JP2017066183A - クロロプレンゴム組成物及びその製造方法、電線・ケーブル及びその製造方法、並びにクロロプレンゴム組成物の架橋方法及び保管方法 - Google Patents

クロロプレンゴム組成物及びその製造方法、電線・ケーブル及びその製造方法、並びにクロロプレンゴム組成物の架橋方法及び保管方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電線・ケーブルに適用可能な耐スコーチ性を有しており、従来の材料に比べて低温架橋(エネルギーコスト低減)が可能で、かつ、常圧〜微加圧でのインライン架橋(連続常圧又は微加圧架橋方式)において発泡を抑制して優れた押出外観を可能とするクロロプレンゴム組成物及びその製造方法、電線・ケーブル及びその製造方法、並びにクロロプレンゴム組成物の架橋方法及び保管方法を提供する。【解決手段】アミノシランを含有し、100℃ムーニ粘度測定でスコーチタイムt5が3分以上であるクロロプレンゴム組成物、及び前記クロロプレンゴム組成物を用いて最外の被覆層を押出成形する工程と、前記被覆層を構成する前記クロロプレンゴム組成物を架橋する工程とを有する電線・ケーブルの製造方法。【選択図】図5

Description

本発明は、クロロプレンゴム組成物及びその製造方法、電線・ケーブル及びその製造方法、並びにクロロプレンゴム組成物の架橋方法及び保管方法に関する。
絶縁電線・ケーブルの被覆材料の架橋方法には、マイクロ波架橋(UHF)、溶融塩架橋(LCM)、飽和水蒸気連続架橋(SVCV)、過熱水蒸気連続架橋(SSCV)、遠赤外線連続架橋(IRCV)、流動床法(PCM)、熱風加熱法(HAV)、電子線照射法等の連続架橋方式と、鉛、TPX(トリメチルペンテン)などを電線・ケーブルに被覆してドラムに巻き取った後、釜架橋するバッチ架橋方式とがある。
これらは、架橋対象物の厚さ、形状、構造、長さ、被覆材料の種類等により、どの架橋方法が最も適しているかが選定され、適用されている。
これらの架橋方法は、架橋装置価格、架橋速度、取り扱い性、製品性能等々から、それぞれ一長一短があるが、生産性やドラム巻取時の変形抑制が可能な点では連続架橋方式が優れている。また、加圧設備コストがかからないことや架橋時の変形抑制が可能な点では常圧架橋が優れている。よって、生産性、設備コスト、ケーブルの変形抑制の観点においては、連続常圧架橋方式が最も優れているといえる。
さらに、架橋時の変形抑制が可能な範囲で微小な圧力を加えることで材料中の水分が主原因の発泡を抑制できる、連続微加圧(0.2MPa以上)の架橋方式が知られている(特許文献1)。
一方、塩素含有樹脂をシラン架橋させる常温常圧架橋方式に関する技術が公開されており、特許文献2では塩素含有樹脂に2級アミノシランを添加して塩素含有樹脂をシラン架橋させる技術、特許文献3では塩素含有樹脂に2級アミノシランを添加する際にグラフト効率を高めるために塩化水素捕捉剤を添加する技術が開示されている。
塩素含有樹脂のシラン架橋は比較的低温で進行させることができるため、エネルギーコストを低減できる優れた手法である。しかし、シランを含有した塩素含有樹脂に耐スコーチ性を付与した技術や、塩素含有樹脂のシラン架橋に連続常圧架橋方式や連続微加圧架橋方式を適用した技術は知られていない。
特開2011−5852号公報 特開昭61−42508号公報 特開2013−194233号公報
連続常圧架橋方式のうち、流動床法(PCM)や熱風加熱法(HAV)は、常圧下、高温にした管中を通して加熱することで架橋する方法である。前者は、ガラスビーズが存在するが、空気伝熱が主体であるため、架橋対象物への伝熱特性が劣り、製造スピードが遅いという欠点がある。
電子線照射法は、電子線の強度により材料への浸透厚さに制限があるため、一般的に、厚肉の絶縁電線よりも薄肉の絶縁電線の製造に適している。また、押出し工程と照射工程とが別工程であるため、一旦ドラムに巻き取る必要があり、その場合、未架橋の被覆材料は変形を受ける問題があるので、絶縁材料は常温で変形し難いものに限られている。
その他の連続常圧架橋方式の場合はいずれも、100℃を超える加熱により発泡が生じる欠点がある。
従来の塩素含有樹脂に連続微加圧架橋方式を適用する場合、100℃を超える加熱でも発泡を抑制可能なものの、架橋速度が遅く、生産性を得るためには200℃程度の高温で架橋処理を行う必要があり、エネルギーコストが高いという問題があった。
エネルギーコスト低減のためには比較的低温で架橋可能なシラン架橋技術が有効である。しかし、通常、シラン架橋は常温では触媒を添加しても架橋を進行させるのに数日間を要すること及び塩素含有樹脂は架橋前は柔らかいため押出後の巻取時に変形が起こることから、変形した状態で架橋が進行してしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、電線・ケーブルに適用可能な耐スコーチ性を有しており、従来の材料に比べて低温架橋(エネルギーコスト低減)が可能で、かつ、常圧〜微加圧でのインライン架橋(連続常圧又は微加圧架橋方式)において発泡を抑制して優れた押出外観を可能とするクロロプレンゴム組成物及びその製造方法、電線・ケーブル及びその製造方法、並びにクロロプレンゴム組成物の架橋方法及び保管方法を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、電線・ケーブルに適用可能な耐スコーチ性を有しており、従来の材料に比べて低温架橋(エネルギーコスト低減)が可能で、かつ、常圧〜微加圧でのインライン架橋(連続常圧又は微加圧架橋方式)において発泡を抑制して優れた押出外観を可能とし、更にはドラム巻取時の変形を抑制できるクロロプレンゴム組成物及びその製造方法、電線・ケーブル及びその製造方法、並びにクロロプレンゴム組成物の架橋方法及び保管方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、下記のクロロプレンゴム組成物及びその製造方法、電線・ケーブル及びその製造方法、並びにクロロプレンゴム組成物の架橋方法及び保管方法を提供する。
[1]アミノシランを含有し、100℃ムーニ粘度測定でスコーチタイムtが3分以上であるクロロプレンゴム組成物。
[2]前記アミノシランは、クロロプレンゴム100質量部に対して、0.88〜6.16質量部含有されている前記[1]に記載のクロロプレンゴム組成物。
[3]クロロプレンゴム100質量部に対して、有機錫系触媒を3質量部未満含有する前記[1]又は前記[2]に記載のクロロプレンゴム組成物。
[4]前記[1]〜[3]のいずれか1つに記載のクロロプレンゴム組成物の製造方法であって、前記アミノシランは、押出機の途中からポンプで圧入してクロロプレンゴム含有材料に添加されるクロロプレンゴム組成物の製造方法。
[5]前記[1]〜[3]のいずれか1つに記載のクロロプレンゴム組成物又は前記[4]に記載のクロロプレンゴム組成物の製造方法により製造されたクロロプレンゴム組成物を用いて最外の被覆層を押出成形する工程と、前記被覆層を構成する前記クロロプレンゴム組成物を架橋する工程とを有する電線・ケーブルの製造方法。
[6]前記架橋する工程は、0.1〜0.6MPaの水蒸気又は温浴で連続的に加熱することにより行われる前記[5]に記載の電線・ケーブルの製造方法。
[7]クロロプレンゴム100質量部に対して、アミノシランを0.44〜6.16質量部含有する架橋クロロプレンゴム組成物からなる最外の被覆層を備え、前記被覆層は、表面に長径1mm以上の粒が存在しない電線・ケーブル。
[8]アミノシランを含有し、100℃ムーニ粘度測定でスコーチタイムtが3分以上であるクロロプレンゴム組成物を押出機から押し出して押出成形を行なった後、押出成形された前記クロロプレンゴム組成物を前記押出機に連結した0.1〜0.6MPaの耐圧架橋設備に通して架橋するクロロプレンゴム組成物の架橋方法。
[9]アミノシランを含有するクロロプレンゴム組成物の保管方法であって、100℃ムーニ粘度測定で前記クロロプレンゴム組成物のスコーチタイムtが3分未満とならないように、保管条件をJIS Z 8703で規定される常温・常湿(JIS Z 8703で規定される5〜35℃×45〜85RH%)で1日未満とするクロロプレンゴム組成物の保管方法。
本発明によれば、電線・ケーブルに適用可能な耐スコーチ性を有しており、従来の材料に比べて低温架橋(エネルギーコスト低減)が可能で、かつ、常圧〜微加圧でのインライン架橋(連続常圧又は微加圧架橋方式)において発泡を抑制して優れた押出外観を可能とするクロロプレンゴム組成物及びその製造方法、電線・ケーブル及びその製造方法、並びにクロロプレンゴム組成物の架橋方法及び保管方法を提供することができる。
また、本発明によれば、電線・ケーブルに適用可能な耐スコーチ性を有しており、従来の材料に比べて低温架橋(エネルギーコスト低減)が可能で、かつ、常圧〜微加圧でのインライン架橋(連続常圧又は微加圧架橋方式)において発泡を抑制して優れた押出外観を可能とし、更にはドラム巻取時の変形を抑制できるクロロプレンゴム組成物及びその製造方法、電線・ケーブル及びその製造方法、並びにクロロプレンゴム組成物の架橋方法及び保管方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るケーブルの一例を示す横断面図である。 本発明の実施の形態に係る電線の一例を示す横断面図である。 本発明の実施の形態に係るケーブルの製造例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るケーブルの製造例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るケーブルの製造例を示す図である。
〔クロロプレンゴム組成物〕
本発明の実施の形態に係るクロロプレンゴム組成物は、アミノシランを含有し、100℃ムーニ粘度測定でスコーチタイムtが3分以上である。100℃ムーニ粘度測定でスコーチタイムtが3分未満であると、常圧〜微加圧でのインライン架橋(連続微加圧架橋方式)において優れた押出外観を実現することができない。上記スコーチタイムtは10分以上であることが好ましく、15分以上であることがより好ましい。ここで、「100℃ムーニ粘度測定でスコーチタイムtが3分以上」とは、100℃でムーニ粘度測定を行なった際のJIS K6300-1に準拠して評価したスコーチタイムt(分)、すなわちムーニ粘度の時間変化において最小値から5M(ムーニ)上昇するまでの時間が3分以上であることを意味する。
クロロプレンゴム組成物のゴム材料としては、一般に市販されているクロロプレンゴム(ポリクロロプレン)を用いることができる。
アミノシランとしては、2級アミノシランを用いることが好ましい。アミノシランは、クロロプレンゴム100質量部に対して、0.88〜6.16質量部含有されていることが好ましい。この含有量は、ポリクロロプレンの活性部位(1,2付加;1.5%)のmol数の0.2〜1.4倍molに相当する。
クロロプレンゴム組成物には、各種架橋剤、架橋触媒、老化防止剤、可塑剤、滑剤、充填剤、難燃剤、安定剤、着色剤等の一般的な配合剤を添加してよい。
クロロプレンゴム組成物には、シラン架橋触媒として、有機錫系触媒が含有されていることが好ましい。有機錫系触媒は、クロロプレンゴム100質量部に対して、3質量部未満含有することが好ましく、1質量部未満含有することがより好ましい。
クロロプレンゴム組成物には、老化防止剤として、アミン系老化防止剤が含有されていることが好ましい。アミン系老化防止剤は、クロロプレンゴム100質量部に対して、1〜10質量部含有することが好ましく、1〜5質量部含有することがより好ましい。
上記の本発明の実施の形態に係るクロロプレンゴム組成物は、バンバリミキサなどの混練機による混練や、押出機内混練で得ることができる。
上記の本発明の実施の形態に係るクロロプレンゴム組成物の製造方法において、アミノシランは、押出機の途中(例えば、後述する図5に示される投入口25)からポンプで圧入してクロロプレンゴム含有材料に添加されることが好ましい。前述の有機錫系触媒も、アミノシランと同様、押出機の途中からポンプで圧入してクロロプレンゴム含有材料に添加することができる。
上記の本発明の実施の形態に係るクロロプレンゴム組成物の保管方法としては、前述のスコーチタイムtが3分未満とならないように、保管条件をJIS Z 8703で規定される常温・常湿(JIS Z 8703で規定される5〜35℃×45〜85RH%)で1日未満とする。吸湿を防止するべく、脱気したアルミ袋に封入して保管することが好ましい。これにより、保管期間を長くできる。
〔電線・ケーブル〕
本発明の実施形態に係る電線は、クロロプレンゴム100質量部に対して、アミノシランを0.44〜6.16質量部含有する架橋クロロプレンゴム組成物からなる最外の被覆層としての絶縁体を有する。また、本発明の実施形態に係るケーブルは、クロロプレンゴム100質量部に対して、アミノシランを0.44〜6.16質量部含有する架橋クロロプレンゴム組成物からなる最外の被覆層としてのシースを有する。上記最外の被覆層は、表面に長径1mm以上の粒が存在しない。アミノシランの含有量の下限は、0.88質量部であることが好ましい。これにより、ドラム巻取時の潰れ幅が電線・ケーブル外径の15%以下である電線・ケーブルが得られる。
図を参照して本発明の実施形態に係る電線・ケーブルをさらに詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るケーブルの一例を示す横断面図であり、図2は、本発明の実施の形態に係る電線の一例を示す横断面図である。
図1に示される本実施の形態に係るケーブル10は、電線3を3本撚り合わせた撚り合せコア5と、撚り合せコア5の外周に押出被覆されたシース4とを備える。電線3は単芯でもよく、三芯以外の多芯撚り線であってもよい。
電線3は、汎用の材料、例えば、純銅や錫めっき銅等からなる導体1と、導体1の外周に被覆された絶縁体2とを備える。絶縁体2は、エチレンプロピレンゴム(EPR)等から構成されている。導体1は、1本である場合に限られず、複数本の素線を撚合せたものであってもよい。
シース4は、本発明の実施形態に係る上記クロロプレンゴム組成物を用いて押出被覆成形される。シース4が未架橋の状態であるケーブル10に架橋処理を施すことでシース4が架橋されたケーブル11が得られる。
本実施の形態においては、シースを多層構造とすることもできる。さらに、必要に応じて、セパレータ、編組、金属箔によるシールドテープ等を施してもよい。
図2に示される本実施の形態に係る電線3Aは、汎用の材料、例えば、純銅や錫めっき銅等からなる導体1と、導体1の外周に被覆された絶縁体2aと、絶縁体2aの外周に被覆された絶縁体2bとを備える。絶縁体2aは、エチレンプロピレンゴム(EPR)等から構成されている。絶縁体2bは、本発明の実施形態に係る上記クロロプレンゴム組成物を用いて押出被覆成形される。導体1は、1本である場合に限られず、複数本の素線を撚合せたものであってもよい。
本発明の実施形態に係る電線・ケーブルは、本発明の実施形態に係る上記クロロプレンゴム組成物を用いて最外の被覆層を押出成形する工程と、前記被覆層を構成する前記クロロプレンゴム組成物を架橋する工程とを経て製造される。
図3〜5は、本発明の実施の形態に係るケーブルの製造例を示す図である。
図3〜4に示される押出機21の左端上部に設けられたホッパー(図示無し)からシラン7や有機錫系触媒を含むクロロプレンゴム組成物6を供給する。そして、押出機21の右端に設けられたクロスヘッド22にて、撚り合せコア5に、クロロプレンゴム組成物6を被覆し、ケーブル10(未架橋処理)とする。なお、シラン7及び/又は有機錫系触媒は、クロロプレンゴム組成物6の他の材料とは別に、図5に示すように、押出機の途中(投入口25)から供給することが熱履歴を減らせるため好ましい。
連続して架橋処理を行う場合には、図4〜5に示すように、押出機21にクロスヘッド22を介して連結された架橋設備23(例えば蒸気管)にて、連続的に架橋処理を行って、ケーブル11(架橋処理済み)として、巻取ドラム24に巻き取る。被覆層(シース4)は、巻き取った際に変形の無いレベルまで架橋させる。その後、製品レベルまで二次架橋設備で架橋を行う。二次架橋はさらに加湿可能なサウナの他に、材料に残留している水分でシラン架橋を進行させるための乾燥室も適用できる。
上記の架橋処理工程においては、0.1〜0.6MPaの圧力下で水蒸気又は温浴に暴露し、水分を供給するとともに加熱し被覆材の架橋を行うことが好ましい。0.1〜0.6MPaの圧力下で被覆材を加熱することにより架橋時の材料の変形を防止することができる。
押出機21での押出し温度を80℃以上にすると、架橋設備23内で、被覆材を所定の架橋温度まで昇温する時間を極力短時間に抑えることができる。
押出機21の押出成形温度は、好ましくは80℃以上、100℃以下である。押出し温度が100℃を超えると、架橋設備23内による架橋前のプレ架橋(押出機内の早期架橋(スコーチ))が進行し過ぎて、一部分の粘度が上昇してしまい、「つぶ」や「ふくれ」などの外観不良が生じるおそれがある。
架橋設備23内の底部には未架橋被覆材料の変形・キズ防止のため、ガイドロール等を取り付けておくことが望ましい。
図3〜5の製造ラインにおいては、図示していないが、芯線・コア送り出し機、これらのアキュムレータ、製品巻き取り機、外径測定器、その他のアキュムレータ等、必要な設備を備えることができる。
電線3Aについても、上記同様の方法により絶縁体の押出被覆成形及び架橋処理を行うことで製造できる。
対象製品としては、電線・ケーブル類があるが、その他の種々の製品、例えば異型を含むソリッド押出成型物、ホース類等にも適用できる。後の二者は、内部に直線状金属線や金属を含んだ構造や、天然・合成ポリマ糸を編んだタイプを含んだ構造のものに特に適している。
ソリッド押出成型物やホース類等も、電線・ケーブルの被覆層の場合と同様に、本発明の実施形態に係る上記クロロプレンゴム組成物を押出機から押し出して押出成形を行なった後、押出成形された前記クロロプレンゴム組成物を前記押出機に連結した0.1〜0.6MPaの耐圧架橋設備に通して架橋することで得ることができる。
以下に、本発明を実施例に基づいて更に詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1の構造のケーブルを下記の通りの方法で製造し、測定及び評価を行なった。
ケーブル(電線:3本×22mm)の各部位のサイズは以下の通りである。
・導体構成(外径/本数/素線径):7mm/20本/0.45mm
・外径:7mm、
・絶縁体厚さ:1.2mm
・シース厚さ:2.7mm
・仕上り外径:26mm
電線3は、絶縁体2として硫黄架橋EPR(エチレンプロピレンゴム)の各色(赤、白、黒)をそれぞれ導体1上に所定の厚さに押出し被覆後、加圧水蒸気により架橋して得た。
これら3本(各色)の電線3を撚り合わせて撚り合せコア5を得た。この撚り合せコア5の外周に、押出機21により表1に示すポリクロロプレンシース材料(CR−1〜CR−7)を5m/分の速度で押出被覆した。
上記ポリクロロプレンシース材料は、バンバリミキサで各配合剤を混練後、80℃でリボン形状としたものを用いた。
リボン形状のポリクロロプレンシース材料を作製当日に(比較例4〜5は常温・常湿下で1日間保管した後に)図3に示す押出機21(温度:80℃、滞留時間:3分)で上記撚り合せコア5に被覆して、その押出外観を評価した。押出外観の評価は、表面に長径1mm以上の荒れ(ツブ)の見られないものを合格(○)とし、見られるものを不合格(×)とした。
その一方で、リボン形状のポリクロロプレンシース材料を作製後3時間以内にムーニ粘度計(L型ロータ)により100℃で粘度測定を行い、スコーチタイム(t)をJIS K6300-1 に準拠して評価した。ムーニ粘度の単位(M:ムーニ)は測定トルク8.3×10−2(N・m)を1(M)とする単位であり、スコーチタイム(t)はムーニ粘度の時間変化において、最小値から5(M)上昇するまでの時間(分)を表しており、スコーチ(早期架橋)の起こり易さの目安となる。すなわち、スコーチタイム(t)が長いほど架橋進行による粘度上昇が遅いため、押出機内でのスコーチが起こり難く、押出外観の不具合も起こり難くなる。
図3の押出機21で押出被覆後の押出外観が良好なケーブル(実施例1〜5及び比較例1)について、図4に示す装置でポリクロロプレンシース材料を押出被覆及び架橋させたケーブルを側圧64.5kgf/mでドラムに巻取り、ドラムに巻き取った状態で常温・常湿で1日間保管した。その後、ケーブルの変形の有無をチェックした。変形の評価は、潰れ幅がケーブル外径の15%以下のものを合格(○)とし、15%を超えたものを不合格(×)とした。なお、勿論、いずれも押出外観は良好であった(表面に長径1mm以上の荒れ(ツブ)は見られなかった)。
Figure 2017066183
実施例及び比較例の製造条件及び測定・評価結果を表2に示す。
Figure 2017066183
実施例1〜5と比較例1〜5の各特性評価結果は次の通りである。
実施例1〜4は何れも0.88〜6.16質量部のアミノシランを含有しており、スコーチタイム(t)が3分以上であり、押出外観が良好で合格、かつ潰れ幅が15%以下でいずれも合格であった。実施例5はスコーチタイム(t)が3分以上であり、押出外観は良好で合格であったが、アミノシランの含有量が0.44質量部と少な目であり、架橋が十分でないため、変形が大きく、潰れ幅が不合格であった。
これに対し、比較例1はシランの含有量が0質量部のため、スコーチタイム(t)は60分を超えており、押出外観は良好だが、架橋剤であるシランを含まないため実施例と同様のプロセスで架橋処理しても架橋されず、変形が大きくなっている。
比較例2,3はシランの含有量が6.6質量部以上と過剰なため、スコーチタイム(t)が3分未満と短くなり、押出機内での早期架橋(スコーチ)により押出外観が不良であった。
比較例4,5は材料には問題ないが、常温・常湿保管時間が1日と長く加温・吸湿し、スコーチタイム(t)が3分未満と短くなり、押出機内での早期架橋(スコーチ)により押出外観が不良であった。
以上より、クロロプレンゴム100質量部に対して0.88〜6.16質量部のアミノシランを含有せしめ、常温・常湿保管日数を1日未満とし、0.1〜0.6MPaの水蒸気で連続的に加熱、架橋した実施形態が最適であり、ケーブル押出外観に不具合がなく、ドラム巻取時の耐変形性に優れたケーブルを作製することができることが分かった。
押出外観不具合を抑えるためには押出機内の熱履歴低減が有効であり、そのためには図5のように押出機の途中からアミノシランを注入する方法でアミノシランを混合したクロロプレンゴム組成物を被覆してケーブルを作製する方法を取っても良い。
なお、本発明は、上記実施の形態及び実施例に限定されず種々に変形実施が可能である。
1:導体、2,2a,2b:絶縁体、3,3A:電線、4:シース
5:撚り合せコア、6:クロロプレンゴム組成物、7:アミノシラン
10:ケーブル(未架橋)、11:ケーブル(架橋処理済み)
21:押出機、22:クロスヘッド、23:架橋設備
24:巻取ドラム、25:投入口

Claims (9)

  1. アミノシランを含有し、100℃ムーニ粘度測定でスコーチタイムtが3分以上であるクロロプレンゴム組成物。
  2. 前記アミノシランは、クロロプレンゴム100質量部に対して、0.88〜6.16質量部含有されている請求項1に記載のクロロプレンゴム組成物。
  3. クロロプレンゴム100質量部に対して、有機錫系触媒を3質量部未満含有する請求項1又は請求項2に記載のクロロプレンゴム組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のクロロプレンゴム組成物の製造方法であって、
    前記アミノシランは、押出機の途中からポンプで圧入してクロロプレンゴム含有材料に添加されるクロロプレンゴム組成物の製造方法。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のクロロプレンゴム組成物又は請求項4に記載のクロロプレンゴム組成物の製造方法により製造されたクロロプレンゴム組成物を用いて最外の被覆層を押出成形する工程と、前記被覆層を構成する前記クロロプレンゴム組成物を架橋する工程とを有する電線・ケーブルの製造方法。
  6. 前記架橋する工程は、0.1〜0.6MPaの水蒸気又は温浴で連続的に加熱することにより行われる請求項5に記載の電線・ケーブルの製造方法。
  7. クロロプレンゴム100質量部に対して、アミノシランを0.44〜6.16質量部含有する架橋クロロプレンゴム組成物からなる最外の被覆層を備え、
    前記被覆層は、表面に長径1mm以上の粒が存在しない電線・ケーブル。
  8. アミノシランを含有し、100℃ムーニ粘度測定でスコーチタイムtが3分以上であるクロロプレンゴム組成物を押出機から押し出して押出成形を行なった後、押出成形された前記クロロプレンゴム組成物を前記押出機に連結した0.1〜0.6MPaの耐圧架橋設備に通して架橋するクロロプレンゴム組成物の架橋方法。
  9. アミノシランを含有するクロロプレンゴム組成物の保管方法であって、
    100℃ムーニ粘度測定で前記クロロプレンゴム組成物のスコーチタイムtが3分未満とならないように、保管条件をJIS Z 8703で規定される常温・常湿(JIS Z 8703で規定される5〜35℃×45〜85RH%)で1日未満とするクロロプレンゴム組成物の保管方法。
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