JP2019082106A - 円筒型タンクの構築方法 - Google Patents

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【課題】内槽のアニュラー部への固定がクリティカルパスとならずに、工期の短縮化を図ることのできる円筒型タンクの構築方法の提供。【解決手段】内槽と外槽とを有する二重殻構造の円筒型タンクの構築方法であって、PC壁2の内側において、ジャッキアップ装置18による内槽側板9の上昇と、上昇した内槽側板9の下側への次の内槽側板9の取り付けと、を交互に繰り返し、内槽の最下段を除く第1の構造物9Aを組み立てる工程と、基礎版1に設けられた内槽を支持するためのアニュラー部13の上に、内槽の最下段である第2の構造物9Bを組み立てる工程と、第1の構造物9Aと第2の構造物9Bとを接合し、内槽を組み立てる工程と、を有する、という手法を採用する。【選択図】図2

Description

本発明は、円筒型タンクの構築方法に関するものである。
内槽と外槽とを有する二重殻構造の円筒型タンクは、LNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)等の低温液体の貯蔵に用いられている。特許文献1には、金属製の内槽とコンクリート製の外槽とを有する円筒型タンクの構築方法が開示されている。この構築方法では、円筒型タンクの工期の短縮を図るため、内槽と外槽とを並行して施工する手法を採用している。
具体的には、円筒型タンクの外槽の底部上で該外槽の側壁を最下段のものから最上段のものへと順々に組み上げる間に、外槽の側壁にジャッキアップ装置を支持させ、ジャッキアップ装置による内槽側板の上昇と、上昇した内槽側板の下側への次の内槽側板の溶接と、を交互に繰り返して、内槽側板を最上段のものから最下段のものへと順々に取り付けることで、内槽と外槽を並行して施工している。
特開2012−149416号公報
ところで、上記従来手法は、内槽側板の最下段までの取り付けが終了したら、内槽をジャッキダウンし、外槽の底部に設けられたアニュラー部の上に降ろした後、内槽にアンカーストラップを溶接して、内槽を完成させ、その後、内外槽間の保冷工事を行うようになっている。このため、従来手法は、内槽側板の最下段までの取り付け後、内槽をアニュラー部の上に固定するまでの間がクリティカルパスとなっており、また、この施工に例えば1カ月程度かかるため、工期の短縮化の課題の一つとなっている。
本発明は、上記課題点に鑑みてなされたものであり、内槽のアニュラー部への固定がクリティカルパスとならずに、工期の短縮化を図ることのできる円筒型タンクの構築方法の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、内槽と外槽とを有する二重殻構造の円筒型タンクの構築方法であって、前記外槽の内側において、ジャッキアップ装置による内槽側板の上昇と、前記上昇した内槽側板の下側への次の内槽側板の取り付けと、を交互に繰り返し、前記内槽側板の最下段を除く第1の構造物を組み立てる工程と、前記第1の構造物をジャッキダウンする前に、前記外槽の底部に設けられた前記内槽を支持するためのアニュラー部の上に、前記内槽側板の最下段である第2の構造物を組み立てる工程と、前記第2の構造物を前記アニュラー部の上に固定した後、前記第1の構造物をジャッキダウンして前記第2の構造物と接合し、前記内槽を組み立てる工程と、を有する、という手法を採用する。
また、本発明においては、前記外槽の底部を走行する搬送装置によって、前記第2の構造物の内槽側板をタンク周方向に搬送する工程を有する、という手法を採用する。
また、本発明においては、前記搬送装置は、前記第2の構造物の内槽側板を斜めに支持する支持部を有する、という手法を採用する。
また、本発明においては、前記外槽の底部を走行する揚重装置によって、前記斜めに支持された前記第2の構造物の内槽側板を前記アニュラー部の上に立てる工程を有する、という手法を採用する。
また、本発明においては、前記揚重装置は、前記搬送装置の移動経路を跨ぐ門型の移動式架台を備える、という手法を採用する。
本発明は、ジャッキアップ装置による内槽の最下段を除く第1の構造物の組み立てと並行して、外槽の底部において内槽の最下段である第2の構造物の組み立てを行い、その後、第1の構造物と第2の構造物とを接合し、内槽を組み立てる。このように、本発明では、ジャッキアップ装置による内槽の組み立てから、内槽の最下段の組み立てを分離することで、内槽の最下段のアニュラー部への固定を前倒しで行うことができる。
したがって、本発明によれば、内槽のアニュラー部への固定がクリティカルパスとならず、工期の短縮化を図ることができる。
本発明の実施形態における構築方法の第1工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第2工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第3工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第4工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における搬送装置及び揚重装置を示す側面図である。 図5に示す矢視A図である。 本発明の実施形態における搬送装置及び揚重装置を示す平面図である。
以下、本発明の円筒型タンクの構築方法について図面を参照して説明する。以下の説明では、円筒型タンクとして、LNGを貯蔵する地上式のPC(プレストレスコンクリート)二重殻貯槽を例示する。
図1に示すように、本手法では、先ず、略円板状の基礎版1(外槽の底部)の工事を行う。基礎版1の外周縁部には、PC壁2(外槽)を組み立てる基礎部3を凸設する。また、基礎部3の内側に沿って内槽アンカーストラップ4を設置する。また、基礎部3上に、PC壁2を打設する。PC壁2を打設する際には、足場5を設け、不図示の型枠を設置する。
次に、基礎版1上に底部ライナー6を敷設する。また、PC壁2の基端部に内槽側板9を一枚ずつ取り込むための工事口8を形成する。また、PC壁2の基端部の内側に沿って、内槽側板組立用の門型架台10を複数設置する。門型架台10は、内槽側板9が複数組み合わされてなる円筒状の内槽が基礎版1上に最終的に下ろされるべき領域であるアニュラー領域Xを跨ぐように設置する。
門型架台10の下では、アニュラー部13の保冷工事を行う。アニュラー部13の保冷工事は、後述する図5に示すように、底部冷熱抵抗緩和材39の上にパーライトコンクリートブロック41A,41B、構造用軽量コンクリートブロック42を組み立て、その上にアニュラープレート43を取り付けることにより行う。アニュラー部13は、組み立てられた内槽側板9を最終的に支持するものであり、アニュラープレート43が厚く形成され、またその保冷構造もコンクリートブロック等の硬質なもので形成される。
アニュラー部13の保冷工事が完了したら、アニュラー部13よりもタンク内側に配置されていた脚部をアニュラー部13上に挿げ替える。このような挿げ替えによって、アニュラー部13よりもタンク内側には干渉物がなくなるため、基礎版1上の中央部の保冷工事を行うことができる。中央部の保冷工事では、図1に示すように、底部冷熱抵抗緩和材39の上に泡ガラス40を載置する。そして、その上に不図示のパーライトコンクリートブロックと不図示の内槽底板を順に重ねて敷設する。
また、本手法では、上記保冷工事と並行して、門型架台10上に内槽側板9を載置し、隣り合う内槽側板9同士を溶接し、全体で円筒状になるように周方向に繋ぎ合わせる。また、内槽側板9の上端部にナックルプレート11を組み付ける。また、中央部の保冷工事の前に基礎版1の中央部に建てた不図示の屋根架台上に内槽屋根14を組み立て、その外周縁部に、ナックルプレート11を介して内槽側板9を組み付ける。
次に、本手法では、PC壁2にジャッキアップ装置18をタンク周方向で複数設置する。また、ナックルプレート11には、複数のジャッキアップ装置18に対応する複数のナックル補強材17を設置する。ナックル補強材17は、ナックルプレート11から内外槽間15に向けて突出するものである。また、このナックル補強材17は、被吊側の架台となるものである。ジャッキアップ装置18は、センターホールジャッキであり、ジャッキアップロッド19の下端部をナックル補強材17に取り付ける。
このようにジャッキアップ装置18を設置したら、不図示の屋根架台を除去し、ジャッキアップ装置18によってナックルプレート11を吊り上げることで、内槽側板9を上昇させる。ジャッキアップ装置18によりジャッキアップロッド19の1ストローク分(本実施形態では内槽側板9単体の上下幅に相当)だけ上昇させたら、そのジャッキアップにより内槽側板9の下部にできた空間に、次の内槽側板9を搬入する。
次の内槽側板9は、内外槽間15に設けたトロリークレーン21によって吊り上げられ、所定の溶接位置まで搬送する。そして、門型架台10上では、環状に配置した複数の内槽側板9同士を溶接し、かつ上下に並ぶ内槽側板9同士を溶接することで、これら内槽側板9を一体の円筒状に形成する。このようにして、ジャッキアップ装置18による内槽側板9の上昇と、上昇した内槽側板9の下側への次の内槽側板9の取り付けとを、交互に繰り返し、内槽側板9を最上段のものから順々に取り付け、内槽側板9の最下段を除く第1の構造物9Aを組み立てる。
一方、内槽側板9の最下段は、図2に示すように、第1の構造物9Aとは別にアニュラー部13上に組み立てる。内槽側板9の最下段をアニュラー部13上に載置したら、隣り合う内槽側板9同士を溶接し、全体で円筒状になるように周方向に繋ぎ合わせ、第2の構造物9Bを組み立てる。第2の構造物9Bを組み立てたら、基礎版1に設置された内槽アンカーストラップ4を取り付ける。
また、図2に示すように、内槽屋根14上で外槽屋根22を組み立てる。外槽屋根22は、内槽屋根14と不図示の連結材で連結され、内槽屋根14と一体的に組み立てられる。また、PC壁2の内壁面に側ライナー2aを貼り付ける。また、PC壁2の外部に昇降階段23を設ける。また、PC壁2の内側に、ポンプバレル25を搬入する。
次に、図3に示すように、第1の構造物9Aをジャッキダウンし、第1の構造物9Aの下端部を第2の構造物9Bの上端部に降ろし、第1の構造物9Aと第2の構造物9Bとを溶接し、内槽30を組み立てる。本手法では、ジャッキアップ装置18による内槽30の組み立てから、内槽30の最下段の組み立てを分離し、内槽30の最下段である第2の構造物9Bのアニュラー部13上への固定を前倒しで行っている(図2参照)。したがって、本手法では、例えば1カ月程度かかる内槽30のアニュラー部13上への固定がクリティカルパスとならず、従来手法よりも工期の短縮化を図ることができる。
内槽30が完成したら、外槽屋根22は、不図示の連結材による内槽屋根14との連結を解除し、最上段まで組み立てられたPC壁2の上端部に据え付ける。また、外槽屋根22に屋根階段24を設ける。また、ポンプバレル25を設置する。
その後、ナックル補強材17を切除してジャッキアップ装置18を撤去する。その後、PC壁2の緊張工事を行う。そして、工事口8の閉鎖後、水張りをして耐圧・気密試験を実施する。
最後に、図4に示すように、内外槽間15に保冷材44を配置し、また、内槽屋根14の裏側にも保冷材44を配置して保冷工事を行い、その後、塗装工事、配管保冷工事を経て円筒型タンク50が構築される。
このように、上述の本実施形態によれば、内槽と外槽とを有する二重殻構造の円筒型タンク50の構築方法であって、PC壁2の内側において、ジャッキアップ装置18による内槽側板9の上昇と、上昇した内槽側板9の下側への次の内槽側板9の取り付けと、を交互に繰り返し、内槽30の最下段を除く第1の構造物9Aを組み立てる工程と、基礎版1に設けられた内槽30を支持するためのアニュラー部13の上に、内槽30の最下段である第2の構造物9Bを組み立てる工程と、第1の構造物9Aと第2の構造物9Bとを接合し、内槽30を組み立てる工程と、を有する、という手法を採用することによって、内槽30の最下段のアニュラー部13上への固定を前倒しで行うことができ、内槽30のアニュラー部13上への固定がクリティカルパスとならず、工期の短縮化を図ることができる。
なお、第2の構造物9Bの組み立て手法としては、以下の図5〜図7に示す手法を用いることができる。
本手法では、ジャッキアップ装置18による内槽30の組み立てから、内槽30の最下段の組み立てを分離するため、第1の構造物9Aの組み立てと、第2の構造物9Bの組み立てとを並行して行うことができる。そうすると、第1の構造物9Aの内槽側板9をタンク周方向に搬送するトロリークレーン21とは別に、第2の構造物9Bの内槽側板9をタンク周方向に搬送するものが必要になる。そこで、本手法では、図5に示すように、地上を走行する搬送装置100を設け、第2の構造物9Bの内槽側板9をタンク周方向に搬送する。
搬送装置100は、上部架台110と、下部架台120とに分離可能な構成となっている。上部架台110は、第2の構造物9Bの内槽側板9を支持する支持部111を有する。支持部111は、傾斜し、下端部に横材112を有し、内槽側板9を斜めに支持する構成となっている。この構成によれば、内槽側板9を水平に寝かせないようにすることができ、ポンプバレル25等との干渉を避けることができる。また、この構成によれば、内槽側板9を垂直に立てないようにすることができ、吊り上げられた第1の構造物9Aの内槽側板9等との干渉を避けることができる。
上部架台110は、ローラー113を有し、工事口8を介してPC壁2の内外に移動可能な構成となっている。PC壁2の外側には、内槽側板9を受け入れる外側架台130を設け、レール131を敷設する。一方、PC壁2の内側には、下部架台120を設け、レール131から乗り継ぎが可能なレール121を敷設する。これにより、ローラー113がレール131とレール121との間を乗り継ぐことができ、上部架台110は、PC壁2の外側で内槽側板9を受け取り、下部架台120上に乗り込むことが可能となる。
下部架台120は、保冷工事された基礎版1上を走行可能なローラー122を有する。下部架台120は、ローラー122によってタンク周方向に移動可能な構成となっている。ローラー122は、アニュラー部13上と、アニュラー部13より内側に接地する。下部架台120には、図6に示すように、複数のローラー122が設けられ、アニュラー部13等の保冷構造に局所荷重をかけないようになっている。このローラー113には、例えば一つ当たり5列以上の複列ローラーユニットを採用することが好ましい。
また、本手法では、第1の構造物9Aの組み立てと、第2の構造物9Bの組み立てとを並行して行うため、トロリークレーン21とは別に、斜めに支持された第2の構造物9Bの内槽側板9を垂直に立ちあげるものが必要になる。そこで、図5に示すように、地上を走行する揚重装置140を設け、第2の構造物9Bの内槽側板9をアニュラー部13の上に立てる。
揚重装置140は、例えば内槽側板9を吊り上げるトロリークレーン141を有する。トロリークレーン141は、移動式架台142に搭載されている。移動式架台142は、搬送装置100の移動経路を跨ぐ門型に形成されている。この構成によれば、搬送装置100との干渉を避けて、揚重装置140を搬送装置100とは独立して移動させることができる。このため、例えば、特定の内槽側板9の吊り上げ(立ち上げ)が終わったら、次の内槽側板9の吊り上げに向かうことができ、揚重装置140の台数の削減、第2の構造物9Bの組み立ての効率化に寄与できる。
移動式架台142の脚部144は、図5及び図6に示すように、アニュラー部13を跨いで内側と外側に、ローラー145を介して接地している。脚部144は、アニュラー部13より内側の脚部144aよりも、外側の脚部144bの方が長く形成されている。この構成によれば、アニュラー部13より外側の脚部144bを一段低くなっている基礎版1上で走行させることができるため、内側と外側の脚部144の間隔を広く確保し、搬送装置100との干渉をより確実に避けることが可能となる。なお、ローラー145にも複列ローラーユニットを採用して荷重を分散させ、保冷構造等に局所荷重をかけないようにする。
移動式架台142の上部には、タンク半径方向に延在するレール143が架設され、トロリークレーン141がレール143に沿って移動可能とされている。この構成によれば、図7に示すように、内槽側板9を立ち上げるための吊り点をタンク半径方向に任意に調整することができる。このため、第2の構造物9Bを組み立てるラインLに沿って、内槽側板9を立ち上げることができる。なお、内槽側板9は長さがあるため、内槽側板9の立ち上げは、複数の揚重装置140を用いて行うことが好ましい。揚重装置140は、それぞれが移動可能なものであってもよく、また内槽側板9を立ち上げる組同士でユニット化して一体で移動可能なものであってもよい。
以上の手法を採用することにより、トロリークレーン21を用いることなく、内槽側板9をタンク周方向に搬送し、内槽側板9をアニュラー部13に立て、隣り合う内槽側板9同士を溶接し、第2の構造物9Bを組み立てることができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
1 基礎版(外槽の底部)
2 PC壁(外槽)
4 内槽アンカーストラップ
9 内槽側板
9A 第1の構造物
9B 第2の構造物
13 アニュラー部
18 ジャッキアップ装置
21 トロリークレーン
25 ポンプバレル
30 内槽
50 円筒型タンク
100 搬送装置
111 支持部
140 揚重装置
142 移動式架台

Claims (5)

  1. 内槽と外槽とを有する二重殻構造の円筒型タンクの構築方法であって、
    前記外槽の内側において、ジャッキアップ装置による内槽側板の上昇と、前記上昇した内槽側板の下側への次の内槽側板の取り付けと、を交互に繰り返し、前記内槽側板の最下段を除く第1の構造物を組み立てる工程と、
    前記第1の構造物をジャッキダウンする前に、前記外槽の底部に設けられた前記内槽を支持するためのアニュラー部の上に、前記内槽側板の最下段である第2の構造物を組み立てる工程と、
    前記第2の構造物を前記アニュラー部の上に固定した後、前記第1の構造物をジャッキダウンして前記第2の構造物と接合し、前記内槽を組み立てる工程と、を有する、ことを特徴とする円筒型タンクの構築方法。
  2. 前記外槽の底部を走行する搬送装置によって、前記第2の構造物の内槽側板をタンク周方向に搬送する工程を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の円筒型タンクの構築方法。
  3. 前記搬送装置は、前記第2の構造物の内槽側板を斜めに支持する支持部を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の円筒型タンクの構築方法。
  4. 前記外槽の底部を走行する揚重装置によって、前記斜めに支持された前記第2の構造物の内槽側板を前記アニュラー部の上に立てる工程を有する、ことを特徴とする請求項3に記載の円筒型タンクの構築方法。
  5. 前記揚重装置は、前記搬送装置の移動経路を跨ぐ門型の移動式架台を備える、ことを特徴とする請求項4に記載の円筒型タンクの構築方法。
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