aが床下地材2に接触するおそれがなく、位置決めのための移動をたやすくできる。
なお、仕上げ床材1をほとんど移動する必要なく位置決めが簡単にできる場合では、図3(a)に示したステップを介さずに、粘着面12aがわずかに露出した状態で床下地材2の上面に接触させて位置決めしてもよい(図3(b)参照)。
そうすることで、粘着面保護シート20が床材本体10と床下地材2との間に挟まれた状態になることがないため、引き剥がしを小さな力で引っ掛かりなくスムーズに行うことができる。また、粘着面12aがわずかに床下地材2に密着する程度であるため、位置合わせのための床下地材2に対する取り付け、取り外しも簡単に行える。
また、図2、図3には、新たな仕上げ床材10を既設の仕上げ床材10Aに接触させて隣設させる場合の設置方法例を示したが、接触させない場合でも同様の手順で設置することができる。特に位置決めがしにくい設置においては、上記設置方法をとれば、粘着面12aをほとんど床下地材2に接触させることなく位置決めできるので、効果的である。
このような仕上げ床材1の設置方法は、図4に示すように粘着面保護シート20の表面シート部24の外面に、絵や記号、文章を含んだ設置方法図例30として記載されている。そのため、仕上げ床材1の設置が手際よく行える。また、図例のように引き剥がし開始位置を示す文言入りの矢印31や引き剥がし方向を示す矢印32、32、・・・が記載されているので、戸惑うことがない。
なお、図4に示した設置方法図例30は、図3(a)に示したステップを実行しない場合の施工例であるが、そのステップを含んで記載したものであってもよいし、一方の手順を表面シート部24の外面に、他方の手順を裏面シート部25の外面に印刷するようにしてもよい。また、表面シート部24を図3(a)のように巻き戻した後には表面シート部24の外面が見えなくなるので、さらに、外面に記載した同様の設置方法図例30または図3(a)〜(c)に相当する設置方法図例を表面シート部24の内面に印刷するようにしてもよい。
以上のように、本仕上げ床材1には床材本体10の全周分程度の粘着面保護シート20を必要とするが、その粘着面保護シート20によってスムーズな施工ができ、また粘着面保護シート20が包装材にもなり得るため、粘着面保護シート20を有効に活用することができる。
1 仕上げ床材
2 床下地材(下地)
10 床材本体
11 基材
12 粘着層
12a 粘着面
13 表面
13a 辺縁
14 裏面
14a 裏面の一辺縁
14b 裏面の他辺縁
15 側面
16 表面
20 粘着面保護シート
21 先端
22 終端
23 折り返し部
24 表面シート部
25 裏面シート部

Claims (3)

  1. 裏面に粘着層を設けて粘着面を形成した仕上げ床材であって、
    前記裏面の一辺縁から、その辺縁に対向する他辺縁を経由し、少なくとも、前記裏面の一辺縁に対応する表面側の辺縁にいたるまでのほぼ全周に、離型性の粘着面保護シートが巻回、取り付けされていることを特徴とする仕上げ床材。
  2. 請求項1において、
    前記巻回された粘着面保護シートの外面に、当該仕上げ床材の設置方法が記載されていることを特徴とする仕上げ床材。
  3. 請求項1または2の仕上げ床材を下地上に設置する仕上げ床材の設置方法であって、
    前記粘着面保護シートのうち前記仕上げ床材の表面側を覆った表面シート部を裏面側に折り返すように巻き戻し、
    前記折り返した表面シート部を粘着面を覆っている裏面シート部に重ね合わせ、
    前記粘着面を下方に向けた状態で、前記粘着面保護シートの折り返し部の近傍面を前記下地に接触させ、
    前記表面シート部の端部を引っ張って、前記裏面シート部を前記粘着面から引き剥がして、その粘着面を下地に粘着させるようにしたことを特徴とする仕上げ床材の設置方法。
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