JP2017060077A - 振動子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体用の加工装置を用いて振動体及び駆動部を精度良く加工することが可能で、高い駆動効率を有する振動子を提供する。【解決手段】振動子は、シリコン基板11と、シリコン基板の一部の領域に配置された第1のシリコン酸化膜12と、シリコンで構成され、第1のシリコン酸化膜によって支持された固定部21及び溝13aによって固定部21以外の周囲のシリコンから分離された振動腕部22を有する振動体20と、振動体の所定の領域に配置された第2のシリコン酸化膜30(温度特性調整膜)と、ポリシリコン膜41を含み、振動体との間で第2のシリコン酸化膜を覆う圧電駆動部40とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、圧電体等を用いた振動子及びその製造方法等に関する。
例えば、2つの電極に挟まれた圧電体を含む圧電駆動部を用いる振動子においては、固定部と、該固定部から延在する振動腕部(アーム(腕)又はビーム(梁)とも呼ばれている)とを有し、電極間に印加される交流電圧に従って振動する音叉型の振動体が用いられている。また、複数の振動腕部を異なる位相で振動させることも行われている。
関連する技術として、特許文献1には、従来と同等の性能を保ちつつ小型化を実現することが可能な振動子が開示されている。特許文献1によれば、各腕部の第1面上に電極膜及び圧電体膜を積層して圧電体素子が形成されるので、面積効率が良く、振動子の小型化が実現される。また、3個の腕部を有する構造を採用し、かつ、外側の圧電体素子と内側の圧電体素子とが逆位相となる電気的接続を採用したことにより、上下振動を用いる振動モードにおいてQ値を高めることが可能となり、この点からも振動子の小型化が実現される。
特開2009−5022号公報(段落0006、0022、図1)
特許文献1において、各腕部及び基部は、水晶板を形状加工することによって形成される。しかしながら、振動子をさらに小型化するためには、半導体用の加工装置を用いて、シリコン基板に振動体を形成することが考えられる。その場合に、初めに電極となる金属薄膜パターンを形成すると、加工装置の金属汚染防止上の理由から、振動体の加工には、本来のシリコン用のエッチング装置を使用することができず、金属用のエッチング装置等を流用せざるを得ないので、加工形状が不安定になって振動体に部分的なエグレやテーパー等が発生するおそれがある。
一方、振動体の加工を先に行うと、シリコン基板の上面に大きな段差が生じて、振動体上に金属薄膜や圧電体等を形成してパターニングする際に、加工形状が不安定になる。振動体又は金属薄膜等の加工形状が不安定になると、それを避けるためにパターンのアライメント余裕を大きくする必要が生じ、本来の小型化の妨げになる。さらに、パターンのアライメント余裕が増大すると、振動腕部の幅に対する実際の駆動部の有効幅の比率が小さくなって駆動効率が小さくなり、振動子の性能が劣化する。
そこで、上記の点に鑑み、本発明の第1の目的は、半導体用の加工装置を用いて振動体及び駆動部を精度良く加工することが可能で、高い駆動効率を有する振動子を提供することである。また、本発明の第2の目的は、半導体用の加工装置を用いて振動体及び駆動部を精度良く加工することにより、高い駆動効率を有する振動子を製造することが可能な製造方法等を提供することである。
以上の課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の第1の観点に係る振動子は、シリコン基板と、シリコン基板の一部の領域に配置された第1のシリコン酸化膜と、シリコンで構成され、第1のシリコン酸化膜によって支持された固定部、及び、溝によって固定部以外の周囲のシリコンから分離された振動腕部を有する振動体と、振動体の所定の領域に配置された第2のシリコン酸化膜と、ポリシリコン膜を含み、振動体との間で第2のシリコン酸化膜を覆う駆動部とを備える。
本発明の第1の観点によれば、振動体の所定の領域に配置された第2のシリコン酸化膜(温度特性調整膜)が駆動部によって覆われるので、振動腕部を分離する溝に起因する大きな段差を埋めるようにシリコン酸化膜を形成しても、駆動部の周囲のシリコン酸化膜をエッチングによって自己整合的に除去することができる。従って、シリコン用のエッチング装置を用いて振動腕部の加工を行って溝を先に形成し、その溝をシリコン酸化膜で埋めて平坦化してから駆動部を形成することにより、振動体及び駆動部を精度良く加工することが可能になる。その結果、振動腕部の幅に対する実際の駆動部の有効幅の比率を従来よりも大きくして、駆動効率を高めることができる。
ここで、駆動部のポリシリコン膜が、振動体の所定の領域に配置された第2のシリコン酸化膜を覆うようにしても良い。その場合には、ポリシリコン膜が、駆動部の周囲のシリコン酸化膜のエッチングから第2のシリコン酸化膜(温度特性調整膜)を保護することができる。あるいは、駆動部のポリシリコン膜が、第2のシリコン酸化膜の側面と上面の一部とに配置されても良い。その場合には、ポリシリコン膜を含む駆動部が、駆動部の周囲のシリコン酸化膜のエッチングから第2のシリコン酸化膜(温度特性調整膜)を保護することができる。
以上において、駆動部が、第1の電極、圧電体、及び、第2の電極をさらに含み、圧電体が、窒化アルミニウムで構成され、第1及び第2の電極が、窒化チタンで構成されても良い。それらの材料は、駆動部の周囲のシリコン酸化膜をエッチングによって除去する際にエッチングされ難いので、駆動部を保護するための保護膜を設ける必要がなくなる。
本発明の第2の観点に係る振動子の製造方法は、シリコン基板、第1のシリコン酸化膜、及び、表面シリコン層が積層されてなるSOI(シリコン・オン・インシュレーター)基板の表面シリコン層に、振動体の振動腕部となる領域を振動体の固定部となる領域以外の周囲のシリコンから分離する溝を形成する工程(a)と、表面シリコン層の溝内及び上面に第2のシリコン酸化膜を形成する工程(b)と、振動体に達する溝を第2のシリコン酸化膜に形成して、振動体の所定の領域に形成された第2のシリコン酸化膜を周囲のシリコン酸化膜から分離する工程(c)と、振動体の所定の領域に形成された第2のシリコン酸化膜を振動体との間で覆う駆動部を形成する工程(d)と、駆動部が形成されたSOI基板上に第3のシリコン酸化膜を形成する工程(e)と、第3のシリコン酸化膜上にフォトレジストを設けて少なくとも第2及び第3のシリコン酸化膜をエッチングすることにより、振動腕部及び駆動部を保護するシリコン酸化膜を残しつつ、振動腕部の周囲のシリコンに達する開口を形成する工程(f)と、フォトレジストを剥離した後に、開口を通して、振動腕部の周囲のシリコンをエッチングする工程(g)と、振動腕部及び駆動部の周囲のシリコン酸化膜をエッチングする工程(h)とを備える。
本発明の第2の観点によれば、シリコン用のエッチング装置を用いてSOI基板の表面シリコン層の溝を先に形成し、次に、その溝を第2のシリコン酸化膜で埋め戻して平坦化することにより、第2のシリコン酸化膜の上面において平坦性を確保することができる。それにより、駆動部の電極等の比較的微細な加工を後の工程に移動させることができる。
また、振動体の所定の領域に形成された第2のシリコン酸化膜(温度特性調整膜)を振動体との間で覆う駆動部を形成することにより、駆動部の周囲のシリコン酸化膜をエッチングによって除去することができる。シリコン酸化膜のリリースエッチング時には、駆動部の上面がほぼ平坦な状態でフォトリソグラフィー工程を実施できるので、大きな段差をカバーするフォトリソグラフィー工程をなくすことができる。その結果、半導体用の加工装置を用いて振動体及び駆動部を精度良く加工することにより、振動腕部の幅に対する実際の駆動部の有効幅の比率を従来よりも大きくして、高い駆動効率を有する振動子を製造することが可能になる。
ここで、工程(a)が、SOI基板の表面シリコン層の溝によって振動体の振動腕部から分離される領域に、スリットを形成するようにしても良い。それにより、後に行われる振動腕部の周囲のシリコンのリリースエッチングを容易にすることができる。
また、工程(a)が、SOI基板の表面シリコン層の表面を熱酸化してシリコン酸化膜を形成する工程(a1)と、シリコン酸化膜上にフォトレジストを設けてシリコン酸化膜をエッチングすることにより、振動体の振動腕部となる領域に沿った開口を有するハードマスクを形成する工程(a2)と、ハードマスクを用いて表面シリコン層をエッチングすることにより、表面シリコン層に、振動体の振動腕部となる領域を振動体の固定部となる領域以外の周囲のシリコンから分離する溝を形成する工程(a3)とを含むようにしても良い。この熱酸化膜は、温度特性調整膜の一部としても利用することができる。
さらに、工程(b)が、SOI基板の表面シリコン層の表面を熱酸化して表面シリコン層の溝の側壁にシリコン酸化膜を形成する工程(b1)と、表面シリコン層の溝を埋めるシリコン酸化膜をCVD(化学蒸着)によって形成する工程(b2)とを含むようにしても良い。この熱酸化膜は、後に行われる振動腕部の周囲のシリコンのリリースエッチングから振動腕部及び駆動部を保護する保護壁となり、CVDによって形成される溝内のシリコン酸化膜に「す」が発生しても、熱酸化膜が強固なので問題はない。
また、工程(d)が、第2のシリコン酸化膜の溝を埋めるポリシリコン膜をCVD(化学蒸着)によって形成し、ポリシリコン膜上にフォトレジストを設けてポリシリコン膜をエッチングすることにより、振動体の所定の領域に形成された第2のシリコン酸化膜の側面を含む領域にポリシリコン膜を形成する工程(d1)と、ポリシリコン膜が形成された第2のシリコン酸化膜上に、第1の電極、圧電体、及び、第2の電極を形成する工程(d2)とを含むようにしても良い。CVDによるポリシリコン膜の埋め込み性は良好なので、後に行われる振動腕部及び駆動部の周囲のシリコン酸化膜のリリースエッチングから温度特性調整膜を保護する強固なポリシリコン膜の壁を、小さい厚さで形成することができる。
本発明の第1の実施形態に係る振動子を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る振動子の製造工程における平面図。 本発明の第1の実施形態に係る振動子の製造工程における断面図。 本発明の第1の実施形態に係る振動子の製造工程における断面図。 本発明の第2の実施形態に係る振動子を示す図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る振動子を示す図である。図1(A)は、平面図である。また、図1(B)は、図1(A)に示すB−B'における断面図であり、図1(C)は、図1(A)に示すC−C'における断面図である。ただし、断面の背景を示す線は省略されている。
この振動子は、SOI(シリコン・オン・インシュレーター)基板10を加工することによって製造される。SOI基板10は、基層(シリコン基板)11と、埋め込み酸化膜(BOX:Buried Oxide)12と、表面シリコン層13とが、この順で積層された基板である。例えば、シリコン基板11及び表面シリコン層13は、単結晶シリコンで構成され、埋め込み酸化膜12は、シリコン酸化膜(SiO等)で構成される。本実施形態において、埋め込み酸化膜12は、第1のシリコン酸化膜に相当する。
図1に示すように、振動子は、シリコン基板11と、シリコン基板11の一部の領域に配置された第1のシリコン酸化膜(埋め込み酸化膜)12と、表面シリコン層13のシリコンで構成された振動体20と、振動体20の所定の領域に配置された第2のシリコン酸化膜(温度特性調整膜)30と、振動体20との間で温度特性調整膜30を覆う圧電駆動部40とを含んでいる。
振動体20は、埋め込み酸化膜12によって支持された固定部21と、埋め込み酸化膜12が除去された領域上において溝(トレンチ)13aによって固定部21以外の周囲のシリコンから分離された振動腕部22とを有している。図1に示す例においては、振動体20が3つの振動腕部22を有している。振動腕部22の下方におけるシリコン基板11には、キャビティー11aが形成されている。
圧電駆動部40は、ポリシリコン膜41と、第1の電極42と、圧電体43と、第2の電極44と、複数の配線45とを含んでいる。ポリシリコン膜41は、不純物がドープされていないポリシリコンで構成され、例えば、アモルファス・ポリシリコンで構成されても良い。本実施形態においては、ポリシリコン膜41が、振動体20との間で温度特性調整膜30を覆っている。それにより、ポリシリコン膜41が、駆動部40の周囲のシリコン酸化膜のエッチングから温度特性調整膜30を保護することができる。
電極42及び44は、圧電体43を挟むように配置されている。図1に示す例においては、3つの振動腕部22に対応して、3組の電極42及び圧電体43等が設けられている。複数の配線45は、隣り合う振動腕部22を逆相で振動させるように、電極42及び44に電気的に接続されている。例えば、圧電体43は、窒化アルミニウム(AlN)等で構成され、電極42及び44は、窒化チタン(TiN)等で構成され、複数の配線45は、アルミニウム(Al)又は銅(Cu)等で構成される。
電極42と電極44との間に電圧が印加されると、それによって圧電体43が伸縮して振動腕部22が振動する。その振動は固有の共振周波数において大きく励起されて、振動子が負性抵抗として動作する。その結果、この振動子を用いた発振器が、主に振動腕部22の共振周波数によって決定される発振周波数で発振する。
温度特性調整膜30は、振動腕部22の共振周波数の温度特性を補償するために設けられている。シリコンは、温度が高くなるにつれて低下する共振周波数を有しており、一方、シリコン酸化膜は、温度が高くなるにつれて上昇する共振周波数を有している。従って、シリコンの振動体20上にシリコン酸化膜である温度特性調整膜30を配置することにより、振動体20の振動腕部22と温度特性調整膜30とで構成される複合体の共振周波数の温度特性をフラットに近付けることができる。
本実施形態によれば、振動体20の所定の領域に配置された温度特性調整膜30が圧電駆動部40によって覆われるので、振動腕部22を分離する溝(トレンチ)13aに起因する大きな段差を埋めるようにシリコン酸化膜を形成しても、圧電駆動部40の周囲のシリコン酸化膜をエッチングによって自己整合的に除去することができる。
従って、シリコン用のエッチング装置を用いて振動腕部22の加工を行って溝13aを先に形成し、その溝13aをシリコン酸化膜で埋めて平坦化してから圧電駆動部40を形成することにより、振動体20及び圧電駆動部40を精度良く加工することが可能になる。その結果、振動腕部22の幅に対する実際の圧電駆動部40の有効幅の比率を従来よりも大きくして、駆動効率を高めることができる。
また、圧電体43の材料として窒化アルミニウム(AlN)を用い、電極42及び44の材料として窒化チタン(TiN)を用いる場合に、それらの材料は、圧電駆動部40の周囲のシリコン酸化膜をエッチングによって除去する際にエッチングされ難いので、圧電駆動部40を保護するための保護膜を設けなくても良い。あるいは、電極42及び圧電体43等を保護するために、ポリシリコン膜41との間で電極42、圧電体43、及び、電極44を覆う保護膜を設けても良い。保護膜は、例えば、シリコン窒化物(Si等)で構成される。
<製造方法>
次に、図1に示す振動子の製造方法について、図2〜図4を参照しながら説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る振動子の製造工程における平面図であり、図3及び図4は、本発明の第1の実施形態に係る振動子の製造工程における断面図である。図3及び図4には、図2に示すIII−IIIにおける振動子の断面が示されているが、断面の背景を示す線は省略されている。
まず、準備工程として、図3等に示すように、基層(シリコン基板)11と、埋め込み酸化膜(BOX:Buried Oxide)12と、表面シリコン層13とが、この順で積層されたSOI(シリコン・オン・インシュレーター)基板10を用意する。あるいは、シリコン基板11上に埋め込み酸化膜12を形成し、埋め込み酸化膜12上に表面シリコン層13を形成して、SOI基板10を作製しても良い。本実施形態において、埋め込み酸化膜12は、第1のシリコン酸化膜に相当する。
次に、第1の工程において、図2(A)に示すように、SOI基板10の表面シリコン層13に、振動体20の振動腕部22となる領域を振動体20の固定部21となる領域以外の周囲のシリコンから分離する溝(トレンチ)13aが形成される。例えば、溝13aの深さは5μm程度であり、溝13aの幅は0.6μm〜0.9μm程度である。その際に、SOI基板10の表面シリコン層13の溝13aによって振動体20の振動腕部22から分離される領域に、スリット13bが形成されても良い。それにより、後に行われる振動腕部22の周囲のシリコンのリリースエッチングを容易にすることができる。
例えば、SOI基板10の表面シリコン層13の表面を熱酸化することにより、シリコン酸化膜が形成される。この熱酸化膜は、図1に示す温度特性調整膜30の一部としても利用することができる。次に、シリコン酸化膜上にフォトリソグラフィー法によってフォトレジストを設けて、フォトレジストをマスクとしてシリコン酸化膜をドライエッチングすることにより、図3(A)に示すように、振動体の振動腕部22となる領域に沿った開口を有するハードマスク14が形成される。このハードマスク14を用いて表面シリコン層13をエッチングすることにより、表面シリコン層13に、振動体の振動腕部22となる領域を振動体の固定部21となる領域以外の周囲のシリコンから分離する溝13aが形成される。
第2の工程において、図3(B)に示すように、表面シリコン層13の溝13a内及び上面に、第2のシリコン酸化膜15が形成される。例えば、SOI基板10の表面シリコン層13を熱酸化することにより、表面シリコン層13の溝13aの側壁にシリコン酸化膜が形成される。熱酸化膜の厚さは、例えば、0.2μm〜0.3μm程度である。この熱酸化膜は、後に行われる振動腕部22の周囲のシリコンのリリースエッチングから振動腕部22及び圧電駆動部40を保護する保護壁となる。
次に、表面シリコン層13の溝13aを埋めるシリコン酸化膜が、CVD(化学蒸着)によって形成される。その際に、溝13a内のシリコン酸化膜に「す」が発生しても、熱酸化膜が強固なので問題はない。また、加工によって形成された表面シリコン層13の溝13aがシリコン酸化膜によって埋められて表面がほぼ平坦となるため、この後のフォトリソグラフィー工程への溝段差による悪影響を排除することができる。
第1の工程において形成された熱酸化膜と、第2の工程において振動体20の上面に形成された第2のシリコン酸化膜15とが、図1に示す温度特性調整膜30となる。なお、第1の工程において熱酸化膜を形成せずに、表面シリコン層13上にフォトリソグラフィー法によってフォトレジストを設けて、フォトレジストをマスクとして表面シリコン層13をエッチングすることにより、溝13aを形成しても良い。また、第2の工程において熱酸化膜を形成せずに、熱CVDによって第2のシリコン酸化膜15を形成しても良いし、又は、熱CVDとプラズマCVDとの2段階のCVDによって第2のシリコン酸化膜15を形成しても良い。
第3の工程において、振動体20に達する溝(トレンチ)を第2のシリコン酸化膜15に形成することにより、振動体20の所定の領域に形成された第2のシリコン酸化膜15が、周囲のシリコン酸化膜から分離される。例えば、図3(C)に示す断面において、振動体の振動腕部22の上面の少し内側に最小限のアライメント余裕を設けて溝が形成される。溝の幅は、例えば、0.5μm程度と小さくすることができる。
第4の工程において、図3(D)に示すに示すように、振動体20の所定の領域に形成された第2のシリコン酸化膜(温度特性調整膜)30を振動体20との間で覆う圧電駆動部40が形成される。例えば、まず、第2のシリコン酸化膜15の溝を埋めるポリシリコン膜がCVD(化学蒸着)によって形成され、ポリシリコン膜上にフォトリソグラフィー法によってフォトレジストを設けて、フォトレジストをマスクとしてポリシリコン膜がエッチングされる。それにより、図2(B)及び図3(C)に示すように、振動体20の所定の領域に形成された第2のシリコン酸化膜(温度特性調整膜)30の側面を含む領域にポリシリコン膜41が形成される。第1の実施形態においては、温度特性調整膜30の上面にもポリシリコン膜41が形成される。
ポリシリコン膜41は、振動体20との間で温度特性調整膜30を覆っており、ポリシリコン膜41の厚さは、例えば、0.2μm程度である。CVDによるポリシリコン膜41の埋め込み性は良好なので、後に行われる振動腕部22及び圧電駆動部40の周囲のシリコン酸化膜のリリースエッチングから温度特性調整膜30を保護する強固なポリシリコン膜41の壁41aを、小さい厚さで形成することができる。
次に、図3(D)に示すように、ポリシリコン膜41が形成された第2のシリコン酸化膜15上に、第1の電極42、圧電体43、及び、第2の電極44が、この順で形成される。ポリシリコン膜41〜第2の電極44は、圧電駆動部40を構成する。さらに、ポリシリコン膜41との間で電極42、圧電体43、及び、電極44を覆う保護膜を形成するようにしても良い。
第5の工程において、図3(D)に示すように、圧電駆動部40が形成されたSOI基板10上に、第3のシリコン酸化膜16が形成される。第2のシリコン酸化膜15及び第3のシリコン酸化膜16は、後に行われる振動腕部22の周囲のシリコンのリリースエッチングから振動腕部22及び圧電駆動部40を保護する。この時点において、第3のシリコン酸化膜16の表面の段差は、圧電駆動部40の厚さの分だけなので、0.3μm〜0.6μm程度と小さく、次工程のフォトリソグラフィー加工を妨げない。
第6の工程において、図2(C)及び図4(E)に示すように、第3のシリコン酸化膜16上にフォトリソグラフィー法によってフォトレジスト17を設けて、フォトレジスト17をマスクとして少なくとも第2のシリコン酸化膜15及び第3のシリコン酸化膜16がエッチングされる。それにより、振動腕部22及び圧電駆動部40を保護するシリコン酸化膜を残しつつ、振動腕部22の周囲を囲むような形状で、シリコン基板11に達する深さの開口が形成される。
その際に、振動腕部22との間に所定の距離を保つ開口を有するフォトレジスト17を設けるようにしても良い。それにより、振動腕部22の周囲のシリコンをエッチングする際に、振動腕部22及び圧電駆動部40を保護するシリコン酸化膜を残すことができる。また、表面シリコン層13にスリット13bが形成されている場合には、開口が埋め込み酸化膜12に達するので、第2のシリコン酸化膜15及び第3のシリコン酸化膜16と共に、SOI基板10の埋め込み酸化膜12の一部をエッチングしても良い。
第7の工程において、図4(F)に示すように、フォトレジスト17を剥離した後に、第2のシリコン酸化膜15及び第3のシリコン酸化膜16の開口を通して、振動腕部22の周囲のシリコンがエッチングされる(リリースエッチング)。その際に、シリコン基板11のシリコンの一部をエッチングして、振動腕部22の下方におけるシリコン基板11にキャビティー11aを形成しても良い。第7の工程においてはウエットエッチングが行われ、エッチング液としては、例えば、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)が用いられる。
第8の工程において、図3(D)及び図4(G)に示すように、振動腕部22及び圧電駆動部40の周囲のシリコン酸化膜がエッチングされる(リリースエッチング)。それにより、振動腕部22上のみにシリコン酸化膜(温度特性調整膜)30が残る。第8の工程においてはウエットエッチングが行われ、エッチング液としては、例えば、BHF(バッファードフッ酸)が用いられる。その結果、図1に示すような振動子が得られる。
本実施形態によれば、シリコン用のエッチング装置を用いてSOI基板10の表面シリコン層13の溝(トレンチ)13aを先に形成し、次に、その溝13aを第2のシリコン酸化膜15で埋め戻して平坦化することにより、第2のシリコン酸化膜15の上面において平坦性を確保することができる。それにより、圧電駆動部40の電極42や圧電体43等の比較的微細な加工を後の工程に移動させることができる。
また、振動体20の所定の領域に形成された第2のシリコン酸化膜(温度特性調整膜)30を振動体20との間で覆う圧電駆動部40を形成することにより、圧電駆動部40の周囲のシリコン酸化膜をエッチングによって除去することができる。シリコン酸化膜のリリースエッチング時には、圧電駆動部40の上面がほぼ平坦な状態でフォトリソグラフィー工程を実施できるので、大きな段差をカバーするフォトリソグラフィー工程をなくすことができる。なお、温度特性調整膜30の外形加工も、第2のシリコン酸化膜15に狭い溝(トレンチ)を形成することによって実施し、次に、そのトレンチをポリシリコンで埋め戻して平坦化することにより、ポリシリコンの上面において平坦性を確保することができる。
さらに、圧電駆動部40の周囲のシリコン酸化膜のリリースエッチングから温度特性調整膜30を保護するポリシリコン膜の厚さを小さくして、振動腕部22の幅に対するアライメント余裕を小さくすることができる。その結果、半導体用の加工装置を用いて振動体20及び圧電駆動部40を精度良く加工することにより、振動腕部22の幅に対する実際の圧電駆動部40の有効幅の比率を従来よりも大きくして、高い駆動効率を有する振動子を製造することが可能になる。
<第2の実施形態>
図5は、本発明の第2の実施形態に係る振動子を示す図である。図5(A)は、平面図である。また、図5(B)は、図5(A)に示すB−B'における断面図であり、図5(C)は、図5(A)に示すC−C'における断面図である。ただし、断面の背景を示す線は省略されている。第2の実施形態においては、圧電駆動部40のポリシリコン膜41が、振動腕部22の上方において温度特性調整膜30の側面と上面の一部とに設けられている。その他の点に関しては、第2の実施形態は、第1の実施形態と同様でも良い。
図5に示すように、振動子は、シリコン基板11と、シリコン基板11の一部の領域に配置された第1のシリコン酸化膜(埋め込み酸化膜)12と、表面シリコン層13のシリコンで構成された振動体20と、振動体20の所定の領域に配置された第2のシリコン酸化膜(温度特性調整膜)30と、振動体20との間で温度特性調整膜30を覆う圧電駆動部40とを含んでいる。圧電駆動部40は、ポリシリコン膜41と、第1の電極42と、圧電体43と、第2の電極44と、複数の配線45とを含んでいる。
図5(B)及び図5(C)に示すように、ポリシリコン膜41は、振動腕部22の上方において温度特性調整膜30の側面及び上面の一部を覆っているが、エッチング時に、温度特性調整膜30の上面の特定の領域において除去されている。その領域においては、電極42が温度特性調整膜30の上面を覆っている。それにより、ポリシリコン膜41を含む圧電駆動部40が、駆動部40の周囲のシリコン酸化膜のエッチングから温度特性調整膜30を保護することができる。
第2の実施形態におけるように、温度特性調整膜30上に電極42が直接配置される方が、圧電体43の配向性や振動子のその他の特性にとって有利になる場合がある。第2の実施形態に係る振動子も、第1の実施形態に係る振動子の製造方法と同様の製造方法によって製造することができる。
上記の実施形態においては、第1の工程において表面シリコン層13にスリット13bを形成する場合について説明したが、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、表面シリコン層13にスリット13bを形成せず、第6の工程の後に、フォトレジスト17をマスクとして振動腕部22の周囲のシリコンをエッチングすることにより、埋め込み酸化膜12に達する開口を形成しても良い。このように、当該技術分野において通常の知識を有する者によって、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。
10…SOI基板、11…シリコン基板、11a…キャビティー、12…埋め込み酸化膜、13…表面シリコン層、13a…溝、13b…スリット、14…ハードマスク、15…第2のシリコン酸化膜、16…第3のシリコン酸化膜、17…フォトレジスト、20…振動体、21…固定部、22…振動腕部、30…温度特性調整膜、40…圧電駆動部、41…ポリシリコン膜、41a…壁、42、44…電極、43…圧電体、45…配線

Claims (9)

  1. シリコン基板と、
    前記シリコン基板の一部の領域に配置された第1のシリコン酸化膜と、
    シリコンで構成され、前記第1のシリコン酸化膜によって支持された固定部、及び、溝によって前記固定部以外の周囲のシリコンから分離された振動腕部を有する振動体と、
    前記振動体の所定の領域に配置された第2のシリコン酸化膜と、
    ポリシリコン膜を含み、前記振動体との間で前記第2のシリコン酸化膜を覆う駆動部と、を備える振動子。
  2. 前記駆動部のポリシリコン膜が、前記振動体との間で前記第2のシリコン酸化膜を覆う、請求項1記載の振動子。
  3. 前記駆動部のポリシリコン膜が、前記第2のシリコン酸化膜の側面と上面の一部とに配置された、請求項1記載の振動子。
  4. 前記駆動部が、第1の電極、圧電体、及び、第2の電極をさらに含み、前記圧電体が、窒化アルミニウムで構成され、前記第1及び第2の電極が、窒化チタンで構成された、請求項1〜3のいずれか1項記載の振動子。
  5. シリコン基板、第1のシリコン酸化膜、及び、表面シリコン層が積層されてなるSOI(シリコン・オン・インシュレーター)基板の表面シリコン層に、振動体の振動腕部となる領域を前記振動体の固定部となる領域以外の周囲のシリコンから分離する溝を形成する工程(a)と、
    前記表面シリコン層の溝内及び上面に第2のシリコン酸化膜を形成する工程(b)と、
    前記振動体に達する溝を前記第2のシリコン酸化膜に形成して、前記振動体の所定の領域に形成された前記第2のシリコン酸化膜を周囲のシリコン酸化膜から分離する工程(c)と、
    前記振動体の所定の領域に形成された前記第2のシリコン酸化膜を前記振動体との間で覆う駆動部を形成する工程(d)と、
    前記駆動部が形成された前記SOI基板上に第3のシリコン酸化膜を形成する工程(e)と、
    前記第3のシリコン酸化膜上にフォトレジストを設けて少なくとも前記第2及び第3のシリコン酸化膜をエッチングすることにより、前記振動腕部及び前記駆動部を保護するシリコン酸化膜を残しつつ、前記振動腕部の周囲のシリコンに達する開口を形成する工程(f)と、
    前記フォトレジストを剥離した後に、前記開口を通して、前記振動腕部の周囲のシリコンをエッチングする工程(g)と、
    前記振動腕部及び前記駆動部の周囲のシリコン酸化膜をエッチングする工程(h)と、
    を備える振動子の製造方法。
  6. 工程(a)が、前記SOI基板の表面シリコン層の前記溝によって前記振動体の振動腕部から分離される領域に、スリットを形成することを含む、請求項5記載の振動子の製造方法。
  7. 工程(a)が、
    前記SOI基板の表面シリコン層の表面を熱酸化してシリコン酸化膜を形成する工程(a1)と、
    前記シリコン酸化膜上にフォトレジストを設けて前記シリコン酸化膜をエッチングすることにより、前記振動体の振動腕部となる領域に沿った開口を有するハードマスクを形成する工程(a2)と、
    前記ハードマスクを用いて前記表面シリコン層をエッチングすることにより、前記表面シリコン層に、前記振動体の振動腕部となる領域を前記振動体の固定部となる領域以外の周囲のシリコンから分離する溝を形成する工程(a3)と、
    を含む、請求項5又は6記載の振動子の製造方法。
  8. 工程(b)が、
    前記SOI基板の表面シリコン層の表面を熱酸化して前記表面シリコン層の溝の側壁にシリコン酸化膜を形成する工程(b1)と、
    前記表面シリコン層の溝を埋めるシリコン酸化膜をCVD(化学蒸着)によって形成する工程(b2)と、
    を含む、請求項5〜7のいずれか1項記載の振動子の製造方法。
  9. 工程(d)が、
    前記第2のシリコン酸化膜の溝を埋めるポリシリコン膜をCVD(化学蒸着)によって形成し、前記ポリシリコン膜上にフォトレジストを設けて前記ポリシリコン膜をエッチングすることにより、前記振動体の所定の領域に形成された前記第2のシリコン酸化膜の側面を含む領域にポリシリコン膜を形成する工程(d1)と、
    前記ポリシリコン膜が形成された前記第2のシリコン酸化膜上に、第1の電極、圧電体、及び、第2の電極を形成する工程(d2)と、
    を含む、請求項5〜8のいずれか1項記載の振動子の製造方法。
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