JP2015160293A - ウェハレベル封止構造及びmems素子の製造方法 - Google Patents

ウェハレベル封止構造及びmems素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】MEMS素子を個片化する前のウェハレベルで封止することでコストを抑制できるウェハレベル封止構造を提供する。
【解決手段】MEMS部104、当該MEMS部を囲む接合膜116a、及び当該接合膜下を通る配線111bによって前記MEMS部に電気的に接続された電極114cを備えたMEMS素子が複数形成された半導体ウェハ110と、前記接合膜と接合されたキャップウェハ101とを具備し、前記キャップウェハは前記MEMS部に対向する第1の凹み102と、前記電極に対向する第2の凹み103を有し、第2の凹みの深さ103aは第1の凹みの深さ102aより深く、前記第1の凹みの内部空間は前記MEMS部とともに封止されているウェハレベル封止構造である。
【選択図】図3

Description

本発明は、ウェハレベル封止構造及びMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)素子の製造方法に関する。
従来、振動子(例えば特許文献1参照)やモーションセンサなどの素子をウェハに形成し、このウェハをダイシングなどの工程で素子を個片化した後、この個片化した素子をセラミックパッケージなどに固定して、所定の配線を行ってから、真空中または一定圧の不活性ガス等の雰囲気中でパッケージの蓋を接合することで封止する方法などが一般に行われてきた。
上記の従来技術では、セラミックパッケージ部品が高価であることに加え、個片化の際のコスト増、及び個片が小さすぎると個片として取り扱うことができないという個片取扱いのサイズ上の制約があった。
また、従来、素子をウェハに形成し、このウェハと他のウェハを真空中または一定圧の不活性ガス等の雰囲気中で接合して封止する提案もあるが、素子の電極を取出す方法としてシリコンウェハを貫通するビア構造であるTSV(スルーシリコンビア)を用いている。
上記の従来技術では、TSVを用いるため、TSV自体の加工コストが高いうえに、封止部分の気密性との両立が技術的ハードルを高くするためにコスト増になっていた。
特開2013−239894
本発明の幾つかの態様は、MEMS素子を個片化する前のウェハレベルで封止することでコストを抑制できるウェハレベル封止構造またはMEMS素子の製造方法に関連している。
本発明の一態様は、MEMS部、当該MEMS部を囲む接合膜、及び当該接合膜下を通る配線によって前記MEMS部に電気的に接続された電極を備えたMEMS素子が複数形成された半導体ウェハと、前記半導体ウェハ上に配置され、前記接合膜と接合されたキャップウェハと、を具備し、前記キャップウェハは、前記MEMS部に対向する第1の凹みと、前記電極に対向する第2の凹みを有し、前記第2の凹みの深さは前記第1の凹みの深さより深く、前記第1の凹みの内部空間は前記MEMS部とともに封止されていることを特徴とするウェハレベル封止構造である。
上記本発明の一態様によれば、複数のMEMS素子を形成した半導体ウェハにキャップウェハをウェハレベルで接合して封止するウェハレベル封止構造を提供することができる。これによりコストを抑制できる。
なお、キャップウェハにはシリコンウェハまたはガラス基板を用いることができ、半導体ウェハにはシリコンウェハまたはSOIウェハを用いることができる。
本発明の一態様は、MEMS部、当該MEMS部を囲む接合膜、及び当該接合膜下を通る配線によって前記MEMS部に電気的に接続された電極を備えたMEMS素子が複数形成された半導体ウェハと、前記半導体ウェハ上に配置され、前記接合膜と接合されたキャップウェハと、を具備し、前記キャップウェハは、前記MEMS部に対向する第1の凹みと、前記電極に対向する第2の凹みと、当該第2の凹みの周縁部を囲む溝を有し、前記溝の深さは前記第1の凹みの深さより深く、前記第1の凹みの内部空間は前記MEMS部とともに封止されていることを特徴とするウェハレベル封止構造である。
上記本発明の一態様によれば、複数のMEMS素子を形成した半導体ウェハにキャップウェハをウェハレベルで接合して封止するウェハレベル封止構造を提供することができる。これによりコストを抑制できる。
本発明の一態様は、MEMS部、当該MEMS部を囲む接合膜、及び当該接合膜下を通る配線によって前記MEMS部に電気的に接続された電極を備えたMEMS素子が複数形成された半導体ウェハと、前記半導体ウェハ上に配置され、前記接合膜と接合されたキャップウェハと、を具備し、前記キャップウェハは前記MEMS部に対向する第1の凹み及び前記電極に対向する開口部を有し、前記電極は前記開口部によって露出され、前記第1の凹みの内部空間は前記MEMS部とともに封止されていることを特徴とするウェハレベル封止構造である。
上記本発明の一態様によれば、複数のMEMS素子を形成した半導体ウェハにキャップウェハをウェハレベルで接合して封止するウェハレベル封止構造を提供することができる。これによりコストを抑制できる。
また、上記本発明の一態様において、前記半導体ウェハには前記MEMS部の下方に位置し且つ前記第1の凹みに対向する第3の凹みが形成されており、前記第3の凹みの内部空間は前記MEMS部とともに封止されている。
また、上記本発明の一態様において、前記半導体ウェハはSOI層及びシリコン層を有するSOIウェハであり、前記MEMS部は前記SOI層によって形成されており、前記第3の凹みは前記シリコン層に形成されている。
本発明の一態様は、キャップウェハに複数の第1の凹みを形成するとともに前記キャップウェハに前記第1の凹みの深さより深い第2の凹みを複数形成し、MEMS部、当該MEMS部を囲む接合膜、及び当該接合膜下を通る配線によって前記MEMS部に電気的に接続された電極を備えたMEMS素子が複数形成された半導体ウェハを準備し、前記第1の凹みが前記MEMS部に対向し、且つ前記第2の凹みが前記電極に対向するように半導体ウェハ上にキャップウェハを配置し、真空雰囲気またはガス雰囲気で前記キャップウェハと前記接合膜を接合させることで、前記第1の凹みの内部空間を前記MEMS部とともに封止し、前記キャップウェハを前記第1の凹みの深さより深く且つ前記第2の凹みの深さより浅い位置まで研削することで前記電極を露出させることを特徴とするMEMS素子の製造方法である。
上記本発明の一態様によれば、複数のMEMS素子を形成した半導体ウェハにキャップウェハをウェハレベルで接合して封止するウェハレベル封止構造を用いてMEMS素子を製造することができる。これによりコストを抑制できる。
本発明の一態様は、キャップウェハに、複数の第1の凹みと、複数の第2の凹みと、当該複数の第2の凹みそれぞれの周縁部を囲み且つ前記第1の凹みの深さより深い溝を形成し、MEMS部、当該MEMS部を囲む接合膜、及び当該接合膜下を通る配線によって前記MEMS部に電気的に接続された電極を備えたMEMS素子が複数形成された半導体ウェハを準備し、前記第1の凹みが前記MEMS部に対向し、且つ前記第2の凹みが前記電極に対向するように半導体ウェハ上にキャップウェハを配置し、真空雰囲気またはガス雰囲気で前記キャップウェハと前記接合膜を接合させることで、前記第1の凹みの内部空間を前記MEMS部とともに封止し、前記キャップウェハを前記第1の凹みの深さより深く且つ前記溝の深さより浅い位置まで研削することで前記電極を露出させることを特徴とするMEMS素子の製造方法である。
上記本発明の一態様によれば、複数のMEMS素子を形成した半導体ウェハにキャップウェハをウェハレベルで接合して封止するウェハレベル封止構造を用いてMEMS素子を製造することができる。これによりコストを抑制できる。
また、本発明の一態様において、前記半導体ウェハには前記MEMS部の下方に位置する第3の凹みが形成されており、前記キャップウェハと前記接合膜を接合させることで、前記第3の凹みの内部空間が前記MEMS部とともに封止される。
また、本発明の一態様において、前記半導体ウェハはSOI層及びシリコン層を有するSOIウェハであり、前記MEMS部は前記SOI層によって形成されており、前記第3の凹みは前記シリコン層に形成されている。
また、本発明の一態様において、前記キャップウェハを研削した後に、前記半導体ウェハをダイシングすることで、各々の前記MEMS素子に分離する。これにより、低コストでMEMS素子を製造することができる。
本発明の一態様に係るMEMSウェハの1チップ領域(MEMS素子)を示す平面図。 図1に示すMEMSウェハに貼り合わせるキャップウェハを示す平面図。 図1に示すMEMSウェハと図2に示すキャップウェハを貼り合わせたウェハレベル封止構造を示す断面図。 (A)〜(G)はMEMSウェハを製造する方法を説明するための図3に示す領域100に相当する断面図。 (A)〜(E)はMEMSウェハを製造する方法を説明するための図3に示す領域100に相当する断面図。 図1及び図3に示すMEMS部の一例の振動子を示す平面図。 本発明の一態様に係るMEMSウェハとキャップウェハを貼り合わせたウェハレベル封止構造を示す断面図。 (A)〜(G)はMEMSウェハを製造する方法を説明するための図7に示す領域200に相当する断面図 (A)〜(D)はMEMSウェハを製造する方法を説明するための図7に示す領域200に相当する断面図 MEMSウェハとキャップウェハを貼り合わせたウェハレベル封止構造の変形例を示す断面図。
以下では、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の一態様に係るMEMSウェハ(以下、「半導体ウェハ」ともいう)の1チップ領域(MEMS素子)を示す平面図である。図2は、図1に示すMEMSウェハに貼り合わせるキャップウェハを示す平面図である。
図3は、図1に示すMEMSウェハと図2に示すキャップウェハを貼り合わせたウェハレベル封止構造を示す断面図である。
図4及び図5は、MEMSウェハを製造する方法を説明するための図3に示す領域100に相当する断面図である。
まず、図2に示すキャップウェハ101の表面に複数の第1の凹み(A部)102及び複数の第2の凹み(B部)103をウェットエッチングにより形成する。第2の凹み103の深さ103aは第1の凹み102の深さ102aより深い(図3参照)。なお、MEMSウェハ110は図1に示すMEMS素子が上下左右に並べて配置されている。MEMSウェハ110は例えばSOI(Silicon On Insulator)ウェハである。キャップウェハ101は図2に示す第1の凹み(A部)102及び第2の凹み(B部)103が上下左右に並べて配置され、図2中の一点鎖線は1チップ相当の境界線であり、その一点鎖線によって区切られている四角形状の領域が1チップ領域である。キャップウェハ101は例えばシリコンウェハである。
キャップウェハ101において第1の凹み102は、MEMSウェハ110とキャップウェハ101を貼り合わせたときに図1及び図3に示すMEMS部104に対向する位置に配置される。キャップウェハ101において第2の凹み103は、MEMSウェハ110とキャップウェハ101を貼り合わせたときに図3に示す電極パッド114cに対向する位置に配置される。
次に、図1に示すMEMSウェハ110を準備する。このMEMSウェハ110の作製方法について図4及び図5を参照しつつ以下に詳細に説明する。
図4(A)に示すように、SOI層107、BOX層108及びシリコン層109を有するMEMSウェハ(SOIウェハ)110を用意し、SOI層107上に酸化シリコン膜からなる下側絶縁膜106を形成する。この下側絶縁膜106は温度特性を調整する機能を有する。次いで、下側絶縁膜106上に下側TiN膜111を成膜する。次いで、下側TiN膜111上に酸化シリコン膜を成膜し、この酸化シリコン膜をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングすることで下側TiN膜111上にエッチストップ膜112を形成する。
次いで、図4(B)に示すように、下側TiN膜111をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングすることで、MEMS部の下側TiN膜111a及び接合部120の下側TiN膜111bが形成される。なお、接合部120は図3に示されている。
次いで、図4(C)に示すように、下側絶縁膜106をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングする。次いで、下側TiN膜111を含む全面上にAlN膜113を成膜する。なお、下側TiN膜111上に成膜されたAlN膜113は圧電膜として機能し、その他の領域に形成されたAlN膜113は層間絶縁膜として機能する。
次いで、図4(D)に示すように、AlN膜113をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングする。この際、エッチストップ膜112上でエッチングが停止され、AlN膜113にコンタクトホール113a及び電極取出し用ホール113bが形成される。
次いで、図4(E)に示すように、エッチストップ膜112を自己整合的にエッチング除去する。次いで、コンタクトホール113a及び電極取出し用ホール113b内を含む全面上に上側TiN膜114を成膜し、この上側TiN膜114をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングする。これにより、MEMS部の下側TiN膜111a上にAlN膜113を介してMEMS部の上側TiN膜114aが形成され、接合部120の下側TiN膜111b上にコンタクトホール113aによって電気的に接続された上側TiN膜114bが形成され、接合部120の下側TiN膜111b上に電極取出し用ホール113bによって電気的に接続された上側TiN膜114cが形成される。この上側TiN膜114cは電極パッドとなる。
次いで、図4(F)に示すように、AlN膜113を含む全面上に酸化シリコン膜115を成膜し、酸化シリコン膜115上に窒化シリコンからなる保護膜116を成膜する。酸化シリコン膜115は、保護膜116をエッチングするときのAlN膜113のカバレッジを保護する機能を有する。
次いで、図4(G)に示すように、保護膜116をCMP(Chemical Mechanical Polishing)によって平坦化する。この平坦化後の保護膜116がキャップウェハと常温で接合される接合膜となるため、接合膜の表面粗さRaは1nm未満とする。この平坦化工程は、配線として機能する下側TiN膜111bによって生じる段差を平坦化するのが目的である。
次いで、図5(A)に示すように、保護膜116をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングすることで接合膜116aを形成する。この接合膜116aの平面形状は図1に示すMEMS部104の周囲を囲むリング形状となっている。
次いで、図5(B)に示すように、酸化シリコン膜115及びSOI層107をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングすることで振動用の腕107aを形成する。次いで、BOX層108を含む全面上に酸化シリコン膜117を成膜する。この酸化シリコン膜117はシリコン層109をリリースエッチングする際のマスク層として機能する。
次いで、図5(C)に示すように、酸化シリコン膜117及びBOX層108をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングすることで、酸化シリコン膜117にリリース孔(またはスリット)117aを形成する。
次いで、図5(D)に示すように、リリース孔117aを通してウェットエッチング液をシリコン層109に供給することで、振動用の腕107aの下方、即ちMEMS部104の下方に位置する第3の凹み109aが形成される。第3の凹み109aの深さは腕107aが振動する際に動く範囲より深いものとする。
次いで、図5(E)に示すように、酸化シリコン膜117をエッチングにより除去する。次いで、接合膜116aをマスクとして酸化シリコン膜115をエッチングする。
上記のようにしてMEMSウェハが作製される。このMEMSウェハは、MEMS部104、MEMS部104を囲む接合膜116a、及び接合膜116a下を通る配線としての下側TiN膜111bによってMEMS部104に電気的に接続された電極パッド114cを備えたMEMS素子が複数形成されたものである。
この後、図3に示すように、MEMSウェハ110上にキャップウェハ101を配置する。この際、第1の凹み(A部)102がMEMS部104に対向し、且つ第2の凹み(B部)103が電極パッド114cに対向するように位置合わせする。次いで、真空雰囲気または一定圧の不活性ガス等の雰囲気でキャップウェハ101と接合膜116aを接合部120で接合させる。これにより、第1の凹み102の内部空間及び第3の凹み109aの内部空間がMEMS部104とともに封止される。
上記の接合部120で接合させる方法としては、例えば三菱重工技報VOL.43 NO.1:2006,51-52頁の「MEMSデバイスの高効率・低コスト生産に貢献するウェハ常温接合装置」、フジクラ技報2006年4月第110号,46-50頁の「ウェハレベルMEMSパッケージング」に開示されている公知の技術を用いることができる。
次に、キャップウェハ101を第1の凹み102の深さ102aより深く且つ第2の凹み(B部)103の深さ103aより浅い位置121まで裏面研削することでB部103を消滅させる。それにより、電極パッド114cを露出させることができる。つまり、キャップウェハ101には電極パッド114cに対向する開口部が形成され、その開口部によって電極パッド114cを露出させることができる。
この後、MEMSウェハ110及びキャップウェハ101をダイシングすることで、MEMSウェハ110及びキャップウェハ101を各々のMEMS素子に分離する。
本実施の形態によれば、多数のMEMS素子を形成したMEMSウェハ110に、キャップウェハ101を真空中または一定圧の不活性ガス等の雰囲気中においてウェハレベルで一括接合して封止すること、MEMS部104の天井より電極パッド114cの天井を高くしておくことにより、貼り合わせ接合後にキャップウェハ101を裏面研削することで、電極パッド114cの上部を消滅させ、電極パッド114cを露出させて外部との電気的な接触を確保できる。そして、その後にMEMS素子を個片化することが可能となる。従って、低コストで高品位の素子封止構造を実現することができる。
図1及び図3に示すMEMS部104の一例は図6に示す振動子である。振動子1は、腕部11、12、13と、これら3個の腕部のそれぞれの一端を連結する基部14と、圧電体素子15、16、17と、を含んで構成されている。腕部11は、第1方向(図中のZ方向)へ向けて配置された第1面11aを有する。同様に、腕部12は、第1方向へ向けて配置された第1面12aを有し、腕部13は、第1方向へ向けて配置された第1面13aを有する。これらの腕部11、12、13は、第1方向と交差する第2方向(図中のX方向)に沿って配列されている。各腕部11、12、13は、それぞれ長手方向が第3方向(図中のY方向)に沿うように配置されている。
基部14は、3個の腕部11、12、13のそれぞれの一端(Y方向に沿った一方の端部)と接続されており、これらの腕部11、12、13を連結している。各腕部11、12、13とこの基部14とは一体に形成される。圧電体素子15は、腕部11の第1面11a上に設けられている。同様に、圧電体素子16は、腕部12の第1面12a上に設けられ、圧電体素子17は、腕部13の第1面13a上に設けられている。
圧電体素子15は、第1面11a上に配置された図示せぬ下部電極膜(第1電極膜)と、当該下部電極膜上に配置された圧電体膜15bと、当該圧電体膜15b上に配置された上部電極膜15cと、を含む。圧電体膜15bは、下部電極膜の全体を覆う。
圧電体素子17は、第1面13a上に配置された下部電極膜17aと、当該下部電極膜17a上に配置された圧電体膜17bと、当該圧電体膜17b上に配置された上部電極膜17cと、を含む。
圧電体素子16は、第1面12a上に配置された図示せぬ下部電極膜(第1電極膜)と、当該下部電極膜上に配置された圧電体膜16bと、当該圧電体膜16b上に配置された上部電極膜16cと、を含む。圧電体膜16bは、下部電極膜16aの全体を覆う。
上部電極膜15cと上部電極膜17cとは、接続部21cを介して相互に電気的に接続されている。これらの上部電極膜15c、17cと接続部21cとは一体に形成される。下部電極膜は、接続部22aおよびプラグ(接続片)23を介して接続部21cと電気的に接続されている。これらにより、上部電極膜15c、17cと下部電極膜との相互間が電気的に接続される。また、接続部21cは、電極パッド24と電気的に接続されている。この電極パッド24を通じて、上部電極膜15c、17cおよび下部電極膜に対して電気信号を供給することができる。
下部電極膜と下部電極膜17aとは、接続部21aを介して相互に電気的に接続されている。これらの下部電極膜17aと接続部21aとは一体に形成される。上部電極膜16cは、プラグ(接続片)25を介して接続部21aと電気的に接続されている。これらにより、下部電極膜17aと上部電極膜16cとの相互間が電気的に接続される。また、接続部21aは、電極パッド26と電気的に接続されている。この電極パッド26を通じて、下部電極膜17aおよび上部電極膜16cに対して電気信号を供給することができる。
上記の電極パッド24および電極パッド26に電気信号を供給することにより、腕部11、13と腕部12とを互い違いに上下振動させることができる。具体的には、各上部電極膜と下部電極膜との間に電圧を印加した際に、外側の各圧電体素子15、17にかかる電界の方向と内側の圧電体素子16にかかる電界の方向とが逆向きとなる。従って、腕部15、17の振動方向と腕部16の振動方向とが逆向きになり、電界印加により腕部15、17と腕部16とが互い違いに上下運動を行う。
なお、本実施の形態では、MEMS部104として振動子の例を挙げているが、これに限定されるものではなく、モーションセンサ等の他の素子を用いることも可能である。
[実施の形態2]
図7は、本発明の一態様に係るMEMSウェハとキャップウェハを貼り合わせたウェハレベル封止構造を示す断面図である。
図8及び図9は、MEMSウェハを製造する方法を説明するための図7に示す領域200に相当する断面図である。
図7〜図9において、図3〜図5と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明を省略する。
まず、図7に示すキャップウェハ101を実施の形態1と同様の方法で作製する。
次に、図7に示すMEMSウェハ110を準備する。このMEMSウェハ110の作製方法について図8及び図9を参照しつつ以下に詳細に説明する。
図8(A)に示すように、SOI層107、BOX層108及びシリコン層109を有するMEMSウェハ(SOIウェハ)110を用意し、SOI層107上に酸化シリコン膜からなる下側絶縁膜106を形成する。この下側絶縁膜106は温度特性を調整する機能を有する。次いで、下側絶縁膜106をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングすることで接合部120を横切る複数の溝106aを形成する。
次いで、図8(B)に示すように、溝106a内及び下側絶縁膜106上にW膜を成膜し、下側絶縁膜106上のW膜をCMPにより除去することで溝106a内にWプラグ131が埋め込まれる。この際のCMPにより少なくとも接合部120が平坦化される。
次いで、図8(C)に示すように、Wプラグ131及び下側絶縁膜106上に下側TiN膜111を成膜する。次いで、下側TiN膜111上に酸化シリコン膜を成膜し、この酸化シリコン膜をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングすることで下側TiN膜111上にエッチストップ膜112を形成する。
次いで、図8(D)に示すように、下側TiN膜111をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングすることで、MEMS部の下側TiN膜111a、後の工程でコンタクトホールが形成される側の下側TiN膜111b及び電極パッドが形成される側の下側TiN膜111cが形成される。下側TiN膜111bと下側TiN膜111cはWプラグ131によって電気的に接続される。
次いで、図8(E)に示すように、下側絶縁膜106をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングする。次いで、下側TiN膜111を含む全面上にAlN膜113を成膜する。なお、接合部120に成膜されたAlN膜113は接合膜となる。
次いで、図8(F)に示すように、実施の形態1と同様の方法で、AlN膜113にコンタクトホール113a及び電極取出し用ホール113bが形成される。
次いで、図8(G)に示すように、実施の形態1と同様の方法で、エッチストップ膜112を除去し、MEMS部の下側TiN膜111a上にAlN膜113を介してMEMS部の上側TiN膜114aを形成し、下側TiN膜111b上にコンタクトホール113aによって電気的に接続された上側TiN膜114bを形成し、下側TiN膜111c上に電極取出し用ホール113bによって電気的に接続された上側TiN膜114cを形成する。この上側TiN膜114cは電極パッドとなる。
次いで、図9(A)に示すように、SOI層107をフォトリソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングすることで振動用の腕107aを形成する。次いで、BOX層108を含む全面上に酸化シリコン膜117を成膜する。この酸化シリコン膜117はシリコン層109をリリースエッチングする際のマスク層として機能する。
次いで、図9(B)に示すように、実施の形態1と同様の方法で、酸化シリコン膜117及びBOX層108にリリース孔(またはスリット)117aを形成する。
次いで、図9(C)に示すように、実施の形態1と同様の方法で、振動用の腕107aの下方、即ちMEMS部104の下方に位置する第3の凹み109aを形成する。
次いで、図9(D)に示すように、酸化シリコン膜117をエッチングにより除去する。
上記のようにしてMEMSウェハが作製される。このMEMSウェハは、MEMS部104、MEMS部104を囲む接合膜113、及び接合膜113下を通る配線としてのWプラグ131によってMEMS部104に電気的に接続された電極パッド114cを備えたMEMS素子が複数形成されたものである(図7参照)。
この後、図7に示すように、MEMSウェハ110上にキャップウェハ101を配置する。この際、第1の凹み(A部)102がMEMS部104に対向し、且つ第2の凹み(B部)103が電極パッド114cに対向するように位置合わせする。次いで、真空雰囲気または一定圧の不活性ガス等の雰囲気でキャップウェハ101と接合膜113を接合部120で接合させる。これにより、第1の凹み102の内部空間及び第3の凹み109aの内部空間がMEMS部104とともに封止される。
次に、実施の形態1と同様の方法で、キャップウェハを裏面研削することで、電極パッド114cを露出させることができる。
この後、実施の形態1と同様の方法で、MEMSウェハ110及びキャップウェハ101を各々のMEMS素子に分離する。
本実施の形態においても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、上記の実施の形態1,2では、第1の凹み(A部)102の深さ102aより第2の凹み(B部)103の深さ103aを深くしておき、キャップウェハ101を裏面研削することで電極パッド114cを露出させているが、これに限定されるものではなく、図10に示す方法で実施することも可能である。
図10に示すように、キャップウェハ101に、複数の第1の凹み(A部)102と、複数の第2の凹み(B部)103と、複数の第2の凹み103それぞれの周縁部を囲み(またはMEMS部と電極パッドの境界)且つ第1の凹み102の深さより深い溝123を形成する。第1の凹み102の深さは第2の凹み103の深さと同じである。そして、キャップウェハ101を第1の凹み102の深さより深く且つ溝123の深さより浅い位置122まで裏面研削することで電極を露出させることができる。
また、上記の実施の形態1,2では、キャップウェハ101にシリコンウェハを用いているが、これに限定されるものではなく、キャップウェハにガラス基板を用いることも可能である。
また、本発明は上記の実施の形態1,2の各々に限定されるものではなく、上記の実施の形態1,2を互いに組み合わせて実施することも可能である。
11,12,13…腕部、11a,12a,13a…第1面、14…基部、15,16,17…圧電体素子、15b,16b,17b…圧電体膜、15c,16c,17c…上部電極膜、17a…下部電極膜、21a,21c,22a…接続部、23,25…プラグ(接続片)、24,26…電極パッド、100…領域、101…キャップウェハ、102…第1の凹み(A部)、102a…第1の凹みの深さ、103…第2の凹み(B部)、103a…第2の凹みの深さ、104…MEMS部、106…下側絶縁膜、107…SOI層、107a…振動用の腕、108…BOX層、109…シリコン層、109a…第3の凹み、110…MEMSウェハ、111,111a,111b,111c…下側TiN膜、112…エッチストップ膜、113…AlN膜、113a…コンタクトホール、113b…電極取出し用ホール、114,114a,114b…上側TiN膜、114c…電極パッド(上側TiN膜)、115…酸化シリコン膜、116…保護膜、116a…接合膜、117…酸化シリコン膜、117a…リリース孔、120…接合部、121,122…位置、123…溝、131…Wプラグ。

Claims (10)

  1. MEMS部、当該MEMS部を囲む接合膜、及び当該接合膜下を通る配線によって前記MEMS部に電気的に接続された電極を備えたMEMS素子が複数形成された半導体ウェハと、
    前記半導体ウェハ上に配置され、前記接合膜と接合されたキャップウェハと、
    を具備し、
    前記キャップウェハは、前記MEMS部に対向する第1の凹みと、前記電極に対向する第2の凹みを有し、
    前記第2の凹みの深さは前記第1の凹みの深さより深く、
    前記第1の凹みの内部空間は前記MEMS部とともに封止されていることを特徴とするウェハレベル封止構造。
  2. MEMS部、当該MEMS部を囲む接合膜、及び当該接合膜下を通る配線によって前記MEMS部に電気的に接続された電極を備えたMEMS素子が複数形成された半導体ウェハと、
    前記半導体ウェハ上に配置され、前記接合膜と接合されたキャップウェハと、
    を具備し、
    前記キャップウェハは、前記MEMS部に対向する第1の凹みと、前記電極に対向する第2の凹みと、当該第2の凹みの周縁部を囲む溝を有し、
    前記溝の深さは前記第1の凹みの深さより深く、
    前記第1の凹みの内部空間は前記MEMS部とともに封止されていることを特徴とするウェハレベル封止構造。
  3. MEMS部、当該MEMS部を囲む接合膜、及び当該接合膜下を通る配線によって前記MEMS部に電気的に接続された電極を備えたMEMS素子が複数形成された半導体ウェハと、
    前記半導体ウェハ上に配置され、前記接合膜と接合されたキャップウェハと、
    を具備し、
    前記キャップウェハは前記MEMS部に対向する第1の凹み及び前記電極に対向する開口部を有し、
    前記電極は前記開口部によって露出され、
    前記第1の凹みの内部空間は前記MEMS部とともに封止されていることを特徴とするウェハレベル封止構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項において、
    前記半導体ウェハには前記MEMS部の下方に位置し且つ前記第1の凹みに対向する第3の凹みが形成されており、前記第3の凹みの内部空間は前記MEMS部とともに封止されていることを特徴とするウェハレベル封止構造。
  5. 請求項4において、
    前記半導体ウェハはSOI層及びシリコン層を有するSOIウェハであり、
    前記MEMS部は前記SOI層によって形成されており、
    前記第3の凹みは前記シリコン層に形成されていることを特徴とするウェハレベル封止構造。
  6. キャップウェハに複数の第1の凹みを形成するとともに前記キャップウェハに前記第1の凹みの深さより深い第2の凹みを複数形成し、
    MEMS部、当該MEMS部を囲む接合膜、及び当該接合膜下を通る配線によって前記MEMS部に電気的に接続された電極を備えたMEMS素子が複数形成された半導体ウェハを準備し、前記第1の凹みが前記MEMS部に対向し、且つ前記第2の凹みが前記電極に対向するように半導体ウェハ上にキャップウェハを配置し、真空雰囲気またはガス雰囲気で前記キャップウェハと前記接合膜を接合させることで、前記第1の凹みの内部空間を前記MEMS部とともに封止し、
    前記キャップウェハを前記第1の凹みの深さより深く且つ前記第2の凹みの深さより浅い位置まで研削することで前記電極を露出させることを特徴とするMEMS素子の製造方法。
  7. キャップウェハに、複数の第1の凹みと、複数の第2の凹みと、当該複数の第2の凹みそれぞれの周縁部を囲み且つ前記第1の凹みの深さより深い溝を形成し、
    MEMS部、当該MEMS部を囲む接合膜、及び当該接合膜下を通る配線によって前記MEMS部に電気的に接続された電極を備えたMEMS素子が複数形成された半導体ウェハを準備し、前記第1の凹みが前記MEMS部に対向し、且つ前記第2の凹みが前記電極に対向するように半導体ウェハ上にキャップウェハを配置し、真空雰囲気またはガス雰囲気で前記キャップウェハと前記接合膜を接合させることで、前記第1の凹みの内部空間を前記MEMS部とともに封止し、
    前記キャップウェハを前記第1の凹みの深さより深く且つ前記溝の深さより浅い位置まで研削することで前記電極を露出させることを特徴とするMEMS素子の製造方法。
  8. 請求項6または7において、
    前記半導体ウェハには前記MEMS部の下方に位置する第3の凹みが形成されており、前記キャップウェハと前記接合膜を接合させることで、前記第3の凹みの内部空間が前記MEMS部とともに封止されることを特徴とするMEMS素子の製造方法。
  9. 請求項8において、
    前記半導体ウェハはSOI層及びシリコン層を有するSOIウェハであり、
    前記MEMS部は前記SOI層によって形成されており、
    前記第3の凹みは前記シリコン層に形成されていることを特徴とするMEMS素子の製造方法。
  10. 請求項6乃至9のいずれか一項において、
    前記キャップウェハを研削した後に、前記半導体ウェハをダイシングすることで、各々の前記MEMS素子に分離することを特徴とするMEMS素子の製造方法。
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