JP2017053184A - 円筒型タンクの構築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャッキアップ装置によって上昇した内槽側板の下側に取り付けるべき次の内槽側板をタンク周方向にスムーズに搬送することができる円筒型タンクの構築方法の提供。【解決手段】PC壁2の内側において、ジャッキアップ装置による内槽側板9の上昇と、上昇した内槽側板9Aの下側への次の内槽側板9Bの溶接と、を交互に繰り返して内槽を組み立てる工程を有する円筒型タンクの構築方法であって、PC壁2の内周壁に沿ってタンク周方向にレール200を設置する工程と、レール200に沿ってタンク周方向に移動可能であって、次の内槽側板9Bの上部に連結可能な上部ガイド装置100を設置する工程と、上部ガイド装置100を次の内槽側板9Bに連結させ、タンク周方向に搬送する工程と、を有する、という手法を採用する。【選択図】図3

Description

本発明は、円筒型タンクの構築方法に関するものである。
内槽と外槽とを有する二重殻構造の円筒型タンクは、LNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)等の低温液体の貯蔵に用いられている。特許文献1には、金属製の内槽とコンクリート製の外槽とを有する円筒型タンクが開示されている。
特許文献1には、円筒型タンクの工期の短縮を図るため、金属製の内槽とコンクリート製の外槽とを同時に施工する手法が開示されている。具体的には、外槽の底部にジャッキ架台を立設させ、ジャッキアップ装置を所定高さに支持させる(特許文献1の図4(b)参照)。そして、外槽の側壁工事を行うときに、外槽の底部上で内槽屋根と外槽屋根とを組み立て、次いで、上記ジャッキアップ装置により内槽屋根と外槽屋根とを上昇させながら、内槽屋根に内槽側板を最上段のものから最下段のものへと順々に取り付けることで、金属製の内槽とコンクリート製の外槽との同時施工を実現している。
特開平7−62924号公報
ところで、上記従来技術においては、ジャッキアップ装置によって上昇した内槽側板の下側の空間に、次に取り付けるべき内槽側板を工事口から取り込み、取り込んだ内槽側板を所定の溶接位置までタンク周方向に搬送し、上昇した内槽側板の下側に次の内槽側板を溶接するようになっている。内槽側板をタンク周方向に搬送する際、内槽側板の転倒防止として、内槽側板の上部をガイドする必要がある。
そこで、本願発明者らは、上昇した内槽側板を挟むガイド対を、その下側に溶接する次の内槽側板に設置し、上昇した内槽側板から転倒防止を取る方法を考案した。この方法によれば、上昇した内槽側板の下端を搬送レールとして利用することができ、タンク全周に亘る次の内槽側板の搬送軌道を確保し、また、溶接対象となる上昇した内槽側板に沿って次の内槽側板を搬送できるため、所定の溶接位置における上下の位置決めも容易になる。
しかしながら、この方法においては、上昇した内槽側板と次の内槽側板との曲率が揃っていないと、スムーズなガイドができないという課題点がある。例えば、上昇した内槽側板は、ジャッキアップ装置に吊られた状態であるため、下端は拘束されておらず、場所によっては傾きによって曲率が変化する。また、内槽側板も板毎に曲率のバラツキがある。
本発明は、上記課題点に鑑みてなされたものであり、ジャッキアップ装置によって上昇した内槽側板の下側に取り付けるべき次の内槽側板をタンク周方向にスムーズに搬送することができる円筒型タンクの構築方法の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様は、外槽の内側において、ジャッキアップ装置による内槽側板の上昇と、前記上昇した内槽側板の下側への次の内槽側板の溶接と、を交互に繰り返して内槽を組み立てる工程を有する円筒型タンクの構築方法であって、前記外槽の内周壁に沿ってタンク周方向にレールを設置する工程と、前記レールに沿ってタンク周方向に移動可能であって、前記次の内槽側板の上部に連結可能な上部ガイド装置を設置する工程と、前記上部ガイド装置を前記次の内槽側板に連結させ、タンク周方向に搬送する工程と、を有する、という手法を採用する。
また、本発明の第2の態様においては、前記上部ガイド装置は、前記次の内槽側板の上部に連結可能なガイドロッドと、前記レールに移動可能に係合するガイド部及び前記ガイドロッドをタンク径方向に進退自在に支持する筒部を備えるガイド本体と、を備える、という手法を採用する。
また、本発明の第3の態様においては、前記上部ガイド装置は、前記ガイド本体と前記ガイドロッドとの間に介在し、前記次の内槽側板が倒れる方向と逆方向に付勢力を付与する付勢部材を備える、という手法を採用する。
また、本発明の第4の態様においては、前記ガイドロッドは、前記上昇した内槽側板の厚みよりも大きな隙間をあけて対向する一対の突起部を備える、という手法を採用する。
また、本発明の第5の態様においては、前記内槽側板には、キーナットが設けられており、前記一対の突起部のうち、前記上昇した内槽側板の前記キーナットが設けられた一方の板面に対向する第1突起部は、前記上昇した内槽側板の前記キーナットよりも下方に位置する、という手法を採用する。
また、本発明の第6の態様においては、前記一対の突起部のうち、前記上昇した内槽側板の他方の板面に対向する第2突起部は、前記上昇した内槽側板の前記キーナットよりも上方に延在する、という手法を採用する。
また、本発明の第7の態様は、先に記載の第1〜4の態様において、前記内槽側板には、キーナットが設けられており、前記上部ガイド装置を、前記キーナットに連結する、という手法を採用する。
また、本発明の第8の態様は、先に記載の第5または6の態様において、前記上部ガイド装置を、前記キーナットに連結する、という手法を採用する。
本発明によれば、外壁の内周壁に沿ってタンク周方向にレールを設置し、そのレールに上部ガイド装置を設置して次の内槽側板を連結することにより、そのレールから次の内槽側板のガイドを取ることができる。外壁は、固定構造物であり、その内周壁の半径精度は高いため、曲率のバラツキはほとんどない。この内周壁に設置されたレールによれば、次の内槽側板を正規の半径位置でガイドできるため、次の内槽側板のスムーズな搬送が可能となる。
したがって、本発明では、ジャッキアップ装置によって上昇した内槽側板の下側に取り付けるべき次の内槽側板をタンク周方向にスムーズに搬送することができる。
本発明の実施形態における構築方法の第1工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における内槽側板の支持状態を示す側面図である。 図2に示す領域Aの拡大図である。 本発明の実施形態における内槽側板の支持状態を示す平面図である。 本発明の実施形態におけるガイド本体を図3に示す矢印B方向から視た図である。 本発明の実施形態におけるガイドロッドの(a)側面図、(b)平面図である。 本発明の実施形態における構築方法の第2工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第3工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第4工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第5工程を示す説明図である。
以下、本発明の円筒型タンクの構築方法について図面を参照して説明する。以下の説明では、円筒型タンクとして、LNGを貯蔵する地上式のPC(プレストレスコンクリート)二重殻貯槽を例示する。
図1は、本発明の実施形態における構築方法の第1工程を示す説明図である。
図1に示すように、本手法では、先ず、略円板状の基礎版1の工事を行う。基礎版1の外周縁部には、PC壁2(外槽)を組み立てる基礎部3を凸設する。また、基礎部3の内側に沿って内槽アンカーストラップ4を設置する。また、基礎部3上に、PC壁2を打設する。PC壁2を打設する際には、内側と外側の両方に足場5を設け、不図示の型枠を設置する。
次に、基礎版1上に底部ライナー6を敷設する。また、基礎版1の中央部に屋根架台7を組み立てる。また、PC壁2の基端部に内槽側板9を一枚ずつ取り込むための工事口8を形成する。また、PC壁2の基端部の内側に沿って、内槽側板組立用の門型架台10を複数設置する。門型架台10は、内槽側板9が複数組み合わされてなる円筒状の内槽が基礎版1上に最終的に下ろされるべき領域であるアニュラー領域Xを跨ぐように設置する。
次に、門型架台10上に内槽側板9を載置し、隣り合う内槽側板9同士を溶接し、全体で円筒状になるように周方向に繋ぎ合わせる。また、内槽側板9の上端部にナックルプレート11を組み付ける。また、門型架台10の下のアニュラー領域Xにパーライトコンクリートブロックや構造用軽量コンクリートブロック等のアニュラー部13(図2参照)の構成部材12を仮置きする。また、屋根架台7上に内槽屋根14を組み立てる。また、内槽屋根14の外周縁部に、ナックルプレート11を組み付ける。
次に、基礎版1よりも上方であって、内外槽間15(PC壁2と内槽側板9との間)において、ナックルプレート11よりも上方のPC壁2に、吊側ジャッキ架台16(吊り点)をタンク周方向で複数設置する。吊側ジャッキ架台16は、所定高さのPC壁2からタンク内側に向けて略水平に凸設されるものである。この吊側ジャッキ架台16を例えばPC壁2に埋め込んだアンカープレート等に強固かつ着脱可能に締結固定する。
また、ナックルプレート11には、複数の吊側ジャッキ架台16に対向する複数のナックル補強材17を設置する。ナックル補強材17は、ナックルプレート11から内外槽間15に向けて突出するものである。また、このナックル補強材17は、被吊側の架台となるものである。そして、この吊側ジャッキ架台16とナックル補強材17との間に渡って、ジャッキアップ装置18を設置する。ジャッキアップ装置18は、センターホールジャッキであり、装置本体を吊側ジャッキ架台16に設置し、ジャッキアップロッド19の下端部をナックル補強材17に取り付ける。
このようにジャッキアップ装置18を設置したら、屋根架台7を除去し、ジャッキアップ装置18によってナックルプレート11を吊り上げることで、内槽側板9を上昇させる。ジャッキアップ装置18によりジャッキアップロッド19の1ストローク分(本実施形態では内槽側板9単体の上下幅に相当)だけ上昇させたら、そのジャッキアップにより内槽側板9の下部にできた空間に、次の内槽側板9を搬入する。
図2は、本発明の実施形態における内槽側板9の支持状態を示す側面図である。図3は、図2に示す領域Aの拡大図である。図4は、本発明の実施形態における内槽側板9の支持状態を示す平面図である。
図2に示すように、門型架台10の上には内側足場60を設置し、内外槽間15には外側足場70を設置する。内側足場60及び外側足場70は、隣り合う内槽側板9同士の溶接(縦シーム溶接)やこの溶接に係る検査等の作業、さらに、上下に並ぶ内槽側板9同士の溶接(横シーム溶接)やこの溶接に係る検査等の作業に使用する。
内側足場60は、一般的なビティー枠からなる足場であって、建て枠や筋交い、横パイプ、鋼製板などが現場にて組み立てられ、設置される。すなわち、鳥居型の建て枠間を水平に配置される横パイプや斜めの筋交いで連結し、さらに横パイプ上に鋼製板が敷かれることにより、足場が形成される。なお、各段部を形成する鋼製板については、軽量化のため、金属網板、例えばエキスパンドメタルなどによって形成される。
外側足場70は、PC壁2の内周壁に固定された枠材71と、枠材71に回動可能に保持された回動足場72と、を備える。枠材71は、PC壁2の周方向に略等間隔で複数配置されたアングル材によって形成されたもので、アングル材が鉛直方向に立てられ、PC壁2に固定される。すなわち、枠材71は、PC壁2に予め埋め込まれた埋め込みプレート73にアングル材がボルト止めされることなどにより、PC壁2の内壁面に着脱可能に固定される。
回動足場72は、枠材71に保持された水平方向に延びる回動軸を中心として回動によって、PC壁2に沿って折り畳めるようになっている。この回動足場72は、軽量化のためエキスパンドメタルなどの金属網板によって形成されている。回動足場72の底部には、棒材74が回動可能に連結されている。棒材74は、所謂つっかい棒であり、下端部が枠材71に対してボルト等によって着脱可能に固定され、上端部がヒンジ等によって回動足場72に回動可能に連結される。
次の内槽側板9(以下、内槽側板9Bと称することがある)は、門型架台10上に載置する。なお、門型架台10には、内槽側板9Bをタンク周方向に搬送するためのローラーユニット20を設けることが好ましい。この内槽側板9Bは、内外槽間15に設けたトロリークレーン21によって吊り上げられ、ローラーユニット20上に立てて載置され、そして、所定の溶接位置まで転がされながら搬送される。
内槽側板9Bには、上部ガイド装置100を連結する。上部ガイド装置100は、内槽側板9Bの上部に連結可能であり、レール200(図3参照)に沿ってタンク周方向に移動可能な構成となっている。なお、内槽側板9Bの「上部」とは、図2に示される上部ガイド装置100が連結される部分に限定されず、上部ガイド装置100との連結により内槽側板9Bの転倒防止が可能な部分であればよく、例えば、内槽側板9Bの上半分の領域を含む。レール200は、内外槽間15において、PC壁2の内周壁に沿ってタンク周方向に設置する。具体的に、レール200は、外側足場70の鉛直方向に立てられた枠材71にボルト止めされることなどにより、枠材71を介してPC壁2の内壁面に着脱可能に固定される。
図3に示すように、レール200は、枠材71から水平方向に延在したのち、鉛直方向に立ち上がるL字のアングル材によって形成されている。レール200は、タンクを一周する。枠材71には、レール200として、上側レール200Aと下側レール200Bとが取り付けられる。上側レール200Aは、ローラーユニット20に乗った内槽側板9Bの上端よりも上方に固定される。また、下側レール200Bは、ローラーユニット20に乗った内槽側板9Bの上端よりも下方に固定される。
上部ガイド装置100は、ガイドロッド110と、ガイド本体120と、付勢部材130と、を備える。ガイドロッド110は、タンク径方向に延在するロッドであり、連結部111と、一対の突起部112A,112Bを備える。また、ガイド本体120は、レール200に係合するガイド部121と、ガイドロッド110をタンク径方向に進退自在に支持する筒部122と、を備える。付勢部材130は、ガイド本体120とガイドロッド110との間に介在し、ガイドロッド110を付勢する。
図5は、本発明の実施形態におけるガイド本体120を図3に示す矢印B方向から視た図である。図6は、本発明の実施形態におけるガイドロッド110の(a)側面図、(b)平面図である。
図6(a)に示すように、ガイドロッド110は、金属のパイプ材であり、そのパイプ材の長手方向と直交する方向に突出して、連結部111と、一対の突起部112A,112Bとが設けられている。
連結部111は、図6(b)に示すように、ガイドロッド110の外周面に溶接等で固定されたL字のアングル材である。連結部111には、図6(a)に示すように、連結孔111aが形成されている。連結孔111aは、図3に示すように、内槽側板9Bのキーナット101と同じ高さに位置する。連結部111は、不図示のボルト・ナットによって内槽側板9Bのキーナット101と連結可能な構成となっている。
キーナット101は、内槽側板9Bの内向き板面9B1に設けられている。また、キーナット101は、ジャッキアップによって上昇した内槽側板9(以下、内槽側板9Aと称することがある)の内向き板面9A1(一方の板面)にも設けられている。キーナット101は、隣り合う内槽側板9を溶接する際の肌合わせ用として予め溶接されている。キーナット101には、溶接の際に、隣り合う内槽側板9同士を位置決め固定する治具を取り付ける。このキーナット101は、内槽側板9の4辺に沿って複数設けられる。
一対の突起部112A,112Bは、図6(a)に示すように、連結部111とは相反する方向に突出する。一対の突起部112A,112Bは、ガイドロッド110の外周面に溶接等で固定された金属のパイプ材である(図6(b)等参照)。図3に示すように、一対の突起部112A,112Bは、内槽側板9Aの厚みよりも大きな隙間をあけて対向する。
一対の突起部112A,112Bのうち、内槽側板9Aの内向き板面9A1に対向する突起部112A(第1突起部)は、内槽側板9Aの下端のキーナット101よりも下方に位置する。また、一対の突起部112A,112Bのうち、内槽側板9Aの外向き板面9A2(他方の板面)に対向する突起部112B(第2突起部)は、内槽側板9Aの下端のキーナット101よりも上方に延在する。
ガイド本体120は、上記構成のガイドロッド110をタンク径方向に進退自在に支持する筒部122を有する。筒部122は、両端が開放された中空円筒状部材であり、ガイドロッド110の外径よりも若干大きな内径を有する。筒部122は、複数の鋼材によって組まれた枠体123に支持される。枠体123は、筒部122の後方(PC壁2側)を支持する第1フレーム123aと、筒部122の前方(内槽側板9側)を支持する第2フレーム123bと、を備える。
第1フレーム123aは、図5に示すように、正面視で四角に組まれた外枠を形成する。また、第1フレーム123aは、その外枠の互いに対向する二辺に架設された図示しない十字を形成するフレームの交点に、筒部122の後方を支持する構成となっている。一方、第2フレーム123bは、図3〜図5に示すように、第1フレーム123aの外枠の四辺のそれぞれから斜め前方に延在し、筒部122の前方を支持する構成となっている。
ガイド部121は、第1フレーム123aの外枠の4つの角のそれぞれの後方に設けられる。ガイド部121は、図3に示すように、枠体123をレール200に沿って移動可能に係合させる。ガイド部121は、レール200の上を転動する第1のローラー124と、タンク径方向においてレール200を間に挟んで対向する一対の第2のローラー125と、を備える。
付勢部材130は、ガイド本体120とガイドロッド110との間に介在する。具体的に、付勢部材130は、筒部122の前方の端部に一端が固定され、突起部112Bの後方に他端が固定されるように配置されたコイルバネである。付勢部材130は、一対の突起部112A,112Bが、内槽側板9Aをタンク径方向において隙間をあけて挟み込む位置(正規位置)に、ガイドロッド110を付勢する。すなわち、付勢部材130は、正規位置において自然長となる。なお、ガイドロッド110の後方の端部には、円板113が固定される。円板113は、筒部122より大きな径を有し、ガイドロッド110の筒部122からの抜けを防止する。
上記構成の上部ガイド装置100は、図4に示すように、レール200に沿って複数設置する。本手法では、内槽側板9Bの上端に沿って3か所に連結できるように複数設置する。上部ガイド装置100は、バランスを考慮して、隣り合う上部ガイド装置100との間隔が等間隔になるように連結する。なお、上部ガイド装置100の設置数、連結間隔等は、内槽側板9Bの大きさや重量に応じて適宜変更することが好ましい。
図3に示すように、内槽側板9Bの内向き板面9B1には、キーナット101が設けられており、上部ガイド装置100は、キーナット101に連結する。具体的には、ガイドロッド110に設けられた連結部111とキーナット101とをボルト・ナットで連結することにより、上部ガイド装置100を内槽側板9Bに連結する。このように、キーナット101を利用して上部ガイド装置100を連結することにより、別途連結片を溶接等する必要がないため、連結作業に時間やコストをかけないようにすることができる。
上部ガイド装置100を連結したら、内槽側板9Bをタンク周方向に搬送する。本手法では、図2に示すように、PC壁2の内周壁に沿ってタンク周方向にレール200を設置し、そのレール200に上部ガイド装置100を設置して次の内槽側板9Bを連結することにより、そのレール200から内槽側板9Bのガイドを取ることができる。PC壁2は、固定構造物であり、その内周壁の半径位置の精度は高いため、曲率のバラツキはほとんどない。この内周壁に設置されたレール200によれば、上昇した内槽側板9Aの影響を受けず、次の内槽側板9Bを正規の半径位置でガイドできるため、スムーズな搬送が可能となる。
また、上部ガイド装置100は、図3に示すように、ガイドロッド110をタンク径方向に進退自在に支持する筒部122を備えるガイド本体120を備える。この構成によれば、内槽側板9Bの板毎の曲率のバラツキを吸収することができる。すなわち、内槽側板9Bの板毎の曲率のバラツキに応じて、ガイドロッド110をタンク径方向に進退できる(例えば±50mm程度の可動範囲を備える)ため、内槽側板9Bに対して無理な負荷をかけずに、上部ガイド装置100と内槽側板9Bとの連結状態が維持される。このため、内槽側板9Bのよりスムーズな搬送が可能となる。
また、ガイドロッド110は、図3に示すように、上昇した内槽側板9Aの厚みよりも大きな隙間をあけて対向する一対の突起部112A,112Bを備える。このため、例えば、内槽側板9Bがタンク外側に向かって傾いた場合、突起部112Aが内槽側板9Aの内向き板面9A1に当接し、内槽側板9Bのタンク外側への転倒を防止することができる。また、例えば、内槽側板9Bがタンク内側に向かって傾いた場合、突起部112Bが内槽側板9Aの外向き板面9A2に当接し、内槽側板9Bのタンク内側への転倒を防止することができる。
さらに、ガイドロッド110は、付勢部材130によって付勢されており、一対の突起部112A,112Bが、上昇した内槽側板9Aをタンク径方向において隙間をあけて挟み込む位置に位置決めされる。すなわち、付勢部材130は、ガイド本体120とガイドロッド110との間に介在し、内槽側板9Bが倒れる方向と逆方向に付勢力を付与する。これにより、内槽側板9Bの上端が正規の半径位置でガイドされ、搬送の際に、一対の突起部112A,112Bが、上昇した内槽側板9Aに摺接して摩擦が発生することが防止される。このため、内槽側板9Bのよりスムーズな搬送が可能となる。
また、上昇した内槽側板9Aの内向き板面9A1に対向する突起部112Aは、上昇した内槽側板9Aのキーナット101よりも下方に位置するため、搬送の際にキーナット101に干渉することが防止される。さらに、上昇した内槽側板9Aの外向き板面9A2に対向する突起部112Bは、上昇した内槽側板9Aのキーナット101よりも上方に延在するため、内槽側板9Aの外向き板面9A2に対する転倒防止時の当接範囲を広く確保することができ、内槽側板9Bのタンク内側への転倒をより確実に防止することができる。
内槽側板9Bを所定の溶接位置まで搬送したら、タンク周方向で隣り合う内槽側板9B同士を溶接する。タンク周方向で隣り合う内槽側板9B同士を溶接し全体で円筒状に繋ぎ合わせたら、内槽側板9Bの転倒の虞はなくなるため、上部ガイド装置100との連結を解除する。連結部111とキーナット101とのボルト・ナットの締結を解除したら、上部ガイド装置100は、次に搬入する内槽側板9Bの転倒防止及び搬送に用いるため、工事口8までレール200に沿って搬送する。この際、ガイドロッド110を筒部122の中で90°回転させ、連結部111及び一対の突起部112A,112Bを水平に倒すことで、キーナット101に干渉することなく、また、上部ガイド装置100をレール200から外すことなく、スムーズな戻りが可能となる。
図7は、本発明の実施形態における構築方法の第2工程を示す説明図である。
内槽側板9をタンク周方向に繋ぎ合わせたら、その上端と、内槽側板9の下端とを溶接する。次に、この溶接により一体となった内槽側板9をジャッキアップ装置18によりジャッキアップさせ、そのジャッキアップにより内槽側板9の下部にできた空間に、次の内槽側板9を搬入する。このように、ジャッキアップ装置18による内槽側板9の上昇と、上昇した内槽側板9の下側への次の内槽側板9の溶接と、を交互に繰り返し、内槽側板9を最上段のものから順々に取り付け、内槽側板9の最下段を除く第1の構造物9aを組み立てる。
また、この工程中、門型架台10の下でアニュラー部13の保冷工事を並行して行う。アニュラー部13の保冷工事は、図2に示すように、底部冷熱抵抗緩和材39の上にパーライトコンクリートブロック41A,41B、構造用軽量コンクリートブロック42を組み立て、その上にアニュラープレート43を取り付けることにより行う。アニュラー部13は、組み立てられた内槽側板9を最終的に支持するものであり、アニュラープレート43が厚く形成され、またその保冷構造もコンクリートブロック等の硬質なもので形成される。
アニュラー部13の保冷工事が完了したら、図7に示すように、アニュラー部13よりもタンク内側に配置されていた脚部10aをアニュラー部13上に挿げ替える。このような挿げ替えによって、アニュラー部13よりもタンク内側には干渉物がなくなるため、基礎版1上の中央部の保冷工事を行うことができる。中央部の保冷工事では、底部冷熱抵抗緩和材39の上に泡ガラス40を載置する。そして、その上に不図示のパーライトコンクリートブロックと不図示の内槽底板を順に重ねて敷設する。
図8は、本発明の実施形態における構築方法の第3工程を示す説明図である。
本手法では、図8に示すように、内槽側板9の最下段を、第1の構造物9aとは別にアニュラー部13上に組み立てる。門型架台10の解体後、内槽側板9の最下段をアニュラー部13上に載置したら、隣り合う内槽側板9同士を溶接し、全体で円筒状になるように周方向に繋ぎ合わせ、第2の構造物9bを組み立てる。第2の構造物9bを組み立てたら、基礎版1に設置された内槽アンカーストラップ4を取り付ける。
また、図8に示すように、内槽屋根14上で外槽屋根22を組み立てる。外槽屋根22は、内槽屋根14と不図示の連結材で連結され、内槽屋根14と一体的に組み立てられる。また、PC壁2の内周面に側ライナー2aを貼り付ける。また、PC壁2の外部に昇降階段23を設ける。また、PC壁2の内側に、ポンプバレル25を搬入する。
図9は、本発明の実施形態における構築方法の第4工程を示す説明図である。
次に、本手法では、図9に示すように、第1の構造物9aをジャッキダウンし、第1の構造物9aの下端部を第2の構造物9bの上端部に降ろし、第1の構造物9aと第2の構造物9bとを溶接し、内槽30を組み立てる。本手法では、ジャッキアップ装置18による内槽30の組み立てから、内槽30の最下段の組み立てを分離し、内槽30の最下段である第2の構造物9bのアニュラー部13上への固定を前倒しで行っている(図8参照)。したがって、本手法では、例えば1カ月程度かかる内槽30のアニュラー部13上への固定がクリティカルパスとならず、従来手法よりも工期の短縮化を図ることができる。
内槽30が完成したら、外槽屋根22は、不図示の連結材による内槽屋根14との連結を解除し、最上段まで組み立てられたPC壁2の上端部に据え付ける。また、外槽屋根22に屋根階段24を設ける。また、ポンプバレル25を設置する。
その後、ナックル補強材17を切除してジャッキアップ装置18を撤去する。その後、PC壁2の緊張工事を行う。そして、工事口8の閉鎖後、水張りをして耐圧・気密試験を実施する。
図10は、本発明の実施形態における構築方法の第5工程を示す説明図である。
最後に、図10に示すように、内外槽間15に保冷材44を配置し、また、内槽屋根14と外槽屋根22の間にも保冷材44を配置して保冷工事を行い、その後、塗装工事、配管保冷工事を経て円筒型タンク50が構築される。
したがって、上述の本実施形態によれば、PC壁2の内側において、ジャッキアップ装置18による内槽側板9の上昇と、上昇した内槽側板9Aの下側への次の内槽側板9Bの溶接と、を交互に繰り返して内槽30を組み立てる工程を有する円筒型タンク50の構築方法であって、PC壁2の内周壁に沿ってタンク周方向にレール200を設置する工程と、レール200に沿ってタンク周方向に移動可能であって、次の内槽側板9Bの上部に連結可能な上部ガイド装置100を設置する工程と、上部ガイド装置100を次の内槽側板9Bに連結させ、タンク周方向に搬送する工程と、を有する、という手法を採用することによって、ジャッキアップ装置18によって上昇した内槽側板9Aの下側に取り付けるべき次の内槽側板9Bをタンク周方向にスムーズに搬送することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、内槽側板9Bの内向き板面9B1に設けられたキーナット101に上部ガイド装置100を連結する構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、キーナット101が内槽側板9Bの外向き板面に設けられている場合、そのキーナット101に上部ガイド装置100を連結してもよい。また、この場合、キーナット101に干渉しないように、図3に示す一対の突起部112A,112Bの長さ関係を逆にすることが好ましい。
なお、別途溶接作業等が必要となるが、キーナット101ではなく、上部ガイド装置100専用の連結片を内槽側板9Bに設け、その連結片に上部ガイド装置100を連結してもよい。
また、例えば、上記実施形態では、付勢部材130が、一対の突起部112A,112Bが、内槽側板9Aをタンク径方向において隙間をあけて挟み込む位置(正規位置)に、ガイドロッド110を付勢する構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、一対の突起部112A,112Bが無くとも、図3に示すガイドロッド110の円板113とガイド本体120との間に付勢部材130に介在させ、付勢部材130の一端を円板113に固定し、他端をガイド本体120に固定すれば、内槽側板9Bが倒れる方向と逆方向に付勢力を付与し、内槽側板9Bの倒れを防止できる。なお、一対の突起部112A,112Bがある場合には、付勢部材130は、突起部112Bとガイド本体120との間、及び、円板113とガイド本体120との間のいずれか一方、または両方に設けてもよい。
2 PC壁(外槽)
9(9A) 内槽側板(上昇した内槽側板)
9A1 内向き板面(一方の板面)
9A2 外向き板面(他方の板面)
9(9B) 内槽側板(次の内槽側板)
9B1 内向き板面
15 内外槽間
18 ジャッキアップ装置
30 内槽
50 円筒型タンク
100 上部ガイド装置
101 キーナット
110 ガイドロッド
111 連結部
112A,112B 一対の突起部(第1突起部,第2突起部)
120 ガイド本体
121 ガイド部
122 筒部
130 付勢部材
200 レール

Claims (8)

  1. 外槽の内側において、ジャッキアップ装置による内槽側板の上昇と、前記上昇した内槽側板の下側への次の内槽側板の溶接と、を交互に繰り返して内槽を組み立てる工程を有する円筒型タンクの構築方法であって、
    前記外槽の内周壁に沿ってタンク周方向にレールを設置する工程と、
    前記レールに沿ってタンク周方向に移動可能であって、前記次の内槽側板の上部に連結可能な上部ガイド装置を設置する工程と、
    前記上部ガイド装置を前記次の内槽側板に連結させ、タンク周方向に搬送する工程と、を有する、ことを特徴とする円筒型タンクの構築方法。
  2. 前記上部ガイド装置は、
    前記次の内槽側板の上部に連結可能なガイドロッドと、
    前記レールに移動可能に係合するガイド部及び前記ガイドロッドをタンク径方向に進退自在に支持する筒部を備えるガイド本体と、を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の円筒型タンクの構築方法。
  3. 前記上部ガイド装置は、
    前記ガイド本体と前記ガイドロッドとの間に介在し、前記次の内槽側板が倒れる方向と逆方向に付勢力を付与する付勢部材を備える、ことを特徴とする請求項2に記載の円筒型タンクの構築方法。
  4. 前記ガイドロッドは、前記上昇した内槽側板の厚みよりも大きな隙間をあけて対向する一対の突起部を備える、ことを特徴とする請求項2または3に記載の円筒型タンクの構築方法。
  5. 前記内槽側板には、キーナットが設けられており、
    前記一対の突起部のうち、前記上昇した内槽側板の前記キーナットが設けられた一方の板面に対向する第1突起部は、前記上昇した内槽側板の前記キーナットよりも下方に位置する、ことを特徴とする請求項4に記載の円筒型タンクの構築方法。
  6. 前記一対の突起部のうち、前記上昇した内槽側板の他方の板面に対向する第2突起部は、前記上昇した内槽側板の前記キーナットよりも上方に延在する、ことを特徴とする請求項5に記載の円筒型タンクの構築方法。
  7. 前記内槽側板には、キーナットが設けられており、
    前記上部ガイド装置を、前記キーナットに連結する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の円筒型タンクの構築方法。
  8. 前記上部ガイド装置を、前記キーナットに連結する、ことを特徴とする請求項5または6に記載の円筒型タンクの構築方法。
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